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発明の名称 蛍光ランプ装置及び照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−180011(P2007−180011A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2006−259757(P2006−259757)
出願日 平成18年9月25日(2006.9.25)
代理人 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄
発明者 大野 鉄也 / 久安 武志 / 岡田 素和 / 小林 勝之 / 久保田 洋 / 白田 伸弥 / 中島 啓道 / 安田 丈夫 / 河野 仁志
要約 課題
点灯装置を備えた薄型で小形の蛍光ランプ装置を提供する。点灯装置及び口金部の温度を低下させる。

解決手段
天井面2に設置したソケット装置10に、蛍光ランプ装置11を着脱可能に装着する。蛍光ランプ装置11は、本体21の内部の点灯装置収容部20に点灯装置22を収容する。本体21にGX53形式の口金部23を一体に設ける。本体21の下面側に蛍光ランプ24を取り付ける。蛍光ランプ24とともに本体21の下面側をグローブ25で覆う。本体21は、ホルダ31、仕切板32、及び口金体33を備える。ホルダ31はアルミニウム製で、蛍光ランプ24の熱を外周部に放出する。仕切板32は、熱を遮るとともに、点灯装置22を支持する。
特許請求の範囲
【請求項1】
平面状に配置されたバルブを有する蛍光ランプと;
蛍光ランプを点灯させる点灯装置と;
点灯装置を収容して保持する点灯装置収容部、蛍光ランプのバルブが取り付けられるランプ取付面を設けたホルダ、ランプ取付面と点灯装置とを断熱する断熱手段、及び口金部を備えた扁平な本体と;
本体のランプ取付面側を覆う透光性を有するグローブと;
を具備することを特徴とする蛍光ランプ装置。
【請求項2】
本体は、ホルダに取り付けられて点灯装置収容部を覆うホルダとは別体の口金体を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ装置。
【請求項3】
本体は、点灯装置を保持し断熱手段を構成する仕切板を備え、
口金体は、ホルダに係合して取り付けられ、
仕切板は、ホルダと口金体との間に挟持され位置決めして取り付けられる
ことを特徴とする請求項2記載の蛍光ランプ装置。
【請求項4】
蛍光ランプのバルブをホルダのランプ取付面に接着するランプ接着手段を備え、
ホルダは、口金体よりも導熱性が良好で、少なくとも一部が本体の外部に露出する
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
【請求項5】
ホルダは、金属製であり、ランプ取付面に反射手段が形成されていて、
蛍光ランプのバルブは、ランプ取付面から離間した状態で保持されている
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
【請求項6】
ホルダは、金属製であり、外周部に放熱片部が設けられた
ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
【請求項7】
本体は、口金部を支持し点灯装置収容部を覆うホルダとは別体の口金体と、口金体とホルダとを接続するねじとを備えた
ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置。
【請求項8】
請求項1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置と;
口金部に電気的に接続されるソケット部を備えるとともに本体を機械的に保持するソケット装置と;
を具備することを特徴とする照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛍光ランプと点灯装置とを備えた蛍光ランプ装置及び照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、屈曲されたバルブを備えた発光管を有する蛍光ランプと、この発光管を点灯させる点灯装置とを一体的に備えた蛍光ランプ装置が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。このような蛍光ランプ装置について、平面的な光源を得るため、扁平な円盤状の本体に点灯装置を収容し、この本体の上面に一体的に口金部を設けるとともに、本体の下面に沿って平面状に屈曲された発光管を配置し、さらに、これら本体の下面と発光管とをグローブで覆った扁平な円盤状の蛍光ランプ装置が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平6−283139号公報
【非特許文献1】シルバニア 0025219 マイクロリンクス F 7W/840(SYLVANIA 0025219 Micro-Lynx F 7W/840)、[online]、2005年、シルバニア ライティング インターナショナル(Sylvania Lighting International)、[平成17年11月10日検索]、インターネット<http://www.sylvania-lamps.com/catalog/pdflib/lamps2pdf.php?id=2514>
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、発光管と点灯装置とを重ねて配置する構成では、互いに近接して配置された発光管及び点灯装置の発熱により、各部の温度が上昇し、例えば、非特許文献1に記載された構成では、本体の温度は、最高で95度まで上昇する旨が示されている(Housing temperature 95℃ maximum)。すなわち、低出力タイプ以外では、発光管の温度が所望の範囲を超えて上昇し、水銀蒸気圧の低い水銀合金を使用しなければ発光効率の低下が生じ、光束の立ち上がり特性が低下する問題を有している。また、発光管の温度上昇により、点灯装置の回路の上限規格温度を満足させることが困難になる。さらに、発光管や点灯装置の温度上昇に伴い、本体の温度が上昇すると、この本体が対向する取付面の温度が上昇し、取付面の変色や劣化の進行の原因となる。一方、発光管の最冷部温度を低下させ、あるいは、点灯装置の回路の上限規格温度を満足させるために、発光管や点灯装置を収納する部分の容積を大きくすると、蛍光ランプ装置が大形化する問題を有している。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、蛍光ランプを用いて小形かつ薄型の平面的な光源を実現できるとともに、各部の温度を低下できる蛍光ランプ装置及び照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の蛍光ランプ装置は、平面状に配置されたバルブを有する蛍光ランプと;蛍光ランプを点灯させる点灯装置と;点灯装置を収容して保持する点灯装置収容部、蛍光ランプのバルブが取り付けられるランプ取付面を設けたホルダ、ランプ取付面と点灯装置とを断熱する断熱手段、及び口金部を備えた扁平な本体と;本体のランプ取付面側を覆う透光性を有するグローブと;を具備するものである。
【0006】
そして、この構成では、口金を設け点灯装置を収容した本体のランプ取付面に沿って蛍光ランプのバルブを配置することにより、小形かつ薄型の平面的な光源が実現される。ランプ取付面と点灯装置との間に断熱手段を設けることにより、点灯装置の回路部品の上限規格温度を満足させることが容易になる。
【0007】
請求項2記載の蛍光ランプ装置は、請求項1記載の蛍光ランプ装置において、本体は、ホルダに取り付けられて点灯装置収容部を覆うホルダとは別体の口金体を備えたものである。
【0008】
例えば、ホルダは、導電性及び導熱性の良好なアルミニウムなどの金属で構成し、口金体は、絶縁性を有する合成樹脂にて構成する。
【0009】
そして、この構成では、ホルダと、ホルダとは別体の口金体を組み合わせて本体を構成することにより、ホルダと口金体とがそれぞれ好ましい特性を有する材質で構成される。
【0010】
請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項2記載の蛍光ランプ装置において、本体は、点灯装置を保持し断熱手段を構成する仕切板を備え、口金体は、ホルダに係合して取り付けられ、仕切板は、ホルダと口金体との間に挟持され位置決めして取り付けられるものである。
【0011】
そして、この構成では、仕切板により、点灯装置が蛍光ランプの熱から断熱されつつ、本体側に保持される。口金体は、ホルダに係合して取り付けられ、仕切板は、ホルダと口金体との間に挟持され位置決めして取り付けられるため、構造が簡略化されるとともに、組み立て作業が簡略化され、製造コストが低減される。
【0012】
請求項4記載の蛍光ランプ装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、蛍光ランプのバルブをホルダのランプ取付面に接着するランプ接着手段を備え、ホルダは、口金体よりも導熱性が良好で、少なくとも一部が本体の外部に露出するものである。
【0013】
ランプ接着手段は、例えばシリコーン樹脂を主成分とする接着剤である。
【0014】
そして、この構成では、蛍光ランプの熱は、ランプ接着手段からホルダを介して本体の外部に効率良く放出される。
【0015】
請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、ホルダは、金属製であり、ランプ取付面に反射手段が形成されていて、蛍光ランプのバルブは、ランプ取付面から離間した状態で保持されているものである。
【0016】
そして、この構成では、蛍光ランプのバルブは、ランプ取付面から離間した状態で保持されているため、ランプ取付面に形成された反射手段の反射作用が向上し、光出力が向上する。また、ホルダが金属製であるため、ホルダが蛍光ランプの近接導体として機能し、始動電圧を下げることが可能になる。
【0017】
請求項6記載の蛍光ランプ装置は、請求項1ないし5いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、ホルダは、金属製であり、外周部に放熱片部が設けられたものである。
【0018】
例えば、放熱片部は、点灯装置収容部の外周を囲む筒状に形成され、外周面と内周面の少なくとも一部との両面が外気に接する。
【0019】
そして、この構成では、蛍光ランプから伝わる熱を効率良く外気に放熱し、点灯装置収容部に収容した点灯装置の温度を低下させ、点灯装置の寿命が短くなることが抑制される。
【0020】
請求項7記載の蛍光ランプ装置は、請求項1ないし6いずれか一記載の蛍光ランプ装置において、本体は、口金部を支持し点灯装置収容部を覆うホルダとは別体の口金体と、口金体とホルダとを接続するねじとを備えたものである。
【0021】
例えば、ねじは、口金体及びホルダのいずれか一方側から挿入され、口金体及びホルダのいずれか他方側に設けられたねじ受部に螺号して締め付け固定される。
【0022】
そして、この構成では、口金体とホルダとねじで接続することにより、ホルダに取り付けられる蛍光ランプの質量が大きい場合にも、口金部を支持する口金体とホルダとを容易に強固に接続した状態が維持される。
【0023】
請求項8記載の照明器具は、請求項1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置と;口金部に電気的に接続されるソケット部を備えるとともに本体を機械的に保持するソケット装置と;を具備するものである。
【0024】
そして、この構成では、請求項1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置を備えたため、小形かつ薄型の平面的な光源が実現されるとともに、ランプ取付面と点灯装置との間に断熱手段を設けることにより、点灯装置の回路部品の上限規格温度を満足させることが容易になる。
【発明の効果】
【0025】
請求項1記載の蛍光ランプ装置によれば、口金を設け点灯装置を収容した本体のランプ取付面に沿って蛍光ランプのバルブを配置することにより、小形かつ薄型の平面的な光源を実現できる。ランプ取付面と点灯装置との間に断熱手段を設けることにより、点灯装置の回路部品の上限規格温度を容易に満足できる。
【0026】
請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、請求項1記載の効果に加え、本体は、ホルダに取り付けられて点灯装置収容部を覆うホルダとは別体の口金体を備えたため、ホルダと、ホルダとは別体の口金体を組み合わせて本体を構成することにより、ホルダと口金体とをそれぞれ好ましい特性を有する材質で構成できる。
【0027】
請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、請求項2記載の効果に加え、本体は、点灯装置を保持し断熱手段を構成する仕切板を備え、口金体は、ホルダに係合して取り付けられ、仕切板は、ホルダと口金体との間に挟持され位置決めして取り付けられるため、仕切板により、点灯装置が蛍光ランプの熱から断熱されつつ、本体側に保持される。口金体は、ホルダに係合して取り付けられ、仕切板は、ホルダと口金体との間に挟持され位置決めして取り付けられるため、構造を簡略化できるとともに、組み立て作業を簡略化し、製造コストを低減できる。
【0028】
請求項4記載の蛍光ランプ装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の効果に加え、蛍光ランプのバルブをホルダのランプ取付面に接着するランプ接着手段を備え、ホルダは、口金体よりも導熱性が良好で、少なくとも一部が本体の外部に露出するため、蛍光ランプの熱を、ランプ接着手段からホルダを介して本体の外部に効率良く放出できる。
【0029】
請求項5記載の照明器具によれば、請求項1ないし4いずれか一記載の効果に加え、蛍光ランプのバルブは、ランプ取付面から離間した状態で保持されているため、ランプ取付面に形成された反射手段の反射作用が向上し、光出力を向上できる。また、ホルダが金属製であるため、ホルダが蛍光ランプの近接導体として機能し、始動電圧を下げることができる。
【0030】
請求項6記載の蛍光ランプ装置によれば、請求項1ないし5いずれか一記載の効果に加え、ホルダは、金属製であり、外周部に放熱片部が設けられたため、蛍光ランプから伝わる熱を効率良く外気に放熱し、点灯装置収容部に収容した点灯装置の温度を低下させ、点灯装置の寿命が短くなることを抑制できる。
【0031】
請求項7記載の蛍光ランプ装置によれば、請求項1ないし6いずれか一記載の効果に加え、口金体とホルダとねじで接続することにより、ホルダに取り付けられる蛍光ランプの質量が大きい場合にも、口金部を支持する口金体とホルダとを容易に強固に接続した状態を維持できる。
【0032】
請求項8記載の照明器具によれば、請求項1ないし7いずれか一記載の蛍光ランプ装置を備えたため、小形かつ薄型の平面的な光源を実現できるとともに、ランプ取付面と点灯装置との間に断熱手段を設けることにより、点灯装置の回路部品の上限規格温度を容易に満足できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下、本発明の蛍光ランプ装置及び照明器具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0034】
図1は本発明の蛍光ランプ装置を備えた照明器具の一実施の形態を示す説明図であり、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。図2は同上照明器具の蛍光ランプ装置をソケット装置から取り外した状態の斜視図である。図3は同上蛍光ランプ装置の分解斜視図である。図4は同上蛍光ランプ装置の側面図である。図5は同上蛍光ランプ装置の仕切板を下面側から見た斜視図である。図6は同上蛍光ランプ装置の製造工程を示す斜視図である。
【0035】
図1及び図2において、1は照明器具で、この照明器具1は、例えば、設置部である天井面2に直付設置されるもので、天井面2に直付される扁平な円筒状のソケット装置10と、このソケット装置10に着脱可能に装着される扁平な円盤状の蛍光ランプ装置11とを備えている。なお、以下、上下方向などの方向は、照明器具1を水平な天井面2に取り付けた状態を基準として説明し、口金側を上側、反口金側を下側として説明する。
【0036】
そして、ソケット装置10は、円筒状をなすケース体14を備え、このケース体14がねじなどにて天井面2に固定されている。また、このケース体14には、ソケット部を構成する図示しない一対の接続金具が収容され、これら接続金具にそれぞれ天井部に配線された商用交流電源のFケーブルの芯線が電気的に接続されている。さらに、ケース体14の下面には、各接続金具に沿って、ソケット部を構成する給電孔15が形成されている。各給電孔15は、ケース体14の中心に対して回転対称に位置し、円孔状の溝部の一端に円孔状の拡径部15aが設けられている。さらに、ケース体14の中央部には、上下に貫通する円孔状の本体収容部16が形成され、この本体収容部16の内側壁には中心に向かい、一対の係合保持部17が突設されている。
【0037】
また、蛍光ランプ装置11は、安定器内蔵コンパクト蛍光ランプ、安定器内蔵形蛍光ランプ、あるいはコンパクト形蛍光ランプとも呼び得るもので、図1ないし図4に示すように、内部に点灯装置収容部20を構成する本体21と、この本体21に収納された点灯装置22と、この本体21に一体的に設けられたGX53形式の口金部23と、本体21の下面側に取り付けられた蛍光ランプ24と、この蛍光ランプ24とともに本体21の下面側を覆うグローブ25とを備えている。
【0038】
そして、本体21は、平面略円形で、互いに組み合わされるホルダ31、断熱手段を構成する仕切板32、口金体33、及び一対の口金ピン34を備えている。
【0039】
そして、ホルダ31は、発光管固定ホルダとも呼びうるもので、導熱性の良好な金属であるアルミニウムで形成された略円盤状で、アルミカバーとも呼び得るもので、円板状をなすカバー基板部36と、このカバー基板部36の外周部に連続するカバー縁部37とが一体に形成されている。そして、カバー基板部36には、両側一対の通孔38が形成され、下面は平面状のランプ取付面39となっている。また、カバー縁部37は、下面を開口した断面略V字状をなし、外周面は、上側に向かって径寸法が小さくなるように傾斜している。また、このカバー縁部37の下側の開口は、グローブ25が接着などして取り付けられる取付受部41となっている。さらに、カバー縁部37の上側の内周側は、環状をなして内側に突設され、口金体33を係合して保持する口金体保持部42となっている。また、本体21には、本実施の形態ではカバー基板部36の上面とカバー縁部37の内周面との角部の2カ所に、位置決め部43が平面矩形状に突設して形成されている。
【0040】
また、仕切板32は、図3及び図5などに示すように、絶縁性を有する樹脂で形成された略円盤状で、樹脂絶縁仕切板とも呼び得るもので、円板状をなす仕切板基板部45と、この仕切板基板部45の上面の中央部に設けられた点灯装置取付部46と、仕切板基板部45の上面の両側部に設けられた口金ピン取付部47と、仕切板基板部45の外周部に設けられた仕切板縁部48とが一体に形成されている。そして、仕切板基板部45は、ホルダ31のカバー基板部36の上面に密着し、あるいは所定の間隔を介して対向して配置され、本実施の形態では、カバー基板部36の上面に密着して重ねられるようになっている。そして、この仕切板基板部45には、ホルダ31の通孔38に位置合わせしてそれぞれ2個の通孔50が形成されている。また、この通孔50の下面側部51は下方に突設され、ホルダ31の通孔38に嵌合して位置決めされるようになっている。さらに、仕切板基板部45の下面部には、位置決め部43に位置合わせして、位置決め部43に嵌合して位置決めされる位置決め受部53が凹設されている。また、点灯装置取付部46は、四角筒状をなして上側に突設された基板支持部55と、この基板支持部55の四隅に立設され爪部を有する基板保持部56とを備えている。なお、仕切板基板部45の下面に形成された4カ所の孔部56aは、基板保持部56の爪部を形成するための金型の都合で形成されるものである。また、各口金ピン取付部47は、半円板状をなして上側に突設された台部58と、この台部58に上側に開口して形成され口金ピン34が圧入されるピン挿入部59とを備えている。
【0041】
そして、口金体33は、外囲ホルダとも呼びうるもので、図1及び図3などに示すように、絶縁性を有する樹脂で形成された略円盤状で、円環板状をなす口金体基板部61と、この口金体基板部61の内側の縁部から円筒状をなして上側に突設された内筒部62と、この内筒部62の上端部を閉塞する天板部63とが一体に形成されている。そして、口金体基板部61の下面の外周部近傍からは、ホルダ31の口金体保持部42に係合される円筒状の係合受部65が形成されている。また、口金体基板部61の両側部には、それぞれ口金ピン34が装着される口金ピン装着部66が形成されている。そして、各口金ピン装着部66は、上下に貫通する円孔状をなすが、段部67を有して上側部よりも下側部の径寸法が大きく、下側から挿入された口金ピン34は上側に抜けずに保持される。さらに、内筒部62の外径寸法は、ソケット装置10の本体収容部16内に挿入可能に形成されている。また、内筒部62の外周面には、ソケット装置10の係合保持部17に係脱可能に係合して保持される係合保持受部68が略L字状に凹設して形成されている。
【0042】
また、口金ピン34は、導電性を有する金属により、円柱状をなす軸部71と、この軸部71の下端部から下方に突設された圧入部72と、この圧入部72の上側に位置して軸部71の外周部に突設されたフランジ部73と、軸部71の上端部から断面T字状に突設されたプラグ部74とが一体に形成されている。そして、軸部71は、口金体33の口金ピン装着部66に挿入され、フランジ部73は段部67に係合され、圧入部72は仕切板32のピン挿入部59に圧入される。また、プラグ部74は口金体33の口金体基板部61の上側に突出し、ソケット装置10の給電孔15に拡径部15aから挿入され、接続金具に電気的及び機械的に保持されるようになっている。
【0043】
そして、点灯装置22は、回路基板77と、この回路基板77の片面あるいは両面に実装された電気部品78とを備え、インバータ回路である安定器を構成している。そして、回路基板77は、多層の略四角形板状で、四隅の部分に斜めに切りかかれた切欠部79が形成されているとともに、少なくとも2辺の中間部から外周側に向かって支持片部80が突設されている。また、電気部品78は、回路基板77の上面の部品配置面77aに配置されるコンデンサ81やインダクタ82などの高さのある部品と、回路基板77の下面の面部品配置面77bに実装される図示しない面実装部品とを備えている。さらに、回路基板77の部品配置面77aには、蛍光ランプ24などに接続される出力部である4本の接続ピン84が備えられている。
【0044】
また、図1及び図6に示すように、この点灯装置22と口金ピン34とを電気的に接続するために、2本の配線85が備えられている。配線85の一端は、芯線がむき出しにされ、点灯装置22にはんだ付けなどして電気的に接続されている。また、配線85の他端には環状の端子部86が設けられ、口金ピン34に圧接して電気的に接続されている。
【0045】
また、蛍光ランプ24は、発光管88を備え、この発光管88は、平面形発光管とも呼びうるもので、内面に例えば3波長形の蛍光体が設けられ、内部にアルゴン(Ar)、ネオン(Ne)、あるいはクリプトン(Kr)などの希ガスや水銀などを含む封入ガスが封入された単数あるいは複数の放電路を構成している。そして、この実施の形態では、発光管88は、3本のU字状に屈曲されたバルブ91,92,93を連通管94で順次接続し、1本の連続した放電路を形成している。そして、各バルブ91,92,93は、ガラス製の断面略円筒状の管体が中間部で屈曲された屈曲部と、この屈曲部に連続する互いに平行な一対の直管部とを備えている。そして、各バルブ91,92,93は、各直管部が互いに平行で、かつ、同一平面上に位置するように配置されているとともに、中央のバルブ92の直管部の長さが最も大きく、両側のバルブ91,93の外側の直管部の長さは最も小さく形成され、全体として、いわば略円板状の平面状の光源を構成するように形成されている。また、放電路の両端に位置する両側のバルブ91,93の各一端部には、ステムシールあるいはピンチシールによって一対の電極96が封装されている。すなわち、中央のバルブ92は、電極96を有しない。そして、各電極96は、フィラメントコイルを有し、このフィラメントコイルが一対の線状のウエルズに支持されている。各ウエルズは、例えば、両側のバルブ91,93の各一端部に封装されたジュメット線を介して両側のバルブ91,93から外部に導出され、点灯装置22に接続されるワイヤ97に接続されている。また、例えば両側のバルブ91,93の各一端部には、ステムシールあるいはピンチシールによって封装された図示しない排気管が形成されている。各排気管は、発光管88の製造工程で発光管88の排気を行い、溶断により封止されている。
【0046】
さらに、電極96を有しない中央のバルブ92の一端部には、排気管よりも長く例えば5mm〜20mm直線状に延設されたガラス管である延設部としてのアマルガム専用細管98が設けられている。そして、このアマルガム専用細管98の先端部には、アマルガム99が封入されている。このアマルガム99は、主アマルガムとも呼ばれ、ビスマス、錫、及び水銀で構成される合金であり、略球形状に形成され、発光管88内の水銀蒸気圧を適正な範囲に制御する。なお、このアマルガム99は、水銀あるいは水銀合金であり、ビスマス及び錫の他に、インジウム、鉛などを組み合わせた合金により形成することもできる。さらに、両側のバルブ91,93の一端部の電極96のウエルズには、水銀吸着放出作用を有する補助アマルガムが取り付けられて封入されている。さらに、中央のバルブ92の主アマルガムを設けていない側の端部にも、補助アマルガムが封入されている。
【0047】
そして、各バルブ91,92,93は、シリコーン接着剤であるランプ接着手段100でランプ取付面39に沿って取り付けられる。
【0048】
さらに、グローブ25は、透光性を有し、すなわち、透明あるいは光拡散性を有するガラスや合成樹脂により、上側に開口部101を設けた扁平な曲面形状に形成されている。そして、この開口部101を囲む縁部は、上側に向かう取付部102となるとともに、この開口部101すなわち取付部102の下方に対向する正面部104は、滑らかな曲面状に形成されている。さらに、これら取付部102と正面部104とを連設する外周部は、開口部101よりも外周側に膨出する膨出部105となり、さらに、この膨出部105の外面106は、下方から上方に向かい径寸法が小さくなる傾斜面になっている。
【0049】
そして、この蛍光ランプ装置11の組み立て作業は、まず、ホルダ31のカバー基板部36の上側に仕切板32を被せ、必要に応じて接着する。この時、仕切板32は、カバー縁部37内に位置決めされるとともに、位置決め部43と位置決め受部53との嵌合、及び通孔50の下面側部51とホルダ31の通孔38との嵌合により、ホルダ31と仕切板32とが回転方向に位置決めされる。
【0050】
そして、電気部品78を実装し、配線85の一端を接続した点灯装置22を、仕切板32の点灯装置取付部46に上側から圧入し係合して機械的に取り付ける。この状態で、点灯装置22の回路基板77は、支持片部80が基板支持部55上に当接し、切欠部79の部分が基板保持部56の爪部の下側に当接し、すなわち、これら基板支持部55と基板保持部56との間に挟持されて機械的に保持される。
【0051】
そして、各配線85の他端の端子部86をそれぞれ仕切板32の台部58上に配置した状態で、上側から各ピン挿入部59に口金ピン34を圧入し、口金ピン34を仕切板32に機械的に取り付けるとともに、口金ピン34と端子部86すなわち点灯装置22とを電気的に接続する。
【0052】
そして、ホルダ31のカバー基板部36の下面のランプ取付面39に沿って、蛍光ランプ24を配置し、ランプ接着手段100にて蛍光ランプ24の発光管88のバルブ91,92,93をランプ取付面39に接着する。そして、蛍光ランプ24の2対4本のワイヤ97は、それぞれ通孔50を介して、ホルダ31及び仕切板32の上側に導出され、点灯装置22の接続ピン84にラッピングなどして接続される。
【0053】
次いで、ホルダ31の上側から口金体33を被せ、係合受部65をホルダ31の口金体保持部42に圧入して係合する。この状態で、各口金ピン34のプラグ部74が口金体33の口金体基板部61の上側に突出するとともに、フランジ部73が段部67に係合されて抜け止めされる。また、この状態で、本体21の内側に点灯装置収容部20が構成され、この点灯装置収容部20に点灯装置22が収納される。この実施の形態では、点灯装置22のコンデンサ81やインダクタ82などの高さのある電気部品78は、口金体33の内筒部62及び天板部63に囲まれた位置に立った状態で配置されてている。
【0054】
さらに、ホルダ31の下側からグローブ25を被せ、取付部102を取付受部41に挿入してシリコーンなどの接着剤で接着することにより、蛍光ランプ装置11が構成される。この状態で、蛍光ランプ24の発光管88のバルブ92から延設されたアマルガム専用細管98の先端部は、グローブ25の開口部101よりも外周側に突設されて膨出部105内に位置し、アマルガム専用細管98の先端部は、グローブ25の外周部の外面106の内側面に近接し、例えば、2mm程度離間した位置に配置されている。
【0055】
このようにして、例えば、外径寸法は75mm、高さ寸法は32.9mm、口金部23はGX53形式、蛍光ランプ24の定格出力は8Wである安定器を内蔵した平面状の蛍光ランプ装置11が構成される。
【0056】
そして、このように構成された蛍光ランプ装置11は、天井面2に取り付けられたソケット装置10の本体収容部16に、口金体33の内筒部62すなわち天板部63を下側から位置合わせして挿入し、さらに、口金部23の口金ピン34のプラグ部74を各給電孔15の拡径部15aに挿入して、蛍光ランプ装置11を所定方向に回動させる。すると、各口金ピン34のプラグ部74が、ソケット装置10の接続金具に電気的及び機械的に接続されるとともに、口金体33の係合保持受部68がソケット装置10の係合保持部17に係合し、機械的に保持される。このようにしてソケット装置10に装着された蛍光ランプ装置11は、ソケット装置10に機械的に保持されるとともに、ソケット装置10から商用交流電源を供給され、内蔵した点灯装置22のインバータ回路により蛍光ランプ24の発光管88を高周波で点灯するようになっている。
【0057】
また、上記の取付時の動作と反対方向に蛍光ランプ装置11を回動させることにより、蛍光ランプ装置11はソケット装置10から容易に取り外される。
【0058】
そして、本実施の形態の蛍光ランプ装置11によれば、口金部23を一体的に設け点灯装置22を収容した本体21のランプ取付面39に沿って、すなわち点灯装置22に重ねて蛍光ランプ24の発光管88のバルブ91,92,93をいわば並列に配置したため、小形かつ薄型の平面的な光源を実現できる。
【0059】
そして、蛍光ランプ24の発光管88は、本体21とグローブ25との間の狭い空間に配置され、さらに、点灯装置22に近接してランプ取付面39に沿って配置されているため、温度が上昇しやすくなるが、発光管88のバルブ92からグローブ25の内面近傍まで延設部としてのアマルガム専用細管98を延設したため、このアマルガム専用細管98がグローブ25の近傍で冷却されて所望の温度の延在部が形成され、すなわち、アマルガムの温度を最適化して、発光効率を容易に向上できる。
【0060】
また、延設部として、アマルガム99が封入されたアマルガム専用細管98を利用したため、蛍光ランプ24の構成を複雑化することなく、アマルガムの温度を最適化できる。また、アマルガム専用細管98を利用することにより、蛍光ランプ24の製造のために形成される排気管を利用する構成に比べ、精度の高い形成が容易になり、延設部としてのアマルガム専用細管98とグローブ25との離間寸法を精度良く設定でき、所望の温度の延在部を形成できる。
【0061】
さらに、アマルガム専用細管98少なくとも一部、本実施の形態では先端部は、グローブ25の開口部101よりも外周側に膨出する膨出部105に位置させたため、外気により温度の低下が期待される膨出部105により、延設部としてのアマルガム専用細管98が効率良く冷却され、所望の温度の延在部を形成できる。
【0062】
また、延設部であるアマルガム専用細管98とグローブ25の内面との離間寸法すなわち最小距離は、1mm以上5mm以下とすることが好ましく、1.5mm以上3mm以下とすることがより好ましい。すなわち、アマルガム専用細管98とグローブ25との間の最小距離を1mm以上、より好ましくは1.5mm以上とすることにより、蛍光ランプ装置11が落下などしてグローブ25に衝撃が加わった際にも、グローブ25がアマルガム専用細管98に当接しにくく、アマルガム専用細管98を保護できる。また、アマルガム専用細管98とグローブ25との間の最小距離を5mm以下より好ましくは3mm以下とすることにより、アマルガム専用細管98が効率良く冷却され、延在部を容易に所望の温度にできる。なお、アマルガムを封入しない場合には、延在部を最冷部として機能させ、水銀蒸気圧を最適化しても良い。
【0063】
また、少なくとも蛍光ランプ24の発光管88が近接して配置されるホルダ31は、導熱性の良好な材料であるアルミニウムで形成され、さらに、蛍光ランプ24の発光管88を接着して保持するカバー基板部36に一体に形成されたカバー縁部37は、本体21の外部の空間に露出するため、蛍光ランプ24の熱をホルダ31を介して外部の空間に放出し、蛍光ランプ24の全体の温度を低下させ、蛍光ランプ装置11全体の温度を低下させることができる。
【0064】
さらに、蛍光ランプ24の発光管88とホルダ31とをシリコーン樹脂製のランプ接着手段100で接着したため、蛍光ランプ24の熱を効率良くホルダ31に伝えることができる。
【0065】
また、蛍光ランプ24の発光管88の温度を低下させるとともに、蛍光ランプ24の熱を本体の外部に効率良く放出し、さらに、蛍光ランプ24の発光管88と点灯装置22との間に、導熱性の低い仕切板32を配置し、さらに、点灯装置22は仕切板32の仕切板基板部45の上面に離間した状態で保持されるため、蛍光ランプ24の熱が点灯装置22に影響を与えることを抑制できる。そこで、蛍光ランプ24と点灯装置22との距離を大きくする必要がないとともに点灯装置収容部20の容積を大きくする必要がなく、点灯装置22の温度の温度を容易に低下させ、点灯装置22の上限規格温度を容易に満足させ、信頼性を向上できる。
【0066】
さらに、蛍光ランプ24の発光管88の温度を低下させるとともに、蛍光ランプ24の熱を本体の外部に効率良く放出することにより、本体21の口金体33などの温度を容易に低下させ、例えば、天井面2に2mm〜3mmの間隔で対向する口金体33の上端の天板部63について、76℃以下とし、天井面2を70℃以下として、天井面2などの取付面に対する変色などの影響を容易に抑制できる。
【0067】
また、ホルダ31と口金体33とは口金体保持部42の係合によりいわば線接触的に接続されるため、ホルダ31から口金体33に伝わる熱を抑制し、天井面2などの取付面に対する変色などの影響を容易に抑制できる。
【0068】
そして、このように延在部の温度を容易に低下させて発光効率を容易に向上でき、点灯装置22に実装されている各種電気部品の上限規格温度を容易に満足し、本体21上面の温度を低下させるなど、熱的な問題を解決できるため、高出力の蛍光ランプ装置11を構成することも容易になる。また、水銀蒸気圧の高い水銀合金を使用することが可能になり、効率を向上させ、光束の立ち上がり特性を良好にできるとともに所定の全光束を得ることができる。さらに、発光管88のアマルガム温度を所定範囲に維持することができるので、発光管88を収納する部分などの容積を大きくする必要がなく、蛍光ランプ装置11を小形化し、器具適合率を向上できる。このようにして、薄形、かつ、小形の略円盤状で、すぐに明るくなる蛍光ランプ装置11を提供できる。
【0069】
また、本体21は、ホルダ31と口金体33とで外郭が構成されるいわゆる2ピースであり、これらホルダ31と口金体33とは係合により取り付けられる。さらに、点灯装置22を保持し断熱手段を構成する仕切板32は、ホルダ31上に載置するのみで、位置決め部43と位置決め受部53とが嵌合して回転方向に位置決めされ、これらホルダ31と口金体33との間に挟持された状態で、上下方向及び回転方向に位置決めして固定される。そこで、仕切板32により、点灯装置22を蛍光ランプ24の熱から断熱しつつ保持でき、構造を簡略化できるとともに、組み立て作業を簡略化でき、製造コストを低減できる。
【0070】
また、蛍光ランプ24に近接して配置されるホルダ31は、導電性を有する金属製であるため、蛍光ランプ24に対して近接導体として機能し、蛍光ランプ24の始動特性を向上できる。
【0071】
また、ホルダ31のカバー縁部37の外周面は、傾斜面としたため、表面積が向上し、放熱性を向上できる。
【0072】
さらに、蛍光ランプ装置11の外周部について、ホルダ31のカバー縁部37の外周面及び及びグローブ25の膨出部105の外面106は互いにほぼ滑らかに連続し、全体として上側すなわち口金部23側に向かって径寸法が小さくなる傾斜面としたため、使用者が下側から蛍光ランプ装置11の外周部をつかんだ際に、加熱されたホルダ31のカバー縁部37に触れにくくすることができる。
【0073】
なお、上記の実施の形態では、延設部であるアマルガム専用細管98を直線状に延設して、グローブ25の内面に近接させて、延設部の温度を低下させたが、この構成とともに、あるいは、この構成に代えて、屈曲などした種々の形状のアマルガム専用細管98を用い、あるいは、蛍光ランプ24のアマルガム専用細管98以外の他の部分をグローブ25の内面などの低温部に近接させて、延設部の温度を低下させることもできる。また、蛍光ランプ24の発光管88などの形状は、3本のU字状のバルブ91,92,93を連通管94で順次接続した構成に限られず、種々の形状を採ることができる。
【0074】
さらに、上記の実施の形態では、延設部であるアマルガム専用細管98をグローブ25の内面に近接させて、延設部の温度を低下させたが、この構成とともに、あるいは、この構成に代えて、蛍光ランプ24の発光管88の一部を、熱伝導物質である接着手段でグローブ25の内面など他の部分に接着し、延設部の温度を低下させることができる。すなわち、蛍光ランプ24の一部とグローブ25とを熱伝導率が大きく弾性を有する接着手段で接着することにより、蛍光ランプ24を安定して支持できるとともに、蛍光ランプ24の熱が接着手段を介してグローブ25に伝わり、所望の温度の延設部を形成し、発光効率を容易に向上できる。さらに、接着手段は、蛍光ランプ24をグローブ25の周縁部に接着することにより、外気により温度の低下が期待されるグローブ25の周縁部により接着手段を介して蛍光ランプ24を効率良く冷却し、所望の温度の延設部を形成できる。また、延設部は、温度が高くなる電極96から最も遠い中央のバルブ92に設けることにより、温度の低下が容易になり、さらに、下方に向けて屈曲することにより、温度の低下が容易になる。
【0075】
また、発光管88を保持する一体構造のホルダ31は、アルミニウムに限られず、熱伝導率10W/m・K以上のアルミニウム(Al)、銅(Cu)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)の少なくとも1種を含む金属あるいはセラミックで構成することにより、蛍光ランプ24の発光管88、点灯装置22、及び口金体33などの温度を低減する効果を確保できる。
【0076】
さらに、ホルダ31のカバー縁部37の外周面に放熱性を向上する処理を施し、各部の温度低下を図ることができる。例えば、アルミニウム製のホルダ31の全面に白色のメラニンフェノールを塗布することにより、ホルダ31のカバー縁部37の外周面では、輻射を効率良く行い各部の温度低下を図ることができるとともに、グローブ25に覆われたランプ取付面39など部分については、反射率を向上して効率良く照明できる。
【0077】
一方、断熱手段である仕切板32は、熱伝導率10W/m・K以下の材料で構成することにより、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を確保できる。
【0078】
さらに、仕切板32に代えて、あるいは、仕切板32とともに、蛍光ランプ24の発光管88を保持するホルダ31と点灯装置22を保持する仕切板32との間に例えば空間を設け、あるいは、熱伝導率5W/m・K以下の断熱手段を配置することにより、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を容易に向上できる。
【0079】
さらに、蛍光ランプ24の発光管88を保持するホルダ31と点灯装置22を保持する仕切板32との間の空間を本体21の外部すなわち外部雰囲気に連通する通気口を設け、あるいは、点灯装置収容部20を本体21の外部すなわち外部雰囲気に連通する通気口を口金体33などに設けることにより、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を容易に向上できるとともに、蛍光ランプ装置11の内部の圧力の上昇を抑制できる。
【0080】
また、蛍光ランプ24の発光管88は、ホルダ31のランプ取付面39から若干、例えば1mm程度離間させることにより、反射率を向上して効率良く照明できる。なお、発光管88は、例えばランプ取付面39から突設した脚部で支持するとともに、シリコーン樹脂などのランプ接着手段で接着することにより、熱的にはホルダ31に結合し、効率良く放熱できる。
【0081】
図7は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。図8は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。図9は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。図10は同上蛍光ランプ装置の側面図である。図11は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。
【0082】
そして、例えば、図7に示すように、仕切板32の仕切板基板部45の下側に脚部45aを突設し、仕切板基板部45をホルダ31のカバー基板部36から離間させることにより、これら仕切板基板部45とカバー基板部36との間の空間部45bを断熱手段として、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を容易に向上できる。さらに、例えば、図8に示すように、この空間部45bに、グラスウールやセラミックなどの断熱体である断熱手段45cを封入などして配置することにより、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を容易に向上できる。さらに、この断熱体は、熱伝導率5W/m・K以下とすることにより、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を容易に向上できる。
【0083】
さらに、例えば、図9及び図10に示すように、ホルダ31あるいは口金体33から突設した支持脚部45dにより、ホルダ31と口金体33との外周部同士を離間させ、仕切板基板部45とカバー基板部36との間の空間部45bを外部に連通させるスリット状の通気口45eを形成することもできる。そして、この通気口45eにより、蛍光ランプ24で熱せられたホルダ31を冷却し、点灯装置22及び口金体33などの温度を低減する効果を容易に向上できるとともに、蛍光ランプ24で熱せられ圧力が上昇した部分の圧力を外部に逃がし、蛍光ランプ装置11の内部の圧力を均一にすることができる。
【0084】
また、図11に示すように、蛍光ランプ24の発光管88と点灯装置22の回路基板77とが空間的すなわち熱的に隔てられ、この間隔をDcmとし、点灯装置収容部20の容積Vcm、入力電力すなわち消費電力をW〔W〕としたとき、0<W/(D×V)<1.2 の範囲、より好ましくは0<W/(D×V)<0.5 とすることにより、点灯装置22の電気部品78の温度を規格の上限内に維持することが容易になり、小形化した蛍光ランプ装置11の設計が容易になる。なお、この図11に示す構成では、点灯装置収容部20を構成する本体21について、仕切板32を備えず、断熱手段は空間部45bのみの構成としたが、図1などに示す構成と同様のホルダ31、仕切板32、及び口金体33を備える構成とすることもできる。
【0085】
また、各実施の形態において、この図11に示すように、蛍光ランプ24の発光管88の各バルブ91,92,93の直管部同士の間隔について、中央に位置するバルブ92の間隔L1を、このバルブ92の両側に位置する他のバルブ91,93の間隔L2よりも大きくする、すなわち L1>L2 とすることにより、ホルダ31を介して本体21の外周部に熱を伝えやすくし、本体21の中央部から点灯装置収容部20に伝わる熱を抑制して、点灯装置22の温度上昇を抑制することができる。これら中央のバルブ92の間隔L1と他のバルブ91,93の間隔L2との値については、好ましくは、L2/L1を0.8以下とすることにより、温度上昇を効果的に抑制できる。一方、L2/L1が0.3未満では、バルブ91,92,93の配置が不均一になり、輝度むらが顕著になり外観上好ましくない。よって、 0.3=<L2/L1=<0.8 とすることにより、輝度を均一にして外観を維持しつつ、点灯装置22の温度上昇を抑制できる。
【0086】
さらに、放熱用の金属部品すなわち金属放熱材であるホルダ31、及び樹脂カバーである口金体33のホルダ31に対向する部分については、効率良く十分な放熱が可能な種々の形状を採ることができる。また、ソケット装置10に機械的に接続されて力が加わる部材である口金体33と、この口金体33に機械的に保持される他の部材とを、係合あるいは接着による接続構造とともに、あるいは、係合あるいは接着による接続構造に代えて、締付具であるねじを用いて接続することにより、蛍光ランプ装置11の強度を容易に向上し、かつ、強度を長期間にわたり維持できる。
【0087】
図12は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す断面図である。
【0088】
例えば、図12に示すように、金属製のホルダ31の外周部のカバー縁部37について、全周にわたり上方に一体に板状すなわち略円筒状に延設し、放熱フィンとして機能する放熱片部としてのエッジ部110を形成することができる。さらに、この構成では、エッジ部110に対向する部分について、口金体33の口金体基板部61の外周部を全周にわたり下方に段状に凹設し、エッジ部110の内周面が空間部111に接するようになっている。このように、いわば点灯装置収容部20の一部を金属とし、金属製のホルダ31のカバー基板部36により、絶縁性を有する樹脂で形成された仕切板32を介して点灯装置収容部20の一面である下面を覆うとともに、ホルダ31のカバー縁部37に、口金体33の点灯装置収容部20の筒状の内筒部62の外周を囲むようにして、内周面と外周面との両面が外気に接する放熱フィンとして機能するエッジ部110を設けている。そこで、金属製のホルダ31が発光管88の支持構造となり、インバータ回路が発光管88の直上に配置されて点灯装置22と発光管88とが構造上近接し、点灯装置収容部20の点灯装置22を直接的に囲む部分が樹脂製で放熱性が良くないため、電気部品78の温度が高くなりやすい小形かつ薄型でインバータ回路である安定器を内蔵した平面的なコンパクト蛍光ランプにおいても、ホルダ31を放熱構造として兼用し、発光管88から伝わる熱を効率良く外気に放熱し、点灯装置収容部20に収容した点灯装置22の部品温度を低下させ、点灯装置22の寿命が短くなることを抑制できる。
【0089】
また、このエッジ部110を設ける構成においては、出力を大きくした場合にも、効率良く放熱して点灯装置収容部20に収容した点灯装置22の部品温度を十分に低下でき、単に点灯装置収容部20の全体を金属で形成するよりも、点灯装置22の部品温度を十分に低下できる。そして、点灯装置収容部20を樹脂にて構成できるため、加工性を良好にして製造コストを低減できるとともに、容易に絶縁性を確保できる。
【0090】
なお、このエッジ部110を設ける構成においては、エッジ部110の高さを口金体33の口金体基板部61の上面に沿った面A以下とし、すなわち、エッジ部110の上端部が口金体基板部61の上面から突出しないようにすることにより、エッジ部110がソケット装置10に干渉することを防止し、蛍光ランプ装置11のソケット装置10への装着作業を支障なく円滑に行うことができる。
【0091】
さらに、この図12に示す構成では、ホルダ31、仕切板32、及び口金体33の3個の部材は、係合による接続構造に代えて、ねじ120を用いて互いに固定されている。
【0092】
すなわち、ねじ120は、外周面にねじ山を形成したねじ部121と、このねじ部121の端部にねじ部121よりも径寸法の大きい丸頭の頭部122とを有する通常のねじ120である。そして、ホルダ31には、カバー基板部36から上側に向かい、円筒状のねじ受部125が一体に突設して形成され、このねじ受部125の内側が、ねじ溝を有するねじ孔126として形成されている。また、仕切板32には、ねじ受部125の位置に対応した通孔であり、このねじ受部125に係合し、ここではねじ受部125の外周部に嵌合して位置決めされる円筒状の位置決め部127が一体に形成されている。さらに、口金体33には、ねじ受部125の位置に対応し、ここではねじ受部125の上側に対向して当接する位置に、ねじ挿入部130が一体に形成されている。このねじ挿入部130の内側の通孔は、口金体基板部61から下方に突設された円筒状をなし、高さ方向の中間位置に形成された係止段部131を介して上側より下側の径寸法が小さくなっている。すなわち、このねじ挿入部130に上側からねじ120を挿入すると、ねじ部121は、係止段部131より下側まで挿入可能であるが、頭部122は係止段部131に当接して係止されるとともに、この頭部122がねじ挿入部130の内側に収納されるようになっている。さらに、ねじ挿入部130の先端部は、位置決め部127に係合し、ここでは位置決め部127の内側に嵌合し、この位置決め部127を介して、ねじ挿入部130がねじ受部125に位置決めされる。
【0093】
そこで、この構成では、ホルダ31の上側に仕切板32を重ね、位置決め部127をねじ受部125の外周部に嵌合して位置決めし、さらに、ホルダ31の上側に口金体33を重ね、ねじ挿入部130を位置決め部127の内側に嵌合して位置決めした状態で、ねじ挿入部130に上側からねじ120を挿入して締め付ける。すると、ねじ120のねじ部121がねじ受部125のねじ孔126に螺合するとともに、ねじ120の頭部122がねじ挿入部130の係止段部131に係止される。そこで、このようにねじ120を締め付けた状態で、仕切板32を挟持した状態で、ホルダ31と口金体33とが接続され、蛍光ランプ装置11の本体21を容易かつ強固な構造で構成でき、蛍光ランプ装置11の品質を向上することができる。
【0094】
すなわち、平面的な光源を得るために蛍光ランプ24を並列に配置するとともに点灯装置22を収納したコンパクトな蛍光ランプ装置11について、例えば高出力の光を得るために蛍光ランプ24を大きくすると、蛍光ランプ24の質量も増加し、蛍光ランプ24の発光管88を保持するホルダ31と、電源入力部である口金部23を設けた口金体33との接続構造について、蛍光ランプ24を保持するホルダ31を確実に保持するために、接続強度を大きくする必要が生じる。
【0095】
ここで、係止や接着剤などの複数の接続方法を用いることで接続強度を維持することは可能であるが、製造工程が複雑になり、製造コストが上昇する。また、ホルダ31などに一体的に設けた係合部の係合により強固に接続する場合には、ホルダ31などの部材に大きい力を加え大きく歪めて係合する作業が必要になり、平面状の蛍光ランプ装置11では、この接続作業でホルダ31に密着して保持される蛍光ランプ24の発光管88にも圧力が加わりやすい。そして、蛍光ランプ24に大きな圧力が加わると、微小な傷などが発生し、長時間のランプ点灯後の蛍光ランプ24の不良の原因となる可能性がある。
【0096】
そこで、上記のように、蛍光ランプ24を保持するホルダ31と、電源入力部である口金部23を設けた口金体33とを、ねじ120を用いたいわゆるねじ止めで接続することにより、蛍光ランプ装置11の組立時にホルダ31すなわち蛍光ランプ24に大きな力を加えることなく、十分な接続強度を長期間にわたり確保できるとともに、蛍光ランプ24の寿命を確保でき、すなわち品質の高い蛍光ランプ装置11を提供できる。
【0097】
なお、上記の実施の形態では、締付具として別体の部材としては丸頭のねじ120のみを用い、このねじ120を上側すなわち口金体33側から挿入するとともに、ねじ孔126はホルダ31のねじ受部125に一体に形成したが、この構成に限られるものではない。
【0098】
図13は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。図14は同上蛍光ランプ装置の平面図である。図15は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。図16は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。図17は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部の説明図である。
【0099】
すなわち、上記の実施の形態では、丸頭のねじ120を用いたが、例えば、図13及び図14に示すように、頭部122の端面が平面状のさら頭のねじ120を用い、この頭部122の平面状の端面を口金体33の口金体基板部61の上面と同一平面上に配置することもできる。
【0100】
また、上記の各実施の形態では、口金体33にねじ挿入部130を形成し、ホルダ31にねじ孔126を設けたねじ受部125を一体的に形成したが、例えば、図15に示すように、ホルダ31にねじ挿入部130を形成し、口金体33にねじ孔126を設けたねじ受部125を一体的に形成することもできる。この構成では、外部にねじ120及びねじ120のための構造が露出せず、外観を向上できる。
【0101】
また、上記の各実施の形態では、ねじ孔126を設けたねじ受部125をホルダ31及び口金体33のいずれか一方に一体的に形成したが、例えば、図16に示すように、ねじ受部125を、ホルダ31及び口金体33のいずれか一方に沿って配置されるこれらホルダ31及び口金体33とは別体のナット140を用いて構成し、このナット140にねじ120を螺合させ、ねじ120の頭部122とナット140との間に、ホルダ31及び口金体33を挟み込むようにして接続することもできる。このように、ねじ120とナット140とを用いる構成では、蛍光ランプ装置11の組立時にホルダ31すなわち蛍光ランプ24に大きな力を加えることなく、十分な接合強度を得る作業を容易に実現できる。
【0102】
さらに、ねじ120の頭部122をねじ挿入部130の凹部内に収納するように配置する場合などには、図17に示すように、ねじ挿入部130の凹部に接着剤142を充填してホルダ31あるいは口金体33に固定することにより、ねじ120の移動を防止し、振動などによるねじ120の緩みの発生を防止できるとともに、いわゆるエンドユーザーなどの使用者が蛍光ランプ装置11を容易に分解することを阻止して、導電部に接触するなどの予期し得ない事故を防止できる。
【0103】
また、上記の各実施の形態において、ねじ120の頭部122を覆う接着剤142あるいはねじ120の頭部122について、口金体33と同色とすることにより、蛍光ランプ装置11の外観の一体感を向上し、蛍光ランプ装置11の外観を向上することができる。
【0104】
なお、ねじ120の頭部122がねじ挿入部130の凹部内に収納されない構成においても、ねじ120の頭部122を覆うように接着剤142を塗布することにより、ねじ120の緩み防止や外観の向上の効果を奏することができる。
【0105】
また、図13などに示す実施の形態では、エッジ部110に対向する部分について、口金体33の口金体基板部61の外周部が全周にわたりエッジ部110から離間し、エッジ部110及びこのエッジ部110に連結されるカバー基板部36の外周の部分が広く空間部111に接して効率良く放熱可能となっている。
【0106】
また、上記の各実施の形態では、口金体33は一体に構成したが、この構成に限られず、複数の部材で構成することもできる。特に、ねじ120を用いて部材を接続する構成では、最外側に位置する部材同士をねじ120で接続することにより、中間の部材を挟持して強固に固定できるため、組立作業を煩雑にすることなく、口金体33を複数の部材で構成することができる。
【0107】
図18は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部の分解した状態の説明図である。図19は同上蛍光ランプ装置の一部の分解した状態の説明図である。
【0108】
例えば、図18及び図19に示すように、口金体33を、電源入力用の導電部である口金部23の口金ピン34などを支持する一対の第1の口金体151と、この第1の口金体151の一部を覆って組み合わされる第2の口金体152とで構成することができる。
【0109】
そして、この構成では、図19に示すように、仕切板32に口金ピン取付部47を構成する端子仮固定部153が一体に形成して設けられるとともに、この端子仮固定部153に、口金ピン34を保持した口金取付体155が係合して仮固定されるようになっている。そして、端子仮固定部153は、平面状の固定部基部156と、この固定部基部156から上側に円環状に突設されたピン基部配置部157と、このピン基部配置部157の一側部に配置され一対の平面L字状に突設すなわち相対的に平面略T字状に凹設された係合受部158とが形成されている。なお、この構成では、仕切板32の位置決め部127は単なる円孔として形成されている。また、口金取付体155は、口金ピン34を保持する円柱状の取付体基部160と、この取付体基部160の一側部から平面略T字状に突設された係合部161とを備えている。
【0110】
そして、ピン基部配置部157の上に、点灯回路22に接続された配線85の端子部86を載せた状態で、係合部161を係合受部158に係合すると、口金取付体155すなわち口金ピン34が所定の位置に仮固定して配置されるとともに、口金ピン34の基端部が端子部86に接触して電気的に接続された状態となる。
【0111】
また、各第1の口金体151は、例えば絶縁性を有する合成樹脂により、口金体基板部61の一部を構成する円板の一部の形状に形成されているとともに、口金ピン34のプラグ部74が挿通可能な円孔163が形成されている。そこで、口金ピン34のプラグ部74を円孔163に挿入しながら、これら第1の口金体151を仕切板32の両側部の上に重ねることにより、各口金ピン34のプラグ部74が第1の口金体151の上側に突出するとともに、第1の口金体151により口金取付体155が上側から押さえられる。
【0112】
また、第2の口金体152は、口金体基板部61の一部を構成する円板の一部の形状に形成された基板部構成部165を備え、この基板部構成部165と一体に、内筒部62及び天板部63が形成されている。さらに、基板部構成部165には、一対のねじ挿入部130が形成されている。そこで、ねじ挿入部130をホルダ31のねじ受部125に位置合わせして、この第2の口金体152を仕切板32の中央部の上に重ねることにより、この第2の口金体152と一対の第1の口金体151とにより、仕切板32の上側が覆われる。さらに、第2の口金体152を仕切板32の中央部の上に重ねることにより、この第2の口金体152の両側の縁部152aが一対の第1の口金体151の縁部151a上に重ねられる。そこで、ねじ120を第2の口金体152のねじ挿入部130から挿入し、ホルダ31のねじ受部125のねじ孔126に螺合して締め付けることにより、ねじ120の頭部122とねじ受部125との間、すなわち、第2の口金体152とホルダ31との間に、仕切板32と第1の口金体151とが挟持され、各部材が互いに強固に機械的に接続されて本体21が構成される。さらに、この状態で、仕切板32と第1の口金体151との間に口金取付体155と端子部86とが挟持され、すなわち口金ピン34と端子部86とが互いに圧接され、電気的な接続が確保される。
【0113】
そこで、この図18及び図19に示す構成によれば、2個のねじ120を締め付けるのみで、ホルダ31、仕切板32、口金取付体155、一対の第1の口金体151、及び第2の口金体152の各部材を互いに機械的に強固に接続できる。さらに、電源入力部である口金ピン34と点灯装置22の入力部である端子部86との電気的な接続について、接触によるいわば接点方式を用いているが、第1の口金体151を仕切板32に組み合わせるとともに第2の口金体152を組み合わせる前の状態で、接点の位置合わせ状態を容易に確認でき、接続不良の発生を防止できる。
【0114】
さらに、口金ピン34は、口金取付体155に一体的に取り付け、この口金取付体155を仕切板32の端子仮固定部153に係合して仮固定できるため、口金ピン34と点灯装置22との電気的な確実な接続作業及び接続の確認作業を容易にできる。
【0115】
なお、上記の図18及び図19に示す構成においても、第2の口金体152にねじ受部125及びねじ孔126を形成し、ホルダ31側から挿入したねじ120をねじ孔126に螺合することもできる。
【0116】
また、上記の図18に示す構造及び図19に示す構造の一方のみを設けることもできる。すなわち、図18に示すように、第1の口金体151と第2の口金体152とに分割された口金体33を用いつつ、口金取付体155は用いずに、口金ピン34を仕切板32に設けた口金ピン取付部47に圧入固定することによっても、電気的な接続作業及び接続の確認作業を容易にできる。また、図19に示すように、口金取付体155を用いるとともに、分割されていない一体形の口金体33を用い、この口金体33を仕切板32にねじ120にて固定することによっても、電気的な接続作業及び接続の確認作業を容易にできる。
【0117】
また、上記の各実施の形態において、ねじ120は、セルフタッピングをおこなうビスとし、ねじ受部125に予めねじ孔を形成しないこともできる。
【0118】
なお、上記の各実施の形態では、天井面2の下面に直付け設置される照明器具1について説明したが、この構成に限られず、天井面2に形成された円孔に埋込設置されるソケット装置を用い、ダウンライトである照明器具を構成することもできる。また、天井面2への取り付けに限られず、壁面に取り付け、あるいはソケット装置を天井面から吊り下げることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0119】
本発明は、例えば、天井面の下面に直付け設置される照明器具に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0120】
【図1】本発明の蛍光ランプ装置を備えた照明器具の一実施の形態を示す説明図であり、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
【図2】同上照明器具の蛍光ランプ装置をソケット装置から取り外した状態の斜視図である。
【図3】同上蛍光ランプ装置の分解斜視図である。
【図4】同上蛍光ランプ装置の側面図である。
【図5】同上蛍光ランプ装置の仕切板を下面側から見た斜視図である。
【図6】同上蛍光ランプ装置の製造工程を示す斜視図である。
【図7】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。
【図8】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。
【図9】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。
【図10】同上蛍光ランプ装置の側面図である。
【図11】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す側方から見た説明図である。
【図12】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す断面図である。
【図13】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図14】同上蛍光ランプ装置の平面図である。
【図15】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図16】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図17】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部の説明図である。
【図18】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示す一部の分解した状態の説明図である。
【図19】同上蛍光ランプ装置の一部の分解した状態の説明図である。
【符号の説明】
【0121】
1 照明器具
10 ソケット装置
11 蛍光ランプ装置
15 ソケット部を構成する給電孔
20 点灯装置収容部
21 本体
22 点灯装置
23 口金部
24 蛍光ランプ
25 グローブ
31 ホルダ
32 断熱手段を構成する仕切板
33 口金体
39 ランプ取付面
45c 断熱手段
92 バルブ
100 ランプ接着手段
110 放熱片部としてのエッジ部
120 ねじ




 

 


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