米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 東芝ライテック株式会社

発明の名称 電球形蛍光ランプおよび照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−165272(P2007−165272A)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
出願番号 特願2006−63931(P2006−63931)
出願日 平成18年3月9日(2006.3.9)
代理人 【識別番号】100101834
【弁理士】
【氏名又は名称】和泉 順一
発明者 森川 和人 / 筏 邦彦 / 田中 敏也
要約 課題
放射光の照射が効率的であり、かつ温度上昇が低減される発光ダイオードを有する電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを装着する照明器具を提供する。

解決手段
電球形蛍光ランプ1は、屈曲形のバルブ8を有する蛍光ランプ2と、口金16を有し、蛍光ランプ2を配置している基体3と、基体3から最も突出している前記バルブ8の部位6a1,6b1,6c1の断面中心Cよりも外方に先端部4aが位置するように配置された発光ダイオード4と、基体3内に収容され、蛍光ランプ2および発光ダイオード4をそれぞれ個別に点灯可能な点灯回路5とを具備している。
特許請求の範囲
【請求項1】
両端部に一対の電極が封装された屈曲形のバルブを有する蛍光ランプと;
電球用ソケットに装着可能な口金を有し、蛍光ランプを配置している基体と;
基体から最も突出している前記バルブの部位の断面中心よりも外方に先端部が位置するように配置された発光ダイオードと;
基体内に収容され、蛍光ランプおよび発光ダイオードをそれぞれ個別に点灯可能な点灯回路と;
を具備していることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
【請求項2】
発光ダイオードの先端部が前記バルブの頂部から突出していないことを特徴とする請求項1記載の電球形蛍光ランプ。
【請求項3】
発光ダイオードの先端部が前記バルブの頂部から突出していることを特徴とする請求項1記載の電球形蛍光ランプ。
【請求項4】
蛍光ランプおよび発光ダイオードを内包するようにして基体に取り付けられた透光性のグローブと;
を具備し、発光ダイオードの先端部がグローブの内面に熱伝導性材料により固着されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の電球形蛍光ランプ。
【請求項5】
蛍光ランプは、前記バルブがヘリカル状に屈曲されていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の電球形蛍光ランプ。
【請求項6】
請求項1ないし5いずれか一記載の電球形蛍光ランプと;
この電球形蛍光ランプが装着される電球用ソケットを配設している器具本体と;
を具備していることを特徴とする照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオードを具備する電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを装着している照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている電球形蛍光ランプは、例えば発光ダイオードがナイトライト(常夜灯)として用いられ、蛍光ランプが通常光源として用いられている。それらの切り換えは、例えば電源のオンオフの変化で行われている。
【0003】
そして、当該電球形蛍光ランプは、発光ダイオードが蛍光ランプと外部バルブとの間の空間中に配置されていると記載され、具体的には、蛍光ランプの端部側を囲むように2個または4個の発光ダイオードが配置されている。すなわち、1個の発光ダイオードから放射される光の一部は、蛍光ランプにより遮られるので、複数の発光ダイオードを用いて発光ダイオードの放射光を電球形蛍光ランプの前方および周回方向に出射させている。
【特許文献1】特表2004−538601号公報(第4−5頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電球形蛍光ランプは、複数の発光ダイオードが配置され、各々の発光ダイオードの放射光の一部が蛍光ランプにより遮られるので、発光ダイオードの照射効率が低下するという欠点を有する。
【0005】
また、発光ダイオードは、蛍光ランプが取り付けられている基板側に配置するので、蛍光ランプの電極に近く、蛍光ランプの点灯時または消灯直後に自身が点灯(発光)すると、当該電極からの熱が加わることにより温度上昇が大きくなって、使用寿命が短くなるおそれがあるという欠点を有する。あるいは、当該温度上昇により、発光ダイオードの発光効率が低下するという欠点を有する。
【0006】
特許文献1は、発光ダイオードが蛍光ランプと外部バルブとの間の空間中に配置されていると記載されているが、上述したように、発光ダイオードを蛍光ランプが取り付けられている基板側に配置する以外、特に言及されていない。
【0007】
本発明は、放射光の照射が効率的であり、かつ温度上昇が低減される発光ダイオードを有する電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを装着する照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の電球形蛍光ランプの発明は、両端部に一対の電極が封装された屈曲形のバルブを有する蛍光ランプと;電球用ソケットに装着可能な口金を有し、蛍光ランプを配置している基体と;基体から最も突出している前記バルブの部位の断面中心よりも外方に先端部が位置するように配置された発光ダイオードと;基体内に収容され、蛍光ランプおよび発光ダイオードをそれぞれ個別に点灯可能な点灯回路と;を具備していることを特徴とする。
【0009】
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
【0010】
屈曲形のバルブは、直管状のバルブを加熱、軟化させて折曲したものの他、管状のバルブ同士を端部で継いで連通させたブリッジ形あるいはブリッジ後にモールド形で形成したバルブも包含される。
【0011】
「バルブの部位の断面中心」とは、バルブの部位をバルブの突出方向で切断したときの断面の中心を意味する。
【0012】
点灯回路は、蛍光ランプおよび発光ダイオードを一方が点灯のとき他方を消灯させるように構成されてもよく、これに加えて、同時に点灯させるように構成されてもよい。
【0013】
本発明によれば、発光ダイオードの先端部が基体から最も突出しているバルブの部位の断面中心よりも外方に位置することにより、発光ダイオードからの放射光がバルブに遮られにくく外方に放射される。また、発光ダイオードは、蛍光ランプの一対の電極より略バルブの突出分離間する位置に配置されるので、蛍光ランプの消灯直後の電極からの熱影響が小さく、蛍光ランプの消灯直後に自身が点灯しても自身の温度上昇が低減される。
【0014】
請求項2に記載の電球形蛍光ランプの発明は、請求項1記載の電球形蛍光ランプにおいて、発光ダイオードの先端部が前記バルブの頂部から突出していないことを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、発光ダイオードの先端部が基体から最も突出しているバルブの部位の断面中心とバルブの頂部の間に位置するので、発光ダイオードは、蛍光ランプの突出方向に蛍光ランプよりも突出していなく、見栄えや意匠性が向上する。
【0016】
請求項3に記載の電球形蛍光ランプの発明は、請求項1記載の電球形蛍光ランプにおいて、発光ダイオードの先端部が前記バルブの頂部から突出していることを特徴とする。
【0017】
バルブの頂部からの発光ダイオードの突出長が大きいと、蛍光ランプおよび発光ダイオードにおける外形が大きくなり、また、見栄えや意匠性が低下するおそれがあるので、当該突出長は、15mm以下とするのがよく、好ましくは、5〜10mmである。あるいは、蛍光ランプが一般照明用電球のグローブ内に収容される外形であるときは、発光ダイオードが当該グローブ内に収容可能な前記突出長であることが好ましい。
【0018】
本発明によれば、発光ダイオードは、その先端部がバルブの頂部から突出するので、バルブからの放射熱の入射が低減され、かつ自身の熱が外気に放熱されやすくなって、自身の温度上昇が低減される。
【0019】
請求項4に記載の電球形蛍光ランプの発明は、請求項1ないし3いずれか一記載の電球形蛍光ランプにおいて、蛍光ランプおよび発光ダイオードを内包するようにして基体に取り付けられた透光性のグローブと;を具備し、発光ダイオードの先端部がグローブの内面に熱伝導性材料により固着されていることを特徴とする。
【0020】
「熱伝導性材料」は、透光性を有することが望ましい。透光性を有することにより、熱伝導性材料による発光ダイオードおよび蛍光ランプからのそれぞれの放射光の損失が低減される。
【0021】
本発明によれば、発光ダイオードの点灯時、発光ダイオードに発生した熱は、熱伝導性材料に伝熱され、さらに熱伝導性材料から透光性のグローブに伝熱してグローブから放熱される。これにより、発光ダイオードがグローブ内に配置されていても、発光ダイオードの温度上昇が低減される。
【0022】
請求項5に記載の電球形蛍光ランプの発明は、請求項1ないし4いずれか一記載の電球形蛍光ランプにおいて、蛍光ランプは、前記バルブがヘリカル状に屈曲されていることを特徴とする。
【0023】
本発明によれば、バルブがヘリカル状に屈曲されているので、一対の電極間の放電路長が長くなって、蛍光ランプから放射される光量が多くなる。
【0024】
請求項6に記載の照明器具の発明は、請求項1ないし5いずれか一記載の電球形蛍光ランプと;この電球形蛍光ランプが装着される電球用ソケットを配設している器具本体と;を具備していることを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、請求項1ないし5いずれか一記載の電球形蛍光ランプを配設する照明器具が提供される。
【発明の効果】
【0026】
請求項1の発明によれば、発光ダイオードからの放射光がバルブに遮られにくく外方に放射されるので、発光ダイオードの照射効率が高く、発光ダイオードの設置数を少なくすることができる。また、発光ダイオードの先端部が基体から最も突出しているバルブの部位の断面中心よりも外方に位置して発光ダイオードの温度上昇が低減されるので、発光ダイオードを長寿命にすることができ、少なくとも蛍光ランプが寿命になるまで使用することができる。また、当該温度上昇の低減により、発光ダイオードは、高い発光効率を得ることができる。
【0027】
請求項2の発明によれば、発光ダイオードは、蛍光ランプの突出方向に蛍光ランプよりも突出しないので、電球形蛍光ランプの外形が大きくなることを防止できるとともに、電球形蛍光ランプの見栄えや意匠性を向上させることができる。
【0028】
請求項3の発明によれば、発光ダイオードは、先端部がバルブの頂部から突出することにより、自身の温度上昇が低減されるので、樹脂の劣化などを抑制できて長寿命化することができるとともに、発光効率の低下を防止することができる。
【0029】
請求項4の発明によれば、発光ダイオードの熱がグローブから放熱されて発光ダイオードの温度上昇が低減されるので、発光ダイオードを長寿命化することができるグローブ付きの電球形蛍光ランプを提供することができる。
【0030】
請求項5の発明によれば、発光ダイオードおよびバルブがヘリカル状に屈曲された蛍光ランプを有して電球形蛍光ランプが構成されるので、通常時、蛍光ランプにより明るく照明することができる。
【0031】
請求項6の発明によれば、請求項1ないし5いずれか一記載の電球形蛍光ランプを配設する照明器具を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0033】
図1および図2は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は電球形蛍光ランプの一部バルブを透視した一部切り欠き概略正面図、図2は蛍光ランプおよび発光ダイオードの位置関係図である。
【0034】
図1において、電球形蛍光ランプ1は、蛍光ランプ2、基体3、発光ダイオード4および点灯回路5を有して構成されている。
【0035】
蛍光ランプ2は、それぞれU字形に屈曲された3本のバルブ6a,6b,6cが継ぎ部7によって連結された1つの屈曲形のバルブ8を有している。そして、バルブ8は、各バルブ6a,6b,6cの内面に可視光を発光する蛍光体層9が形成され、内部に水銀および希ガスとしてのアルゴンガスなどの放電媒体が封入されている。
【0036】
また、バルブ8の両端部に、すなわちバルブ6aおよびバルブ6cのそれぞれの一端部に、一対の電極としてのフィラメント電極10,10が封装されている。そして、当該一端部からフィラメント電極10,10の両端にそれぞれ接続されている1対のリードワイヤ11a,11a、12a,12aが引き出されている。そして、蛍光ランプ2は、図2に示すように、各バルブ6a,6b,6cのそれぞれの端部が略正六角形の頂角に位置するようにして構成されていて、バルブ6a,6b,6cのそれぞれの両端部は、ホルダー13に支持されている。
【0037】
基体3は、図1中、下方に拡開する基体本体部14と、この基体本体部14の上側から略円筒状に延設された口金取付部15に形成されている。基体3は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性を有する合成樹脂によって形成され、口金取付部15に電球用ソケットに装着可能な口金16を有し、基体本体部14の下端側にホルダー13を接着材などにより固着している。基体3は、基体本体部14にホルダー13を介して蛍光ランプ2を配置している。
【0038】
ホルダー13は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性を有する合成樹脂により有底の略円筒状に形成されている。そして、側壁17の上端部に回路基板18を配設している。また、底板19には、蛍光ランプ2の各バルブ6a,6b,6cのそれぞれの両端部および後述の柱状体20を貫通させる図示しない貫通孔がそれぞれ形成されている。各バルブ6a,6b,6cは、それぞれの両端部が貫通孔に貫通された状態で接着材により底板19に固着されている。こうして、蛍光ランプ2は、ホルダー13に支持されている。
【0039】
そして、口金16は、E26形などのエジソン形の口金を構成しており、基体3の口金取付部15に被せてポンチしてかしめられている。このとき、点灯回路5と電気的に接続される図示しないリード線(入力線)が口金16のアイレット16Aおよびシェル16Bにそれぞれ接続される。そして、基体3は、基体本体部14の内部に回路基板18を収容している。
【0040】
発光ダイオード4は、例えば白色光を放射する砲弾形に形成され、柱状体20により基体3に取り付けられている。柱状体20は、合成樹脂例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、フッ素樹脂や液晶ポリマー(LCP)樹脂により円柱状に形成され、一端側20aの端面に発光ダイオード4を固着して、発光ダイオード4の電極に接続されているリードワイヤ21a,21aを被覆している。
【0041】
また、柱状体20は、図2に示すように、他端側20bがホルダー13の底板19の中心部に形成された図示しない貫通孔に貫通された状態で接着材により固着され、他端側20bの端面からリードワイヤ21a,21aが引き出されている。こうして、柱状体20は、ホルダー13に取り付けられ、蛍光ランプ2のバルブ6a,6b,6cにより包囲されている。そして、柱状体20の外面は、反射面となっている。リードワイヤ21a,21aは、回路基板18に接続されている。
【0042】
そして、柱状体20は、発光ダイオード4が蛍光ランプ2のバルブ6a,6b,6cの所定の位置に配置されるようにホルダー13(基体3)からの突出長が設定されている。すなわち、発光ダイオード4は、その先端部4aが基体3から最も突出しているバルブ6a,6b,6cの部位(屈曲部)6a1,6b1,6c1の断面中心Cよりも外方に位置するように配置されている。また、当該先端部4aが基体3から最も突出しているバルブ6a,6b,6cの頂部6a2,6b2,6c2から突出しないように配置されている。すなわち、発光ダイオード4は、先端部4aが各バルブ6a,6b,6cの部位(屈曲部)6a1,6b1,6c1側で包囲されるように配置されている。
【0043】
上記において、蛍光ランプ2の各バルブ6a,6b,6cは、同一の大きさに形成されているので、3本とも基体3から最も突出しているバルブとなっている。そして、バルブ6a,6b,6cの部位6a1,6b1,6c1の断面中心Cは、バルブ6a,6b,6cの頂部6a2,6b2,6c2において、部位6a1,6b1,6c1をバルブ6a,6b,6cの突出方向に切断したときの断面の中心である。また、外方は、部位6a1,6b1,6c1の断面中心Cからバルブ6a,6b,6cの突出方向をいう。
【0044】
発光ダイオード4は、点灯回路5からリードワイヤ21a,21a間に所定の直流電圧が供給されることにより点灯(発光)し、例えば白色光を放射する。
【0045】
点灯回路5は、蛍光ランプ2を高周波点灯させる高周波点灯回路部(図示しない。)と、発光ダイオード4を点灯(発光)させる直流点灯回路部(図示しない。)と、高周波点灯回路部および直流点灯回路部のいずれかを動作させ、蛍光ランプ2または発光ダイオード4のいずれかを点灯させるように制御する切換回路部(図示しない。)を有して構成されている。切換回路部は、口金16に印加される電源電圧の再投入の時間に応じて、蛍光ランプ2または発光ダイオード4をそれぞれ個別に点灯させるように制御する。例えば、電源電圧をオフ(停止)してから再び口金16に電源電圧が印加されるまでに所定時間例えば3秒を超えていると、蛍光ランプ2を点灯させ、所定時間(3秒)以下であると、発光ダイオード4を点灯させる。
【0046】
点灯回路5の部品は、回路基板18に実装されている。回路基板18は、例えばガラスエポキシ樹脂からなり、略円板状に形成されているとともに、一面側(上面側)18aが基体3の口金取付部15側に、他面側(下面側)18bが基体3の基体本体部14側にそれぞれ対向するようにして、ホルダー13の側壁17の上端部に嵌合または接着材などにより固着され、基体3内に収容されている。
【0047】
また、点灯回路5の部品は、電界効果形トランジスタQ1等を除いて、大部分が回路基板18の一面側18aに実装されている。回路基板18の他面側18bは、配線パターンが形成され、部品のリード(端子)が配線パターンに半田付けされる半田面に形成されている。また、他面側18bには、比較的耐熱性が強く、厚さ(高さ)寸法の小さい電界効果形トランジスタQ1等の部品が実装されている。
【0048】
次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。
【0049】
壁スイッチをオンすると、口金16に電源電圧が印加され、壁スイッチをオフすると、口金16に電源電圧が印加されなくなる。口金16に電源電圧が印加されると、点灯回路5が給電されて動作する。
【0050】
点灯回路5の切換回路部は、直前に給電されなくなってから所定時間(例えば3秒)内の給電であるか否かを判定する。そして、所定時間を超えていると、高周波点灯回路部を動作させて蛍光ランプ2を高周波点灯させる。
【0051】
蛍光ランプ2が点灯すると、屈曲形のバルブ8から可視光が放射される。すなわち、フィラメント電極10,10間に放電が発生し、放電媒体を構成する水銀蒸気から紫外線が放射される。この紫外線によって蛍光体膜9が励起されて可視光を放射し、各バルブ6a,6b,6cから外部に放射される。
【0052】
そして、発光ダイオード4を点灯させるには、壁スイッチを所定時間(3秒)内でオンオフさせる。点灯回路5の切換回路部は、直流点灯回路部を動作させる。これにより、発光ダイオード4が点灯(発光)し、発光ダイオード4から可視光が放射される。発光ダイオード4の点灯は、例えば就寝中や無人エリアの保安用照明として使用し得る。
【0053】
発光ダイオード4は、柱状体20により、図1に示すように、先端部4aが蛍光ランプ2の各バルブ6a,6b,6cの部位(屈曲部)6a1,6b1,6c1の断面中心Cよりも外方に位置するように設置され、図2に示すように、バルブ6a,6b,6cにより包囲された中心に位置している。
【0054】
そして、断面中心Cよりも外方の部位6a1,6b1,6c1は、曲面であって拡開し、発光ダイオード4からの放射光は、指向性を有している。これにより、発光ダイオード4から放射された可視光は、バルブ6a,6b,6cの部位6a1,6b1,6c1に遮られにくくバルブ6a,6b,6cの突出方向の外方に照射される。すなわち、発光ダイオード4の照射効率が非常に高くなっている。この結果、電球形蛍光ランプ1に設置する発光ダイオード4の数量を少なくすることができ、1個でも実用に供することができる。
【0055】
また、発光ダイオード4は、バルブ6a,6b,6cの部位6a1,6b1,6c1に位置して外部空間に露出しているので、発光ダイオード4の熱は、外気へ放熱しやすい。また、発光ダイオード4は、バルブ6a,6b,6cにより包囲された中心に位置し、かつ、ほぼ柱状体20の基体3からの突出長分、フィラメント電極10,10と離間しているので、蛍光ランプ2が消灯した直後であってもバルブ6a,6b,6cやフィラメント電極10,10からの熱影響が小さくなる。したがって、蛍光ランプ2を消灯した直後に発光ダイオード4を点灯させても、発光ダイオード4の温度上昇が低減される。これにより、発光ダイオード4が長寿命化される。
【0056】
そして、蛍光ランプ2が寿命となって電球形蛍光ランプ1を交換するまで、発光ダイオード4は、点灯することができる。また、発光ダイオード4の温度上昇が低減することにより、高耐熱性の高価な発光ダイオード4を用いないで済むので、電球形蛍光ランプ1を安価に形成することができる。
【0057】
そして、柱状体20による発光ダイオード4の設置において、発光ダイオード4の先端部4aがバルブ6a,6b,6cの頂部6a2,6b2,6c2から突出しないことにより、発光ダイオード4および蛍光ランプ2の外形がバルブ6a,6b,6cの形状によって決定される。したがって、電球形蛍光ランプ1の外形が発光ダイオード4によって大きくなることが防止される。また、発光ダイオード4は、バルブ6a,6b,6cに包囲されているので、蛍光ランプ2の点灯時の障害にならない。また、電球形蛍光ランプ1の見栄えや意匠性が向上する。
【0058】
また、柱状体20の外面は、反射面に形成されているので、バルブ6a,6b,6cから内方に放射された可視光は、柱状体20の外面で反射されて、各々のバルブ6a,6b,6cの間および互いのバルブ6a,6b,6cの間から外方に出射される。この結果、蛍光ランプ2から外方に放射される光量が多くなり、照明エリアを明るく照明することができる。
【0059】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0060】
図3は、本発明の第2の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部バルブを透視した一部切り欠き概略正面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0061】
図3に示す電球形蛍光ランプ22は、図1に示す電球形蛍光ランプ1において、柱状体20よりもホルダー13(基体3)からさらに突出された柱状体23を有し、発光ダイオード4の先端部4aを基体3から最も突出しているバルブ6a,6b,6cの頂部6a2,6b2,6c2よりも外方に突出させている。発光ダイオード4の先端部4aの頂部6a2,6b2,6c2からの突出長は、例えば5〜10mmである。
【0062】
発光ダイオード4の先端部4aは、バルブ6a,6b,6cに包囲されず全周に亘って外気に露出している。これにより、発光ダイオード4の熱は、外気に放熱されやすくなる。また、先端部4aがバルブ6a,6b,6cに包囲されないことにより、発光ダイオード4に入射するバルブ6a,6b,6cからの放射熱の熱量が低減する。これらにより、発光ダイオード4の温度上昇が低減される。
【0063】
発光ダイオード4は、自身の温度上昇が低減されると、発光色の変化や発光効率の低下が防止され、また、電極を覆う合成樹脂の劣化などが抑制される。この結果、発光ダイオード4は、長寿命になり、蛍光ランプ2が寿命となって電球形蛍光ランプ22を交換するまで、点灯することができる。
【0064】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0065】
図4は、本発明の第3の実施形態を示す電球形蛍光ランプにおける蛍光ランプおよび発光ダイオードの位置関係図である。なお、図2と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0066】
図4に示す蛍光ランプ24は、それぞれU字形に形成された4本のバルブ6a,6b,6c,6dを有してなり、図1に示す電球形蛍光ランプ1において基体3の基体本体部14の下端側に設置される。蛍光ランプ24を具備する電球形蛍光ランプであっても、図1に示す電球形蛍光ランプ1と同様の作用、効果を奏する。
【0067】
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0068】
図5は、本発明の第4の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部切り欠き概略正面図である。なお、図1と同一部分および同一部分に相当する部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0069】
図5に示す電球形蛍光ランプ25は、それぞれU字形に形成された4本のバルブ6a,6b,6c,6dを有して蛍光ランプ26が形成されている。そして、各バルブ6a,6b,6c,6dのそれぞれの端部が略正八角形の頂角に位置するように継ぎ部7より連結されている。なお、図中、バルブ6aの一部およびバルブ6dは、それぞれ省略している。
【0070】
そして、一端側27aから他端側27bに向かうにしたがい内径が小さくなる略筒状に形成された基体27を有している。基体27は、耐熱性の合成樹脂例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂により形成されている。
【0071】
基体27の一端側27aの内面には、有底の略円筒状に形成されたホルダー28が接着材により固着され、他端側27bの外面には、口金16が取り付けられている。蛍光ランプ26の各バルブ6a,6b,6c,6dのそれぞれの両端部は、ホルダー28の底面部28aに接着材により固着されている。また、ホルダー28の内部には、回路基板29が配設され、この回路基板29の口金16側の上面に点灯回路5の回路部品が実装されている。
【0072】
また、ホルダー28の底面部28aの中央部には、略角柱状の柱状体30の一端側30aが接着材により固着されている。柱状体30は、バルブ6a,6b,6c,6dで包囲された内部空間の中心に位置し、バルブ6a,6b,6c,6dの屈曲部6a1,6b1,6c1,6d1の位置まで延在している。そして、柱状体30は、他端側30bの端面に3個の発光ダイオード4を配設している。そして、発光ダイオード4のリード4bに接続しているリードワイヤ(図示しない。)を被覆して一端側30aの端面から引き出している。リードワイヤは、回路基板29の点灯回路5に接続されている。
【0073】
発光ダイオード4は、図中、2個が図示されているが、残りの1個は、2個の発光ダイオード4の図中背面側に配設されている。発光ダイオード4は、砲弾形であって、3個が直列接続されている。そして、点灯回路5により点灯され、可視光を放射する。
【0074】
各発光ダイオード4は、その先端部4aがバルブ6a,6b,6c,6dの頂部6a2,6b2,6c2,6d2から外方に突出しないように、柱状体30の他端側30bの端面からの各リード4bの突出長を適宜の大きさにしている。リード4bは、内部ワイヤを介して発光ダイオード4の電極に接続されている。
【0075】
そして、基体27の一端側27aに、蛍光ランプ2および発光ダイオード4を内包するようにして透光性のグローブ31が取り付けられている。グローブ31は、透明または光拡散性を有するガラスや合成樹脂などにより、白熱電球などのガラス球の形状に近い滑らかな曲面状に形成され、一端側31aが基体27の一端側27aの内面に接着材により固着されている。
【0076】
電球形蛍光ランプ25は、点灯回路5により蛍光ランプ26および発光ダイオード4がそれぞれ個別に点灯される。そして、蛍光ランプ26からの放射光は、グローブ31を透過して、グローブ31の略全域の外面から外部に出射される。また、発光ダイオード4からの放射光は、指向性を有しているので、グローブ31の頂部31b側の外面から外方に出射される。発光ダイオード4は、3個であるので、照射空間や照射面を明るく照明する。
【0077】
そして、発光ダイオード4は、バルブ6a,6b,6c,6dにより包囲された中心に位置し、かつ、ほぼ柱状体30のホルダー28の底面部28bからの突出長分、蛍光ランプ26のフィラメント電極(図示しない。)と離間しているので、蛍光ランプ26が消灯した直後であっても、各バルブ6a,6b,6c,6dやフィラメント電極からの熱影響が小さくなる。したがって、蛍光ランプ26を消灯した直後に発光ダイオード4を点灯させても、発光ダイオード4の温度上昇が低減される。
【0078】
また、発光ダイオード4の先端部4aは、グローブ31の頂部31b側に近いので、発光ダイオード4の点灯により発光ダイオード4に発生した熱は、先端部4aおよびグローブ31の内部空間を伝熱してグローブ31に伝熱し、グローブ31から外気に放熱される。したがって、発光ダイオード4は、グローブ31に内包されていても、寿命が大きく損なわれるものではなく、少なくとも蛍光ランプ26が寿命となるまでは、点灯させることができる。
【0079】
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
【0080】
図6は、本発明の第5の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部切り欠き概略正面図である。なお、図5と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0081】
図6に示す電球形蛍光ランプ32は、図5に示す電球形蛍光ランプ25において、発光ダイオード4の先端部4aがバルブ6a,6b,6c,6dの頂部6a2,6b2,6c2,6d2よりも外方に突出され、グローブ31の頂部31b側の内面に近くなっている。そして、発光ダイオード4は、柱状体30の他端側30bの端面から延在する発光ダイオード4のリード4bの長さを大きくすることにより突出されている。
【0082】
発光ダイオード4は、上記によりバルブ6a,6b,6c,6dの屈曲部6a1,6b1,6c1,6d1から離間するようになるので、先端部4aがバルブ6a,6b,6c,6dの頂部6a2,6b2,6c2,6d2から突出していないときよりも、バルブ6a,6b,6c,6dの放射熱の入射による温度上昇が低減される。また、発光ダイオード4の先端部4aがグローブ31に近づくので、点灯により発光ダイオード4に発生した熱は、先端部4aがバルブ6a,6b,6c,6dの頂部6a2,6b2,6c2,6d2から突出していないときよりもグローブ31に伝熱しやすくなり、発光ダイオード4の温度上昇が抑制される。すなわち、発光ダイオード4は、先端部4aがバルブ6a,6b,6c,6dの頂部6a2,6b2,6c2,6d2から突出していないときよりも、電極を覆う合成樹脂の劣化などが発生しにくくなり、長寿命化される。
【0083】
そして、発光ダイオード4の先端部4aがグローブ31に近づくことにより、発光ダイオード4の指向性を有する放射光がグローブ31の頂部31bの部分から出射され、このグローブ31の部分の輝度が発光ダイオード4の前記突出していないときよりも高くなる。ここで、発光ダイオード4の先端部4aがグローブ31に接触すると、グローブ31の内面が傷つくおそれがあるので、先端部4aとグローブ31の内面を2〜5mm離間させると好適である。
【0084】
また、発光ダイオード4の先端部4aの前記突出において、柱状体30をホルダー28からさらに延在させずに発光ダイオード4のリード4bの長さを大きくしているので、バルブ6a,6b,6c,6dの屈曲部6a1,6b1,6c1,6d1付近から放射された放射光(可視光)は、発光ダイオード4およびそのリード4bにより遮られるが、柱状体30により遮られなくなる。したがって、当該放射光の多くがグローブ31を介して外方に出射されるので、蛍光ランプ26による照明がより明るく行える。
【0085】
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
【0086】
図7および図8は、本発明の第6の実施形態を示し、図7は電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図、図8は他の電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図である。なお、図1と同一部分および同一部分に相当する部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0087】
図7に示す電球形蛍光ランプ33は、基体3の基体本体部14の下端側に蛍光ランプ2および発光ダイオード4を内包するようにして透光性のグローブ34が取り付けられている。発光ダイオード4の先端部4aは、バルブ6a,6b,6cの頂部6a2,7a2,7c2の位置よりも外方に突出させていない。そして、発光ダイオード4の先端部4aは、グローブ34の内面34aに設けられた熱伝導性材料35に接触している。
【0088】
グローブ34の内面34aに粘性を有する熱伝導性材料35を滴下し、グローブ34を基体3の基体本体部14の下端側に取り付ける。このとき、発光ダイオード4の先端部4aが熱伝導性材料35に接触する。そして、熱伝導性材料35が固化するにしたがい、発光ダイオード4の先端側4aがグローブ34の内面34aに熱伝導性材料35により固着される。
【0089】
熱伝導性材料35は、例えば透明のシリコーン材であり、グローブ34は、例えば透明あるいは光拡散性を有する乳白色などであって、ガラスあるいは合成樹脂により形成されている。
【0090】
電球形蛍光ランプ33は、点灯回路5により蛍光ランプ2および発光ダイオード4がそれぞれ個別に点灯される。そして、蛍光ランプ2および発光ダイオード4からの放射光は、グロープ34を透過して、または、熱伝導性材料35およびグローブ34を透過して外方に放射される。
【0091】
そして、発光ダイオード4が点灯すると、発光ダイオード4に熱が発生する。この熱は、熱伝導性材料35に伝熱され、さらに熱伝導性材料35からグローブ34に伝熱して、グローブ34から放熱される。熱伝導性材料35を具備していない状態では、発光ダイオード4に発生した熱がグローブ34の内部空間を伝熱するのに時間を要し、グローブ34から外気に放熱されにくい。しかし、熱伝導性材料35を具備することにより、発光ダイオード4からの熱を有効に放熱させることができる。
【0092】
このように、グローブ34と発光ダイオード4の間に熱伝導性材料35が介在していると、発光ダイオード4に発生した熱は、熱伝導性材料35を介して迅速にグローブ34に伝熱されて外気に放熱される。この結果、発光ダイオード4の温度上昇が低減され、熱伝導性材料35を具備していないときよりも、発光ダイオード4は、より高効率化および長寿命化される。そして、発光ダイオード4は、少なくとも蛍光ランプ2が寿命となって電球形蛍光ランプ33が新品に交換されるまで使用(点灯)することができる。
【0093】
また、図8に示す電球形蛍光ランプ36は、図7に示す電球形蛍光ランプ33において、発光ダイオード4の先端部4aがバルブ6a,6b,6cの頂部6a2,7a2,7c2から突出しているものである。当該突出により、グローブ34の内面34aに設けられた熱伝導性材料35の滴下量を少なくすることができるとともに、発光ダイオード4の温度上昇をさらに低減することができる。
【0094】
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
【0095】
図9および図10は、本発明の第7の実施形態を示し、図9は電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図、図10は他の電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図である。なお、図1および図7と同一部分および同一部分に相当する部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0096】
図9に示す電球形蛍光ランプ37は、基体38の下端側に箱状に形成されたホルダー39が取り付けられている。このホルダー39の下面39aにヘリカル状に屈曲されたバルブ40を有してなる蛍光ランプ41が支持されている。また、発光ダイオード4を支持している柱状体20がバルブ40に包囲されるようにしてホルダー39の下面39aに取り付けられている。発光ダイオード4は、バルブ40の頂部40aから外方に突出していない。
【0097】
また、一般照明用電球のガラス球と近似している透光性のグローブ42が蛍光ランプ41および発光ダイオード4を内包するようにして基体38の下端側に取り付けられている。グローブ42の頂部42b側の内面42aには、熱伝導性材料35が設けられている。熱伝導性材料35は、発光ダイオード4の先端側4aに接触し、発光ダイオード4の先端側4aをグローブ42の内面42aに固着している。
【0098】
電球形蛍光ランプ37のその他は、図1に示す電球形蛍光ランプ1とほぼ同様に形成されている。
【0099】
電球形蛍光ランプ37は、バルブ40のホルダー39からの突出長が図7に示す電球形蛍光ランプ33のバルブ6a,6b,6cの基体3からの突出長とほぼ同等であると、蛍光ランプ41の放電路長が蛍光ランプ2の放電路長よりも大きい。したがって、蛍光ランプ41から放射される可視光の光量が多くなり、電球形蛍光ランプ37は、通常時、電球形蛍光ランプ33よりも照明エリアを明るく照明することができる。
【0100】
そして、発光ダイオード4からの放射光は、バルブ41に遮られにくく、グローブ42、または、熱伝導性材料35およびグローブ42を透過して外部空間に出射される。
【0101】
また、図10に示す電球形蛍光ランプ43は、図9に示す電球形蛍光ランプ37において、発光ダイオード4の先端部4aがバルブ40の頂部40aから突出しているものである。当該突出により、グローブ42の内面42aに設けられた熱伝導性材料35の滴下量を少なくすることができるとともに、発光ダイオード4の温度上昇をさらに低減することができる。
【0102】
なお、図9に示す電球形蛍光ランプ37および図10に示す電球形蛍光ランプ43において、ヘリカル状のバルブ40で包囲される空間に、柱状体20に並んで別の柱状体をホルダー39に取り付けることにより、発光ダイオード4を2個配設するようにしてもよい。また、電球形蛍光ランプ37,43からグローブ42を取り外し、ヘリカル状のバルブ40が外部に露出する電球形蛍光ランプとすることができる。
【0103】
また、電球形蛍光ランプ37,43は、それぞれ熱伝導性材料35を具備しなくても、蛍光ランプ2,41が寿命となるまで、発光ダイオード4を点灯可能である。
【0104】
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。
【0105】
図11および図12は、本発明の第8の実施形態を示し、図11は照明器具の一部切り欠き正面図、図12は他の照明器具の一部切り欠き正面図である。なお、図10と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0106】
図11に示す照明器具44は、天井45に吊り下げられる吊下げ形照明器具であり、外形が有底の円筒状である器具本体46に電球形蛍光ランプ43の口金16が取り付けられる電球用ソケット47が配設されている。器具本体47は、先端に引掛シーリングキャップ48を有する電源コード49を接続している。
【0107】
そして、引掛シーリングキャップ48は、天井45に配設されている引掛シーリングボディ50に取り付けられている。これにより、電源コード49等を介して電球用ソケット47に外部電源が供給される。引掛シーリングキャップ48および引掛シーリングボディ50は、シーリングカバー51により覆われている。そして、電球形蛍光ランプ43は、電球用ソケット47に装着されている。
【0108】
電球形蛍光ランプ43は、図示しない壁スイッチのオンオフ操作に応じて蛍光ランプ41または発光ダイオード4が点灯される。例えば、通常時、蛍光ランプ41が点灯され、就寝中または不在中、発光ダイオード4が常夜灯または保安灯として点灯される。発光ダイオード4は、少なくとも蛍光ランプ41の寿命期間に亘って、すなわち電球形蛍光ランプ43が寿命となって新品に交換されるまで点灯させることができる。
【0109】
また、図12に示す照明器具52は、天井45に埋設されるダウンライトであり、外形が有底の円筒状である器具本体53に電球形蛍光ランプ43が取り付けられる電球用ソケット54が配設されている。器具本体53は、器具本体53と一体的に設けられているカバー体55と板バネ56,56により、天井45が挟持されて、天井45に固定されている。そして、電球用ソケット54には、電球形蛍光ランプ43が取り付けられている。
【0110】
電球形蛍光ランプ43の蛍光ランプ41からの放射光は、直接光および器具本体53の内面で反射された反射光となって、カバー体55の開口57から下面側に出射される。蛍光ランプ41は、ヘリカル状のバルブ40を有して形成されているので、明るく照明することができる。
【0111】
また、電球形蛍光ランプ43の発光ダイオード4からの放射光は、主として直接的にカバー体55の開口57から下面側に出射される。発光ダイオード4からの放射光の光量は、蛍光ランプ41よりも非常に小さいので、発光ダイオード4は、常夜灯または保安灯として使用される。
【図面の簡単な説明】
【0112】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部バルブを透視した一部切り欠き概略正面図。
【図2】同じく、蛍光ランプおよび発光ダイオードの位置関係図。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部バルブを透視した一部切り欠き概略正面図。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す電球形蛍光ランプにおける蛍光ランプおよび発光ダイオードの位置関係図。
【図5】本発明の第4の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部切り欠き概略正面図。
【図6】本発明の第5の実施形態を示す電球形蛍光ランプの一部切り欠き概略正面図。
【図7】本発明の第6の実施形態を示す電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図。
【図8】同じく、他の電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図。
【図9】本発明の第7の実施形態を示す電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図。
【図10】同じく、他の電球形蛍光ランプのグローブを透視した一部切り欠き概略正面図。
【図11】本発明の第8の実施形態を示す照明器具の一部切り欠き正面図。
【図12】同じく、他の照明器具の一部切り欠き正面図。
【符号の説明】
【0113】
1,22,24,25,32,33,36,37,43…電球形蛍光ランプ
2,26,41…蛍光ランプ
3,27,38…基体
4…発光ダイオード
5…点灯回路
31,34,42…グローブ
44,52…照明器具
46,53…照明器具本体




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013