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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−141642(P2007−141642A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−333739(P2005−333739)
出願日 平成17年11月18日(2005.11.18)
代理人 【識別番号】100077849
【弁理士】
【氏名又は名称】須山 佐一
発明者 鈴木 則雅
要約 課題
部品点数を増加させずに器具本体に対して灯体を回動させる際の適度な操作感が得られ、かつ灯体の光照射角度の自由度をより向上させることが可能な照明器具を提供する。

解決手段
照明器具1は、一部が開口している断面略C字状の本体部3と、孔部4aを有し、本体部3の開口3aに設けられる板体4とを備える器具本体2と、器具本体2に収容され、一部が板体4の孔部4aから露出し、器具本体2に対して回動可能であり、LED5cを有する略球状の灯体5と、器具本体2における本体部3の開口3aと対向する内周面に本体部3と一体的にかつ本体部3の軸方向に沿って設けられ、灯体5に当接して灯体5を板体4の孔部4aの縁部に押し付ける突起3dと、器具本体2を挟み込むように器具本体2の両端部2aに設けられ、灯体5が収容された器具本体2を回動可能に支持する端板7とを備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】
一部が開口している断面略C字状の本体部と、孔部を有し、本体部の開口に設けられる板体とを備える器具本体と;
器具本体に収容され、一部が板体の孔部から露出し、器具本体に対して回動可能であり、光源を有する略球状の灯体と;
器具本体における本体部の開口と対向する内周面に本体部と一体的にかつ本体部の軸方向に沿って設けられ、灯体に当接して灯体を板体の孔部の縁部に押し付ける突起と;
器具本体を挟み込むように器具本体の両端部に設けられ、灯体が収容された器具本体を回動可能に支持する端板と;
を具備することを特徴とする照明器具。
【請求項2】
端板は、器具本体の突起が当接して器具本体の回動範囲を規制する位置規制部を備えていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
照明器具は取付箇所に埋め込まれ、器具本体の一部は取付箇所における照明器具が取付けられる取付面から突出することを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば棚下等に設置される照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、発光ダイオード(以下、「LED」と称する。)の高性能化により、棚下等の用途に耐えうるLEDが開発されてきており、LEDを用いた照明器具が提案されている。
【0003】
LEDを用いた照明器具としては、例えば、LEDを備えた略球形の灯体を回動可能に器具本体に保持して、灯体の光照射方向を可変自在とした照明器具が開示されている(例えば特許文献1参照)。この技術においては、板ばねを使用して、灯体を器具本体に押え付けて、器具本体に対して灯体を回動させる際に適度な操作感を得ている。
【特許文献1】特開2005−149790号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術においては、灯体を回動させる際の適度な操作感を得る機構として、板ばねを使用しているので、器具本体に灯体を複数収容した場合には、それぞれの灯体に対して板ばねを設ける必要があり、また板ばねを外郭で覆う必要があるため、部品点数が増加してしまうという問題がある。
【0005】
一方、上記技術においても、灯体は回動可能となっているので、光照射角度の自由度はある程度あるが、現在、様々な取付箇所に対応させるために、更なる光照射角度の自由度の向上が求められている。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。即ち、部品点数を増加させずに器具本体に対して灯体を回動させる際の適度な操作感が得られ、かつ灯体の光照射角度の自由度を向上させることが可能な照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、一部が開口している断面略C字状の本体部と、孔部を有し、本体部の開口に設けられる板体とを備える器具本体と;器具本体に収容され、一部が板体の孔部から露出し、器具本体に対して回動可能であり、光源を有する略球状の灯体と;器具本体における本体部の開口と対向する内周面に本体部と一体的にかつ本体部の軸方向に沿って設けられ、灯体に当接して灯体を板体の孔部の縁部に押し付ける突起と;器具本体を挟み込むように器具本体の両端部に設けられ、灯体が収容された器具本体を回動可能に支持する端板と;を具備することを特徴とする照明器具である。
【0008】
板体の孔部の形状は、特に限定されないが、略円状であることが望ましい。また、この場合、孔部の直径は、灯体の直径よりも小さいことが望ましい。
【0009】
灯体は、略球状となっているが、本発明でいう「略球状」とは、球のみならず、球に近似した形状をも含む概念である。球に近似した形状としては、主に、外縁が円弧状となっている部分から構成されている形状である。このような形状としては、例えば、球の一部が平坦となっている形状等が挙げられる。
【0010】
灯体は、器具本体に対してあらゆる方向に回動可能となっている。また、灯体の光源としては、例えば発光ダイオード(LED)等が挙げられる。
【0011】
灯体の外周面には、本体部の内周面に当接して、灯体の回動範囲を規制する凸部が形成されていることが好ましい。このような凸部を備えることにより、灯体は灯体の凸部が本体部の内周面に当接する位置までは回動するが、灯体の凸部が本体部の内周面に当接した位置においてはこの当接により器具本体に対する灯体の回動が妨げられるので、これ以上、灯体は器具本体に対して回動しない。これにより、器具本体に対する灯体の過度の回動を抑制することができる。
【0012】
突起は、灯体に当接して灯体を板体の孔部の縁部に押し付けられるが、例えば、板体の配置箇所の幅が実際の板体の幅よりも小さい本体部を作製して、この本体部の板体の配置箇所に板体を配置することにより、突起を灯体に当接させて灯体を板体の孔部の縁部に押し付けることができる。詳細に説明すると、このような本体部を作製して、本体部の板体の配置箇所に板体を配置すると、本体部が板体の幅方向に引張られるので、突起が板体に近づく。これにより、突起を灯体に当接させて灯体を板体の孔部の縁部に押し付けることができる。
【0013】
端板と器具本体との結合関係は、端板に対して器具本体が回動可能であれば、特に限定されない。また、器具本体は、器具本体の軸を中心として端板に対して回動可能となっている。
【0014】
請求項1記載の発明においては、突起が、本体部における本体部の開口と対向する内周面に本体部と一体的にかつ本体部の軸方向に沿って設けられ、灯体に当接して灯体を板体の孔部の縁部に押し付けるので、部品点数を増加させずに器具本体に対して灯体を回動させる際の適度な操作感を得ることができる。また、端板が器具本体を回動可能に支持しているので、灯体のみならず器具本体をも回動させることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、端板が、器具本体の突起が当接して器具本体の回動範囲を規制する位置規制部を備えていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。請求項2記載の発明においては、端板には位置規制部が形成されているので、器具本体を端板に対して回動させると、器具本体は端板の位置規制部が形成されている位置までは回動するが、端板の位置規制部が形成されている位置においては器具本体の突起が端板の位置規制部に当接するので、端板に対する器具本体の回動が妨げられる。
【0016】
請求項3記載の発明は、照明器具が取付箇所に埋め込まれ、器具本体の一部が取付箇所における照明器具が取付けられる取付面から突出することを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具である。請求項3記載の発明においては、取付面から器具本体の一部を突出させることにより、器具本体の一部を露出させた分、照明器具の埋め込み深さを浅くすることができる。
【発明の効果】
【0017】
請求項1記載の発明によれば、部品点数を増加させずに器具本体に対して灯体を回動させる際の適度な操作感を得ることができる。また、灯体における光照射角度の自由度を向上させることができる。請求項2記載の発明によれば、端板に対する器具本体の過度の回動を抑制することができる。請求項3記載の発明によれば、埋め込み深さが深く取れない取付箇所においても、照明器具を取付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。図1は本実施の形態に係る照明器具の模式的な斜視図であり、図2は本実施の形態に係る照明器具の短手方向の模式的な縦断面図であり、図3は本実施の形態に係る器具本体の模式的な正面図である。図4(a)は本実施の形態に係る端板の模式的な正面図であり、図4(b)は本実施の形態に係る端板の模式的な縦断面図であり、図5(a)は本実施の形態に係る灯体を器具本体に対して回動させたときの模式図であり、図5(b)は本実施の形態に係る器具本体を端板に対して回動させたときの模式図である。
【0019】
図1〜図4(b)に示されるように、照明器具1は、器具本体2を備えている。器具本体2は、軸方向に沿って形成された開口3aを有する断面略C字状の本体部3と、複数の孔部4aを有し、本体部3の開口3aに設けられた板体4とから構成されている。孔部4aは略円状となっており、本体部3の軸方向に一列に形成されている。
【0020】
本体部3における開口縁部3bには、本体部3の内側に突出し、かつ本体部3の軸方向に沿って爪部3cが形成されている。また、本体部3の内周面には、板体4と対向する位置に本体部3の軸方向に沿って突起3dが本体部3と一体的に形成されている。
【0021】
板体4は、長さが本体部3の軸方向の長さとほぼ等しくなっている。板体4は、爪部3cに支持されており、これにより開口3aを本体部3の内側から塞いでいる。
【0022】
器具本体2内には、後述するLED5cを有する略球状の複数の灯体5が収容されている。灯体5の直径は孔部4aの直径よりも大きくなっており、灯体5の一部は孔部4aから露出している。
【0023】
灯体5は突起3dの当接により孔部4aの開口縁部に押し付けられているが、灯体5は器具本体2に固着されていない。これにより、灯体5の露出した部分を人手等により動かすことで図5(a)に示されるように灯体5を器具本体2に対して回動させることができる。灯体5は、器具本体2に対してあらゆる方向に回動可能となっている。
【0024】
ここで、本体部3における板体4の配置箇所の幅は、板体4を配置する前においては板体4の幅より小さくなっている。このため、本体部3に板体4を配置すると、本体部3が多少板体4の幅方向に引張られる。この結果、突起3dの位置が板体4に近づくので、突起4が灯体5に当接して灯体5を開口4aの開口縁部に押し付けることができる。これにより、灯体5を器具本体2に対して回動させる際の適度な操作感が得られ、灯体5が少しの衝撃等により回動することが抑制される。
【0025】
灯体5の外周面には、凸部5aが形成されている。ここで、灯体5の中心は本体部3の中心より突起3d側に位置しているので、図2に示されるように灯体5と本体部3との隙間は突起3dに向かうにつれて狭くなっている。このような状態においては、灯体5を器具本体2に対して回動させていくと、灯体5は凸部5aが本体部3の内周面に当接する位置までは回動するが、凸部5aが本体部3の内周面に当接した位置においては図5(a)に示されるようにこの当接により器具本体2に対する灯体5の回動が妨げられるので、これ以上、灯体5は器具本体2に対して回動しない。これにより、器具本体2に対する灯体5の過度の回動を抑制することができる。
【0026】
灯体5は、開口5bを有する略球形の灯体本体5bと、灯体本体5b内に配置された光源としてのLED5cと、灯体本体5b内に配置されたレンズ5dとを備えている。LED5cから発せられた光はレンズ5d及び開口5bを介して外部に照射される。なお、灯体5同士は、リード線6により電気的に接続されている。
【0027】
器具本体2の両方の端部2aには、器具本体2を回動可能に支持する端板7が設けられている。端板7には、内径がほぼ端部2aの外径と同じ孔7aが形成されており、端板7の孔7aと器具本体2の端部2aとが嵌合することにより端板7は器具本体2を挟み込んでいる。これにより、図5(b)に示されるように器具本体2を端板7に対して回動させることができる。なお、器具本体2は、器具本体2の軸を中心として端板7に対して回動可能となっている。
【0028】
端板7の内面には、少なくとも一部が器具本体2内に位置し、かつ突起3dが当接して器具本体2の回動範囲を規制する位置規制部7bが形成されている。具体的には、位置規制部7bは、端板7の孔7aと器具本体2の端部2aとを嵌合させた状態において、器具本体2の内周面付近の位置に配置されるように形成されている。ここで、器具本体2を端板7に対して回動させていくと、器具本体2は端板7の位置規制部7bが形成されている位置までは回動するが、端板7の位置規制部7bが形成されている位置においては図5(b)に示されるように突起3dが位置規制部7bに当接して、端板7に対する器具本体2の回動が妨げられるので、これ以上、器具本体2は端板7に対して回動しない。これにより、端板7に対する器具本体2の過度の回動を抑制することができる。
【0029】
灯体5を収容し、かつ端板7が取付けられた器具本体2は、周囲を平板状の枠体8により取り囲まれており、枠体8の開口縁部8aには端板7が固定されている。枠体8はネジ孔8bを備えている。
【0030】
このような照明器具1は、例えば天井面等の取付箇所に埋め込まれて使用される。図6(a)は本実施の形態に係る取付箇所に埋め込んだ状態における照明器具の短手方向の模式的な縦断面図であり、図6(b)は本実施の形態に係る取付箇所に埋め込んだ状態における照明器具の長手方向の模式的な縦断面図である。
【0031】
図6(a)及び図6(b)に示されるように、照明器具1は、照明器具1を取付箇所に埋め込んだ状態で、枠体8のネジ孔8bを介しネジ9を取付面Aに取付けることにより、取付箇所に取付けられる。本体部3における両方の開口縁部3bは、取付面Aから露出している。なお、照明器具1を取付面Aに取付ける手段としては、ネジ9に限られない。
【0032】
本実施の形態によれば、器具本体2における本体部3の開口3aと対向する内周面に本体部3と一体的に、かつ本体部3の軸方向に沿って形成された突起3dを設けて、灯体5を回動させる際の適度な操作感が得られるようにしているので、灯体5毎に適度な操作感を得るための部品を必要しない。これにより、部品点数を増加させずに器具本体2に対して灯体5を回動させる際の適度な操作感を得ることができる。
【0033】
本実施の形態によれば、灯体5が器具本体2に対して回動可能となっているだけでなく、器具本体2が端板7に対して回動可能となっているので、灯体5における光照射角度の自由度を向上させることができる。なお、この照明器具1は光照射角度の自由度を向上させることができるので、照明器具1を例えば棚下に設置した場合には、棚の奥行き方向に灯体のみならず器具本体2を回動させることができる。これにより、より棚の奥行き方向に光を照射させることができるので、顧客が棚に陳列された商品を目視する際にLEDを直視して、まぶしさにより不快感が生じること(グレア)を解消することができる。
【0034】
灯体の光源としてLEDを使用すると、LEDは指向性が強いので、LEDの光を拡散させるためのレンズを灯体に組み込む必要がある。このため、照明器具の厚さが厚くなるので、取付箇所に照明器具全体を埋め込むと、取付箇所における埋め込み深さを深く取る必要がある。これに対し、本実施の形態によれば、器具本体2の一部、具体的には本体部3における両方の開口縁部3bを取付面Aから露出させているので、取付面Aに対し、本体部3の開口縁部3bを露出させた分、照明器具1の埋め込み深さを浅くすることができる。これにより、取付箇所において埋め込み深さが深く取れない箇所においても、照明器具1を取付けることができる。
【0035】
また、取付箇所に照明器具全体を埋め込む場合においては、器具本体を回動させると、灯体の光が取付箇所の内面や枠体により遮られるおそれがあるため、器具本体の回動が実質的に制限されてしまう。これに対し、本実施の形態によれば、本体部3における両方の開口縁部3bを取付面Aから露出させているので、器具本体2の回動範囲を拡大させることができる。これにより、灯体5における光照射角度の自由度をより向上させることができる。
【0036】
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、構造や材質、各部材の配置等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】図1は実施の形態に係る照明器具の模式的な斜視図である。
【図2】図2は実施の形態に係る照明器具の短手方向の模式的な縦断面図である。
【図3】図3は実施の形態に係る器具本体の模式的な正面図である。
【図4】図4(a)は実施の形態に係る端板の模式的な正面図であり、図4(b)は実施の形態に係る端板の模式的な縦断面図である。
【図5】図5(a)は実施の形態に係る灯体を器具本体に対して回動させたときの模式図であり、図5(b)は実施の形態に係る器具本体を端板に対して回動させたときの模式図である。
【図6】図6(a)は実施の形態に係る取付箇所に埋め込んだ状態における照明器具の短手方向の模式的な縦断面図であり、図6(b)は実施の形態に係る取付箇所に埋め込んだ状態における照明器具の長手方向の模式的な縦断面図である。
【符号の説明】
【0038】
1…照明器具、2…器具本体、2a…端部、3…本体部、3a…開口、3d…突起、4…板体、4a…孔部、5…灯体、5a…凸部、5c…発光ダイオード、7…端板、7b…位置規制部。




 

 


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