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発明の名称 調光機器ユニット及び調光システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−109584(P2007−109584A)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
出願番号 特願2005−300949(P2005−300949)
出願日 平成17年10月14日(2005.10.14)
代理人 【識別番号】100074147
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 崇
発明者 久保 博樹 / 松崎 弘義 / 伊丹 和章
要約 課題
調光設備に合わせてフレキシブルに構成要素を揃える。

解決手段
断面がコの字状の樋形を呈するフレーム1に、複数の電気・電子機器としてモジュールを並べて配置したものであり、通信モジュール2、電力供給モジュール3及び中間モジュールを設け、通信モジュール2にてネットワークに接続されて通信を行うようにし、電力供給モジュール3にて交流電源についてブレーカを介して所要の電気・電子機器へ電力供給を行う。中間モジュールは、通信モジュール2と接続されて外部の照明負荷へ調光情報を送出する機能、または電力供給モジュール3から供給される交流を外部の照明負荷へ送出する機能を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
断面がコの字状の樋形を呈するフレームと;
フレームの開口部を塞ぐ状態に互いに並べられてフレームに設けられる複数の電気・電子機器とを備え;
フレームの一端部に設けられる電気・電子機器として、ネットワークに接続されて通信を行う通信モジュールと;
フレームの他端部に設けられる電気・電子機器として、交流電源に接続され、ブレーカを介して所要の電気・電子機器へ電力供給を行う電力供給モジュールと;
フレームの両端部を除く位置に設けられる電気・電子機器として、通信モジュールと接続され外部の照明負荷へ調光情報を送出する機能、または電力供給モジュールから供給される交流を外部の照明負荷へ送出する機能を備える中間モジュールと;
を具備することを特徴とする調光機器ユニット。
【請求項2】
中間モジュールは、
通信モジュールと接続され、ネットワークを介して到来する調光情報に基づき電力供給モジュールから供給される交流に対して調光処理を行った電力を外部の照明負荷へ送出する調光処理モジュールと;
ブレーカと交流分岐器とを備え、外部の調光処理装置へ電力供給モジュールから供給される交流を分岐して供給する直回路モジュールと;
スイッチングハブを有し、通信モジュールと及び外部のイーサネット(登録商標)をスイッチングハブを介して接続するイーサネット接続モジュールと;
通信モジュール及び外部のDMX調光機器と接続され、ネットワークを介して到来する情報フォーマットとDMXフォーマットとの変換を行って、外部のDMX調光機器がネットワークを介した通信を可能とするDMX変換モジュールと;
のいずれか1以上または全てであることを特徴とする請求項1に記載の調光機器ユニット。
【請求項3】
通信モジュールは、無線LAN通信を行う無線LAN機器を備え、無線LAN機器に接続されるアンテナがフレームの長手方向の側端部に突出していることを特徴とする請求項1または2に記載の調光機器ユニット。
【請求項4】
モジュールは、フレームに配置された状態における横方向の長さが同一に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の調光機器ユニット。
【請求項5】
フレームにおける側板の頂部には、モジュールを固定する固定部材を摺動させるレールが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の調光機器ユニット。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調光機器ユニットと;
調光機器ユニットに接続され、調光される照明負荷と;
ネットワークに接続され、照明負荷に係る調光情報をネットワークを介して送出する調光卓、パーソナルコンピュータまたはモバイルコンピュータ端末と;
を具備することを特徴とする調光システム。
【請求項7】
照明負荷による照明シーンを撮像し、映像情報をネットワークを介して配信するカメラ装置と;
ネットワークに接続され、配信される照明シーンに係る映像情報を取り込み、表示手段にて映像を表示する映像表示装置と;
を具備することを特徴とする請求項6に記載の調光システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、スタジオやホールなどの演出用照明設備における照明機器(照明負荷)に対し調光を行う場合に好適な調光機器ユニット及びこれを用いた調光システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
スタジオやホールなどの演出用照明設備においては、照明機器の調光制御を行う調光卓や、数百〜千個程度の照明機器(ランプ)について集中的にAC100Vで位相調光する大型調光器盤、更には、DXM信号により照明機器を調光制御する調光関連機器などが、各部屋等の必要箇所に設置される。そして、これらの調光卓、大型調光器盤、調光関連機器の間は制御用の専用線が敷設されると共に、照明機器などには負荷線が接続され、施工設備は大型なものとなっている。係る照明システムとしては、特許文献1に記載されているものを挙げることができる
【特許文献1】特開平10−302972号公報
【0003】
上記の調光システムにおいて、調光設備の増設や変更を行う場合には、大型調光器盤における調光回路の変更、負荷線の敷設、接続位置(固定設備のコネクタ)の変更が必要となり、大規模な工事や時間及び経費が必要となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来の照明システムが上記の通り、大型で柔軟性に欠けているという課題を有している点に鑑みてなされたものであり、その目的は、各種の調光処理に必要な電気・電子機器をユニット化して提供でき、しかも適用する調光設備に合わせてフレキシブルに構成要素を揃えることが可能な調光機器ユニット及びこれを用いた調光システムを提供することである。また、既存の調光卓やDMX制御装置との親和性にも優れた調光機器ユニット及びこれを用いた調光システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る調光機器ユニットは、断面がコの字状の樋形を呈するフレームと;フレームの開口部を塞ぐ状態に互いに並べられてフレームに設けられる複数の電気・電子機器とを備え;フレームの一端部に設けられる電気・電子機器として、ネットワークに接続されて通信を行う通信モジュールと;フレームの他端部に設けられる電気・電子機器として、交流電源に接続され、ブレーカを介して所要の電気・電子機器へ電力供給を行う電力供給モジュールと;フレームの両端部を除く位置に設けられる電気・電子機器として、通信モジュールと接続され外部の照明負荷へ調光情報を送出する機能、または電力供給モジュールから供給される交流を外部の照明負荷へ送出する機能を備える中間モジュールと;を具備することを特徴とする。
【0006】
本発明に係る調光機器ユニットでは、中間モジュールは、通信モジュールと接続され、ネットワークを介して到来する調光情報に基づき電力供給モジュールから供給される交流に対して調光処理を行った電力を外部の照明負荷へ送出する調光処理モジュールと;ブレーカと交流分岐器とを備え、外部の調光処理装置へ電力供給モジュールから供給される交流を分岐して供給する直回路モジュールと;スイッチングハブを有し、通信モジュールと及び外部のイーサネットをスイッチングハブを介して接続するイーサネット接続モジュールと;通信モジュール及び外部のDMX調光機器と接続され、ネットワークを介して到来する情報フォーマットとDMXフォーマットとの変換を行って、外部のDMX調光機器がネットワークを介した通信を可能とするDMX変換モジュールと;のいずれか1以上または全てであることを特徴とする。
また、調光モジュールは、調光を行う調光部における状態を通信モジュールへ送信する機能(モニタバック機能)を有していてもよい。
【0007】
本発明に係る調光機器ユニットでは、通信モジュールは、無線LAN通信を行う無線LAN機器を備え、無線LAN機器に接続されるアンテナがフレームの長手方向の側端部に突出していることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る調光機器ユニットでは、モジュールは、フレームに配置された状態における横方向の長さが同一に形成されていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る調光機器ユニットでは、フレームにおける側板の頂部には、モジュールを固定する固定部材を摺動させるレールが設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る調光システムは、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の調光機器ユニットと;調光機器ユニットに接続され、調光される照明負荷と;ネットワークに接続され、照明負荷に係る調光情報をネットワークを介して送出する調光卓、パーソナルコンピュータまたはモバイルコンピュータ端末と;を具備することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る調光システムは、照明負荷による照明シーンを撮像し、映像情報をネットワークを介して配信するカメラ装置と;ネットワークに接続され、配信される照明シーンに係る映像情報を取り込み、表示手段にて映像を表示する映像表示装置と;を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明では、フレームに通信モジュール、電力供給モジュール及び中間モジュールを設け、通信モジュールにてネットワークに接続されて通信を行うようにし、電力供給モジュールにて交流電源についてブレーカを介して所要の電気・電子機器へ電力供給を行うようにし、中間モジュールにて通信モジュールと接続されて外部の照明負荷へ調光情報を送出する機能、または電力供給モジュールから供給される交流を外部の照明負荷へ送出する機能を備えるように構成したので、ネットワークを介した調光制御に対して対応する構成となっており、既存の装置による制御が可能であるという効果がある上に、フレームに設けられるため、変更や交換が容易である効果を備えている。
【0013】
また本発明では、通信モジュールと接続され、ネットワークを介して到来する調光情報に基づき電力供給モジュールから供給される交流に対して調光処理を行った電力を外部の照明負荷へ送出する調光処理モジュールと;ブレーカと交流分岐器とを備え、外部の調光処理装置へ電力供給モジュールから供給される交流を分岐して供給する直回路モジュールと;スイッチングハブを有し、通信モジュールと及び外部のイーサネットをスイッチングハブを介して接続するイーサネット接続モジュールと;通信モジュール及び外部のDMX調光機器と接続され、ネットワークを介して到来する情報フォーマットとDMXフォーマットとの変換を行って、外部のDMX調光機器がネットワークを介した通信を可能とするDMX変換モジュールと;のいずれか1以上または全てを備えるので、各種の調光処理に必要な電気・電子機器をユニット化して提供でき、しかも適用する調光設備に合わせてフレキシブルに構成要素を揃えることができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明では、断面がコの字状の樋形を呈するフレームに、複数の電気・電子機器を並べて配置したものであり、通信モジュール、電力供給モジュール及び中間モジュールを設け、通信モジュールにてネットワークに接続されて通信を行うようにし、電力供給モジュールにて交流電源についてブレーカを介して所要の電気・電子機器へ電力供給を行うようにし、中間モジュールにて適用する調光設備に合わせてフレキシブルに構成要素を揃えるようにして、必要な機能を実現しまた変更に容易に対応するという目的を達成したものである。
【実施例1】
【0015】
以下添付図面を参照して、本発明に係る調光機器ユニット及びこれを用いた調光システムの実施例を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1は本発明に係る調光機器ユニットの実施例を示す斜視図であり、図2はフレーム1からモジュールを取り外した状態の斜視図である。この実施例では、フレーム1の一端部に設けられる電気・電子機器としての通信モジュール2と、フレーム1の他端部に設けられる電気・電子機器としての電力供給モジュール3以外に、フレーム1の両端部を除く位置には中間モジュールとして、調光処理モジュール4、直回路モジュール5、イーサネット接続モジュール6及びDMX変換モジュール7が設けられている。
【0016】
中間モジュールは、フレーム1に配置された状態における横方向の長さLが同一に形成されている。この実施例にあっては、通信モジュール2と電力供給モジュール3についても横方向の長さLが同一に形成されている。
【0017】
各モジュールは、フレーム1の開口部を塞ぐ状態に互いに並べられてフレームに設けられる。通信モジュール2は、ネットワークに接続されて通信を行いフレーム1に設けられた所要の電気・電子機器によるネットワークへの通信を可能とするものであり、この例では、アンテナ11がフレーム1の長手方向の側端部に位置することになる側板12から突出して設けられている。この結果、側板12の正面側にアンテナ11が電波を受ける領域を広く取ることができ、フレームの正面方向に電波の障害物が存在することが多い環境において有利な構成となっている。
【0018】
電力供給モジュール3は、例えばAC100V等の交流電源にケーブル31を介して接続され、ブレーカ32を介してフレーム1に設けられた所要の電気・電子機器へ電力供給を行うものである。この電力供給モジュール3においても、フレーム1の長手方向の側端部に位置することになる側板33を有している。従って、この側板33と上記通信モジュール2における側板12により、フレーム1の両端部分の開口は塞がれることになる。
【0019】
フレーム1における対向する2枚の側板1Sの頂部には、それぞれ図3に示される通り、モジュールを固定する固定部材であるネジ101を摺動させるレール100が設けられている。ここでは、ネジ101を例としたがナットであってもよいことは勿論である。各モジュールの表面から裏面へ向ってそれぞれのモジュール毎に適宜な位置に孔102が設けられており、レール100におけるネジ101を摺動させて上記孔102に合わせて位置付け、対応するナットまたはネジを螺合させて、モジュールを固定する。従って、中間モジュールの長さLが同一であることと相俟って、その位置は必要に応じて変更可能なものである。モジュールの裏面側には電気・電子部品が設けられており、モジュール間の配線はフレーム1の凹部に収納される。なお、フレーム1の長さに応じた数のモジュールを当初から搭載する必要はなく、例えば、当初に空き部分に蓋をしておき、システムの拡張変更の場合に必要なモジュールを上記空き部分に配置することもでき、柔軟な対応が可能である。また、当初に搭載されたモジュールに代えて必要なモジュールを搭載できることは勿論である。
【0020】
図4に電力供給モジュール3の構成ブロック図を示す。電力供給モジュール3は、ケーブル31を介して到来するAC100Vをブレーカ32を介して分電盤34へ導き、分岐を行ってコネクタ35−1〜35−nから必要な中間モジュールへAC100Vを供給する。また、電源部36を有し、AC100Vを所要の直流電圧へ変換して必要な中間モジュールへ供給している。
【0021】
図5に通信モジュール2の構成ブロック図を示す。通信モジュール2には、アンテナ11に接続され無線LAN信号の送受を行う無線部21が備えられていると共に、無線部21に接続される通信処理部22が備えられている。通信処理部22は、無線部21から送られた信号を例えばイーサネット用の仕様に変換してコネクタ23を介して送信し、またコネクタ23から到来する信号を受信して仕様変更を行い無線部21から送信する。電力供給部24は、電力供給モジュール3の電源部36から直流を取り込み無線部21と通信処理部22へ供給する。
【0022】
図6に通信モジュール2に係る他の構成ブロック図を示す。この構成においては、図5の構成における無線部21に代えて、イーサネットインタフェース25を備えるようにしたもので、他の構成要素に変更はない。従って、この構成例では、イーサネットに接続されて通信を行うことになる。
【0023】
図7に調光処理モジュール4の構成ブロック図を示す。調光処理モジュール4は、コネクタ41を介して通信モジュール2のコネクタ23と接続され、ネットワークを介して到来する調光情報に基づき電力供給モジュール3から供給される交流(AC100V)に対して調光処理を行った電力を外部の照明負荷へ送出するものである。AC100VはACコネクタ42を介して制御部40及び調光部43−1〜43−mへ与えられている。制御部40はAC100Vに基づき必要な直流電圧を生成して使用すると共に、コネクタ41から到来するネットワークを介した調光情報を取り出し、この調光情報に含まれる調光部のアドレスに応じて調光部43−1〜43−mの該当する調光部へ送る。調光部43−1〜43−mは、制御部40から与えられる調光信号に応じてAC100Vについて調光処理を行った交流をコネクタ44−1〜44−mに与える。コネクタ44−1〜44−mには、照明負荷が接続され、それぞれの照明負荷は調光処理された電力に応じた光照射を行う。また、調光部43−1〜43−mには、照明負荷側の短絡、照明負荷における温度上昇更に過電流など調光部43−1〜43−mにおける状態を検出するセンサを備えており、このセンサにより検出された状態情報を通信モジュール2側へ送るモニタバック機能を備えている。
【0024】
図8に直回路モジュール5の構成ブロック図を示す。直回路モジュール5は、ACコネクタ51により電力供給モジュール3のコネクタ35に接続され、AC100Vを受けて交流を分電盤50により分岐しブレーカ52−1〜52−iへ送るように構成されている。ブレーカ52−1〜52−iには、ACコネクタ53−1〜53−iが接続されており、ACコネクタ53−1〜53−iにはDMX調光器などが接続され、外部へのAC100Vの電力供給が行われる構成となっている。ここに、DMX調光器などにより用いられるDMX信号は、米国劇場技術協会(USITT)が規格した演出分野などに用いられるディジタル信号であり、調光制御用の調光信号の規格として用いられているDMX512を指している。DMX512は、スタートビットとストップビットに挟まれたそれぞれが8ビットにより構成されるチャネルが512チャネル多重化された構成を1フレームとする信号であり、上記512チャネルにおける所定の1チャネルが1つの調光器へ調光制御を行う255階調(8ビット)の調光信号とされる。1フレームの開始検出は、ブレーク(BREAK)とスタートコードを検出することにより行われる。また、各調光装置に含まれている調光器に対応するチャネルは、上記フレームの開始からスタートビットとストップビットに挟まれたチャネルが幾つ到来したかをカウントして検出する。
【0025】
図9にイーサネット接続モジュール6の構成ブロック図を示す。イーサネット接続モジュール6は、スイッチングハブ60を備え、通信モジュール2と及び外部のイーサネットをスイッチングハブ60を介して接続するものである。スイッチングハブ60には、通信モジュール2のコネクタ23と接続されるコネクタ61が接続されており、また、外部のイーサネットに接続するコネクタ62−1〜62−jが接続されている。上記のコネクタ62−1〜62−jは、図1と図2に示されるように調光機器ユニットの表面側に設けられている。電源部63は電力供給モジュール3の電源部36から直流を取り込みスイッチングハブ60へ電力供給する。
【0026】
図10にDMX変換モジュール7の構成ブロック図を示す。DMX変換モジュール7は、通信モジュール2及び外部のDMX調光機器と接続される。DMX変換モジュール7には、DMX変換部70が設けられており、DMX変換部70は、ネットワークを介して到来する情報フォーマットとDMXフォーマットとの変換を行って、外部のDMX調光機器がネットワークを介した通信を可能とするものである。DMX変換部70につながっているコネクタ71は通信モジュール2のコネクタ23に接続されるものであり、DMX変換部70につながっているコネクタ72−1〜72−kは外部のDMX調光機器に接続されるものである。コネクタ72−1〜72−kは図1と図2に示されるように調光機器ユニットの表面側に設けられている。電源部73は電力供給モジュール3の電源部36から直流を取り込みDMX変換部70へ電力供給する。
【0027】
図11に、直回路モジュール5に接続されると共に、イーサネット接続モジュール6またはDMX変換モジュール7に接続される照明装置の構成例を示す。ACコネクタ81により直回路モジュール5のACコネクタ53−1〜53−iからAC100Vの供給を受け、コネクタ82により、イーサネット接続モジュール6のコネクタ62−1〜62−jまたはDMX変換モジュール7のコネクタ72−1〜72−kに接続される。調光器80は、イーサネットに接続されるものであれば、ネットワークの情報から自装置アドレスを宛先とする調光情報を取り出し、AC100Vの調光を行って照明負荷83−1〜83−sへ出力する。また、調光器80は、DMX調光器であれば、DMXフォーマットの情報から自装置に設定された先頭の照明負荷(例えば照明負荷83−1)アドレスを宛先とする調光情報を取り出し、照明負荷83−1〜83−sにそれぞれ対応する調光情報に基づきAC100Vの調光を行って照明負荷83−1〜83−sへ出力する。
【0028】
以上の通りに構成された調光機器ユニットを用いて構成した調光システムの一例を図12に示す。この調光システムでは、インターネット通信が可能な汎用のネットワーク200に、イーサネットを介して調光卓201、パーソナルコンピュータ202を接続する。更に、ネットワーク200に無線LAN装置203を設けて、図5のタイプの通信モジュール2を搭載した調光機器ユニット204〜207により無線LANを構成する。また、調光機器ユニット204にイーサネット接続モジュール6を搭載して、図6のタイプの通信モジュール2を搭載した調光機器ユニット208、209を接続する。
【0029】
各調光機器ユニット204〜209には、調光処理モジュール4を介して、または、直回路モジュール5及びイーサネット接続モジュール6またはDMX変換モジュール7を介して、照明負荷が接続される。直回路モジュール5及びイーサネット接続モジュール6またはDMX変換モジュール7を介して接続を行う場合には、図11に示した装置構成が採用される。各調光機器ユニット204〜209は、スタジオやホール等の壁に或いは照明機器を吊り下げて昇降するバトンと称される照明機器取付材に直接或いは間接に固定されて設けられる。
【0030】
調光機器ユニット204〜209に接続される照明負荷により実現される照明シーンを撮像するためにWebカメラ210がネットワーク200に接続されている。更に、スタジオやホール等の現場において、照明状況をオペレータが見ながら調光制御を行うためにモバイル端末211が用いられる。以上のような構成において、Webカメラ210は撮像した照明シーンの映像信号をネットワーク200により伝送可能なMPEGなどの形式として送信する。映像情報はパーソナルコンピュータ202により取込み、ディスプレイにて表示することができる。このため、スタジオやホール等の現場以外の場所でオペレータが照明シーンを見ることができ、必要な調光制御を調光卓201において行うことが可能である。
【0031】
調光卓201において行った調光制御により、調光情報が作成され、イーサネットからネットワーク200を介して無線LAN装置203経由で調光機器ユニット204〜207へ送られ、調光機器ユニット204とイーサネットを経由して調光機器ユニット208、209へ送られる。各調光機器ユニット204〜209には、調光処理モジュール4を介して、または、直回路モジュール5及びイーサネット接続モジュール6またはDMX変換モジュール7を介して、照明負荷が接続されており、所要の照明負荷が調光制御されることは既に述べた通りである。また、モバイル端末211において調光制御が行うことにより、調光情報が作成され、無線LANを介して調光機器ユニット204〜207へ、更に調光機器ユニット204とイーサネットを経由して調光機器ユニット208、209へ送られる。この場合にも、所要の照明負荷が調光制御される。調光処理モジュール4が前述のモニタバック機能を用いて、また、図11の調光器80が前述のモニタバック機能と同様の構成を有して各照明負荷の状態等を検出して、状態情報を調光卓201へ返送する構成を採用してもよく、この場合には、上記調光情報の送信経路と逆向きの経路で調光卓201への情報送信が行われる。
【0032】
調光卓201としては、DMX調光卓を採用することもでき、この場合には図13に示されるように構成される。即ち、調光情報または調光状態情報をDMXフォーマットにより送受するDMX調光卓本体301と、DMXフォーマットとネットワーク200のフォーマットの変換を行うDMX変換部302と、ネットワーク200に接続を行うインタフェース303とから構成する。この構成によれば、調光機器ユニット204〜209の所要なものにDMX変換モジュール7を搭載して、DMX調光器を接続することにより、DMX調光卓である調光卓201から調光制御を行うことができ、また、調光状態情報を収集することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係る調光機器ユニットの実施例において組み立てられた状態を示す斜視図。
【図2】本発明に係る調光機器ユニットの実施例においてモジュールが取り外された状態を示す斜視図。
【図3】本発明に係る調光機器ユニットの実施例の要部を示す斜視図。
【図4】本発明に係る調光機器ユニットに搭載される電力供給モジュールの実施例を示す構成ブロック図。
【図5】本発明に係る調光機器ユニットに搭載される通信モジュールの実施例を示す構成ブロック図。
【図6】本発明に係る調光機器ユニットに搭載される通信モジュールの他の実施例を示す構成ブロック図。
【図7】本発明に係る調光機器ユニットに搭載される調光処理モジュールの実施例を示す構成ブロック図。
【図8】本発明に係る調光機器ユニットに搭載される直回路モジュールの実施例を示す構成ブロック図。
【図9】本発明に係る調光機器ユニットに搭載されるイーサネット接続モジュールの実施例を示す構成ブロック図。
【図10】本発明に係る調光機器ユニットに搭載されるDMX変換モジュールモジュールの実施例を示す構成ブロック図。
【図11】本発明に係る調光機器ユニットに接続され得る照明装置の構成例を示すブロック図。
【図12】本発明に係る調光機器ユニットを用いて構成した調光システムの一実施例を示すブロック図。
【図13】図12の調光卓としてDMX調光卓を採用した場合の構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
【0034】
1 フレーム
2 通信モジュール
3 電力供給モジュール
4 調光処理モジュール
5 直回路モジュール
6 イーサネット接続モジュール
7 DMX変換モジュール
11 アンテナ
31 ケーブル
32 ブレーカ
100 レール
200 ネットワーク
201 調光卓
202 パーソナルコンピュータ
203 無線LAN装置
204〜209 調光機器ユニット
210 Webカメラ
211 モバイル端末




 

 


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