米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 東芝ライテック株式会社

発明の名称 壁面照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−80666(P2007−80666A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−266922(P2005−266922)
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
代理人 【識別番号】100100516
【弁理士】
【氏名又は名称】三谷 惠
発明者 徳原 直人
要約 課題
LEDを光源としたものであっても壁面の照度をほぼ均一に調整できる壁面照明装置を提供することである。

解決手段
モジュール12a〜12dには複数個のLED13がそれぞれ取り付けられてLED光源が形成される。モジュール12a〜12dに形成されたLED光源は、複数個のLED13を組み合わせてRGBが組み合わさった光を出射する。複数個のモジュール12a〜12dは、ボックス11に対する設置角度が調整可能にボックス11に取り付けられる。ボックス11の全面部には配光制御部材14が取り付けられ、配光制御部材14はLED光源からの出射光を配光制御して壁面に照射する。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数個のLEDを組み合わせて複数の光色の光を出射可能であるLED光源と;
複数個のLEDが取り付けられ前記LED光源を形成したモジュールと;
複数個の前記モジュールを並べて各々のモジュールの設置角度を調整可能に取り付けたボックスと;
前記LED光源からの出射光を配光制御し壁面に照射する配光制御部材と;
を備えたことを特徴とする壁面照明装置。
【請求項2】
前記LED光源からの出射光の強度が各LED光源ごとに調整できることを特徴とする請求項1記載の壁面照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビスタジオやステージの背景壁を照明する壁面照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
テレビスタジオやステージの背景壁面(ホリゾント面)を照明する壁面照明装置としてはホリゾントライトがある。このホリゾントライトでは、被照射面であるホリゾント面の照度が均一になるように照射することが要請されている。
【0003】
そこで、上部には広角に照射するランプ装置を配設し、下部には狭角に照射するランプ装置を配設して、上部に位置するランプ装置では広角にして単位面積当たり照射量を小さくして距離の短い比較的広い部分を照射し、下部に位置するランプ装置では狭角にしてスポット的に単位面積当たり照射量を大きくして距離の長い比較的狭い部分を照射して、全体としてはほぼ均一にホリゾント面を照射するようにした照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一方、ホリゾントライトの光源にはハロゲン電球や蛍光灯が用いられ、最近はLEDを用いたものも開発されている。LEDはハロゲンランプに比較すると光出力が小さく有色光をそのまま出力できる。一方、ハロゲン電球は光出力は大きいが色演出の際には色フィルターを通さなければならないので、色フィルターを通すことによる光のロスが大きく照度が落ちる。すなわち、LEDは光出力は小さいが、色演出を考慮した場合にはハロゲン電球と同等の光出力を得ることができる。また、LEDを光源としたホリゾントライトは、LEDの特徴である光の指向性の高さから、なるべくホリゾント面全体が照射されるように所定の角度をもって配置されている。
【特許文献1】特開平8−298004号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、LEDを光源とするホリゾントライトでは、ホリゾントライトの設置条件によっては、壁面から理想的な距離に光源であるLEDを配置できず、壁面全体に照度を均一に照射できないことがある。これは、LEDは光の指向性が高いので照度ムラが生じやすいからである。
【0006】
そこで、LEDを収納した装置本体自体に角度調整機構を設けてLEDの出射光の向きを調整するようにしたものがあるが、これは装置本体の配置角度を調節するものであるので、装置に収納されたLED全体の向きが変わり、壁面の照度を均一に調整することが難しい。特に、テレビスタジオやステージの曲面部分の壁面を照射する際には、壁面での反射が曲面での反射となるので、曲面の壁面照度を均一に調整することが難しい。また、LEDは光の指向性が高いので有色光が混ざり合わずに色ムラが生じやすい。
【0007】
本発明の目的は、LEDを光源としたものであっても壁面の照度をほぼ均一に調整できる壁面照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明に係わる壁面照明装置は、複数個のLEDを組み合わせて複数の光色の光を出射可能であるLED光源と;複数個のLEDが取り付けられ前記LED光源を形成したモジュールと;複数個の前記モジュールを並べて各々のモジュールの設置角度を調整可能に取り付けたボックスと;前記LED光源からの出射光を配光制御し壁面に照射する配光制御部材と;を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義及び技術的意味は以下による。
【0010】
LED光源は、複数個の発光ダイオード(LED)が組み合わされて構成される。LED光源は、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)をそれぞれ発光する発光ダイオード(LED)の複数個の組み合わせ、あるいは複数の発光素子でR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の三色の組み合わさった光を出射するユニット状の発光ダイオード(LED)モジュールが複数個組み合わされて構成されたものであってもよい。
【0011】
モジュールには複数個のLEDが組み合わせて配列されLED光源が形成される。ボックスは、複数個のモジュールに形成されたLED光源の照射光が照射対象の壁面に向かうように、複数個のモジュールを並べて、各々のモジュールの設置角度が調整可能となるように取り付ける。すなわち、各々のモジュールに形成されたLED光源の向きが独立して調整可能となるように取り付ける。配光制御部材には、例えば、LED光源からの出射光を拡散する拡散部材、LED光源からの出射光を集光する集光レンズやマイクロレンズアレイ等が含まれる。
【0012】
請求項2の発明に係わる壁面照明装置は、請求項1の発明において、前記壁面に光のムラが生じないように、前記LED光源からのRGB出射光の強度を調整することを特徴とする。
【0013】
本発明は、各々のLEDの光出力を個別に調整して、壁面に照射する光ムラを少なくするようにしたものである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、各々のモジュールの設置角度を個別に調整でき、各々のモジュールに形成されたLED光源の向きが独立して調整できるので、照射対象である壁面の照度をほぼ均一に調整できる。
【0015】
請求項2の発明によれば、RGBが組み合わさった光を出射するLED光源の各々のLEDの光出力を個別に調整するので、より細かに照度や色度合を調整できる。従って、特に壁面の曲面部分の光ムラを調整できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置の正面図、図2は側面図である。壁面照明装置10のボックス11には複数個のモジュール12a〜12dが取り付けられている。図1、図2では、4個のモジュール12a〜12dが縦方向に取り付けられた場合を示している。各々のモジュール12a〜12dにはそれぞれ複数個のLED13が配列されている。そして、複数個のLED13の前面には複数個のLED13からの出射光を配光制御する配光制御部材14が設けられている。
【0017】
複数個のモジュール12a〜12dには、それぞれ複数個のLED13が取り付けられ、LED光源を形成している。LED光源は、複数個のLED13を組み合わせて、RGBが組み合わさった光を出射する。RGBが組み合わさった光は、それぞれ個別に発光するLED13を複数個の組み合わせて得るようにしてもよいし、複数の発光素子でR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の三色の組み合わさった光を出射するユニット状の発光ダイオード(LED)モジュールが複数個組み合わされて構成されたものでもよい。
【0018】
また、複数個のモジュール12a〜12dには、長手方向の両端部に回動軸15a1、15a2〜15d1、15d2が設けられ、さらに、一方端の回動軸15a2〜15d2には角度調整摘み16a〜16dが設けられている。モジュール12a〜12dは回動軸15a1、15a2〜15d1、15d2を中心に回動し、角度調整摘み16a〜16dで、モジュール12a〜12dに配列された複数個のLED13の光の出射方向を調節し固定する。これにより、LED13の光の出射方向はモジュール12a〜12dの回動角で決まり、モジュール12a〜12dの回動角で決められた方向にLED13からの光は出射する。つまり、各々のモジュール12a〜12dはボックス11の水平方向を軸に角度を調節できるようになっており、LED13からの光は角度調整された方向に配光制御部材14を介して照射対象である壁面に照射される。
【0019】
ここで、ボックス11は図示省略の設置台に取り付けられ、ボックス11と設置台との取付角度も調整可能となっている。これによりボックス11自体も角度調整可能であるので、ボックス11の角度調整と、各々のモジュール12a〜12dの角度調整とによって、LEDの照射角度の調整の自由度を高めている。
【0020】
図3は、本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置10をローホリゾントライトとして使用する場合のモジュール12a〜12dの設置角度の一例を示す側面図である。ローホリゾントライトは照明対象である壁面を下部から照明するものである。図3では、最上段のモジュール12aの設置角度を上向きに大きくし、2段目〜4段目のモジュール12b〜12dの設置角度は上向きではあるが最上段のモジュール12aの設置角度より小さく設定した場合を示している。
【0021】
図4は、スタジオフロア17の概略構成図である。スタジオフロア17には、壁面(ホリゾント面)18に沿ってピット19が設けられており、このピット19に壁面照明装置10がローホリゾントライトとして設置される。ローホリゾントライトとしての壁面照明装置10は照明対象である壁面18を下部から照明する。一方、図示を省略しているが、スタジオフロア17の上部にはアッパーホリゾントライトが設けられており、アッパーホリゾントライトとしての壁面照明装置10は照明対象である壁面18を上部から照明する。
【0022】
また、壁面18は平面部と曲面部とを有しており、平面部および曲面部の照度はほぼ均一にすることが望ましい。そこで、図示は省略しているが、各々のLED13の光出力を制御する制御回路を設け、RGBが組み合わさった光を出射するLED光源の各々のLEDの光出力を個別に調整する。特に、曲面部分の壁面を照射するLEDの光出力を個別に制御して、曲面部においても壁面をほぼ均一の照度に保つ。
【0023】
次に、図5は、ピット19を有したスタジオフロア17の壁面18部分の断面図である。図5では、壁面照明装置10をピット19に縦置きにして設置し、ローホリゾントライトとして壁面18を照射する場合を示している。各々のモジュール12b〜12dは水平方向を軸に角度を調節できるようになっているので、壁面18からの設置距離が短い場合であっても、壁面照明装置10を縦置きにして、各々のモジュール12b〜12dの設置角度を上向きにすれば壁面全体を照射することができる。なお、この場合、ローホリゾントライトとしての壁面照明装置10だけでは、壁面を均一の照度に保つことはできないので、上部のアッパーホリゾントライトからの照射により壁面をほぼ均一の照度に保つことになる。
【0024】
図6は、ピット19を有していないスタジオフロア17の壁面18部分の断面図である。図6では、壁面照明装置10をスタジオフロア17に横置きにして設置し、ローホリゾントライトとして壁面18を照射する場合を示している。スタジオフロア17にピット19を有していない場合には、カメラや観客からローホリゾントライトである壁面照明装置10が見えにくくなるように壁面照明装置10を横置きに設置する。壁面照明装置10を横置きに設置しても、各々のモジュール12b〜12dは水平方向を軸に角度を調節できるようになっているので、各々のモジュール12b〜12dの設置角度を調整して壁面全体を照射することができる。なお、この場合も、縦置きの場合と同様に、ローホリゾントライトとしての壁面照明装置10だけでは、壁面を均一の照度に保つことはできないので、上部のアッパーホリゾントライトからの照射により壁面をほぼ均一の照度に保つことになる。
【0025】
本発明の実施の形態によれば、各々のモジュール12a〜12dの設置角度を個別に調整でき、各々のモジュール12a〜12dに形成されたLED光源の向きが独立して調整できるので、LED13の光を壁面全体に無駄なく照射することが可能となり、照射対象である壁面18の照度をほぼ均一に調整できる。また、RGBが組み合わさった光を出射するLED光源の各々のLEDの光出力を個別に調整できるので、より細かに照度や色度合を調整できる。このことから、特に壁面18の曲面部分の光ムラを調整できる。
【0026】
また、光源としてLEDを使用するので省電力となり発熱が少なく、スタジオ全体の空調コストを低減できる。また、有色光をそのまま出力できるので、色演出のためのフィルタを使用しなくてもよいので、フィルタの交換作業を必要とせず作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置の正面図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置の側面図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置をローホリゾントライトとして使用する場合のモジュールの設置角度の一例を示す側面図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置が設置されるスタジオフロアの概略構成図。
【図5】本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置が設置されるピットを有したスタジオフロアの壁面部分の断面図。
【図6】本発明の実施の形態に係わる壁面照明装置が設置されるピットを有していないスタジオフロアの壁面部分の断面図。
【符号の説明】
【0028】
10…壁面照明装置、11…ボックス、12…モジュール、13…LED、14…配光制御部材、15…回動軸、16…角度調整摘み、17…スタジオフロア、18…壁面、19…ピット




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013