米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 東芝ライテック株式会社

発明の名称 照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−59197(P2007−59197A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−242634(P2005−242634)
出願日 平成17年8月24日(2005.8.24)
代理人 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄
発明者 小野 桂輔
要約 課題
照明モジュール14のモジュール本体41を取付レール13に容易に取り付けられ、照明モジュール14を取付レール13に平行にできる照明装置11を提供する。

解決手段
取付レール13に嵌合したモジュール本体41を長手方向へスライドさせ、モジュール本体41の各取付金具42を取付レール13の各被係止部26に係合させ、モジュール本体41を取付レール13に係止する。モジュール本体41を取付レール13に嵌合した状態でモジュール本体41の当接部50が取付レール13の長手方向に沿って当接し、照明モジュール14を取付レール13に平行に配置する。
特許請求の範囲
【請求項1】
被係止部を有する長尺な取付レールと;
取付レールの長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態で取付レールの長手方向に沿って当接する当接部、取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドにより取付レールの被係止部に着脱可能に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止する係止部、およびモジュール本体に取り付けられた光源を有する照明モジュールと;
を具備していることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
長手方向の複数位置に被係止部を有する長尺な取付レールと;
取付レールの長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態で取付レールの長手方向に沿って当接する当接部、モジュール本体の長手方向の複数位置に設けられ取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドにより取付レールの各被係止部に着脱可能に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止する複数の取付金具、およびモジュール本体に取り付けられた光源を有する照明モジュールと;
を具備していることを特徴とする照明装置。
【請求項3】
長手方向に沿って被係止部を有する長尺な取付レールと;
取付レールの長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態で取付レールの長手方向に沿って当接する当接部、モジュール本体の長手方向に沿って設けられ取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドにより取付レールの被係止部に沿って係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止する係止部、およびモジュール本体に取り付けられた光源を有する照明モジュールと;
を具備していることを特徴とする照明装置。
【請求項4】
照明モジュールは、モジュール本体の一端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の一端部より長い長さに形成された電源入力用ケーブルと、モジュール本体の他端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の他端部より短い長さに形成された送り配線用ケーブルとを有している
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の照明装置。
【請求項5】
照明モジュールは、モジュール本体の一端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の一端部より長い長さに形成された電源入力用ケーブルと、モジュール本体の他端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の他端部より短い長さに形成された送り配線用ケーブルとを有し、
複数の照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの送り配線用ケーブルを既に取付レールに取り付けられている照明モジュールの一端から引き出されている電源入力用ケーブルに接続した状態で、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの各取付金具の位置が取付レールの各被係止部に係合させる位置に一致する関係に形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
【請求項6】
取付レールの一端側近傍に電源入力用ケーブルを引き出す引出孔が設けられている
ことを特徴とする請求項4または5記載の照明装置。
【請求項7】
複数の取付レールおよび照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、照明モジュールが隣り合う2つの取付レールにわたって取り付けられる
ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載の照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付レールを用いて照明モジュールを取り付ける照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、照明装置では、天井などに取り付ける長尺な取付レールと、例えば発光ダイオード素子を長手方向に沿って配列した長尺な照明モジュールとを用い、取付レールに対して複数の照明モジュールを長手方向に沿って連続的に配列することにより、ライン光源を構成することが知られている。
【0003】
照明モジュールは、発光ダイオードが発する熱を取付ルールなどに熱伝導させて放熱性を向上させるために、熱伝導性に優れたアルミニウムなどの金属材料で形成されたモジュール本体を用いており、この金属製のモジュール本体を取付レールに対してねじで締結するのが一般的である。
【0004】
また、ライン光源では、透明合成樹脂製の長尺な蓋部の内側に複数の発光ダイオード素子を配置し、この蓋部を断面略コ字形の取付レールの開口部分にその開口側から弾性的に嵌合して取り付ける構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2005−19299号公報(第3−4頁、図1−2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、発光モジュールの金属製のモジュール本体は、取付レールに対してねじを用いて締結するのが一般的であるが、ねじを用いた締結作業は施工性が悪い問題がある。
【0006】
また、透明合成樹脂製の長尺な蓋部の内側に複数の発光ダイオード素子を配置し、この蓋部を断面略コ字形の取付レールの開口部分にその開口側から弾性的に嵌合して取り付ける構造の場合、発光ダイオードが発する熱の放熱性が悪く、発光ダイオード素子が過度に温度上昇して発光ダイオード素子の光出力が低下する問題がある。このような放熱性の問題を解消するには金属製のモジュール本体を用いる必要があるが、このモジュール本体を取付レールに取り付けるには上述したようにねじを用いる必要がある。
【0007】
また、モジュール本体を取付レールにねじを用いて締結する構造を採らない場合には、照明モジュールが長手方向の全域にわたり取付レールに対して平行とならず、外観を損なう問題がある。
【0008】
また、モジュール本体を取付レールにねじを用いて締結するだけでは、照明モジュールが長手方向の全域にわたって取付レールに対し平行となるとは限らず、発光モジュールと取付レールとが平行とならずに外観を損なう場合がある。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、照明モジュールのモジュール本体を取付レールに容易に取り付けることができ、照明モジュールが取付レールに確実に平行となり、外観を向上できる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1記載の照明装置は、被係止部を有する長尺な取付レールと;取付レールの長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態で取付レールの長手方向に沿って当接する当接部、取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドにより取付レールの被係止部に着脱可能に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止する係止部、およびモジュール本体に取り付けられた光源を有する照明モジュールと;を具備しているものである。
【0011】
取付レールは、照明モジュールと同じ長さでもよいし、異なる長さでもよい。取付レールの被係止部は、例えば照明モジュールの係止部が係合する爪部、凸部、溝部などで構成され、取付レールに一体または別体に設けられる。
【0012】
照明モジュールのモジュール本体は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導性の金属材料で形成するのが好ましい。当接部は、モジュール本体の内側位置に一体または別体に設けられる。係止部は、例えば被係止部に係合する爪部、凸部、溝などで構成され、当接部との間で被係止部を保持可能とし、モジュール本体に一体または別体に設けられる。光源は、発光ダイオード素子などの発光素子を含む点光源が用いられるほか、電球や蛍光ランプなどを用いてもよい。
【0013】
請求項2記載の照明装置は、長手方向の複数位置に被係止部を有する長尺な取付レールと;取付レールの長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態で取付レールの長手方向に沿って当接する当接部、モジュール本体の長手方向の複数位置に設けられ取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドにより取付レールの各被係止部に着脱可能に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止する複数の取付金具、およびモジュール本体に取り付けられた光源を有する照明モジュールと;を具備しているものである。
【0014】
請求項3記載の照明装置は、長手方向に沿って被係止部を有する長尺な取付レールと;取付レールの長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態で取付レールの長手方向に沿って当接する当接部、モジュール本体の長手方向に沿って設けられ取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドにより取付レールの被係止部に沿って係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止する係止部、およびモジュール本体に取り付けられた光源を有する照明モジュールと;を具備しているものである。
【0015】
取付レールの被係止部、モジュール本体の当接部および係止部は、それぞれ一体または別体に設けられ、一体の場合には押し出し成形で成形可能とする。
【0016】
請求項4記載の照明装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の照明装置において、照明モジュールは、モジュール本体の一端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の一端部より長い長さに形成された電源入力用ケーブルと、モジュール本体の他端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の他端部より短い長さに形成された送り配線用ケーブルとを有しているものである。
【0017】
各ケーブルには互いに接続可能とする雄雌の各コネクタが取り付けてもよく、例えば複数の照明モジュールを長手方向に沿って配列する場合に、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの送り配線用ケーブルのコネクタを既に取付レールに取り付けられている照明モジュールの一端から引き出されている電源入力用ケーブルのコネクタに接続可能とする。
【0018】
請求項5記載の照明装置は、請求項2記載の照明装置において、照明モジュールは、モジュール本体の一端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の一端部より長い長さに形成された電源入力用ケーブルと、モジュール本体の他端側に向けて配線されるとともにモジュール本体の他端部より短い長さに形成された送り配線用ケーブルとを有し、複数の照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの送り配線用ケーブルを既に取付レールに取り付けられている照明モジュールの一端から引き出されている電源入力用ケーブルに接続した状態で、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの各取付金具の位置が取付レールの各被係止部に係合させる位置に一致する関係に形成されているものである。
【0019】
請求項6記載の照明装置は、請求項4または5記載の照明装置において、取付レールの一端側近傍に電源入力用ケーブルを引き出す引出孔が設けられているものである。
【0020】
請求項7記載の照明装置は、請求項1ないし6いずれか一記載の照明装置において、複数の取付レールおよび照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、照明モジュールが隣り合う2つの取付レールにわたって取り付けられるものである。
【発明の効果】
【0021】
請求項1記載の照明装置によれば、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態でモジュール本体の内側位置に設けた当接部が取付レールの長手方向に沿って当接し、取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドによりモジュール本体の係止部が取付レールの被係止部に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止するため、ねじを用いずにモジュール本体を取付レールに容易に取り付けることができ、照明モジュールが取付レールに確実に平行となり、外観を向上できる。
【0022】
請求項2記載の照明装置によれば、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態でモジュール本体の内側位置に設けた当接部が取付レールの長手方向に沿って当接し、取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドによりモジュール本体の各取付金具が取付レールの各被係止部に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止するため、ねじを用いずにモジュール本体を取付レールに容易に取り付けることができ、照明モジュールが取付レールに確実に平行となり、外観を向上できる。
【0023】
請求項3記載の照明装置によれば、モジュール本体を取付レールに嵌合した状態でモジュール本体の内側位置に設けた当接部が取付レールの長手方向に沿って当接し、取付レールに嵌合するモジュール本体の長手方向へのスライドによりモジュール本体の長手方向に沿った係止部が取付レールの長手方向に沿った被係止部に係合してモジュール本体を取付レールに嵌合した状態に係止するため、ねじを用いずにモジュール本体を取付レールに容易に取り付けることができ、照明モジュールが取付レールに確実に平行となり、外観を向上できる。
【0024】
請求項4記載の照明装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の照明装置の効果に加えて、モジュール本体の一端側に向けて配線する電源入力用ケーブルをモジュール本体の一端部より長い長さに形成し、モジュール本体の他端側に向けて配線する送り配線用ケーブルをモジュール本体の他端部より短い長さに形成したため、例えば複数の照明モジュールを長手方向に沿って配列する場合に、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの送り配線用ケーブルを既に取付レールに取り付けられている照明モジュールの一端から引き出されている電源入力用ケーブルに接続することができ、配線作業を容易にできる。
【0025】
請求項5記載の照明装置によれば、請求項2記載の照明装置の効果に加えて、モジュール本体の一端側に向けて配線する電源入力用ケーブルをモジュール本体の一端部より長い長さに形成し、モジュール本体の他端側に向けて配線する送り配線用ケーブルをモジュール本体の他端部より短い長さに形成したため、複数の取付レールおよび照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの送り配線用ケーブルを既に取付レールに取り付けられている照明モジュールの一端から引き出されている電源入力用ケーブルに接続することができ、配線作業を容易にできる。しかも、複数の取付レールおよび照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの送り配線用ケーブルを既に取付レールに取り付けられている照明モジュールの一端から引き出されている電源入力用ケーブルに接続した状態で、取付レールに取り付けようとする照明モジュールの各取付金具の位置が取付レールの各被係止部に係合させる位置に一致する関係にあるため、照明モジュールを取付レールに容易に取り付けることができ、容易に施工できる。
【0026】
請求項6記載の照明装置によれば、請求項4または5記載の照明装置の効果に加えて、取付レールの一端側近傍に設けた引出孔から電源入力用ケーブルを引き出して電源側に接続でき、送り配線用ケーブルとの接続と電源側との接続とに電源入力用ケーブルを兼用できる。
【0027】
請求項7記載の照明装置によれば、請求項1ないし6いずれか一記載の照明装置の効果に加えて、複数の取付レールおよび照明モジュールを長手方向に沿って配列する際に、照明モジュールを隣り合う2つの取付レールにわたって取り付けるため、容易に直線性を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0029】
図1ないし図4に第1の実施の形態を示し、図1は照明装置の断面図、図2は照明装置の拡大端面図、図3は照明装置の拡大断面図、図4は照明装置の照明モジュールの取付方法を(a)(b)(c)の順に示す断面図である。
【0030】
図1ないし図3に示すように、11はライン照明を構成する照明装置で、この照明装置11は、設置面として例えば天井面12に取り付けられる長尺な取付レール13と、この取付レール13の長手方向に沿って着脱可能に取り付けられる長尺な照明モジュール14とを有している。
【0031】
取付レール13は、金属板製で、基板部21およびこの基板部21の両側から折曲された側板部22を有する断面略コ字形に折曲形成されている。基板部21には天井面12に当接する複数のダボ23が突出形成され、これら各ダボ23に形成された取付孔24を介してねじ25により天井面12に取り付けられる。取付孔24は、取付レール13の長手方向に対して交差する方向に長い長孔に形成されている。
【0032】
両側の側板部22の長手方向の両端には、照明モジュール14を係止するための被係止部26が形成されている。各被係止部26は、略L字形の溝部27を有し、この溝部27の一端側に側板部22の先端縁部22aに開口する開口部28が形成され、溝部27の他端側に臨み側板部22の先端縁部22aに沿って一端側に突出する被係止爪部29が形成されている。溝部27に臨む被係止爪部29の縁部先端側には、傾斜部30が形成されているとともに、この傾斜部30から連続して溝部27側に突出する突状のストッパ部31が突設されている。
【0033】
基板部21の一端近傍には引出孔32が形成されている。
【0034】
次に、照明モジュール14は、取付レール13に長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体41、このモジュール本体41の両端に取り付けられた係止部としての取付金具42、モジュール本体41に支持された光源ユニット43を有している。
【0035】
モジュール本体41は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導性を有する金属材料で、両側の側面部45およびこれら側面部45間の中間を連結する仕切部46を有する断面略H字形に押出成形によって形成されている。モジュール本体41の仕切部46によって仕切られた両側に長手方向に沿って凹状の溝部47,48が形成され、一方の溝部47に取付レール13を嵌合可能とし、他方の溝部48に光源ユニット43が嵌合されている。仕切部46の中央域には一対の通孔46aが形成されている。
【0036】
一方の溝部47の長手方向と交差する幅方向の間隔は取付レール13を嵌合可能に取付レール13の幅よりわずかに大きい寸法としており、この溝部47内の幅方向両側すなわち両側の側面部45の内側には段部49が長手方向に沿って突出形成され、この段部49に取付レール13の先端縁部22aが長手方向に沿って当接する当接部50が形成されている。
【0037】
また、各取付金具42は、モジュール本体41の一方の溝部47の両端に配置されている。これら各取付金具42は、金属板製で、モジュール本体41の仕切部46にねじ52で取り付けられる取付片部53、この取付片部53の両側からモジュール本体41の両側の側面部45に対向して折曲された両側の立上片部54、これら両側の立上片部54の先端からモジュール本体41の各当接部50に対向してその当接部50との間に取付レール13の各被係止爪部29が係合可能とするように外側に向けて折曲された係止爪部55を有している。
【0038】
また、光源ユニット43は、長尺な基板61を有し、この基板61の表面側に光源としての発光素子である複数の発光ダイオード素子62が長手方向に沿って等間隔に配置されている。基板61は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導性を有する金属材料などで形成され、表面側には絶縁層を介して複数の発光ダイオード素子62を電気的に接続する配線パターンが形成されている。
【0039】
基板61の表面側には、各発光ダイオード素子62が発する光を制光する制光体としての長尺なレンズ63が取り付けられている。
【0040】
光源ユニット43は、モジュール本体41の他方の溝部48に嵌合された状態で、モジュール本体41の一方の溝部47側から仕切部46を挿通されるねじで取り付けられている。基板61の中央部にはこの基板61の配線パターンに電気的に接続された電源入力用ケーブル64および送り配線用ケーブル65が配線されており、これら各ケーブル64,65がモジュール本体41の仕切部46の各通孔46aから一方の溝部47側に引き出されている。
【0041】
電源入力用ケーブル64は、モジュール本体41の一端側に向けて配線され、その中間部が仕切部46に止め具66によって固定され、先端に一方のコネクタ67が取り付けられている。送り配線用ケーブル65は、モジュール本体41の他端側に向けて配線され、その中間部が仕切部46に止め具66によって固定され、先端に他方のコネクタ68が取り付けられている。一方のコネクタ67と他方のコネクタ68とは互いに着脱可能に接続できる関係にあり、他方のコネクタ68には一方のコネクタ67の接続状態で着脱可能に係止する係止爪69を備えている。
【0042】
電源入力用ケーブル64の先端(コネクタ67を含む)はモジュール本体41の一端部より長い長さに形成され、送り配線用ケーブル65の先端(コネクタ68を含む)はモジュール本体41の他端部より短い長さに形成されている。そして、図4(a)に示すように、複数の照明モジュール14を長手方向に沿って配列する際に、取付レール13に取り付けようとする図示左側の照明モジュール14の送り配線用ケーブル65を既に取付レール13に取り付けられている図示右側の照明モジュール14の一端から引き出されている電源入力用ケーブル64に接続した状態で、取付レール13に取り付けようとする図示左側の照明モジュール14の各取付金具42の位置が取付レール13の被係止部26に係合する位置つまり各溝部27の開口部28に係合する位置に一致する関係に形成されている。
【0043】
さらに、図4(b)(c)に示すように、取付レール13に嵌合した図示左側の照明モジュール14を図示右側の照明モジュール14側に向けてスライドさせ、隣り合う照明モジュール14,14の端部同士が接触した状態に取り付けたときに、各ケーブル64,65は取付レール13とモジュール本体41との間にたわんだ状態に収容される。このとき、照明モジュール14のスライド長さは、各ケーブル64,65のたわみ量を取付レール13とモジュール本体41との間で吸収できる長さに設定されている。
【0044】
次に、天井面12に複数の照明装置11を直線状に設置してライン照明を構成する場合について説明する。
【0045】
まず、天井面12に対して、複数の取付レール13を長手方向に沿って直線状に配列してそれぞれねじ25で固定する。
【0046】
電源ラインの最も下流側位置に対応する取付レール13に照明モジュール14を取り付ける。すなわち、照明モジュール14を取付レール13に対して一端側に少しずらした状態で、モジュール本体41の溝部47内に取付レール13を収容するように嵌合することにより、照明モジュール14の各取付金具42の係止爪部55を取付レール13の各溝部27の開口部28に挿入し、モジュール本体41の両側の当接部50を取付レール13の両側の先端縁部22aに長手方向に沿って当接させ、照明モジュール14を取付レール13に平行に嵌合させる。
【0047】
この嵌合状態で、照明モジュール14を他端側に向けてスライドさせることにより、各取付金具42の係止爪部55が取付レール13の各被係止爪部29の傾斜部30を介しストッパ部31を乗り越えて被係止爪部29上に係合する。照明モジュール14の他端側へ向けたスライドは、各取付金具42の係止爪部55が取付レール13の各溝部27の他端側の縁部に当接することで規制され、このとき、取付レール13と照明モジュール14との長手方向の位置が一致する。
【0048】
各取付金具42の係止爪部55が取付レール13の被係止爪部29上に係合した状態では、係止爪部55と当接部50との間で取付レール13の被係止爪部29を挟み込み、ストッパ部31によって各取付金具42の係止爪部55が一端側に向けて移動するのが規制されている。そのため、照明装置11に振動などが加わっても、照明モジュール14が取付レール13から脱落することがない。
【0049】
電源入力用ケーブル64は照明モジュール14の一端側から外部に引き出され、送り配線用ケーブル65はモジュール本体41と取付レール13との間に収容されている。
【0050】
続いて、取付レール13に取り付けた照明モジュール14の隣に次の照明モジュール14を取り付けるには、図4(a)に示すように、取付レール13に取り付けた図示右側の照明モジュール14から引き出されている電源入力用ケーブル64のコネクタ67と、これから取り付けようとする図示左側の照明モジュール14の送り配線用ケーブル65のコネクタ68とを連結して接続する。
【0051】
接続した電源入力用ケーブル64と送り配線用ケーブル65とが張った状態においては、これから取り付けようとする図示左側の照明モジュール14の各取付金具42の係止爪部55の位置が取付レール13の被係止部26に係合する位置つまり各溝部27の開口部28に挿入する位置に一致する関係にあるため、図4(b)に示すように、図示左側の照明モジュール14を上方に移動させて取付レール13に嵌合するだけで、図示左側の照明モジュール14の各取付金具42の係止爪部55を取付レール13の各溝部27の開口部28に挿入することができる。
【0052】
嵌合後は、図4(c)に示すように、図示左側の照明モジュール14を図示右側の照明モジュール14側に向けてスライドさせることにより、各取付金具42の係止爪部55が取付レール13の各被係止爪部29上に係合し、隣り合う照明モジュール14,14の端部同士が接触した状態に取り付けられる。このとき、各ケーブル64,65は、取付レール13とモジュール本体41との間にたわんだ状態に収容される。
【0053】
このようにして複数の照明モジュール14を取付レール13に対して順次取り付ける。
【0054】
また、電源ラインの最も上流側位置に対応する取付レール13に照明モジュール14を取り付ける場合には、図1に2点鎖線で示すように、電源入力用ケーブル64を取付レール13の引出孔32を通じて天井側に引き出し、天井側に配線されている電源ケーブルに接続する。
【0055】
このように構成された照明装置11によれば、照明モジュール14のモジュール本体41を取付レール13に嵌合した状態でモジュール本体41の内側位置に設けた当接部50が取付レール13の長手方向に沿って当接し、取付レール13に嵌合するモジュール本体41の長手方向へのスライドによりモジュール本体41の各取付金具42が取付レール13の各被係止部26に係合してモジュール本体41を取付レール13に嵌合した状態に係止するため、ねじを用いずにモジュール本体41を取付レール13に容易に取り付けることができ、照明モジュール14が取付レール13に確実に平行となり、外観を向上できる。
【0056】
さらに、モジュール本41体の一端側に向けて配線する電源入力用ケーブル64をモジュール本体41の一端部より長い長さに形成し、モジュール本体41の他端側に向けて配線する送り配線用ケーブル65をモジュール本体41の他端部より短い長さに形成したため、複数の取付レール13および照明モジュール14を長手方向に沿って配列する際に、取付レール13に取り付けようとする照明モジュール14の送り配線用ケーブル65を既に取付レール13に取り付けられている照明モジュール14の一端から引き出されている電源入力用ケーブル64に接続することができ、配線作業を容易にできる。
【0057】
しかも、取付レール13に取り付けようとする照明モジュール14の送り配線用ケーブル65を既に取付レール13に取り付けられている照明モジュール14の一端から引き出されている電源入力用ケーブル64に接続した状態で、取付レール13に取り付けようとする照明モジュール14の各取付金具42の位置が取付レール13の各被係止部26に係合する位置に一致する関係にあるため、照明モジュール14を取付レール13に容易に取り付けることができ、容易に施工できる。
【0058】
さらに、取付レール13に嵌合した照明モジュール14のスライド長さは、各ケーブル64,65のたわみ量を取付レール13とモジュール本体41との間で吸収できる長さに設定されているため、各ケーブル64,65を無理なく収容できる。
【0059】
また、取付レール13の一端側近傍に設けた引出孔32から電源入力用ケーブル64を引き出して電源側に接続でき、送り配線用ケーブル65との接続と電源側との接続とに電源入力用ケーブル64を兼用できる。
【0060】
また、当接部50がモジュール本体41の内側位置に設けられるため、外部に露出せず、外観を向上できる。
【0061】
次に、図5および図6に第2の実施の形態を示し、図5は照明装置の側面図、図6は照明装置の拡大断面図である。
【0062】
照明装置11は、天井面12に取り付けられる長尺な取付レール13と、この取付レール13の長手方向に沿って着脱可能に取り付けられる長尺な照明モジュール14と、複数の照明モジュール14を用いてライン照明を構成する際にそのライン照明の両端位置に配置される保持部材81を有している。
【0063】
取付レール13は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導性を有する金属材料で、基板部21およびこの基板部21の両側の側板部22を有する断面略コ字形に押出成形によって形成されている。両側の側板部22の外面先端側には照明モジュール14が係合する嵌合溝部83が長手方向の全域に沿って形成され、これら嵌合溝部83に照明モジュール14を係止するための被係止部26が長手方向の全域に沿って形成されている。被係止部26は、嵌合溝部83に長手方向の全域に沿って形成された係止溝部84によって構成されている。
【0064】
取付レール13の基板部21には、取付レール13の長手方向に対して交差する方向に長い長孔である取付孔24が形成されている。
【0065】
取付レール13には、複数の照明モジュール14を用いてライン照明を構成する際に、中間に配置される通常の取付レール13より長さが短い端部用取付レール13aがある。この端部用取付レール13aの端部には端板85が取り付けられている。
【0066】
また、照明モジュール14は、取付レール13に長手方向に沿ってスライド可能に嵌合するモジュール本体41、モジュール本体41に支持された光源ユニット43を有している。
【0067】
モジュール本体41は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導性を有する金属材料で、両側の側面部45およびこれら側面部45間の中間を連結する仕切部46を有する断面略H字形に押出成形によって形成されている。モジュール本体41の仕切部46によって仕切られた両側に長手方向に沿って凹状の溝部47,48が形成され、一方の溝部47に取付レール13を嵌合可能とし、他方の溝部48に光源ユニット43が嵌合されている。
【0068】
一方の溝部47に臨む両側の側面部45が取付レール13の嵌合溝部83に嵌合され、この嵌合状態で仕切部46が取付レール13の先端縁部22aが長手方向に沿って当接される。したがって、仕切部46が、取付レール13の先端縁部22aが長手方向に沿って当接する当接部50として形成されている。
【0069】
取付レール13の嵌合溝部83に嵌合する両側の側面部45の内面には、嵌合溝部83に形成された係止溝部84に沿って係合する係止部としての係止爪部87が長手方向の全域に沿って形成されている。
【0070】
また、この照明装置11において、電源入力用ケーブル64および送り配線用ケーブル65などを含めた他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
【0071】
そして、天井面12に複数の照明装置11を直線状に設置してライン照明を構成する場合について説明する。
【0072】
まず、天井面12に対して、複数の取付レール13を長手方向に沿って直線状に配列し、各取付レール13の取付孔24を通じてねじ25で固定する。複数の取付レール13の両端部には、端部用取付レール13aを配置する。
【0073】
電源ラインの最も下流側位置に対応する照明モジュール14を取付レール13の一端側から嵌合して取り付ける。すなわち、照明モジュール14のモジュール本体41の両側の側面部45を取付レール13の両側の嵌合溝部83に嵌合するとともに、その両側の側面部45の係止爪部87を両側の嵌合溝部83の係止溝部84に係合し、モジュール本体41を取付レール13の他端側へ向けてスライドさせてモジュール本体41全体を取付レール13に嵌合する。取付レール13に嵌合したモジュール本体41は、当接部50が取付レール13の両側の先端縁部22aに長手方向に沿って当接し、取付レール13に平行に嵌合する。電源入力用ケーブル64は照明モジュール14の一端側から外部に引き出され、送り配線用ケーブル65はモジュール本体41と取付レール13との間に収容されている。
【0074】
続いて、取付レール13に取り付けた照明モジュール14に隣り合う次の照明モジュール14を取り付けるには、取付レール13に取り付けた照明モジュール14から引き出されている電源入力用ケーブル64のコネクタ67と、これから取り付けようとする照明モジュール14の送り配線用ケーブル65のコネクタ68とを連結して接続し、この照明モジュール14を取付レール13の一端側から同様に嵌合し、既に取り付けられている照明モジュール14とともに取付レール13の他端側に向けて移動させる。
【0075】
このように照明モジュール14を取付レール13の一端側から嵌合して取付レール13の他端側に向けて移動させながら、複数の照明モジュール14を順次取り付ける。
【0076】
照明モジュール14を取付レール13の他端側に向けて順次移動させる過程で、照明モジュール14が隣り合う2つの取付レール13にまたがって嵌合する。このとき、隣り合う2つの取付レール13が直線状に配置されていなかった場合には、照明モジュール14が隣り合う2つの取付レール13にまたがって嵌合することにより、これら隣り合う2つの取付レール13が直線状に配置されるように強制的に修正する。これは取付レール13を天井面12に取り付けるねじ25が取付レール13の長手方向に対して交差する方向に長い長孔によって形成された取付孔24に挿通されているため、取付レール13の長手方向に対して交差する方向への強制的な移動を可能としていることによる。
【0077】
複数の各照明モジュール14が隣り合う各2つの取付レール13にわたって嵌合する状態で、両端の各端部用取付レール13aに端板85を取り付け、これら各端板85と端部の照明モジュール14との間に保持部材81を取り付けて保持する。
【0078】
このように、照明モジュール14のモジュール本体41を取付レール13に嵌合した状態でモジュール本体41の内側位置に設けた当接部50が取付レール13の長手方向に沿って当接し、取付レール13に嵌合するモジュール本体41の長手方向へのスライドによりモジュール本体41の長手方向に沿った係止爪部87が取付レール13の長手方向に沿った係止溝部84に係合してモジュール本体41を取付レール13に嵌合した状態に係止するため、ねじを用いずにモジュール本体41を取付レール13に容易に取り付けることができ、照明モジュール14が取付レール13に確実に平行となり、外観を向上できる。
【0079】
複数の取付レール13および照明モジュール14を長手方向に沿って配列する際に、照明モジュール14を隣り合う2つの取付レール13にわたって取り付けるため、容易に直線性を得ることができる。
【0080】
なお、第1の実施の形態の照明装置11においても、第2の実施の形態の照明装置11のように、複数の取付レール13および照明モジュール14を長手方向に沿って配列する際に、照明モジュール14を隣り合う2つの取付レール13にわたって取り付けてもよい。この場合、第1の実施の形態の照明装置11の取付レール13の長手方向中央域に被係止部26を設けることによって対応できる。そのため、取付レール13の両端域および中央域に被係止部26をそれぞれ設けていずれの形態にも対応できるようにしてもよい。
【0081】
また、第2の実施の形態の照明装置11においても、第1の実施の形態の照明装置11のように、1つの取付レール13に1つの照明モジュール14が嵌合する状態に取り付けてもよい。
【0082】
また、光源は、発光ダイオード素子62などの発光素子を含む点光源が用いられるほか、電球や蛍光ランプなどを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す照明装置の断面図である。
【図2】同上照明装置の拡大端面図である。
【図3】同上照明装置の拡大断面図である。
【図4】同上照明装置の照明モジュールの取付方法を(a)(b)(c)の順に示す断面図である。
【図5】第2の実施の形態を示す照明装置の側面図である。
【図6】同上照明装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
【0084】
11 照明装置
13 取付レール
14 照明モジュール
26 被係止部
32 引出孔
41 モジュール本体
42 係止部としての取付金具
50 当接部
62 光源としての発光ダイオード素子
64 電源入力用ケーブル
65 送り配線用ケーブル
87 係止部としての係止爪部




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013