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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−35292(P2007−35292A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−212388(P2005−212388)
出願日 平成17年7月22日(2005.7.22)
代理人 【識別番号】100101834
【弁理士】
【氏名又は名称】和泉 順一
発明者 小島 浩之
要約 課題
運転者にグレア等を生じさせないようにするとともに、路面輝度を確保して運転者が運転し易いようにするものためのルーバを備えた高欄および遮音壁などに設置し得る照明器具であって、ランプ交換などの際にルーバを取り外すことなくランプ交換を行うことができる照明装置を提供することを目的とする。

解決手段
道路などの両側に配設される高欄に設置される照明装置において、開口部の枠部または透光性カバーに配設され、透光性カバーと3度以上20度以下の対向角を有して下方に傾向している横羽ルーバを設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部を有している器具本体と;
器具本体の開口部を覆うように設置される枠部と;
枠部内に配設される透光性カバーと;
器具本体内に設けられる反射体と;
反射体に光学的に対向して配設される光源ランプと;
枠部とともに配設され、透光性カバーとが3度以上20度以下の対向角を有して下方に傾向している横羽ルーバと;
を具備していることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
開口部を有している器具本体と;
器具本体の開口部を覆うように設置される透光性カバーと;
器具本体内に設けられる反射体と;
反射体に光学的に対向して配設される光源ランプと;
透光性カバーとともに配設され、透光性カバーとが3度以上20度以下の対向角を有して下方に傾向している横羽ルーバと;
を具備していることを特徴とする照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路およびトンネルなどの高欄および遮音壁などに設置し得る照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来からこのような照明器具は、道路等に両側に設けられた例えばコンクリート製欄干(高欄)の上部あるいは遮音壁に設置されるものである。このような照明器具では、運転者にグレア等を生じさせないようにするとともに、路面輝度を確保して運転者が運転し易いようにするものである。
このような照明器具は、道路等の両側の運転者の目線の高さ付近の位置(例えば、約0.8m〜5m)から道路の路面を照射するように設けられている。このため、運転者へのまぶしさを低減する、周囲への光漏れを低減させる、しかも、路面上は最適な照度を得ることが必要であるから高欄照明器具の光源からの光を制御することが重要となっている。
このために、特許文献1および特許文献2のように道路の路面上の照度を確保しながら、運転者等へのまぶしさを低減する、周囲への光漏れをなどの状況に適した照明器具の配光を簡単な方法で制御可能であるために、この種の照明器具にルーバを取り付けた照明器具を開示している。
【特許文献1】特開2003−109422号公報
【特許文献2】特開2004−103270号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した従来の高欄照明器具は、ルーバは、透光性カバーと光源の間に配置されており、ランプ交換の際には、透光性カバーを開いて、さらにルーバの取り外しをしないとランプを交換することができず、メンテナンス作業が煩雑になる問題があった。
【0004】
さらに、ルーバは透光性カバーと所定の傾きを有して設置されているのでランプ交換後、ルーバを所定の角度を持って固定させなければならず、作業が煩雑である。
【0005】
このため、運転者にグレア等を生じさせないようにするとともに、路面輝度を確保して運転者が運転し易いようにするものためのルーバを備えた高欄および遮音壁などに設置し得る照明器具であって、ランプ交換などの際にルーバを取り外すことなくランプ交換を行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明の照明器具は、長手方向の1側面に開口部を有している器具本体と;器具本体の開口部を覆うように設置される枠部と;枠部内に配設される透光性カバーと;器具本体内に設けられる反射体と;反射体に光学的に対向するとともに、開口部と対向して配設される光源ランプと;枠部とともに配設され、透光性カバーと5度以上の対向角を有して下方に傾向している横羽ルーバと;を具備している。
【0007】
請求項2の発明の照明器具は、長手方向の1側面に開口部を有している器具本体と;器具本体の開口部を覆うように設置される透光性カバーと;器具本体内に設けられる反射体と;反射体に光学的に対向するとともに、開口部と対向して配設される光源ランプと;透光性カバーとともに配設され、透光性カバーと5度以上の対向角を有して下方に傾向している横羽ルーバと;を具備している。
【0008】
各発明において、特に指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次による。
【0009】
器具本体は、断面が略四角、円形および楕円状の長手方向に長筒状等とすることができる。長筒状を形成する側面に略長四角の開口部を有している。器具本体を長い筒状とするのは、道路照明に利用する際、器具の灯数を少なくしながら、道路全体にわたって均一な配光を得るためである。
【0010】
透光性カバーは、強化ガラスおよびポリカーボネイト等の透光性プラスチックによって形成される。また、透光性カバーは外面および内面のいずれか一方または両方に、光制御用の手段たとえばプリズム、レンズまたは光拡散用の多数の凸部または凹部などを形成することも許容する。また、透光性カバーの外表面に光触媒機能や反射防止膜機能を有する酸化チタンなどの薄膜を塗布することもできる。
【0011】
透光性カバーは、前面カバーの枠部によって取付けることもできる。枠部と透光性カバーの間には、防雨性を保つためパッキンなどを有することを許容する。
【0012】
ルーバは、透光性カバーまたは透光性カバーを取付ける枠部に固定される。ルーバは路面と略水平に取付けられる複数の横羽を路面と略垂直に取付けられる基体に溶接するまたは横羽となる部分を折曲して形成することができる。ルーバの基体は少なくとも横羽の両端に嵌合されていることが望ましく、透光性カバーの幅によっては横羽が重力によって撓まないように、基体のほかに数本の補助基体を設けることも許容する。
【0013】
複数の横羽は、透光性カバーに向かって若干下向きにそれぞれの横羽が水平になるように配置され、かつそれぞれの横羽は、開口部の下方にしたがって奥方向に設置される。そうして、透光性カバーと5度以上の対向角を有して下方に傾向するように横羽をそれぞれ配置する。それぞれの横羽は程同じ形状の長い板状のものを使用することが好ましいが、横羽の形状、枚数などのルーバの形状などは、照明器具の設置される状況に応じて選択することができるものである。
【0014】
透光性カバーは開口部を覆って構成されるまたは、透光性カバーを枠体取り付けて枠体とともに開口部を覆って構成される。透光性カバーを枠体に取り付ける際には枠体と透光性カバーの間には防雨性を保つためのパッキンが挿入される。さらには、枠体と器具本体の間または、枠体を用いない場合であっては透光性カバーと器具本体との間にもまた、防雨性を保つためパッキンなどが挿入されている。
【0015】
反射体は、所望の配光を形成するために用いられ、光源ランプの種類および所望の配光によって様々な形状および構造を採用することができる。たとえば、単一構造の反射体、複数に分離分割された反射体などを用いることができる。また、要すれば照明器具本体の内面を反射体として作用させることができる。さらに、反射体の表面は、鏡面および光拡散面たとえば白色系の面のいずれであってもよい。また、反射体は、照明器具本体および照明器具の前面カバーのいずれの側に装着してもよい。また、光源ランプを反射体に装着可能な構成にすることも許容する。
【0016】
光源ランプは、既知の各種光源ランプから任意に選択して用いることができる。たとえば、蛍光ランプおよび低圧ナトリウムランプなどの低圧放電ランプ、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプおよび水銀ランプなどの高圧放電ランプおよび電球などを用いることができる。道路に設置される高欄照明器具は、器具の灯数を少なくしながら、道路全体にわたって均一な配光を得ることが求められるため、高効率の高周波点灯蛍光ランプを光源として用いることが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の第一の実施形態であるトンネル用照明器具を図1ないし2を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態であるトンネル用照明器具の断面図、図2は同じく正面図を表している。
【0018】
図において、照明器具は、幅130mm、高さ240mm、長さが約1300mmの略長箱形の器具本体1、この器具本体1の前面に開閉自在に取り付けられる前面カバー2、そして器具本体1の内部に収容される反射板3、高周波点灯専用形蛍光ランプ4Aおよび点灯装置4Bで構成されている。まず、器具本体1は、前面に開口部を形成して筒状にアルミの押し出し材によって形成する周側面部1H、側面部1Hを包囲する左側面1Lおよび右側面1R、左右側面1L、1Rの側面に配設される電源線引き込み用防水コネクタ1Gを有してなる。周側面部1Hには器具本体1を高欄7などの上面に取り付けるための支持脚6が取付けられる。なお、電源線引き込み用防水コネクタ1Gは、防水形のもので使用する電源線の外形寸法に適合した、例えば合成樹脂で形成されている。
【0019】
前面カバー2は、外寸が器具本体の開口部内寸とほぼ同等に形成される枠部2a、枠部2a内に配設される透光性カバー2bにて構成されている。枠部2aと透光性カバー2bの取り付け周には防雨性のパッキン2eが取付けられる。そして、この前面カバー2は、前記開口部を覆うように配設される。前面カバー2と器具本体1は、前面カバー2の上辺の設けられた数個のヒンジ2cと前面カバーの下辺部分に設けられた一対のパチン錠2dよって取り付けられている。なお、ヒンジ2c、パチン錠2dなどの取り付け部材は、例えば、錆びにくいステンレス製のものがよく、また、器具本体1への取付では、シリコンゴムパッキン2fによる防水処理を施している。
【0020】
透光性カバー2bは、強化ガラスからなりその表面には光触媒機能を呈する二酸化チタン膜などを塗布してもよい。枠体2aの器具内面側にはルーバ4が取り付けられる。
【0021】
反射板3は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の反射特性のよいもので形成され、器具本体1内の長手方向に配設されている。本実施形態では主反射板3aと補助反射板3bの2枚を利用して効率よく光を照射するようにしている。
【0022】
また、高周波点灯専用形蛍光ランプ4Aは、この反射手段3に光学的に対向するとともに、運転者の目に直接ランプ4Aからの照射が入らないように、器具本体1の上側面1c側であって、前記枠部2aと対向して配設されている。なお、このランプ4A(型名FHF32)の初特性は、全光束4,370(lm)、定格寿命12,000(h)およびランプ電力45(W)であり、小形で十分な路面輝度を得るのに好適である。
【0023】
前記高周波点灯専用形蛍光ランプ4Aを点灯する点灯装置4Bは、器具本体1の下側面側のほぼ中央部に配設されている。また、点灯装置4Bと蛍光ランプ4Aは端子台(図示しない)によって電気的に接続される。支持脚6は、器具本体1と道路(図示しない)などの両側に設置されている高欄7上面と固着する。
【0024】
図3は、ルーバ5の詳細部分図、図4はこのルーバ5の組立ての様子を示す組立図である。ルーバ5は、長尺の幅約30mmの板状に形成された複数枚の横羽5a1〜5anを、基体5bに若干透光性カバー2aに向かって下方向に向くようにそれぞれ平行に取付けられる。また、横羽5a1〜5anが長尺なためたわむのを抑制するため複数の補助基台5cが等間隔に設けられている。
【0025】
このとき、横羽5a1〜5anの基体5bへの取付は、基体5bに横羽5a1〜5anが挿入できる切欠きを形成し、その切欠きに横羽5a1〜5anに設けた溝を嵌合させるように挿入することで形成することができる。横羽5a1〜5anの両端に取付ける基体5bのほか、補助基体5cについても同じ要領で取付ける事ができる。さらに、横羽5a1〜5anと基体5bおよび補助基体5cとはスポット溶接などで溶接して固定する。
【0026】
基体5bは透光性カバー2aの内表面に垂直に取り付けられる。そうして、ルーバ5の横羽5a1〜5anが、それぞれ照明器具の下方向に取付けられるにしたがって器具の奥側に傾斜して設置されている。つまり、一番上側に取付けられた横羽5a1よりもその下の横羽5a2が器具の奥側(背面側)に向かって奥に取付けられており、その下の横羽5a3も横羽5a2よりも奥に設置されている。そうして、横羽5a1〜5anの透光性カバー2a側の側面を結ぶ面が透光性カバー2aの内表面となす角度が3度以上20度以下である。(さらに、好ましくは5°〜15°である)。本実施形態ではルーバ5の高さが約260mmの間に8枚のルーバ5aを透光性カバー2aの内面となす角を約5度奥になるようにしている
【0027】
このように、することによって、前面カバーと2とルーバ5が固定されて形成されたため、ランプ交換などのメンテナンスの際に前面カバーを開閉するだけで光源のランプを交換することができるため、従来のように前面カバーを開放し、その後ルーバを取り外してからランプ交換を行うというメンテナンス作業のルーバの取り外しの工程を低減させることができメンテナンス作業が簡略化できる。
【0028】
また、ルーバ5の横羽5a1〜5anが下方に向いてそれぞれの横羽5a1〜5anが透光性カバー2a側の側面を結ぶ面が透光性カバー2aの内表面となす角度が3度以上20度以下となるように傾斜して設けることによってランプ4aからの光がこの照明器具よりも上方に向かうことなく光の配光を制限できるので、道路などの両側に設けられる高欄7にこの照明器具を取り付けた場合には、道路を往来する運転者に光源の光が直接に眼に入ることが無く、運転者の運転を妨げることなく、道路面を均一に照射できる照明装置を提供することができるものである。
【0029】
図5は本発明の第2の実施形態の照明器具の断面図である。なお、図1ないし図4と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施形態では、前面カバー2に枠体は設けられておらず、透光性カバー2bが直接照明器具の開口部を覆っている。また、枠部を設けていないのでルーバ5はルーバ5の基体5bを直接透光性カバー2bを貫通させた固定ネジ2gで固定している。このとき図示していないが、固定ネジ2gの周囲の防水性を高めるためにシリコンなどの樹脂でネジ2gに周囲をふさいでいる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の第1の実施形態の照明器具の断面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じくトンネル用照明器具のルーバの斜視図。
【図4】同じくルーバの組立状態を表す組立図。
【図5】本発明の第2の実施形態の照明器具の断面図。
【符号の説明】
【0031】
1…器具本体、 2…透光性ガラス 2a・・・枠体 4a・・・蛍光ランプ 5・・・ルーバ 6・・・取付脚 7・・・高欄





 

 


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