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発明の名称 ランプソケットと照明器具及び片口金蛍光ランプ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−173080(P2007−173080A)
公開日 平成19年7月5日(2007.7.5)
出願番号 特願2005−369888(P2005−369888)
出願日 平成17年12月22日(2005.12.22)
代理人 【識別番号】100084375
【弁理士】
【氏名又は名称】板谷 康夫
発明者 小寺 隆介 / 西浜 伸通 / 今岡 善秀 / 笹川 知宏 / 中辻 光彦 / 松原 敏夫 / 堀口 玲 / 佐藤 啓介
要約 課題
螺旋状の発光管とピン端子式口金を有する片口金蛍光ランプを保持するランプソケット、照明器具、及び片口金蛍光ランプにおいて、ランプのランプソケットへの回転装着による落下に対する安全性の向上と操作の容易性とを同時に得る。

解決手段
ランプソケット6は、ガラス管が旋回軸廻りに螺旋状に形成された発光管と複数のピン端子3を有する口金4とを備えた片口金蛍光ランプを保持するものであって、ピン端子3と接触される接触金具10を備え、ランプが旋回軸に沿って挿入され(矢印I)、回転動作(矢印II)された後、旋回軸方向の荷重によって、ピン端子3と接触金具10とが接触する(矢印III)。ランプのピン端子3とランプソケット6の接触金具10の荷重方向が、ランプの回転方向と垂直方向となるため、ランプを回転させる時のトルクが小さくなるため、螺旋状の発光管しか掴めない場合でもランプを容易に回転操作することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス管が旋回軸廻りに螺旋状に形成された発光管と複数のピン端子を有する口金とを備えた片口金蛍光ランプを保持するランプソケットであって、
前記複数のピン端子とそれぞれ接触される接触金具を備え、
前記ランプが前記旋回軸に沿って挿入され、回転動作された後、旋回軸方向の荷重によって、前記ピン端子と前記接触金具とが接触することを特徴とするランプソケット。
【請求項2】
前記ピン端子が旋回軸と垂直方向に形成されていることを特徴とする請求項1記載のランプソケット。
【請求項3】
前記回転動作が、ランプ挿入方向の力によって得られるような構成とされていることを特徴とする請求項2記載のランプソケット。
【請求項4】
ランプ挿入方向に出没自在、かつ同挿入方向に抗する付勢力が付与された可動部を有し、
前記ランプにより前記可動部を押しながら回転させ、所定の位置まで回転すると、前記可動部の付勢力によって、前記ピン端子が前記接触金具に接触することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のランプソケット。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のランプソケットを備えた照明器具。
【請求項6】
ガラス管が旋回軸廻りに螺旋状に形成された発光管と複数のピン端子を有する口金とを備えた片口金蛍光ランプであって、
前記ランプが前記旋回軸に沿ってソケット内に挿入され、回転動作された後、旋回軸方向の荷重によって、前記ピン端子がソケット内に設けられた接触金具と接触されることを特徴とする片口金蛍光ランプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、螺旋状の発光管を有する片口金蛍光ランプを保持するランプソケット、照明器具、及び、片口金蛍光ランプに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、螺旋状の発光管を有する片口金蛍光ランプとしては、下記特許文献1,2,3等に示されるような電球形のものが知られている。
【特許文献1】特開2003−263972号公報
【特許文献2】特開2003−173760号公報
【特許文献3】特開2005−243464号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の電球形蛍光ランプは、内部に点灯回路を有しており、白熱ランプの代替として使用するため、口金はねじ込み式のものを採用していた。しかし、ランプの小型化、機能向上、長寿命化等のために、点灯回路が別置の片口金蛍光ランプとしたとき、口金は4極必要となり、ピン端子式のものにする必要がある。
【0004】
また、螺旋状の発光管は、ランプ装着のために回転動作をさせるとき、通常のFPLやFDLなどの片口金蛍光ランプに比べ、指を引っ掛ける形状をバルブに設けることが困難であることから、作業者の指との摩擦が小さくなる。
【0005】
従来のねじ込み式の口金であれば、小さな回転トルクでも、軸力により十分な接触を確保出来ていたので問題はなかったが、ピン端子式の口金においては、回転操作によってランプを保持させる場合、衝撃や振動に耐え得て、また中途半端な装着位置での放置を防止するためのクリック感を出し得るランプ着脱トルクを持ったソケットを使用しなければならない。
【0006】
このとき、ランプに作業者がかけられるトルクが、ランプ着脱に必要なトルクを下回るということが起こり得る。この傾向は、照明器具を小型化し、ランプ着脱操作時に作業者が触れられる範囲が限定されれば、一層強くなる。この問題は、ランプ着脱操作を旋回軸方向の挿入と抜き差しにすれば解決可能であるが、より高い耐振動性が要求される場合は、ランプ着脱操作を回転式にすることが望ましい。
【0007】
本発明は、上記問題を解消するものであり、螺旋状の発光管とピン端子式口金を有するランプであっても、回転装着による落下に対する安全性の向上と、操作の容易性とを同時に得ることができる、片口金蛍光ランプを保持するランプソケット、照明器具、及び片口金蛍光ランプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、ガラス管が旋回軸廻りに螺旋状に形成された発光管と複数のピン端子を有する口金とを備えた片口金蛍光ランプを保持するランプソケットであって、前記複数のピン端子とそれぞれ接触される接触金具を備え、前記ランプが前記旋回軸に沿って挿入され、回転動作された後、旋回軸方向の荷重によって、前記ピン端子と前記接触金具とが接触するものである。
また、請求項2の発明は、請求項1記載のランプソケットにおいて、ピン端子が旋回軸と垂直方向に形成されているものである。
また、請求項3のはつめいは、請求項2記載のランプソケットにおいて、回転動作が、ランプ挿入方向の力によって得られるような構成とされているものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のランプソケットにおいて、ランプ挿入方向に出没自在、かつ同挿入方向に抗する付勢力が付与された可動部を有し、前記ランプにより前記可動部を押しながら回転させ、所定の位置まで回転すると、前記可動部の付勢力によって、前記ピン端子が前記接触金具に接触するものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のランプソケットを備えた照明器具である。
また、請求項6の発明は、ガラス管が旋回軸廻りに螺旋状に形成された発光管と複数のピン端子を有する口金とを備えた片口金蛍光ランプであって、前記ランプが前記旋回軸に沿ってソケット内に挿入され、回転動作された後、旋回軸方向の荷重によって、前記ピン端子がソケット内に設けられた接触金具と接触されるものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、ランプをソケットに装着するとき、ランプのピン端子とソケットの接触金具の荷重方向が、ランプの回転方向と垂直方向となるため、ランプを回転させる時のトルクを低減できるものとすることが可能となる。このため、ランプ装着時に作業者が螺旋状の発光管しか掴めない場合であっても、ランプを容易に回転操作することができる。また、ランプを回転した後、旋回軸方向の荷重によりピン端子と接触金具が接触するので、ランプの落下防止を図りやすい。
請求項2の発明によれば、上記効果に加え、ランプとソケットのサイズをより薄くし、かつピン端子を太くすることなく、ピン端子と接触金具との接触面積を大きくとることができる。仮に、ピン端子が旋回軸方向に伸びているとすると、接触金具はピン端子の先端に押し付けられる形となるので、接触面積を多く確保したい場合は、ピン端子の先端面積を広くする必要があったが、本発明によれば、そのような必要はない。また、接触金具を動作させる必要がなく、ランプへの荷重によりピン端子を接触金具に押し付けることができる。
請求項3の発明によれば、螺旋状の発光管ランプにはトルクをかけ難いが、作業者が挿入方向への力をかけるだけで、挿入方向の力はランプ回転方向の力に変換され、ランプは作業者の手の中で空転する。このため、ランプを容易にソケットに装着することができる。
請求項4の発明によれば、ランプを可動部の付勢力に抗して押し込むことができれば、その後は、最小限のトルクでランプを回転させることができ、可動部の付勢力によってピン端子と接触金具とが接触するので、作業者は容易にランプ装着操作を行うことができる。また、ランプを押し込みながらトルクを与えない限り、ランプを外せないため、振動等による落下に対する安全性がより高まる。
請求項5及び請求項6の発明によれば、螺旋状発光管の掴み代が少ない場合でも、容易にランプを着脱できるため、照明器具をより小さくすることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る片口金蛍光ランプ、及び同ランプを保持するランプソケットについて図面を参照して説明する。図1及び図2は、それぞれ本実施形態に係る片口金蛍光ランプ1を示す。片口金蛍光ランプ1(以下、ランプという)は、ガラス管が旋回軸Cの廻りに螺旋状に形成された発光管2と、複数本(本例では4本)の通電用のピン端子3を有する略筒状の口金4とを備えている。口金4の上面には、ランプソケット(後述)への挿入時のガイドとなる突起4aが設けられている。
【0011】
図1に示したランプ1のピン端子3は、丸棒状であり、旋回軸Cと垂直方向に左右に対になって形成されている。ピン端子3をこのような構成とすることで、ランプ自体及びランプソケットを高さ方向に薄くできる。しかも、ピン端子3全体を接触に使うことができ、ピン端子3の向きがランプソケットの可動部による荷重方向と垂直となるため、ピン端子3等を大型化することなく、大きい接触面積を取ることができ、照明器具を小さくすることが可能となる。また、ランプへの荷重で接触圧を取ればよく、接触金具を動かさなくてもよいため、ランプソケットを小型、安価にできる。
【0012】
図2に示したランプ1のピン端子3は、旋回軸Cの方向に延びる棒状部の頭部に大径部を持つ所謂スワン型形状であり、大径部が旋回軸Cと垂直方向に位置する。ランプ1は、ランプソケットへ挿入、回転、そしてランプに荷重をかけて挿入方向とは逆方向に移動することで装着される(この装着動作は図1のランプも同様)。このとき、ピン端子3の大径部の裏側がランプソケットの接触端子に押し付けられる。また、回転動作のときにピン端子3が接触端子に触れないようにして、小さい回転トルクで済むようにしている。
【0013】
図3乃至図5は、本実施形態によるランプソケット6を示す。図3、図4は、ランプソケット6の底面側を、図5は天面側を示している。図4と図5では、ランプソケット6の分解状態を示している。ランプソケット6は、樹脂材等で成るソケットボディ7と、これに結合されるソケットカバー8と、ソケットカバー8内にあってランプ挿入方向に出没自在な筒状の可動部9と、ソケットカバー8内に取り付けられた複数の接触金具10とを備える。ソケットカバー8は、その下面(図3、図4で見えている面)からランプ1の口金4が挿入される円形凹部8aと、ピン端子3が挿通される複数の対になった開口8bと、それぞれの開口8bのランプ回転方向に位置する壁8c,8dと、ピン端子3が回転するための空間8eとを有する。可動部9は、ランプ挿入方向に出没自在であり、しかも、スプリング11によりランプ挿入方向に抗する付勢力が付与されており、その内径にランプ1の突起4aが嵌り込み、ランプ1のソケットへの挿入時のガイドとなる。この可動部9は、ランプ挿入時に前記付勢力に抗して押し込まれる。接触金具10は、その端子部に電線が接続されるもので、上記壁8c,8dとの間に配置される。
【0014】
図6(a)(b)は、ランプ1のランプソケット6への装着動作を示す。同図では、ソケットボディ7及び発光管2は図示を省いており、図6(a)は、(b)のI−I線断面を示し、ランプ装着動作(挿入、回転、及び荷重)時のピン端子3の動きを矢印I,II,IIIで示している。以下の装着動作は、作業者が発光管2部分を持って行う。まず、ランプが旋回軸に沿ってランプソケット6内に下方より挿入され、口金4で可動部9を押し込む。このとき、ランプのピン端子3,3は開口8b,8bを通過する(矢印I)。口金4が押し込まれると、ピン端子3の周辺には回動可能な空間8eがあり、ピン端子3を右に、壁8cを越えて壁8dの手前位置まで回転動作させる(矢印II)。その後、回転しきったところの真下に接触金具10があり、可動部9のスプリング11による付勢力(荷重)により、ピン端子3が接触金具10に接触する(矢印III)。こうして、装着作業が完了する。
【0015】
本実施形態においては、ランプ1をランプソケット6に装着するとき、ランプ1のピン端子3の、ランプソケット6の接触金具10への荷重方向が、ランプ1の回転方向と垂直方向となるため、ランプ1を回転させる時のトルクが殆ど無いものとすることが可能となる。このため、ランプ1の装着時に作業者が螺旋状の発光管しか掴めなくとも、最小限のトルクでランプ1を回転させることができ、ランプ1を容易に回転操作することができる。また、可動部9の付勢力によってピン端子3と接触金具10とが接触するので、作業者は容易にランプ装着操作を行うことができる。
【0016】
さらには、ランプ1を回転した後は、旋回軸方向の荷重によりピン端子3と接触金具10が接触するので、ランプ1の落下防止を図ることができ、また、ランプ1を押し込みながらトルクを与えない限り、ランプ1を外せないため、振動等による落下に対する安全性が高まる。
【0017】
図7は、本発明の他の実施形態によるランプソケット6を示す。このランプソケット6は、可動部9に突起9aが設けられ、ソケットカバーに逆V字形の溝8aが設けられ、突起9aが溝8aに係合される。ここに、口金4と可動部9とは凹凸等により回転方向には固定され、ランプ1挿入方向の力の一部は、ランプ1の回転方向の力に変換される。このとき、作業者の手と螺旋状発光管との間の摩擦が小さいため、発光管は手の中で空転する。発光管ランプにはトルクをかけ難いが、作業者がランプ1を可動部9の付勢力に抗して押し込むことができれば、挿入方向の力はランプ回転方向の力に変換され、ランプ1は作業者の手の中で空転する。こうして、ランプ1をランプソケット6に容易に装着することができる。
【0018】
図8は、本実施形態に係る照明器具20として、ダウンライトの例を示す。この照明器具20は、ランプソケット6と、反射板21と、点灯回路22とを備える。ここに、反射板21の内径が小さいため、ランプの着脱時には、発光管2の先端しか持てない。このような構成であるため、従来では、ランプ着脱に十分な回転トルクを与えることができなかったが、上述したように本実施形態の構成においては、ランプ着脱に十分な回転トルクを与えることが可能な回転式の着脱機構を持つ照明器具を実現できる。なお、本発明は、上記実施例の構成に限られることなく、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施形態に係る片口金蛍光ランプの斜視図。
【図2】本発明の他の実施形態に係る片口金蛍光ランプの斜視図。
【図3】本発明の一実施形態に係るランプソケットの下面側から見た斜視図。
【図4】同ランプソケットの下面側から見た分解斜視図。
【図5】同ランプソケットの分解斜視図。
【図6】(a)は(b)のI−I線断面であり、同上ランプソケットの動作を説明する斜視図、(b)は同上ランプソケットの上面図。
【図7】本発明の他の実施形態によるランプソケットの斜視図。
【図8】本発明の実施形態に係る照明器具であって、片側断面斜視図。
【符号の説明】
【0020】
1 片口金蛍光ランプ
2 発光管
3 ピン端子
4 口金
6 ランプソケット
9 可動部
10 接触金具
20 照明器具
C 旋回軸




 

 


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