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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−173076(P2007−173076A)
公開日 平成19年7月5日(2007.7.5)
出願番号 特願2005−369788(P2005−369788)
出願日 平成17年12月22日(2005.12.22)
代理人
発明者 宮丸 正人 / 大室 俊朗
要約 課題
より大きな装飾物をカバー部材の中に挿入すること等が可能な照明器具を提供する。

解決手段
照明器具1は、カバー部材20の空洞部28内に装飾部材35を内蔵している。装飾部材35は透光性有し、圧縮可能であって且つ復元性を備えている。装飾部材35の形状は、底辺がカバー部材20の内壁の径よりやや小さい外径の円錐形状である。装飾部材35は空洞部28の内部において、頂部36が本体部21の内部の頂部26と当接し、底面の周側が本体部21の内部の周面部25と当接し、底面部が本体部21と首部22の中間部分と当接している。そのため装飾部材35は空洞部28の中における姿勢が固定され、動かない。装飾部材35は、照明器具1の組み立て前に外部において押し縮められ、組み立ての際に狭い開口部30から空洞部28内に押し込められる。
特許請求の範囲
【請求項1】
本体部より小さい光源挿入用の開口部を有するカバー部材を備えた照明器具において、組込状態では、前記開口部より大形であって、少なくとも−部から透光可能な装飾部材が前記本体部内に内包されており、前記装飾部材は弾性力を有し、縮形させて前記開口部より挿入され、カバー部材の内部において形状が復元したものであり、前記装飾部材はカバー部材の内壁に当接或いは近接して姿勢又は形状の少なくともいずれかが維持されていることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
光源と、光源を覆うカバー部材を有し、前記カバー部材は本体部と開口部とを備え、本体部の内部には空洞部があり、前記開口部は、前記空洞部と外部とを連通し、開口部の断面積が空洞部の断面積よりも小さい照明器具において、空洞部内に少なくとも−部から透光可能な装飾部材が設けられ、前記装飾部材は、圧縮可能であって且つ復元性を備えた素材で作られており、装飾部材は少なくともその一部が空洞部の内壁と当接或いは近接して姿勢又は形状の少なくともいずれかが維持されていることを特徴とする照明器具。
【請求項3】
装飾部材は全体が透明又は半透明であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
【請求項4】
装飾部材は孔又は肉厚の薄い部分を有し、当該部分によって透光性が発揮されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
【請求項5】
カバー部材は内部が目視できないものであり、装飾部材の色はカバー部材の色と異なるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、透光カバーを有する照明器具に関するものである。本発明の照明器具は、例えば一般屋内の天井面、壁面、床面や、屋外の軒下、外壁などに設置される用途に利用することができ、さまざまな演出効果が可能な透光カバーを有する照明器具を提供するものである。
【0002】
即ち本発明は、店舗や通路など一般屋内の天井面および壁面などに取付けて使用する透光カバーを有する照明器具であり、透光カバーの構造および演出効果に特徴を有するものに関する。
【背景技術】
【0003】
ブラケットやシーリングなどの照明器具は、天井面や壁面に直付けまたは、器具取り付け部を取り付け面に埋め込んで施設される。照明器具は、光源(ランプ)とソケット、安定器、端子台など給電部材が固定された本体部および光源からの光を制御し、本体に固定されるカバー部材から構成される。カバー部材は、光の制御を行うため少なくとも一部に光を透過する部位を持つ。またカバー部材は、本体部に固定される係止部を有している。カバー部材の構造として、カバー部材の略中心位置に光源が位置し、カバー部材の略全面から光を透過・制御するグローブ状のものが主流であり、その開口部の断面形状は、カバー部材の本体部分より小さい。
【0004】
ところで、光に変化を持たせるためにカバー部材の中に装飾物を入れる場合がある。従来技術においては、これらの装飾物は、金属、ガラス、硬質の樹脂等で作られており、変形しない。また復元性も持たない。また装飾物をカバー部材の中に入れるには、光源を挿入するための開口部から入れざるを得ない。そのため透過・制御する光に演出効果を与える場合は、特許文献1,2の様に、カバー部材の開口部より挿入可能な様に、装飾物は開口部より小さい部材に限られ、これをカバー部材の内部で固定したり、カバー部材の外面にこれらの部材を固定していた。
【特許文献1】特公平7−9766号公報
【特許文献2】実開平6−58509号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の照明器具では、装飾部材の大きさや形状に制限があった。即ち従来技術の照明器具では、装飾物を光源を挿入するための開口から挿入せざるを得ず、装飾物は剛体であるから、前記した開口よりも大きなものは入らない。そのため従来技術の照明器具は、斬新な形状の装飾物を挿入することができず、デザイン上の制約があり、面白みに欠けるものであった。またカバー部材の略全面にわたり光を制御したいという要求があったが、これを実現することは困難であった。即ちカバー部材の略全面にわたり光を制御する場合には、カバー部材の内部に大きく広がる形状の装飾物を挿入する必要があったが、従来技術においては、単一の大きな装飾物をカバー部材の中に挿入することができなかったため、装飾物を細かく分割せざるを得なかった。そのため、カバー部材の略全面にわたり光を制御する場合には、複数の制御部材を開口より挿入して固定する必要があり、面倒であった。この様に、従来技術においては、実質上、カバー部材の一部のみの調光制御しかできなかった。
【0006】
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、より大きな装飾物をカバー部材の中に挿入することが可能であり、カバー部材を透過する光による演出効果をカバーの略全面にわたって実現することもできる照明器具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、本体部より小さい光源挿入用の開口部を有するカバー部材を備えた照明器具において、組込状態では、前記開口部より大形であって、少なくとも一部から透光可能な装飾部材が前記本体部内に内包されており、前記装飾部材は弾性力を有し、縮形させて前記開口部より挿入され、カバー部材の内部において形状が復元したものであり、前記装飾部材はカバー部材の内壁に当接或いは近接して姿勢又は形状の少なくともいずれかが維持されていることを特徴とする照明器具である。
【0008】
本発明の照明器具では、装飾部材は弾性力を有し、縮形させることができる。そして本発明では、装飾部材を縮形させた状態で開口部から挿入され、カバー部材の内部において形状を復元させている。そのため装飾部材の大きさに制約が少ない。
【0009】
また装飾部材は、カバー部材の内壁に当接或いは近接して姿勢又は形状の少なくともいずれかが維持されている。そのため装飾部材は安定した状態でカバー部材の中に収まる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、光源と、光源を覆うカバー部材を有し、前記カバー部材は本体部と開口部とを備え、本体部の内部には空洞部があり、前記開口部は、前記空洞部と外部とを連通し、開口部の断面積が空洞部の断面積よりも小さい照明器具において、空洞部内に少なくとも−部から透光可能な装飾部材が設けられ、前記装飾部材は、圧縮可能であって且つ復元性を備えた素材で作られており、装飾部材は少なくともその一部が空洞部の内壁と当接或いは近接して姿勢又は形状の少なくともいずれかが維持されていることを特徴とする照明器具である。
【0011】
本発明の照明器具で採用する装飾部材は、圧縮可能である。そのため狭い開口から空洞部内に装飾部材を押し込むことができる。また前記した装飾部材は、復元性を備えているから、空洞内で元の形状に戻る。そのため空洞内においては正規の形状となる(内壁によって制限される場合は、内壁に沿った形状となる)。本発明で採用する装飾部材においても、カバー部材の内壁に当接或いは近接して姿勢又は形状の少なくともいずれかが維持されている。そのため装飾部材は安定した状態でカバー部材の中に収まる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、装飾部材は全体が透明又は半透明であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具である。
【0013】
本発明で採用する装飾部材は、全体が透明又は半透明であるから透光性を有する。装飾部材を出た光は、柔らかみを帯びる。
【0014】
また装飾部材に孔又は肉厚の薄い部分を設け、当該部分によって透光性が発揮される構成を採用してもよい(請求項4)。
【0015】
請求項5に記載の発明は、カバー部材は内部が目視できないものであり、装飾部材の色はカバー部材の色と異なるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の照明器具である。
【0016】
本発明で採用するカバー部材は内部が目視できないものである。そのため装飾部材の形状を直接観察することはできない。しかしながら内部の光源を点灯させると内部の装飾部材が透けてみえる。そのため本発明の照明器具は、点灯の有無によって外観形状が変化する。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、光の演出を行う装飾部材をカバー内部に固定する部材を要せず、組み立て性も良好であるとともに、装飾部材の形状、色、透過度合いによりカバー外面へ放射される光の演出を多様化することができる。
【0018】
また、カバー部材の素材として透過性の低い有色部材とすることで、点灯時と非点灯時の外親を変化させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、さらに本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態の照明器具の分解斜視図である。図2は、図1の照明器具の斜視図(光源は省略)である。図3は、図1の照明器具の断面斜視図(光源は省略)である。図4は、本発明の照明器具の組み立て手順を示す斜視図である。図5は、図2は、図1の照明器具を背面側から観察した斜視図(光源は省略)である。
【0020】
図1に示す照明器具1は、本発明の実施形態の一つであり、住宅、店舗のほかアトリウムなどの施設空間に設置され,空間に明るさをもたらすとともに、空間内の装飾として用いられるブラケット照明であり、壁面に埋め込まれたボックスに設置される。本実施形態の照明器具1は、金属で成形された器具本体2と器具本体2の内部に固定されるソケット3、電線などの給電部材(図示せず)および、給電部材の固定金具6が固定されている。
【0021】
また、器具本体2はボックスカバー8のネジ間(図示せず)の取り付け穴9に前方より挿入されて壁面10に取り付けられる。器具本体2は、ボックスカバー8の取り付け穴9と合致するフランジ部12を有している。器具本体2の背面側には、ボックスカバー8の取り付け穴9の形状より小さい円筒形部15が設けられており、その中央より電線が露出しており、ボックス内にて電源線と結線される。器具本体2には光源13が取り付けられている。光源13は、白熱電球、蛍光灯、発光ダイオード等の公知のものである。
【0022】
器具本体2の内側面に設けられた雌ネジ(図示せず)と、カバー部材20の首部22に設けられた雄ネジ23によりカバー部材20は器具本体2に固定される。カバー部材20は本体部21と首部22によって構成されている。本体部21の形状は、図の様に円筒形であり、周面部25と頂部26を有する。そして本体部21の内部は空洞部28となっている。首部22は、前記した本体部21よりも径が小さい。首部22の先端は図5の様に開口している。開口部30の内径dは、前記した本体部21の空洞部28の内径Dよりも小さい。従って開口部30の断面積は、空洞部28の断面積よりも小さい。
【0023】
本実施形態においては、カバー部材20の材質は透明ガラスであるが、有色ガラスまたは透過性のある樹脂であってもよい。
【0024】
本実施形態の照明器具1では、カバー部材20の空洞部28内に装飾部材35が内蔵されている。装飾部材35は、本実施形態では、シリコンゴムで作られており、圧縮可能であって且つ復元性を備えている。即ち弾性力を有し、縮形させることができる。また装飾部材35は、透光性がある。ここで言う透光性とは、透明又は半透明様な状態の他、スリガラスの様にぼんやりと光る程度のものも含む。
【0025】
装飾部材35の形状は、底辺がカバー部材20の内壁の径よりやや小さい外径の円錐形状である。装飾部材35は中空である。即ち装飾部材35は周面だけを有し、底面は無い。装飾部材35の底辺の直径は、首部22の開口部30の内径dよりも明らかに大きい。装飾部材35は空洞部28の内部において、頂部36が本体部21の内部の頂部26と当接し、底面の周側が本体部21の内部の周面部25と当接し、底面部が本体部21と首部22の中間部分と当接している。そのため装飾部材35は空洞部28の中における姿勢が固定され、動かない。なお本実施形態では、多くの部位において装飾部材35が本体部21の空洞部28と接する構造としたが、両者の間に僅かな隙間があっても実質的に装飾部材35の姿勢は固定される。
【0026】
図4に示す様に、前記した装飾部材35は、照明器具1の組み立て前に外部において押し縮められ(図4(a))、組み立ての際には狭い開口部30から空洞部28内に押し込められる(図4(b))。ここで装飾部材35は、シリコンゴムで作られており、復元性を有しているから、空洞部28内に入ると元の形状に戻る。その結果、図2,3,5に示すように装飾部材35は、所定の位置で安定する。本実施形態の照明装置1を点灯すると、装飾部材35の中で光源が光り、面白みがある。
【0027】
また上記した実施形態では、カバー部材20として透明なガラスで作られたものを例示したが、スリガラスの様に中身が見えないカバー部材20を採用しても面白い視覚効果が得られる。即ちカバー部材20としてスリガラスを採用すると、通常の状態(消灯時)においては、外部から装飾部材35を目視することができない。ところが空洞部28内で光源13を点灯すると、装飾部材35の表面が光り輝き、外部から装飾部材35の形状が見える。即ち点灯することにより、装飾部材35が浮かび上がる。特に、装飾部材35の色とカバー部材20色とを異ならせれば、点灯時に装飾部材35がより鮮明に浮かび上がる。
【0028】
次に、装飾部材の変形例について説明する。図6は、本発明の照明装置で採用可能な装飾部材の変形例を示す斜視図である。図7(a)は、本発明の照明装置で採用可能な装飾部材の他の変形例を示す斜視図であり、同(b)は、同装飾部材をカバー部材に装着した状態を示す斜視図である。図8(a)は、本発明の照明装置で採用可能な装飾部材のさらに他の変形例を示す斜視図であり、同(b)は、同装飾部材をカバー部材に装着した状態を示す斜視図である。
【0029】
図6に示す装飾部材40は、透光の程度が部位によって異ならせた例を示すものである。即ち図6に示す装飾部材40は、全体が半透明の部材で作られた円錐形であるが、周部に多数の孔41が設けられている。孔41は、装飾部材40の内外を連通するものであり、孔41の部位は他の部位に比べて透光性が高い。
【0030】
図7に示す装飾部材43は、自然状態の形状と、カバー部材の中に挿入された時の形状が異なるものの例を示すものである。即ち図7に示す装飾部材43は、自然状態では球形である。しかしながら装飾部材43の外形は、カバー部材の空洞部よりも大きい。従って、装飾部材43をカバー部材の中に挿入すると、周面が円筒状となり、頂部分だけが球形となる。
【0031】
図8に示す装飾部材45は円錐形であり、底面の直径はカバー部材の内径と等しいが、全長がカバー部材よりも長い。そのため装飾部材45をカバー部材の中に挿入すると、先端部分が歪な形となる。
【0032】
以上説明した実施形態では、カバー部材の形状はいずれも円筒形であったが、カバー部材の形状は任意であり、例えば球形や四角形、三角錐形であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施形態の照明器具の分解斜視図である。
【図2】図1の照明器具の斜視図(光源は省略)である。
【図3】図1の照明器具の断面斜視図(光源は省略)である。
【図4】本発明の照明器具の組み立て手順を示す斜視図であり、(a)は組み立て前の状態を表し、(b)は組み立て中の状態を表す。
【図5】図2は、図1の照明器具を背面側から観察した斜視図(光源は省略)である。
【図6】本発明の照明装置で採用可能な装飾部材の変形例を示す斜視図である。
【図7】(a)は本発明の照明装置で採用可能な装飾部材の他の変形例を示す斜視図であり、(b)は、同装飾部材をカバー部材に装着した状態を示す斜視図である。
【図8】(a)は、本発明の照明装置で採用可能な装飾部材のさらに他の変形例を示す斜視図であり、(b)は、同装飾部材をカバー部材に装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 照明器具
13 光源
20 カバー部材
21 本体部
28 空洞部
30 開口部
35 装飾部材
40 装飾部材
43 装飾部材
45 装飾部材




 

 


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