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発明の名称 電気機器用取付具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−165234(P2007−165234A)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
出願番号 特願2005−363221(P2005−363221)
出願日 平成17年12月16日(2005.12.16)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 中積 敏泰 / ▲濱▼本 惠章
要約 課題
電気機器用取付具において、配線用モールとの接続作業性を向上させる。

解決手段
配線5に接続される電気機器が取り付けられると共に、取付面に取り付けられる電気機器用取付具1であって、配線用モール4の端部が挿入されるモール挿入部20と、モール挿入部20に挿入される配線用モール4の電気機器用取付具1内方への相対移動を規制するモール受け部22と、を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
配線に接続される電気機器が取り付けられると共に、取付面に取り付けられる電気機器用取付具であって、
前記配線が挿通される開口を端面に有すると共に前記取付面に取り付けられる配線用モールの端部が、挿入されるモール挿入部と、
前記開口に連通し前記配線が挿通される配線挿通口を有し、前記モール挿入部に挿入される前記配線用モールの端面に当接して前記配線用モールの当該電気機器用取付具内方への相対移動を規制するモール受け部と、
を備えることを特徴とする電気機器用取付具。
【請求項2】
前記モール受け部が内方に配置された外周壁と、
断面が異なる複数種類の前記配線用モールに対応した複数の切欠部を有して前記外周壁における前記モール受け部に対向する部分に設けられ、前記切欠部のうちの一つに沿って除去されることにより、当該切欠部に対応する前記配線用モールを前記モール挿入部に挿入可能とするモール用開口を、前記外周壁に形成するノックアウト部と、
を備え、
前記配線挿通口の幅は、複数種類の前記配線用モールの前記開口の幅のうち最小幅と同一寸法であることを特徴とする請求項1に記載の電気機器用取付具。
【請求項3】
前記モール受け部は、樹脂製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器用取付具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器用取付具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、照明装置や火災報知器などの電気機器が取り付けられると共に、天井面などの取付面に取り付けられる電気機器用取付具がある。このような電気機器用取付具には、配線を電気器具に接続するために、配線用モールが接続される接続口が外周部に設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)
【特許文献1】特開平5−274908号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の電気機器取付具では、配線用モールを接続口に差し込むだけであるため、配線用モールが電気機器用取付具内方へ入り込みすぎたりして、配線用モールと電気機器用取付具との相対的な位置決めが難しく、電気機器用取付具と配線用モールとの接続作業に手間が掛かるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、電気機器用取付具において、配線用モールとの接続作業性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、配線に接続される電気機器が取り付けられると共に、取付面に取り付けられる電気機器用取付具であって、前記配線が挿通される開口を端面に有すると共に前記取付面に取り付けられる配線用モールの端部が、挿入されるモール挿入部と、前記開口に連通し前記配線が挿通される配線挿通口を有し、前記モール挿入部に挿入される前記配線用モールの端面に当接して前記配線用モールの当該電気機器用取付具内方への相対移動を規制するモール受け部と、を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器用取付具において、前記モール受け部が内方に配置された外周壁と、断面が異なる複数種類の前記配線用モールに対応した複数の切欠部を有して前記外周壁における前記モール受け部に対向する部分に設けられ、前記切欠部のうちの一つに沿って除去されることにより、当該切欠部に対応する前記配線用モールを前記モール挿入部に挿入可能とするモール用開口を、前記外周壁に形成するノックアウト部と、を備え、前記配線挿通口の幅は、複数種類の前記配線用モールの前記開口の幅のうち最小幅と同一寸法であることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電気機器用取付具において、前記モール受け部は、樹脂製であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、モール受け部が、配線用モールの電気機器用取付具内方への相対移動を規制することにより、電気機器用取付具と配線用モールとの相対的な位置決めを容易に行なうことができ、電気機器用取付具と配線用モールとの接続作業性を向上させることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、配線挿通口の幅は、複数種類の配線用モールの開口の幅のうち最小幅と同一寸法であることにより、複数種類の配線用モールの何れの場合でも、配線が配線用モールの開口縁部に当たることを抑制することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、モール受け部は、樹脂製であることにより、モール受け部に配線が当たるときには、モール受け部が金属製の場合に比べて、弾力的に当たるので、配線を確実に保護することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の電気機器用取付具を示す斜視図、図2は、電気機器用取付具を正面側から見て示す斜視図、図3は、電気機器用取付具を背面側から見て示す斜視図、図4は、電気機器用取付具を示す正面図、図5は、電気機器用取付具を示す背面図、図6は、電気機器用取付具に配線用モールが取り付けられた状態を示す背面図、図7は、図5の電気機器用取付具のノックアウト部の拡大図、図8は、図5のA−A線に沿った断面図である。
【0012】
図1に示す電気機器用取付具1は、建物の天井面や縦壁面などの取付面2に当該電気機器用取付具1を介して火災報知器や照明装置などの電気機器(図示せず)を取り付けるものであり、樹脂製である。電気機器用取付具1は、その裏面側を取付面2に当接させた状態で取付手段であるネジ3によって取付面2に取り付けられると共に、その正面側に電気機器が取り付けられる。この電気機器用取付具1には、配線用モール4が接続され、その配線用モール4内に配索される配線5が電気機器に接続可能となっている。配線5は、例えば、電源線や通信線である。
【0013】
配線用モール4は、基壁部4aとこの基壁部4aの両側縁に立設された互いに平行な一対の側壁部4bとを有して断面コ字状に形成されており、その端面4cには、配線5が挿通される開口4dが形成されている。この配線用モール4は、コ字の開口を取付面2に向けた状態で取付面2に接着などで取り付けられる。ここで、電気機器用取付具1は、詳しくは後述するが、断面の大きさが異なる3種類の配線用モール4に接続対応可能となっている。図面では、断面が最大の配線用モール4が示されている。
【0014】
図2ないし図6に示すように、電気機器用取付具1は、円盤状の基部11と、この基部11の裏面の周縁部に立設された円環状の外周壁12とを有している。
【0015】
基部11の表面には、図示しない電気器具が取り付けられる器具取付部13が形成されている。この器具取付部13には、一対のネジ孔14が形成されており、このネジ孔14に螺合する図示しないネジによって電気器具が器具取付部13に締結される。
【0016】
基部11には、一対の取付部15が形成されている。これらの取付部15は、正面から見て裏側へ凹んだ形状に形成されて、正面開口の溝状となっている。取付部15は、基部11の表裏面に直交する電気機器用取付具1の中心線(以後、取付具中心線と言う)を中心とした同半径の円弧状に形成されている。
【0017】
取付部15の背壁16には、取付具中心線を中心とした同半径の円弧状の長孔17が形成されている。長孔17の一端部には、丸孔18が連通して形成されている。長孔17は、ネジ3の首部3aの通過は許容するがネジ3の頭部3bの通過は許容しない幅に形成されている一方、丸孔18は、ネジ3の頭部3bの通過を許容する大きさに形成されている。そして、正面側から長孔17に挿通させたネジ3を取付面2に螺合することにより取付部15が取付面2に締結される。これにより、電気機器用取付具1が取付面2に取り付けられる。また、別の取付方法として、取付面2に頭部3bを離間させた状態でネジ3を取り付け、ネジ3の頭部3bを丸孔18に貫通させた後、電気機器用取付具1を回動させてネジ3の首部3aを長孔17に移動させ、ネジ3によって取付部15を係止させても良い。
【0018】
基部11の中心部には、一対の取付部15の溝内に連通する第1の配線挿通口19が形成されており、この第1の配線挿通口19によって、電気機器の配線接続口を電気機器用取付具1内に露出させることが可能となっている。
【0019】
電気機器用取付具1の外周部には、配線用モール4が挿入される4つのモール挿入部20が周方向に沿って等間隔に設けられている。これらのモール挿入部20は、配線用モール4の端面4cが電気機器用取付具1の取付具中心線に向くように配線用モール4を受け入れる。これらのモール挿入部20のうち一対のモール挿入部20は、取付部15と外周壁12との間に配置されている。
【0020】
モール挿入部20は、一対の側壁21と壁状のモール受け部22とを有している。一対の側壁21は、外周壁12から電気機器用取付具1の内方に向かうように設けられており、互いに平行である。モール受け部22は、一対の側壁21における電気機器用取付具1内方側の端部間に設けられ外周壁12の内方に位置し、側壁21に直角に接続されている。これらの側壁21とモール受け部22とは、基部11に接続されている。
【0021】
モール挿入部20の背面は、開口されていると共に、モール挿入部20における外周壁12側の面は、外周壁12に設けられた除去可能なノックアウト部23によって閉塞されている。このノックアウト部23を除去することにより、外周壁12にモール用開口24(図1、図6)が形成され、モール挿入部20における外周壁12側の面が開口され、モール挿入部20への配線用モール4の挿入が可能となる。このモール用開口24は、モール挿入部20の一部を構成している。
【0022】
側壁21は、配線用モール4の一対の側壁21に対向するものであり、側壁21間の幅は、断面の大きさが最大の配線用モール4の幅(一対の側壁部4bの外面間の距離)と略同じに設定されている。
【0023】
モール受け部22は、モール挿入部20に挿入される配線用モール4の端面4cに当接可能であり、その端面4cとの当接によって配線用モール4の電気機器用取付具1内方への相対移動を規制するものである。
【0024】
また、モール受け部22には、配線用モール4の開口4dに連通し配線5が挿通される配線挿通口である第2の配線挿通口26が形成されており、この第2の配線挿通口26によって配線5を電気機器用取付具1の内方に配索可能となっている。第2の配線挿通口26の幅aは、複数種類の配線用モール4の開口4dの幅bのうち最小幅と同一寸法である。
【0025】
一方の一対のモール挿入部20のモール受け部22は、取付部15の外周側縦壁27と一体化されており、取付部15の内周側縦壁28に形成された第3の配線挿通口29を経由して電気機器用取付具1の内方に連通している。また、他方の一対のモール挿入部20のモール受け部22は、第2の配線挿通口26によって2つの壁部22aに分割されている。即ち、第2の配線挿通口26における基部11とは反対側(背面側)の縁部は開口されており、これにより、この第2の配線挿通口26へ電気機器用取付具1の背面側から配線5の挿入が可能となっている。
【0026】
ノックアウト部23は、図7及び図8に示すように、外周壁12の他の部分よりも薄肉に形成されている。このノックアウト部23は、断面の大きさの異なる3種類の配線用モール4に対応させた大きさのモール用開口24(図1、図6)を選択的に形成可能となっている。具体的には、ノックアウト部23の内面には、3種類の配線用モール4に合わせた3つの切欠部30が同心形で設けられている。これらの切欠部30のうちの一つを選択してその切欠部30に沿ってノックアウト部23を切除することで、異なる大きさのモール用開口24を選択的に得ることができる。モール用開口24は、対応する配線用モール4の外面とモール用開口24の内面とに隙が生じない大きさに形成されている。なお、図面では、最大径のモール用開口24が示されている。
【0027】
次に、電気機器用取付具1によって電気機器を取付面2に取り付けると共に、電気機器に配線5を接続する方法の一例を説明する。まず、取付面2に配設された配線用モール4切欠部30に対応する切欠部30に沿ってノックアウト部23を除去し、モール用開口24を形成する。そして、電気機器用取付具1を取付面2に沿わせる際に、電気機器用取付具1の背面側や側方から配線用モール4をモール挿入部20に挿入する。このとき、配線用モール4の端面4cにモール受け部22を当接させて、配線用モール4の電気機器用取付具1への相対移動を規制する。以上により、モール挿入部20によって、電気機器用取付具1と配線用モール4とが接続される。そして、ネジ3によって電気機器用取付具1を取付面2に取り付ける。
【0028】
次に、配線用モール4の開口4dから突出した配線5を電気機器に接続し、その配線5を電気機器用取付具1内に位置させた状態で、電気機器をネジによって取付部15に取り付ける。
【0029】
別の方法として、電気機器用取付具1を取付面2に取り付けてから配線用モール4を取付面2に取り付けても良い。この場合は、配線用モール4を電気機器用取付具1の側方からモール挿入部20に挿入し、配線用モール4の端面4cをモール挿入部20のモール受け部22に当接させる。
【0030】
以上説明した本実施形態によれば、モール受け部22が、配線用モール4の電気機器用取付具1内方への相対移動を規制することにより、電気機器用取付具1と配線用モール4との相対的な位置決めを容易に行なうことができ、電気機器用取付具1と配線用モール4との接続作業性を向上させることができる。
【0031】
また、本実施形態によれば、第2の配線挿通口26の幅aは、複数種類の配線用モール4の開口4dの幅bのうち最小幅と同一寸法であることにより、複数種類の配線用モール4の何れの場合でも、配線5が配線用モール4の開口縁部に当たることを抑制することができる。
【0032】
また、本実施形態によれば、モール受け部22は、樹脂製であることにより、モール受け部22に配線5が当たるときには、モール受け部22が金属製の場合に比べて、弾力的に当たるので、配線5を確実に保護することができる。よって、電気機器用取付具1と配線用モール4との間に配線5を保護する専用部材であるブッシング部材を設ける必要が無く、電気機器用の配線5を配索するための構成を簡素化することができる。
【0033】
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施形態の電気機器用取付具を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の電気機器用取付具を正面側から見て示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態の電気機器用取付具を背面側から見て示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態の電気機器用取付具を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施形態の電気機器用取付具を示す背面図である。
【図6】本発明の一実施形態の電気機器用取付具に配線用モールが取り付けられた状態を示す背面図である。
【図7】図5の電気機器用取付具のノックアウト部の拡大図である。
【図8】図5のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
【0035】
1 電気機器用取付具
2 取付面
4 配線用モール
4c 端面
4d 開口
5 配線
12 外周壁
20 モール挿入部
22 モール受け部
23 ノックアウト部
24 モール用開口
26 第2の配線挿通口(配線挿通口)
30 切欠部




 

 


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