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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−149465(P2007−149465A)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
出願番号 特願2005−341201(P2005−341201)
出願日 平成17年11月25日(2005.11.25)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 前原 稔
要約 課題
有機EL素子から成る発光パネルを用いても美観を損なうことのない照明器具を提供する。

解決手段
有機EL素子から成る発光パネル1と、発光パネル1に駆動電圧を供給する点灯装置2と、発光パネル1及び点灯装置2を保持する器具本体3とを備えた照明器具であって、点灯装置2は、発光パネル1よりも厚みがあり、器具本体3は、点灯装置2を収納する収納部3aと、発光パネル1と対向する背面側に設けられた背板部3bと、背板部3bに設けられて発光パネル1を前面側に一定の間隔を空けて支持する支持部3cとから成り、収納部3aは、発光パネル1の発光面に対して側方に配置され、発光パネル1の発光面と収納部3aの前面とを略面一とした。
特許請求の範囲
【請求項1】
有機EL素子から成る発光パネルと、発光パネルに駆動電圧を供給する点灯装置と、発光パネル及び点灯装置を保持する器具本体とを備えた照明器具であって、点灯装置は、発光パネルよりも厚みがあり、器具本体は、点灯装置を収納する収納部と、発光パネルと対向する背面側に設けられた背板部と、背板部に設けられて発光パネルを前面側に一定の間隔を空けて支持する支持部とから成り、収納部は、発光パネルの発光面に対して側方に配置され、発光パネルの発光面と収納部の前面とを略面一としたことを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記収納部の背面と前記背板部の背面とを略面一としたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記背板部は、その内部に収納部の収納空間と一体となる収納空間を有し、前記点灯装置は、基板上に電子部品を面実装して成り、厚み方向に背の高い電子部品を収納部に配置し、厚み方向に背の低い電子部品を背板部に配置したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項4】
複数の発光パネルを収納部の周囲に配置したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項5】
前記発光パネルは、その周縁を覆う枠部を備え、枠部を介して支持部に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源として有機EL素子を用いた照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、有機EL素子から成る発光パネルを液晶表示パネルのバックライトとして用いるものがあり、例えば特許文献1等に開示されているが、近年、この有機EL素子から成る発光パネルを照明器具へ応用することが期待されている。
【特許文献1】特開平10−143090号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、有機EL素子から成る発光パネルを照明器具に応用するに当たって、発光パネルに駆動電圧を供給する点灯装置を照明器具に内蔵する必要があるが、有機EL素子から成る発光パネルは、基板上に透明電極、有機EL発光層、金属電極を積層形成された非常に薄い光源であり、点灯装置が発光パネルよりも厚みがあるために、照明器具の美観を損ねてしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、有機EL素子から成る発光パネルを用いても美観を損なうことのない照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、有機EL素子から成る発光パネルと、発光パネルに駆動電圧を供給する点灯装置と、発光パネル及び点灯装置を保持する器具本体とを備えた照明器具であって、点灯装置は、発光パネルよりも厚みがあり、器具本体は、点灯装置を収納する収納部と、発光パネルと対向する背面側に設けられた背板部と、背板部に設けられて発光パネルを前面側に一定の間隔を空けて支持する支持部とから成り、収納部は、発光パネルの発光面に対して側方に配置され、発光パネルの発光面と収納部の前面とを略面一としたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、収納部の背面と背板部の背面とを略面一としたことを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、背板部は、その内部に収納部の収納空間と一体となる収納空間を有し、点灯装置は、基板上に電子部品を面実装して成り、厚み方向に背の高い電子部品を収納部に配置し、厚み方向に背の低い電子部品を背板部に配置したことを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、複数の発光パネルを収納部の周囲に配置したことを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、発光パネルは、その周縁を覆う枠部を備え、枠部を介して支持部に着脱自在に装着されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、点灯装置を収納する収納部を発光パネルの発光面に対して側方に配置し、発光パネルの発光面と収納部の前面とを略面一としたので、照明器具の厚みを収納部の厚みに抑えることができ、したがって有機EL素子から成る発光パネルの薄さを活かし、美観を損なわない照明器具を実現することができる。
【0011】
請求項2の発明によれば、収納部の背面と背板部の背面とを略面一としたので、背板部の背面を照明器具を天井に取付けるための取付け面として、安定した取付けを行うことができる。
【0012】
請求項3の発明によれば、背板部は、その内部に収納部の収納空間と一体となる収納空間を有し、点灯装置は、基板上に電子部品を面実装して成り、厚み方向に背の高い電子部品を収納部に配置し、厚み方向に背の低い電子部品を背板部に配置したので、点灯装置の実装面積が大きくなる場合にも、非発光面である収納部の前面の面積を、照明器具の厚み方向の高さを高くすることなく極力小さくすることができ、したがって美観を損なわない照明器具を実現することができる。
【0013】
請求項4の発明によれば、複数の発光パネルを収納部の周囲に配置したので、複数の発光パネルを用いる場合に照明器具全体のバランスを保つことができ、したがって照明器具を天井に取付けた際の安定性を向上することができる。
【0014】
請求項5の発明によれば、発光パネルは、その周縁を覆う枠部を備え、枠部を介して支持部に着脱自在に装着されるので、容易に発光パネルを交換することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(実施形態1)
以下、本発明の第一の実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態は、有機EL素子から成る発光パネル1と、発光パネル1に駆動電圧を供給する点灯装置2と、発光パネル1及び点灯装置2を保持する器具本体3とを備えた照明器具で、点灯装置2は、発光パネル1よりも厚み方向の高さが高くなっている(図1(a)参照)。
【0016】
発光パネル1は、図2に示すように、例えばガラス等の透明基板1a上に陽極を構成する透明電極1b、有機材料を含む有機発光層1c、及び陰極を構成する金属電極1dが順次積層されて略矩形状に形成されており、透明電極1b及び金属電極1dに順方向電圧を印加することで有機発光層1cが発光し、透明電極1b及び透明基板1aを通じて光が外部に取り出される。尚、本実施形態では略矩形状であるが、この形状に限定される必要は無く、他の形状でも構わない。
【0017】
点灯装置2は、電源コード2aを介して外部の交流電源(図示せず)と接続されており、例えば交流電源電圧を全波整流するダイオードブリッジ(図示せず)と、整流された脈流電圧を平滑化する平滑用コンデンサ(図示せず)と、平滑された電圧を発光パネル1の駆動電圧まで降圧するMOSFET等のスイッチング素子を用いた降圧コンバータ(図示せず)と、降圧コンバータの出力を受けてMOSFET等のスイッチング素子の入/切によって発光パネル1に間欠的に駆動電圧を供給するスイッチング手段(図示せず)とから構成される。尚、点灯装置2の回路構成は上記に限定されるものではなく、発光パネル1に駆動電圧を供給できるものであれば他の回路構成でも構わない。
【0018】
器具本体3は、図1(a)に示すように、略直方体に形成されて点灯装置2が収納される収納部3aと、収納部3aと一体に形成されて発光パネル1と対向する背面側に配置される平板形状の背板部3bと、背板部3bの図1(a)における左右両端部に背板部3bと一体に各々形成されて発光パネル1の前記左右両端縁を挟持する一対の支持部3cとから成る。収納部3aは、発光パネル1の発光面に対して側方に配置される。支持部3cは、略L字状に形成され、前記上下方向において背板部3bから一定の間隔を空けて発光パネル1を挟持する。背板部3b及び支持部3cの内部には、点灯装置2と発光パネル1とを電気的に接続するための電線5が配線されている。また、支持部3cは、収納部3aの前面が発光パネル1の発光面と略面一となるように発光パネル1を挟持しており、背板部3bの背面は、収納部3aの背面と略面一となるように構成されている。
【0019】
上述のように、点灯装置2を収納する収納部3aを発光パネル1の発光面に対して側方に配置し、収納部3aの前面を発光パネル1の発光面と略面一としたので、照明器具の厚みを収納部3aの厚みに抑えることができ、したがって発光パネル1の薄さを活かすことができる。また、背板部3bの背面と収納部3aの背面とを略面一となるようにしたので、照明器具を天井に取付ける際に背板部3bの背面を取付け面とすることができ、安定して照明器具を天井に取付けることができる。
【0020】
(実施形態2)
以下、本発明の第二の実施形態について図3を用いて説明する。但し、本実施形態において実施形態1と共通する部分については共通の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、点灯装置2を構成する回路をプリント配線板6上に面実装して成り、プリント配線板6を収納部3aの収納空間と背板部3bの収納空間に亘って配置している。回路を構成する電子部品7は、発光パネル1の厚み方向において背の高い部品(例えばトランス、MOSFET等)7aと、発光パネル1の厚み方向において背の低い部品(例えばチップ抵抗等)7bとから成り、部品7aを収納部3bの収納空間に配置し、部品7bを背板部3cの収納空間に配置している。したがって、部品7aは発光パネル1の発光面に対して側方に位置し、部品7bは発光パネル1と対向する背面側に位置することになる(図3(a)参照)。
【0021】
上述のように構成することで、点灯装置2を構成する回路の実装面積が大きくなる場合にも、照明器具の厚み方向の高さを高くすることなく、非発光面である収納部2の前面の面積を極力小さくすることができ、したがって薄型で美観を損なわない照明器具を実現することができる。
【0022】
また、図3(b)に示すように、収納部3aを照明器具の略中央に配置し、収納部3aを挟んで2枚の発光パネル1を配置してもよい。この場合も上記と同様の効果を奏する。
【0023】
(実施形態3)
以下、本発明の第三の実施形態について図4を用いて説明する。但し、本実施形態において実施形態1と共通する部分については共通の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、背板部3bの略中央に収納部3aを設け、収納部3aの幅方向(図4(b)における左右方向)において収納部3aの両側に、それぞれ収納部3aの長手方向に沿って発光パネル1を2枚ずつ配置している(図4(b)参照)。各発光パネル1は、背板部3bに設けられた支持部3cによって背板部3bから一定の間隔を空けて前面側に支持されており、収納部3aに収納されている点灯装置2と各発光パネル1とを電線5によって電気的に接続している。また背板部3bの背面の略中央には、天井に設けられた引掛シーリングローゼット(図示せず)に着脱自在に器具本体3を取付ける取付機構を備えた取付装置8が設けられている(図4(a)参照)。この取付装置8を介して外部の交流電源から点灯装置2に電圧が供給される。尚、このような取付装置8は、従来周知であるので、詳しい説明は省略する。
【0024】
上述のように構成することで、複数の発光パネル1を用いる場合に照明器具全体のバランスを保つことができ、したがって照明器具を天井に取付けた際の安定性を向上することができる。
【0025】
(実施形態4)
以下、本発明の第四の実施形態について図5を用いて説明する。但し、本実施形態において実施形態1と共通する部分については共通の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、発光パネル1に発光パネル1の周縁を覆う枠部4を設けている。枠部4は、略U字形状に形成されており、発光パネル1の発光面が外部に臨むように一面を開口している(図5(a)参照)。また、枠部4の図5(a)における右側の辺には、後述する差込孔9に差し込まれる凸形状の差込部4bが形成されており、差込部4bの長手方向の両端には、点灯装置2と電気的に接続するための電極4aがそれぞれ設けられている。各電極4aは、発光パネル1と電線5によって電気的に接続されている。
【0026】
器具本体3は、背板部3bの略中央に収納部3aが設けられ、収納部3aには枠部4の差込部4bが着脱自在に挿入される略矩形状の差込孔9が複数箇所設けられている(図5(b)参照)。差込孔9は前述の支持部3cに当たるもので、この差込孔9に枠部4の差込部4bを挿入することで発光パネル1が背板部3bから一定の間隔を空けて前面側に取付けられ、電極4a及び電線5を介して点灯装置2から発光パネル1に駆動電圧が供給される。
【0027】
上述のように、発光パネル1に発光パネル1の周縁を覆う枠部4を設け、該枠部4は器具本体3の収納部3aに着脱自在に装着されるので、発光パネル1が故障する又は発光パネル1の発光寿命が尽きる等した場合に、発光パネル1を容易に交換することができる。
【0028】
ところで、収納部2を発光パネル1の発光面に対して側方に配置する際に、収納部2が発光パネル1の正極である透明電極1b側に配置されるのが望ましい。このように配置することで、収納部2に収納される点灯装置2と発光パネル1の正極との間の電線5の長さを短くすることができ、したがって輻射雑音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第一の実施形態の照明器具を示す図で、(a)は発光パネルを上方から見た断面図で、(b)は発光パネルを前方から見た平面図である。
【図2】本発明の発光パネルの構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施形態の照明器具を示す図で、(a)は背の高い部品を一方の側端部に配置した発光パネルを上方から見た断面図で、(b)は背の高い部品を略中央部に配置した発光パネルを上方から見た断面図である。
【図4】本発明の第三の実施形態を示す図で、(a)は発光パネルを上方から見た平面図で、(b)は発光パネルを前方から見た平面図である。
【図5】本発明の第四の実施形態を示す図で、(a)は発光パネルを前方から見た平面図で、(b)は発光パネルを器具本体に取付ける場合の全体図である。
【符号の説明】
【0030】
1 発光パネル
2 点灯装置
3 器具本体
3a 収納部
3b 背板部
3c 支持部
4 枠部




 

 


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