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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−134174(P2007−134174A)
公開日 平成19年5月31日(2007.5.31)
出願番号 特願2005−326489(P2005−326489)
出願日 平成17年11月10日(2005.11.10)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 斉藤 清 / 和田 晃一 / 平野 豊明 / 桂 利夫
要約 課題
壁面を光のムラなく照らすことができ且つ空間全体の明るさ感を得ることのできる照明器具を提供する。

解決手段
壁面に取付けられて直管形の蛍光ランプ1が装着される器具本体2と、壁面に垂直な方向において蛍光ランプ1を挟んで器具本体2と対向して設けられる反射板3と、器具本体2の下面に設けられて壁面に垂直な方向において蛍光ランプ1の反射板3側の端面よりも突出し且つ器具本体2及び蛍光ランプ1の下方を覆うカバー5とを備え、反射板3は、蛍光ランプ1からの光を上方向に反射する上方反射板4aと、蛍光ランプ1からの光を下方向に反射する下方反射板4bとを蛍光ランプ1に向かう方向に突き合わせて成る反射凸部4を備え、反射凸部4は、鉛直方向において上方反射板4aと下方反射板4bとの境界が蛍光ランプ1の中心より下方に位置するように設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
壁面に取付けられて直管形の蛍光ランプが装着される器具本体と、壁面に垂直な方向において蛍光ランプを挟んで器具本体と対向して設けられる反射板と、器具本体の下面に設けられて壁面に垂直な方向において蛍光ランプの反射板側の端面よりも突出し且つ器具本体及び蛍光ランプの下方を覆うカバーとを備え、反射板は、蛍光ランプからの光を上方向に反射する上方反射板と、蛍光ランプからの光を下方向に反射する下方反射板とを蛍光ランプに向かう方向に突き合わせて成る反射凸部を備え、反射凸部は、鉛直方向において上方反射板と下方反射板との境界が蛍光ランプの中心より下方に位置するように設けられたことを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記反射板は、カバーよりも鉛直下方に突出して成り、その下端縁を折曲して壁面に向かう方向に延設して成ることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記反射板は、その下端縁をカバーの先端縁又は先端縁よりも壁面側に延設して成ることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
【請求項4】
前記反射板は、蛍光ランプの両端部と対向する部位において一部が器具本体の外側に突出して成り且つ蛍光ランプからの光を器具本体外側に反射する補助反射部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3何れか記載の照明器具。
【請求項5】
前記補助反射部は、上方向の反射光を減らして下方向の反射光を増やすもので、且つ上方向の反射光を蛍光ランプの端部に集光させることを特徴とする請求項4記載の照明器具。
【請求項6】
前記補助反射部は、上方反射板と下方反射板とを蛍光ランプに向かう方向に突き合わせて成り、下方反射板は、蛍光ランプと対向する先端縁を蛍光ランプに向かう方向に延設して形成され、上方反射板は、蛍光ランプに対して凹形状又は凸形状に形成されることを特徴とする請求項5記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁面に取付けられる間接照明用の照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、光源を遮光して直接光を避け、天井や壁などに反射させて間接光とする間接照明用の照明器具として、特許文献1に開示されているようなものがある。このような間接照明用の照明器具として、例えば図7に示すように、壁面に取付けられて直管形の蛍光ランプ10が装着される細長い箱体に形成された器具本体20と、壁面に垂直な方向において蛍光ランプ10を挟んで器具本体20と対向して設けられる反射板30とを備えた照明器具がある。このように構成することで、蛍光ランプ10からの光を反射板30によって上方向及び下方向に反射して蛍光ランプ10からの光が直接目に入らないようにし、且つ反射光によって壁面を照らすことで柔らかい光を演出することができる。
【特許文献1】特開2005−228654号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来例の照明器具では、上方への反射光の光量と下方への反射光の光量とが同じとなり、照明器具が照らす空間全体の明るさ感が得られないという問題があった。また、複数の蛍光ランプ10を蛍光ランプ10の軸方向に連結した場合に、蛍光ランプ10の連結部分と対向する壁面において光のムラができるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、壁面を光のムラなく照らすことができ且つ空間全体の明るさ感を得ることのできる照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、壁面に取付けられて直管形の蛍光ランプが装着される器具本体と、壁面に垂直な方向において蛍光ランプを挟んで器具本体と対向して設けられる反射板と、器具本体の下面に設けられて壁面に垂直な方向において蛍光ランプの反射板側の端面よりも突出し且つ器具本体及び蛍光ランプの下方を覆うカバーとを備え、反射板は、蛍光ランプからの光を上方向に反射する上方反射板と、蛍光ランプからの光を下方向に反射する下方反射板とを蛍光ランプに向かう方向に突き合わせて成る反射凸部を備え、反射凸部は、鉛直方向において上方反射板と下方反射板との境界が蛍光ランプの中心より下方に位置するように設けられたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、反射板は、カバーよりも鉛直下方に突出して成り、その下端縁を折曲して壁面に向かう方向に延設して成ることを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、反射板は、その下端縁をカバーの先端縁又は先端縁よりも壁面側に延設して成ることを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1乃至3何れかの発明において、反射板は、蛍光ランプの両端部と対向する部位において一部が器具本体の外側に突出して成り且つ蛍光ランプからの光を器具本体外側に反射する補助反射部を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、補助反射部は、上方向の反射光を減らして下方向の反射光を増やすもので、且つ上方向の反射光を蛍光ランプの端部に集光させることを特徴とする。
【0010】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、補助反射部は、上方反射板と下方反射板とを蛍光ランプに向かう方向に突き合わせて成り、下方反射板は、蛍光ランプと対向する先端縁を蛍光ランプに向かう方向に延設して形成され、上方反射板は、蛍光ランプに対して凹形状又は凸形状に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、器具本体の下面に設けられて壁面に垂直な方向において蛍光ランプの反射板側の端面よりも突出し且つ器具本体及び蛍光ランプの下方を覆うカバーを備えたので、カバーによって蛍光ランプからの直接光が壁面下方に照射されないため、器具本体下方において光のムラによる筋の発生を防ぐことができる。また、反射板は、蛍光ランプからの光を上方向に反射する上方反射板と、蛍光ランプからの光を下方向に反射する下方反射板とを蛍光ランプに向かう方向に突き合わせて成る反射凸部を備え、反射凸部は、鉛直方向において上方反射板と下方反射板との境界が蛍光ランプの中心より下方に位置するように設けられたので、蛍光ランプからの光を上方に多く反射させることができ、したがって空間全体の明るさ感を増すことができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、反射板は、カバーよりも鉛直下方に突出して成り、その下端縁を折曲して壁面に向かう方向に延設して成るので、照明器具を上下方向に関してより薄型にすることができる。また、延設された反射板内面に照射された光の反射光をカバー下面で反射させることができるので、カバー及び器具本体下方の壁面を柔らかく照らすことができ、反射板が壁面から浮いたような照明器具を演出することができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、反射板は、その下端縁をカバーの先端縁又は先端縁よりも壁面側に延設して成るので、延設された反射板内面に照射された光が反射することによってカバー下面全体を照らすことができるので、請求項2の発明の効果が増大する。
【0014】
請求項4の発明によれば、反射板は、蛍光ランプの両端部と対向する部位において一部が器具本体の外側に突出して成り且つ蛍光ランプからの光を器具本体外側に反射する補助反射部を備えたので、複数の照明器具を連設する場合に、器具本体外側への反射光によって蛍光ランプの端部に対向する壁面を照らすことができ、したがって光のムラを低減することができる。
【0015】
請求項5、6の発明によれば、補助反射部は、上方反射板と下方反射板とを蛍光ランプに向かう方向に突き合わせて成り、下方反射板は、蛍光ランプと対向する先端縁を蛍光ランプに向かう方向に延設して形成されるので、複数の照明器具を連設する場合に、蛍光ランプの端部からの少ない光をより多く反射して壁面に照射することができ、したがって光のムラを低減することができる。また、上方反射板は、蛍光ランプに対して凹形状又は凸形状に形成されるので、蛍光ランプの端部に対向する壁面の上方に反射光を集光することができ、したがって光のムラを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
(実施形態1)
以下、本発明の第一の実施形態について図1を用いて説明する。本実施形態の照明器具は、図1に示すように、壁面に取付けられて直管形の蛍光ランプ1が装着される器具本体2と、壁面に垂直な方向において蛍光ランプ1を挟んで器具本体2と対向して設けられる反射板3と、器具本体2の下面に設けられて壁面に垂直な方向において蛍光ランプ1の反射板3側の端面よりも突出し且つ器具本体2及び蛍光ランプ1の下方を覆うカバー5とを備えたもので、反射板3は、蛍光ランプ1からの光を上方向に反射する上方反射板4aと、蛍光ランプ1からの光を下方向に反射する下方反射板4bとを蛍光ランプ1に向かう方向に突き合わせて成る反射凸部4を備え、反射凸部4は、鉛直方向において上方反射板4aと下方反射板4bとの境界が蛍光ランプ1の中心より下方に位置するように設けられている(図1(a)参照)。
【0017】
器具本体2は、長手方向の長さが蛍光ランプ1の長手方向の長さと略一致するような箱体に形成され、前面には、蛍光ランプ1の長手方向の両端の口金が着脱自在に接続される一対のソケット2aが設けられている。器具本体2の内部には、図示していないがソケット2aを介して蛍光ランプ1を点灯するための安定器が備えられており、該安定器から器具本体2外側に引き出される電源線(図示せず)が外部電源(図示せず)に接続されることで、安定器に電源が供給されて蛍光ランプ1を点灯する。
【0018】
器具本体2の下面には、平板形状のカバー5が取付けられている。カバー5は、アルミニウム等の光を反射する金属板から成り、長手方向においては蛍光ランプ1の長手方向の長さと略一致する長さを持ち、壁面に垂直な方向においては蛍光ランプ1の反射板3側の端面よりも突出する幅を持つように形成されている。カバー5には、金属板を略L字状に形成した2つのカバー取付片5aが一体に形成され、該カバー取付片5aを器具本体2にネジ止め(図示せず)することで固定される(図1(b)参照)。
【0019】
反射板3は、アルミニウム等の光を反射する平板形状の金属板で、長手方向においては蛍光ランプ1の長手方向の長さと略一致する長さを持ち、鉛直方向においては器具本体2よりも幅広に形成され、下端縁がカバー5の下面よりも突出するように配置される。反射板3には、金属板を折曲して形成した反射板取付片3aが長手方向において2ヶ所に形成されており、該反射板取付片3aを器具本体2にネジ止め(図示せず)することで、蛍光ランプ1の発光面と対向して蛍光ランプ1の前側に蛍光ランプ1と一定の間隔を空けて器具本体2に取付けられる(図1(b)参照)。
【0020】
反射凸部4は、アルミニウム等の光を反射する金属板を折曲して平面視略V字形状に形成され、反射板3から蛍光ランプ1に向かって斜め下方に傾斜した上方反射板4aと、反射板3から蛍光ランプ1に向かって斜め上方に傾斜した下方反射板4bとから成る。反射凸部4は、反射板3の背面に取付けられる。
【0021】
上述のように、器具本体2及び蛍光ランプ1の下面を覆うカバー5を器具本体2に備えたので、カバー5によって蛍光ランプ1からの直接光を遮ることができ、したがって器具本体2の下方における壁面に光のムラが生じるのを防ぐことができる。また、最近の研究では、上方への光と下方への光の光量の比を適切にすることで空間全体の明るさ感を増す理論が確立されつつあり、これを実現する照明器具の提供が望まれていたが、本実施形態では、上方反射板4aと下方反射板4bとの境界を鉛直方向において蛍光ランプ1の中心よりも下方に位置するよう配置したので、蛍光ランプ1からの光が上方反射板4aにおいて多く反射し、したがって器具本体2の上方及び下方における壁面を適切な光量でそれぞれ照らすことができ、空間全体の明るさ感を増すことができる。
【0022】
(実施形態2)
以下、本発明の第二の実施形態について図2を用いて説明する。但し、基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本実施形態の照明器具は、図2(a)に示すように、反射板3の下端縁を折曲して壁面に向かう方向に延設させている。
【0023】
反射板3は、下端縁を折曲して略L字形状に形成され、壁面に向かう方向に延設した延設面3bは、その先端縁がカバー5の反射板3側の先端縁まで延設されている。尚、反射凸部4は実施形態1と同様に反射板3の背面に取付けられるが、具体的には、図2(c)に示すように、反射凸部4の周縁を反射板3に設けられた略コ字状の溝3cに嵌合することで取付けられる。
【0024】
上述のように構成することで、上下方向において照明器具をより薄型にすることができる。また、蛍光ランプ1からの光が下方反射板4b及び延設面3bにおいて反射し、カバー5の下面に照射されるので、カバー5の下面及びカバー5の下面で反射した光によって器具本体2の下方における壁面も間接光によって柔らかく照らすことができ、したがって反射板3が壁面から浮いているように見える照明器具を演出することができる。
【0025】
(実施形態3)
以下、本発明の第三の実施形態について図3〜5を用いて説明する。但し、基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本実施形態の照明器具は、反射板3の蛍光ランプ1の両端部と対向する部位において、一部が器具本体2の外側に突出して成り且つ蛍光ランプ1からの光を器具本体2外側に反射する補助反射部6を備えているもので、例えば通路等で複数の照明器具の端部同士を突き合わせて連設する場合に用いられる(図3参照)。
【0026】
補助反射部6は、反射板3から蛍光ランプ1に向かって斜め下方に傾斜した上方反射板6aと、反射板3から蛍光ランプ1に向かって斜め上方に傾斜した下方反射板6bとから成り、下方反射板6bの壁面側の先端縁が上方反射板6aの壁面側の先端縁よりも突出するように突き合わせて形成される(図4参照)。上方反射板6aは、長手方向における両端縁をそれぞれ内側に折曲して成る(図5参照)。該補助反射部6は、図3に示すように、複数の照明器具を連設する場合に、隣り合う照明器具の反射板3の継ぎ目における反射凸部4の代わりに設けられ、隣り合う照明器具で共用される。
【0027】
上述のように、反射板3の蛍光ランプ1の両端部と対向する部位において補助反射部6を備えることで、複数の照明器具を連設する場合に、蛍光ランプ1の端部と対向する壁面を照らすことができ、したがって光のムラを低減することができる。また、下方反射板6bの壁面側の先端縁が上方反射板6aの壁面側の先端縁よりも突出するようにしたので、蛍光ランプ1の端部からの少ない光をより多く反射して壁面に照射することができ、したがって光のムラを低減することができる。さらに、上方反射板6bの長手方向における両端縁を蛍光ランプ1の端部に向けて折曲しているので、蛍光ランプ1の端部と対向する壁面の上方に蛍光ランプ1の反射光を集光させることができ、したがって光のムラを低減することができる。
【0028】
ところで、上方反射板6aの形状は上記の形状に限定されるものではなく、蛍光ランプ1の端部と対向する壁面の上方に集光させることができればよいので、例えば図6に示すような椀形状に形成されても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第一の実施形態の照明器具を示す図で、(a)は断面図で、(b)は全体斜視図である。
【図2】本発明の第二の実施形態の照明器具を示す図で、(a)は断面図で、(b)は全体斜視図で、(c)は各部の取付けを示す図である。
【図3】本発明の第三の実施形態の照明器具の全体斜視図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】同上の補助反射板の形状を示す図である。
【図6】同上の補助反射板の他の形状を示す図である。
【図7】従来の照明器具を示す図で、(a)は断面図で、(b)は全体斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 蛍光ランプ
2 器具本体
3 反射板
4 反射凸部
4a 上方反射板
4b 下方反射板
5 カバー
6 補助反射部
6a 上方反射板
6b 下方反射板




 

 


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