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発明の名称 誘導灯
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−80682(P2007−80682A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−267361(P2005−267361)
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 小出 晋司 / 佐藤 敦 / 入川 敦志 / 西岡 伸介
要約 課題
外観上の見栄えと視認性を向上する。

解決手段
表示ユニット20においては、表示パネル21の側片(左側側片21b、右側側片21c、下側側片21d)が導光板22の上下方向並びに左右方向においてパネルケース23より外側に配置されている。したがって、従来例のようにパネルケース23の保持枠23b’で表示パネル21の前面周縁部分並びに側面が覆われることがないから、前方及び側方の外観上の見栄え並びに視認性が向上できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
前面開口した直方体状であって内部に光源を点灯させるための点灯装置を収納する器具本体と、器具本体の左右幅に略等しい左右幅を有し器具本体の上下幅よりも小さな上下幅を有する矩形状の表示ユニットと、前記光源たるランプを有し表示ユニットの上縁に沿って配設されたランプユニットとを備え、器具本体の前面開口が表示ユニット並びにランプユニットで覆われるとともに、表示ユニット並びにランプユニットを合わせた外周形状が器具本体において前面開口を囲む部位の外周形状に沿った誘導灯において、
表示ユニットは、ランプユニットから照射される光が上端面より入射する平板状の導光板と、透光性材料からなり導光板の前面側に配置されるとともに上端面を除く導光板の端面に沿った側片を有する表示パネルと、導光板の背面側に配置されて表示パネルとの間で導光板を狭持するパネルケースとを具備し、表示パネルの側片が、導光板の上下方向並びに左右方向においてパネルケースより外側に配置されたことを特徴とする誘導灯。
【請求項2】
表示パネルの側片は、パネルケースを介さずに導光板の端面とそれぞれ対向することを特徴とする請求項1記載の誘導灯。
【請求項3】
表示パネルは、側片の後端面に設けられる固定手段によってパネルケースと固定されることを特徴とする請求項1記載の誘導灯。
【請求項4】
表示ユニットは、パネルケースに設けられた取付手段によって器具本体に取り付けられ、器具本体に設けられた被嵌合部と凹凸嵌合する嵌合部が表示パネルに設けられたことを特徴とする請求項1記載の誘導灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、誘導灯に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、光源からの光を、導光板を介して避難口へ誘導するためのシンボルが表記された表示パネルから出射するようにした、いわゆる「導光板式」あるいは「パネル式」と称される誘導灯が提供されている。
【0003】
図5は従来の導光板式の誘導灯を示している。この誘導灯は、前面開口した直方体状の器具本体10の左右幅に略等しい左右幅を有し器具本体10の上下幅よりも小さな上下幅を有する正方形状の表示ユニット20と表示ユニット20の表示パネル21の上縁に沿って配設されたランプユニット30とで器具本体10の前面開口を覆い、且つ、表示ユニット20とランプユニット30とを合わせた外周形状が器具本体10において前面開口を囲む部位の外周形状に沿うように構成されている(例えば、特許文献1参照)。表示ユニット20は、表示パネル21と、表示パネル21の背面側に配設され光源(冷陰極蛍光灯)の光を表示パネル21へ導光する導光板22と、表示パネル21及び導光板22を支持するパネルケース23とを備えている。ランプユニット30は、導光板21の上端縁に対向する位置に冷陰極蛍光灯を保持している。
【0004】
表示パネル21は、透光性を有するアクリル樹脂製であって避難口へ誘導するためのシンボルが表記されている。また導光板22は、透明アクリル樹脂製であって表示パネル21の背面側に配設されて冷陰極蛍光灯の光を表示パネル21へ導光する。なお、導光板22の背面には反射シート(図示せず)が配設される。パネルケース23は合成樹脂成形品からなり、器具本体10の左右幅に略等しい左右幅を有し器具本体10の上下幅よりも小さな上下幅を有する正方形状の取付ベース23aと、取付ベース23の前面の周部において上辺を除いた3辺に沿って前方へ連続一体に突設された保持枠23b’とを備えている。また、パネルケース23の背面において左右両端部にはそれぞれL字状の係合片24が2つずつ上下方向に沿って突設されている。
【0005】
保持枠23b’のうち左右両端部に設けられた部位の内面には、図5(b)に示すように、表示パネル21をスライド自在に保持するためのガイド溝23c’が形成されている。一方、表示パネル21は、左右両端縁それぞれから後方に向かって側片21b、21cが突設されており、各側片21b、21cの外面には、ガイド溝23c’にスライド自在に導入されるガイドリブ21d’が突設されている。したがって、表示パネル21は、パネルケース23の保持枠23b’の上方からガイドリブ21d’をガイド溝23c’に導入して下方にスライドさせることにより、パネルケース23に保持される(図5(c)参照)。
【0006】
器具本体10に表示ユニット20を取り付けるには、器具本体10の両側壁の各前端縁にパネルケース23の背面が当接するように器具本体10と表示ユニット20との左右方向の位置を合わせ、且つ、器具本体10の両側壁の内面に突設された各係止片18に対応する各係合片24が上方向にずれるように表示ユニット20の下面を器具本体10の下面よりも上方向にずらしている状態から、器具本体10の両側壁の各前端縁にパネルケース23の背面を当接させながら表示ユニット20を下方に摺動させると、各係合片24の各下端縁が各係止片18それぞれの規制片18aの上面に当接し且つ各係合片24の前面が各係止片18それぞれの保持片18bの背面に当接して、表示ユニット20が器具本体10に仮保持され、器具本体10に対する表示ユニット20の左右方向、下方向、および前後方向への移動が規制されるようになる。このように器具本体10に表示ユニット20が仮保持された状態では、器具本体10の上面を含む平面と表示パネル21の上端縁との間にランプユニット30の上下幅よりもやや小さな隙間が形成される。ランプユニット30は、表示ユニット20が器具本体10に取り付けられた状態において、この隙間をなくし表示ユニット20と合わせて器具本体10の前面開口を覆う形で器具本体10の前面に着脱自在に取り付けられる。表示ユニット20を器具本体10から取り外すには、ランプユニット30が器具本体10から取り外された状態で、表示ユニット20を係止片18と保持片18bとが重ならない位置までスライドさせて前方へ取り外せばよい。なお、保持枠23b’の幅は、ランプユニット30の幅(上下幅)よりも小さくなっている。
【0007】
図6は器具本体40が天井に埋込配設される埋込型の誘導灯であって、上面が開口した扁平な直方体状に形成された表示パネル41と、上面開口から表示パネル41内に挿入して保持される導光板42と、表示パネル41及び導光板42の上部に貫通する貫通孔41a,42aに挿通した取付ピン43によって表示パネル41と導光板42に取り付けられる取付枠44とで表示ユニットが構成されている。取付枠44の上面には、冷陰極蛍光灯46と反射板47とランプホルダ48からなるランプユニットが取り付けられる。器具本体40は、下面が開口する箱状に形成され内部に冷陰極蛍光灯46の点灯装置等が収納される。そして、下面開口を閉塞する形で一対の取付ばね49により取付枠44が器具本体40に取り付けられる。
【特許文献1】特開2002−23657号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで図5に示した前者の従来例では、パネルケース23に設けられた保持枠23b’によって表示パネル21の前面周縁部分が覆われるとともに、表示パネル21の側面が不透過性のパネルケース23で覆われるため、前方からの見栄え(デザイン性)がよくなく、また側方からの視認性がよくないという問題があった。なお、パネルケース23を透光性材料で形成した場合でも、表示ユニット20の側面側では透光性を有する部材(導光板22とパネルケース23)が重なるために見栄えがよくなく、さらに器具本体10とパネルケース23の材料が異なるため、両者の熱膨張率の違い等により互いに係合する係合片24若しくは係止片18が破損する可能性があった。なお、図6に示した後者の従来例では、前者の従来例とは異なり表示パネル41の前後左右に不透過部分が存在しないが、表示パネル41が合成樹脂成形品を貼り合わせて構成されているために加工性並びに信頼性に若干の問題があり、見栄えもよくなかった。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、外観上の見栄えと視認性を向上した誘導灯を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、前面開口した直方体状であって内部に光源を点灯させるための点灯装置を収納する器具本体と、器具本体の左右幅に略等しい左右幅を有し器具本体の上下幅よりも小さな上下幅を有する矩形状の表示ユニットと、前記光源たるランプを有し表示ユニットの上縁に沿って配設されたランプユニットとを備え、器具本体の前面開口が表示ユニット並びにランプユニットで覆われるとともに、表示ユニット並びにランプユニットを合わせた外周形状が器具本体において前面開口を囲む部位の外周形状に沿った誘導灯において、表示ユニットは、ランプユニットから照射される光が上端面より入射する平板状の導光板と、透光性材料からなり導光板の前面側に配置されるとともに上端面を除く導光板の端面に沿った側片を有する表示パネルと、導光板の背面側に配置されて表示パネルとの間で導光板を狭持するパネルケースとを具備し、表示パネルの側片が、導光板の上下方向並びに左右方向においてパネルケースより外側に配置されたことを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、表示パネルの側片は、パネルケースを介さずに導光板の端面とそれぞれ対向することを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、表示パネルは、側片の後端面に設けられる固定手段によってパネルケースと固定されることを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、表示ユニットは、パネルケースに設けられた取付手段によって器具本体に取り付けられ、器具本体に設けられた被嵌合部と凹凸嵌合する嵌合部が表示パネルに設けられたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、表示パネルの前面周縁並びに側端面がパネルケースで覆われることがないから、前方及び側方から見た外観上の見栄え及び視認性が向上する。
【0015】
請求項2の発明によれば、表示パネルの側片と導光板との間にパネルケースが介在しないから、導光板と表示パネルの側片との間に隙間が無くなり、前方から見たときに表示パネルの端部に輝度の境界のラインが生じず、前方から見た外観上の見栄え及び視認性がさらに向上する。
【0016】
請求項3の発明によれば、表示パネルの側片と導光板の側端面との距離を近づけることができるから、前方から見たときに側片と導光板との隙間によるラインが目立たなくなり、外観上の見栄え及び視認性がさらに向上する。
【0017】
請求項4の発明によれば、仮に取付手段の不具合でパネルケースが器具本体から外れても、嵌合部と被嵌合部との凹凸嵌合によって表示パネルが器具本体に固定されているから、表示ユニットが器具本体から脱落することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明を実施形態により詳細に説明する。但し、各実施形態の基本構成は図5に示した従来例と共通するので、多少の形状の相違があっても機能的に共通する構成要素については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
【0019】
(実施形態1)
本実施形態の誘導灯は、図1(a)に示すように前面開口した直方体状の器具本体10と、矩形状(本実施形態では、正方形状)の表示パネル21を有し器具本体10の前面開口の大部分を覆う表示ユニット20と、光源たる直管形の冷陰極蛍光灯(図示せず)を有し器具本体10の前面開口のうち表示ユニット20により覆われていない残りの部分を覆うように表示ユニット20の上縁に沿って配設されたランプユニット30とを備えている。
【0020】
器具本体10は不透光性を有する合成樹脂成形品からなり、冷陰極蛍光灯を点灯させる点灯装置4と、商用電源の停電時に点灯装置4へ給電するための非常用電源たる蓄電池を有する非常用電源ブロック6とが収納されている。点灯装置4は、器具本体10内に設けられた端子台7を介して商用電源並びに非常用電源ブロック6に接続されており、通常は商用電源により給電されて冷陰極蛍光灯を点灯させ、商用電源の停電時には蓄電池により給電されて冷陰極蛍光灯を点灯させる。但し、かかる点灯装置は従来周知であるから詳細な構成についての図示並びに説明を省略する。
【0021】
また、器具本体10の後壁並びに上壁には、商用電源を端子台7に接続するための電源線(図示せず)を挿通する挿通孔を形成するためのノックアウト部11,11がそれぞれ設けられている。なお、器具本体10の後壁には、補強用の金具8が取り付けられており、この金具に点灯装置4、非常用電源ブロック6、端子台7が固定されている。
【0022】
さらに、器具本体10内の下部には、点灯装置4並びに非常用電源ブロック6を点検するための点検装置5が配置されている。この点検装置5は、器具本体10の下壁に設けられた丸孔15を通して点検スイッチ(図示せず)が操作されたときに商用電源から点灯装置4への給電を強制的に遮断し、非常用電源ブロック6から点灯装置4へ給電して冷陰極蛍光灯が点灯するか否か等の検査を行うものであり、検査結果は図示しない表示灯によって表示する。なお、このような点検装置5は従来周知であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。
【0023】
また、器具本体10両側壁の前部の各内面には、器具本体10の下壁に略平行であって表示ユニット20のパネルケース23の背面から突設されたL字状の係合片24(後述する)の下端縁が上面に当接し表示ユニット20の下方向への移動を規制する規制片18aと、器具本体10の前端縁に略平行であって規制片18aの前端縁から連続一体に形成され上記係合片24の先端部が背面側に重なる保持片18bとからなるL字状の係止片18と、後述する嵌合部21e,21eと凹凸嵌合する被嵌合部19とが2つずつ突設される。被嵌合部19は、嵌合部21eの長手寸法よりも上下方向の寸法が僅かに大きい平面視矩形の挿入凹所19aと、嵌合部21eの短手寸法よりも前後方向の寸法が僅かに大きい平面視長方形状であって挿入凹所19aの後端縁より下方に延長された被嵌合凹所19bとを有する。
【0024】
一方、表示ユニット20は、図1(b)に示すように避難口へ誘導するためのシンボルが表記された表示パネル21と、表示パネル21の背面側に配設され冷陰極蛍光灯の光を表示パネル21へ導光する透明アクリル樹脂製の導光板22と、表示パネル21との間で導光板22を狭持するパネルケース23とで構成されている。
【0025】
表示パネル21は、透光性を有する合成樹脂(例えば、アクリル樹脂など)の成形品であって、矩形状(本実施形態では、正方形状)の表示部21aと、表示部21aの背面における左右両端及び下端縁より後方へ突設された側片(左側側片21b、右側側片21c、下側側片21d)とを具備している。ここで、側片(左側側片21b、右側側片21c、下側側片21d)には器具本体10の両側壁並びに下壁の先端部と嵌合する段部が表面側に形成されている。また、左側及び右側の各側片21b,21cは、上下方向において下側ほど後方への突出量が小さくなるように傾斜している。さらに左側及び右側の各側片21b,21cにおいては、略C字形状の取付溝21f,21fが後端面に設けられるとともに、側方に突出する扁平な直方体状の嵌合部21e,21eが設けられている。なお、導光板22は透光性を有する合成樹脂材料により、上下方向において下側ほど厚さが薄くなる扁平な板状に形成されている。
【0026】
パネルケース23は、不透光性樹脂(例えば、ABS樹脂)の成形品からなり、器具本体10の左右幅に略等しい左右幅を有し器具本体10の上下幅よりも小さな上下幅を有する正方形状の取付ベース23aと、取付ベース23aの左右両側及び下側の端縁より後方へ突出する側壁部23bと、左右両側の側壁部23bより各々左右方向へ突出する各一対の取付部23c,23cと、取付ベース23aの背面における左右両端縁より後方へ突出する平面視略L字形状の係合片24とを具備する。取付部23cは、取付溝21fの内径よりも僅かに小さく且つ取付溝21fの開口よりも大きい外径を有した円柱状の部分と、該円柱状の部分の先端に一体に設けられて取付溝21fの内径よりも大きい外径を有する円盤状の部分とで構成されている。すなわち、表示パネル21の左右両側の側片21b,21cに設けられている各一対の取付溝21f,21fに取付部23cの円柱状の部分を圧入すれば、表示パネル21がパネルケース23と固定されるとともに表示パネル21とパネルケース23との間に導光板22が狭持される。
【0027】
器具本体10に表示ユニット20を取り付けるには、器具本体10の両側壁の各前端縁に表示パネル21の左右両側の側片21b,21cに設けられた段部の背面が当接するように器具本体10と表示ユニット20との左右方向の位置を合わせ、且つ、器具本体10の両側壁の内面に突設された各係止片18に対応する各係合片24が上方向にずれ且つ器具本体10の両側壁の内面に設けられた各被嵌合部19の挿入凹所19aに各嵌合部21eが挿入可能なように表示ユニット20の下面を器具本体10の下面よりも上方向にずらしている状態から、器具本体10の両側壁の各前端縁にパネルケース23の背面を当接させながら表示ユニット20を下方に摺動させると、各係合片24の各下端縁が各係止片18それぞれの規制片18aの上面に当接し且つ各係合片24の前面が各係止片18それぞれの保持片18bの背面に当接するとともに嵌合部21eが挿入凹所19aから嵌合凹所19bに移動して、表示ユニット20が器具本体10に仮保持され、器具本体10に対する表示ユニット20の左右方向、下方向、および前後方向への移動が規制されるようになる(図1(c)参照)。このように器具本体10に表示ユニット20が仮保持された状態では、器具本体10の上面を含む平面と表示パネル21の上端縁との間にランプユニット30の上下幅よりもやや小さな隙間が形成される。ランプユニット30は、表示ユニット20が器具本体10に取り付けられた状態において、この隙間をなくし表示ユニット20と合わせて器具本体10の前面開口を覆う形で器具本体10の前面に着脱自在に取り付けられる。表示ユニット20を器具本体10から取り外すには、ランプユニット30が器具本体10から取り外された状態で、表示ユニット20を係止片18と保持片18bとが重ならない位置までスライドさせて前方へ取り外せばよい。
【0028】
ランプユニット30は、直管形の冷陰極蛍光灯(図示せず)と、冷陰極蛍光灯を内側に納める形で保持するランプホルダ31と、冷陰極蛍光灯から放射される光を下方へ反射する反射板(図示せず)と、冷陰極蛍光灯の両端の電極にそれぞれ接続された端子片(図示せず)とを具備する。ここで、ランプユニット30は、器具本体10に取り付けた状態で導光板24の上端縁に対向する位置に配置される位置に冷陰極蛍光灯を保持している。ランプホルダ31は、合成樹脂製であって、器具本体10およびパネルケース23と同じ材料で形成され且つ同じ色としてある。
【0029】
ランプホルダ31の背面上部における左右には、断面L字状であって器具本体10の上部における左右の角部の内面に沿うように配列されたガイド片33,33が後方に向かって突設されている。また、各ガイド片33,33の下方には、各端子片それぞれの外側で左右方向において各端子片に重なり且つランプホルダ31の背面からの突出寸法がガイド片33,33の半分程度の結合片34,34が突設されている。
【0030】
一方、器具本体10において両側壁の上部の内側には、点灯装置4にそれぞれ電線(図示せず)を介して接続され上記端子片が前方から嵌入され端子片が電気的に接続されるとともに機械的に接続されるソケット9,9が配設されている。なお、各ソケット9,9と器具本体10の各側壁との間にはそれぞれ結合片34,34が前方から挿入される隙間9a,9aが形成されている。
【0031】
而して、表示ユニット20においては、図1(c)に示すように表示パネル21の側片(左側側片21b、右側側片21c、下側側片21d)が導光板22の上下方向並びに左右方向においてパネルケース23より外側に配置されているので、図5に示した従来例のようにパネルケース23の保持枠23b’で表示パネル21の前面周縁部分並びに側面が覆われることがないから、前方及び側方の外観上の見栄え並びに視認性が向上できるものである。また、表示パネル21をパネルケース23に取り付けるための固定手段(取付溝21f)が左右両側の側片21b,21cの後端面に設けられているから、側片21b,21c,21dがパネルケース23を介さずに導光板22の端面とそれぞれ対向し、且つ導光板22の端面との距離が短く(隙間が0.5mm以下)なっているので、前方から見たときに側片21b,21c,21dと導光板22との境界に輝度差によるラインが見えることがなく、また均一な光を表示パネル21の前方及び側方に照射することができる。なお、前方から見たときに側片21b,21c,21dの肉厚分が暗く見えてしまうが、当該部分にテーパ21gを設けることで暗い部分を細く見せることができる。
【0032】
ところで、本実施形態では表示パネル21の左側側片21b並びに右側側片21cに設けた嵌合部21eと、器具本体10に設けた被嵌合部19とを凹凸嵌合させて表示パネル21を器具本体10に取り付けているため、万が一にもパネルケース23に設けた取付部23cが破損しても表示ユニット20が器具本体10から脱落しないようになっている。
【0033】
(実施形態2)
図2に本発明の実施形態2を示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通するので、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
本実施形態においては、図2(c)に示すように表示パネル21の左右両側及び下側の側壁部21bが前方へ突出し、また表示パネル21の左右両側の側片21b,21cの内面に一対の突起21h,21hが突設され、これら一対の突起21h,21hと凹凸嵌合する一対の嵌合溝23d,23dがパネルケース23の左右両側の側片23b,23bに設けられている。但し、実施形態1と異なり、左右両側の側片21b,21cには嵌合部21e及び取付溝21fが設けられておらず、器具本体10には被嵌合部19が設けられていない。
【0035】
図2(b)及び(c)に示すように、表示パネル21の左右両側の側片21b,21cの内面に突設された一対の突起21h,21hを、パネルケース23の左右両側の側片23b,23bに設けられた一対の嵌合溝23d,23dに凹凸嵌合することで表示パネル21がパネルケース23に固定される。このとき、表示パネル21の左右両側の側片21b,21cと導光板22の端面との間にパネルケース23の左右両側の側片23b,23bが配置される(図2(c)参照)。
【0036】
而して、本実施形態においても実施形態1と同様に、図5に示した従来例のようにパネルケース23の保持枠23b’で表示パネル21の前面周縁部分並びに側面が覆われることがないから、前方及び側方の外観上の見栄え並びに視認性が向上できる。
【0037】
(実施形態3)
図3に本発明の実施形態3を示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態2と共通するので、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0038】
本実施形態においては、図3(b)及び(c)に示すようにパネルケース23の左右両側の側片23b,23bの内面が前方に向かって内側に傾斜しており、また、導光板22の左右両端面には、後方に向かって外側に傾斜する傾斜面を有して側方へ突出する係合突部22aが設けられている。
【0039】
図3(b)及び(c)に示すように、取付ベース23aの前面に背面を摺接させるようにしてパネルケース23の上方から導光板22をスライドすれば、パネルケース23の左右両側の側片23b,23bと取付ベース23aとの間に導光板22の係合突部22aが係合されてパネルケース23に導光板22が固定される。そして、実施形態2と同様に表示パネル21の左右両側の側片21b,21cの内面に突設された一対の突起21h,21hを、パネルケース23の左右両側の側片23b,23bに設けられた一対の嵌合溝23d,23dに凹凸嵌合することで表示パネル21がパネルケース23に固定される。このとき、表示パネル21の左右両側の側片21b,21cと導光板22の端面との間にパネルケース23の左右両側の側片23b,23bが配置される(図3(c)参照)。
【0040】
而して、本実施形態においても実施形態1,2と同様に、図5に示した従来例のようにパネルケース23の保持枠23b’で表示パネル21の前面周縁部分並びに側面が覆われることがないから、前方及び側方の外観上の見栄え並びに視認性が向上できる。しかも、導光板22がパネルケース23に固定されているため、パネルケース23を形成する材料と表示パネル21を形成する材料の熱膨張率の違いによって突起21hが破損しても、表示パネル21よりも重い導光板22が器具本体10から脱落するのを防ぐことができる。
【0041】
(実施形態4)
図4に本発明の実施形態4を示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態2と共通するので、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
本実施形態においては、パネルケース23の側片23bの厚みとほぼ等しい寸法を有し、左右方向に突出する突条部22bが導光板22の左右両端面に突設されている。
【0043】
図4(b)及び(c)に示すように、表示パネル21の左右両側の側片21b,21cの内面に突設された一対の突起21h,21hを、パネルケース23の左右両側の側片23b,23bに設けられた一対の嵌合溝23d,23dに凹凸嵌合することで表示パネル21がパネルケース23に固定される。このとき、実施形態2では表示パネル21の左右両側の側片21b,21cと導光板22の左右両端面との間に隙間が空いていたが、本実施形態では導光板22の端面に設けられた突条部22bが表示部21aと側片23b,23bとの間に入り込むため、表示パネル21の左右両側の側片21b,21cから出射する光が均一になるという利点がある。なお、実施形態3においても、導光板22に突条部22bを設けることで表示パネル21の左右両側の側片21b,21cから出射する光を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施形態1を示し、(a)は全体の分解斜視図、(b)は表示ユニットの分解斜視図、(c)は表示ユニットの断面図である。
【図2】本発明の実施形態2を示し、(a)は全体の分解斜視図、(b)は表示ユニットの分解斜視図、(c)は表示ユニットの断面図である。
【図3】本発明の実施形態3を示し、(a)は全体の分解斜視図、(b)は表示ユニットの分解斜視図、(c)は表示ユニットの断面図である。
【図4】本発明の実施形態4を示し、(a)は全体の分解斜視図、(b)は表示ユニットの分解斜視図、(c)は表示ユニットの断面図である。
【図5】従来例を示し、(a)は全体の分解斜視図、(b)は表示ユニットの分解斜視図、(c)は表示ユニットの断面図である。
【図6】別の従来例を示し、(a)は全体の分解斜視図、(b)は表示ユニットの分解斜視図、(c)は表示ユニットの断面図である。
【符号の説明】
【0045】
10 器具本体
20 表示ユニット
21 表示パネル
21b 左側側片
21c 右側側片
21d 下側側片
21f 取付溝
22 導光板
23 パネルケース
23b 側壁部
23c 取付部




 

 


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