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発明の名称 装飾照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−48667(P2007−48667A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−233553(P2005−233553)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 塩濱 英二 / 黒井 修一
要約 課題
個々の光源ユニットをそれぞれ所定の位置に容易に位置決めすることができる装飾照明装置を提供する。

解決手段
各光源ユニットA〜Aは、それぞれ発光素子としての発光ダイオード2をケース4内にモールドして成る。電線1は、可撓性を有しており、複数個の光源ユニットA〜Aが1列に並ぶように光源ユニットA〜A同士を接続する。各光源ユニットA〜Aは、それぞれケース4の外周面から突出し他部材に引掛可能な形状に形成された引掛部材としてのフック10を少なくとも1個有している。
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれ発光素子をケースに設けて成る複数個の光源ユニットと、複数個の光源ユニットが1列に並ぶように光源ユニット同士を接続する可撓な電線とを備え、各光源ユニットは、それぞれケースの外周面から突出し他部材に引掛可能な形状に形成された引掛部材を少なくとも1個有することを特徴とする装飾照明装置。
【請求項2】
前記光源ユニットは、前記発光素子からの光を出射させる出射窓を前記ケースの両面にそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載の装飾照明装置。
【請求項3】
前記電線はカールコードからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装飾照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、それぞれ発光素子をケースに設けて成る複数個の光源ユニットが電線によって接続された装飾照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、この種の装飾照明装置としてクリスマスツリーなどの装飾対象を装飾(電飾)するものが知られている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に記載された装飾照明装置は、複数個の光源ユニットが一定の間隔で電線(ハーネス)に接続されて構成され、装飾対象に巻きつけられる形で装飾対象に取り付けられる。
【0003】
一方、この種の装飾照明装置において、たとえば文字など何らかの形に沿って複数個の光源ユニットを配列することも考えられており、この場合には、個々の光源ユニットをそれぞれ所定の位置に位置決めすることが必要になる。
【特許文献1】特開2004−60072号公報(第5頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の装飾照明装置では、各光源ユニットを位置決めする手段を特に有していないから、個々の光源ユニットをそれぞれ所定の位置に位置決めする施工作業は面倒である。
【0005】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、個々の光源ユニットをそれぞれ所定の位置に容易に位置決めすることができる装飾照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、それぞれ発光素子をケースに設けて成る複数個の光源ユニットと、複数個の光源ユニットが1列に並ぶように光源ユニット同士を接続する可撓な電線とを備え、各光源ユニットが、それぞれケースの外周面から突出し他部材に引掛可能な形状に形成された引掛部材を少なくとも1個有することを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、各光源ユニットは少なくとも1個の引掛部材を有しているから、ねじを用いて施工面に直付けする場合のようなねじ締め作業を行う必要がなく、引掛部材を他部材に引っ掛けるだけで個々の光源ユニットをそれぞれ所定の位置に容易に取り付けることができる。しかも、光源ユニットは様々な取り付けが可能であって、たとえば、施工面上の所定の位置に配設された釘等の他部材に引掛部材を引っ掛けることにより施工面上の所定の位置に光源ユニットを取り付けたり、2点間に架設された針金等他部材に引掛部材を引っ掛けることにより光源ユニットを揺れ動くように吊下げて取り付けたりすることが可能である。なお、引掛部材は、たとえば釘等の他部材に引掛可能な鉤状のフックや丸環などを意味する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記光源ユニットが、前記発光素子からの光を出射させる出射窓を前記ケースの両面にそれぞれ有することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、ケースの両面から発光素子の光が出射されるので、たとえば釘等の他部材に引掛部材を引っ掛けることにより所定の位置に光源ユニットを取り付けた状態で、様々な方向から光源ユニットを見る場合には、ケースの一面のみから発光素子の光が出射される構成に比べて、発光素子の光が見える範囲は広くなる。また、光源ユニットを一方向から見る場合には、たとえば光源ユニットを吊下げて取り付けた状態で光源ユニットが揺れ動いたときに、ケースの一面のみから発光素子の光が出射される構成に比べて、一定時間内に光源ユニットの光が瞬いて見える回数が多くなり、光源ユニットが一層きらめいて見えることになる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記電線がカールコードからなることを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、電線が伸縮性を有するので、電線が縮んだ状態と伸びきった状態との間の範囲内で隣り合う光源ユニット間の間隔を自由に変化させることができる。これに対して、電線として仮にストレートコードを用いた場合には、隣り合う光源ユニット間の間隔を狭めると電線が垂れ下がるから、隣り合う光源ユニット間の間隔が狭ければ、電線の垂れ下がった部分が光源ユニットに重なって光源ユニットからの光を遮ることがないように電線を保持する必要がある。すなわち、請求項3の構成では、隣り合う光源ユニット間の間隔が狭くても電線の保持が不要になり施工が容易になるいう利点がある。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、各光源ユニットが少なくとも1個の引掛部材を有しているから、引掛部材を他部材に引っ掛けるだけで個々の光源ユニットをそれぞれ所定の位置に容易に位置決めすることができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
(実施形態1)
本実施形態の装飾照明装置は、図1に示すように、複数個の光源ユニットA〜Aが1列に並ぶように光源ユニットA〜A同士を可撓性を有した電線1で接続することにより構成されたものである。複数個の光源ユニットA〜Aは互いに共通の構成を有しているので、以下ではまず、光源ユニットAを例として個々の光源ユニットA〜Aの構成を説明する。
【0014】
光源ユニットAは、図2に示すように、発光素子としての発光ダイオード2が実装された回路基板3を直方体状のケース4内に合成樹脂材料によってモールドしたものであって、ケース4の前面(図2(b)の上面)に発光ダイオード2からの光を取り出す出射窓5が形成されている。発光ダイオード2は、出射窓5の中央部に発光ダイオードチップ6を有している。出射窓5内には透光性を有する透明板7が配置されており、光源ユニットAが屋外での使用に耐え得る防水性を有するように回路基板3自体はケース4内に密封される。さらに、ケース4は弾性を有する材料から形成されることにより、耐衝撃性を有する。
【0015】
回路基板3には発光ダイオード2のアノード側、カソード側のそれぞれに対応する2本の電線1が接続されており、これらの電線1は、ケース4における一方向(図2(a)の左右方向)の両側面からそれぞれ引き出されている。ケース4の両側面において電線1が引き出される部位の周囲には電線1の基端部を覆う突起8が突設される。突起8はケース4と同様に弾性を有する材料からなり、さらに突起8の外周面には周方向の全周にわたって形成された溝9が2本設けられいる。これにより突起8の先端部を突起8の突出方向に対して傾けることが可能であって、ケース4から電線1を斜めに引き出すことも可能である。ここでは、隣り合う光源ユニットA〜A間において、各々をそれぞれ1本の電線1で接続するようにしているが、各々から引き出された電線1同士を接続するようにしてもよい。このように構成された複数個の光源ユニットA〜Aは、電源(図示せず)の出力端間に直列に接続される。
【0016】
ところで、光源ユニットAは、ケース4の外周面において突起8を設けた側面以外の一面(図2(a)の上端面)から突出した引掛部材としてのフック10を有している。フック10は、ケース4の前面に沿う面内において引掛孔11を有する円環状に形成され、かつ基端部寄りの一部に引掛孔11を開放する切欠12が形成されることにより、全体としてケース4の前面に沿う面内で疑問符状となる形状に形成されている。ここではフック10はケース4と連続一体に形成されているが、ケース4とは別体のフック10をケース4に設けるようにしてもよい。
【0017】
すなわち、フック10は他部材に引掛可能な形状に形成されているのであって、フック10を引っ掛ける対象とする他部材(以下では相手部材という)としては、たとえばフック10と同様の形状や、切欠12がない円環状や、棒状などに形成された針金、釘等の部材を採用することができる。ここで、相手部材をフック10の切欠12を通してフック10の引掛孔11内に侵入させることにより、フック10が相手部材に引っ掛かることになる。これらの相手部材を装飾対象における所定の位置に設けておけば、個々の光源ユニットA〜Aは、フック10を相手部材に引っ掛けるだけで所定の位置にそれぞれ位置決めされることになる。さらに、2点間に架設された針金や紐等にフック10を引っ掛けることにより個々の光源ユニットA〜Aを揺れ動くように吊下げて取り付けることもでき、この場合には、複数個の光源ユニットA〜Aは針金や紐等の延長方向に沿って並ぶことになる。
【0018】
要するに、本実施形態の装飾照明装置においては、たとえばクリスマスツリーなどの装飾対象における所定の位置にフック10を引っ掛ける部分があれば、個々の光源ユニットA〜Aにおけるフック10を装飾対象に引っ掛けるだけで個々の光源ユニットA〜Aを所定の位置にそれぞれ位置決めすることができる。また、装飾対象にフック10を引っ掛ける部分がなくても、装飾照明装置の取付施工前に、フック10を引っ掛ける相手部材をあらかじめ装飾対象の所定の位置に取り付けておけば、この相手部材を用いて個々の光源ユニットA〜Aを所定の位置にそれぞれ位置決めすることができる。しかも、フック10は相手部材に引っ掛けられているだけであるから、フック10を相手部材から外して別の位置に設けた相手部材に引っ掛けることができ、結果的に光源ユニットA〜Aの位置を容易に変更することができる。
【0019】
また、装飾照明装置を設置する施工面上において、たとえばフック10と同様の形状や、切欠12がない円環状や、棒状などに形成された針金、釘等の部材を縦横に複数個ずつ配設しておけば、施工面上で複数個の光源ユニットA〜Aを2次元的に所望の位置に配置することができ、複数個の光源ユニットA〜Aを文字などの形に沿って容易に配列することができる。このように、複数個の光源ユニットA〜Aを文字などの形状に容易に配列することができるので、広告用の看板等の光源として本実施形態の装飾照明装置を使用することも望ましい。
【0020】
さらに、本実施形態では、光源ユニットAを装飾対象に対して固定する固定ねじ(図示せず)を挿通するための透孔13が、ケース4の前面において互いに対向する一対の角部にそれぞれ設けられている。フック10を相手部材に引っ掛けるだけでは、光源ユニットAは装飾対象に対して完全には固定されておらず動かすことも可能であるが、この透孔13を使用して光源ユニットAをねじ止めすれば光源ユニットAを固定することができる。このように、光源ユニットAをねじ止めする場合でも、フック10を相手部材に引っ掛けることにより光源ユニットAを仮止めした状態でねじ止めするようにすれば、ねじ止めの作業が容易になる。
【0021】
ところで、図1および図2では、光源ユニットAに設けた引掛部材は1個だけであるが、図3に示すように、1個の光源ユニットAに対して引掛部材を2個設けてもよい。図3においては、ケース4の一面(図の上端面)から突出するフック10以外に、ケース4の他面(図の下端面)から突出する丸環14が引掛部材として設けられている。丸環14は、ケース4の前面に沿う面内において引掛孔15を有する円環状に形成されている。この形状によれば、相手部材を丸環14の引掛孔15内に挿入することにより、丸環14が相手部材に引っ掛かることになる。ただし、1個の光源ユニットAに設ける引掛部材の組み合わせは、フック10と丸環14に限るものではなく、フック10とフック10、あるいは丸環14と丸環14であってもよい。
【0022】
ここで、一方の引掛部材を相手部材に引っ掛けた場合と他方の引掛部材を相手部材に引っ掛けた場合とで光源ユニットAの向きが異なるように、2個の引掛部材を別の向きに突出させておけば、光源ユニットAの位置決めの際に電線1の引き回し等を考慮して光源ユニットAの向きを選択することができる。また、このように各光源ユニットA〜Aに対して引掛部材を2個ずつ設けておけば、引掛部材同士をそれぞれ連結することにより複数個の光源ユニットA〜A同士を機械的に連結することができるという利点もある。
【0023】
なお、図1および図2では光源ユニットAに引掛部材としてフック10を設けているが、引掛部材はフック10に限らず相手部材に引掛可能な形状に形成されたものであればよく、上述した丸環14、あるいはそれ以外の引掛部材をフック10の代わりに光源ユニットAに設けてもよい。
【0024】
(実施形態2)
本実施形態の装飾照明装置は、各光源ユニットA〜Aの構成が実施形態1の装飾照明装置とは相違する。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0025】
本実施形態では、図4に示すように、回路基板3の厚み方向の両面にそれぞれ発光ダイオード2が実装されるとともに、ケース4の外周面における回路基板3の厚み方向(図4の上下方向)の両面にそれぞれ出射窓5が形成されている。これにより、ケース4の両面から発光ダイオード2の光が出射されることになるので、光源ユニットAのフック10を相手部材に引っ掛ける際にケース4が回路基板3の厚み方向において逆向きになっていても、発光ダイオード2からの光を同じように取り出すことができる。
【0026】
また、たとえばクリスマスツリーなどを装飾するために光源ユニットAを揺れ動くように吊下げて装飾対象に取り付けた状態で光源ユニットAが揺れ動いたときには、ある方向から見て発光ダイオード2の光が瞬くことがあるが、本実施形態の構成では、ケース4の1箇所に出射窓5を形成する場合に比べて、輝点(発光ダイオード2からの光が出射される点)の数が2倍になるから、光源ユニットAが揺れ動いたときにある方向から見て発光ダイオード2の光が見える機会が多くなる。つまり、クリスマスツリーなどの装飾対象におけるきらめき感が向上し見映えがよくなる。
【0027】
(実施形態3)
本実施形態の装飾照明装置は、図5に示すように、光源ユニットA〜A同士を接続する電線1’として、カールコードを用いている点が実施形態1の装飾照明装置とは相違する。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0028】
すなわち、本実施形態では、隣接する光源ユニットA〜A同士がカールコードからなる電線1’によって接続されている。カールコードは周知のように螺旋状に形成されることによりその軸方向に伸縮性を有するものであるから、この構成によれば、電線1’が縮んだ状態と伸びきった状態との間の範囲内で隣り合う光源ユニットA〜A間の間隔を自由に変化させることができる。
【0029】
ところで、仮に電線としてカールコード以外の伸縮性がないものを採用した場合には、隣り合う光源ユニットA〜A間の間隔が電線の長さと同等であれば電線は張った状態になるが、この状態から隣り合う光源ユニットA〜A間の間隔を狭めると、間隔を狭めた分だけ電線の長さが余って電線の一部が垂れ下がることになる。そして、電線の垂れ下がった部分が光源ユニットA〜Aの出射窓5に重なると光源ユニットA〜Aからの光が電線で遮られることになるので、これを防止するために、隣り合う光源ユニットA〜A間の間隔が狭いときには電線の垂れ下がった部分を保持する必要がある。これに対して、本実施形態の構成によれば、電線1’が伸びきった状態から隣り合う光源ユニットA〜A間の間隔を狭めても、電線1’が縮むことにより電線1’の長さが余ってしまうことはないから、隣り合う光源ユニットA〜A間の間隔が狭くても上述したように電線の垂れ下がった部分を保持する必要はない。結果的に、個々の光源ユニットA〜Aの配置の自由度が高くなるとともに、電線1’の保持が不要になり施工が容易になるいう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す正面図である。
【図2】同上の光源ユニットを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は背面図、(d)は側面図である。
【図3】同上の他の構成を示す正面図である。
【図4】本発明の実施形態2の構成を示す下面図である。
【図5】本発明の実施形態3の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
【0031】
1,1’ 電線
2 発光ダイオード(発光素子)
4 ケース
5 出射窓
10 フック(引掛部材)
15 丸環(引掛部材)
〜A 光源ユニット




 

 


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