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発明の名称 光源保持部材、照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−48665(P2007−48665A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−233548(P2005−233548)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 多田 雅樹
要約 課題
複数個の発光素子全体で形成された光源の形状を変更できるようにする。

解決手段
光源保持部材1には、発光素子としての発光ダイオードのチップをケース3内にモールドして成る光源ユニットA〜Aを複数個列設する形で装着することができる。光源保持部材1は、各光源ユニットA〜Aをそれぞれ着脱可能とするように光源ユニットA〜Aのケース3と嵌合する形状に形成され、かつ複数個の光源ユニットA〜Aからなる列を湾曲させるように変形可能な材料から形成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
発光素子をケースに設けて成る光源ユニットを複数個列設する形で装着可能な光源保持部材であって、各光源ユニットをそれぞれ着脱可能とするように光源ユニットのケースと嵌合する形状に形成され、かつ複数個の光源ユニットからなる列を湾曲させるように変形可能な材料から形成されていることを特徴とする光源保持部材。
【請求項2】
前記光源ユニットの配列方向に延長された底板と、底板の幅方向の両端部から互いに対向する形で立設され互いの間に前記光源ユニットの前記ケースを挟持する一対の側板と、両側板において互いに対向する面にそれぞれ突設され底板から離れる向きの光源ユニットのケースの移動を阻止する保持片とを有し、一対の側板および保持片が底板の延長方向に延長されていることを特徴とする請求項1記載の光源保持部材。
【請求項3】
前記光源ユニットが前記発光素子からの光を出射させる出射窓を一対の前記側板の間から露出させる向きに装着され、前記側板は、前記底板の厚み方向における両面にそれぞれ立設されていることを特徴とする請求項2記載の光源保持部材。
【請求項4】
前記光源ユニットが前記発光素子からの光を出射させる出射窓を一対の前記側板の間から露出させる向きに装着され、光源ユニットの出射窓を覆う形で配置される光制御板を取付可能であって、光制御板の対向する側縁部が挿入される取付溝が両側板において互いに対向する面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光源保持部材。
【請求項5】
前記底板は、前記光源ユニットの前記ケースと当接する部位に、光源ユニットで発生する熱を放熱する放熱板を有することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の光源保持部材。
【請求項6】
前記側板において前記光源ユニットの前記ケースの側面と対向する部位に、光源ユニットにおけるケースの当該側面に設けられた接触端子と接触することにより光源ユニットと電気的に接続される配線レールが前記底板の延長方向に沿って敷設されていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の光源保持部材。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の光源保持部材と、当該光源保持部材に装着される複数個の光源ユニットとを備えることを特徴とする照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子をケースに設けて成る光源ユニットを複数個列設する形で装着可能な光源保持部材、照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年では、従来から普及している白熱電球やネオン管などの光源に代えて、低電力、長寿命な発光ダイオードが光源として用いられる機会が増えてきている。1個の発光ダイオードは一般的に点光源であるから、ネオン管などの線光源の代わりに発光ダイオードを用いる場合には、複数個の発光ダイオードを列設した形で用いることがある。
【0003】
このように複数個の発光ダイオードを列設した照明器具としては、筒状に形成された筐体内に設けた基板上に、発光ダイオードが複数個列設された構成を有するものが考えられている(たとえば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−19299号公報(第3頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の照明器具では、複数個の発光ダイオード全体で形成された光源の形状は、複数個の発光ダイオードが基板上にどのように配置されているかによってあらかじめ決まっており、他の形状に変更することはできない。
【0005】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、複数個の発光素子全体で形成された光源の形状を変更することができる光源保持部材、照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、発光素子をケースに設けて成る光源ユニットを複数個列設する形で装着可能な光源保持部材であって、各光源ユニットをそれぞれ着脱可能とするように光源ユニットのケースと嵌合する形状に形成され、かつ複数個の光源ユニットからなる列を湾曲させるように変形可能な材料から形成されていることを特徴とする。
【0007】
ここでいう変形可能な材料とは、弾性を有するEPTゴムやシリコンゴムなどの材料のほか、合成樹脂や金属が可撓性を有する程度に薄肉に形成されたものなども含む。また、発光素子には発光ダイオードのほか有機ELなども含む。請求項1の構成によれば、光源保持部材が複数個の光源ユニットからなる列を湾曲させるように変形可能であるから、複数個の発光素子全体で形成された光源の形状を変更することができる。また、各光源ユニットをそれぞれ着脱可能であって、一部の光源ユニットのみを交換することもできるので、一部の光源ユニットの発光色の変更なども容易に行うことができる。しかも、光源保持部材が光源ユニットのケースと嵌合する形状に形成されているから、光源ユニットを装着するためにねじ等の他の固定部材を用いる必要がなく、光源ユニットの装着が容易になるという利点がある。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記光源ユニットの配列方向に延長された底板と、底板の幅方向の両端部から互いに対向する形で立設され互いの間に前記光源ユニットの前記ケースを挟持する一対の側板と、両側板において互いに対向する面にそれぞれ突設され底板から離れる向きの光源ユニットのケースの移動を阻止する保持片とを有し、一対の側板および保持片が底板の延長方向に延長されていることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、一対の側板および保持片が底板の延長方向に延長されているから、各光源ユニットを装着する位置は底板の延長方向に沿ってそれぞれ変更可能であって、底板の延長方向に隣接する光源ユニット間のピッチや装着する光源ユニットの個数を変更することができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記光源ユニットが前記発光素子からの光を出射させる出射窓を一対の前記側板の間から露出させる向きに装着され、前記側板が、前記底板の厚み方向における両面にそれぞれ立設されていることを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、底板の厚み方向の両面側に光源ユニットを装着可能になり、底板の厚み方向の両面側から光源ユニットの光を取り出すことができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明において、前記光源ユニットが前記発光素子からの光を出射させる出射窓を一対の前記側板の間から露出させる向きに装着され、光源ユニットの出射窓を覆う形で配置される光制御板を取付可能であって、光制御板の対向する側縁部が挿入される取付溝が両側板において互いに対向する面にそれぞれ形成されていることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、光源保持部材に対して別部材を用いることなく光制御板を容易に取り付けることができる。しかも、光制御板の側縁部が取付溝に挿入されるから、光制御板と側板との間に隙間が生じることはなく、光制御板と側板との間から光源ユニットの光が漏光することはない。
【0014】
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4の発明において、前記底板が、前記光源ユニットの前記ケースと当接する部位に、光源ユニットで発生する熱を放熱する放熱板を有することを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、光源ユニットで発生する熱が放熱板により放熱されるから、光源ユニットの温度上昇を抑制することができる。
【0016】
請求項6の発明は、請求項2ないし請求項5の発明において、前記側板において前記光源ユニットの前記ケースの側面と対向する部位に、光源ユニットにおけるケースの当該側面に設けられた接触端子と接触することにより光源ユニットと電気的に接続される配線レールが前記底板の延長方向に沿って敷設されていることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、底板の延長方向に隣接する光源ユニット同士を、電線を用いることなく配線レールにより電気的に接続することができる。
【0018】
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの光源保持部材と、当該光源保持部材に装着される複数個の光源ユニットとを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、光源保持部材が複数個の光源ユニットからなる列を湾曲させるように変形可能であるから、複数個の発光素子全体で形成された光源の形状を変更することができる。また、各光源ユニットをそれぞれ着脱可能であって、一部の光源ユニットのみを交換することもできるので、一部の光源ユニットの発光色の変更なども容易に行うことができる。しかも、光源保持部材が光源ユニットのケースと嵌合する形状に形成されているから、光源ユニットを装着するためにねじ等の他の固定部材を用いる必要がなく、光源ユニットの装着が容易になるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
(実施形態1)
本実施形態の光源保持部材1は、図1に示すように、複数個の光源ユニットA〜Aを1列に列設する形で装着可能に構成されたものである。まず、光源ユニットA〜Aの構成および接続関係について簡単に説明する。
【0021】
各光源ユニットA〜Aはそれぞれ、発光素子としての発光ダイオードのチップが実装された回路基板(図示せず)を直方体状のケース3内にモールドしたものであって、ケース3の前面に発光ダイオードからの光を取り出す出射窓4が形成されている。回路基板には発光ダイオードのアノード側、カソード側のそれぞれに対応する2本の電線5が接続されており、これらの電線5は、ケース3における一方向(図1(b)の左右方向)の両側面からそれぞれ引き出されている。ケース3の両側面において電線5が引き出される部位の周囲には電線5の基端部を覆う突起2が突設される。
【0022】
複数個(ここでは8個)の光源ユニットA〜Aは、電源(図示せず)に接続された定電流ユニットBの出力端間に直列に接続される。定電流ユニットBは出力端間に流す電流を一定に制御する機能を有し、これにより各光源ユニットA〜Aにはそれぞれ定電流が供給されることになる。ここで、光源保持部材1に装着された際に隣り合う光源ユニットA〜A間の接続、あるいは定電流ユニットBと光源ユニットAとの間の接続については、各々から引き出された電線5同士を接続するようにしてもよく、各々をそれぞれ1本の電線5で接続するようにしてもよい。本実施形態では、定電流ユニットBが前後寸法(図1(a)の左右方向の寸法)および幅寸法(図1(b)の上下方向の寸法)に関して各光源ユニットA〜Aと同じ寸法に形成されることにより、定電流ユニットBも光源ユニットA〜Aと共に光源保持部材1に装着される。
【0023】
次に、光源保持部材1の構成について説明する。
【0024】
光源保持部材1はEPTゴムやシリコンゴムなどの弾性を有する材料から形成されており、図1に示すように、複数個の光源ユニットA〜Aの配列方向(図1(b)の左右方向)に延長され、延長方向に直交する断面がコ字状となるように形成される。具体的に説明すると、光源保持部材1は複数個の光源ユニットA〜Aの配列方向に延長された帯状の底板6と、底板6の幅方向の両側縁からそれぞれ立設されることにより互いに対向する一対の側板7と、両側板7において互いに対向する面であって光源ユニットA〜Aにおけるケース3の前後寸法の分だけ底板6から離れた位置にそれぞれ突設された保持片8とを有する。各側板7および保持片8はそれぞれ底板6の延長方向の全長にわたって形成されており、両側板7の間隔は各光源ユニットA〜Aのケース3の幅寸法と同程度に設定される。各保持片8はそれぞれ、先端側ほど幅寸法が小さくなるように延長方向に直交する断面が三角形状に形成されている。
【0025】
この構成によれば、光源保持部材1は、底板6と一対の側板7とで囲まれ、かつ保持片8よりも底板6寄りの位置に、光源ユニットA〜Aを収納可能な空間(以下では「ユニット収納空間」という)を有することになる。各光源ユニットA〜Aはそれぞれ出射窓4を一対の側板7の間から前方に露出させる向きに装着されるので、光源保持部材1は、光源ユニットA〜Aを装着した状態で、光源ユニットA〜Aのケース3の後面を底板6に当接させた形で光源ユニットA〜Aのケース3を一対の側板7の間に挟持し、かつ保持片8によって底板6から離れる向きの光源ユニットA〜Aのケース3の移動を阻止する形になる。ここにおいて、光源保持部材1に弾性を有する材料を用いたことによって、保持片8を乗り越えて光源ユニットA〜Aを底板6の厚み方向に移動させることにより光源保持部材1に対して光源ユニットA〜Aを着脱可能であって、一部の光源ユニットA〜Aのみを交換することもできるので、たとえば一部の光源ユニットA〜Aの発光色を容易に変更することができる。しかも、光源保持部材1には光源ユニットA〜Aのケース3と嵌合する構成を採用しているから、ねじ等の他の固定部材を用いて各光源ユニットA〜Aを個別に固定する必要はない。
【0026】
ここで、各側板7および保持片8はいずれも底板6の延長方向の全長にわたって形成されているから、光源ユニットA〜Aは底板6の延長方向において任意の位置に装着可能であって、隣接する光源ユニットA〜A間のピッチや装着する光源ユニットA〜Aの個数を変更することができる。したがって、複数個の光源ユニットA〜A全体で直線状の線光源を形成するほかに、たとえば各光源ユニットA〜Aのそれぞれで点光源を形成することができる。しかも、光源保持部材1は、弾性を有する材料から形成されているので、複数個の光源ユニットA〜Aからなる列を湾曲させるように変形可能であって、複数個の光源ユニットA〜A全体で曲線状の線光源を形成することもできる。本実施形態では、光源保持部材1は底板6の板面に沿って湾曲するように変形可能であって、複数個の光源ユニットA〜A全体で形成された光源において光源ユニットA〜Aの出射窓4の正面側から見た形状を変更することができる。ただし、光源保持部材1は、弾性を有することは必須ではなく変形可能であればよい。
【0027】
また、本実施形態では光源保持部材1の材料としてEPTゴムやシリコンゴムなどを採用しているから、はさみ等を用いて光源保持部材1を延長方向に直交する切断面で切断することにより光源保持部材1の長さを容易に変更することもできる。さらに、きり等を用いれば光源保持部材1の任意の位置に容易に孔を穿設することができるから、光源保持部材1を照明器具の器体や建造物の一部などの取付対象に固定ねじを用いて取り付ける際には、取付対象のねじ孔の位置に合わせて固定ねじ用の孔を設けることができ、取り付けの自由度が高くなる。あるいは、木ねじやタッピンねじを用いれば、光源保持部材1にあらかじめ孔を空ける作業が不要になるから、施工時間の短縮も期待できる。両面テープや接着剤を用いて光源保持部材1を取付対象に取り付けるようにしてもよい。
【0028】
ところで、複数個の光源ユニットA〜Aは上述したように定電流ユニットBの出力端間で直列回路を形成するから、隣接する光源ユニットA〜A同士、および複数個の光源ユニットA〜Aからなる直列回路と定電流ユニットBとの間を接続する電線5を引き回す必要がある。ここで、各光源ユニットA〜Aはそれぞれ底板6の延長方向に沿って電線5が引き出されるように、電線5が引き出された両側面を底板6の延長方向に交わらせる向きで光源保持部材1に装着される。これにより、隣接する光源ユニットA〜A間においては、ケース3における電線5が引き出された側面同士が対向することになるから、ユニット収納空間を通して電線5を引き回すだけで隣接する光源ユニットA〜A同士を接続することができる。
【0029】
一方、底板6の延長方向の両端に位置する2個の光源ユニットA,Aはそれぞれ定電流ユニットBの出力端に接続されるが、底板6の延長方向において定電流ユニットBから最も遠い光源ユニットAは定電流ユニットBとの間に複数個の光源ユニットA〜Aが介在するからユニット収納空間を通して定電流ユニットBとの間に電線5を引き回すことはできない。そこで、本実施形態では、一方(図1(a)では下側)の側板7における他方の側板7との対向面に、この電線5を保持する電線保持溝9を形成してある。電線保持溝9は、保持片8よりも底板6から離れた位置に、底板6の延長方向の全長にわたって形成されており、延長方向に直交する断面が開口側ほど狭くなる形状に形成されている。この電線保持溝9を設けたことにより、光源ユニットAと定電流ユニットBとを接続する電線5を電線保持溝9に嵌合させるだけで保持することができ、電線5の引き回しが容易になるという利点がある。
【0030】
なお、本実施形態では1個の光源保持部材1に装着可能な光源ユニットとして8個の光源ユニットA〜Aを例示しているが、1個の光源保持部材1に装着可能な光源ユニットの個数は8個に限定されるものではない。また、発光素子は発光ダイオードに限るものではない。
【0031】
(実施形態2)
本実施形態の光源保持部材1は、図2に示すように、両側板7における底板6寄りの部分に、互いに他方の側板7との間隔を広げるように凹設された電線収納凹所10がそれぞれ形成されている点が実施形態1の光源保持部材1と相違する。電線収納凹所10は、底板6の延長方向の全長にわたって形成されている。
【0032】
この構成によれば、光源ユニットA〜Aを実施形態1で説明した向きとは異なる向きで装着することが可能になる。すなわち、光源ユニットA〜Aにおけるケース3の側面に突設された突起2およびケース3から引き出された電線5を電線収納凹所10内に収納することによって、光源ユニットA〜Aのケース3における電線5が引き出された各側面を光源保持部材1の各側板7にそれぞれ対向させる形で光源ユニットA〜Aを装着することができる。このように光源ユニットA〜Aを装着した場合には、隣接する光源ユニットA〜A間を接続する電線5は電線収納凹所10内を引き回されることになる。これにより、複数個の光源ユニットA〜Aを底板6の延長方向において隙間なく列設することが可能になり、隣接する光源ユニットA〜A間のピッチを最小とすることができる。ここで、複数個の光源ユニットA〜Aは、定電流ユニットBの出力端間で直列回路を形成するように、底板6の板面に沿って底板6の幅方向に蛇行する形に配線されることになる。なお、底板6の延長方向において定電流ユニットBから最も遠い光源ユニットAと定電流ユニットBとを接続する電線5に関しては実施形態1と同様に電線保持溝9により保持する。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0033】
(実施形態3)
本実施形態の光源保持部材1は、図3に示すように、底板6の厚み方向の両面に側板7を立設している点が実施形態1の光源保持部材1とは相違する。すなわち、図3に示す光源保持部材1は、底板6の厚み方向の両面側にそれぞれ光源ユニットA〜Aを装着可能であって、底板6の厚み方向の両面側から光を取り出すことができる。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0034】
(実施形態4)
本実施形態の光源保持部材1は、図4に示すように、光源ユニットA〜Aの出射窓4を覆う形で光源ユニットA〜Aの前方に配置される光制御板Cを取付可能とした点が実施形態1の光源保持部材1とは相違する。ここでいう光制御板Cは、光源ユニットA〜Aの出射窓4から出射された光について光量や色や配光などを制御するものであって、たとえばアクリル樹脂から形成された乳白アクリル板(透光性を有する乳白色)、透明アクリル板、カラーアクリル板(透光性を有する各色)、プリズムパネル、ハニカムルーバなどから選択される。
【0035】
本実施形態では、光制御板Cを取付可能とするための構成として、両側板7において互いに対向する面に、光制御板Cの対向する側縁部が挿入される取付溝11が形成されている。このように、光制御板Cの側縁部を側板7に挿入する構成を採用することにより、光源ユニットA〜Aからの光が光制御板Cと側板7との隙間を通して漏光することがないという利点がある。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0036】
(実施形態5)
本実施形態の光源保持部材1は、図5に示すように、底板6が、光源ユニットA〜Aのケース3の後面と当接する部位に、アルミニウム製の放熱板12を有している点が実施形態1の光源保持部材1と相違する。
【0037】
この構成によれば、光源ユニットA〜Aで発生する熱を放熱板12によって放熱することができる。図5に示す放熱板12においては光源ユニットA〜Aのケース3の後面に対向する面に複数本の溝13を設けてフィン状とすることにより放熱効率を高めている。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0038】
(実施形態6)
光源ユニットA〜Aとしては、回路基板に接続された電線5の代わりに回路基板に接続された接触端子14(図6参照)をケース3の側面に設けた種類のものがあり、この種の光源ユニットA〜Aを採用すれば上述したような電線5を用いた配線を不要とすることもできる。本実施形態の光源保持部材1は、この種の光源ユニットA〜Aを装着可能とした点が実施形態2の光源保持部材1と相違する。
【0039】
具体的に説明すると、図6に示すように、光源ユニットA〜Aのケース3における接触端子14を設けた側面と対向する部位(ここでは電線収納凹所10の底面)に銅板からなる配線レール15を底板6の延長方向に沿って敷設し、この配線レール15に接触端子14を接触させることによって配線レール15を介して隣接する光源ユニットA〜A同士を電気的に接続する。すなわち、接触端子14と配線レール15とが実施形態2で説明した電線5の代わりになる。さらに、配線レール15を底板6の長手方向の全長にわたって形成しておけば、両配線レール15の間に複数個の光源ユニットA〜Aからなる並列回路を形成することもできる。その他の構成および機能は実施形態2と同様である。
【0040】
なお、上述した各実施形態1〜6の光源保持部材1を、ケース3の寸法を一律とした光源ユニットA〜Aに対応するようにそれぞれ形成する場合の光源保持部材1の寸法関係の一例を以下に示す。すなわち、実施形態1(図1)を前後寸法L1=18mm、幅寸法L2=28mmとした場合に、実施形態2(図2)では前後寸法L1=18mm、幅寸法L2=40mm、実施形態3(図3)では前後寸法L1=33mm、幅寸法L2=28mm、実施形態4(図4)では前後寸法L1=22mm、幅寸法L2=30mm、実施形態5(図5)では前後寸法L1=22mm、幅寸法L2=30mm、実施形態6(図6)では前後寸法L1=18mm、幅寸法L2=40mmになる。
【0041】
また、以下に示す各実施形態では上述した各実施形態に示した光源保持部材1を用いた照明器具を例示する。
【0042】
(実施形態7)
本実施形態で用いる光源保持部1は、実施形態2に示した構成(図2参照)に、実施形態4で説明した光制御板Cを取付可能な構成としての取付溝11(図4参照)を付加し、さらに、図7に示すように、両側板7の先端部から互いに離れる向きにそれぞれ延出された支持片16を備えるものである。
【0043】
本実施形態の照明器具は、上述した光源保持部材1に複数個の光源ユニットA〜Aおよび定電流ユニットBと光制御板Cとを装着することにより器具本体17を構成し、当該器具本体17をC型鋼からなる器体18に収納することにより構成される。器体18としてのC型鋼は周知のように延長方向に直交する断面が前方に開放された矩形状に形成されており、器具本体17は、底板6の後面(図7の左端面)を器体18の後壁の前面に当接させるとともに、両支持片16の先端部を器体18の前壁と側壁との間の角部に当接させることにより器体18内に支持される。ここで、器具本体17は、器体18の延長方向における一方の端面から器体18内に挿入される。
【0044】
ところで、本実施形態の器具本体17を構成する光源保持部材1は実施形態1において説明したように、複数個の光源ユニットA〜Aからなる列を湾曲させるように変形可能であるから、器体18に収納される際に器体18の形状に合わせて変形することになる。すなわち、本実施形態の器具本体17は湾曲した形状に形成された器体18に対しても収納可能であって、器体18の形状を変更することにより照明器具全体の形状を変更することが可能である。
【0045】
なお、本実施形態では、器体18の幅寸法L3=60mm、光源保持部材1における両支持片16の基端部間の間隔L4=30mmに設定してある。また、光源保持部材1としては、実施形態1に示したものを用いてもよく、実施形態5,6に示した各構成を付加したものを用いてもよい。
【0046】
(実施形態8)
本実施形態の照明器具は、図8に示すように、複数個の光源ユニットA〜Aを定電流ユニットBの出力端間に直列に接続し当該複数個の光源ユニットA〜Aを実施形態1の光源保持部材1に装着することにより器具本体17を構成し、当該器具本体17を箱状に形成された器体18内に収納することにより構成される。図8に示す器体18は、前面に矩形状の開口窓19が形成されたボディ20と、ボディ20の開口窓19を塞ぐアクリルパネル21とで構成されており、光源ユニットA〜Aからの光はこのアクリルパネル21を通して出射される。光源保持部材1は器体18の後壁の前面に対して底板6の延長方向を揃えて複数個取り付けらており、隣接する光源保持部材1の間に定電流ユニットBがそれぞれ配置される。光源保持部材1の取り付けには、実施形態1で説明したように、ねじ(木ねじ、タッピンねじを含む)を用いたり、両面テープや接着剤を用いることができる。
【0047】
本実施形態では、器体18の開口窓19を矩形状に形成し、かつ、アクリルパネル21の略全面から均一な光を出射させるように、隣接する光源ユニットA〜A間のピッチをアクリルパネル21の板面に沿う面内において縦方向(図8(a)の上下方向)と横方向(図8(a)の左右方向)とで同等にしてある。すなわち、各光源保持部材1に装着された複数個の光源ユニットA〜Aのうちの隣接する光源ユニットA〜A間のピッチと、隣接する光源保持部材1間のピッチとを同等にしてある。ただし、器体18の開口窓19あるいは器体18の全体形状を平面視で円形状や文字型に形成してもよく、また、器体18内における光源保持部材1の配置や、各光源保持部材1に装着された複数個の光源ユニットA〜Aのうちの隣接する光源ユニットA〜A間のピッチ等についても適宜変更することができる。各器具本体17において複数個の光源ユニットA〜Aからなる列を湾曲させるように光源保持部材1を変形させてもよい。
【0048】
さらに、図示しないがボディ20の前後両面に開口窓19が形成された器体18を用いる場合には、器具本体17の光源保持部材1として実施形態3で示した構成(図3参照)を採用し、底板6の厚み方向の両面側にそれぞれ光源ユニットA〜Aを複数個ずつ装着することにより、器体18における両方の開口窓19から光を出射させるようにしてもよい。
【0049】
なお、光源保持部材1としては、実施形態2,5,6に示した各構成を付加したものとしてもよい。また、アクリルパネル21に、実施形態4において説明した光制御板Cとしての機能を付与してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示し、(a)は断面図、(b)は正面図である。
【図2】本発明の実施形態2の構成を示し、(a)は断面図、(b)は正面図である。
【図3】本発明の実施形態3の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態4の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態5の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態6の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態7の構成を示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態8の構成の要部を示し、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
【0051】
1 光源保持部材
3 ケース
4 出射窓
5 電線
6 底板
7 側板
8 保持片
11 取付溝
12 放熱板
14 接触端子
15 配線レール
〜A 光源ユニット
C 光制御板




 

 


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