米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 松下電工株式会社

発明の名称 照明装置および照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−5243(P2007−5243A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186996(P2005−186996)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100076174
【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫
発明者 小林 正喜
要約 課題
配線作業が簡単で外部接続部材との接続が容易な照明装置等を提供する。

解決手段
陽極1と陰極5を有する有機ELパネル10と、凹部20、21を有して有機ELパネル10を収納する装置本体11とを備える。凹部20、21は外部接続部材15の電極18の付いた被接続部27に固定される。装置本体11は陽極1および陰極5に接触する接触部14a、14bと被接続部27の電極18に接触する外部接触部16a、16bとを有する電路板を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の電極を有する面発光パネルと、接続部を有して前記面発光パネルを収納する装置本体とを備え、前記接続部は外部接続部材の電極の付いた被接続部に固定される照明装置であって、前記装置本体は前記面発光パネルの前記電極に接触する接触部と前記被接続部の電極に接触する外部接触部とを有する外部接触手段を有する照明装置。
【請求項2】
1つの前記接続部に、前記面発光パネルの前記一対の電極にそれぞれ接触する接触部を有する一対の外部接触手段を設けた請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記接続部および前記被接続部の少なくとも一方は、他方を弾性的に保持するばね部を有する請求項1または請求項2記載の照明装置。
【請求項4】
前記装置本体は角形であり、前記外部接触部は前記装置本体の角部に設けた請求項1、請求項2または請求項3記載の照明装置。
【請求項5】
前記装置本体は前面を導光部材で覆った請求項1から請求項4のいずれか1項記載の照明装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項記載の照明装置を複数互いに隣接した照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、照明用EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを用いた照明装置および照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
有機ELパネルは、基板上に電極層(陽極)、EL(エレクトロルミネッセンス)素子層、電極層(陰極)を積層し、これらの積層部分を湿度から保護する防湿膜から作られている。有機ELパネルの基板として、ガラスを用いることが多い。有機ELパネルの基板の厚さは、ガラス基板上に電極層、発光層の薄い膜が形成され、ガラス基板と併せても3mm程度と非常に薄い。また、最近の有機ELパネルの製造技術の進歩により有機ELの面積の大型化が可能となってきている。そのため、機械的応力が加わると非常に割れやすく、取扱いに注意を要する。
【0003】
機械的応力の防止方法として、特許文献1のように、有機ELパネルを装置本体である箱状の枠内に収納する方法が提案されている。特許文献1では、枠の一部に開口部があり、開口部より有機ELパネルを収納する。また枠の一箇所に枠外に突出した外部接続用の電源端子が設けてある。開口部には、蓋がなく、有機ELパネルの電極の一部を狭持し、枠に保持しているために有機ELパネルには機械的応力がかかりやすい。
【0004】
また、蓋がないことから、開口部を下にして設置すると有機ELパネルが落下する恐れがあり、枠の設置向きが限定されてしまう。
【0005】
また、有機ELパネルを照明として使用するには、明るさが従来の蛍光ランプに比べてまだ暗いため、有機ELパネルを複数用いないと、従来からの照明としての機能を果たすことが難しいのが現状である。
【0006】
しかし、上記のように端子が枠の外部に突出している場合、枠同士を隣接して配置する際に隙間が生じてしまい、隙間を生じないで隣接させる場合は、一直線状に並べ外部突出部を一方向に配置するか、縦横2列の正方形に並べるなどの限定されたものとなってしまう。
【0007】
また、有機ELパネルは直流電圧を印加して点灯させるものであり、通常は有機ELパネルの外部電源からの電源供給用の電極をガラス基板上の発光面近傍に配置してある。電極への電気的接続は、電極の一部にリード線を用いて接続することが多い。リード線と外部電源(電極)との間は、有機ELパネルを固定または保持する部材の中空部にリード線を挿入する場合が多く、リード線接続を行う際にリード線を引張ったり、屈曲したりする。
【0008】
そこで、接続部への応力緩和するのため、保持部材によりリード線をある部分で保持することが必要となる。このため、配線処理に非常に時間がかかるという問題があった。
【0009】
また、陽極に用いる透明電極のITO膜は電気抵抗が大きいため、電極の一部のみ接続した場合、接続箇所から遠い部分では電流が流れにくい。したがって、上記電極の一部に電気的接続を行うと、発光面内の発光にむらが生じやすくなり、発光面積が大きくなるとさらに顕著にむらが生じてしまうという問題が生じやすいという課題がある。
【特許文献1】特開平6−223972号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この発明は、このような状況に鑑み、上記の配線作業が簡単になり外部接続部材との接続が容易な照明装置および照明器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明の照明装置は、一対の電極を有する面発光パネルと、接続部を有して前記面発光パネルを収納する装置本体とを備える。前記接続部は外部接続部材の電極の付いた被接続部に固定される。前記装置本体は前記面発光パネルの前記電極に接触する接触部と前記被接続部の電極に接触する外部接触部とを有する外部接触手段を有する。
【0012】
上記構成において、1つの前記接続部に、前記面発光パネルの前記一対の電極にそれぞれ接触する接触部を有する一対の外部接触手段を設けている。
【0013】
上記構成において、前記接続部および前記被接続部の少なくとも一方は、他方を弾性的に保持するばね部を有する。
【0014】
上記構成において、前記装置本体は角形であり、前記外部接触部は前記装置本体の角部に設けている。
【0015】
上記構成において、前記装置本体は前面を導光部材で覆っている。
【0016】
この発明の照明器具は、上記構成の照明装置を複数互いに隣接している。
【発明の効果】
【0017】
この発明の照明装置によれば、外部接触部により外部接続部材との固定と給電を行うため、外部接続部材を外部接触部に固定すると同時に面発光パネル例えばELパネルへの給電を行うことが可能となり、従来の配線作業が容易となり、結線作業や施工性が良好となる。
【0018】
1つの接続部にELパネルの陽極、陰極にそれぞれ接続される一対の外部接続手段をまとめて設けたため、1箇所の接続箇所で接続固定が可能となり接続固定に要する作業が簡単に行える。
【0019】
接続部および被接続部の少なくとも一方は他方をばね部により弾性的に保持するため、外部接続部材と装置本体とは、少なくともその一方の弾性により互いに固定保持をより確実に行えることが可能となる。
【0020】
外部接触部を角形の装置本体の角部に設けたことにより、ELパネルと装置本体との互いの外形輪郭距離を小さくすることが可能となり、照明装置全体の面積におけるELパネルの発光面の比率を高くすることができる。
【0021】
装置本体の前面を、ELパネルの発光面に対向して、ELパネルの発光部以外の領域に光を導光する導光部材で覆うと、照明装置の前面である発光面側全体を発光させることが可能となる。
【0022】
この発明の照明器具によれば、固定と給電を同時に行える照明装置を隣接して複数配置することにより発光面積を増大させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
この発明の第1の実施の形態を図1から図7、図21から図23により説明する。面発光パネルである有機ELパネル10は、各実施の形態に共通の図21から図23に示すように、透明基板であるガラス基板7上に、陽極1、正孔輸送層2、発光層3、電子輸送層4、陰極5を順次積層し、上記各層を防湿膜6にて覆っている。陽極1はITO膜等の透明電極とし、ガラス基板7側から発光する。8は発光部でありガラス基板7の表面となる。なお、陰極5を透明電極、防湿膜6を透光性部材で形成すると、陰極面からの発光も可能となり、ガラス面との両面発光も可能である。ガラス基板7はガラスに限らず、透光性を有するものであれば良い。
【0024】
有機ELパネル10の外部と接続する電極は陽極1および陰極5の各々が発光層3の面積より広くなっており、各々が発光層3の対向する両辺に沿って形成され、したがって陽極1と陰極5は互いに直交するようにガラス基板7上に形成されている。
【0025】
上記有機ELパネル10を収納する外枠となる照明装置の装置本体11は、図1から図3に示すように、透光性材料からなる枠12と枠13により構成されている。枠12の透光性材料としては、アクリル、エポキシ樹脂等透光性を有するものであれば良い。枠13には、有機ELパネル10の電極1、5と電気的接続する接触部14a、14b、外部接続部材15の外部電極18と電気的に接続する外部接触部16a、16b、外部接触部16a、16bと接触部14a、14bとを接続する配線部17a、17bを外部接触手段として電路板により一体に形成している。陰極側は一対の接触部14aと配線部17aで平面コ字形をなし、配線部17aの中央に外部接触部16aをつないでいる。外部接触部16aは段差を付けるように屈曲している。陽極側は一対の接触部14bの両端を配線部17bで輪状につなぎ、一方の接触部14bの中央で外部接触部16aと反対側に外部接触部16bを配置している。外部接触部16aと接触部14bの交差部間には部材24を介在して絶縁を確保している。そして外部接続部材15の一方に外部接触部16aが対向し、他方に外部接触部16bが対向する。なお、配線部17a、17bは電路板だけでなく、リード線を用いたものや、枠13に印刷にて形成するなど、外部接触部16a、16bと接触部14a、14bとを電気的に接続できれば良い。
【0026】
枠13は、外部接続部材15との接続部となる凹部20、21を有する側端部22、平面部23、屈曲した上記電路板を保護し、陽極との電気的絶縁を確保する部材24から構成されている。各部材の材料は絶縁性材料からなっており、アクリル、エポキシ等の樹脂にて作成する。これらの樹脂は電路板や電極を外部から見えないように、着色している。側端部22には電路板を収納する貫通穴25が凹部20、21の表面と平面部23の結合面との間に設けられている。
【0027】
平面部23と側端部22の接合は、接着部材やビスなどを適宜選択する。
【0028】
有機ELパネル10の陰極5と接続する電路板は平面部23の形状に沿って、屈曲させ、平面部23の表面に取り付ける。取付は、接着する方法や、ビスによる固定等とし、有機ELパネル10の収納時にこれらの固定部分が接触せず、陰極5と接触部14aとの接続に支障がない方法であれば、構わないものとする(図示せず)。陰極5の電路板を平面部23に取付た後、部材24を取付け、部材24の表面に陽極1の電路板を取付ける。陽極1の電路板についても陰極5の電路板と同様の方法により取付ける。
【0029】
外部接触部16a、16bの先端は枠13の凹部21の内表面に取り付けてあり、外部接続部材15の被接続部27を凹部21に挿入して装置本体11を固定すると同時に、外部接触部16a、16bと外部接続部材15の電極18とが接触し、装置本体11の固定と給電と行うことが可能となり、配線作業が容易になる。陽極1側の外部接触部16bは凹部20の下面側に配置し、陰極5側の外部接触部16aは凹部21の上面側に配置している。各外部接触部16a、16bに対向して外部接続部材15の被接続部27に電極18を設けている。
【0030】
このように、枠13側に設けた外部接続部材15との接続を行う接続箇所である凹部20、21は対向する辺の各々に設け、各接続箇所には有機ELパネル10の陰極5、陽極1のいずれか1つと電気的接続された外部接触部16が配置されている。
これにより外部接続部材15の共通化が図れる。
【0031】
なお、枠13は、有機ELパネル10の発光面に対応する部分へ開口部を設けることも可能である。また、枠13の発光部以外の部分を発光面からの光を導光する導光部材により作成し、発光部の光を導光すると、発光面側の枠全体を発光することが可能となる(図示せず)。そのため、照明装置を隣接して使用する場合には影の部分を作ることなく、発光面積を増大することが可能となる。この際、導光部材の一部は発光部の一部とオーバーラップしていると、発光面の影がなく発光面全体が発光するのでなお良い。
【0032】
有機ELパネル10の陰極5および陽極1との接触部14a、14bには、陰極5および陽極1との接触面積を増やすために、複数の突起部30を設けている(図4参照)。具体的には、接触部分にプレス等により半球状の凸部を複数形成している。また、突起部30は図5に示すように長丸の突起部31を設けることも可能である。
【0033】
これにより、接触部14a、14bで従来の電極の一部にリード線で取り付けるものに比べて、有機ELパネルの電極への電流の集中が低減でき、一定電流が流れやすくなることから、発光面の発光むらの低減を行うことが可能となる。
【0034】
外部接触部16aはばね部として、図6のように湾曲した形状を設けて弾性を付与すると、外部接続部材15の被接続部17を挿入した際に、固定をより確実に行うことが可能となり、電極18との電気的接続もより確実となる。外部接触部16bも外部接触部16aと同様な構成とする。なお、図6および図7では外部接触部16a、16bを弾性形状としたが、外部接続部材15の電極18をわん曲等の弾性形状とし、外部接触部16a、16bを平面にした逆の場合でも同様の効果が得られる。
【0035】
また、外部接続部材15の電極18、外部接触部16a、16bのいずれか一方の電極ないし接触部分以外の部分に弾性体を設けることでも、機械的固定および電気的接続の少なくとも一方について確実に接続できる。
【0036】
外部接続部材15、外部接触部16a、16bの両方に弾性体を設けることも可能である。
【0037】
この発明の第2の実施の形態を図8および図9に示す。第1の実施の形態において、陰極5の一対の接触部14aの両端をそれぞれ配線部17aでつないで枠状に形成し、各配線部17aの中央部に外部接触部16aを設けている。各外部接触部16aの形状は第1の実施の形態と同様であり、陽極1の接触部14bとの交差部には部材24がそれぞれ介在されて絶縁されている。また陽極1の一対の配線部17bにもそれぞれ外部接触部16bを設けている。
【0038】
図9に示すように、陰極5と陽極1の外部接触部16a、16bは互いに接触しないように、部材24を介して接続個所である凹部20、21の上下に各々配置されている。なお、外部接触部16a、16bは、上記のように断面から見て上下に設けるだけでなく、側面側に設けることも可能である。
【0039】
以上のように、1つの接続箇所の凹部20、21の各々に陰極5、陽極1の外部接触部16a、16bがあるため、外部接続部材15の電極18を外部接触部16a、16bに対応して各々に個別に接触するように設けることで、1箇所の外部接触部16a、16bのみで装置本体11の固定と給電が可能となる。
【0040】
また、外部接続部材15の電極18と配線を変更することで、装置本体11同士の電気的接続を直列接続か並列接続のいずれかに適宜選択が可能となる。
【0041】
この発明の第3の実施の形態を図10および図11に示す。第1の実施の形態と異なる点はつぎのとおりである。各凹部20、21にそれぞれ外部接触部16a、16bを並列に配置する。各外部接触部16bはそれに近い陽極1に接触する接触部14bに配線部17bを介して接続されている。各外部接触部16aは陰極5に接触する接触部14aの一方に接触部14bと交差しないように配線部17aを介して接続している。外部接続部材15の被接続部27は、各凹部20、21の外部接触部16a、16bに対応して一対ずつ電極18を設けている。
【0042】
また平面部23の外径寸法を枠13の外径寸法と同一とし、側端部22を有機ELパネル10の厚みと略同一とし平面部23と枠12の端部間に介在している。
【0043】
この実施の形態によれば、外部接触部、16a、16b、配線部17a、17bおよび接触部14a、14bを形成する電路板を平面で作成できるため、電路板を取付ける枠13の平面部は、段差などの加工が不要となり、作成が容易となる。
【0044】
また、配線部17a、17bは枠13の平面部23に膜として蒸着する方法や、液体状の導電部材を塗布して形成することも可能となり、接触部14a、14bには別途端子を設けることで電路板と同じ機能を形成することも可能である。
【0045】
したがって、第2の実施の形態と同様に1つの接続箇所すなわち凹部20または凹部21にて固定と給電を行うことが可能であり、隣接する枠同士の電気的接続を直列、並列接続に適宜選択することも可能である。
【0046】
また、図11(a)は凹部20、21にそれぞれ外部接続部材15を接続するものであり、発光面内の電流をさらに一定にすることも可能となる。
【0047】
図11(b)の外部接続部材15は、図11(a)の左右の外部接続部材15を一体につなぎかつ電極18も一体につないだものである。そして、左右いずれかの凹部20、21へ外部接続部材15の被接続部27がスライドして給電する構造としている。
【0048】
この発明の第4の実施の形態を図12に示す。第1の実施の形態と異なる点はつぎのとおりである。枠13の角部に外部接触部16a、16bを配置し、このとき同極となるものが対角となるように配置する。各外部接触部16a、16bに隣接する接触部14a、14bを配線部17a、17bを介して接続している。
【0049】
また枠13は平面部23の表面に部材23aを介して平面部23とほぼ同じ大きさの平面部23bを設けている。平面部23に外部接触部16a、16bを通す孔33を形成し、外部接触部16a、16bを孔33に通して平面部23に取付けている。
【0050】
なお、外部接触部16a、16bと接触部14a、14b間の配線部17a、17bは、電気的接続していれば良いので、上記電路板による一体形成の他に、外部接触部16a、16bと接触部14a、14bを別に作成し、リード線により接続する方法や、平面部23に導電性のピンを打ち込み、ピンに外部接触部16a、16bおよび接触部14a、14bを各々接続する方法などで形成しても良い。
【0051】
装置本体10の組立手順としては、平面部23に部材23aを取付け、部材23aに平面部23bを取付けて、外部接続部材15の接続箇所となる外部接触部16a、16bを設ける。また平面部23の接触部取付面に接触部14a、14bを取付けるとともに側端部22を設け、有機ELパネル10を収納する。有機ELパネル10の収納後、枠12を側端部により固定し、装置本体11を完成する。枠12の側端部22への取付は、ねじ等を用いる。なお、この取付け固定は上記以外に接着材による接着や、枠12と側端部22に凹凸を設けて嵌合する等固定が可能であれば良い。
【0052】
外部接続部材15は、図13に示す通り、被接続部27の中央部に平面部23の辺部を差し込み狭持可能な凹部27aを設けて差し込みにより接続固定する。また被接続部27に外部接触部16a、16bに対応して電極18を設け給電を行う。
【0053】
第4の実施の形態によれば、外部接触部16a、16bを装置本体11の四隅に配置することで装置本体11の全体の小型化が可能となる。
【0054】
この発明の第5の実施の形態を図15に示す。第5の実施の形態は、第4の実施の形態の外部接触部16a、16bの形状を三角形としたものである。外部接触部16a、16bを三角形にし、その斜辺部分を有機ELパネル10の陽極1および陰極5側に配置するようにしたことで、第4の実施の形態に比べて外部接触部16a、16bと有機ELパネル10の陽極1および陰極5との距離を短くすることができ、さらなる装置本体11の小型化が可能となる。
【0055】
この発明の第6の実施の形態を図16から図18に示す。第1の実施の形態と異なる点は、枠13の周辺部に沿って接触部14a、14bを兼ねた外部接触部16a、16bを設けたものである。外部接触部16a、16bは、有機ELパネル10の陽極1および陰極5との接触部14a、14bを略平面となるように銅による電路板にて形成している。この場合、枠13と枠12をつなぐ側端部22の外面に凹部20、21を形成するとともに外部接触部16a、16bを貫通する貫通部を形成している。
【0056】
枠12は、有機ELパネル10の発光面に対応して開口12aを形成している。一方、枠13は対角線上の分割部35から分離可能となっており、分割部35は一方が突条を形成し、他方が凹条を形成して凹凸嵌合することにより、枠13の結合が可能となっている。ここで、有機ELパネル10の発光面に対応して枠12に開口12aを形成しているため、枠13の分割部35を結合した際に生じる線が発光面にはないので、発光に影響を与えることがない。また、外部接触部16a、16bが対角部でそれぞれ分離されているため、枠13の分離時に外部接触部16a、16bを電気的に接続するための構造が不要であり、枠13の構造を簡素化でき、製造コストの低減が可能となる。
【0057】
以上のような構成の装置本体11としているため、外部接続部材15との電気的接続は、枠周縁部の任意の部分で接続が可能となる。
【0058】
第6の実施の形態では、外部接続部材15は枠13の対角部を利用して接続した例を示している。外部接続部材15は枠13への係止を可能とするL字状の係止部36を両端に設け、その先端に被接続部27と電極18を形成している。係止部36の一方を開閉可能とし、枠13に形成した凹部20、21に両端の係止部36を嵌合し接続する。
【0059】
また、装置本体11のそれぞれの角部には陽極と陰極の外部接触部16a、16bがあるため、外部接続部材15の形状を変えることで、1箇所の角部の外部接触部16a、16bでの固定と給電が可能である(図示せず)。
【0060】
なお、図16では、接触部14a、14bを兼ねた外部接触部16a、16bを平面上に延長して設けているので陽極または陰極が対向する辺に存在することになるが、枠13内で外部接触部16a、16bの位置を変えることで対向する辺に異なる電位の電極を接続可能となる。
【0061】
この発明の第7の実施の形態を図19および図20に示す。すなわち、第5の実施の形態の複数の装置本体11を隣接させて配置した照明器具である。部材23aの凹部に外部接続部材15を用いて隣接する装置本体11を固定するとともに電極18と外部前職部16a、16bを接触する。なお枠12は発光部に開口12aを設け、発光部以外の周縁に導光部材を兼用して発光光を導光させ、枠12の全面を発光可能としている。なお電源は第5の実施の形態と同様に装置本体11の両端または外側の接続箇所の凹部から給電する(図示せず)。
【0062】
したがって、装置本体11を隣接して配置することで、照明器具としての発光面積の拡大が容易となる。このように、全面発光可能な装置本体11を隣接して配置しているので、大きな有機ELパネル10も用いることなく発光面積を増大させることが可能となる。また、配置場所の空間や必要な明るさなどの状況により、隣接させる組み合わせ方によって、長方形やライン状などの形状を自在に形成することができる。また、第6の実施の形態に示す装置本体11を使用すると、隣接する装置本体11の電極の配置により1つの外部接続部材15で直列、並列接続の選択が可能である。反対に外部接続部材15の電極18の配置や構造を変更することで、直列、並列接続を選択することも可能である。
【0063】
上記のように、上記実施の形態によれば、有機ELパネル10を収納する装置本体11において、枠12、13の外側表面より内側に、固定と電気的接続を同時に行える凹部20、21の接続箇所を設けることによって、配線処理が簡易で、隣接させる際に隙間が生じにくい手段を提供する。また、有機ELパネル10の陽極1および陰極5への電気的接続方法において、発光面が大型化しても発光むらの生じにくい手段も併せて提供する。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】この発明の第1の実施の形態の平面的にみた説明図である。
【図2】そのA−A′線断面図である。
【図3】その分解断面図である。
【図4】(a)は接触部の側面図、(b)は底面図、(c)は電極への接触状態の側面図である。
【図5】(a)は別の実施の形態の接触部の側面図、(b)はその底面図、(c)は電極への接触状態の側面図である。
【図6】外部接続部材と接続する接続前の接続部の断面図である。
【図7】その接続状態の接続部の断面図である。
【図8】第2の実施の形態の平面的にみた説明図である。
【図9】そのB−B′線断面図である。
【図10】第3の実施の形態の平面的にみた説明図である。
【図11】(a)はその断面図、(b)は別の外部接続部材に接続する場合の断面図である。
【図12】第4の実施の形態の平面的にみた説明図である。
【図13】そのC−C′線断面図である。
【図14】その分解図である。
【図15】第5の実施の形態の平面的にみた説明図である。
【図16】第6の実施の形態の平面的にみた説明図である。
【図17】そのE−E′線断面図である。
【図18】図16のD−D′線断面図である。
【図19】第7の実施の形態の断面図である。
【図20】その発光面からみた平面図である。
【図21】有機ELパネルの断面図である。
【図22】その平面図である。
【図23】斜視図である。
【符号の説明】
【0065】
1 陽極
5 陰極
7 ガラス基板
10 有機ELパネル
11 装置本体
12 枠
13 枠
14a、14b 接触部
15 外部接続部材
16a、16b 外部接触部
17a、17b 配線部
18 電極
20、21 凹部





 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013