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発明の名称 照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−5226(P2007−5226A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186446(P2005−186446)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100076174
【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫
発明者 渡辺 加津己
要約 課題
ユーザが取り扱いやすく、安全にパネル交換できる照明装置を提供する。

解決手段
面発光パネル2は接続用電極として電気接点を有する。枠体1は面発光パネル2の少なくとも周縁部を覆って面発光パネル2を着脱自在に支持する。装置本体(図示せず)は枠体1を着脱自在に保持する。面発光パネル2を支持した枠体1が装置本体に保持された状態で、接続用電極は装置本体の給電部に枠体1を介して導通する。なお枠体1は面発光パネル2の発光部を覆う透光性カバーを設けてもよい。
特許請求の範囲
【請求項1】
接続用電極を有する面発光パネルと、前記面発光パネルの少なくとも周縁部を覆って前記面発光パネルを着脱自在に支持する枠体と、前記枠体を保持する装置本体とを備え、前記面発光パネルを支持した前記枠体が前記装置本体に保持された状態で、前記接続用電極は前記装置本体の給電部に前記枠体を介してまたは直接導通する照明装置。
【請求項2】
前記枠体は前記面発光パネルの発光部を覆う透光性カバーを有する請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記枠体は前記装置本体に着脱自在または回動自在に取付けられている請求項1または請求項2記載の照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、照明用のEL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルなどの面発光パネルを用いた照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
EL素子は面発光光源であるため、照明分野への応用が期待されている。これまで、EL素子の光学性能の低さ、耐湿性の低さや材料劣化による寿命の短さ等の諸問題により、照明分野への応用は困難であった。
【0003】
しかし、近年の技術開発によって、光学性能、耐久性ともに飛躍的な進歩を遂げ、照明分野への応用が可能となりつつある。また、これまでに照明分野へ応用する上での諸問題を解決するいくつかの発明も開示されている。例えば特許文献1〜3によれば、既存の照明用給電部品にEL素子で形成された照明用パネルを容易に電気接続して照明用パネルを交換する方法についての発明が開示されている。上記特許文献1〜3では、経時劣化や損傷によって発光不能に陥ったり、または光量が低下し使用に耐えられなくなったりした場合にELパネルを使用者が容易に交換できるという点で優れた発明である。
【0004】
しかしながら、これらの特許文献1〜3では、ELパネルを交換する際、使用者がパネルの一部を直接手で持って着脱する必要がある。
【0005】
そのため、基板や封止カバーにガラス等の割れやすい素材を使用した場合には、ELパネルそのものが非常に薄いため、着脱しにくく、場合によっては着脱時に加わる力によって破損や故障等のおそれがあった。このため、器具本体に取り付けられて、定期的に交換される照明用ELパネルを用いた照明装置においては、使用者が安全に交換でき、また万が一パネルが割れたとしても使用者が怪我をしない安全なELパネルが求められていた。
【特許文献1】特開2004−127910号公報
【特許文献2】特開平10-69980号公報
【特許文献3】特開昭62-255918号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明の目的は、このような状況に鑑み、ユーザが取り扱いやすく、安全にパネル交換できる照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の照明装置は、面発光パネルは接続用電極を有する。枠体は前記面発光パネルの少なくとも周縁部を覆って前記面発光パネルを着脱自在に支持する。装置本体は前記枠体を保持する。前記面発光パネルを支持した前記枠体が前記装置本体に保持された状態で、前記接続用電極は前記装置本体の給電部に前記枠体を介してまたは直接導通する。
【0008】
上記構成において、前記枠体は前記面発光パネルの発光部を覆う透光性カバーを有する。
【0009】
上記構成において、前記枠体は着脱自在または回動自在に前記装置本体に取付けられている。
【発明の効果】
【0010】
この発明の照明装置によれば、枠体がELパネルの補強材として働き、面発光パネル例えば薄いELパネルの割れや撓みを防止することができ、ユーザが安全にパネル交換できる。また劣化したELパネルを交換した際に、枠体を再利用する、もしくは分別処分することによって再資源化することが可能となり、地球環境の保護に有益である。
【0011】
枠体を照明装置から着脱可能な構成とすることで、使用者は高所に取り付けられた照明装置から、割れやすいELパネルを枠体ごと外して、手元でELパネルを交換することができるため、交換作業における危険を低減することができる。
【0012】
枠体の発光部側に透光性カバーが設けられると、万が一、使用者がELパネルが収納された枠体を高所から落下させ、ELパネルが割れたとしても、ELパネルの被片が枠体から飛散することが無く、使用者が怪我することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
この発明の第1の実施の形態を図1に示す。第1の実施の形態では照明装置の装置本体(図示せず)が枠体1を保持し、枠体1が面発光パネル2を着脱自在に支持している。装置本体の枠体1を保持する手段は適宜の公知手段を用いる。枠体1は上下に分割した構造とし、上部枠体3と下部枠体4からなり、その間に挟まれて面発光パネル2を収納できる構成としている。下部枠体4は面発光パネル2を載せることができる大きさの板状であって、両側に枠体部電気接点5を設けている。上部枠体3は面発光パネル2の周縁部を覆うように押さえる枠状をなし、上部枠体3を下部枠体4に着脱自在に取付けることができるようにしている。
【0014】
面発光パネル2例えばELパネルは発光面6が上部枠体3側に向いている。面発光パネル2の非発光面側に接続用電極として面発光パネルの素子の電極に接続された電気接点(図示せず)を設け、下部枠体4に載せられると下部枠体4に設けられた枠体部電気接点5と接触し導通するようになっている。上部枠体3は面発光パネル2の周縁部に被さり下部枠体4に取付けられ、面発光パネル2を挟持する。下部枠体4の下面には、外部接点(図示せず)が設けられており、外部接点が装置本体の給電部と導通されELパネルに給電される。
【0015】
このように、枠体1は面発光パネル2の少なくとも周縁部を覆って着脱自在に支持し、枠体1は面発光パネル2を装置本体に着脱自在に装着可能としている。
【0016】
一方、面発光パネル2は周縁部に枠部を設けている。この枠部を構成する素材としては、プラスチック、ゴムなどの樹脂組成物、アルミニウム、鉄、マグネシウムなどの金属など割れにくい素材であることが望ましい。枠部には面発光パネル2の電極例えばELパネルの電極層と導通されている電気接点(図示せず)が複数個設けられており、その電気接点が枠体1の電気接点5と接触し、外部接点が装置本体の給電部に接続されて外部電源と接続できるようになっている。枠部の電気接点を形成する手段としては、金属層を鍍金もしくは蒸着によって形成する、金属板を貼り付ける、プラスチックに導電性材料を混合して成形する、などが挙げられる。さらには、枠部をあらかじめ導電性材料で形成し、接点部分以外を絶縁被覆して形成することも可能である。
【0017】
また、枠部の電気接点は面発光パネル2の電極と導通されているため、装置本体の外部電源から供給された電力は装置本体および電気接点5を介して面発光パネル2の枠部の電気接点および電極に通電され発光層を発光させることに費やされることとなる。
【0018】
この発明の第2の実施の形態を図2に示す。この照明装置は、第1の実施の形態において、上部枠体3が下部枠体4に対して連結軸7により回動自在に連結されており、交換作業がしやすいという効果がある。
【0019】
この発明の第3の実施の形態を図3に示す。この照明装置は、第2の実施の形態において、上部枠体3の開口部に透光性力バー8が取り付けられている。透光性カバー8により、万が一、面発光パネル2が割れても飛散しないという効果がある。透光性力バー8の材質は強化ガラス、ポリカーボネート、アクリル樹脂等が上げられる。また、拡散性を付与するために、透光性カバー8を半透明状にすることも可能である。
【0020】
この発明の第4の実施の形態を図4に示す。この照明装置は、上記各実施の形態の面発光パネル2を収納した枠体1を装置本体9に係止手段10によって係止する構成としている。係止手段10は例えば磁石であり、装置本体9のコーナに磁石を設け、これに磁着される磁性体または磁石(図示せず)を枠体1に設けている。なお装置本体9側を磁性体にし枠体1に磁石を設けてもよい。
【0021】
このような構成とすることで、使用者は容易に装置本体9と面発光パネル2の収納された枠体1を交換することが可能となる。
【0022】
この発明の第5の実施の形態を図5に示す。この照明装置は、枠体1を装置本体9の1辺部に回動自在に連結している。装置本体9は面発光パネル2の形状と相似であるが面発光パネル2よりもやや大きい板状であり、その中央両側部より外方に軸部13が回転可能に突出し、軸部13にスタンド14の上端部が連結されている。したがって、装置本体9は配光調整のためスタンド14に対して回動可能であり、水平姿勢の軸部13の回りにおいて向きを任意の方向に変更することができる。枠体1は装置本体9の両側に位置する2本の枠片がアングル形状になって面発光パネル2の両側部をスライド挿入できるようにしており、所定位置に面発光パネル2をガイドするガイド部15を設けている。面発光パネル2例えばELパネルは垂直姿勢に近い姿勢で枠片の自由端から枠片に沿って枠体1にスライド挿入され止め手段(図示せず)により滑り落ちないように係止される。枠体1を装置本体9に向けて回動して枠体1を装置本体9に嵌合し、装置本体9に固定手段により固定することにより面発光パネル2が装置本体9の下面に支持される。このとき面発光パネル2の発光面は装置本体9の下方に向いている。
【0023】
面発光パネル2の電気接点17は、枠体1を装置本体9に対して嵌合し固定することにより、枠体1の接点(図示せず)を介してまたは直接装置本体9の電極部(図示せず)に接触して導通する。装置本体9は軸部13内に導通部があり、スタンド14の内部の導通部と接触するように構成されている。したがって、スタンド14の下端部より電源を供給することができる。なお、装置本体9の軸部13以外に別に電源線を引き出してもよい。
【0024】
このように、面発光パネル2が装着された枠体1が、装置本体9に嵌合されると装置本体9に形成された電極部から面発光パネル2の電気接点17を介して面発光パネル2の電極に導通され、発光する。使用者が面発光パネル2を交換する際には、枠体1に取り付けられた固定手段(図示せず)を装置本体9から外し、枠体1を装置本体9から垂直下方に回動して枠体1が装置本体9につながっている状態で、面発光パネル2を枠体1から交換する。枠体1が装置本体9から外されている間は面発光パネル2への導通が遮断されるため、使用者は感電の危険なく、安全に交換作業を行うことが可能となる。
【0025】
この発明の第6の実施の形態を図6に示す。この照明装置は、第5の実施の形態と比べて面発光パネル2の枠体1への挿入方向が異なる構成の一例である。すなわち、枠体1の上部および下部の枠片にパネルガイド部18を設け、面発光パネル2を横方向から枠体1にスライド挿入できるようにしている。面発光パネル2を横方向から枠体1に挿入することにより、パネル交換時に面発光パネル2の重量によって脱落する恐れがなく、安全に交換作業が行える。また装置本体9の軸部13はスタンドに代えて電力を送電可能なワイヤ19を軸部13の挿通孔に挿通し、軸部13から直接装置本体9内に給電している。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】この発明の第1の実施の形態の枠体取付け前の分解斜視図である。
【図2】第2の実施の形態の枠体を開いた状態の斜視図である。
【図3】第3の実施の形態の枠体を開いた状態の斜視図である。
【図4】第4の実施の形態の枠体に支持された面発光パネルの、装置本体の取付け前の状態の斜視図である。
【図5】第5の実施の形態の面発光パネルの着脱過程の斜視図である。
【図6】第6の実施の形態の面発光パネルの着脱過程の斜視図である。
【符号の説明】
【0027】
1 枠体
2 面発光パネル
3 上部枠体
4 下部枠体
5 電気接点
6 発光面
8 透光性カバー





 

 


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