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発明の名称 発射弾数計数装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−225214(P2007−225214A)
公開日 平成19年9月6日(2007.9.6)
出願番号 特願2006−48062(P2006−48062)
出願日 平成18年2月24日(2006.2.24)
代理人
発明者 芹澤 一明 / 黒田 和宏
要約 課題
歪センサの出力値が温度ドリフトしても、弾丸の発射を確実に判断できるようにした発射弾数計数装置を提供する。

解決手段
補正手段21により弾丸2が銃身3を通過する時間T以外の歪センサ8の出力値Aを所定のしきい値Pの範囲に補正することで、次の弾丸2が発射される前には歪センサ8の出力値Aが所定のしきい値Pの範囲で維持され、歪センサ8の前後の出力値A1,A2の差から出される値Bと所定の値が常に比較されるようになり、弾丸2の発射を確実に判断することが可能となる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス圧作動による自動装填式銃に用いる発射弾数計数装置であって、弾丸による発射ガス圧を測定する圧力センサの出力値の変化が所定の値以上の時に弾丸が発射されたと判断するようにした発射弾数計数装置において、前記発射弾数計数装置には圧力センサの出力値を補正する補正手段が備えられ、補正手段は、弾丸が銃身を通過する時間以外の圧力センサの出力値を所定のしきい値の範囲に補正可能であることを特徴とする発射弾数計数装置。
【請求項2】
圧力センサは、歪ゲージと固定抵抗によりブリッジ回路を構成して成る歪センサであることを特徴とする請求項1記載の発射弾数計数装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス圧作動による自動装填式銃に用いる発射弾数計数装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ガス圧作動による自動装填式銃に用いる発射弾数計数装置は、弾丸による発射ガス圧を測定する圧力センサの出力値の変化が所定の値以上の時に弾丸が発射されたと判断するようになっている。特許文献1は、前記圧力センサが歪ゲージと固定抵抗によりブリッジ回路を構成して成る歪センサであって、弾丸による発射ガス圧で発射弾数計数装置の検出部のガス導入室を歪ませるようにし、そのガス導入室の歪みに応じて歪ゲージの抵抗値が変化するので、その抵抗値の変化に対応して出力される出力電圧を歪センサの出力値とし、前後の出力値の差から出される値を所定の値と比較するようになっている。
特許文献2には、歪ゲージの出力変化分が自動的に零点に補正することが開示されている。
【特許文献1】特開2005−226843号公報
【特許文献2】特開平5−164509号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1では、弾丸が銃身を通過することで生じる熱の影響や、野外射撃演習等における外気温度の影響により歪センサの出力値が温度ドリフトしても、歪センサの出力値を補正する手段を備えておらず、弾丸が銃身を通過する時間以外の歪センサの出力値を所定のしきい値の範囲で維持することができない。このことから、温度ドリフトによって歪センサの出力値が測定範囲外になる場合があり、その時には前後の出力値の差から出される値を出力できないので所定の値と比較できないおそれがあった。また、検出部に熱が伝わらないように、発射弾数計数装置に断熱材等を設けることが考えられるが、装置全体が重くなり射手に負担を与えることになる。特許文献2は歪ゲージについての説明であり、弾丸の発射における熱の影響を開示するものではない。
そこで本発明の課題は、上記問題点を解決するもので、歪センサの出力値が温度ドリフトしても、弾丸の発射を確実に判断できるようにした発射弾数計数装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の発射弾数計数装置は、ガス圧作動による自動装填式銃に用いる発射弾数計数装置であって、弾丸による発射ガス圧を測定する圧力センサの出力値の変化が所定の値以上の時に弾丸が発射されたと判断するようにした発射弾数計数装置において、前記発射弾数計数装置には圧力センサの出力値を補正する補正手段が備えられ、補正手段は、弾丸が銃身を通過する時間以外の圧力センサの出力値を所定のしきい値の範囲に補正可能であることを特徴とする。具体的に前記圧力センサは、歪ゲージと固定抵抗によりブリッジ回路を構成して成る歪センサであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明では、補正手段により弾丸が銃身を通過する時間以外の歪センサの出力値を所定のしきい値の範囲に補正することで、温度ドリフトによって歪センサの出力値が測定範囲外になることがないから、前後の出力値の差から出される値と所定の値が常に比較されるようになり、弾丸の発射を確実に判断することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1に示す自動装填式銃1は、例えば特公平4−78918号公報に記載のように、発射された弾丸2が銃身3のガス漏れ孔4を通過すると、銃腔5内の発射ガスはガス漏れ孔4から規整子(図示しない)を経てシリンダ6内に導入され、そのガス圧によって図示しないピストン等から成るガス圧作動機構を作動させることで、排莢、装填、機関部の撃発準備が行われるようになっている。このガス圧作動による自動装填式銃1を用いて射撃演習を行なう際に、発射した弾丸2の弾数を自動的に計数する発射弾数計数装置7が銃1に取り付けられる。前記発射弾数計数装置7は、弾丸2による発射ガス圧を測定する歪センサ8の出力値Aの変化が所定の値以上の時に弾丸2が発射されたと判断するようになっている。次に発射弾数計数装置7について説明する。規整子を外した規整子装着孔9にガス導入筒11を備えた検出部10が取り付けられている。ガス導入筒11内側にはピストン側に開口するガス導入室12が設けられ、ガス導入室12は導入通路13を介して銃身3のガス漏れ孔4と連通している。ガス導入筒11の底壁には歪センサ8が取り付けられている。歪センサ8は、歪ゲージと固定抵抗によりブリッジ回路を構成したものであり、歪みにより歪ゲージの抵抗値が変化し、抵抗値の変化に対応した電圧が出力されるようになっている。これ以降、出力電圧を歪センサ8の出力値Aとして説明する。歪センサ8の出力値Aは微小であるので、増幅器により増幅されるようになっている。また、前記しきい値Pは、ある温度条件の下、弾丸2が銃身3を通過する時間T以外の歪センサ8の出力値Aに対応し、僅かな幅が持たせてある。
【0007】
前記検出部10には、ロックナット14を介して処理手段16、表示手段17を備えた筐体15が連結されている。その筐体15は銃身3の先端側に取り付けられる。前記処理手段16は、増幅器により増幅され、A/D変換器でデジタル値に変換された歪センサ8の出力値A1と出力値A2の差から出される値Bを所定の値と比較し、所定の値以上であれば弾丸2が発射されたと認識して発射弾数を計数する計数部18と、計数部18で計数された弾数を表示手段17に表示するための出力部19とを備えている。処理手段16、表示手段17は、筐体15に内蔵された電源(電池)20で動作するようになっている。また、筐体15には、電源(電池)20によって動作する補正手段21を備え、弾丸2が銃身3を通過する時間T以外の歪センサ8の出力値Aを所定のしきい値Pの範囲に補正することで、次の弾丸2が発射される前には歪センサ8の出力値Aが所定のしきい値Pの範囲で維持されるようにしてある。補正手段21は、弾丸2が銃身3を通過する時間T以外の出力値Aを監視し、通過時間T以外で所定のしきい値Pの範囲でない時に、出力値Aが所定のしきい値Pより上か下か判断し、上の時には出力値Aを1段下げ、下の時には出力値Aを1段上げ、この動作を繰り返して出力値Aを所定のしきい値Pの範囲に補正するようになっている。
【0008】
次に発射弾数計数装置7の作動について説明する。発射弾数計数装置7を銃1に取り付けて射撃演習が行われ、弾丸2が発射されると、弾丸2による発射ガスがガス漏れ孔4、導入通路13を介してガス導入室12に発射ガスが導入される。導入されたガス圧によりガス導入室12が直径方向に歪むので、ガス導入筒11の底壁に取り付けた歪センサ8の前後の出力値A1,A2の差から出される値Bが所定の値以上となり、処理手段16で弾丸2の発射と判断されて計数部18の発射弾数が1つ繰り上がると共に、表示手段17に1つ繰り上がった弾数が表示される。更に次の弾丸2が発射され、処理手段16により弾丸2の発射と判断されると、計数部18の発射弾数がもう1つ繰り上がると共に、表示手段17にもう1つ繰り上がった弾数が表示される。この動作は弾丸2を発射する毎に繰り返されることになる。
【0009】
また、弾丸2が銃身3を通過することで検出部10の歪センサ8の出力値Aが温度ドリフトするので、図2(a)のように、歪センサ8の出力値Aが測定範囲外になる場合があり、その時には前後の出力値A1,A2の差から出される値Bを出力できない問題を起こすことになる。
【0010】
ところが本実施形態では、筐体15に電源(電池)20によって動作する補正手段21を備え、図2(b)のように、弾丸2が銃身3を通過する時間T以外の歪センサ8の出力値Aを所定のしきい値Pの範囲に補正することで、次の弾丸2が発射される前には歪センサ8の出力値Aが所定のしきい値Pの範囲で維持されるようにしてあり、弾丸2が銃身3を通過することで生じる熱の影響や、野外射撃演習等における外気温度の影響により歪センサ8の出力値Aが温度ドリフトしても、歪センサ8の出力値Aが測定範囲外になることがないので、歪センサ8の前後の出力値A1,A2の差から出される値Bを確実に出力することができる。また、検出部10と銃身3との間に断熱材などを取り付ける必要がないので、銃身3の先端側が重くならず射手に負担を与えることがない。
【0011】
尚、上記実施形態では発射弾数計数装置7を検出部10と筐体15とを一体として銃1に取り付けたが、図3に示すように、検出部10と筐体15とを分離させ、筐体15を銃1の側部に取り付け具30を介して取り付けるようにしてもよい。更に、表示手段17を電源(電池)20を備えた別の筐体31に設けることで、必要時のみ筐体15の処理手段16に表示手段17を接続させることが可能となり、筐体15をより軽量とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の発射弾数計数装置を取り付けた銃を示す図である。
【図2】歪センサの出力値の状態を示す図である。
【図3】他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
【0013】
1 自動装填式銃
2 弾丸
7 発射弾数計数装置
8 歪センサ
12 ガス導入室
A 出力値
P しきい値
T 弾丸が銃身を通過する時間




 

 


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