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発明の名称 僚友認識システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−163014(P2007−163014A)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
出願番号 特願2005−359055(P2005−359055)
出願日 平成17年12月13日(2005.12.13)
代理人 【識別番号】100113077
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 省吾
発明者 中口 智之 / 唐澤 鎭男 / 勝又 徳也
要約 課題
個人携行型の僚友識別装置として照準側にて指向性を有する光波センサを使用して質問信号を送信し、被照準側にて質問信号を受信するとともに応答信号を送信し、照準側で応答信号を確認することで、僚友を認識する方式がある。従来技術では、照準側にて質問信号を送信する装置及び応答信号を受信して確認する装置が必要となり、被照準側にて質問信号を受信して確認する装置及び応答信号を送信する装置がそれぞれ必要となり、装備所要数が多く個人携行装置で要求される低コスト化及び小型、軽量化が課題である。

解決手段
小銃では赤外線カメラを用いた照準具が昼夜間兼用照準具として搭載されており、これを僚友識別の応答信号の確認用として兼用する。さらに、被照準側では通電不要なコーナーキューブからなる赤外線の反射板のみを携行するように構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
僚友内で質問信号に対して応答信号で返答する共通の通信規則を共有し、一方の者が携行する照準側装置とその他の者が携行する被照準側装置が通信する僚友認識システムにおいて、
目標を照準するとともに目標からの応答信号を受信する照準用赤外線カメラ及び照準した目標に指向性を持つ赤外信号を質問信号として送信する送信器からなる銃に装着した照準側装置と、
上記質問信号を受信する受信器及び僚友の照準用赤外線カメラが感度を有する赤外線を応答信号として送信する送信器からなる身体に装着した被照準側装置と、
から構成したことを特徴とする僚友認識システム。
【請求項2】
僚友内で質問信号に対して応答信号で返答する共通の通信規則を共有し、一方の者が携行する照準側装置とその他の者が携行する被照準側装置が通信する僚友認識システムにおいて、
目標を照準するとともに目標からの応答信号を受信する照準用赤外線カメラ及び照準した目標に指向性を持つ上記照準用赤外線カメラが感度を有する赤外線を質問信号として送信する送信器からなる銃に装着した照準側装置と、
上記質問信号を到来する方向と反対方向に応答信号として反射する反射板からなる身体に装着した被照準側装置と、
から構成したことを特徴とする僚友認識システム。
【請求項3】
僚友内で質問信号に対して応答信号で返答する共通の通信規則を共有し、一方の者が携行する照準側装置とその他の者が携行する被照準側装置が通信する僚友認識システムにおいて、
銃で照準した目標に指向性を持つ赤外信号を質問信号として送信する送信器及び目標からの応答信号を受信する受信器からなる銃に装着した照準側装置と、
上記質問信号を到来する方向と反対方向に応答信号として反射する反射板からなる身体に装着した被照準側装置と、
から構成したことを特徴とする僚友認識システム。
【請求項4】
上記反射板の入射面に質問信号の波長のみを透過するフィルタを設けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の僚友認識システム。
【請求項5】
上記請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の僚友認識システムを成立させる照準側装置。
【請求項6】
上記請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の僚友認識システムを成立させる被照準側装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、目標が僚友か否かを認識する僚友認識システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
各戦闘員は、兵器に据え付けられたレーザアセンブリとともに、光検出器と制御ユニットからなるハーネスを装着する。戦闘シミュレーションまたは認識のために、戦闘員は、兵器を架空のターゲットに向け、レーザ信号を送る。ターゲットがハーネスを装着した他の戦闘員のとき、ハーネスは無線、超音波または光信号により応答する。応答信号のキャリア周波数はレーザビームに対して検索ユニットにより決定され、送信されるものは既に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開平10−148672号公報(第6図、第11図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術による僚友認識システムでは、装備構成品が多いためコストが高くなって全歩兵装備化への障害となり、さらに、歩兵の装備構成品が重くなり戦闘行動に支障をきたすという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、昼夜間兼用の照準のために小銃に装着される照準用赤外線カメラを僚友認識システムの応答信号の確認用として兼用するとともに、コーナーキューブからなる反射板を装着することにより、歩兵の装備品の低コスト、軽量化を目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の僚友認識システムは、僚友内で質問信号に対して応答信号で返答する共通の通信規則を共有し、一方の者が携行する照準側装置とその他の者が携行する被照準側装置が通信して成立する僚友認識システムにおいて、目標を照準するとともに目標からの応答信号を受信する照準用赤外線カメラ及び照準した目標に指向性を持つ赤外信号を質問信号として送信する送信器からなる銃に装着した照準側装置と、上記質問信号を受信する受信器及び僚友の照準用赤外線カメラが感度を有する赤外線を応答信号として送信する送信器からなる身体に装着した被照準側装置と、から構成したものである。
【0007】
第2の発明の発明の僚友認識システムは、僚友内で質問信号に対して応答信号で返答する共通の通信規則を共有し、一方の者が携行する照準側装置とその他の者が携行する被照準側装置が通信して成立する僚友認識システムにおいて、目標を照準するとともに目標からの応答信号を受信する照準用赤外線カメラ及び照準した目標に指向性を持つ上記照準用赤外線カメラが感度を有する赤外線を質問信号として送信する送信器からなる銃に装着した照準側装置と、上記質問信号を到来する方向と反対方向に応答信号として反射する反射板からなる身体に装着した被照準側装置と、から構成したものである。
【0008】
第3の発明の発明の僚友認識システムは、僚友内で質問信号に対して応答信号で返答する共通の通信規則を共有し、一方の者が携行する照準側装置とその他の者が携行する被照準側装置が通信して成立する僚友認識システムにおいて、銃で照準した目標に指向性を持つ赤外信号を質問信号として送信する送信器及び目標からの応答信号を受信する受信器からなる銃に装着した照準側装置と、上記質問信号を到来する方向と反対方向に応答信号として反射する反射板からなる身体に装着した被照準側装置と、から構成したものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、応答信号を受信する器材として照準用赤外線カメラを兼用しているため、応答信号を受信するための専用器材を不要とすることができるので、小銃射手の装備重量の軽減、低コスト化するとともに、コーナーキューブからなる反射板を装着することにより、歩兵の装備品の低コスト、軽量化することができるとういう効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
図1はこの発明の運用状況を示すブロック図であり、1は照準側装置、6は質問信号、7は応答信号、8a〜8cは被照準側装置である。
僚友の各戦闘員は、兵器に据え付けられた照準側装置1とともに、被照準側装置8a〜被照準側装置8cを、例えばヘルメットや衣服の一部等の体のどこかに装着している。
相手と僚友を識別するために、戦闘員は、兵器を架空のターゲットに向け、照準側装置1から質問信号6を送り、ターゲットが被照準側装置8b、被照準側装置8cを装着した味方の他の戦闘員のとき、被照準側装置8aは応答信号7により応答するが、被照準側装置8を装着していない相手からは応答がないので、識別することができるというように運用されるものである。
【0011】
図2はこの発明の実施例1を示す構成図であり、2は指向性を有するレーザ等の送信器、3は照準用赤外線カメラ、4はレーザ等の送信器2と照準用赤外線カメラ3を制御する回路、5はレーザ等の送信器2、照準用赤外線カメラ3、制御回路4に電源を供給するバッテリ、9は質問信号6に感度を有する1個又は複数個の受信器、10は照準用赤外線カメラ3に感度を有する赤外線を無指向で周囲に送信する応答用赤外線送信器、11は質問用受信器9、応答用赤外線送信器10を制御する回路、12は質問用受信器9、応答用赤外線送信器10、制御回路11に電源を供給するバッテリであり、1、6〜8は図1と同じものである。
【0012】
小銃での射撃のための僚友認識を目的とした個人携行型の僚友認識システムとして照準側にて指向性を有する光波センサを使用して質問信号を送信し、被照準側にて質問信号を受信するとともに応答信号を送信し、照準側で応答信号を照準具用の赤外線カメラを兼用して確認することで、僚友を認識する方式とするものである。
【0013】
従来システムでは、照準側にて質問信号を送信する装置及び応答信号を受信して確認する専用の装置が必要となり、被照準側にて質問信号を受信して確認するために照準具とは別の装置及び応答信号を送信する装置がそれぞれ必要であり、装備所要数が多く個人携行装置で要求される低コスト化及び小型、軽量化することが、必要とされている。
【0014】
小銃では赤外線カメラを用いた照準具が昼夜間兼用照準具として搭載されており、これを僚友識別の応答信号の確認用として兼用するようにしたものである。
【0015】
小銃の射手は目標を照準用赤外線カメラ3で照準した時に送信器2にて質問信号6を被照準歩兵に送信する。
この時、照準用赤外線カメラ3の照準軸と送信器2の送信軸の方向は同一である。
その質問信号6を受けた歩兵が僚友であれば、被照準側装置8を有しているので、受信器9で受信して制御回路11にて質問信号6の着信したことの認識と質問信号6の内容を解釈し味方からの信号なのかの判断を行うための処理を行い、応答用赤外線送信器10から応答信号7が点滅信号又は目標が放射するものより強い赤外線で発信される。
【0016】
これを射手の照準用赤外線カメラ3にて受信すると照準用赤外線カメラ3の照準画面上に点滅する輝点又は明るい輝点として表示され、射手は照準対象が僚友であると認識できるので射撃しない。
応答信号7が発信されなければ、照準画面に変化がなく、射手は照準対象を敵とみなす。
【0017】
僚友は全員、被照準側装置8を装備しており、受信器9はヘルメット部や、腹部と背部等、どの方向から質問信号6が到来しても受信できるよう身体の適当な場所に装備する。
【0018】
この本発明では、応答信号7を受信する器材として照準用赤外線カメラ3を兼用しているため、応答信号7を受信するための専用器材を不要とすることができるので、小銃射手の装備重量を減らすとともに低コスト化することができる。
【0019】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2を示す構成図であり、13は入射した質問信号6を到来した方向に反射して応答信号7にする反射板、14は3に感度を有する赤外線を送信する指向性を有する質問用赤外線送信器である。1,3,4,5,6,7,8は実施の形態1と同一のものである。
【0020】
この実施の形態2では、射手が目標に質問信号6を送信し、目標から応答信号7を受信して僚友を認識する動作は実施の形態1と同じであるが、応答信号7は反射板13により質問信号6が反対方向に反射されたものである。
【0021】
この実施の形態2では、被照準装置8で必要となるのは反射板13のみであり、実施の形態1におけるバッテリ12等が不要となるので、装置の軽量化及び低コスト化に大きく寄与する。
【0022】
図4はこの発明の実施形態2、3で使用する反射板の断面図である。
90度の反射面を有するコーナーキューブの集合体であり、入射する信号を反対方向に反射する。
【0023】
僚友は全員、上記反射板13を装備する必要があり、ヘルメット部や、腹部と背部等、どの方向から質問信号6が到来しても反射できるよう身体の適当な場所に装備する。
【0024】
さらに、上記反射板13の入射面に質問信号6の波長のみを透過するフィルタを設けることにより、不用な光が反射板13により反射されて応答信号7に混入することを防止でき、信頼性を向上できる。
【0025】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3を示す構成図であり、15は応答信号7に感度を有する応答用受信器である。1,2,4,5,6,7,8は実施の形態1と同一のものであり、13は実施の形態2と同一のものである。
【0026】
この実施の形態3では、射手は銃の照星、照門又は光学スコープ等の照準具により目標を照準し、この時、照準軸と送信方向が同一の送信器2を操作して質問信号6を送信する。
質問信号6が反射板13で反対方向に反射されて応答信号7となる。
応答用受信器15は、応答信号7を受信すると音や照準具内への表示等で目標が僚友であることを射手に知らせる。
【0027】
この発明の実施の形態3によれば、被照準装置8で必要となるのは反射板13のみであり、実施の形態1におけるバッテリ12等が不要となるので、装置の軽量化及び低コスト化に大きく寄与する。
【0028】
僚友は全員、上記反射板13を装備する必要があり、ヘルメット部や、腹部と背部等、どの方向から質問信号6が到来しても反射できるよう身体の適当な場所に装備する。
【0029】
さらに、上記反射板13の入射面に質問信号6の波長のみを透過するフィルタを設けることにより、不用な光が反射板13により反射されて応答信号7に混入することを防止でき、信頼性を向上できる。
【0030】
実施の形態1〜実施の形態3の質問信号において、味方のグループが相手方と相違していることが判断できるように、周波数で変調をかける方法や、ディジタル的な暗号コードを合成する方法などで、質問信号に識別コードを組み込むことも可能である。
【0031】
また、請求項1〜請求項3においては、照準側装置と被照準側装置をペアーにして用いるが、照準側装置と被照準側装置との間で通信規定が満足する範囲であれば、照準側装置と被照準側装置は独立して機能を発揮できるものであり、必ずしも、同一製作者で在る必要は無いことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】この発明の運用状況を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態1の例を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施形態2の例を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施形態2、3で使用する反射板の断面図である。
【図5】この発明の実施形態3の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0033】
1 照準側装置、 2 レーザ等の送信器、 3 照準用赤外線カメラ、 4 制御回路、 5 バッテリ、 6 質問信号、 7 応答信号、 8 被照準側装置、 9 質問用受信器、 10 応答用赤外線送信器、 11 制御回路、 12 バッテリ、 13 反射板、 14 質問用赤外線送信器、 15 応答用受信器。




 

 


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