米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 武器 -> 株式会社東芝

発明の名称 誘導弾
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−10171(P2007−10171A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−188438(P2005−188438)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】110000235
【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
発明者 佐藤 賢
要約 課題
山等の障害物に隠れた目標を撃破する誘導弾を提供する。

解決手段
攻撃用誘導弾を複数搭載した輸送用誘導弾からなる誘導弾であって、輸送用誘導弾は、該目標が隠れている障害物の位置情報を入力し、飛しょう中の自己の位置と比較しながら、該障害物を越えたときに急降下し、検出した該目標に応じて、攻撃用誘導弾を分離及び発射させる。
特許請求の範囲
【請求項1】
目標を破壊する弾頭、機体を飛しょうさせるための推進装置及び翼類を有して成る攻撃用誘導弾と、これら攻撃用誘導弾を複数搭載した輸送用誘導弾からなる誘導弾であって、
前記輸送用誘導弾は、該目標が隠れている障害物の位置情報を入力し、飛しょう中の自己の位置と比較しながら、該障害物を越えたときに急降下し、検出した該目標に応じて、前記攻撃用誘導弾を分離及び発射させることを特徴とする誘導弾。
【請求項2】
前記攻撃用誘導弾は、該目標を検出し、目標情報を送信する誘導装置と、この誘導装置又は前記輸送用誘導弾から送信させてくる目標情報を基に目標の方向へ飛行するように翼類を制御する制御装置を備え、
前記輸送用誘導弾は、複数の該目標を検出できる誘導装置と、前記目標情報を基に目標の方向に、飛行するように機体を制御するとともに、自己の位置を検知する制御装置を備えることを特徴とする請求項1記載の誘導弾。
【請求項3】
検出した該目標が単体目標の場合には、目標に対する順位付けをせず、検出した該目標が複数目標の場合には、目標に対する順位付けすることを特徴とする請求項1又は2記載の誘導弾。
【請求項4】
該目標の数が前記攻撃用誘導弾の搭載数以上の場合は、搭載した全ての攻撃用誘導弾の誘導装置に目標位置情報を送信した時点で送信を終了させ、該目標の数が攻撃用誘導弾の搭載数より少ない場合は、再度順位順に攻撃用誘導弾の誘導装置に目標位置情報を送信することを特徴とする請求項1又は2記載の誘導弾。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、障害物により照準できなくなった目標を撃破する誘導弾に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数目標に対しては、複数の飛しょう体をロケットの周囲に配設した誘導弾などの複合型の誘導弾が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一般的に、配備されている誘導弾では、山等の障害物に隠れた目標を撃破することは、非常に難しいことである。しかし、山等の高さのある障害物が多い地域では、攻撃ヘリコプターによる障害物に隠れて、攻撃する際だけ姿を表し、攻撃終了後また障害物に隠れるといった、既存の誘導弾では対処しづらい攻撃方法を受ける可能性がある。
【0004】
また、数機の編隊による攻撃を受ける可能性あるため、一度に複数の山等の障害物に隠れた目標を撃破できることが望ましい。
【特許文献1】特開2003−114096号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した既存の誘導弾では、山等の障害物に隠れた目標を撃破するのは難しいという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解消するためになされたものであり、障害物により照準できなくなった目標を撃破する誘導弾を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施態様によれば、目標を破壊する弾頭、機体を飛しょうさせるための推進装置及び翼類を有して成る攻撃用誘導弾と、これら攻撃用誘導弾を複数搭載した輸送用誘導弾からなる誘導弾であって、前記輸送用誘導弾は、該目標が隠れている障害物の位置情報を入力し、飛しょう中の自己の位置と比較しながら、該障害物を越えたときに急降下し、検出した該目標に応じて、前記攻撃用誘導弾を分離及び発射させることを特徴とする誘導弾誘導弾が提供される。
【0008】
前記攻撃用誘導弾は、該目標を検出し、目標情報を送信する誘導装置と、この誘導装置又は前記輸送用誘導弾から送信させてくる目標情報を基に目標の方向へ飛行するように翼類を制御する制御装置を備え、前記輸送用誘導弾は、複数の該目標を検出できる誘導装置と、前記目標情報を基に目標の方向に、飛行するように機体を制御するとともに、自己の位置を検知する制御装置を備えることが好適である。
【0009】
また、検出した該目標が単体目標の場合には、目標に対する順位付けをせず、検出した該目標が複数目標の場合には、目標に対する順位付けすることが好適である。
【0010】
さらに、該目標の数が前記攻撃用誘導弾の搭載数以上の場合は、搭載した全ての攻撃用誘導弾の誘導装置に目標位置情報を送信した時点で送信を終了させ、該目標の数が攻撃用誘導弾の搭載数より少ない場合は、再度順位順に攻撃用誘導弾の誘導装置に目標位置情報を送信することが好適である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、障害物により照準できなくなった目標を撃破する誘導弾を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態にかかわる誘導弾について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付している。
【0013】
図1に示すように、本発明に係る誘導弾は、複数の攻撃用誘導弾15を搭載した輸送用誘導弾8からなる。
【0014】
攻撃用誘導弾15は、赤外線センサ又は電波センサによって目標を検出できる誘導装置9、誘導装置9又は輸送用誘導弾8から送信させてくる目標情報を基に目標の方向へ飛行するように操舵翼10を制御する制御装置11、制御装置11によって制御させる操舵翼10、目標を破壊するため及び誘導弾固定装置3によって固定される弾頭12、機体を飛しょうさせるための推進装置13、飛しょう中の機体を安定させるための安定翼14を備えている。
【0015】
また、輸送用誘導弾8は、赤外線センサ又は電波センサによって複数の目標を検出できる誘導装置1、後方操舵翼7を制御することによりあらかじめ指定した位置又は誘導装置1から送信させてくる目標情報を基に目標の方向に、飛行するように機体を制御し、自己位置表示システムにより自己の位置を検知できる制御装置2、制御装置2から送信される指令に基づき作動する前方操舵翼5と後方操舵翼7、攻撃用誘導弾15を制御装置2に固定し、制御装置2からの指令に基づき攻撃用誘導弾15を分離及び発射させる誘導弾固定装置3、機体を飛しょうさせるための推進装置4、飛しょう中の機体を安定させるための安定翼6を備えている。自己の位置の把握については、例えば慣性航法装置(INS:inertial navigation system)を使用することで実現できる。INSによれば、重力の方向に対し常に平衡状態を保つジャイロや加速度センサを組み込み、飛しょう体の角速度及び加速度を計測し、それらを積分することで位置、速度、姿勢角情報を得ることができる。
【0016】
上述した誘導弾を制御する場合の制御フローを図2によって説明する。
【0017】
まず、地図などから目標が隠れている障害物の位置情報、例えば緯度と経度を求め、外部から輸送用誘導弾8の制御装置2に送信し、障害物情報として登録する(ステップS1)。
【0018】
次に、外部から制御指令を発し、輸送用誘導弾8の推進装置4を点火させて輸送用誘導弾8を発射させる(ステップS2)。
【0019】
次いで、輸送用誘導弾8の制御装置2は、自己位置表示システムにより自己の位置を割り出して登録された障害物情報と比較することにより、後方操舵翼7を制御して障害物まで飛しょうする(ステップS3)。
【0020】
次に、輸送用誘導弾8の制御装置2は、自己の位置と登録された障害物情報と比較しながら、障害物を越えるまで後方操舵翼7を制御して飛しょうし、障害物を越えた時、前方操舵翼5と後方操舵翼7を機首を下げる方向に操舵を切り、輸送用誘導弾8を急降下させる(ステップS4)。
【0021】
次に、輸送用誘導弾8の誘導装置1で障害物に隠れた目標を赤外線センサ又は電波センサによって検出し、目標を補足する(ステップS5)。
【0022】
次いで、処理に応じて攻撃用誘導弾15の誘導装置9に目標位置情報を送信する(ステップS6)。
【0023】
まず、単体目標を検出した場合は、順位を付けずその目標に対して搭載した攻撃用誘導弾15の誘導装置9に目標位置情報を送信する。
【0024】
複数目標を検出した場合には、目標に対して順位付けをし、順位順に攻撃用誘導弾15の誘導装置9に目標位置情報を送信する。このとき、目標の数が攻撃用誘導弾15の搭載数以上の場合は、搭載した全ての攻撃用誘導弾15の誘導装置9に目標位置情報を送信した時点で送信を終了させる。一方、目標の数が攻撃用誘導弾15の搭載数より少ない場合は、再度順位順に攻撃用誘導弾15の誘導装置9に目標位置情報を送信する。このようにして、全ての搭載した攻撃用誘導弾15の誘導装置9に目標位置情報が送信されるまで続ける。
【0025】
次に、攻撃用誘導弾の誘導装置9が、輸送用誘導弾8の誘導装置1から送信された目標位置情報を基に目標を補足したことを確認後、輸送用誘導弾8の誘導装置固定装置3から攻撃用誘導弾15を切り離す(ステップS7)。
【0026】
すると、攻撃用誘導弾15は、輸送用誘導弾8の誘導装置固定装置3から切り離されたことを検知し、攻撃用誘導弾15の推進装置13を点火し、攻撃用誘導弾15の制御装置10が、攻撃用誘導弾15の誘導装置9に記憶されている目標位置情報を基にして目標へ向かって操舵する(ステップS8)。
【0027】
本発明によれば、山などの障害物に隠れた目標を撃破することができる。また、複数の目標に対しても対処することができる。
【0028】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、上述の実施の形態では、説明の便宜のために各機能を有する部分に個別の名称を付して説明したが、各機能を有する部分を兼用し、或いは、更に細分化して実施するなど種々設計変更可能であるとともにソフトウエアとして実施も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の実施の形態に係る誘導弾の全体構成を示す図。
【図2】誘導弾を制御する場合の制御フローを説明する図。
【符号の説明】
【0030】
1・・・誘導装置、2・・・制御装置、3・・・誘導弾固定装置、4・・・推進装置、5・・・前方操舵翼、6・・・安定翼、7・・・後方操舵翼、8・・・輸送用誘導弾、9・・・誘導装置、10・・・操舵翼、11・・・制御装置、12・・・弾頭、13・・・推進装置、14・・・安定翼、15・・・攻撃用誘導弾。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013