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発明の名称 コンプレッサ用アキュムレータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−16749(P2007−16749A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−201511(P2005−201511)
出願日 平成17年7月11日(2005.7.11)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 椎崎 啓 / 堀畑 秀幸
要約 課題
従来の吐出管の傾き抑制を図ったアキュムレータのように、部品点数を増やすことなく吐出管を2点で支持することにより、吐出管の傾き抑制とコストアップおよび組み立て工数増を低減させること。

解決手段
筒状密閉容器の上部中央に冷媒を吸入する吸入管を、最下部より前記容器を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管を1本以上と、前記吸入管と吐出管上端との間に複数の孔を有するバッフルプレートとを設けているコンプレッサ用アキュムレータにおいて、前記吐出管上端の開口部を前記バッフルプレートに対し、傾斜して開口させ、開口部の一部分が挿入固定される、凸形状部を前記バッフルプレートの中央に設けた構成とした。
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状密閉容器の上部中央に冷媒を吸入する吸入管を、最下部より前記容器を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管を1本以上と、前記吸入管と吐出管上端との間に複数の孔を有するバッフルプレートとを設けているコンプレッサ用アキュムレータにおいて、前記吐出管上端の開口部を前記バッフルプレートに対し、傾斜して開口させ、開口部の一部分が挿入固定される、凸形状部を前記バッフルプレートの中央に設けたことを特徴とするコンプレッサ用アキュムレータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機等の冷凍装置に使用されるコンプレッサ用アキュムレータに関し、1シリンダ形だけでなく、2シリンダ形のコンプレッサに用いられるアキュムレータに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の圧縮機用アキュムレータの構造としては、図3、図4に示すように、上下の端に大きな丸みを持たせた絞り形状をもつ筒状密閉容器1と、その上部中央に冷媒を吸入する吸入管2、最下部より筒状密閉容器1を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管3a、3bが設けられ、さらに吸入管2と吐出管3a、3b上端との間には、上側にメッシュ状で凸面形のフィルタ4と、下側に複数の孔6を有するバッフルプレート5が設けられている。
【0003】
以上のような構造により筒状密閉容器1、上部中央の吸入管2より流入した冷媒は、フィルタ4により冷媒に混入しているゴミ等の異物が除去され、次にバッフルプレート5に当たり、バッフルプレート5に吐出管3a、3b上端の開口部3cを避けて設けられた孔6を通過することでガス冷媒と液冷媒に分離される。吐出管3a、3b上端の開口部3cにはガス冷媒のみが流入し、液冷媒は密閉容器1下部に溜まり、気化後に吐出管3a、3b開口部3cより流入される。
【0004】
図3の特許文献1に記載された多気筒圧縮機用アキュムレータでは、吐出管3a、3bが、筒状密閉容器1の中間部に設置された固定孔8を有する中間板7に挿入固定されている。
【0005】
これにより、吐出管3a、3bは正確かつ容易に取り付けられ、吐出管3a、3bの傾きなどの恐れがなくなり、傾いたことにより発生する吐出管3a、3b上端の開口部3cとバッフルプレート5に設けられた孔6の位置がオーバーラップし、液冷媒を吸ってしまうというような液分離機能に悪影響を与えることがない。さらに吐出管3aと吐出管3bでの接触や、吐出管3a、3bの筒状密閉容器1内壁への接触により発生する異常音を防ぐことができる構成となっている。
【特許文献1】特開2004−360622号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら前記、特許文献1記載の多気筒圧縮機用アキュムレータでは、固定孔8を有する、中間板7という部品が追加で必要となり、中間板7の部品追加によるコストアップおよび組み立て工数増という課題を有していた。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、従来のように部品点数を増やすことなく、吐出管を2点で支持することにより正確かつ容易に、吐出管の傾きを抑えることが出来るコンプレッサ用アキュムレータを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記従来の課題を解決するために、本発明のコンプレッサ用アキュムレータは、吐出管上端の開口部をバッフルプレートに対し、傾斜して開口させ、開口部の一部分が挿入固定される、凸形状部を前記バッフルプレートの中央に設けた構成となっている。
【0009】
これによって、部品点数を増やすことなく、吐出管を筒状密閉容器の最下部とバッフルプレートに設けられた凸形状窪みの2点で支持することができ、正確かつ容易に、吐出管の傾きを抑えることができ、従来同様の液分離機能が果たせるとともに、吐出管の傾きによる接触での異常音発生を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明のコンプレッサ用アキュムレータは、前記構成を有し、部品点数を増やすことなく、従来同様な機能が果たせ、部品点数追加によるコストアップおよび組み立て工数増を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0012】
一般的な、従来のアキュムレータ付き縦型2シリンダ形ロータリーコンプレッサにおいて、密閉容器内には、下方に回転により冷媒ガスを圧縮するロータリ式の圧縮要素と、上方にその圧縮要素を回転駆動する電動要素とを配置しており、アキュムレータは、コンプレッサの密閉容器側壁に立てて配置され、アキュムレータは吸入される冷媒をガス冷媒と液冷媒に分離し、ガス冷媒を圧縮要素へ送りこんでいる。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコンプレッサ用アキュムレータの縦断面図である。図2は、図1のA方向から見たバッフルプレートと吐出管上端開口部の位置関係図である。
【0014】
図1、図2に示すように、筒状密閉容器1には、その上部には冷媒を吸入する吸入管2と、最下部より容器1を貫通し内部上方まで立ち上がる冷媒吐出用の吐出管3a、3bを有し、さらに吸入管2と吐出管3a、3b上端との間には、上側にフィルタ4と、下側に複数の孔6を有するバッフルプレート5が設けられている。
【0015】
吐出管3a、3b上端の開口部3cをバッフルプレート5に対し、傾斜して開口させ、バッフルプレート5に開口部3cの一部分が挿入固定される、凸形状部9を設けた構成としている。
【0016】
かかる構成によれば、筒状密閉容器1の中間部に中間板7のような固定部を設けることなく、吐出管3a、3b上端の開口部3cの一部分がバッフルプレート5に挿入固定されることで、筒状密閉容器1の最下部での吐出管3a、3b固定が正確かつ容易にでき、管3a、3bの傾きを抑制することができる。
【0017】
これにより部品点数を増やすことなく、従来同様な液分離機能が果たせるとともに、部品点数追加によるコストアップおよび組み立て工数増を低減することができる。
【0018】
なお前記、実施の形態の図1での吐出管3は、2本の2シリンダ形のタイプのものであるが、これに限定されるものではなく、吐出管3が1本の1シリンダ形のタイプの場合においても同様な効果作用を得ることができる。
【0019】
また吐出管3a、3b上端の開口部3cの傾斜方向についても前記、実施の形態の図1に限定されるものではなく、どの方向であったとしても同様な効果作用を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明のコンプレッサ用アキュムレータは、1シリンダ形、2シリンダ形に関わらずアキュムレータを有する、あらゆるコンプレッサに適応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明第1の実施形態におけるコンプレッサ用アキュムレータの縦断面図
【図2】図1のA方向から見たバッフルプレートと吐出管上端開口部の位置関係図
【図3】従来のコンプレッサ用アキュムレータの縦断面図
【図4】図3のA方向から見たバッフルプレートと吐出管上端開口部の位置関係図
【符号の説明】
【0022】
1 筒状密閉容器
2 吸入管
3a 吐出管
3b 吐出管
3c 開口部
4 フィルター
5 バッフルプレート
6 孔
7 中間板
8 固定孔
9 凸形状部




 

 


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