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発明の名称 給湯装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−10221(P2007−10221A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191415(P2005−191415)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 竹村 修一
要約 課題
熱源機の動作中から浴室換気用の換気装置を運転するようにして、浴室に結露を発生しにくくし、且つ、カビなど発生させないようにする給湯装置を安価に提供する。

解決手段
燃焼バーナ3を有する熱源機1より供給される湯水を利用して浴槽への注湯やシャワーを行う浴室に取り付けた換気用の換気装置42と、前記燃焼バーナ3が燃焼動作に移行したことを検出する燃焼センサ41と、前記燃焼センサ41からの信号で前記換気装置42の動作を制御する制御部5とを備え、前記制御部5は、前記燃焼センサ41からの信号に応じて換気装置42の動作条件を変更するようにしたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
燃焼バーナを有する加熱器より供給される湯水を利用して浴槽への注湯やシャワーを行う浴室に取り付けた換気用の換気装置と、前記燃焼バーナが燃焼動作に移行したことを検出する燃焼センサと、前記燃焼センサからの信号で前記換気装置の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記燃焼センサからの信号に応じて換気装置の動作条件を変更するようにした給湯装置。
【請求項2】
制御部は、燃焼センサからの燃焼動作移行信号を入力してから第1の所定時間T1を経過すると、換気装置を駆動するようにした請求項1記載の給湯装置。
【請求項3】
換気装置が駆動開始してからの第2の所定時間T2が経過した後に前記換気装置を停止するようにした請求項1または2記載の給湯装置。
【請求項4】
表示装置を有するリモコンを備え、燃焼センサからの燃焼動作移行信号が入力されると、換気装置の運転状況を前記表示装置に表示するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載の給湯装置。
【請求項5】
制御部は、換気装置の動作条件として駆動開始初期は弱運転で、時間経過とともに中運転、強運転と変化させるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室に湯を供給する給湯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の浴室暖房乾燥機は、入浴が完了すると自動的に浴室の換気と乾燥運転を行うように構成して、最後の入浴者が換気乾燥運転スイッチを押し忘れた際にこれを担保するもので、浴室内に人体センサを設け該センサが人体を検知しなくなった場合に、制御回路が自動的に浴室乾燥装置を一定時間運転することにより、カビの発生を防止している(例えば特許文献1参照)。
【0003】
従来例で、入浴が終了し浴室3から出る時に、浴室換気用の浴室乾燥運転スイッチ1をONして所定時間換気させることにより、換気装置2を運転させ浴室3を乾燥させるが、押し忘れを防止する為、人体センサとして例えば音センサ4を浴室内に取り付け、この音センサ4で検出された直近の音信号の出力後、一定時間経過しても次の信号が入力されない場合に、自動換気乾燥制御回路は、入浴終了と判断して、一定時間換気又は乾燥又は暖房運転を行うものである。
【0004】
また、本特許文献中には熱源機の動作信号に基づき、自動換気乾燥制御回路が一定時間の換気又は乾燥又は暖房運転を行うようにしたことが開示されている。
【特許文献1】特開2002−168488号公報(第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記従来の構成は、入浴が終了したことを判断したのち、一定時間の換気又は乾燥又は暖房運転を行うようにしたもので、入浴終了を判断するために浴室内に音センサ等を新規に設け人体の有無を判断する構成が必要であったり、また、熱源機の動作で入浴終了を判断する場合は湯の使い方によって動作が異なるため、全ての動作より入浴終了を特定することが困難であり、完全な状態で換気、乾燥運転を行うことができないという課題を有していた。
【0006】
さらに、従来のように入浴終了後に浴室乾燥を行う場合は、入浴中の湿気が全て浴室内に滞留することになり、浴室の壁面等には既に多くの結露が発生していることが多く、必然的に換気する時間が長くなり、省エネに反するものでもあった。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、熱源機の動作中から浴室換気用の換気装置を運転するようにして、浴室に結露を発生しにくくし、且つ、カビなど発生させないようにする給湯装置を安価に提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記課題を解決するために、燃焼バーナを有する加熱器より供給される湯水を利用して浴槽への注湯やシャワーを行う浴室に取り付けた換気用の換気装置と、前記燃焼バーナが燃焼動作に移行したことを検出する燃焼センサと、前記燃焼センサからの信号で前記換気装置の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記燃焼センサからの信号に応じて換気装置の動作条件を変更するようにしたものである。
【0009】
上記発明によれば、熱源機が燃焼を開始し注湯動作等により浴室内の湿気が増大する条件となったときに所定の動作条件で動作を開始するようにしているため、従来の入浴終了
後に行う場合に比べて湿気が少ない状態で換気、乾燥動作を行うことができ、カビの発生をより少なく抑える効果があるとともに、熱源機の燃焼開始という一定の条件で換気、乾燥動作を行うことができ、これまでのようにわざわざ音センサ等を浴室に新規に設けなくてもよく、構成の簡素化を図ることができるものである。
【発明の効果】
【0010】
以上のように本発明の給湯装置によれば、従来の入浴終了後に行う場合に比べて湿気が少ない状態で換気、乾燥動作を行うことができ、カビの発生をより少なく抑える効果があるとともに、熱源機の燃焼開始という一定の条件で換気、乾燥動作を行うことができ、これまでのようにわざわざ音センサ等を浴室に新規に設けなくてもよく、構成の簡素化を図ることができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
第1の発明は、燃焼バーナを有する加熱器より供給される湯水を利用して浴槽への注湯やシャワーを行う浴室に取り付けた換気用の換気装置と、前記燃焼バーナが燃焼動作に移行したことを検出する燃焼センサと、前記燃焼センサからの信号で前記換気装置の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記燃焼センサからの信号に応じて換気装置の動作条件を変更するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
そして、熱源機が燃焼を開始し注湯動作等により浴室内の湿気が増大する条件となったときに所定の動作条件で動作を開始するようにしているため、従来の入浴終了後に行う場合に比べて湿気が少ない状態で換気、乾燥動作を行うことができ、カビの発生をより少なく抑える効果があるとともに、熱源機の燃焼開始という一定の条件で換気、乾燥動作を行うことができ、これまでのようにわざわざ音センサ等を浴室に新規に設けなくてもよく、構成の簡素化を図ることができるものである。
【0013】
第2の発明は、制御部は燃焼センサからの燃焼動作移行信号を入力してから第1の所定時間T1を経過すると、換気装置を駆動するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
そして、熱源機の動作を開始し入浴の準備を始めてから所定時間後に換気装置を駆動させることで、前記所定時間を任意に設定すれば、入浴開始時または入浴中または入浴終了後というように任意のタイミングから換気、乾燥動作を開始させることが可能となり、これまでのようにわざわざ音センサ等を浴室に新規に設けなくてもよく、構成の簡素化を図ることができ、使用者の入浴パターンに合わせて設定することで、換気、乾燥効果も適正に確保することができるものである。
【0015】
第3の発明は、換気装置が駆動開始してからの第2の所定時間T2が経過した後に前記換気装置を停止するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
そして、換気、乾燥動作を開始してから所定時間で停止するようにしているため、切り忘れがなく、また、使用者がいちいち換気装置の入切操作を行う必要がなく、使い勝手のよいものとなる。
【0017】
第4の発明は、表示装置を有するリモコンを備え、燃焼センサからの燃焼動作移行信号が入力されると、換気装置の運転状況を前記表示装置に表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0018】
そして、浴室の換気装置を運転させていることをリモコンの表示装置に表示させるので、台所等にいながらにして、換気装置が運転されていることを知ることができるので、わざわざ浴室へ行って換気装置が運転されていることを確認する必要がない。
【0019】
第5の発明は、制御部は換気装置の動作条件として駆動開始初期は弱運転で、時間経過とともに中運転、強運転と変化させるようにしたことを特徴とするものである。
【0020】
そして、熱源機の動作開始初期に行う換気、乾燥運転は入浴初期で浴室内の湿気も少ない状態であるため弱運転とし、入浴中における騒音低減や換気による浴室内温度の低下防止をし、湿気が多くなる入浴終了に近づくに連れ運転能力を大きくして換気、乾燥効果を得るようにしているため、使用実態に即した換気、乾燥運転を行うことができる。
【0021】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。なお、本実施例によって本発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0022】
以下、本発明の実施例について、図1〜図6を参照しながらを説明する。
【0023】
(実施例1)
図1において、1は給湯装置であり、その内部には熱交換器2、ガスバーナ3、送風ファン4、本体コントローラ5を備えている。6は給湯装置を遠隔操作すると共に給湯温度・時刻等の操作情報を画面に表示する表示部7を有するリモコンであり、リモコンコントローラ8を内蔵してある。
【0024】
9は熱交換器2に至る入水管、10は熱交換器2から後述する給湯カランに至る出湯管である。入水管9および出湯管10からなり熱交換器2に接続する通水管11にはその上流側から水管内の通水量を検出する水量センサ12および入水温度を検出する入水温度センサ13を設けている。出湯管10には熱交換器2により加熱された湯温を検出する出湯温度センサ14を設けてある。この温度センサ14は湯水を混合させた後の湯温を検出するものであってもよい。
【0025】
15はガスバーナ3に至るガス管であり、このガス管15にはガス通路を開閉する駆動部材としてのガス電磁弁16、ガス比例弁17等を設けてある。18はイグナイター等の点火電極であり、41は燃焼検出手段でありガスバーナ3が燃焼中であることを検出する。本体コントローラ5とリモコンコントローラ8とは通信用インターフェース20を介して接続され、出湯温度センサ14、水量センサ12の他各種センサからの検出信号に基づいて給湯装置本体の状態を判定するともに、リモコン6からの制御信号に基づいて給湯装置本体の各部(例えばガス電磁弁、ガス比例弁等)の動作を制御するものである。
【0026】
また、本体コントローラ5と浴室換気装置42も通信用インターフェース20を介して接続されている。そして、本体コントローラ5に燃焼検出手段41からガスバーナ3が燃焼動作に移行したという信号が入力されると、通信用インターフェース20を介して浴室換気装置42に所定の信号を送信して所定の動作条件で駆動を開始する。例えば、初期所定期間は弱運転で動作を行うような信号を送信し、所定期間経過すると中運転で動作を行う信号を送信し、さらに所定期間経過すると強運転で動作を行う信号を送信する。
【0027】
また、別の動作条件としては、燃焼動作移行後第1の所定期間は浴室換気装置42の動作を停止させておく信号を送信し、所定期間経過後動作開始信号を送信するようにしてもよい。
【0028】
図2は、本発明の給湯装置で人が入浴した時に燃焼検出手段41の信号を用いて浴室に設けられた換気用の換気装置を動かす実施例のフローチャートである。
【0029】
図2において、ユーザーがシャワーを使用するために給湯カランを「開」すると(ステップ1)、機器の燃焼が開始する(ステップ2)。燃焼検出手段41により燃焼がされると(ステップ3)、自動的に浴室換気装置42を運転し(ステップ4)、カビ等の発生を防止させることが出来、且つ、給湯装置に内蔵の燃焼センサ41を使用するので、特別なセンサが無くても換気装置を制御出来る。したがって、人が入浴した時に換気装置42を運転させるので、入浴中に湯気が排出されて、浴室の湯気は換気装置42により排出され、浴室が乾燥し、浴室の壁面に結露 が発生しにくくなるので、結果としてカビ発生がしにくくなるものである。
【0030】
(実施例2)
図3は燃焼を検出してから、第1の所定時間T1経過した場合に、換気装置42を運転させる実施例のフローチャートである。図2とはステップ6が異なっている。すなわち、ユーザーがシャワーを使用するために給湯カランを「開」すると(ステップ1)、機器の燃焼が開始する(ステップ2)。燃焼検出手段41により燃焼が検知され(ステップ3)、第1の所定時間T1経過してから(ステップ6)、自動的に浴室の換気装置42を運転させる(ステップ4)。所定時間T1としては、例えば10分とか30分経過したら、換気装置42を運転させるものである。また、所定時間T1はリモコン6にて自由にユーザーが設定できるようにしても良い。入浴中は静かなところで入浴したい人や、冬場の寒い時には浴室から出たあとに換気したい人もいるので、入浴が終了した後、換気装置42を運転させる様にしている。
【0031】
(実施例3)
図4は換気装置の運転を停止させる実施例のフローチャートである。換気装置42が運転を開始して(ステップ4)、第2の所定時間T2経過してから(ステップ7)、換気装置42の運転を停止させるものである(ステップ8)。所定時間T2としては、例えば、45分とか一時間経過した後、運転を停止させるものである。また、所定時間T2はリモコン6にて自由にユーザーが設定できるようにしても良い。第2の所定時間T2経過した時には、浴室は乾燥され、カビ等の発生が防止される。
【0032】
(実施例4)
図5は人が浴室に入ったことを検出した時、浴室に設けられた換気用の換気装置を運転させている内容をリモコン6の表示装置7に表示させる実施例のフローチャートである。燃焼検出手段41により燃焼が検知され(ステップ3)、自動的に浴室の換気装置42を運転されると(ステップ4)、リモコン6の表示装置7(ステップ9)に表示させるものである。
【0033】
このことによって、浴室に人がいなくなって所定時間T1経過後、例えば10分とか30分経過した後は、台所等のリモコンの設置されている場所で浴室の換気装置42が運転していることを確認することが出来るので、いちいち換気装置42が運転しているかどうかを、浴室21へ行って確認する必要がない。
【0034】
(実施例5)
図5において、換気装置42を運転する場合に、燃焼検出手段41により燃焼がされたことを検出した時にするか、第1の所定時間T1経過してからにするかの選択ができる実施例のフローチャートである。
【0035】
あらかじめリモコンの選択スイッチ43で換気装置42の運転を、燃焼検出手段41により燃焼がされたことを検出した時にする設定にしておけば、燃焼検出手段41により燃焼が検出した時に(ステップ3)、浴室21の換気装置42を運転することにより(ステップ10→ステップ11)、入浴中に水滴が壁等に付着することを防止しカビ等が発生し
にくくすることが出来る。
【0036】
一方、リモコンの選択スイッチ43で換気装置42の運転を、第1の所定時間T1経過してから行う設定にしておけば、燃焼検出手段41により燃焼が検出して(ステップ3)、所定時間T1経過してから(ステップ10→ステップ6)、浴室換気装置42の運転を行うことも出来る(ステップ4)。第1の所定時間T1経過してから、浴室の換気装置42を運転するので、入浴中は静かに入浴をして、入浴後に浴室換気を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の給湯装置の構成図
【図2】本発明の実施例1の給湯装置の動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の実施例2の給湯装置の動作を説明するフローチャート
【図4】本発明の実施例3の給湯装置の動作を説明するフローチャート
【図5】本発明の実施例4、5の給湯装置の動作を説明するフローチャート
【符号の説明】
【0038】
1 給湯装置(熱源機)
3 ガスバーナ(燃焼バーナ)
5 本体コントローラ(制御部)
6 リモコン
7 表示部
21 浴室
41 燃焼検出手段(燃焼センサ)
42 浴室換気装置




 

 


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