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発明の名称 空気調和機の室外機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−10192(P2007−10192A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−189424(P2005−189424)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 高本 和久
要約 課題
室外機と室内機を配管接続するとき、接続配管を室外機熱交換器側で、接続配管を整理する。その時熱交換器が接続配管で妨害され、熱交換する面積が少なくなり性能が低下する。また接続配管を室外機の裏面で整理するため壁面との間に広いスペ−スが必要となり、また天板の強度も弱く室外機本体の振動が発生するという課題を有していた。

解決手段
天板3に凹状の溝12を設けることにより室外機1と室内機を接続する場合、天板3の凹状の溝12に接続配管11を嵌め込むことで室外機1の熱交換器8側に接続配管11を通す必要がなくなり、接続配管11で熱交換器8を妨害すること防止できる。また室外機吸込み面の熱交換器8と壁面14との空間スペ−スを最小限に抑えることができ、さらに天板3の強度も向上し静音化もはかることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
底板と、天板と、吹出グリルを有する前板と、左右の側板と、後面に配設された熱交換器とを備えて構成された室外機箱体を備え、前記天板の長手方向に少なくとも室内機との接続配管が収まる凹状の溝を設け、前記側板の一方より出た接続配管を前記天板の溝を通して前記側板の他方側へ引き回すことができるようにしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
【請求項2】
天板に設けられた凹状の溝の上部に封止板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項3】
底板と、天板と、吹出グリルを有する前板と、左右の側板と、後面に配設された熱交換器とで構成された室外機箱体を備え、前記室外機箱体の底面の長手方向に少なくとも室内機との接続配管が収まる通路を設け、前記側板の一方より出た接続配管を前記通路を通して前記側板の他方側へ引き回すことができるようにしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
【請求項4】
底板の底面に凹状の溝を形成して接続配管が収まる通路を設けたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の室外機。
【請求項5】
室外機箱体の底面の四隅近傍にそれぞれ脚を配設するとともに、底板の底面に凹状の溝を形成して接続配管が収まる通路を設けたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の室外機。
【請求項6】
室外機箱体の底面の四隅近傍にそれぞれ所定の高さの脚を配設して接続配管が収まる通路を設けたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の室外機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は空気調和機の室外機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、一般的に空気調和機の室内機と室外機を接続配管にて接続し、特に室外機から出た配管を反対側側面方向に引き回す場合、室外機の後面(室外熱交換側)を通すのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図10は、従来の空気調和機の室外機の斜視図を示すものである。図10に示すように、底板2と天板3と吹出グリル4を有した前板5と左側板6と右側板7と後面に配設された熱交換器8とにより直方体形状の箱体に構成され、底面の短手方向に2本の脚9を有した空気調和機の室外機1において、右側板7に設けられた配管取出口10から出た接続配管11を左側板6側に接続させる場合、大抵接続配管11を人目につきにくい室外機1の後面(室外熱交換器8側)を通し、配管接続作業をされる構成となっている。
【特許文献1】特開2003−74910号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、室外機内部で接続された接続配管を右側板に設けられた配管取出口から取り出し室内機に配管接続するとき、室外機設置場所より左方向に配管を引き回す場合、接続配管は室外機箱体の後側の熱交換器前面を通して接続配管を整理することが一般的である。しかしその場合、室外機内部の送風機による熱交換器の外気吸い込みが接続配管で妨害され、熱交換する面積が少なくなり空気調和機の性能が低下する。また、接続配管を室外機の後面で整理するため、室外機吸込み面と裏側壁面との間に配管を収納したり作業したりする広い空間スペ−スが必要になる。また、室外機を2段積みにして設置したときには、上段の接続配管が宙に浮いた状態となって、外観を損なうとともに作業性も悪いものであった。さらに、天板も平板状に近く、強度が不足して室外機本体の振動による騒音が発生しやすいという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、天板に凹状の溝を設けることにより室外機設置場所より左方向に接続配管を引き回す場合、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されること防止し、また室外機吸込み面と後側壁面との空間スペ−スを最小限に抑えるとともに設置時の外観と作業性を向上し、さらに天板の強度を上げることで静音化を図ることができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機用室外機は、天板の長手方向に少なくとも室内機との接続配管が収まる凹状の溝を設けることにより、接続配管を反対側の側板方向に引き回す場合には接続配管をこの溝に収納することができ、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されること防止し、また、天板の強度を上げることができる。
【0007】
また、室外機箱体の底面の長手方向に少なくとも室内機との接続配管が収まる通路を設けることにより、接続配管を反対側の側板方向に引き回す場合には接続配管をこの通路に収納することができ、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されること防止することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の空気調和機の室外機は、接続配管を室外機箱体の天板の溝又は底面の通路に収納することにより、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されることを防止することで、空気調和機自体の性能が低下を防止することができる。また、室外機設置において、室外機吸込み面と後側壁面との空間スペ−スを最小限に抑えるとともに、設置時の外観と作業性を向上することができ、さらに天板の強度を上げることで静音化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、底板と、天板と、吹出グリルを有する前板と、左右の側板と、後面に配設された熱交換器とで構成された室外機箱体を備え、前記天板の長手方向に少なくとも室内機との接続配管が収まる凹状の溝を設け、前記側板の一方より出た接続配管を前記天板の溝を通して前記側板の他方側へ引き回すことができるようにしたことにより、接続配管を反対側の側板方向に引き回す場合には接続配管をこの溝に収納することができ、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されること防止することで、空気調和機自体の性能が低下を防止することができる。また、室外機吸込み面と後側壁面との空間スペ−スを最小限に抑えるとともに、設置時の外観と作業性を向上することができ、さらに天板の強度も向上して静音化も図ることができる。
【0010】
第2の発明は、特に、第1の発明の空気調和機の室外機において、天板に設けられた凹状の溝の上部に封止板を設けることにより、接続配管の浮き上がりなどを防止することができ、接続配管後の室外機の外観を向上することができる。
【0011】
第3の発明は、底板と、天板と、吹出グリルを有する前板と、左右の側板と、後面に配設された熱交換器とで構成された室外機箱体を備え、前記室外機箱体の底面の長手方向に少なくとも室内機との接続配管が収まる通路を設け、前記側板の一方より出た接続配管を前記通路を通して前記側板の他方側へ引き回すことができるようにすることにより、接続配管を反対側の側板方向に引き回す場合には接続配管をこの通路に収納することができ、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されること防止することで、空気調和機自体の性能が低下を防止することができる。また、室外機吸込み面と後側壁面との空間スペ−スを最小限に抑えるとともに、設置時の外観と作業性を向上することができる。
【0012】
第4の発明は、特に、第3の発明の空気調和機の室外機において、底板の底面に凹状の溝を形成して接続配管が収まる通路を設けたものであり、さらに底板の強度向上を図ることができる。
【0013】
第5の発明は、室外機箱体の底面の四隅近傍にそれぞれ脚を配設するとともに、底板の底面に凹状の溝を形成して接続配管が収まる通路を設けたもので、脚の高さと溝とで断熱材を含めた配管の直径以上の空間を確保すればよく、溝が浅くて済むため成形が容易になる。
【0014】
第6の発明は、室外機箱体の底面の四隅近傍にそれぞれ所定の高さの脚を配設して接続配管が収まる通路を設けたものであり、脚の高さだけで断熱材を含めた配管の直径以上の空間を確保するもので、通路が長手方向だけでなく短手方向にも形成でき、底面の任意の場所から任意の方向へ配管を配設することができて設置の自由度が向上する。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外機の斜視図、図2は室外機の天板の断面図、図3は室外機の壁面設置の状態を示す平面図である。
【0017】
図1、図2において、本発明の空気調和機の室外機1は、2個の脚1を底面に有する底板2と、天板3と、室外ファン(図示せず)を保護するために設けられた吹出グリル4を有する前板5と、左側板6および右側板7と、後面に熱交換器8とを備えて箱体に構成されている。長方形の天板3の長手方向には、接続配管11が収納できるだけの幅と深さを有する凹状の溝12を設けている。室外機1は室内機(図示せず)と接続配管11により接続され、接続配管11は往路11aと復路11bとの2本からなって、それぞれ配管断熱材11cにより保温されている。室外機1の内部で右側板7側には、接続配管11の一方の端を接続する操作弁13が2本分配設され、接続配管11は右側板7の配管取出口10を貫通するように構成されている。
【0018】
以上のように構成された空気調和機について、以下その作用を説明する。例えば、図3に示すように室外機1を室外機後面の熱交換器8側を壁14際に寄せて設置した上、室内機の位置などにより接続配管11を左側板6側に引き回す場合を考える。このような場合には、図1に示すように、配管取出口10より引き出した接続配管11を右側板7に沿って天板3まで立ち上げ、天板3位置で左側板6方向へ折り曲げる。こうして方向転換した接続配管11を天板3の溝12に嵌め込んで収納する。
【0019】
このように、天板3の凹状の溝12に接続配管11を収納することで室外機後面の熱交換器8側と壁14との間に接続配管11を通す必要がなくなるため、接続配管11で熱交換器8を妨害すること防止し、また室外機後面の熱交換器8と壁14との空間スペ−スを最小限に抑えるとともに、作業性を向上することができる。また、天板3の強度も向上して振動を防止し、静音化を図ることができる。
【0020】
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の室外機の斜視図、図5はその室外機の天板の断面図、図6はその室外機を複数台縦方向に設置した斜視図である。
【0021】
図4〜図6において、天板3に設けられた凹状の溝12に接続配管11を嵌め込んだ後、封止板16で溝12を覆っている。このように構成することにより、接続配管11が溝12からはみ出さないようにして接続配管11の変形や破損などを防止することができ、また室外機1を設置後の外観を向上することができる。
【0022】
また、図6に示すように室外機1を縦方向に複数台設置した場合でも、接続配管11の変形や破損などの防止はもちろんのこと、前後にはみ出したりして外観を損なうことがなく、作業性を向上することができる。なお、縦方向設置の場合には強固な転倒防止の方策が図られることは言うまでもない。
【0023】
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の室外機の斜視図、図8はその室外機の底板の斜視図、図9(a),(b),(c)は、図8の断面図でそれぞれ異なった実施例を示すものである。図9(a)は、底板2aの底面に逆凹状で接続配管11が通過できる所定の寸法を有する溝15を設け、2本の脚9aが配設された部分だけは囲まれた形状の配管通路15aとしたものである。図9(b)は、溝15bを浅めに形成し、脚9bを分割して底板2bの四隅近傍に配設し、溝15bの深さと脚9bの高さとで接続配管11が通過できる所定の寸法を確保して配管通路15bとしたものである。図9(c)は、底板2cには溝15は設けず、分割して配設した脚9cの高さを接続配管11が通過できる所定の寸法として配管通路15cとしたものである。
【0024】
図7〜図9(a)および図9(b)において、底板2,2a,2bの底面に下向きの凹状で接続配管11が通過できる寸法を有する溝を設けて配管通路15,15a,15bとしている。これにより、室外機1の設置場所により右側板7側から左側板6側へ接続配管11を引き回す場合、底板2,2a,2bの底面に設けられた配管通路15,15a,15bに接続配管11を通して室内機と接続することにより、室外機後面の熱交換器8が接続配管11で妨害されることを防止し、また室外機後面と壁14との空間スペ−スを最小限に抑えることができる。また、底板2,2a,2bの強度を向上することができる。
【0025】
中でも図9(b)の配管通路15bは、脚9bの高さと底板2bの溝とで断熱材を含めた接続配管11の直径以上の空間を確保すればよく、溝深さが浅くて済むため成形が容易になるとともに、室外機1を短手方向に傾けることで接続配管11を配管通路15bに通すことが可能となって作業性が向上する。
【0026】
図9(c)においては、底板2cには溝を設けずに、分割して配設した脚9cの高さを接続配管11が通過できる寸法を確保することによって配管通路15cを形成しており、この場合に限っては底板2cの下部は脚9c部分を除いて全体に接続配管11を通すことができ、底面2cの任意の場所から任意の方向へ接続配管11を引き回して配設することができて設置の自由度が向上する。
【産業上の利用可能性】
【0027】
以上のように、本発明にかかる空気調和機の室外機は、室外機吸込み面の熱交換器が接続配管で妨害されることを防止することで、空気調和機自体の性能が低下を防止することができる。また室外機設置において、室外機吸込み面と裏側壁面との空間スペ−スを最小限に抑えることが可能となるので、床置きタイプの空気調和機の室内機等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施の形態1における空気調和機の室外機の斜視図
【図2】同空気調和機の室外機の天板の断面図
【図3】同空気調和機の室外機の設置状態の平面図
【図4】本発明の実施の形態2における空気調和機の室外機の斜視図
【図5】同空気調和機の室外機の天板の断面図
【図6】同空気調和機の室外機複数台設置時の斜視図
【図7】本発明の実施の形態3における空気調和機の室外機の斜視図
【図8】同空気調和機の室外機の底板の斜視図
【図9】(a),(b),(c)同空気調和機の室外機の底板の断面図
【図10】従来の空気調和機の室外機の斜視図
【符号の説明】
【0029】
1 空気調和機の室外機
2 底板
3 天板
4 吹出グリル
5 前板
6 左側板
7 右側板
8 熱交換器
9,9(a),9(b),9(c) 脚
11 接続配管
12 溝
15,15(a),15(b),15(c) 配管通路
16 封止板




 

 


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