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発明の名称 換気ユニット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−3086(P2007−3086A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183150(P2005−183150)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 菅田 裕治 / 中村 隆一 / 荒木 孝一 / 伊藤 温元
要約 課題
換気ユニットを住宅に設置する際の柱、梁、間取り等の制約を受けずに、ダクトの急激な曲がりや、つぶれを回避し、さらに、ダクト接続や引き回しを容易にできる換気ユニットを提供することを目的としている。

解決手段
送風部1の側面には複数のダクトを接続したチャンバー部5が接続され、複数の側面にはチャンバー部5と連通する開口部8を有し、一つの開口部8にはチャンバー部5を接続し、他の開口部8は封止し、吹出口9を開口部8に対応させて設置することにより、チャンバー部5とダクトが接続しやすい位置に設けることができるという作用を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
送風部には給気用ファンケーシングと排気用ファンケーシングを備え、前記送風部の側面には熱交換器部を備え、また、前記送風部の他の側面にはチャンバー部が接続され、前記チャンバー部に複数のダクトを接続し、前記送風部の複数の側面には、前記チャンバー部と連通する開口部を有し、一つの前記開口部には前記チャンバー部を接続し、他の前記開口部は封止し、前記給気用ファンケーシングの吹出口を前記開口部に対応させて設置することを特徴する換気ユニット。
【請求項2】
給気用ファンケーシングの吹出口の先端を三角形状のつめにしたことを特徴とする請求項1記載の換気ユニット。
【請求項3】
給気用ファンケーシングの吹出口を複数設け、それぞれの前記吹出口を開口部に対応させたことを特徴とする請求項1または2記載の換気ユニット。
【請求項4】
開口部を封止するためのダンパーを設け、ダンパーの動作位置を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の換気ユニット。
【請求項5】
ダンパーをモーターにて駆動し、前記ダンパーの動作位置を変更することを特徴とする請求項4記載の換気ユニット。
【請求項6】
第一部材を設け、前記第一部材にて給気用ファンケーシングの吹出口数を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の換気ユニット。
【請求項7】
第二部材を設け、前記第二部材にて給気用ファンケーシングの吹出口数の変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の換気ユニット。
【請求項8】
ダンパーに、チャンバー部に設けた支持棒を設け、前記ダンパーの動作位置を変更することを特徴とする請求項4記載の換気ユニット。
【請求項9】
チャンバー部に設けた支持棒だけで風向を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の換気ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダクトを用いて家全体に均一に新鮮空気を導入し、汚れた空気を屋外に排出しながら換気を行う、換気ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の換気ユニットでは、換気ユニットの複数ダクト接続口の給気吹出口に、各居室にダクトを用いて新鮮空気を供給し、室内の汚れた空気は廊下等より吸いこんで、換気ユニットを介して熱交換され屋外に排出されている換気ユニットが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2002−372276号公報(第2図)
【特許文献2】特開2005−3345号公報(第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような従来の換気ユニットは、住宅の造り、間取りによって換気ユニットの設置場所に制約を受け、換気ユニット吹出口前方に柱、梁、または、吹出口方向と反対側にダクトを引き回す場合など、ダクトを急激に曲げたり、ダクトつぶれによって、ダクト圧力損失が増加してしまい、各居室への必要風量が得られないという課題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、換気ユニットを住宅に設置する際の柱、梁、間取り等の制約を受けずに、換気ユニットのチャンバー部取り付け位置を移動させるだけで、ダクトの急激な曲がりや、つぶれを回避し、さらに、ダクト接続や引き回しを容易にできる換気ユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の換気ユニットは上記目的を達成するために、送風部には給気用ファンケーシングと排気用ファンケーシングを備え、前記送風部の側面には熱交換器部を備え、また、前記送風部の他の側面にはチャンバー部が接続され、前記チャンバー部に複数のダクトを接続し、前記送風部の複数の側面には、前記チャンバー部と連通する開口部を有し、一つの前記開口部には前記チャンバー部を接続し、他の前記開口部は封止し、前記給気用ファンケーシングの吹出口を前記開口部に対応させて設置するものである。
【0006】
この手段により、チャンバー部の移動と、送風部の複数の面に設けた開口部に、給気用ファンケーシングの開口部を移動させるだけで、前記チャンバー部とダクトが接続しやすい位置に設けることができ、また、前記チャンバー部のダクト接続口正面に柱、梁がある場合は、前記チャンバー部の位置を変え前記ダクトの接続が容易にでき、無理な施工におけるダクトのつぶれ、急激な曲がりを避けることができ、前記ダクトを換気ユニット本体から上方向に立ち上げる場合などにも、前記ダクトの曲がり数を少なくできるため、前記ダクト圧力損失における風量低下を低減できる換気ユニットが得られる。
【0007】
また、給気用ファンケーシングの吹出口の先端を三角形状のつめにしたものである。
【0008】
この手段により、給気用ファンケーシングを開口部に移動して簡単に固定することができる換気ユニットが得られる。
【0009】
また、給気用ファンケーシングの吹出口を複数設け、それぞれの前記吹出口を開口部に対応させたものである。
【0010】
この手段により、給気用ファンケーシングの吹出口が複数あるため、チャンバー部取り付け位置を容易に選択でき、現場設置時のダクト引き回しに応じて選択できる換気ユニットが得られる。
【0011】
また、開口部を封止するためのダンパーを設け、ダンパーの動作位置を変更するものである。
【0012】
この手段により、チャンバー部を取り付けていない開口部への風の流れをとめ、チャンバー部へスムーズに風を流入することができる換気ユニットが得られる。
【0013】
また、ダンパーをモーターにて駆動し、前記ダンパーの動作位置を変更するものである。
【0014】
この手段により、モータでダンパーの動作位置を変更することで、人間のポカミスでダンパーの半開き等がなくなり、チャンバー部を取り付けていない開口部への風の流れを確実に止め、チャンバー部に風を流入することができる換気ユニットが得られる。
【0015】
また、第一部材を設け、前記第一部材にて給気用ファンケーシングの吹出口数を変更するものである。
【0016】
この手段により、吹出向きを変えたり、第一部材を加工することで複数の方向ならびに吹出口数の変更ができる換気ユニットが得られる。
【0017】
また、第二部材を設け、前記第二部材にて給気用ファンケーシングの吹出口数の変更するものである。
【0018】
この手段により、吹出向きを変えたり、第二部材を加工することで複数の吹出口に風量を振り分けることができる換気ユニットが得られる。
【0019】
また、ダンパーに、チャンバー部に設けた支持棒を設け、前記ダンパーの動作位置を変更するものである。
【0020】
この手段により、チャンバー部に設けた支持棒によってダンパーの位置を変更し、チャンバー側に風を流すことのできる換気ユニットが得られる。
【0021】
また、チャンバー部に設けた支持棒だけで風向を変更するものである。
【0022】
この手段により、チャンバー部に設けた支持棒によって、チャンバー側に風を流すことのできる換気ユニットが得られる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、住宅構造の制約を受けずに換気ユニットを設置できるため、ダクト引き回しの選択が増え、さらに施工性の向上となるため、各居室への必要風量が得られる換気ユニットを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明の請求項1記載の換気ユニットは、送風部には給気用ファンケーシングと排気用ファンケーシングを備え、前記送風部の側面には熱交換器部を備え、また、前記送風部の他の側面にはチャンバー部が接続され、前記チャンバー部に複数のダクトを接続し、前記送風部の複数の側面には、前記チャンバー部と連通する開口部を有し、一つの前記開口部には前記チャンバー部を接続し、他の前記開口部は封止し、前記給気用ファンケーシングの吹出口を前記開口部に対応させて設置するものであり、チャンバー部の移動と、送風部の複数の面に設けた開口部に、給気用ファンケーシングの開口部を移動させるだけで、前記チャンバー部とダクトが接続しやすい位置に設けることができ、また、前記チャンバー部のダクト接続口正面に柱、梁がある場合は、前記チャンバー部の位置を変え前記ダクトの接続が容易にでき、無理な施工におけるダクトのつぶれ、急激な曲がりを避けることができ、前記ダクトを換気ユニット本体から上方向に立ち上げる場合などにも、前記ダクトの曲がり数を少なくできるため、前記ダクト圧力損失における風量低下を低減できるという作用を有する。
【0025】
また、請求項2記載の換気ユニットは、給気用ファンケーシングの吹出口の先端を三角形状のつめにしたものであり、給気用ファンケーシングを開口部に移動して簡単に固定することができるという作用を有する。
【0026】
また、請求項3記載の換気ユニットは、給気用ファンケーシングの吹出口を複数設け、それぞれの前記吹出口を開口部に対応させたものであり、給気用ファンケーシングの吹出口が複数あるため、チャンバー部取り付け位置を容易に選択でき、現場設置時のダクト引き回しに応じて選択できるという作用を有する。
【0027】
また、請求項4記載の換気ユニットは、開口部を封止するためのダンパーを設け、ダンパーの動作位置を変更するものであり、チャンバー部を取り付けていない開口部への風の流れをとめ、チャンバー部へスムーズに風を流入することができるという作用を有する。
【0028】
また、請求項5記載の換気ユニットは、ダンパーをモーターにて駆動し、前記ダンパーの動作位置を変更するものであり、モータでダンパーの動作位置を変更することで、人間のポカミスでダンパーの半開き等がなくなり、チャンバー部を取り付けていない開口部への風の流れを確実に止め、チャンバー部に風を流入することができるという作用を有する。
【0029】
また、請求項6記載の換気ユニットは、第一部材を設け、前記第一部材にて給気用ファンケーシングの吹出口数を変更するものであり、吹出向きを変えたり、第一部材を加工することで複数の方向ならびに吹出口数の変更ができるという作用を有する。
【0030】
また、請求項7記載の換気ユニットは、第二部材を設け、前記第二部材にて給気用ファンケーシングの吹出口数の変更するものであり、吹出向きを変えたり、第二部材を加工することで複数の吹出口に風量を振り分けることができるという作用を有する。
【0031】
また、請求項8記載の換気ユニットは、ダンパーに、チャンバー部に設けた支持棒を設け、前記ダンパーの動作位置を変更するものであり、チャンバー部に設けた支持棒によってダンパーの位置を変更し、チャンバー側に風を流すことのできるという作用を有する。
【0032】
また、請求項9記載の換気ユニットは、チャンバー部に設けた支持棒だけで風向を変更するものであり、チャンバー部に設けた支持棒によって、チャンバー側に風を流すことのできるという作用を有する。
【0033】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、本発明の換気ユニットは、送風部1には給気用ファンケーシング2と、排気用ファンケーシング3を備え、送風部1の側面には熱交換器部4を備え、また、送風部1の他の側面に接続されているチャンバー部5とを備え、チャンバー部5は複数のダクトを接続する構成の換気ユニット7であって、送風部1の複数の側面には、チャンバー部5と連通する開口部8を有し、一つの開口部8にはチャンバー部5を接続し、他の開口部8は封止し、給気用ファンケーシング2の吹出口9をチャンバー部5に接続した開口部8に対応させて設置する。チャンバー部5に設けたダクト接続部6は各居室とつながれており、給気グリル(図示せず)が接続されている。
【0035】
また、換気ユニット7の下面には、吸込パネル10を設け、室内に露出し、室内の汚れた空気を吸い込む。吸込パネル10の上部には、熱交換器部4を設けられ、熱交換器部4内部には熱交換器素子11を設けている。熱交換器部4の側面には排気口12と外気口13を設け、排気口12と外気口13にはそれぞれ、屋外の壁に取り付けてあるパイプフード(図示せず)とダクトにて接続されている。
【0036】
排気口12は室内の汚れた空気を屋外へ排気する経路であり、外気口13は、換気ユニット7内に外気の新鮮空気を導入する経路である。
【0037】
換気ユニット7内には、排気経路と給気通路とが設けられている。排気経路は、吸込パネル10と、熱交換器素子11と、排気用ファン14と、排気口12とを連通するよう区画形成される。給気経路は、外気口13と、熱交換器素子11と、給気用ファン15と、チャンバー部5とを連通するよう区画形成される。
【0038】
熱交換器素子11は、排気経路と給気経路とが交差する位置に設ている。換気ユニット7が運転すると、モータ16が駆動し排気用ファン14が回転することで、室内の汚れた空気が吸込パネル10から換気ユニット7に吸引され、排気経路に沿って、汚れた室内の空気は熱交換器素子11、排気口12を通して室外へ排気される。
【0039】
同時に、給気ファン15が回転し、外気の新鮮空気が外気口13から換気ユニット7に導かれ、給気通路に沿って、熱交換器素子11を通過し送風部1に導かれ、送風部1の給気ファン15、給気用ファンケーシング2からチャンバー部5を経てダクト接続部6からダクトを通して各居室に新鮮空気か導入される。
【0040】
したがって、外気と室内空気は熱交換器素子11で熱交換し、熱交換したあとの外気の新鮮空気の外気は室内に給気され、熱交換したあとの汚れた室内空気は屋外へ排気される。
【0041】
つぎに、本発明の動作について説明すると、送風部1の複数の側面には、チャンバー部5と連通する開口部8を有しており、一つの開口部8にはチャンバー部5を接続し、他の開口部8は封止しする。また、給気用ファンケーシング2の吹出口9は、チャンバー部5に接続した開口部8に対応させて設置できるように、取り付けや取り外しにより、給気用ファンケーシング2の吹出口9を移動できる。給気用ファンケーシング2の吹出口9先端は三角形状のつめ17になっており、開口部8につめ17を引っ掛けて止めてある。移動させる場合は、送風部1の側面で封止している開口部8の板金18を外す。この板金18は、ねじ19で止めているため容易に外せる。つぎに、給気用ファンケーシング2の吹出口9先端は三角形状のつめ17を押さえて外し、給気用ファンケーシング2を一旦外し、板金18の面に取り付ける。送風部1の下面は板金をねじ19でとめている構造のため底板を外せ、天井が張られていない設置時に容易に作業ができる。
【0042】
上記構成において、チャンバー部5の位置を送風部1に設けた複数の開口部8に給気用ファンケーシング2を移動させることによって、ダクトの取り付け位置を変え、ダクトの曲げが少なく、ダクトが短くなりダクト圧力損失が少なくなるため、居室への必要給気風量が得られる。また、ダクト引き回し設計図面と現場の施工が異なった場合でも、現場で変更できるため、容易に施工ができ、居室への必要給気風量が得られる。製品の機種としても、一方向吹出機種のパターン展開する必要もなく、数機種を1機種に機種統合できる。
【0043】
(実施の形態2)
図3を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0044】
給気用ファンケーシング2の吹出口9を複数設け、それぞれの吹出口9を開口部8に対応させたものである。また、使用しない開口部8は、板金18で封止している。
【0045】
上記構成において、換気ユニットのチャンバー部5のダクト接続部6前方に壁、柱等の障害物がある場合は、給気用ファンケーシング2の複数の吹出口9を選択し、チャンバー部5と板金8のみ移動することによって、障害物を避けられ、ダクト引き回し方向変更が可能となる。
【0046】
また、ダクト引き回し設計図面と現場の施工が異なった場合でも、現場にて換気ユニットの設置位置を変更しなくても、換気ユニットの給気用ファンケーシング2方向の構成を変えるだけで、容易に施工ができる。
【0047】
(実施の形態3)
図4および図5を参照しながら説明する。なお、実施の形態1または実施の形態2と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0048】
開口部8を封止するためのダンパー25を設けてある。このダンパー25は手動ダンパー20であって、手動ダンパー20の軸は棒状の物で換気ユニット7側板まで出しており、その先端には取っ手21を設け、水平22、垂直23に可動する。
【0049】
手動ダンパー20は、給気用ファンケーシング2が分岐24する部分に設けてある。ダンパー25は水平22、垂直23に可動できる。ダンパー25を水平22にした時は、給気ファン15の吹出しは水平22方向に風が流れる。また、ダンパー25を垂直23にした時は、給気ファン15の吹出しは水平22方向には風は流れない。
【0050】
換気ユニット7のチャンバー部5のダクト接続部6前方に壁、柱等の障害物がある場合は、給気用ファンケーシング2の複数の吹出口9を選択し、チャンバー部5を移動し、手動ダンパー20を水平22、垂直23にすることによって、吹出方向を切り替えが容易にできる。
【0051】
また、ダクト引き回し設計図面と現場の施工が異なった場合でも、現場にて換気ユニット7の設置位置を変更しなくても、換気ユニットの構成を変えるだけで、容易に施工ができる。
【0052】
(実施の形態4)
図6および図7を参照しながら説明する。なお、実施の形態1,2または3と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0053】
ダンパー25を、モーター27にて駆動し、ダンパー25の動作位置を変更するようにしたものである。
【0054】
分岐点24に、電動ダンパー26を設けてある。この電動ダンパー26は、モーター27とダンパー25で構成され、モーター27の軸に取り付けてあるダンパー25にて、水平22、垂直23と可動する。また、モーター27の動きは、換気ユニット7との側板に設けてあるスイッチ28にて動作し、モーター27とスイッチ28は電線29にてつながっている。このスイッチ28には、水平吹出、垂直吹出とスイッチ28の左右に記載しており、このスイッチ28にて吹出方向を決定する。
【0055】
上記構成において、換気ユニット7のチャンバー部5のダクト接続部6前方に壁、柱等の障害物がある場合は、給気用ファンケーシング2の複数の吹出口9を選択し、チャンバー部5を移動し、例えば、垂直吹出したい場合は、スイッチ28にて垂直吹出を押せば、モーター27が駆動し、ダンパー25が動作し、ダンパ−25が垂直方向になる。また、水平吹出したい場合は、スイッチ28にて水平吹出を押せば、モーターが駆動し、ダンパー25が動作し、ダンパ−25が水平方向になる。スイッチを切り替えることで吹出方向を容易に切り替えが容易にできる。
【0056】
また、ダクト引き回し設計図面と現場の施工が異なった場合でも、現場にて換気ユニットの設置位置を変更しなくても、換気ユニットの構成を変えるだけで、容易に施工ができる。
【0057】
(実施の形態5)
図8および図9を参照しながら説明する。なお、実施の形態1,2または3と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0058】
第一部材30を設け、第一部材30にて給気用ファンケーシング2の吹出口9数と吹出方向を変更するようにする。
【0059】
この第一部材30は、給気用ファンケーシング2の吹出口9から、手で容易に給気用ファンケーシング9の分岐点24に取り付けたり、取り外したりが可能である。
【0060】
この第一部材30は発泡スチロールでできており、中がくり抜き湾曲状で、給気ファン15で送られた風が送風部1の垂直23方向に流れる形状になっている。さらに、水平22方向に円形で切り込み31が入っており、カッター等で切り込みを入れれば筒状に抜ける構造になっている。
【0061】
上記構成において、第一部材30を取り付けていれば、給気ファン15で送られた風は、給気用ファンケーシング2から第一部材30を通過し、送風部1に設けた複数の開口部8の決められた経路に風を流すことができる。また、水平方向に円形で切り込み31を抜けば、給気用ファン15で送られた風は、給気用ファンケーシング2から第一部材30を通過し、第一部材30にて、送風部1に設けた複数の開口部8へ風が分配できるようになっている。
【0062】
よって、吹出方向と風量分配したい場合は第一部材30を加工すれば可能となる。
【0063】
(実施の形態6)
図10および図11を参照しながら説明する。なお、実施の形態と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0064】
第二部材32を設け、第二部材32にて給気用ファンケーシング2の吹出口9数の変更する。
【0065】
給気用ファンケーシング2に第二部材32を差し込む構成となっているが、この第二部材32は発泡スチロールでできており、稜A33から稜B34は湾曲形状になっており、さらに、面A35から面B36までφ50の穴が貫通している。面B36にはダクト接続口6が設けられ、φ50のダクトが取り付けられるようになっている。
【0066】
上記構成において、第二部材32を用いて、トイレ等の換気必要風量が少量のところへは、面B36のダクト接続口6を用いて、さらに、居室には、送風部1の複数の側面に設けたチャンバー部5から各居室にダクトを用いて風を分配する。よって、決められた場所への必要風量があらかじめ解っていれば、垂直方向、水平方向に引き回し、ダクトの曲がり、長さを押さえられることができ、現場にて自由なダクト施工ができる。
【0067】
(実施の形態7)
図12および図13を参照しながら説明する。なお、実施の形態4と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0068】
ダンパー25に、チャンバー部5に設けた支持棒37を設け、ダンパー25の動作位置を変更する。
【0069】
このチャンバー部5には、支持棒37を設けてある。また、送風部1のなかにある給気用ファンケーシング2の分岐24に可動自由なダンパー25を設けてある。また、このチャンバー部5は、送風部1に接触する面C38や面D39に差し込むことができる。
【0070】
上記構成において、チャンバー部5を給気用ファンケーシング2に面C38に沿って差し込むと、支持棒37が給気用ファンケーシング2の分岐24に設けたダンパー25を水平22押し、チャンバー部5を差し込んだ面C38に風が流れていくことになる。また、面D39に沿って差し込むと、支持棒37が給気用ファンケーシング2の分岐24に設けたダンパー25を垂直押し、チャンバー部5を差し込んだ面D39方向に風が流れていくことによる。
【0071】
よって、チャンバー部5を差し込むだけで、風の方向を垂直23、水平22に変えられ、ダクト引き回し方向を容易に変えられる。
【0072】
(実施の形態8)
図14を参照しながら説明する。なお、実施の形態1,2または3と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0073】
チャンバー部5に設けた支持棒37だけで風向を変更する。このチャンバー部5は実施の形態7の支持棒37を延長させた物である。チャンバー部5には、チャンバー部5を給気用ファンケーシング2に面C38に沿って差し込むと、支持棒37が給気用ファンケーシング2の分岐24での垂直方向に設けた開口部8を覆い塞ぐ大きさ、長さになっており、面C38に風が流れてくる。また、面D39に沿って差し込むと、支持棒37が給気用ファンケーシング2の分岐24での水平方向に設けた開口部8を覆い塞ぐ大きさ、長さになっており、面C38に風が流れてくる。
【0074】
上記構成において、チャンバー部5を差し込むだけで、風の方向を垂直23、水平22に変えられ、ダクト引き回し方向を容易に変えられる。
【産業上の利用可能性】
【0075】
本発明にかかる換気ユニットは、換気ユニットを住宅に設置する際の柱、梁、間取り等の制約を受けずに、換気ユニットのチャンバー部取り付け位置を移動させるだけで、ダクトの急激な曲がりや、つぶれを回避し、さらに、ダクト接続や引き回しを容易にできることを奏し、ダクトを用いて家全体に均一に新鮮空気を導入し、汚れた空気を屋外に排出しながら換気を行う、換気ユニット等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本発明の実施の形態1の換気ユニットの構成図
【図2】同換気ユニットの構成図
【図3】本発明の実施の形態2の換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【図4】本発明の実施の形態3の換気ユニットの送風部の構成図
【図5】同換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【図6】本発明の実施の形態4の換気ユニットの送風部の構成図
【図7】同換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【図8】本発明の実施の形態5の第一部材の斜視図
【図9】同換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【図10】本発明の実施の形態6の第二部材の斜視図
【図11】同換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【図12】本発明の実施の形態7のチャンバー部の斜視図
【図13】同換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【図14】本発明の実施の形態8の換気ユニットの送風部とチャンバー部の構成図
【符号の説明】
【0077】
1 送風部
2 給気用ファンケーシング
3 排気用ファンケーシング
4 熱交換器部
5 チャンバー部
7 換気ユニット
8 開口部
9 吹出口
17 つめ
25 ダンパー
27 モーター
30 第一部材
32 第二部材
37 支持棒




 

 


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