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発明の名称 遠隔制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−3084(P2007−3084A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183146(P2005−183146)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 秋山 淳
要約 課題
高額な電力量計の設置を必要とせず、室内空気環境を損なわずに空気調和機の使用電力量を年間を通じて低減する。

解決手段
制御状態検出手段8で検出する運転モードが冷房モードまたは除湿モードでかつ日の出日の入り判定手段11で日の入りを検出した場合、または、制御状態検出手段8で検出する運転モードが暖房モードでかつ日の出日の入り判定手段11で日の出を検出した場合、複数の空気調和機2を能力制御設定入力手段9で設定された運転モード、設定温度、設定風量を組み合わせた運転状態になるように所定時間能力制御するものである。したがって最大需要電力に関係なく年間を通じて空気調和機の使用電力量を低減することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数台の空気調和機の制御状態を検出する制御状態検出手段と、前記空気調和機の能力制御設定を入力する能力制御設定入力手段と、屋外の照度を検出する屋外照度検出手段と、前記屋外照度検出手段で検出した屋外の照度から日の出または日の入りを判定する日の出日の入り判定手段と、電力調整手段を具備した遠隔制御装置であって、前記日の出日の入り判定手段が日の出または日の入りを検知した場合、前記電力調整手段が前記制御状態検出手段ならびに前記能力制御設定入力手段の出力に基いて、前記空気調和機の能力制御を行うことを特徴とする遠隔制御装置。
【請求項2】
日の出または日の入りを判定するための目標となる屋外照度を設定する目標屋外照度設定入力手段を設けたことを特徴とした、請求項1記載の遠隔制御装置。
【請求項3】
空気調和機毎に能力制御する時間帯を設定する能力制御時間帯設定入力手段を設けたことを特徴とした、請求項1記載の遠隔制御装置。
【請求項4】
空気調和機毎に能力制御時の圧縮機上限周波数を設定することを特徴とした、請求項1記載の遠隔制御装置。
【請求項5】
空気調和機毎に能力制御時の設定温度シフト幅を設定することを特徴とした、請求項1記載の遠隔制御装置。
【請求項6】
空気調和機毎に能力制御時の設定風量を設定することを特徴とした、請求項1記載の遠隔制御装置。
【請求項7】
設定温度シフト幅を外気温度に応じて可変することを特徴とした、請求項5記載の遠隔制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は空気調和機の遠隔制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の遠隔制御装置では、例えば図5に記載された遠隔制御装置があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図5において、電力量に対する発信装置付電力量計107からのパルス信号を信号線108を介して入力するパルス信号入力部102と、パルス信号から時限最終時のデマンド電力を予測算出する予測デマンド電力算出手段103と、設定されたデマンド値と予測デマンド電力算出手段103で求められた予測デマンド値を比較し、電力調整制御手段を決定する電力調整手段104と、空気調和機106を制御する制御信号出力部105とを備えた端末機101を設け、端末機101は予測デマンド電力算出手段103で求められた予測デマンド値が設定デマンド値を超過したとき電力調整手段104で決定された制御信号を制御信号出力部105から出力し空気調和機106の停止制御を行っていた。
【特許文献1】特開平10−197566号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、最大需要電力を削減するために遠隔制御装置により予測デマンド電力算出手段103からの予測デマンド値をもとに設定電力になるように空気調和機106を制御していた。このため空気調和機の使用電力量を低減できるのは、一般に夏場の外気温度が高い日中または冬場の外気温度が低い朝夕に限られてしまう課題を有していた。また、使用電力データを遠隔地に発信するための高額な発信装置付電力量計107が必要であり、発信装置付電力量計107から端末機101までの信号線108とそれに伴う工事が必要となる課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、屋外照度検出手段が検出する屋外照度から日の出日の入り判定手段が日の出または日の入りを検知した場合、電力調整手段が制御状態検出手段ならびに能力制御設定入力手段の出力に基いて空気調和機の使用電力量を低減するように運転状態を制御することで、高額な発信装置付電力量計が不要で年間を通じた使用電力量の低減ができる遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明の遠隔制御装置は、複数台の空気調和機の制御状態を検出する制御状態検出手段と、前記空気調和機の能力制御設定を入力する能力制御設定入力手段と、屋外の照度を検出する屋外照度検出手段と、前記屋外照度検出手段で検出した屋外の照度から日の出または日の入りを判定する日の出日の入り判定手段と、電力調整手段を具備した遠隔制御装置であって、前記日の出日の入り判定手段が日の出または日の入りを検知した場合、前記電力調整手段が前記制御状態検出手段ならびに前記能力制御設定入力手段の出力に基いて、前記空気調和機の能力制御を行うものである。
【0007】
これによって、発信装置付電力量計からの信号による最大需要電力に関係なく年間を通じて空気調和機の使用電力量を低減することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の遠隔制御装置は、最大需要電力に関係なく年間を通じて空気調和機の使用電力
量を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、複数台の空気調和機の制御状態を検出する制御状態検出手段と、空気調和機の能力制御設定を入力する能力制御設定入力手段と、屋外の照度を検出する屋外照度検出手段と、屋外照度検出手段で検出した屋外の照度から日の出または日の入りを判定する日の出日の入り判定手段と、電力調整手段を具備した遠隔制御装置であって、日の出日の入り判定手段が日の出または日の入りを検知した場合、電力調整手段が制御状態検出手段ならびに能力制御設定入力手段の出力に基いて、空気調和機の能力制御を行うもので、この構成をなすことにより、空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0010】
第2の発明は、特に、第1の発明の日の出または日の入りを判定するための目標とする屋外照度を容易に設定できることにより、建物立地環境並びに室内環境に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0011】
第3の発明は、特に、第1の発明の能力制御する時間帯を能力制御時間帯入力手段で空気調和機毎に容易に設定できることにより、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0012】
第4の発明は、特に、第1の発明の能力制御時の圧縮機上限周波数を空気調和機毎に容易に設定できることにより、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0013】
第5の発明は、特に、第1の発明の能力制御時の設定温度シフト幅を空気調和機毎に容易に設定できることにより、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0014】
第6の発明は、特に、第1の発明の能力制御時の設定風量を空気調和機毎に容易に設定できることにより、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0015】
第7の発明は、特に、第5の発明の設定温度シフト幅を外気温度に応じて可変することにより、快適性を損なうことなく空気調和機の使用電力量を低減できる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図1において、遠隔制御装置1は、制御状態検出手段8、能力制御設定入力手段9、屋外照度検出手段10、日の出日の入り判定手段11、電力調整手段12から構成される。以上のように構成された遠隔制御装置において、以下その動作、作用を説明する。
【0018】
制御状態検出手段8は、複数台の空気調和機2(2A、・・・、2n)の現在の運転状態(運転,停止,運転モード,設定温度,設定風量,吸い込み温度)を検出する。能力制御設定入力手段9は、空気調和機を能力制御するときの運転状態(例:運転停止、送風運転)を入力する。
【0019】
屋外照度検出手段10は、屋外の照度(例:300ルクス)を検出する。日の出日の入り判定手段11は、屋外照度検出手段10で検出した照度を監視し、日の出または日の入
りを判定する。
【0020】
電力調整手段12は、制御状態検出手段8ならびに日の出日の入り判定手段11の出力に基いて、能力制御設定入力手段9で設定された運転状態になるように信号線7を介して複数の空気調和機2(2A、・・・、2n)へ能力制御信号を送り所定時間能力制御を行う。以降この動作を繰り返す。
【0021】
以上のように構成された遠隔制御装置は、制御状態検出手段8で検出する運転状態が冷房運転または除湿運転でかつ日の出日の入り判定手段11で日の入りを検出した場合、または、制御状態検出手段8で検出する運転状態が暖房運転でかつ日の出日の入り判定手段11で日の出を検出した場合、複数の空気調和機2を能力制御設定入力手段9で設定された運転モード、設定温度、設定風量を組み合わせた運転状態になるように所定時間能力制御するものである。
【0022】
したがって最大需要電力に関係なく年間を通じて空気調和機の使用電力量を低減することができる。
【0023】
また、最大需要電力を計測する必要がないため、高額な発信装置付電力量計を必要とせず、発信装置付電力量計から遠隔制御装置1までの信号線とこれに伴う工事を不要とすることができる。
【0024】
尚、能力制御設定入力手段9への入力はパソコンの他、キー入力手段とマウス入力手段とタッチパネル入力手段のいずれかと画面を持つ入力手段を使用しても良い。
【0025】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図2において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。目標屋外照度設定入力手段13は、日の出または日の入りを判定するための目標となる屋外照度を設定する(例:300ルクス)。
【0026】
以上のように構成された遠隔制御装置1は、日の出または日の入りを判定するための目標とする屋外照度を容易に設定できることにより、電力調整手段12が複数の空気調和機2を能力制御する開始時間を自由に変更するものである。したがって、建物立地環境並びに室内環境に適した能力制御ができる。
【0027】
尚、目標屋外照度設定入力手段13への入力はパソコンの他、キー入力手段とマウス入力手段とタッチパネル入力手段のいずれかと画面を持つ入力手段を使用しても良い。
【0028】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図3において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。能力制御時間帯設定入力手段14は、空気調和機2を能力制御する時間帯(例:17時00分〜20時00分)を空気調和機毎に入力する。
【0029】
以上のように構成された遠隔制御装置1は、電力調整手段12が複数の空気調和機2を能力制御する時間帯を自由に設定するものである。したがって、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0030】
また、屋外照度検出手段10が屋外照度を検知できない異常時においても空気調和機の能力制御ができ、システム制御の信頼性を向上することができる。
【0031】
(実施の形態4)
図1は、本発明の実施の形態4における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図1において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。能力制御設定入力手段9は、空気調和機2の使用電力量を所定時間低減するための圧縮機4(4A、・・・、4n)の上限周波数を空気調和機毎に入力する(例:4A=60Hz、4n=25Hz)。
【0032】
以上のように構成された遠隔制御装置1は、電力調整手段12が複数の空気調和機2を能力制御するための圧縮機上限周波数を自由に設定し、低減する電力量を可変するものである。したがって、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0033】
(実施の形態5)
図1は、本発明の実施の形態5における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図1において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。能力制御設定入力手段9は、空気調和機2の使用電力量を所定時間低減するための設定温度シフト幅を空気調和機毎に入力する(例:2A=2℃、2n=1℃)。
【0034】
以上のように構成された遠隔制御装置1は、電力調整手段12が能力制御設定入力手段9で設定された空気調和機毎の設定温度シフトを冷房運転および除湿運転で設定温度を高く、暖房運転で設定温度を低くなるように所定時間能力制御するものである。したがって、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0035】
(実施の形態6)
図1は、本発明の実施の形態6における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図1において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。能力制御設定入力手段9は、空気調和機2の使用電力量を所定時間低減するための設定風量を空気調和機毎に入力する(例:2A=弱風、2n=微弱風)。
【0036】
以上のように構成された遠隔制御装置1は、電力調整手段12が能力制御設定入力手段9で設定された空気調和機毎の設定風量になるように所定時間能力制御するものである。したがって、それぞれの使用状況や条件に適した空気調和機の使用電力量低減をすることができる。
【0037】
(実施の形態7)
図4は、本発明の実施の形態7における遠隔制御装置1のブロック図を示すものである。図4において、実施の形態1で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。能力制御設定入力手段9は、空気調和機2の使用電力量を所定時間低減するための設定温度シフト幅(Ts)を外気温度検出手段15により測定された外気温度(To)により自動的に入力される(例:To=30℃のときTs=1℃、To=35℃のときTs=2℃)。
【0038】
以上のように構成された遠隔制御装置1は、電力調整手段12が能力制御設定入力手段9で入力された外気温度毎の温度シフト幅に応じて複数台の空気調和機2を所定時間能力制御するものである。したがって、快適性を損なうことなく空気調和機の使用電力量を低減できる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
以上のように、本発明の遠隔制御装置は、最大需要電力に関係なく年間を通じて空気調
和機の使用電力量を低減することが可能となるので、給湯器等のヒートポンプシステム機器の使用電力量低減にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施の形態1および4〜6における遠隔制御装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における遠隔制御装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における遠隔制御装置のブロック図
【図4】本発明の実施の形態7における遠隔制御装置のブロック図
【図5】従来の遠隔制御装置のブロック図
【符号の説明】
【0041】
1 遠隔制御装置
2A、2n 空気調和機
3A、3n 室外機
4A、4n 圧縮機
5A、5n 室内機
6A、6n 電気部品
7 信号線
8 制御状態検出手段
9 能力制御設定入力手段
10 屋外照度検出手段
11 日の出日の入り判定手段
12 電力調整手段
13 目標屋外照度設定入力手段
14 能力制御時間帯設定入力手段
15 外気温度検出手段




 

 


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