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発明の名称 温風暖房装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−3051(P2007−3051A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−181948(P2005−181948)
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 白井 豊
要約 課題
運転停止後の閉止弁の閉止異常を素早く検出し、安全性の高い温風暖房機を提供することを目的とする。

解決手段
運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検知器の温度検出信号で判断する閉止弁異常判定手段S13〜S16を有し、前記閉止弁異常判定手段S−13〜S16が閉止動作の異常を判定したとき、その異常状態を報知するようにしてある。
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス閉止弁を経由して供給されるガスを燃焼するバーナーと、前記バーナからの燃焼熱と対流用フィルターを通過して外部から取り込んだ空気とを混合する燃焼室と、前記燃焼室の温度状態を検知する温度検知器と、前記温度検知器の検出信号に基づき燃焼を制御する制御装置と、前記燃焼室からの温風を送出する対流ファンと、温風を吹出す温風吹出口とを備え、前記制御装置は運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を前記温度検知器の温度検出信号で判断する閉止弁異常判定手段を有し、前記閉止弁異常判定手段が閉止動作の異常を判定したとき、その異常状態を報知するようにした温風暖房装置。
【請求項2】
制御装置は、閉止弁異常判定手段が異常を検出したとき、対流ファンの回転を開始するようにした請求項1記載の温風暖房装置。
【請求項3】
制御装置は、閉止弁異常判定手段が異常を検出したとき、通常とは異なる報知音により異常状態を報知するようにした請求項1記載の温風暖装置。
【請求項4】
制御装置は、閉止弁異常判定手段が異常を検出したとき、通常とは異なる異常表示及び異常音により異常状態を報知するようにした請求項1記載の温風暖装置。
【請求項5】
制御装置は、閉止弁異常判定手段が異常を検出したとき、強制自動運転制御に入り異常状態を表示し異常音報知を行うようにした請求1記載の温風暖装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、温風暖房装置の制御構成に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の温風暖房機は図6の運転フローチャートに示すように、運転停止すれば運転停止信号が制御装置に伝達され、ガス閉止弁への出力を停止し、ガス閉止弁を閉じていた。ガス閉止弁への出力が停止していれば、ガス閉止弁は閉じる前提で構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平9−133348号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記従来の構成では、運転停止すれば、運転停止が制御装置に伝達され、ガス閉止弁への出力を停止し、ガス閉止弁を閉じ機器冷却用に対流ファンを所定の時間回転させ動作を停止していた。このように従来の構成は、ガス閉止弁への出力が停止していればガス閉止弁は閉じる前提で構成されていたが、何らかの不具合でガス閉止弁が閉じず継続してガスが供給される状態になると、運転制御としては運転停止信号を出力しているためガス閉止弁の動作異常までは検出できず、対流用ファン停止後もガス閉止弁が開いていれば、ガスが流れ対流用ファン停止後も燃焼継続し機器の焼損までに至るという課題があった。
【0004】
本発明は前記従来の課題を解決するもので、運転停止後、温度検出出力を確認し、ガス閉止弁の未閉弁状態を検出する制御装置を搭載した温風暖房装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記従来の課題を解決するために、本発明の温風暖房装置は、運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検知器の温度検出信号で判断する閉止弁異常判定手段を有し、前記閉止弁異常判定手段が閉止動作の異常を判定したとき、その異常状態を報知するようにしたものである。
【0006】
上記発明によれば、運転停止後の冷却用の対流ファン動作停止時、温度検出出力を確認し、ガス閉止弁が閉じていなかった場合は燃焼継続しているため、温度検出出力が検出され、ガス閉止弁異常状態を検出することができ、これによって、ガス閉止弁の異常状態を使用者に報知することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の温風暖房装置によれば、運転停止後のガス閉止弁の未閉弁動作に対して異常検出ができ、使用者に異常状態を知らせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、ガス閉止弁を経由して供給されるガスを燃焼するバーナーと、前記バーナからの燃焼熱と対流用フィルターを通過して外部から取り込んだ空気とを混合する燃焼室と、前記燃焼室の温度状態を検知する温度検知器と、前記温度検知器の検出信号を制御する制御装置と、前記燃焼室からの温風を送出する対流ファンと、温風を吹出す温風吹出口とを備え、前記制御装置は運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を前記温度検知器の温度検出信号で判断する閉止弁異常判定手段を有し、前記閉止弁異常判定手段が閉
止動作の異常を判定したとき、その異常状態を報知するようにしたことを特徴とするもので、運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検出信号で検出し、異常状態を表示し、使用者に異常状態を知らせる事ができる。
【0009】
第2の発明は、運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検出信号で検出し、閉弁異常状態を検出した際に対流ファンの回転開始し、機体の損傷を低減することができる。
【0010】
第3の発明は、運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検出信号で検出し、閉弁異常状態を検出した際に異常を報知するための報知音を通常とは異なる音で報知するため、使用者に異常状態を確実に知らせる事ができる。
【0011】
第4の発明は、運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検出信号で検出し、閉弁異常状態を検出した際に異常状態を表示し、ファンの回転開始し、異常表示、異常音報知し使用者に異常状態を知らせるとともに、機器本体の焼損を防止することができる。
【0012】
第5の発明は、運転停止時のガス閉止弁の閉止動作状態の異常を温度検出信号で検出し、閉弁異常状態を検出した際に、強制自動運転制御に入り異常状態を表示し異常音報知を行い、機器の損傷を低減することができる。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における温風暖房装置の制御シーケンスを示すフローチャートである。
【0015】
まず、暖房運転開始時はS−1で運転SWの入り操作を行うと、S−2で運転ランプが点灯し、S−3で温度検出出力レベルがa以上ならS−4で異常検知停止となり、運転動作が進行しない。S−3で温度検出出力レベルがa以下なら、S−5で対流ファンが回転開始し、S−6で点火放電開始を行い、S−7でガス閉止弁が開となる。S−7でガス閉止弁が開となり、着火動作後、S−8で温度検出出力レベルがb以上なら、異常検知停止となり運転動作が進行しない。S−8で温度検出出力レベルがb以下なら、S−9で点火放電を停止し、運転継続、S−10で運転ランプが緑から赤へ変わり暖房運転開始となる。
【0016】
暖房運転終了時は、S−11で運転SWの切り操作をすることにより、運転ランプが消灯、ガス閉止弁が閉となる。運転停止直後は機器温度を冷却するために、S−12で対流用ファンを所定時間回転させ、S−13で所定の時間経過後対流ファンを停止する。
【0017】
この時点でガス閉止弁が閉じていなければ燃焼が継続し、温度検出出力レベルは低下しないため、対流ファン停止後、S−14で温度検出出力レベルの確認を行い、S−15で温度検出出力レベルがc以上であれば、異常状態発生と判断し、S−16で運転ランプ及び搭載されている表示全ランプを点滅表示させる。このS−13〜S−16の一連の処理動作で閉止弁異常判定手段を構成している。
【0018】
以上のように、本実施の形態においては、制御装置に組み込んだ閉止弁異常判定手段により、運転停止後も温度検出出力が検出された場合は異常状態発生と判断し、異常警告を使用者に表示部のランプ点滅にて知らせることができる。
【0019】
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における温風暖房装置の制御シーケンスを示すフローチャートである。
【0020】
まず、暖房運転開始時はS−1で運転SWの入り操作を行うと、S−2で運転ランプが点灯し、S−3で温度検出出力レベルがa以上なら、S−4で異常検知停止となり、運転動作が進行しない。S−3で温度検出出力レベルがa以下なら対流ファンが回転を開始し、S−6で点火放電が開始され、S−7でガス閉止弁が開となる。S−7でガス閉止弁が開となり、着火動作後、S−8で温度検出出力レベルがb以上なら異常検知停止となり、運転動作が進行しない。S−8で温度検出出力レベルがb以下なら、S−9で点火放電停止し、運転継続、S−10で運転ランプが緑から赤へ変わり暖房運転開始となる。
【0021】
暖房運転終了時は、S−11で運転SWを切り操作することにより運転ランプが消灯、ガス閉止弁が閉となる。運転停止直後は機器温度を冷却するために、S−12で対流ファンを所定の時間回転させ、S−13で所定の時間経過後対流用ファンを停止する。
【0022】
この時点でガス閉止弁が閉じていなければ燃焼継続し、温度検出出力レベルは低下しないため、対流ファン停止後、S−14で火炎検出出力レベルの確認を行い、S−15で火炎検出出力レベルがc以上であれば、異常状態発生と判断し、S−17で対流ファンの回転を開始をする。このS−13〜S−17の一連の処理動作で閉止弁異常判定手段を構成している。
【0023】
以上のように、本実施例においては制御装置に組み込んだ閉止弁異常判定手段により、運転停止後も温度検出出力が検出された場合は異常状態発生と判断し、対流ファンの回転を開始をさせて機器の異常過熱を防止することができる。
【0024】
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における温風暖房装置の制御シーケンスを示すフローチャートである。
【0025】
まず、暖房運転開始時はS−1で運転SWの入り操作を行うと、S−2で運転ランプが点灯し、S−3で温度検出出力レベルがa以上ならS−4で異常検知停止となり、運転動作が進行しない。S−3で温度検出出力レベルがa以下なら、S−5で対流ファンが回転開始し、S−6で点火放電開始を行い、S−7でガス閉止弁が開となる。S−7でガス閉止弁が開となり、着火動作後、S−8で温度検出出力レベルがb以上なら、異常検知停止となり運転動作が進行しない。S−8で温度検出出力レベルがb以下なら、S−9で点火放電を停止し、運転継続、S−10で運転ランプが緑から赤へ変わり暖房運転開始となる。
【0026】
暖房運転終了時は、S−11で運転SWの切り操作をすることにより、運転ランプが消灯、ガス閉止弁が閉となる。運転停止直後は機器温度を冷却するために、S−12で対流用ファンを所定時間回転させ、S−13で所定の時間経過後対流ファンを停止する。
【0027】
この時点でガス閉止弁が閉じていなければ燃焼が継続し、温度検出出力レベルは低下しないため、対流ファン停止後、S−14で温度検出出力レベルの確認を行い、S−15で温度検出出力レベルがc以上であれば、異常状態発生と判断し、S−18で報知警告音を発生させる。このS−13〜S−18の一連の処理動作で閉止弁異常判定手段を構成している。
【0028】
以上のように、本実施の形態においては、制御装置に組み込んだ閉止弁異常判定手段により、運転停止後も温度検出出力が検出された場合は異常状態発生と判断し、報知警告音を発生させ使用者に異常状態の発生を知らせる事ができる。
【0029】
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態における温風暖房装置の制御シーケンスを示すフローチャートである。
【0030】
運転及び停止動作は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0031】
本実施の形態は、運転停止動作により、対流ファン停止後、S−14で温度検出出力レベルの確認を行い、S−15で火炎検出出力レベルがc以上であれば、異常状態発生と判断し、S−19で運転ランプを含む全表示ランプを点滅させるとともに、報知警告音を発生させる。このS−13〜S−19の一連の処理動作で閉止弁異常判定手段を構成している。
【0032】
以上のように、本実施の形態においては、制御装置に組み込んだ閉止弁異常判定手段により、運転停止後も温度検出出力が検出された場合は異常状態発生と判断し、運転ランプ及び全表示ランプ点滅、報知警告音発生をさせて使用者に異常状態の発生を知らせる事ができる。
【0033】
(実施例5)
図5は、本発明の第5の実施の形態における温風暖房装置の制御シーケンスを示すフローチャートである。
【0034】
運転及び停止動作は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0035】
本実施の形態は、運転停止動作により、対流ファン停止後、S−14で温度検出出力レベルの確認を行い、S−15で温度検出出力レベルがc以上であれば、異常状態発生と判断し、S−20で対流ファンの回転を開始し、S−21で点火放電を開始し、その後S−22でガス閉止弁を開状態にするとともに最小能力で運転を継続し、S−24で運転ランプを含む全表示ランプを点滅させるとともに、報知警告音を発生させる。このS−13〜S−24の一連の処理動作で閉止弁異常判定手段を構成している。
【0036】
以上のように、本実施の形態においては、制御装置に組み込んだ閉止弁異常判定手段により、運転停止後も温度検出出力が検出された場合は異常状態発生と判断し、条件を制限して運転動作を再開し、運転ランプ及び全表示ランプ点滅、報知警告音発生をさせて使用者に異常状態の発生を知らせ、かつ運転により機器の損傷を防止する事ができる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
以上のような本発明によれば、運転停止後のガス閉止弁の未閉弁動作に対して、炎検知器の信号を用いて異常検出ができるため、暖房機に限らずガス調理器やガス給湯機のようにガスを燃料とする機器全般に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施の形態1における温風暖房装置の制御フローチャート
【図2】本発明の実施の形態2における温風暖房装置の制御フローチャート
【図3】本発明の実施の形態3における温風暖房装置の制御フローチャート
【図4】本発明の実施の形態4における温風暖房装置の制御フローチャート
【図5】本発明の実施の形態5における温風暖房装置の制御フローチャート
【図6】従来の温風暖房装置の制御フローチャート
【符号の説明】
【0039】
S−13、S−14、S−15、S−16 閉止弁異常判定手段




 

 


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