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発明の名称 引戸の障子開放装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−254994(P2007−254994A)
公開日 平成19年10月4日(2007.10.4)
出願番号 特願2006−78353(P2006−78353)
出願日 平成18年3月22日(2006.3.22)
代理人 【識別番号】100074192
【弁理士】
【氏名又は名称】江藤 剛
発明者 齊藤直佳
要約 課題
障子開放時の初動操作を簡単に行える装置を提供する。

解決手段
サッシ枠に障子を移動自在に組付けた引違い窓等の引戸において、対向面側の磁極が互いに反発し合う一方の永久磁石2を前記サッシ枠側の縦 枠1aに、他の一方の永久磁石3を前記障子側の縦框4に設けた縦動駒5にそ れぞれ固着する。そして、前記他の一方の永久磁石3を前記一方の永久磁石の 対向位置にばね付勢に抗して配するための、障子移動兼用の操作ハンドル6を 前記縦動駒に突設する。
特許請求の範囲
【請求項1】
サッシ枠に障子を移動自在に組付けた引違い窓等の引戸において、対向面側の磁極が互いに反発し合う一方の永久磁石を前記サッシ枠側の縦枠に、他の一方の永久磁石を前記障子側の縦框に組付けた縦動駒にそれぞれ固着すると共に、前記他の一方の永久磁石を前記一方の永久磁石の対向位置にばね付勢に抗して配するための、障子移動兼用の操作ハンドルを前記縦動駒に突設した、障子開放装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サッシ枠に障子を移動自在に組付けた引違い窓、片引き窓等の引戸の障子開放装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
障子を閉塞した状態にある引戸は障子が気密材を介してサッシ枠に密着した状態となり、障子開放操作の初期時にはこの密着状態から障子を自由にさせる必要がある。然しながら、近年の引戸の大型化などによる重量の増大が加わり、障子をサッシ枠見付け方向に動かすようにして見込み方向の密着状態を解放するには相当な腕力を要し、その改善が望まれていた。
【0003】
このため、障子縦框側に操作レバーを装置し、該操作レバーを回動させることによって押圧部材をサッシ枠側の縦枠に圧接させて、すなわちてこを利用して障子開放初動操作を行うようにしたもの(例えば、特許文献1)や、障子縦框側にか移動自在に装置した操作レバーに永久磁石を固着し、レバーの回動により該永久磁石を回動変位させて縦枠側に設けた永久磁石に対向させ、この対向時に両磁石間の磁極の相異による反発力を利用して前記初動操作を行うようにした構造のもの(例えば、特許文献2)がある。
【0004】
【特許文献1】特許第3512877号公報
【特許文献2】特開2003−214010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記の従来例中、前者の、てこを利用したものは、障子開放操作の都度、押圧部材が縦枠(の戸当り面)に押圧するため縦枠に損傷を与えることになり、また、押圧部材の縦枠との接触端が摩耗し、経時的には機能の劣化が予測され万全なものとはいえない。
【0006】
また、後者の磁石の場合は、操作レバーに同軸にして枢着した円形状の磁石材の円周面に装置する一方、縦枠側には前記磁石材が係合する凹入面を設けてこれに縦框材の磁石の磁極と相反する磁極面とした磁石を装置した構成に係るから磁石間の大きな反発力を得るためにはその形状の関係から構造的に複雑で、凹入面に円周面(円形体)を係合する関係から前記磁石材は縦框(障子の戸先面)から突出させた状態に配置する必要があるから、特殊な障子にしか適用できないし、また、縦框からの突出部の存在は引戸の障子としては実用性が有るものとはいえない。
【0007】
本発明は斯様な従来例の欠点に着目し、障子開放時の初動操作を確実に行える装置を提供することを目的として創案したものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
サッシ枠に障子を移動自在に組付けた引違い窓等の引戸において、対向面側の磁極が互いに反発し合う一方の永久磁石を前記サッシ枠側の縦枠に、他の一方の永久磁石を前記障子側の縦框に組付けた縦動駒にそれぞれ固着すると共に、前記他の一方の永久磁石を前記一方の永久磁石の対向位置にばね付勢に抗して配するための、障子移動兼用の操作ハンドルを前記縦動駒に突設した、構成としたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、操作ハンドルによってばね付勢に抗して縦框側の縦動駒(の永久磁石)を縦枠側の永久磁石との対向面位置に上下方向に移動させるだけで永久磁石同士は互いに反発する状態になり、従って、縦框(障子)は縦枠位置から簡単に離れ、障子の開放時の初動操作を簡単に行え、また、初動操作のための操作ハンドルは障子移動用のものと兼ねているから、重量が嵩む等障子開放操作に比較的腕力を必要とする障子の開放操作を円滑に行うことができる。
【0010】
また、縦框側の永久磁石を縦動(縦動駒に設けてあることにより)させて縦枠側のものと相対するようにして用いるものであるから、永久磁石の対向(磁極)面を広くとることができ、従って、尚一層の大きな反発力を利用した障子開放装置を提供できる。
【0011】
もとより、操作ハンドルから手先を離すと、縦框側の磁石は縦枠側のものから離開した位置に確実に移動し、障子閉塞状態を保持することができる。
【実施例】
【0012】
図面は本発明に係る引戸の障子開放装置の実施例を示し、図1は第一実施例の一部欠截正面図、図2は図1の横断面図、図3は各部材の配置関係を示す略示正面図、図4は第二実施例の一部欠截正面図、図5は図4の横断面図、図6は第三実施例の横断面図、図7は第四実施例の横断面図である。
【0013】
実施例は、サッシ枠1に内外の障子12,12´を組付けて構成した引違い窓の引戸に本発明を適用したものであるが、片引き窓等の他の引戸形態のものにも本発明を適用できるものである。そして、実施例は、サッシ枠1を構成する縦枠1a,1a側に永久磁石2を固着して配置する一方、該永久磁石2に対応する位置に移動できる他の永久磁石3を前記障子12,12´を構成する縦框4に設け、縦框4側の磁石3を縦枠1a側の磁石2との対向位置に移動させたとき、磁石3,2は、相対向面同士の磁極の相異によって反発し合い、これが障子12,12´に作用して縦框4が縦枠1aより離れ、障子開放時の初期動作をするようにしたもので、縦框4(障子12,12´)側の永久磁石3は、縦框4に沿って上下に移動する縦動駒5の前記縦枠1a(の戸当り面)側に設け、縦動駒5の室内面側に突設した障子12,12´の開閉操作兼用の操作ハンドル6の操作により復帰ばね7の付勢に抗した縦動駒5に伴われて縦枠1a側の前記永久磁石2との対向位置に移動するようにしてある。
【0014】
また、前記復帰ばね7は、前記縦框4の中空部4a内に嵌合して部片8´において縦框4にねじ10で止着した上面側開口の、ほぼ溝形状の支持枠8内に嵌合させて縦框4に組合わせたもので、前記縦動駒5はその部片5´がこの復帰ばね7上に配することによりその付勢を受けて(付勢に抗して)支持枠8に沿って降下し、部片5´による復帰ばね7に対する押圧を開放することにより復帰ばね7の付勢により原位置に復帰する。
【0015】
支持枠8は、中央部片8aに一対の側部片8b,8bを相対設した上面開口の、溝形状の主体部の前記中央部片8aに前記部片8´を連設して構成し、部片8´において前記の通り縦框4にねじ10で止着したものである。
【0016】
内障子12側は外障子12´側と方向性を異にするだけで、残余の点は同構成を採るので、以下、外障子12´の縦框4と縦枠1aの関係において各実施例を説明し、内障子12側は説明を省略することとする。
【0017】
第一実施例
図1乃至図3で示す第一実施例は、縦框4の中空部4a内に平面視溝形状の前記縦動駒5を摺嵌し、該縦動駒5の戸先側の部片5bに中空部4aに設けた窓口11を通じてねじ10Aで止着した抱持片13によって前記一方の永久磁石3を抱持させるようにして組付ける一方、縦枠1aの戸当り部片1a´の外面に取付け枠14を用いて前記永久磁石2を取付け、縦動駒5の中央部片5aに前記中空部4aの窓口を通じて取付けた前記操作ハンドル6の復帰ばね7の付勢に抗する操作によって、この永久磁石2の対向面に縦框4側の前記永久磁石3を移動させ、障子12´の反発移動を行うようにしたものである。
【0018】
第二実施例
図4および図5で示す第二実施例は、永久磁石3を第一実施例とほぼ同形の縦動駒5の戸先側部片5bに設けた窓口に係合するようにして縦動駒5内すなわち縦框4の前記中空部4a内に装置する一方、縦枠1a側の永久磁石2は縦枠1aの戸当り部片1a´にねじ10Bで止着した抱持片13Aで抱持させるようにして突設し、障子閉塞時に該磁石2が縦框4のひれ部片が成す溝内に係合するような構成にしたもので、縦動駒5に第一実施例と同構成にして取付けた操作ハンドル6の操作によって障子12´の移動操作が行われる。
【0019】
なお、その他の点は、同一符号で示すように第一実施例と同構成を採るものである。
【0020】
第三、第四実施例
図6、図7で示す第三、第四の各実施例は、縦動駒5を、第一、第二の実施例の縦動駒5と同形にして縦框4の中空部4a内に納めた主体枠5A(第一、第二実施例と同様にこれに復帰ばね7が作用する)と、該主体枠5Aにねじ止めして縦框4の中空部4aの室内端面に突設した補助枠5Bとで構成せしめ、該補助枠5Bに永久磁石3を縦枠1a側に永久磁石2をそれぞれ装置し、当該障子の案内レールから外れた位置で磁石2,3同士の反発を作用させ、障子の初期動作を行わせようとしたものである。
【0021】
第三実施例の磁石2,3の縦枠1a又は縦框4に対する取付け手段(抱持片13を用いる等の)は同符号で示す通り第一実施例と同構成を採り、同様に第四実施例は第二実施例と同構成を採るものである。
【0022】
なお、第三、第四の各実施例は操作ハンドル6を補助枠5Bの出寸法分短くできるので、操作時に該ハンドル6に負荷されるモーメントを軽減できる。また、第四実施例は第二実施例と同様後付けが可能なので、ユーザーの要望に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】第一実施例の一部欠截正面図。
【図2】図1の横断面図。
【図3】各部材の配置関係を示す略示正面図。
【図4】第二実施例の一部欠截正面図。
【図5】図4の横断面図。
【図6】第三実施例の横断面図。
【図7】第四実施例の横断面図。
【符号の説明】
【0024】
1a 縦枠
2,3 永久磁石
5 縦動駒
6 操作ハンドル




 

 


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