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発明の名称 油圧継手
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−107312(P2007−107312A)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
出願番号 特願2005−300510(P2005−300510)
出願日 平成17年10月14日(2005.10.14)
代理人 【識別番号】100061745
【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 辻 賢一朗 / 堂園 英昭
要約 課題
圧油流通路に連通する連通路を、切換弁を用いなくとも遮断することができる油圧継手を提供する。

解決手段
圧油流通路36に接続される油圧継手であって、一端側に油圧管路58を接続する管路接続部61を備え、他端側に、前記圧油流通路36に挿入されることで該圧油流通路36に連通する連通路38を遮断する通路遮断部66を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
圧油流通路(36)に接続される油圧継手であって、
一端側に油圧管路(58)を接続する管路接続部(61)を備え、他端側に、前記圧油流通路(36)に挿入されることで該圧油流通路(36)に連通する連通路(38)を遮断する通路遮断部(66)を備えていることを特徴とする油圧継手。
【請求項2】
油圧ブロック(34)を貫通する一対の圧油流通路(36,37)と、これら圧油流通路(36,37)を連通する連通路(38)とを備えた油圧ブロック(34)の前記圧油流通路(36)に接続される油圧継手であって、
一端側に油圧管路(58)を接続する管路接続部(61)を備え、他端側に、前記圧油流通路(36)に挿入されることで前記連通路(38)を遮断する通路遮断部(66)を備えていることを特徴とする油圧継手。
【請求項3】
トラクタ(2)に備えた油圧ポンプ(P)からの圧油を一端側から流入させ且つ他端側からトラクタ(2)に装着される作業機(3)側に圧油を流出させる第1の圧油流通路(36)と、作業機(3)側からの圧油を一端側から流入させ且つ他端側から流出させる第2の圧油流通路(37)と、これら第1の圧油流通路(36)と第2の圧油流通路(37)とを連通させる連通路(38)とを有する油圧ブロック(34)に接続される油圧継手であって、
一端側に作業機(3)側に対して圧油を流通させるための油圧管路(58)が接続される管路接続部(61)を備え、他端側に第1の圧油流通路(36)又は第2の圧油流通路(37)に作業機(3)側から挿入されることにより前記連通路(38)の圧油流通を遮断する通路遮断部(66)を備えていることを特徴とする油圧継手。
【請求項4】
前記通路遮断部(66)よりも他端側に、油圧継手の他端側外周面と圧油流通路(36)内面との間をシールするシール部(67)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の油圧継手。
【請求項5】
管路接続部(61)と通路遮断部(66)との間に、圧油流通路(36)の端部側に形成された被螺合部(43)に螺合されることで油圧継手を取付固定する螺合部(72)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の油圧継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧油流通路に接続される油圧継手に関するものであり、例えば、トラクタに装着されるフロントローダ等の作業機に対して圧油を取り出すための油圧ブロックに接続される油圧継手に関するものである。
【背景技術】
【0002】
圧油流通路に接続される従来の油圧継手にあっては、一端側に油圧ホース等の油圧管路を接続する管路接続部を備えていると共に他端側に螺合部(雄ねじ)を備えており、この螺合部を圧油流通路の端部に形成された被螺合部(雌ねじ)に螺合させることで油圧継手を圧油流通路に接続するように構成している。
また、油圧ブロックに、該油圧ブロックを貫通する圧油流通路を設け、この圧油流通路の一端側ポートをデリバリーパイプを介して油圧ポンプに接続すると共に、油圧ブロックに、前記圧油流通路に連通する連通路を設けたものがあり(特許文献1参照)、このものにあっては、連通路に圧油を流すときは圧油流通路の他端側ポートをプラグによって閉栓し、圧油流通路の他端側ポートから圧油を流出させるときには、圧油流通路の他端側ポートに油圧ホース等の油圧管路を接続するための油圧継手を接続すると共に、前記連通路に介装された切換弁によって連通路を遮断するように構成している。
【特許文献1】実開昭61−76864号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来のものにあっては、圧油流通路の他端側ポートから圧油を流出させるときにおいて連通路を遮断するための切換弁が必要であると共に、該切換弁を油圧ブロックに組み込むための加工の手間も必要である。
また、連通路を連通状態と遮断状態とに切り換えるために、切換弁を操作する必要があり、該操作の手間も必要である。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、切換弁を設けなくとも連通路の遮断を行える油圧継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、圧油流通路に接続される油圧継手であって、
一端側に油圧管路を接続する管路接続部を備え、他端側に、前記圧油流通路に挿入されることで該圧油流通路に連通する連通路を遮断する通路遮断部を備えていることを特徴とする。
また、他の技術的手段は、油圧ブロックを貫通する一対の圧油流通路と、これら圧油流通路を連通する連通路とを備えた油圧ブロックの前記圧油流通路に接続される油圧継手であって、
一端側に油圧管路を接続する管路接続部を備え、他端側に、前記圧油流通路に挿入されることで連通路を遮断する通路遮断部を備えていることを特徴とする。
【0005】
また、他の技術的手段は、トラクタに備えた油圧ポンプからの圧油を一端側から流入させ且つ他端側からトラクタに装着される作業機側に圧油を流出させる第1の圧油流通路と、作業機側からの圧油を一端側から流入させ且つ他端側から流出させる第2の圧油流通路と、これら第1の圧油流通路と第2の圧油流通路とを連通させる連通路とを有する油圧ブロックに接続される油圧継手であって、
一端側に作業機側に対して圧油を流通させるための油圧管路が接続される管路接続部を備え、他端側に第1の圧油流通路又は第2の圧油流通路に作業機側から挿入されることにより前記連通路の圧油流通を遮断する通路遮断部を備えていることを特徴とする。
【0006】
また、前記通路遮断部よりも他端側に、油圧継手の他端側外周面と圧油流通路内面との間をシールするシール部を備えているのがよい。
また、管路接続部と通路遮断部との間に、圧油流通路の端部側に形成された被螺合部に螺合されることで油圧継手を取付固定する螺合部を備えているのがよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の油圧継手にあっては、圧油流通路に接続することにより、該圧油流通路に連通する連通路を油圧継手に設けた通路遮断部によって遮断することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図3において、1は走行作業車であり、該走行作業車1は、走行車輌としてのトラクタ2と、該トラクタ2に装着される、油圧アクチュエータを備えた作業機(前部作業機)として例示するフロントローダ3とを備えてなり、フロントローダ3はトラクタ2の前部に着脱自在に装着されている。
図3及び図4に示すように、前記トラクタ2は、エンジン4と該エンジン4の後部に連結されたフライホイールハウジング5と該フライホイールハウジング5の後部に連結された伝動ケース6とによって主構成された車体7を備えると共に該車体7を左右一対の前後輪8,9で支持してなる2軸4輪形のトラクタ2であり、前記エンジン4はボンネット10で覆われ、前記伝動ケース6内には、エンジン4からの動力をクラッチ,トランスミッション及びデフ装置等を介して少なくとも後輪9に伝達する走行系動力伝達機構と、エンジン4からの動力を車体7の後面から突出するPTO軸11に伝達するPTO系動力伝達機構とが収容されている。
【0009】
なお、伝動ケース6は前部ケース6Aと後部ケース6Bとに分割されている。
このトラクタ2の車体7の後部には、上部の1本のトップリンク12と下部の左右一対のロワーリンク13とで構成された三点リンク機構を介してロータリ耕耘機、プラウ等の後部作業機を昇降自在に装着可能とされ、車体7の後部側には、前記後部作業機を昇降させる作業機昇降用の油圧式昇降装置14が設けられている。
この油圧式昇降装置14は、伝動ケース6の後部上面側に取付固定された取付体16と、この取付体16の左右両側に左右軸回りに上下揺動自在に支持されたリフトアーム17と、左右各リフトアーム17と左右方向で同じ側にあるロワーリンク13とを連結する左右一対のリフトロッド18と、リフトアーム17を上下に揺動させる左右一対の昇降シリンダ19とから主構成されている。
【0010】
この油圧式昇降装置14にあっては、左右の昇降シリンダ19を伸縮(ピストンロッドを突出・退避)させることにより左右のリフトアーム17が揺動軸心回りに上下揺動すると共に、この左右リフトアーム17が上下に揺動することにより、左右のロワーリンク13がトラクタ2側の枢支部回りに上下に揺動動作し、これによって後部作業機が昇降するように構成されている。
また、前記昇降シリンダ19は単動式の油圧シリンダによって構成されており、該昇降シリンダ19のシリンダ本体のピストン頂部側に圧油を供給することで後部作業機が上昇し、昇降シリンダ19のシリンダ本体のピストン頂部側の圧油を排出させることで後部作業機が自重で下降し、昇降シリンダ19に対する圧油の供給・排出を停止させることによりリフトアーム17が停止して後部作業機が停止するように構成されている。
【0011】
なお、油圧式昇降装置14としては、伝動ケース6の後部上面に取付固定され且つリフトアーム17を支持するシリンダブロック内にピストンを内有した形式の単動式の油圧シリンダで構成されたものであってもよい。
伝動ケース6の右側の前後方向中途部の上部側には、エンジン4からの動力によって駆動される油圧ポンプPが設けられており、この油圧ポンプPは、本実施の形態では、2つのギヤポンプを組み合わせた2連ポンプによって構成されていると共に、PTO系動力伝達機構のPTOクラッチの手前から分岐される動力によって駆動され、伝動ケース6内に貯留された潤滑油が作動油としてサクションパイプ20を介して油圧ポンプP内に吸入され、該油圧ポンプPの一方の吐出口から吐出する圧油は前記油圧式昇降装置14等に供給され、他方の吐出口から吐出する圧油はパワステコントローラ等の油圧機器に供給される。
【0012】
前記フロントローダ3は、トラクタ2の前部に装着された取付フレーム21に着脱自在に取り付けられている。
取付フレーム21は、本実施の形態では、車体7前部の左右両側に取付固定された連結プレート22と、この連結プレート22に左右方向外方に突出状に固定された円筒状の支持台23と、この支持台23に上方突出状に固定された左右一対のメインフレーム24とを、車体7の左右両側に備えている。
フロントローダ3は、左右各メインフレーム24に着脱自在に取り付けられた左右一対のサイドフレーム26と、左右各サイドフレーム26の上部に基端側が左右軸回りに回動自在に枢支連結された左右一対のブーム27と、左右ブーム27の先端側に左右軸回りに揺動自在に枢支連結されたバケット28と、左右の各ブーム27を枢支部回りに上下揺動させるブームシリンダ29と、バケット28を揺動させてスクイ・ダンプ動作させるバケットシリンダ30とを備えてなり、ブームシリンダ29及びバケットシリンダ30はともに油圧シリンダによって構成されている。
【0013】
車体7の右側前部(伝動ケース6の右側前部)に、フロントローダ3のブームシリンダ29及びバケットシリンダ30を制御するコントロールバルブ31が配置されて車体7に固定され、このコントロールバルブ31は運転席32又はステアリングハンドル33の近傍に設けられる操作レバーによって遠隔操作可能とされている。
なお、コントロールバルブ31を操作レバーで直接操作する形式のものであってもよい。
このトラクタ2には、前記油圧ポンプPから後部作業機昇降用の油圧式昇降装置14へ至る油圧経路中に、フロントローダ3に圧油を取り出すための油圧ブロック34が設けられている。
【0014】
この油圧ブロック34は直方体状に形成され、伝動ケース6の右側の油圧ポンプPの前側で且つ伝動ケース6の下部に配置されており、油圧ブロック34の上面側に固定されたブラケット35が伝動ケース6に設けられた取付ボスにボルト固定されることにより車体7に取付固定されている。
図1及び図2に示すように、この油圧ブロック34には、該油圧ブロック34を前後方向に直線状に貫通する左右一対の圧油流通路36,37と、これら圧油流通路36,37を前後方向中途部で連通する連通路38とが形成されている(左側の圧油流通路を第1の圧油流通路36といい、右側の圧油流通路を第2の圧油流通路37という)。
【0015】
第1の圧油流通路36と第2の圧油流通路37とは左右方向に平行状に形成され、連通路38はこれら第1の圧油流通路36と第2の圧油流通路37に直交状に連通している。
第1の圧油流通路36の後端側は油圧ポンプPからの圧油を流入させるポンプポート39とされ、該第1の圧油流通路36の前端側はフロントローダ3側に供給する圧油を流出させるアウトポート40(これを第1アウトポートという)とされている。
第2の圧油流通路37の後端側は作業機昇降用の油圧式昇降装置14側に供給する圧油を流出させるアウトポート41(これを第2アウトポートという)とされ、該第2の圧油流通路37の前端側はフロントローダ3側からの戻りの圧油を流入させるインポート42とされている。
【0016】
第1及び第2の圧油流通路36,37は、前後方向中途部の連通路38が連通される部分で後部側よりも径大に形成され、第1及び第2の圧油流通路36,37の前部側の、連通路38よりも前側、及び、第2の圧油流通路37の後部側にはそれぞれ被螺合部43,44,45(雌ねじ)が形成されており、第1,第2の圧油流通路36,37の、第1アウトポート40側,第2アウトポート41側及びインポート42側にはシール材(Oリング)が嵌め込まれるシール材嵌合部46が設けられている。
第1の圧油流通路36の後端側には、ポンプポート39から挿入された接続筒47が溶接等によって固着されており、この接続筒47には溶接等によってデリバリーパイプ48の一端側が固着され、該デリバリーパイプ48の他端側はポンプポート39の吐出口に接続されており、該デリバリーパイプ48によって第1の圧油流通路36のポンプポート39側が油圧ポンプPの吐出口に連通している。
【0017】
また、第2の圧油流通路37の後端側には、該第2の圧油流通路37の第1アウトポート40側の被螺合部45に螺合される螺合部49(雄ねじ)を有する油圧継手50が接続され、この油圧継手50の管路接続部55(雄ねじ)には、油圧パイプ等からなる油圧管路51の一端側が接続され、該油圧パイプ51の他端側は、作業機昇降用の油圧式昇降装置14の取付体16の圧油取入れ口に接続され、該取付体16から制御弁等を介して昇降シリンダ19に圧油が供給され、又は該制御弁から伝動ケース6内に圧油が戻される。
前記構成の油圧ブロック34にあっては、フロントローダ3を装着しないときには、図2に示すように、第1アウトポート40及びインポート42(第1,第2の圧油流通路37の前端側)は、第1,第2の圧油流通路36,37の前端側の被螺合部43,44に螺合されて取り付けられるプラグ52によって閉鎖され、油圧ポンプPからの圧油は、ポンプポート39側から第1の圧油流通路36に流入し、連通路38を通って第2の圧油流通路37に流れ、該第2の圧油流通路37の第2アウトポート41側の油圧継手50の圧油流通孔73から流出して油圧式昇降装置14側へと流れる。
【0018】
また、フロントローダ3を装着するときには、第1,第2の圧油流通路36,37の第1アウトポート40側及びインポート42側からプラグ52が取り外されると共に、図1に示すように、第1の圧油流通路36の第1アウトポート40側及び第2の圧油流通路37のインポート42側にそれぞれ油圧継手53,54が接続される(第1の圧油流通路36の第1アウトポート40側に接続される油圧継手53をアウト側継手といい、第2の圧油流通路37のインポート42側に接続される油圧継手54をイン側継手という)。
アウト側継手53及びイン側継手54には、それぞれ軸心方向に貫通する圧油流通孔56,57が形成されていると共に、軸心方向一端側の外周部に、フロントローダ3側に対して圧油を流通させるための油圧管路58,59(油圧ホース等)の一端側が継手を介して接続される管路接続部61,62(雄ねじ)が形成され、前記油圧管路58,59の他端側は前記コントロールバルブ31に接続されている。
【0019】
イン側継手54の軸心方向他端側の外周部には、第2の圧油流通路37のインポート42側の被螺合部44に螺合される螺合部63(雄ねじ)が形成され、軸心方向中途部の外周部には、工具を係合する六角柱状の工具係合部64が設けられ、この工具係合部64と螺合部63との間には、Oリング(シール材)を外嵌するシール材嵌合部65が設けられており、螺合部63をインポート42側の被螺合部44にねじ込むことにより、イン側継手54が第2の圧油流通路37のインポート42側に接続される。
また、アウト側継手53の軸心方向他端側の外周部には、第1アウトポート40から第1の圧油流通路36に挿入されることにより連通路38の圧油流通を遮断する通路遮断部66が設けられ、この通路遮断部66よりも先端側(後端側)には、アウト側継手53の他端側外周面と第1の圧油流通路36内面との間をシールするシール部67が設けられ、該シール部67はシール材68(Oリング)と該シール材68が外嵌される嵌合溝69とから構成されている。
【0020】
また、このアウト側継手53の軸心方向中途部の外周部には、イン側継手54と同様の工具係合部70とシール材嵌合部71と螺合部72とが、軸心方向一端側から他端側(前端側から後端側)に向けて順に形成されており、このアウト側継手53の他端側を第1アウトポート40を介して第1の圧油流通路36に挿入し、螺合部72を第1アウトポート40側の被螺合部43にねじ込むことによりアウト側継手53が第1の圧油流通路36の第1アウトポート40側に接続されると共に通路遮断部66によって連通路38の圧油流通が遮断されるように構成されている。
【0021】
前記構成のものにあっては、フロントローダ3の装着時においては、アウト側継手53によって連通路38の圧油流通が遮断されるので、ポンプポート39側から流入した油圧ポンプPからの圧油は、アウト側継手53の圧油流通孔56を流通すると共に、該アウト側継手53に接続された供給側の油圧管路58を流通してコントロールバルブ31に供給され、コントロールバルブ31からの戻りの圧油は、戻り側の油圧管路59を流通すると共にイン側継手54の圧油流通孔59を流通して第2の圧油流通路37に流入し、さらに第2の圧油流通路37の第2アウトポート41側から流出して油圧式昇降装置14側に流れる。
【0022】
なお、前記構成のものにおいて、アウト側継手53を前述した図例のイン側継手54の構造と同様の構造のものとし且つイン側継手54を前述した図例のアウト側継手53と同様の構造のものとしてもよく、アウト側継手53及びイン側継手54の両方を前述した図例のアウト側継手53と同様の構造のものとしてもよい。
また、フロントローダ3装着時において、第2の圧油流通路37の第2アウトポート41側に接続される油圧継手50を、連通路38を遮断することができる構造のもの(前記通路遮断部を有する油圧継手)と交換するようにしてもよい。
【0023】
さらに、第1の圧油流通路36のポンプポート39側に、油圧ポンプPからの圧油を流すためのデリバリーパイプ48を接続する油圧継手を接続し、この油圧継手を連通路38を遮断しない構造のものと連通路38を遮断する構造のものとの2種類用意し、フロントローダ3を装着しないときには連通路38を遮断しない構造の油圧継手を使用し、フロントローダ3を装着するときには連通路38を遮断する構造の油圧継手に交換するようにしてもよい。
すなわち、圧油流通路36,37のいずれかの端部側に接続される油圧継手に連通路38を遮断する通路遮断部を設けるようにしてもよいのである。
【0024】
さらに、また、本発明の油圧継手は、前述したフロントローダ3に対して圧油を取り出すための油圧ブロック34に接続されるものに限定されることはなく、圧油流通路に連通する連通路を連通状態としたり遮断状態としたりする必要があるところであれば、どのようなところにでも採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の油圧継手の装着時の油圧ブロックの平面断面図である。
【図2】本発明の油圧継手を装着しない場合の油圧ブロックの平面断面図である。
【図3】走行作業車の側面図である。
【図4】トラクタの車体の側面図である。
【符号の説明】
【0026】
2 トラクタ
3 作業機(フロントローダ)
34 油圧ブロック
36 圧油流通路(第1の圧油流通路)
37 圧油流通路(第2の圧油流通路)
38 連通路
43 被螺合部
61 管路接続部
66 通路遮断部
67 シール部
72 螺合部
P 油圧ポンプ




 

 


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