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発明の名称 内窓
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−224564(P2007−224564A)
公開日 平成19年9月6日(2007.9.6)
出願番号 特願2006−45673(P2006−45673)
出願日 平成18年2月22日(2006.2.22)
代理人 【識別番号】100078835
【弁理士】
【氏名又は名称】村田 幹雄
発明者 小林 誠 / 田代 達一郎 / 嶋田 昌計
要約 課題
框の端部加工を最低限に抑えつつ少ない種類の連結部品で召合せ部の気密性を確保することのできる框体を備えた内窓を提供する。

解決手段
上下框20、21と左右の縦框22、23はいずれも両端面が略面一状とされ、上框20は左右の縦框22、23といずれも各框の端面に挿入固定される同形状の上連結ブロック30により連結され、下框21は左右の縦框22、23といずれも各框の端面に挿入固定される同形状の下連結ブロック35により連結され、縦框のうち内召合せ框と外召合せ框23は相手側の框に向かって突出する気密材23eを備え、内召合せ框及び外召合せ框23に取付けた上連結ブロック30間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材40を各上連結ブロック30に取付けてなる。
特許請求の範囲
【請求項1】
建物開口部において外窓の内側に配置され、枠体内に内障子と外障子とを引き違い状に納めてなり、該内障子と外障子は樹脂からなる上下框と左右の縦框とを方形状に框組みした框体を有してなる内窓において、
前記上下框と左右の縦框はいずれも両端面が略面一状とされ、前記上框は左右の縦框と左右いずれも同形状からなる上連結ブロックにより、前記下框は左右の縦框と左右いずれも同形状からなる下連結ブロックにより、それぞれ連結され、
前記縦框のうち内召合せ框と外召合せ框は対向する框との間の気密性を確保する気密ラインを長手方向略全長に渡って備え、各召合せ框に取付けた前記上連結ブロック間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材を各上連結ブロックまたはいずれか一方の上連結ブロックに取付けて前記内召合せ框と外召合せ框が備える気密ラインと略連続状としてなることを特徴とする内窓。
【請求項2】
前記隙間塞ぎ材は前記煙返し部または気密部の上端部に取付ける脚部を備えてなることを特徴とする請求項1記載の内窓。
【請求項3】
前記隙間塞ぎ材は前記上連結ブロックの側面に取付ける爪部を備えてなることを特徴とする請求項1または2記載の内窓。
【請求項4】
前記内召合せ框と外召合せ框が備える気密ラインは煙返し部または相手側の框に向かって突出する気密部により構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内窓。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物開口部において外窓の内側に設けられる内窓に関し、特に樹脂材からなる上下框及び縦框を連結ブロックで連結してなる框体を枠体内に納めた内窓に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、建物開口部に取付けられる外窓の内側に内窓を設けて二重構造とし、防音性や防犯性及び断熱性の向上を図ったものが知られている。このような内窓においては、枠体及びその内部に納められる障子共に樹脂材によって形成されることが多い。枠体については、上下枠及び左右の縦枠を所定の長さに切断加工したものを連結して方形状に枠組みする。一方、枠体内部に納められる框体については、上下框及び左右の縦框の各端部に切欠加工を施し、縦框に上下框の端部をそれぞれ飲み込ませて連結して方形状に框組みするのが一般的である。このような連結方法は内窓に限らず、一般的なサッシの障子で広く用いられているものであり、連結強度を充分に確保することができる。
【0003】
一方で、框を飲み込ませて連結する場合には、各框の端部に複雑な切欠加工を施す必要がある。このため、窓の取付現場において寸法の調整などを行うことが困難である。特に、内窓は後付けで取付けられることが多く、取付現場において建物開口部の状態に合わせて框を切断し寸法調整を行う必要性が高い。
【0004】
寸法調整を容易に行うためには、框の端部が切断加工のみの状態に近いことが望ましい。この場合には框を飲み込ませて連結することはできないので、框同士を連結部品を介して連結することが行われる。このような方法は主に、襖や和障子において用いられるものである。このような連結構造を有した框体としては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
【特許文献1】特開平10−238226号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、框の連結部分に連結部品を設けるのは、前述のように主に襖や和障子においてであり、これらは基本的に高い気密性が求められないため、特に障子の召合せ部における気密性が考慮されていない。また、気密性が求められる場合には、召合せ部における気密性確保のため、框体の枠体側と召合せ側で連結部品の形状を変える必要があり、上框と縦框との連結部品、及び下框と縦框との連結部品がそれぞれ2種類ずつ、合計で4種類の連結部品が必要となる。このように部品の種類が多くなることで施工が煩雑になると共に、部品の管理及び製造におけるコストも上昇する。
【0006】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、框の端部加工を最低限に抑えつつ少ない種類の連結部品で召合せ部の気密性を確保することのできる框体を備えた内窓を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る内窓は、建物開口部において外窓の内側に配置され、枠体内に内障子と外障子とを引き違い状に納めてなり、該内障子と外障子は樹脂からなる上下框と左右の縦框とを方形状に框組みした框体を有してなる内窓において、
前記上下框と左右の縦框はいずれも両端面が略面一状とされ、前記上框は左右の縦框と左右いずれも同形状からなる上連結ブロックにより、前記下框は左右の縦框と左右いずれも同形状からなる下連結ブロックにより、それぞれ連結され、
前記縦框のうち内召合せ框と外召合せ框は対向する框との間の気密性を確保する気密ラインを長手方向略全長に渡って備え、各召合せ框に取付けた前記上連結ブロック間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材を各上連結ブロックまたはいずれか一方の上連結ブロックに取付けて前記内召合せ框と外召合せ框が備える気密ラインと略連続状としてなることを特徴として構成されている。
【0008】
また、本発明に係る内窓は、前記隙間塞ぎ材は前記煙返し部または気密部の上端部に取付ける脚部を備えてなることを特徴として構成されている。
【0009】
さらに、本発明に係る内窓は、前記隙間塞ぎ材は前記上連結ブロックの側面に取付ける爪部を備えてなることを特徴として構成されている。
【0010】
さらにまた、本発明に係る内窓は、前記内召合せ框と外召合せ框が備える気密ラインは煙返し部または相手側の框に向かって突出する気密部により構成されることを特徴として構成されている。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る内窓によれば、上下框と左右の縦框はいずれも両端面が略面一状とされ、上框と左右の縦框は左右同形状の上連結ブロックにより、下框と左右の縦框は左右同形状の下連結ブロックにより連結され、内召合せ框と外召合せ框は対向する框との間の気密性を確保する気密ラインを長手方向略全長に渡って備え、内召合せ框及び外召合せ框に取付けた上連結ブロック間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材を各上連結ブロックまたはいずれか一方の上連結ブロックに取付けてなることにより、2種類の連結ブロックで框材を連結しさらに隙間塞ぎ部材で召合せ部における気密性も確保できるので、框材の端部加工を最低限にしつつ少ない種類の部品で気密性を確保した框体を構成することができる。
【0012】
また、本発明に係る内窓によれば、隙間塞ぎ材は煙返し部または気密部の上端部に取付ける脚部を備えてなることにより、隙間塞ぎ材を召合せ框に対して煙返し部または気密部と略連続状となるようにしつつ固定することができる。
【0013】
さらに、本発明に係る内窓によれば、隙間塞ぎ材は上連結ブロックの側面に取付ける爪部を備えてなることにより、隙間塞ぎ材を上連結ブロックに対して容易に取付固定することができる。
【0014】
さらにまた、本発明に係る内窓によれば、内召合せ框と外召合せ框が備える気密ラインは煙返し部または相手側の框に向かって突出する気密部により構成されることにより、召合せ框間における長手方向の気密を確実になすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態における内窓を有したサッシ全体の縦断面図、図2はサッシ全体の横断面図である。サッシ全体の構成は、建物開口部に外窓50を取付け、その室内側に内窓1を設けて二重構造としてなるものである。
【0016】
外窓50は、方形状に枠組みされた外側枠体51内に、外側内障子52と外側外障子53を引き違い状に納めてなるものであり、一般的なサッシの構成と同様のものである。外窓50の室内側には上辺及び縦辺に額縁材5が、下辺には床材6がそれぞれ設けられており、額縁材5の室内側端部付近に内窓1が取付けられる。
【0017】
内窓1は、額縁材5及び床材6に取付けた枠体2内に内障子3と外障子4を引き違い状に納めてなるものである。枠体2は、いずれも樹脂材からなる上枠10と下枠11及び左右の縦枠12、12を方形状に枠組みして構成される。また、内障子3及び外障子4は、いずれも樹脂材からなる上框20と下框21、枠側に配置される縦框である枠側縦框22及び召合せ側に配置される縦框である召合せ框23を方形状に框組みしてなる框体7にガラス体8を納めて構成され、枠体2内において長手方向に走行自在となるように納められる。
【0018】
図3には、内窓1の縦断面図における上部拡大図を示している。この図に示すように、上枠10は室内端部に室内側片10aを、室外端部に室外側片10dをそれぞれ備え、さらにそれらの間には内レール10b及び外レール10cが突出し、それぞれ内障子3及び外障子4を案内する。
【0019】
内障子3の上框20は、上面に案内溝20aが形成され、これが上枠10の内レール10bに案内される。また、上框20の下面にはガラス挿入溝20bが形成され、さらにガラス挿入溝20bの開口近傍にはそれぞれ2つずつの軟質樹脂からなるヒレ部20cが一体的に形成されている。ガラス体8はガラス挿入溝20b内に納められ、ヒレ部20cによって室内外面をそれぞれ押圧され固定される。
【0020】
外障子4の上框20も内障子3の上框20と同様の構成からなり、上面の案内溝20aが上枠10の外レール10cに案内され、下面のガラス挿入溝20bにガラス体8を納めてヒレ部20cによって両面から押圧固定している。
【0021】
内障子3と外障子4の召合せ部分における上枠10の室内外方向中央部には、上ブロック材10eが設けられる。これは後述する隙間塞ぎ材40と共に召合せ部における気密性を確保するために設けられている。
【0022】
図4には、内窓1の縦断面図における下部拡大図を示している。この図に示すように、下枠11は室内端部に室内側片11aを、室外端部に室外側片11dをそれぞれ備え、さらにそれらの間には内レール11b及び外レール11cが上面から突出し、それぞれ内障子3及び外障子4が走行自在となるように案内する。
【0023】
内障子3の下框21には、下部に戸車21aが設けられ、この戸車21aが下枠11の内レール11bに載置されて内障子3を長手方向に走行自在とする。また、下框21の上面にはガラス挿入溝21bが形成されると共に、その開口近傍にはそれぞれ2つずつの軟質樹脂からなるヒレ部21cが一体的に形成されている。ガラス体8はガラス挿入溝21b内に納められ、ヒレ部21cによって室内外面をそれぞれ押圧され固定される。
【0024】
外障子4の下框21も内障子3の下框21と同様の構成からなり、下部に戸車21aが、上面にガラス挿入溝21b及びヒレ部20cが形成され、戸車21aは下枠11の外レール11cに載置されて走行自在とされ、ガラス挿入溝21bにはガラス体8が納められてヒレ部21cによって両面から押圧固定する。
【0025】
内障子3と外障子4の召合せ部分における下枠11の室内外方向中央部には、下ブロック材11eが設けられる。この下ブロック材11eによって内窓1下部における召合せ部分の気密性を確保している。
【0026】
図5には、内窓1の横断面図における召合せ部拡大図を示している。この図に示すように、内障子3の召合せ框23は、外周側にクレセント23aが設けられ、内周側にはガラス挿入溝23bが形成される。ガラス挿入溝23bには開口部近傍に軟質樹脂からなるヒレ部23cが2つずつ一体的に形成されており、ガラス体8はガラス挿入溝23bに納められてヒレ部23cにより両面から押圧固定される。外障子4の召合せ框23は、外周側には何も設けられておらず、内周側にはガラス挿入溝23b及びヒレ部23cが形成されており、内障子3の召合せ框23と同様のガラス固定構造を有している。
【0027】
内障子3の召合せ框23の外面には、対向する外障子4の召合せ框23の内面に向かって略L字状に突出する突起部23dが、長手方向略全長に渡って内周側と外周側の両方にそれぞれ形成されている。また、外障子4の召合せ框23の内面にも、対向する内障子3の召合せ框23の外面に向かって略L字状に突出する突起部23dが、長手方向略全長に渡って内周側と外周側の両方にそれぞれ形成されている。
【0028】
突起部23dの角部には、対向する突起部23dに向かってさらに突出する気密材23eが形成されている。気密材23eは、軟質樹脂からなり召合せ框23と共に一体的に形成される。これら突起部23dと気密材23eによって互いに相手側の框に向かって突出する気密部23fが構成され、この気密部23fによって、内障子3と外障子4の召合せ部における気密性を召合せ框23間の長手方向略全長に渡って確保する気密ラインとしている。
【0029】
図3に示すように、召合せ部分における気密部23fは、上框20の上下方向中間位置まで延びており、上ブロック材10eとの間には気密ラインに空白が生じる。このため後述するように隙間塞ぎ材40によって気密ラインが連続状となるようにしている。一方、図4に示すように、召合せ部分における気密部23fは、下端部においては下ブロック材11e近傍まで延びており、したがってこの部分においては他の部材を設けることなく気密ラインの連続性が確保されている。
【0030】
次に、框体7の連結構造について説明する。図6には、内障子3を構成する框体7の分解斜視図を示している。この図に示すように、各框材は切断加工により端面を概ね面一状とされ、上連結ブロック30と下連結ブロック35の2種類の連結ブロックによって連結される。
【0031】
上框20は、両端面が切断加工のみによって面一状に形成される。また枠側縦框22と召合せ框23も、両端面が切断加工によって形成される。これらは内周面の一部に切欠きが形成されるものの、各端面は概ね面一状として形成されている。上框20と枠側縦框22、及び上框20と召合せ框23は、いずれも同じ形状からなる上連結ブロック30によって連結される。
【0032】
上連結ブロック30は、基部31の側部に上框20の端面からその中空内部に挿入される上框連結部32を有し、基部31の下部に枠側縦框22または召合せ框23の上端面からその中空内部に挿入される縦框連結部33を有して構成される。上連結ブロック30の基部31は、上框20の上半分と略同じ断面形状を有しており、上框連結部32を上框20に、縦框連結部33を枠側縦框22または召合せ框23に、それぞれ挿入固定することで、基部31が枠側縦框22の上部及び召合せ框23の上部にそれぞれ配置される。
【0033】
下連結ブロック35は、基部36の側方上部に下框21の端面からその中空内部に挿入される下框連結部37を有し、基部36の上部に枠側縦框22または召合せ框23の下端面からその中空内部に挿入される縦框連結部38を有して構成される。下連結ブロック35の基部36は、下框21の下端部と略同じ断面形状を有しており、下框連結部37を下框21に、縦框連結部38を枠側縦框22または召合せ框23に、それぞれ挿入固定することで、基部36が枠側縦框22の下部及び召合せ框23の下部にそれぞれ配置される。
【0034】
ここで、上框20と召合せ框23を連結する上連結ブロック30の基部36の部分は、前述のように召合せ框23の気密部23fが延びていないため、そのままでは気密ラインに空白が生じて、内窓1の召合せ部における気密性を充分に確保することができない。このため、召合せ部に設けられる上連結ブロック30の互いに対向する面には、それぞれ隙間塞ぎ材40が設けられる。
【0035】
図7には、隙間塞ぎ材40の斜視図を示している。図7(a)は隙間塞ぎ材40を外側に露出する側から見た斜視図であり、図7(b)は図7(a)と反対側から見た斜視図である。これらの図に示すように、隙間塞ぎ材40は互いに対向する面となる平面部41に、平面部41とは直角をなす側面部42が3面設けられている。また、平面部41の裏面側には補強部43が複数立ち上がり状に設けられている。
【0036】
隙間塞ぎ材40の両端下端部には、突起状の脚部44が設けられており、この脚部44は召合せ框23の上端面から突出部23dに対して係合することができ、隙間塞ぎ材40を召合せ框23に対して気密部23fと略連続状となるようにしつつ固定することができる。また、側面部42の脚部44近傍には、2つの爪部45が形成されている。これら爪部45は、上連結ブロック30に対して係合することで、隙間塞ぎ材40を上連結ブロック30に対して固定する。
【0037】
図8には、隙間塞ぎ材40を取付けた状態の内障子3と外障子4の斜視図を示している。この図に示すように隙間塞ぎ材40は、内障子3の上框20と召合せ框23を連結する上連結ブロック30の室外面と、外障子4の上框20と召合せ框23を連結する上連結ブロック30の室内面とに、平面部41が互いに対向するように固定される。互いに対向する平面部41間は、僅かな隙間が空いているものの、隙間塞ぎ材40によって内窓1の召合せ部における気密ラインを、召合せ框23の気密部23fから上枠10の上ブロック材10eまで略連続状とすることができ、気密性を確保することができる。なお、隙間塞ぎ材40の平面部41に、召合せ框23の気密部23fに設けられる気密材23eと同様の気密材を設けて、より気密性を高めるようにしてもよい。
【0038】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこの実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。まず、召合せ框23間の気密ラインを構成するため、本実施形態では気密部23fを長手方向に設けているが、その他でも気密性を確保できる構造を有していればよく、例えば図1及び図2に示す外窓50において召合せ部に用いられている煙返し部の構造を用いてもよい。煙返し部は、内障子3の召合せ框23の室外面にコ字状部を設け、外障子4の召合せ框23の室内面にもコ字状部を設け、これらが互い違いとなるように噛み合って気密性を確保するものである。
【0039】
本実施形態では隙間塞ぎ材40を内障子3の上連結ブロック30と外障子4の上連結ブロック30の両方に設けて、2つの隙間塞ぎ材40が互いに対向するように配置したが、内障子3側か外障子4側のいずれか一方の上連結ブロック30にのみ隙間塞ぎ材40を設けるようにしてもよい。この場合、隙間塞ぎ材40は平面部41が対向する障子の上連結ブロック30に近接対向するように形成される。また、隙間塞ぎ材40は上連結ブロック30と略同じ幅を有するように形成しているが、召合せ框23に設けられた気密ラインと連続状となっていればよいので、召合せ框23の室外面または室内面の両端部にそれぞれかかるように2部材で構成してもよい。さらに、本実施形態の内窓1は、外窓50の室内側に設けられるものであるが、外窓50の構成はどのようなものであってもよいことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本実施形態における内窓を有したサッシ全体の縦断面図である。
【図2】本実施形態における内窓を有したサッシ全体の横断面図である。
【図3】内窓の縦断面図における上部拡大図である。
【図4】内窓の縦断面図における下部拡大図である。
【図5】内窓の横断面図における中央部拡大図である。
【図6】框体の分解斜視図である。
【図7】隙間塞ぎ材の斜視図である。
【図8】隙間塞ぎ材を取付けた内障子と外障子の斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 内窓
2 枠体
3 内障子
4 外障子
7 框体
8 ガラス体
10 上枠
10e 上ブロック材
11 下枠
11e 下ブロック材
12 縦枠
20 上框
21 下框
22 枠側縦框
23 召合せ框
23d 突起部
23e 気密部
30 上連結ブロック
31 基部
32 上框連結部
33 縦框連結部
35 下連結ブロック
36 基部
37 下框連結部
38 縦框連結部
40 隙間塞ぎ材
44 脚部
45 爪部
50 外窓




 

 


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