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発明の名称 戸先錠付開操作補助装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−2524(P2007−2524A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183845(P2005−183845)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100082647
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 義久
発明者 小野 清人 / 鎌田 晴久 / 吉久 浩樹 / 小西 一也 / 此島 照雄 / 浅野 陽一 / 三輪 信子 / 鈴木 一利 / 上田 健次 / 仇 鋼 / 西口 正記 / 梶木 勉
要約 課題
防犯効果を高め、デザイン的にも優れた框内蔵式開操作補助装置を提供する。

解決手段
戸先側縦枠に係止して施錠可能な戸先錠と、障子の開操作の初動を軽減する開操作補助装置と、を備え、引違いサッシ又は片引きサッシの戸先框に設けられた戸先錠付開操作補助装置であって、この戸先錠付開操作補助装置に設けられたハンドルの操作に連動して、前記戸先錠の開錠及び施錠、並びに前記開操作補助装置による障子の開操作がなされ、施錠時には、このハンドルは前記戸先框内に収納される構成とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
戸先側縦枠に係止して施錠可能な戸先錠と、障子の開操作の初動を軽減する開操作補助装置と、を備え、
引違いサッシ又は片引きサッシの戸先框に設けられた戸先錠付開操作補助装置であって、
この戸先錠付開操作補助装置に設けられたハンドルの操作に連動して、前記戸先錠の開錠及び施錠、並びに前記開操作補助装置による障子の開操作がなされ、
施錠時には、このハンドルは前記戸先框内に収納される構成とされた、
ことを特徴とする戸先錠付開操作補助装置。
【請求項2】
ハンドルは、前記戸先框内に嵌め込まれるハンドル座に取付けられる構成とされ、
このハンドルは、前記ハンドル座内に嵌合可能なハンドル本体と、前記ハンドル座に回動自在に軸支されるハンドル軸と、このハンドル軸を支点としてハンドル本体を持ち上げ可能とするヒンジ部と、を備え、
施錠時には、前記ハンドル本体は前記ハンドル座内に収納され、
開錠の際には、前記ハンドル本体を持ち上げると共に、回動させることにより、前記戸先錠が開錠され、かつ前記開操作補助装置による障子の開操作がなされる構成とした、請求項1記載の戸先錠付開操作補助装置。
【請求項3】
ハンドル本体がハンドル座に収納された状態では、該ハンドル本体はハンドル座に係止された構成とされ、
ハンドル本体のハンドル座への係止を解除することにより、ハンドル本体が連動して自動的に持ち上がる構成とされた、請求項2記載の戸先錠付開操作補助装置。
【請求項4】
ハンドル本体には、その表面に取付けられたボタン操作により、ハンドル座への係止状態を解除可能な係止解除機構が設けられた、請求項3記載の戸先錠付開操作補助装置。
【請求項5】
前記開操作補助装置は、ハンドルの操作に連動して回動するアームがサッシ縦枠を押圧することにより、開操作の初動が軽減される構成とされ、
該アームは開錠時には水平姿勢が維持され、この状態ではアームがサッシ縦枠に当接して、一定の間隔以下に前記戸先框が閉じられないように規制される、請求項1乃至4のいずれか1項記載の戸先錠付開操作補助装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、引違いサッシ又は片引きサッシの戸先框に設けられる戸先錠付開操作補助装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ビルやマンション等の建築物の高層化や窓開口の大型化に伴い、窓枠に取付けられた引違い式又は片引き式の障子自体が重くなってきており、また、高断熱化・高気密化住宅の普及に伴い、複層ガラス仕様の障子を使用する場合も増えてきている。これらの障子の開閉の際には、大きな力を要している。
【0003】
そこで、従来より、これらの引違い式又は片引き式の窓障子を開ける際に、障子の開け始めの際の初動の力を軽減するため、テコの原理を利用した鎌錠付開操作補助装置(例えば、特許文献1参照)がある。
【特許文献1】特開2004−353378号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のものは戸先框に取付ける取付台座、この台座をカバーするための台座カバー及び開閉するためのハンドルが、それぞれ障子の戸先框表面から露出(突出)しているため窓の外部から視認でき、防犯上好ましいものではなかった。また、障子の戸先框表面から露出(突出)していることによって、デザイン的にも好ましいものではなかった。
【0005】
そこで、本発明の主たる課題は、防犯効果を高め、デザイン的にも優れた框内蔵式開操作補助装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、戸先側縦枠に係止して施錠可能な戸先錠と、障子の開操作の初動を軽減する開操作補助装置と、を備え、引違いサッシ又は片引きサッシの戸先框に設けられた戸先錠付開操作補助装置であって、この戸先錠付開操作補助装置に設けられたハンドルの操作に連動して、前記戸先錠の開錠及び施錠、並びに前記開操作補助装置による障子の開操作がなされ、施錠時には、このハンドルは前記戸先框内に収納される構成とされた、ことを特徴とする戸先錠付開操作補助装置である。
【0007】
(作用効果)
戸先錠の開錠及び施錠、並びに開操作補助装置による障子の開操作を手元で行なうためのハンドルを、施錠時には、戸先框内に収納できる構成とすることにより、ハンドルが障子の戸先框表面から露出(突出)せず、窓の外部から視認できないため、防犯効果を期待できる。また、障子の戸先框表面から露出(突出)しないことで、デザイン的にも優れる。
【0008】
<請求項2記載の発明>
請求項2記載の発明は、ハンドルは、前記戸先框内に嵌め込まれるハンドル座に取付けられる構成とされ、このハンドルは、前記ハンドル座内に嵌合可能なハンドル本体と、前記ハンドル座に回動自在に軸支されるハンドル軸と、このハンドル軸を支点としてハンドル本体を持ち上げ可能とするヒンジ部と、を備え、施錠時には、前記ハンドル本体は前記ハンドル座内に収納され、開錠の際には、前記ハンドル本体を持ち上げると共に、回動させることにより、前記戸先錠が開錠され、かつ前記開操作補助装置による障子の開操作がなされる構成とした、請求項1記載の戸先錠付開操作補助装置である。
【0009】
(作用効果)
施錠時には、ハンドル本体はハンドル座内に収納され、開錠の際には、前記ハンドル本体を持ち上げると共に、回動させることにより、前記戸先錠が開錠され、かつ前記開操作補助装置による障子の開操作がなされる構成とすることによって、施錠時にはハンドル本体がハンドル座内に収納された状態であるので、障子の戸先框表面から露出(突出)せず、窓の外部から視認できないため、防犯効果を期待できる。また、障子の戸先框表面から露出(突出)しないことで、デザイン的にも優れる。
【0010】
<請求項3記載の発明>
請求項3記載の発明は、ハンドル本体がハンドル座に収納された状態では、該ハンドル本体はハンドル座に係止された構成とされ、ハンドル本体のハンドル座への係止を解除することにより、ハンドル本体が連動して自動的に持ち上がる構成とされた、請求項2記載の戸先錠付開操作補助装置である。
【0011】
(作用効果)
ハンドル本体のハンドル座への係止を解除することにより、ハンドル本体が連動して自動的に持ち上がる構成とすることにより、ハンドル本体の持ち上げ操作が容易化され、操作性が向上する。
【0012】
<請求項4記載の発明>
請求項4記載の発明は、ハンドル本体には、その表面に取付けられたボタン操作により、ハンドル座への係止状態を解除可能な係止解除機構が設けられた、請求項3記載の戸先錠付開操作補助装置である。
【0013】
(作用効果)
ボタン操作により、ハンドル座への係止状態を解除できる構成であることにより、ハンドル本体の持ち上げ操作が容易化され、操作性が向上する。
【0014】
<請求項5記載の発明>
請求項5記載の発明は、前記開操作補助装置は、ハンドルの操作に連動して回動するアームがサッシ縦枠を押圧することにより、開操作の初動が軽減される構成とされ、該アームは開錠時には水平姿勢が維持され、この状態ではアームがサッシ縦枠に当接して、一定の間隔以下に前記戸先框が閉じられないように規制される、請求項1乃至4のいずれか1項記載の戸先錠付開操作補助装置である。
【0015】
(作用効果)
アームは開錠時には水平姿勢が維持され、この状態ではアームがサッシ縦枠に当接して、一定の間隔以下に前記戸先框が閉じられないように規制されるようにしたことにより、サッシ縦枠と戸先框の間で指を挟んでしまうことを防止することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る框内蔵式開操作補助装置によれば、防犯効果を高め、デザイン的にも優れる等の利点がもたらされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図1乃至図22に基づき、本発明の実施の形態を説明する。なお、図1は本発明に係る框内蔵式開操作補助装置が取付けられた片引きサッシの横断面図であり、図2はその戸先框の拡大横断面図であり、図3はその拡大縦断面図及び縦正面図であり、図4は框内蔵式開操作補助装置の縦断面図であり、図5はハンドル座の正面図であり、図6はその縦断面図であり、図7はその背面図であり、図8はハンドルの正面図であり、図9はその縦断面図であり、図10はハンドル軸の背面図であり、図11はハンドルの上面図であり、図12はローラ付アームの正面図であり、図13は鎌錠の正面図であり、図14はワッシャの正面図であり、図15は施錠時のローラ付アームと鎌錠の関係を示す説明図であり、図16は開錠時のローラ付アームと鎌錠の関係を示す説明図であり、図17は施錠時の框内蔵式開操作補助装置の状態を示す説明図であり、図18は障子が開かれる過程における框内蔵式開操作補助装置の状態(その1)を示す説明図であり、図19は障子が開かれる過程における框内蔵式開操作補助装置の状態(その2)を示す説明図であり、図20は障子が開かれる過程における框内蔵式開操作補助装置の状態(その3)を示す説明図であり、図21は閉錠時の框内蔵式開操作補助装置の状態を示す説明図であり、図22は開錠時の框内蔵式開操作補助装置の状態を示す説明図である。
【0018】
本発明に係る框内蔵式開操作補助装置は、ビルやマンション等の建築物の引違いサッシ又は片引きサッシに利用される障子に使用されるものである。例えば、図1には、片引き障子11と嵌め殺し部12とを有するビル用の片引きサッシ10が示されており、片引きサッシ10は、上枠(図示せず)、下枠10A、左縦枠10B、右縦枠10Cを四周枠組みすることで形成されると共に、このサッシに装着される片引き障子11は、上框(図示せず)、下框(図示せず)及び召合せ框11A、戸先框11Bとで四周を組み立てることにより形成されている。そして、本発明に係る框内蔵式開操作補助装置1は、図1乃至図4に示すように、戸先框11Bに埋め込まれ、障子11を閉じた状態では、右縦枠10Cに取付けられたストライク10aに框内蔵式開操作補助装置1の鎌錠5が係止可能になっている。なお、符号の10bはトロヨケである。
【0019】
本発明に係る框内蔵式開操作補助装置1は、図1乃至図4に示すように、戸先框内部に嵌め込まれたハンドル座2と、このハンドル座内2に嵌合可能とされるハンドル3と、このハンドル3の開閉操作によって連動して回動するローラ付アーム4、ハンドル3の開閉操作によって連動して回動し開錠・施錠する鎌錠5と、を備えている。
【0020】
ハンドル座2は、図2及び図4に示すように、戸先框11Bに形成した開口に埋め込まれる構成になっており、背面に形成されたビス孔2A,2Aにビス(図示せず)を螺着させ、戸先框11Bに取付けるようになっている。ハンドル座2の上方には、図5乃至図7に示すように、後述するハンドル軸3Cの回動部3dを回動自在に軸支する軸受部2Bが形成されている。そして、この軸受部2Bの上方には、図4及び図6に示すように、ボールプランジャー2Cが設けられている。このプランジャー2Cの先端に取付けられ、かつ圧縮バネ(図示せず)に支持されたボール2aは、後述するハンドル軸3Cの円筒形状の回動部3dの側面に形成されたディンプル状の凹部30dに係止されるようになっている。
【0021】
ハンドル3は、図4及び図9に示すように、ハンドル座2内に嵌合可能なハンドル本体3Aと、ハンドル座2に回動自在に軸支され、ハンドル本体3Aの開閉操作により回動するハンドル軸3Cと、このハンドル軸3Cを支点としてハンドル本体3Aを持ち上げ(折曲)可能とするヒンジ部3Bと、を備えている。
【0022】
ハンドル本体3Aの形状は、ハンドル座2内に嵌合した状態で、戸先框11Bの表面と略フラットになるようにフラット面で形成されている。ヒンジ部3Bを形成する軸支ピン3aには、図4に示すように、トーションバネ3bが取付けられており、後述するプッシュボタン31Aを押すことによって、ハンドル本体3Aのハンドル座2への係止状態が解除されると、ハンドル本体3Aがヒンジ部3Bを支点として自動的に回動して持ち上がるようになっている。
【0023】
このハンドル本体3Aは、図1に示すように、施錠時には、ハンドル座2内に収納されているため、障子の戸先框11B表面から露出(突出)せず、片引きサッシ10の屋外部から視認できないため、防犯効果を期待できる。また、障子の戸先框11B表面から露出(突出)しないことで、デザイン的にも優れる。さらに、開錠の際には、ハンドル本体3Aを回動させるために、わざわざハンドル本体3Aを摘んで、手前に持ち上げる必要はなく、ボタン操作のみで自動的に回動して持ち上がるようになっているので、ハンドル本体の持ち上げ操作が容易化され、操作性に優れるものとなっている。
【0024】
ハンドル軸3Cは、図9乃至図11に示すように、ハンドル座2に回動自在に取付けられる円筒形状の回動部3dと、後述するローラ付アーム4を係合させる角軸部3eと、後述する鎌錠5を回動自在に軸支する中軸3fと、を備えている。回動部3dの側面には、前述したボールプランジャー2Cのボール2aを係止するディンプル状の凹部30dが、図9、図11、図21及び図22に示すように、2箇所形成されている。これら凹部30d,30dは、図21及び図22に示すように、プランジャー2Cの先端に取付けられたボール2aを係止することにより、ハンドル本体3Aが垂直・水平姿勢で停止し、ハンドル本体3Aの姿勢が、垂直(閉状態)及び水平(開状態)を維持しやすいように機能している。ここで、図22に示すように、ハンドル本体3Aの姿勢が水平(開状態)を維持している状態では、戸先框11Bを閉めようとしてもローラ付アーム4のローラ4Bが右縦枠10Cに当接して、一定の間隔以下に戸先框11Bが閉じられないように規制されるようになっている。このように、ローラ付アーム4は、戸先框11Bと右縦枠10Cとの間の一定の間隔を確保し、戸先框11Bと右縦枠10Cとの間に指を挟まないようにする指挟み防止の機能も有する。
【0025】
ハンドル本体3Aのハンドル座2への取付けは、ハンドル座2の軸受部2Bにハンドル軸3Cの回動部3dを回動自在に嵌合させ、その状態で、ハンドル座2の背面から角軸部3eにワッシャ7を係合する。そして、このワッシャ7に密着させるようにローラ付アーム4を角軸部3eに係合する。次に、トーションバネ5Dが取付けられた鎌錠5をハンドル軸3Cの丸棒(円柱)状の中軸3fに貫通させ、その状態で押さえリング6を取付けることによって完了するものである。
【0026】
ハンドル本体3Aには、図4に示すように、ハンドル座2への係止状態を解除するための係止解除機構31が設けられている。この係止解除機構31は、プッシュボタン31Aと、このプッシュボタン31Aが押されることによって上方にスライドするスライダー(ラッチ)31Bと、このスライダー31Bを上方から押圧する板バネ31Cと、を備えている。プッシュボタン31Aの先端はテーパー状に形成され、プッシュボタン31Aを押し込むことによって、スライダー31Bが上方に押し上げられるようになっている。また、プッシュボタン31Aの先端と底蓋31Dとの間には、プッシュボタン31Aを復帰させるための圧縮バネ31Eが取付けられている。
【0027】
前述したようにスライダー31Bの上方には、板バネ31Cが取付けられており、この板バネ31Cがスライダー31Bを下方に押し下げるように働いている。スライダー31Bが下方に押し下げられた状態では、スライダー31Bの先端がハンドル座2に形成されたツメ2Dに係止されるようになっており、スライダー31Bが上方に押し上げられることによって、ハンドル本体3Aの係止状態が解除されるようになっている。このように、ボタン操作により、ハンドル座2への係止状態を解除でき、ハンドル本体3Aが自動的に持ち上がるようになっているので、ハンドル本体の操作性は優れている。
【0028】
ローラ付アーム4は、図12に示すように、アーム本体4Aと、縦枠上を回動可能なローラ4Bと、このローラ4Bを軸支するローラ軸4Cと、を備えている。アーム本体4Aには、角軸部3eに係合される係合孔4Dと、鎌錠5を係止可能な突起部4Eと、が形成されている。アーム本体4Aは、角軸部3eに係合されることによってハンドル本体3Aと一体化し、ハンドル本体3Aの回動と連動して回動するようになっている。図15及び図17に示すように、ハンドル本体3Aが、垂直になっている状態(閉状態)では、ローラ付アーム4も垂直になっており、障子11の戸先框11C内に収納されるようになっている。一方、図18乃至図20に示すように、ハンドル本体3Aが回転して水平になるにつれて、障子11の戸先框11C内から右縦枠10C側に突出するようになっている。突起部4Eは、図18乃至図20に示すように、鎌錠5の係止部5Bを係止可能としており、ハンドル本体3Aが回転することにより、アーム本体4Aに形成された突起部4Eも回転し、係止部5Bを介して鎌錠5を押し下げるようになっている(開状態)。また、鎌錠5に取付けられたトーションバネ5Dの一端部も、係止部に対向して突起部4Eに係止されるようになっているため、ハンドル本体3Aが閉状態になるように回転すると、このトーションバネ5Dを介して鎌錠5が回転し、鎌錠5を押し上げるようになっている。
【0029】
ローラ4Bは、アーム本体4Aの先端部に形成されたローラ軸4Cに軸支されており、アーム本体4Aが水平になるように回動すると、障子11の戸先框11C内から右縦枠10C側に突出し、図18及び図19に示すように、この縦枠表面上を下方に摺動する。この移動と共に右縦枠10C表面を押圧し、その反力が障子11を開かせるように作用する。
【0030】
鎌錠5は、図13に示すように、右縦枠10Cに取付けられたストライク10bに係止される鎌部5Aと、アーム本体4Aに形成された突起部4Eに係止される係止部5Bと、を備えている。そして、ハンドル軸3Cの丸棒(円柱)状の中軸3fが貫通孔5Cを貫く構成であることによって、鎌錠5は、ハンドル軸3Cの中軸3fを中心に回動可能になっている。前述のように、鎌錠5の係止部5Bが突起部4Eに係止されることにより、図18及び図19に示すように、時計回りにハンドル本体3Aが回転すると、係止部5Bを介して鎌錠5が押し下げられるようになっている(開状態)。また、鎌錠5には、貫通孔5Cをバネコイルの中心としたトーションバネ5Dが取付けられており、かつこのトーションバネ5Dの一端部が係止部5Bの反対方向から突起部4Eに係止されていることにより、反時計回りにハンドル本体3Aが回転すると、このトーションバネ5Dを介して鎌錠5が回転し、鎌錠5が押し上げられるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係る框内蔵式開操作補助装置が取付けられた片引きサッシの横断面図である。
【図2】その戸先框の拡大横断面図である。
【図3】その拡大縦断面図及び縦正面図である。
【図4】框内蔵式開操作補助装置の縦断面図である。
【図5】ハンドル座の正面図である。
【図6】その縦断面図である。
【図7】その背面図である。
【図8】ハンドルの正面図である。
【図9】その縦断面図である。
【図10】ハンドル軸の背面図である。
【図11】ハンドルの上面図である。
【図12】ローラ付アームの正面図である。
【図13】鎌錠の正面図である。
【図14】ワッシャの正面図である。
【図15】施錠時のローラ付アームと鎌錠の関係を示す説明図である。
【図16】開錠時のローラ付アームと鎌錠の関係を示す説明図である。
【図17】施錠時の框内蔵式開操作補助装置の状態を示す説明図である。
【図18】障子が開かれる過程における框内蔵式開操作補助装置の状態(その1)を示す説明図である。
【図19】障子が開かれる過程における框内蔵式開操作補助装置の状態(その2)を示す説明図である。
【図20】障子が開かれる過程における框内蔵式開操作補助装置の状態(その3)を示す説明図である。
【図21】閉錠時の框内蔵式開操作補助装置の状態を示す説明図である。
【図22】開錠時の框内蔵式開操作補助装置の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0032】
1…框内蔵式開操作補助装置、2…ハンドル座、2A…ビス孔、2B…軸受部、2C…ボールプランジャー、2D…ツメ、2a…ボール、3…ハンドル、3A…ハンドル本体、3B…ヒンジ部、3C…ハンドル軸、3a…軸支ピン、3b…トーションバネ、3d…回動部、3e…角軸部、3f…中軸、4…ローラ付アーム、4A…アーム本体、4B…ローラ、4C…ローラ軸、4D…係合孔、4E…突起部、5…鎌錠、5A…鎌部、5B…係止部、5C…貫通孔、5D…トーションバネ、6…押さえリング、7…ワッシャ、8…、9…、10…片引きサッシ、10A…下枠、10B…左縦枠、10C…右縦枠、10a…ストライク、10b…トロヨケ、11…片引き障子、11A…召合せ框、11B…戸先框、12…嵌め殺し部、30d…凹部、31…係止解除機構、31A…プッシュボタン、31B…スライダー(ラッチ)、31C…板バネ、31D…底蓋、31E…圧縮バネ。




 

 


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