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発明の名称 建設機械の給脂装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−85039(P2007−85039A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−273035(P2005−273035)
出願日 平成17年9月21日(2005.9.21)
代理人 【識別番号】100089749
【弁理士】
【氏名又は名称】影井 俊次
発明者 浅野 政男
要約 課題
上部旋回体に設けたグリースタンクから供給されるグリースによって、作業者が地上で円滑かつ迅速に給脂作業を行えるようにする。

解決手段
上部旋回体4にグリースタンク30とグリースポンプ31とが設置されて、分配弁33を介して第1の供給ホース34と第2の供給ホース35とが接続されている。第1の供給配管34の先端には第1のグリースガン37が装着されて、リール36に巻き取られている。第2の供給配管35はアーム8の先端近傍に継ぎ手部材38が設けられ、この継ぎ手部材38には可撓性ホース42の先端にガン本体41を設けたグリースガンユニット40が着脱可能に接続され、可撓性ホース42の他端には継ぎ手部材38にワンタッチアクションで接続される継ぎ手部43が設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
下部走行体と、この下部走行体に旋回可能に連結した上部旋回体と、この上部旋回体に俯仰動作可能に連結したブームの先端にアームを上下方向に回動可能に連結し、このアームの先端にリンク機構を介してフロントアタッチメントを連結することにより構成した作業手段とを備えた建設機械に装着され、グリースタンクと、このグリースタンクからの配管に接続され、グリースを圧送するグリースポンプとからなり、この建設機械の摺動各部にグリースを供給するための給脂装置において、
前記グリースポンプに接続され、前記ブームから前記アームの先端近傍に延在させたグリース配管と、
このグリース配管の先端に装着して設けた継ぎ手部材と、
ガン本体と、このガン本体に接続した可撓性ホースと、この可撓性ホースの他端に装着され、前記継ぎ手部材に着脱可能に接続される継ぎ手部とからなり、少なくとも前記リンク機構に設けた給脂部に着脱可能に接続されるグリースガンユニットと
を備える構成としたことを特徴とする建設機械の給脂装置。
【請求項2】
前記下部走行体にはポストが設けられ、前記上部旋回体をこのポスト上に装着することによって、この上部旋回体と高所に配置し、また前記下部走行体には前記グリースガンが収納可能な収納ボックスを設ける構成としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の給脂装置。
【請求項3】
前記上部旋回体には、前記グリースポンプからの配管の分岐部を設け、この分岐部に他のホースを接続し、このホースをリールに所定の長さ巻回させて、その先端に他のグリースガンを装着する構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の建設機械の給脂装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上部旋回体に作業手段を設けた建設機械において、可動部における摺動部にグリースを供給するために設けられる建設機械の給脂装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
下部走行体に旋回装置を介して上部旋回体が旋回可能に設置され、この上部旋回体に作業手段を設けた建設機械には様々な可動部を備えている。下部走行体として、クローラ式の走行手段を備えている場合には、サイドフレームに駆動輪及び従動輪が設けられることから、これら駆動輪及び従動輪の軸が回転することになり、また履帯を接地させる下ローラや、弛みを防止する上ローラが回転可能に装着されている。そして、下部走行体と上部旋回体との間には旋回装置が設けられており、この旋回装置を構成する内輪と外輪との間の相対回動部や旋回ピニオンとギアとの噛合部の転動部等の可動部がある。さらに、作業手段は、一般に、ブーム,アーム及びフロントアタッチメントから構成されるが、ブームは上部旋回体のフレームにピンで軸支され、またアームはブームにピンで軸支される。さらに、フロントアタッチメントはアームに設けたリンク機構を介して連結される。
【0003】
このように、建設機械には、各部に可動部分を備えており、これらの可動部分は一方の部材に対して他方の部材が摺動することになり、しかも大きな荷重が作用した状態で摺動することから、摺動各部は常に潤滑する必要がある。このために、自動的に給脂するように構成したものがあるが、給脂用の配管の引き回し等の点から、全ての摺動部に自動給脂機構を持たせることができない。このために、手動で給脂がなされる部位もある。手動給脂を行うための給脂装置は、グリースタンクと、このグリースタンクからの配管に接続したグリースポンプとから構成され、グリースポンプに可撓性を有するホースを接続して、このホースの先端にグリースガンが接続されている。そして、給脂を行うべき部位に給脂用ニップルを装着しておき、作業者がこのグリースガンを各給脂用ニップルに接続して給脂するようになっている。
【0004】
手動給脂箇所のうち、一部は上部旋回体の上で給脂作業を行うようになっており、また少なくとも作業手段におけるフロントアタッチメントの連結部であるリンク機構を構成するピンへの給脂作業は作業者が地上から行うことになる。グリースタンクは上部旋回体に設けられ、グリースガンに接続されているホースをコンパクトに格納するために、リールに巻回させるようにしている。従って、グリースタンクから各々の給脂箇所までの距離に応じてリールからホースを適宜の長さだけ繰り出すことによって、各部の給脂用ニップルにグリースガンが接続されることになる。
【0005】
給脂箇所がグリースタンクから離れていると、リールに巻回されるホースの長さもそれだけ長くなるので、リールへの巻回量が多くなって嵩張ることになる。特に、大型の機械であって、上部旋回体のグリースタンクの設置位置が高所にあると、その分だけホースも長尺化することになる。しかも、地上から給脂する際には、上部旋回体からグリースガンを地上まで降ろさなければならず、その際にグリースガンが地面等と衝突して、損傷するおそれがあるだけでなく、グリースガンの引き金が開いてしまい、その結果グリースが流出して周囲を汚損する可能性もある。
【0006】
そこで、上部旋回体だけでなく、下部走行体にも給脂装置を設けて、地上から給脂を行う際には、この下部走行体側の給脂装置を用いるようにしたものが特許文献1に開示されている。即ち、グリースタンクと、このグリースタンクに接続され、他端にグリースガンを設けたホースを巻回させるリールとが下部走行体に設置されている。従って、作業手段のフロントアタッチメント取付部におけるリンク機構を構成する複数のピンの周囲等のように、地上で給脂するときには、この下部走行体側の給脂装置に設けたグリースガンを給脂用ニップルに接続して給脂することができるようになる。従って、給脂を行う都度グリースガンを上部旋回体から引き降ろす必要がなくなる。
【特許文献1】特開平7−190295号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上部旋回体側にはバッテリが設置されているが、下部走行体側には動力源が装着されていない。このために、前述した特許文献1において、下部走行体側に設けた給脂装置にはグリースポンプが設けられておらず、グリースタンクには上部旋回体側から空気圧を供給して液面を加圧するか、またはグリースタンクを上部旋回体に設置してこの上部旋回体でグリースポンプに接続し、下部走行体側にはリールを設けて、先端にグリースガンを装着したホースをこのリールに巻回して設けるようにしている。そして、上部旋回体と下部走行体との間に空気配管またはグリース供給管を接続するようにしている。
【0008】
ここで、上部旋回体は旋回装置を介して下部走行体と連結されており、その間にはスイベルジョイントが設けられる。そして、下部走行体における走行用油圧モータに接続した油圧配管はスイベルジョイントに連結され、作動油はこのスイベルジョイントを介して流通させるようにしている。従って、前述した空気配管またはグリース供給管の流路も、このスイベルジョイントにより流通させることになる。このために、スイベルジョイントに前述した流路を付加することが必要になる結果、このスイベルジョイントの構成が複雑になってしまう。また、スイベルジョイントにグリース供給用の流路を設けると、このスイベルジョイントを流れる作動油が汚損される可能性がある。さらに、グリースは高粘度流体であることから、空気加圧式で配管にグリースを圧送するには極めて高い圧力を必要とする等の点で好ましくはない。
【0009】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、上部旋回体に設けたグリースタンクから供給されるグリースによって、作業者が地上で円滑かつ迅速に給脂作業を行えるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した目的を達成するために、本発明は、下部走行体と、この下部走行体に旋回可能に連結した上部旋回体と、この上部旋回体に俯仰動作可能に連結したブームの先端にアームを上下方向に回動可能に連結し、このアームの先端にリンク機構を介してフロントアタッチメントを連結することにより構成した作業手段とを備えた建設機械に装着され、グリースタンクと、このグリースタンクからの配管に接続され、グリースを圧送するグリースポンプとからなり、この建設機械の摺動各部にグリースを供給するための給脂装置であって、前記グリースポンプに接続され、前記ブームから前記アームの先端近傍に延在させたグリース配管と、このグリース配管の先端に装着して設けた継ぎ手部材と、ガン本体と、このガン本体に接続した可撓性ホースと、この可撓性ホースの他端に装着され、前記継ぎ手部材に着脱可能に接続される継ぎ手部とからなり、少なくとも前記リンク機構に設けた給脂部に着脱可能に接続されるグリースガンユニットとを備える構成としたことをその特徴とするものである。
【0011】
ここで、以上の構成は、上部旋回体の地上高が2m以上というように、地上において作業者の手が届かない高さの大型建設機械に装着される給脂装置として有利に用いられる。特に、港湾において、荷役作業を行ったり、浚渫作業を行ったり、浚渫船に積載された廃棄物の回収・移載を行ったりするために、下部走行体に所定の高さのポストが設けられ、このポストの上に旋回装置を介して上部旋回体を装着し、この上部旋回体にハンドリング用の作業手段を装着した機械が実用化されている。このハンドリング機械において、作業手段を構成するアームの先端に設けたリンク機構に給脂する場合に好適に用いられる。そして、この場合、グリースガンは地上から容易に取り出して、アームに装着した着脱式の継ぎ手部材に接続できるようにするのが望ましい。このために、下部走行体に収納ボックスを設けて、この収納ボックスにグリースガンを収納しておくと、給脂を行う上で極めて便利になる。
【0012】
そして、給脂は地上において行われるだけでなく、上部旋回体の上でも摺動各部に給脂を行うことが必要になるが、この場合には、上部旋回体にグリースポンプからの配管の分岐部を設け、この分岐部に他のホースを接続して、このホースの先端に他のグリースガンを装着するようになし、また上部旋回体にリールを設置して、このグリースガンに接続したホースを巻回させるようにすることができる。
【発明の効果】
【0013】
このように構成することによって、上部旋回体に設けたグリースタンクから供給されるグリースによって、作業者が地上において円滑かつ迅速に給脂作業を行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。本願発明による建設機械として、下部走行体1にポスト2を連結して設け、このポスト2の上に旋回装置3を介して上部旋回体4を装着した港湾等での浚渫物を浚渫船から移載するために用いられるハンドリング機械として構成したものを示す。なお、本発明による給脂装置はこれ以外の建設機械にも適用できることはいうまでもない。
【0015】
上部旋回体4には運転室5が設置されており、また作業手段6が装着されている。作業手段6は、上部旋回体4のフレーム4aに俯仰動作可能に設けたブーム7と、このブーム7の先端に上下方向に回動可能に連結したアーム8と、アーム8にリンク機構9を介して連結したフロントアタッチメント10とから構成される。ここで、図示したフロントアタッチメント10は金属を吸着するための磁石からなるものである。なお、フロントアタッチメントとしては、これ以外にもバケット等各種のものが交換して用いることができる。
【0016】
さらに、ポスト2には点検用足場11が設けられており、地上からこの点検用足場11に上ったり、この点検用足場11から地上に下り立ったりするために、梯子12が設けられており、さらに点検用足場11から上部旋回体4に上り下りするための第2の梯子13が設けられている。
【0017】
概略以上のように構成されるハンドリング機械には各所に摺動部を備えており、これら各摺動部を潤滑するために、潤滑剤としてのグリースが供給されるようになっている。そして、各部へのグリースの供給、つまり給脂は3つの態様で行われることになる。まず、第1の給脂態様は自動給脂である。図1に示したように、ブーム7とアーム8との間の連結用ピン14やアーム8を駆動するためのアームシリンダ15のブーム7及びアーム8への取付用のピン16,17等は作業者による給脂を行うことはできない位置に配置されている。従って、これら各部への給脂は自動的に行うようにしている。なお、この自動給脂のシステム構成については従来から周知であるので、その図示及び説明は省略する。
【0018】
全ての給脂箇所に自動給脂するのではなく、可能な限り手動給脂を行うようにしている。手動給脂を行うに当っては、上部旋回体3の上で給脂を行う態様と、地上から給脂を行う態様とがある。例えば、ブーム7の上部旋回体4への連結ピン(図示せず)への給脂は上部旋回体4の上で行うことになり、また図2に示したように、アーム8の先端におけるリンク機構9を構成する各ピン18〜21については、作業手段6を図1に示した姿勢とすることによって、地上で給脂することになる。
【0019】
ここで、図3にピン18への給脂部の構成を示す。なお、ピン19〜21について、また他の部位に設けられているピンについても、実質的に同様の構成となる。而して、ピン18の両端近傍にはグリース通路22が穿設されている。このグリース通路22はピン18の軸中心位置に穿設されており、ピン18の端面に装着した給脂用ニップル23に連通している。そして、グリース通路22の端部には放射方向に複数設けたグリース供給路24に連通しており、これらグリース供給路24はピン18の外周面に開口している。ピン18のグリース供給路24が開口している位置にはブッシュ25が嵌合されており、グリース供給路24に供給されたグリースはブッシュ25の外周面に回り込んで、ブッシュ25と可動部26,27との摺動面に浸透するようになり、これらの摺動面を潤滑する。
【0020】
手動給脂を行うに当っては、図4に示したように、グリース源となるグリースタンク30は、このグリースタンク30からグリースを供給するためのグリースポンプ31と共に上部旋回体4に設置されている。ここで、グリースポンプ31は例えば電動式または油圧式のものとすることができるが、このためには電力源または油圧源が必要となる。上部旋回体4には、エンジンが搭載されており、このエンジンにより発電機を駆動してバッテリに蓄電されるようになっており、また油圧ポンプが駆動される。従って、上部旋回体4側には電力源も油圧源も存在しており、グリースポンプ31を駆動することができる。そして、グリースポンプ31に接続した吐出配管32には分配弁33が接続されている。そして、この分配弁33の出口側には第1の供給ホース34と第2の供給ホース35とが接続されており、分配弁33の切り換え操作によりグリースポンプ31から供給されるグリースが第1の供給配管34または第2の供給配管35のいずれかに供給できるようになっている。
【0021】
第1の供給配管34は可撓性のあるホースから構成されており、上部旋回体4に設けたリール36に巻き取られており、その先端に第1のグリースガン37が装着されている。また、第2の供給配管35はブーム7からアーム8の先端近傍にまで引き回されている。ここで、上部旋回体4からブーム7の側面部への移行部と、ブーム7からアーム8への移行部とは、作業手段6の作動時には大きく曲がることから、より高い可撓性を有する可撓ホース部35aとなっており、それ以外の部位、つまりブーム7及びアーム8に沿って設けられている部位は、可撓性より強度が重視され、従って剛性の高いホースや金属パイプ等からなる高強度配管部35bで構成されている。そして、図5に示したように、第2の供給配管35の先端は、アーム8の先端近傍に設けた継ぎ手部材38に接続されており、この継ぎ手部材38はアーム8の表面に固定されている。
【0022】
図4及び図5から明らかなように、継ぎ手部材38にはグリースガンユニット40が着脱可能に接続されることになる。このグリースガンユニット40は、先端に第2のグリースガンからなるガン本体41が設けられ、このガン本体41には可撓性ホース42が接続されており、この可撓性ホース42の他端には、継ぎ手部材38にワンタッチアクションで接続される継ぎ手部43が設けられている。従って、グリースガンユニット40の継ぎ手部43を第2の供給配管35の先端に設けた継ぎ手部材38と接続することによって、そのガン本体41から給脂各部にグリースを供給することができるようになっている。ここで、ガン本体41には可撓性ホース42が接続されており、この可撓性ホース42に必要な長さを持たせることによって、リンク機構9を構成する各部のピン18〜21に給脂できるようになっている。
【0023】
以上のように構成することによって、機械の各摺動部への給脂を円滑かつ迅速に行うことができるようになる。例えば、グリースポンプ31を電動式ポンプとして構成した場合には、上部旋回体4に装着されているバッテリを電源としてグリースポンプ31を駆動することができる。上部旋回体4の上で、例えばブーム7の基端部に設けた連結ピン等に給脂作業を行うには、リール36から第1の供給配管34を引き出して、この第1の供給配管34の先端に装着した第1のグリースガン37から連結ピン等の給脂箇所にグリースを供給することができる。このときには、分配弁33はグリースポンプ31から供給されるグリースが第1の供給配管34に供給される状態にする。
【0024】
一方、リンク機構9に給脂する際には、作業手段6を図1に示した姿勢とすることによって、地上で給脂作業を行えるようにする。そして、上部旋回体4において、グリースポンプ31を作動状態となし、分配弁33は第2の供給配管34にグリースが供給される状態に切り換える。これによって、第2の供給配管34にはグリースが供給されることになる。ただし、継ぎ手部材38には何らの部材も接続されていないので、グリースはこの継ぎ手部材38から流出することはない。この状態で、作業者は地上において、グリースガンユニット40の継ぎ手部43を継ぎ手部材38に接続することによって、その可撓性ホース42内にまでグリースを供給する。そして、給脂用ニップル23にガン本体41を接続してグリースを供給する。具体的には、給脂用ニップル23に設けたキャップを脱着して、ガン本体41のノズルを接続した状態で、このガン本体41の引き金を引き込むように操作する。
【0025】
このように、グリースガンユニット40を用いた給脂作業は、リンク機構9を構成する全てのピン18〜21に対して行うことができるようにする。従って、グリースガンユニット40を構成する可撓性ホース42は、継ぎ手部43がアーム8に設けた継ぎ手部材38に接続した状態で、これら各ピン18〜21の両端における給脂用ニップルにガン本体41のノズルを接続できる長さとする。ただし、コンパクトに収納できるようにするために、可撓性ホース42は必要以上の長さを持たせない。
【0026】
グリースガンユニット40は、その使用後においては、上部旋回体4に持ち込むようにしても良いが、このグリーンガンユニット40は地上で使用するものであるから、下部走行体1に収納させるようにするのが望ましい。ここで、下部走行体1は左右一対のクローラ式走行手段から構成されるものであり、この走行手段等を点検・保守するために種々の工具が用いられるが、下部走行体1に収納ボックス50(図4参照)を設けて、これらの工具を収納しておくようにする。従って、グリースガンユニット40はこの収納ボックス50に収納させることができる。これによって、梯子12,点検用足場11及び第2の梯子14を、作業者がグリースガンユニット40を携帯して上り下りする必要がなくなり、給脂作業を円滑かつ迅速に、しかも安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】給脂装置が設けられる建設機械の一例としてのハンドリング機械の構成を示す説明図である。
【図2】図1の作業手段を構成するフロントアタッチメントの構成を示す正面図である。
【図3】ピンによる連結部の断面図である。
【図4】給脂装置の構成説明図である。
【図5】図2の左側面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 下部走行体 2 ポスト
3 旋回装置 4 上部旋回体
6 作業手段 7 ブーム
8 アーム 9 リンク機構
10 フロントアタッチメント
18〜21 ピン 23 給脂用ニップル
30 グリースタンク 31 グリースポンプ
32 吐出配管 33 分配弁
34 第1の供給配管 35 第2の供給配管
36 リール 37 第1のグリースガン
38 継ぎ手部材 40 グリースガンユニット
42 可撓性ホース 43 継ぎ手部
50 収納ボックス




 

 


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