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発明の名称 建設機械
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−51476(P2007−51476A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−237701(P2005−237701)
出願日 平成17年8月18日(2005.8.18)
代理人 【識別番号】100079441
【弁理士】
【氏名又は名称】広瀬 和彦
発明者 木村 庄吾 / 石井 元 / 入野 照男 / 本図 誠 / 多辺田 浩
要約 課題
チルトアップ、チルトダウンするフロア部材の右側を旋回フレームの縦板に接近させることにより広い作業スペースを確保し、作業性、居住性を向上する。

解決手段
フロア部材13を構成する足乗せ板14の右端部14Bには、フロア部材13を前側の傾転支持部材18を支持点としてチルトアップしたときに、連結ピン12を通過する位置に切欠溝17を設けている。従って、フロア部材13をチルトアップしたときには、フロア部材13が旋回フレーム5の左縦板7から突出した連結ピン12の基端部12B、旋回フレーム5の回り止め部材7B、抜止め板7C等に干渉するのを防止することができる。これにより、フロア部材13は右側に広く形成できるから、作業スペースを大きくすることができる。また、大きくチルトアップしたフロア部材13の下側のスペースを利用して連結ピン12を抜き差しすることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、
前記上部旋回体は、底板と該底板上に前,後方向に延びて立設された左,右の縦板とを有する旋回フレームと、該旋回フレームの左,右の縦板間に挿嵌され前記作業装置のフート部を俯仰動可能に支持する連結ピンと、前記旋回フレームの左側に設けられ前側部位を支持点としてチルトアップ、チルトダウン可能となったフロア部材と、該フロア部材上に設けられオペレータが着座する運転席とにより構成してなる建設機械において、
前記フロア部材の右側には、前記フロア部材をチルトアップするときに前記連結ピンを通過する位置に切欠溝を設けたことを特徴とする建設機械。
【請求項2】
前記フロア部材には、少なくとも前記運転席の上方を覆う建屋を設け、
前記建屋の右側には、前記フロア部材をチルトダウンさせたときに前記切欠溝を上側から覆う位置にシール部材を設け、前記フロア部材をチルトダウンさせたときに前記建屋の右側と前記旋回フレームの左縦板との間を、前記シール部材によりシールする構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記フロア部材は、前記フロア部材の下側で前記連結ピンの抜き差し作業を行うことができる角度位置までチルトアップ可能に構成し、
前記連結ピンは、前記フロア部材をチルトアップさせた状態で前記旋回フレームの左縦板の左側位置で抜き差しする構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、オフセット式またはモノブーム式の作業装置が取付けられた上部旋回体に傾転可能なフロア部材を備えてなる建設機械に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に俯仰動可能に設けられ土砂の掘削作業等を行う作業装置とにより大略構成されている。
【0003】
そして、油圧ショベルの上部旋回体は、底板と該底板上に前,後方向に延びて立設された左,右の縦板とを有する旋回フレームと、該旋回フレームの後側に搭載されたエンジンと、前記旋回フレームの右側に設けられた作動油タンクと、前記旋回フレームの左側に設けられたフロア部材と、該フロア部材上に設けられオペレータが着座する運転席と、前記フロア部材に設けられたキャブまたはキャノピからなる建屋とにより大略構成されている。そして、旋回フレームの左縦板と右縦板には、左,右方向に連結ピンが挿嵌され、該連結ピンは各縦板間に作業装置のフート部を俯仰動可能に支持している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2000−291056号公報
【0005】
また、ミニショベルと呼ばれる小型の油圧ショベルは、上部旋回体も小さくエンジン、タンク、制御弁等の機器を設置する旋回フレーム上のスペースが限られるため、フロア部材の下側も機器の設置スペースとして利用している。そこで、フロア部材は、前側部位を旋回フレームの前端部に回動可能に取付けることにより、前側部位を支持点としてチルトアップ、チルトダウン(傾転)できるようになっている。これにより、フロア部材をチルトアップした状態では、床下に配置した機器の点検作業、メンテナンス作業等を行うことができる(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献2】特開2000−72048号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上述した特許文献2の油圧ショベルは、旋回フレームの前端部にスイング式の作業装置を取付ける構成となっている。このために、フロア部材の右側には障害になるものがないから、該フロア部材を左,右方向に大きく形成することができ、作業時のスペースを広くとることができる。
【0008】
しかし、特許文献2の油圧ショベルに例えば特許文献1に記載されたモノブーム式の作業装置を適用した場合、旋回フレームの中央には、作業装置を支持するための縦板を設ける必要がある。このために、フロア部材の左,右方向寸法が小さくなるから、オペレータの作業スペースが狭くなり、作業性、居住性が低下してしまう。
【0009】
そこで、フロア部材の右端部を左縦板にできるだけ接近させて作業スペースを広くすることが考えられるが、左縦板は平坦ではなく連結ピンの端部等が突出している。従って、フロア部材の右端部を左縦板に接近させると、該フロア部材をチルトアップしせたときに連結ピンの突出端に干渉してしまう。このために、フロア部材の右端部は、連結ピンの突出端部に干渉しない位置まで左縦板から離間させる必要があり、フロア部材を広げて作業スペースを確保することができないという問題がある。
【0010】
また、特許文献1の油圧ショベルは、作業装置を旋回フレームの各縦板に取付けている連結ピンを、左,右方向の右側から抜き差しする構成としている。このために、連結ピンの右側には、当該連結ピンを抜き差しするためのスペースが必要になる。しかし、小型の油圧ショベルでは、連結ピンを抜き差しするためのスペースを確保するために、他の機器類を複雑な形状にしたり、複雑に配置にしなくてはならず、組立作業性、メンテナンス作業性の低下、コストの上昇、大型化等を招いてしまうという問題がある。
【0011】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、チルトアップ、チルトダウン可能なフロア部材の右側を旋回フレームの左縦板に接近させることにより、フロア部材を広幅にして広い作業スペースを確保できるようにした建設機械を提供することにある。
【0012】
また、本発明の他の目的は、他の機器類の設置スペースを犠牲にすることなく、連結ピンを旋回フレームの各縦板に簡単に抜き差しすることができるようにした建設機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、底板と該底板上に前,後方向に延びて立設された左,右の縦板とを有する旋回フレームと、該旋回フレームの左,右の縦板間に挿嵌され前記作業装置のフート部を俯仰動可能に支持する連結ピンと、前記旋回フレームの左側に設けられ前側部位を支持点としてチルトアップ、チルトダウン可能となったフロア部材と、該フロア部材上に設けられオペレータが着座する運転席とにより構成してなる。
【0014】
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記フロア部材の右側には、前記フロア部材をチルトアップするときに前記連結ピンを通過する位置に切欠溝を設けたことにある。
【0015】
請求項2の発明によると、前記フロア部材には、少なくとも前記運転席の上方を覆う建屋を設け、前記建屋の右側には、前記フロア部材をチルトダウンさせたときに前記切欠溝を上側から覆う位置にシール部材を設け、前記フロア部材をチルトダウンさせたときに前記建屋の右側と前記旋回フレームの左縦板との間を、前記シール部材によりシールする構成としたことにある。
【0016】
請求項3の発明によると、前記フロア部材は、前記フロア部材の下側で前記連結ピンの抜き差し作業を行うことができる角度位置までチルトアップ可能に構成し、前記連結ピンは、前記フロア部材をチルトアップさせた状態で前記旋回フレームの左縦板の左側位置で抜き差しする構成としたことにある。
【発明の効果】
【0017】
請求項1の発明によれば、例えば旋回フレームの左縦板には、連結ピンの端部、連結ピンを位置決めするボス部、回り止め部材等の障害物が左側に突出している。この状態で、前側部位を支持点としてフロア部材をチルトアップしたときには、フロア部材は、右側の切欠溝が障害物を通過することができる。これにより、フロア部材の右側を左縦板に接近させる構成とした場合でも、チルトアップしたときにフロア部材の右側が連結ピン等の障害物と干渉するのを防止することができる。
【0018】
この結果、フロア部材は、右側の端部が旋回フレームの左縦板に接近するまで左,右方向に大きく形成できるから、広い作業スペースを確保することができ、作業性、居住性を向上することができる。また、フロア部材は、チルトアップしたときに連結ピン等の障害物を通過することができるから、小さな傾転角度から連結ピンを超えた大きな傾転角度まで自由に設定することができる。これにより、点検作業、メンテナンス作業、着脱作業等に応じた作業スペースを適宜に得ることができ、作業効率を高めることができる。
【0019】
請求項2の発明によれば、フロア部材の右側に切欠溝を設けた場合、フロア部材の下側の空間が切欠溝を通じて外部に連通することになる。しかし、建屋の右側には、フロア部材をチルトダウンさせたときに前記切欠溝を上側から覆う位置にシール部材を設けている。これにより、フロア部材をチルトダウンさせたときには、建屋の右側と旋回フレームの左縦板との間を前記シール部材によりシールすることができる。この結果、切欠溝からエンジン、制御弁等によって温度上昇した熱風が吹出したり、土砂、雨水等がフロア部材の下側に侵入したりするのを防止することができる。
【0020】
請求項3の発明によれば、旋回フレームの各縦板に作業装置のフート部を取付けたり、取外したりする場合には、フロア部材の下側で連結ピンの抜き差し作業を行うことができる角度位置まで該フロア部材をチルトアップさせる。これにより、フロア部材の下側に形成された作業スペースを利用し、連結ピンを左側から簡単に抜き差しすることができ、作業装置の着脱作業を容易に行うことができる。
【0021】
しかも、連結ピンをフロア部材側(左側)から抜き差しすることにより、連結ピンの右側には無理に作業スペースを確保する必要がないから、旋回フレームの右側に例えばタンク等の機器を自由に配置することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械として、オフセット式の作業装置を備えたキャブ仕様の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図14を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】
図1において、1はキャブ仕様の小旋回型油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられたオフセット式の作業装置4とにより大略構成されている。
【0024】
ここで、作業装置4は、基端側が後述する旋回フレーム5に俯仰動可能に連結されたロアブーム4Aと、該ロアブーム4Aの先端に左,右方向に揺動可能に連結されたアッパブーム4Bと、該アッパブーム4Bの先端に左,右方向に揺動可能に連結されたアーム支持部材4Cと、該アーム支持部材4Cの先端に上,下方向に回動可能に連結されたアーム4Dと、該アーム4Dの先端に回動可能に取付けられたバケット4Eと、旋回フレーム5とロアブーム4Aとの間に設けられたブームシリンダ4Fと、アーム支持部材4Cとアーム4Dとの間に設けられたアームシリンダ4Gと、アーム4Dとバケット4Eとの間に設けられたバケットシリンダ4Hとにより大略構成されている。
【0025】
また、ロアブーム4A先端部とアーム支持部材4Cとの間には、ロアブーム4Aに対してアーム4Dを常時平行に保持するリンクロッド4Jが設けられ、ロアブーム4Aとアッパブーム4Bとの間には、ロアブーム4Aに対してアーム4Dを平行移動させるオフセットシリンダ4Kが設けられている。
【0026】
そして、作業装置4は、ロアブーム4Aの基端側を形成するフート部4A1に左,右方向に延びて設けられたボス部(図示せず)を旋回フレーム5の左縦板7と右縦板8との間に配置し、この状態で該各縦板7,8のピン挿通孔7A,8Aとボス部とに亘って左側から後述の連結ピン12を挿通することにより、この連結ピン12を支持点として旋回フレーム5に俯仰動可能に支持されている。
【0027】
また、作業装置4は、オフセットシリンダ4Kを伸長、縮小させることによりアーム4Dをロアブーム4Aに対して左,右方向に平行移動させ、この状態でロアブーム4Aを俯仰動させつつアーム4D、バケット4Eを回動させることにより、側溝等の掘削作業を行なうことができる。
【0028】
一方、上部旋回体3は、図3に示す如く、下部走行体2の車幅内でほぼ旋回できるように、上方からみて略円形状に形成されている。また、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、連結ピン12、エンジン、油圧ポンプ、制御弁、燃料タンク、作動油タンク(いずれも図示せず)、フロア部材13、傾転支持部材18、フロア傾転機構19、運転席20、キャブ23、シール部材24等を含んで構成されている。
【0029】
5は上部旋回体3の支持構造体を構成する旋回フレームを示している。この旋回フレーム5は、図5、図6に示す如く、中央部分を前,後方向に延びて設けられた底板6と、該底板6の左,右方向のほぼ中央に位置し前,後方向に延びて立設された左縦板7と、該左縦板7の右側に間隔をもって平行に立設された右縦板8と、左側に設けられた円弧状の左ガード部材9と、右側に設けられた円弧状の右ガード部材10とを含んで大略構成されている。また、旋回フレーム5の後側には、エンジン等を跨ぐように後述するフロア部材13の後側を支持する支持部材(図示せず)が取付けられている。
【0030】
ここで、左,右の縦板7,8は、ほぼ山形状の板体として形成され、その頂部側には、後述の連結ピン12が挿通されるピン挿通孔7A,8Aが形成されている。また、左縦板7の左面には、ピン挿通孔7Aの下側近傍に位置して凹字形状の回り止め部材7Bが設けられている。この回り止め部材7Bには、図7に示すように、後述する連結ピン12のフランジ12Cを嵌めた状態で抜止め板7Cがボルト止めされる。
【0031】
一方、左,右のガード部材9,10は、略D字状の断面形状を有するパイプ材等を用い、ほぼ旋回半径に沿うように円弧状に湾曲して形成されている。また、左ガード部材9の前部上方には、左,右方向に延びるフロア支持板9Aが設けられている。そして、フロア支持板9Aには、後述する傾転支持部材18を介してフロア部材13の前側部位が回動可能に取付けられている。
【0032】
また、11は旋回フレーム5に設けられた隔壁で、該隔壁11は、図7、図14に示すように、前側が左縦板7の傾斜に沿うように下側に傾斜し、後側がほぼ水平に延びる台形状の板体として形成されている。また、隔壁11の前縁から上縁には、広幅なシール面板11Aが設けられ、そのシール面板11Aは、後述するシール部材24のシール本体26が接触するものである。
【0033】
12は旋回フレーム5の左縦板7と右縦板8に亘って設けられた連結ピンを示している。この連結ピン12は、図8に示す如く、各縦板7,8のピン挿通孔7A,8Aに挿着されるもので、該ピン挿通孔7A,8Aに挿着した状態では、軸方向の両端部が各縦板7,8から突出している。また、連結ピン12は、図9中に二点鎖線で示すように、フロア部材13側となる左縦板7の左側位置で抜き差しされるもので、右縦板8のピン挿通孔6C1側が先端部12Aとなり、左縦板7のピン挿通孔7A側が基端部12Bとなっている。さらに、連結ピン12の基端部12Bには、長円状のフランジ12Cが長さ方向に偏心させた状態で取付けられ、該フランジ12Cの長尺側は、旋回フレーム5の左縦板7に設けられた回り止め部材7Bに嵌るようになっている。
【0034】
そして、連結ピン12は、図7に示すように、作業装置4のロアブーム4Aのフート部4A1に設けられたボス部をピン挿通孔7A,8Aと連通する位置に配置し、この状態で、ボス部、ピン挿通孔7A,8Aに挿嵌することにより、ロアブーム4Aを旋回フレーム5に俯仰動可能に支持することができる。また、連結ピン12をボス部、ピン挿通孔7A,8Aに挿嵌したときには、フランジ12Cを旋回フレーム5の左縦板7に設けられた回り止め部材7Bに嵌めることで、連結ピン12の回転を規制することができる。また、回り止め部材7Bに抜止め板7Cを取付けることにより、フランジ12Cを介して連結ピン12を軸方向に位置決めし抜止めすることができる。
【0035】
ここで、連結ピン12は、回転方向と軸方向に位置決めした取付状態では、図9に示す如く、その基端部12Bが左縦板7の左面から突出する。また、フランジ12Cを固定している回り止め部材7B、抜止め板7Cも左縦板7の左面から突出している。そして、これらの連結ピン12の基端部12B、回り止め部材7B、抜止め板7C等は、後述のフロア部材13を上側および前側にチルトアップしたときに干渉する虞がある障害物となる。
【0036】
13は旋回フレーム5の左側に設けられたフロア部材で、該フロア部材13は、前側部位を支持点としてチルトアップ、チルトダウン可能に構成されている。ここで、フロア部材13は、その右側を旋回フレーム5の左縦板7に接近させることができ、左,右方向の幅寸法を周囲に干渉いない範囲で大きく形成している。また、フロア部材13は、その下側で連結ピン12の抜き差し作業を行うことができる角度位置、即ち、図14に示す角度位置までチルトアップできるように設定されている。そして、フロア部材13は、図10、図11に示す如く、後述の足乗せ板14、レバー・ペダル取付板15、運転席台座16、切欠溝17等により大略構成されている。
【0037】
14は運転席20に着座したオペレータの足元に敷設された足乗せ板で、該足乗せ板14は、左,右方向に長尺なほぼ長方形状に形成されている。また、足乗せ板14の左側に位置する左端部14Aは、左ガード部材9に沿って円弧状に形成されている。一方、足乗せ板14の右側に位置する右端部14Bは、図5、図7、図8に示すように、例えば旋回フレーム5上でフロア部材13が振動したときに干渉しない範囲で旋回フレーム5の左縦板7に接近しており、足乗せ板14の左,右方向寸法を大きくしている。また、足乗せ板14の右端部14Bには、後述の切欠溝17が設けられている。
【0038】
15は足乗せ板14の前端に取付けられたレバー・ペダル取付板を示している。このレバー・ペダル取付板15は、左,右方向に延びる板体として形成され、後述の走行用レバー・ペダル21等が取付けられる。また、レバー・ペダル取付板15の前端には、フロア部材13の前側部位を構成する前側建屋取付板15Aが取付けられ、該前側建屋取付板15Aには後述するキャブ23の前側部位が取付けられる。
【0039】
16は足乗せ板14の後側に設けられ、運転席20を支持する運転席台座で、該運転席台座16は、足乗せ板14の後側から立上がった立上り壁16Aと、該立上り壁16Aの上端から後方に延びた運転席支持板16Bと、該運転席支持板16Bの後端から斜め上側に延びた背板部16Cと、該背板部16Cの上端部から後側に張出した後側建屋取付板16Dとにより大略構成されている。また、後側建屋取付板16Dは、旋回フレーム5の後側に取付けられた支持部材に着脱可能にボルト止めされる。さらに、後側建屋取付板16Dにはキャブ23の後側が取付けられる。
【0040】
17はフロア部材13を構成する足乗せ板14の右端部14Bに設けられた切欠溝を示している。この切欠溝17は、フロア部材13を前側部位を支持点としてチルトアップしたときに連結ピン12を通過する位置、例えば足乗せ板14の前,後方向のほぼ中間部から後側に亘って設けられている。詳しくは、図14に示す如く、傾転支持部材18のピンの位置を支持点Oとし、この支持点Oから連結ピン12までを半径寸法Rとした場合、切欠溝17は、この半径寸法Rによって描かれる円弧Cが通る位置に設けられている。
【0041】
また、切欠溝17は、図8に示すように、足乗せ板14の右端部14Bを右前縦板6Bに接近させた状態で、連結ピン12の基端部12B等に干渉する部位を左側にほぼL字状に切欠くことにより形成されている。そして、切欠溝17は、フロア部材13をチルトアップしたときに、旋回フレーム5の左縦板7から突出した連結ピン12の基端部12B、左縦板7の回り止め部材7B、抜止め板7C等の障害物に足乗せ板14が干渉するのを防止することができる。
【0042】
これにより、切欠溝17は、旋回フレーム5の左縦板7から連結ピン12の基端部12B等が突出し、フロア部材13をチルトアップしたときに干渉する虞がある障害物となっている場合でも、足乗せ板14の右端部14Bを左縦板7に接近させたままの状態で、この連結ピン12の基端部12B等を避けることができる。従って、フロア部材13を構成する足乗せ板14、レバー・ペダル取付板15、運転席台座16等は右側に広く形成することができ、作業スペース、居住スペースを左,右方向に大きく形成することができる。
【0043】
18は旋回フレーム5の前端部とフロア部材13の前側部位を傾転可能に支持する2組の傾転支持部材(図4中に図示)で、該各傾転支持部材18は、左,右方向に離間して配設されている。また、各傾転支持部材18は、旋回フレーム5を構成する左ガード部材9のフロア支持板9Aに取付けられた支持台18Aと、該支持台18Aを挟むようにフロア部材13の前側建屋取付板15Aに取付けられた一対の取付ブラケット18Bと、該各取付ブラケット18Bと支持台18Aに亘って左,右方向に挿嵌されたピン(図示せず)とにより大略構成されている。
【0044】
これにより、各傾転支持部材18は、図14に示すように、ピンを傾転中心を支持点Oとしてフロア部材13、キャブ23を上側ないし前側にチルトアップさせたり、下側ないし後側にチルトダウンさせたりすることができる。
【0045】
また、19は旋回フレーム5の支持部材とフロア部材13との間に設けられたフロア傾転機構(図14中に図示)を示している。このフロア傾転機構19は、基端側が支持部材に上,下方向に揺動可能に取付けられ、先端側が自由端となって前側に延びたガイドレール19Aと、該ガイドレール19Aに沿って延びるように該ガイドレール19Aに回転可能に取付けられたねじ軸19Bと、該ねじ軸19Bに螺着した状態でフロア部材13の右側部位に取付けられた移動部材(図示せず)とにより大略構成されている。
【0046】
そして、フロア傾転機構19は、工具(図示せず)を用いてねじ軸19Bを回転させ、移動部材をガイドレール19Aの基端側から先端側に移動させることにより、傾転支持部材18を支持点としてフロア部材13の後側をチルトアップすることができる。一方、ねじ軸19Bを逆方向に回転させ、移動部材をガイドレール19Aの先端側から基端側に移動させることにより、フロア部材13の後側をチルトダウンさせることができる。
【0047】
ここで、フロア傾転機構19は、ねじ軸19Bの回転量によりフロア部材13をチルトアップしたときの角度を任意に調整することができるから、点検作業、メンテナンス作業、着脱作業等に応じた作業スペースを適宜に得ることができる。しかも、フロア傾転機構19は、図14に示すように、フロア部材13の下側で連結ピン12の抜き差し作業を行うことができる角度位置まで該フロア部材13をチルトアップすることができる。これにより、フロア部材13をチルトアップするだけで連結ピン12の抜き差し作業(作業装置4の着脱作業)を簡単に行なうことができる。
【0048】
20はフロア部材13の運転席台座16上に設けられた運転席(図1、図2参照)で、該運転席20は、オペレータが着座するものである。また、運転席20の前側には、走行用レバー・ペダル21が配設され、運転席20の左,右両側には、作業用レバー22が配設されている。
【0049】
23はフロア部材13上に設けられた建屋としてのキャブで、該キャブ23は、運転席20を収容する運転室を画成するものである。また、キャブ23は、前面部23A、後面部23B、左側面部23C、右側面部23D、上面部23E等によって囲まれた箱状に形成され、その内部は運転席20を収容する運転室が画成されている。また、キャブ23の左側面部23Cには、図1に示すようにドア23Fが開,閉可能に取付けられている。
【0050】
一方、キャブ23の右側面部23Dは、図12に示すように、前,後方向の前側部分がフロア部材13の足乗せ板14、レバー・ペダル取付板15に取付けられる延設部23D1となっている。また、右側面部23Dの後側部分には、運転席台座16の背板部16C、後側建屋取付板16Dに沿うように切欠開口23D2が形成されている。さらに、右側面部23Dの延設部23D1には、切欠溝17に対応する位置からキャブ23内側に凹陥しつつ上側に延びたほぼ台形状の凹壁部23Gが形成されている。
【0051】
ここで、右側面部23Dの延設部23D1に設けられた凹壁部23Gは、キャブ23をチルトダウンしたときに、切欠溝17を通過した連結ピン12の基端部12B等を収めるものである。
【0052】
24はキャブ23の右側面部23Dに設けられたシール部材で、該シール部材24は、図12に示すように、フロア部材13をチルトダウンしたときに、切欠溝17を上側から覆う位置に配設されている。また、シール部材24は、フロア部材13をチルトダウンしたときに、旋回フレーム5側の隔壁11に当接することにより、キャブ23の右側面部23Dと旋回フレーム5の左縦板7との間をシールするものである。
【0053】
これにより、シール部材24は、切欠溝17を通じてエンジン、制御弁等によって温度上昇した熱風が吹出したり、土砂、雨水等がフロア部材13の下側に侵入したりするのを防止することができる。そして、シール部材24は、後述のシール枠25とシール本体26とにより構成されている。
【0054】
25は隔壁11のシール面板11Aに対面するようにキャブ23の右側面部23Dに取付けられたシール枠を示している。このシール枠25は、図12に示す如く、凹壁部23Gの前側と上側を縁取るように右側面部23Dの延設部23D1に取付けられている。そして、シール枠25は、図13に示すように、短冊状の板体を折り曲げることにより形成されている。即ち、シール枠25は、前側に位置してほぼ水平に延びる下側水平板25Aと、該下側水平板25Aの後端から後側に向けて斜め上側に延びる傾斜板25Bと、該傾斜板25Bの後端から後側に向けてほぼ水平に延びる上側水平板25Cと、各水平板25A,25Cの左端縁に設けられ右側面部23Dの延設部23D1にボルト止めされる取付板25D,25E等とにより大略構成されている。
【0055】
また、26はシール枠25の下面側に設けられたシール本体で、該シール本体26は、例えばスポンジ状で軟質なゴム材料、樹脂材料等からなり、シール枠25の下面に接着等の固着手段を用いて一体的に固着されている。これにより、シール本体26は、隔壁11のシール面板11Aに密着してシール性を高めることができる。
【0056】
そして、シール部材24は、シール枠25のシール本体26を旋回フレーム5側の隔壁11から離間させることにより、フロア部材13がチルトアップするのを許す。一方、シール部材24は、フロア部材13がチルトダウンしたときに、隔壁11のシール面板11Aにシール枠25のシール本体26を密着させてシールする。これにより、シール部材24は、フロア部材13の切欠溝17によって形成されたフロア部材13の下側と外部とを連通する通路を閉塞する。
【0057】
本実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、上部旋回体3に作業装置4を取付け、取外しする方法について説明する。
【0058】
まず、フロア部材13の後側を旋回フレーム5の支持部材に固定しているボルト(図示せず)を取外し、この状態でフロア傾転機構19のねじ軸19Bを回転させ、前側の傾転支持部材18を支持点にしてフロア部材13の後側をチルトアップする。このときに、フロア部材13を構成する足乗せ板14の右端部14Bは、旋回フレーム5の左縦板7から突出した連結ピン12の基端部12B、旋回フレーム5の回り止め部材7B、抜止め板7C等の障害物と重なる位置まで延び、該左縦板7に接近している。
【0059】
しかし、足乗せ板14の右端部14Bには、フロア部材13をチルトアップさせたときに連結ピン12を通過する位置に切欠溝17を設けている。従って、フロア部材13は、フロア部材13の足乗せ板14が連結ピン12等の障害物に干渉するのを防止できるから、図14に示す如く、その下側で連結ピン12の抜き差し作業を行うことができる角度位置まで大きくチルトアップすることができる。
【0060】
ここで、上部旋回体3に作業装置4を取付ける場合には、旋回フレーム5の各縦板7,8間にロアブーム4Aのフート部4A1を配置し、フロア部材13下のスペースを利用し、左側から連結ピン12の先端部12Aを左縦板7のピン挿通孔7A、ロアブーム4Aのボス部、右縦板8のピン挿通孔6C1に順次挿嵌する。これにより、ロアブーム4Aのフート部4A1を旋回フレーム5に俯仰動可能に支持することができる。
【0061】
一方、上部旋回体3から作業装置4を取外す場合には、フロア部材13を大きくチルトアップした状態で連結ピン12を左側に引抜くことにより、ロアブーム4Aを旋回フレーム5から取外すことができる。
【0062】
そして、上部旋回体3に対する作業装置4の取付け作業または取外し作業が終了したら、フロア傾転機構19のねじ軸19Bを先程とは逆方向に回転させることにより、フロア部材13の後側をチルトダウンして旋回フレーム5の支持部材に固定する。
【0063】
このときには、キャブ23に設けたシール部材24が、旋回フレーム5側の隔壁11のシール面板11Aにシール本体26を密着させることにより、切欠溝17を上側から覆って外部に対し閉塞する。これにより、フロア部材13の下側に配設されたエンジン、制御弁等により熱せられた熱風が切欠溝17を通じて流出し、キャブ23等に吹きつけられるのを防止することができる。また、外部の土砂や雨水がフロア部材13の下側に侵入するのを防止することができる。
【0064】
このように、本実施の形態によれば、フロア部材13を構成する足乗せ板14の右端部14Bには、フロア部材13を前側の傾転支持部材18を支持点としてチルトアップしたときに、連結ピン12を通過する位置に切欠溝17を設ける構成としている。これにより、フロア部材13をチルトアップしたときには、フロア部材13が旋回フレーム5の左縦板7から突出した連結ピン12の基端部12B、旋回フレーム5の回り止め部材7B、抜止め板7C等の障害物に干渉するのを防止することができる。
【0065】
従って、フロア部材13は、切欠溝17によって連結ピン12の基端部12B等を避けることができるから、この切欠溝17を除いた他の部分、即ち、足乗せ板14の前側部分、レバー・ペダル取付板15、前側建屋取付板15A、運転席台座16、後側建屋取付板16D等を右側に広く形成することができる。また、キャブ23もフロア部材13に合わせて右側に広く形成することができる。この結果、キャブ23内でオペレータが作業するときの作業スペース、居住スペースを大きくすることができるから、作業環境を良好にして作業性を向上することができる。
【0066】
また、フロア部材13は、連結ピン12の基端部12B等に干渉しないから、小さな傾転角度から連結ピン12を超えた大きな傾転角度まで自由にチルトアップ、チルトダウンすることができる。これにより、小さな傾転角度で行うことができる点検作業、大きな傾転角度を必要とするメンテナンス作業、機器類の着脱作業等の作業内容に応じ、作業スペースを適宜に得ることができるから、作業効率を高めることができる。
【0067】
一方、キャブ23の右側面部23Dには、シール部材24を設けているから、フロア部材13をチルトダウンしたときに切欠溝17を外部に対して閉塞することができる。この結果、切欠溝17を通じてエンジン、制御弁等からの熱風が吹出したり、外部の土砂、雨水等がフロア部材13の下側に侵入したりするのを防止することができ、オペレータの作業環境を良好にし、また清掃作業等を省略し、エンジン等の寿命を延ばすことができる。
【0068】
さらに、フロア部材13は、連結ピン12を超えて大きくチルトアップすることができ、この状態では、フロア部材13の下側のスペースを利用して連結ピン12を左側から抜き差しすることができる。従って、旋回フレーム5に対する作業装置4の取付け、取外し作業を容易に行うことができる。しかも、連結ピン12はフロア部材13側(左側)から抜き差ししているから、従来技術のように連結ピン12の右側には無理に作業スペースを確保する必要がない。これにより、旋回フレーム5の右側に例えばタンク等の機器や配管を自由に配置することができ、組立作業性、メンテナンス作業性の向上、コストの低減、小型化の促進等を図ることができる。
【0069】
なお、実施の形態では、フロア部材13上に運転席20の周囲と上部を覆うキャブ23を設けたキャブ仕様の油圧ショベル1を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図15に示す第1の変形例による油圧ショベル31のように、建屋としてフロア部材13上に運転席20の右側を覆う右側面部32Aと上側を覆う上面部32Bとを有するキャノピ32を設ける構成としてもよい。
【0070】
また、実施の形態では、建設機械としてオフセット式の作業装置4を備えたキャブ仕様の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図16に示す第2の変形例によるキャブ仕様の油圧ショベル41のように、モノブーム式の作業装置42を備えた油圧ショベルにも適用することができる。
【0071】
即ち、油圧ショベル41に設けられたモノブーム式の作業装置42は、オフセット動作を行わないタイプの標準的な作業装置で、ブーム42A、アーム42B、バケット42Cおよび各シリンダ42D,42E,42Fにより大略構成されている。また、モノブーム式の作業装置42は、キャノピ仕様の油圧ショベル31にも同様に適用することができるものである。
【0072】
また、実施の形態では、建設機械としてクローラ式の下部走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベル、油圧クレーン等の他の建設機械にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明の実施の形態によるオフセット式の作業装置を備えたキャブ仕様の小旋回型油圧ショベルを示す正面図である。
【図2】図1に示すキャブ仕様の小旋回型油圧ショベルの背面図である。
【図3】キャブ仕様の小旋回型油圧ショベルを拡大して示す平面図である。
【図4】上部旋回体を右前側からみた要部拡大斜視図である。
【図5】旋回フレーム、連結ピン、フロア部材を示す平面図である。
【図6】旋回フレームを単体で示す斜視図である。
【図7】旋回フレーム、連結ピン、フロア部材、切欠溝を示す要部拡大斜視図である。
【図8】図5中のA部を拡大して示す一部破断の要部拡大図である。
【図9】図8中のフロア部材をチルトアップした状態を図8と同様位置のからみた一部破断の要部拡大図である。
【図10】フロア部材を単体で示す平面図である。
【図11】フロア部材を単体で示す斜視図である。
【図12】フロア部材とキャブとを分解した状態で示す分解斜視図である。
【図13】シール部材を拡大して示す斜視図である。
【図14】フロア部材とキャブを連結ピンの抜き差しができる角度位置までチルトアップした状態を示す上部旋回体、作業装置の正面図である。
【図15】本発明の第1の変形例によるキャノピ仕様の油圧ショベルを示す正面図である。
【図16】本発明の第2の変形例によるモノブーム式の作業装置を備えたキャブ仕様の油圧ショベルを示す正面図である。
【符号の説明】
【0074】
1,31,41 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 オフセット式の作業装置
4A ロアブーム
4A1 フート部
5 旋回フレーム
7 左縦板
8 右縦板
12 連結ピン
13 フロア部材
14 足乗せ板
14A 左端部
14B 右端部
17 切欠溝
18 傾転支持部材
20 運転席
23 キャブ(建屋)
24 シール部材
32 キャノピ(建屋)
42 モノブーム式の作業装置




 

 


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