Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
まくら木 - 積水化学工業株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 積水化学工業株式会社

発明の名称 まくら木
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−120044(P2007−120044A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−310645(P2005−310645)
出願日 平成17年10月26日(2005.10.26)
代理人 【識別番号】100100480
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 隆
発明者 中尾 喜浩
要約 課題
レールとの締結性と、強度を両立させることができるまくら木を提供する。

解決手段
本発明のまくら木1は、レール90の締結部に対応する位置に上部が開口している収納部21を複数有する剛性部材10と、前記収納部21に収納される締結部材11とを有している。そして、剛性部材10は剛性板20によって形成されるものであり、剛性板20は側面板22、底面板23、連結板25及び端板26を有し、収納部21は側面板22と底面板23とによって形成され、収納部21の間に連結板25が配置して、収納部21同士を連結する。また、締結部材11に穿孔される穴を用いてレール90との締結が行われる。
特許請求の範囲
【請求項1】
レール締結部に対応する位置に上部が開口している収納部を複数有する剛性部材と、前記収納部に収納される締結部材とを有し、剛性部材は剛性板によって形成されるものであり、剛性板は側面板、底面板及び連結板とを有し、収納部は側面板と底面板とによって形成され、収納部の間に連結板が配置して、収納部同士を連結するものであり、締結部材に穿孔される穴を用いてレールとの締結が行われることを特徴とするまくら木。
【請求項2】
剛性板は、締結部材よりも硬いものであることを特徴とする請求項1に記載のまくら木。
【請求項3】
連結板の上側の面と、締結部材の上面とによって平面を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のまくら木。
【請求項4】
連結板の下側には、連結板と収納部とによって形成される凹部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のまくら木。
【請求項5】
収納部の外側には端板が設けられ、端板の下側には、端板と収納部とによって形成される凹部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のまくら木。
【請求項6】
剛性板の材質はFRPであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のまくら木。
【請求項7】
剛性板は金属からなるものであり、締結部材は絶縁性を有する材料からなるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のまくら木。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、まくら木に関するものである。
【背景技術】
【0002】
鉄道軌道などには、通常、まくら木が用いられており、まくら木は、レールの下側に設置され、レールの荷重を支えつつ、2本のレールの間隔を維持するものである。
まくら木は、木製のものや、コンクリート製のものや、ポリウレタン発泡樹脂を長繊維で強化した樹脂成形体である合成まくら木や、鋼材などの金属製のまくら木などが用いられている。そして、まくら木の材質は、使用される条件や、コストなどにより選定される。
【0003】
例えば、鋼材からなるまくら木は、他の材料に比べて、比較的低コストとすることができるものであり、このようなまくら木は特許文献1などに記載されている。
【特許文献1】特開平08−134803号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1などに記載されている鋼材からなるまくら木は、長尺状の鋼材に、レール締結付近に貫通孔などを形成し、この貫通孔にボルトなどを挿入して、レールとまくら木との固定が行われる。
そのため、まくら木の位置をそのままして、レールの位置を変更しようとすると、貫通孔とボルトの隙間の分しかレールを移動させることができず、一旦設置した後の調整が難しかった。
【0005】
一方で、木製のまくら木や、合成まくら木の場合には、必要な位置に締結用の穴を穿孔することができるので、締結用の穴を埋めたり穿孔し直したりして、レールの位置を大きく移動することができる。しかし、2ヵ所のレールの締結部分の間は、レールの荷重を支えつつ2本のレールの間隔を維持すればよいが、全体が同じ材質であるので、木製のまくら木や合成まくら木の場合には、強度的に不利である。
【0006】
そこで、本発明は、レールとの締結性と、強度を両立させることができるまくら木を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、レール締結部に対応する位置に上部が開口している収納部を複数有する剛性部材と、前記収納部に収納される締結部材とを有し、剛性部材は剛性板によって形成されるものであり、剛性板は側面板、底面板及び連結板とを有し、収納部は側面板と底面板とによって形成され、収納部の間に連結板が配置して、収納部同士を連結するものであり、締結部材に穿孔される穴を用いてレールとの締結が行われることを特徴とするまくら木である。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、剛性部材に有する収納部に収納される締結部材を有し、締結部材に穿孔される穴を用いてレールとの締結が行われるので、穿孔による締結を可能にしつつ、全体の剛性を高めることができ、また、収納部の下側を突出させることが容易となり、道床抵抗を高くすることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、剛性板は、締結部材よりも硬いものであることを特徴とする請求項1に記載のまくら木である。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、剛性板は、締結部材よりも硬いものであるので、穿孔しやすい。
【0011】
また、連結板の上側の面と、締結部材の上面とによって平面を形成するようにしてもよい(請求項3)。
【0012】
請求項4に記載の発明は、連結板の下側には、連結板と収納部とによって形成される凹部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のまくら木である。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、連結板の下側には、連結板と収納部とによって形成される凹部を有するので、まくら木を使用する場合に、バラストが入り込んで道床抵抗を高くすることができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、収納部の外側には端板が設けられ、端板の下側には、端板と収納部とによって形成される凹部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のまくら木である。
【0015】
請求項5に記載の発明によれば、収納部の外側には端板が設けられ、端板の下側には、端板と収納部とによって形成される凹部を有するので、まくら木を使用する場合に、バラストが入り込んで道床抵抗を高くすることができる。
【0016】
剛性板の材質はFRPとすることができる(請求項6)。
また、剛性板は金属からなるものであり、締結部材は絶縁性を有する材料からなるものとすることができる(請求項7)。
【発明の効果】
【0017】
本発明のまくら木によれば、レールとの締結性と、強度を両立させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるまくら木の斜視図である。図2は、図1に示すまくら木の分解斜視図である。図3は、本発明の第2の実施形態におけるまくら木の斜視図である。図4は、本発明の第3の実施形態におけるまくら木の斜視図である。
【0019】
本発明の第1の実施形態におけるまくら木1は、図1に示されており、剛性部材10と締結部材11とを有しており、全体の形状は長尺状である。
そして、まくら木1を使用する場合には、長尺方向をレール90方向に対してほぼ直角となるようにしながら、2本のレール90の下側に配置し、まくら木1とレール90を固定する。なお、まくら木1とレール90とは、タイプレート91とを介して固定されている。
【0020】
剛性部材10は、図1、図2に示されるように、所定の厚みの剛性板20を折り曲げ、又は、接合するなどして形成されるものであり、2ヵ所の収納部21を有している。この剛性板20は、側面板22、底面板23、連結板25及び端板26を有しており、これらの厚みはほぼ同じものが用いられている。
剛性部材10の全体の形状は、所定の方向に長い長尺状であり、2ヵ所の収納部21はそれぞれ両端付近に配置している。
【0021】
収納部21は、4枚の側面板22と底面板23とによって形成されている。そして、収納部21は、側面板22によって四方が囲まれており、4枚の側面板22の下側に底面板23が配置している。4枚の側面板22の面は、底面板23の面に対してほぼ直角であり、収納部21の空間の形状は直方体状である。また、収納部21の上側には開口であり、開口面21aを有している。
この4枚の側面板22は、各2枚の2組の側面板22同士が対向するように配置しており、一方の組の側面板22の面は、まくら木1の長尺方向に対して平行となるように配置され、他方の組の側面板22の面は、まくら木1の長尺方向に対して直角となるように配置される。
【0022】
2ヵ所の収納部21の形状はほぼ同じであり、締結部材11の外形にほぼ等しい。また、収納部21の開口面21aは、まくら木1が設置された状態では上側に配置され、締結部材11の上面11aが上側となっている。
まくら木1では、収納部21に締結部材11が収納されるが、締結部材11の上面11aが開口面21aとほぼ同じ高さに位置している。そして、後述するように、締結部材11に穿孔される穴を用いてタイプレート91が固定され、さらに、タイプレート91とレール90が固定され、まくら木1とレール90との締結が行われる。
本実施形態のまくら木1では、締結部材11の上面11aが開口面21aとほぼ同じ高さに位置しているが、締結部材11が収納部21からはみ出して、締結部材11の上面11aが開口面21aよりも上側となっていてもよい。
【0023】
また、収納部21は、剛性板20である側面板22及び底面板23で形成されるので、まくら木1の下側は他の部分より突出させることができる。したがって、まくら木1の使用時に道床抵抗を高くすることができる。
【0024】
2ヵ所の収納部21は、連結板25によって連結されている。連結板25の両端は、側面板22の上側付近で固定されている。そして、連結板25は、収納部21の開口面21a側に位置しており、まくら木1が設置された状態では上側に配置される。
また、連結板25の上側の面25aは、開口面21aと略同一平面となっており、締結部材11が収納部21に配置されると、締結部材11の上面11aと連結板25の面25aが同じ高さとなって、まくら木1の上側は平面状となる。
【0025】
端板26は、2枚有しており、2ヵ所設けられている収納部21のそれぞれの外側に配置されている。具体的には、端板26は側面板22の上側付近で固定されている。
また、端板26の外側の部分は、下側に向いて傾斜しており、端板26と収納部21(側面板22)とにより後述する凹部31を形成する。
【0026】
また、まくら木1の下側には、凹部30、31が形成される。凹部30は、連結板25の下側に位置しており、連結板25と、連結板25と固定される2枚の側面板22によって形成される。凹部31は、2ヵ所の端板26の下側に位置しており、端板26と、端板26と固定される2枚の側面板22によって形成される。
そして、まくら木1を設置する場合に、凹部30、31にバラストが入り込んで、道床抵抗を大きくすることができる。
【0027】
そして、締結部材11は2個有しており、それぞれの収納部21に配置される。剛性部材10と締結部材11とは、接着剤などで固定されているが、補修の場合など、必要に応じて締結部材11を取り外すことができる。
【0028】
剛性部材10を構成する剛性板20の材質は、締結部材11よりも硬く剛性を有するものであるが、具体的には、各種の金属板である鋼板や、繊維強化されたFRP板など、剛性が高い樹脂板を採用することができる。
締結部材11の材質は、後述するように、穿孔が可能な材料であり、木材や合成まくら木(長繊維強化ポリウレタン発泡樹脂)などを用いることができる。
【0029】
まくら木1の全体に電導性があると、2本のレール90の導通によって列車の位置を確認する方法によって行う列車の運行管理に問題がある。そのため、剛性板20の材質を鋼板などの金属板を用いた場合には、締結部材11に絶縁性のある材料を用いて、絶縁性を確保することが望ましい。
【0030】
次に、まくら木1の使用方法について説明する。
まくら木1は、レール90を支えつつ、レール90同士の間隔を維持するために用いられるが、このまくら木1は、図示しないバラスト上に配置される。また、通常の場合と同様に、複数のまくら木1を用いてレール90を支えている。
そして、まくら木1を配置する場合、まくら木1を配置する場所の空間のバラストを取り除き、まくら木1を配置する。このとき、締結部材11の位置(収納部21の位置)をレール90の真下となるようにする。
【0031】
次に、まくら木1とレール90との間にタイプレート91を配置し、通常の方法と同様に、レール90とタイプレート91、及び、まくら木1とタイプレート91とを固定する。本実施形態のまくら木1では、締結部材11を用いてまくら木1とタイプレート91とが固定されるものであり、具体的には、締結部材11の所定の位置に穿孔して締結用の穴を形成し、この穴にねじなどを挿入して行われる。
【0032】
このように、まくら木1が配置された状態で使用されると、レール90の間隔の維持は、主に、剛性板20である連結板25で行われるので、締結部材11と同じ材質で長尺状に形成されたものと比較して、レール90の間の部分(連結板25)の断面積を小さくすることができる。
【0033】
また、本実施形態のまくら木1では締結部材11に、穿孔できる材質が用いられているので、開けられた穴を埋めて、さらに穿孔をし直すことにより、レール90の位置調整などを行うことができる。
【0034】
本発明の第2の実施形態におけるまくら木2は、図3に示されているように補強板28を設けたものである。そして、まくら木2の具体的な構造は、上記した実施形態のまくら木1の凹部30に、補強板28を固定したものであり、補強板28は、側面板22及び連結板25と連結して、全体の剛性を高めることができる。
【0035】
本発明の第3の実施形態におけるまくら木3は、図4に示されているように、側面板22が2枚しか設けられていないものである。すなわち、上記した実施形態のまくら木1の収納部21は、4枚の側面板22が用いられていたが、まくら木2では、長尺方向に対して平行となるように配置される2枚の側面板22を省略して、まくら木1の長尺方向に対して直角となるように配置される2枚の側面板22のみが設けられている。
そして、まくら木3の収納部21は、2枚の側面板22と底面板23によって形成されている。
【0036】
なお、レール90を3本以上固定する場合には、収納部21及び締結部材11を3以上設けて、3以上のレール90を締結することができるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるまくら木の斜視図である。
【図2】図1に示すまくら木の分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態におけるまくら木の斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施形態におけるまくら木の斜視図である。
【符号の説明】
【0038】
1 まくら木
10 剛性部材
11 締結部材
20 剛性板
21 収納部
22 側面板
23 底面板
25 連結板
26 端板
30、31 凹部
90 レール
91 タイプレート




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013