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発明の名称 安全装置付き床下収納装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−51477(P2007−51477A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−237734(P2005−237734)
出願日 平成17年8月18日(2005.8.18)
代理人
発明者 蛇石 実紀 / 高田 英次
要約 課題
開口部の下方の床下部分と開口部以外の床下部分とを移動する収納容器を有する場合に、手や物を挟むことを防止することが可能な安全装置付き床下収納装置を提供する。

解決手段
開口部2の縁部近傍の床下部分に、収納容器4の移動方向に沿って移動可能になされた移動体7を設け、該移動体4は開口部2下方の床下部分3aと開口部2以外の床下部分3bを仕切る位置に設け、該移動体7の下部は収納容器4の上端部付近に位置し、該移動体7は少なくとも収納容器4の移動経路Kの幅に亘って設けられ、前記移動体7の移動が検出された際に、前記収納容器4の移動が停止されるようになされている。
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の床面に開口部が設けられ、該開口部の真下の、床下部分と開口部以外の床下部分を移動可能になされた収納容器が設けられた安全装置付き床下収納装置であって、
開口部の縁部近傍の床下部分には、収納容器の移動方向に沿って移動可能になされた移動体が設けられ、
該移動体は開口部下方の床下部分と開口部以外の床下部分を仕切るように設けられ、
該移動体の下部は収納容器の上端部付近に位置し、該移動体は少なくとも収納容器の移動経路幅に亘って設けられ、
前記移動体の移動が検出された際に、前記収納容器の移動が停止されるようになされていることを特徴とする安全装置付き床下収納装置。
【請求項2】
前記移動体の移動がセンサにより検出され、制御装置により収納容器の移動が停止されるようになされていることを特徴とする請求項1記載の安全装置付き床下収納装置。
【請求項3】
上記移動体が板状に形成され、開口部の縁部近傍から鉛直下方にある状態で、センサに接触するように配置され、移動体がセンサから離れることにより移動体の移動が検出されるようになされていることを特徴とする請求項2記載の安全装置付き床下収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納容器が床下部分で移動可能な床下収納装置において、簡易な構成で手や物が挟まれることを防止できる安全装置付き床下収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
床下収納装置としては、床面に開口部を設け、床下部分に設けられた収納容器から前記開口部を通して収納物を出し入れするものが一般的である。また、床下収納装置の出し入れの作業性向上を目的として特許文献1のように収納容器が、床下部分と床上部分の間を電動で昇降する床下収納装置が提案されている。また、床下収納装置の収納量の増加を目的に特許文献2のように床下部分にターンテーブルに載せた複数の収納容器を設け、収納容器が開口部の真下とその他の床下部分とを移動可能とした床下収納装置などが提案されている。
【特許文献1】実開平5−16976号公報
【特許文献2】特開平10−25886号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1のような収納容器が上下方向に昇降する床下収納装置には、収納容器と床面との間に手や物が挟まれることを防止する安全装置が提案されている。しかし、特許文献2のような、床下部分で収納容器が水平移動するような床下収納装置には、手や物が挟まれることを防止する安全装置が提案されることがなかった。よって、収納容器が床下部分で移動する際に、手や物が収納容器と、床板や床根太、床梁等との間に挟まれる可能性がある。
なお、特許文献2の床下収納容器のような水平に移動するものには手や物を挟む可能性のある部分全体に可視光線、赤外線などの光を利用したエリアセンサを設けて検出する方法などがあるが、エリアセンサは高価であり、検出するための光線が見えにくいのでエリアセンサの検出範囲がわかりにくい。
そこで、本発明は安価で、視覚的にも抑制効果のある安全装置付き床下収納装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1記載の発明は、建物の床面に開口部が設けられ、該開口部の真下の、床下部分と開口部以外の床下部分を移動可能になされた収納容器が設けられた安全装置付き床下収納装置であって、
開口部の縁部近傍の床下部分には、収納容器の移動方向に沿って移動可能になされた移動体が設けられ、
該移動体は開口部下方の床下部分と開口部以外の床下部分を仕切る位置に設けられ、
該移動体の下部は収納容器の上端部付近に位置し、該移動体は少なくとも収納容器の移動経路幅に亘って設けられ、
前記移動体の移動が検出された際に、前記収納容器の移動が停止されるようになされていることを特徴とする安全装置付き床下収納装置である。
【0005】
床面に設けられる開口部は、開口部を通して収納容器から収納物の出し入れが可能なものであればよく、大きさや形状は特に限定されるものではない。また、開口部を覆う蓋を設けておくと蓋の上面を床面として使用することができるため好ましい。
また、開口部の真下の床下部分と開口部以外の床下部分とを移動可能になされた収納容器としては、例えば、特許文献2のようにターンテーブルに収納容器を設けて回転させることで移動可能とした構成や、床下底盤部分にレールを設けてそのレール上を収納容器が移動する構成などが使用できる。また、その収納容器の移動は電動であっても手動であってもよい。
【0006】
収納容器の移動方向側に位置する開口部の縁部近傍の床下部分には、下方に向かって延びる移動体が設けられる。この移動体は、収納容器の移動方向に沿って移動可能になっている。例えば、収納容器の移動経路と直交する方向を軸にして移動経路に沿って下方が移動可能にするものなどが使用できる。また、この移動体の下部は、収納容器の上端部付近まで延びたものとなっている。また、この移動体は収納容器の移動経路幅に亘って設けられているため、収納容器が移動した際に、収納容器と床板、床根太、床梁等との間に手や物を挟む可能性のある範囲全体に亘って設けられることとなる。
そして、この移動体の移動が検出されると収納容器の移動が停止される構成になっている。停止される構成は電気的に停止させる構成であっても、機械的に停止させる構成であってもよい。
【0007】
請求項1記載の構成によると、開口部の縁部近傍の床下部分に移動体が設けられ、その移動体の移動が検出されることにより収納容器の移動が停止される。したがって、収納容器の移動中に、誤って手や物が開口部の縁部近傍よりも収納容器の進行方向側の床下部分に進入することがあっても、移動体に接触し収納容器の移動が停止するため、収納容器の進行方向側の床下部分にある床板、床根太、床梁等と、収納容器との間に手や物を挟むことを防止することができる。
また、同様な位置にエリアセンサ等を使用して手や物が進入することを検出する場合と比べ、移動体があることにより手や物が挟まれる可能性のある部分が視覚的に判断でき、手や物が挟まれることへの抑制効果がある。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の安全装置付き床下収納装置であって、前記移動体の移動がセンサにより検出され、制御装置により収納容器の移動が停止されるようになされていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2記載の構成によると、移動体の移動をセンサにより電気信号に変換して検出することもできる。そうすれば、収納容器を電動で移動させている場合には、前記電気信号を制御装置に送り、収納容器の移動を瞬時に停止させることもできる。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の安全装置付き床下収納装置であって、上記移動体が板状に形成され、開口部の縁部近傍から鉛直下方にある状態で、センサに接触するように配置され、移動体がセンサから離れることにより移動体の移動が検出されていることを特徴とするものである。
【0011】
板状の移動体が、開口部の縁部近傍から鉛直下方に向かって設けられている。その移動体の下方付近にセンサが設けられ、通常時にセンサと移動体が接触した状態となっている。そして、手や物が移動体に接触して、移動体がセンサから離れる移動が起こった場合には、センサによりその移動体の移動を検出し、制御部材等に伝達し収納容器の移動が停止されるようになされている。
【0012】
請求項3記載の構成によると、移動体が板状の簡易な構成となり、移動方向の床下部分を覆う構成とできるため視覚的な抑制効果も増大する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の安全装置付き床下収納装置によれば、収納容器の移動中に誤って手や物が、開口部の縁部近傍よりも収納容器の進行方向側の床下部分に進入することがあっても、まず手や物が移動体に接触し、その移動体の移動に伴い収納容器が停止するため、床下部分にある床板、床根太、床梁等と、収納容器との間に手や物を挟むことを防止することができる。また、エリアセンサ等を使用して手や物が進入したことを検出する場合と比べ、移動体の存在により手や物が挟まれる可能性のある部分が視覚的に判断でき、手や物が挟まれることへの抑制効果がある。
【0014】
請求項2記載の安全装置付き床下収納装置によれば、電気信号以外の独自の効果をk移動体の移動をセンサにより電気信号に変換して検出して、その電気信号を制御装置に送り、収納容器の移動を瞬時に停止させることもできる。電気的に停止させるので特に、収納容器を電動で移動させている場合に有効である。
【0015】
請求項3記載の安全装置付き床下収納装置によれば、検出部材が板状の簡易な構成となり、移動方向の床下部部分を覆う構成とできるため視覚的な抑制効果も増大する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の安全装置付き床下収納装置の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は本発明の安全装置付き床下収納装置の模式図である。図2は本発明の安全装置付き床下収納装置の通常時のイ−イ断面図である。図3は本発明の安全装置付き床下収納装置の手が触れた際のイ−イ断面図である。図4(a),図4(b)は本発明の安全装置付き床下収納装置の収納容器の移動状態を示す床下部分の平面図である。図5は本発明の安全装置付き床下収納装置の収納容器裏面図である。図6は本発明の安全装置付き床下収納装置の収納容器と走行手段の接合部を拡大して示す断面図である。
【0018】
建物の1階の床面1には、方形の開口部2が設けられている。床下部分には、この開口部2の下方の床下部分3aと開口部2以外の床下部分3bを移動する収納容器4が設けられている。床下底盤5はべた基礎となっており、その床下底盤5上を収納容器4が開口部 下方を通る移動経路Kに沿って移動している。床面1は床梁1aの上部に床根太1bを組みその上部に床板1cを張った構成になっている。なお、開口部2が設置された位置には床梁1aや床根太1bがない状態となっている。
【0019】
図2のように、開口部2の縁部近傍の床下部分3aには、床根太1bに板材6が固定され、その下部にヒンジ8を介して板状の移動体7が下方に向かって延びて設けられている。また、その移動体7の位置は、図2のように、床梁1bより少し離れた位置に設けられ、ヒンジ8により収納容器4の移動方向に沿って移動可能になされている。
そして、この移動体7により、開口部2下方の床下部分3aと開口部2以外の床下部分 3bとが仕切られた構成になっている。
移動体7の下部は収納容器4の上端部付近に位置し、収納容器4が移動する際の振動や揺れ等によって移動体7と収納容器4が接触することがない程度に離間されている。また、移動体7は収納容器4が移動する方向の移動経路Kの幅全体に亘って設けられている。
【0020】
移動体7は通常時には開口部2の縁部近傍から鉛直下方にある状態となっている。その状態で、接触する位置に、センサ9が配置されている。センサ9は通常は検出物が接した状態になっており、検出物が離れることを検出するものとなっている。センサ9は、走行装置10に設けられた収納容器4の移動を停止する制御装置11(図7)に配線されている。そして、図3のように移動体4に手Aが触れて、移動体7がセンサ9から離れる移動が起こった際には、センサ9によりその移動体7の移動を検出し、制御部材11に伝達し収納容器4の移動が瞬時に停止されるようになされている。
【0021】
収納容器4は、収納物を収める10台の収納容器となっている。各収納容器4は、駆動チェーン12によって互いに連結されるとともに、先頭と末尾がさらに連結されて環状にされている。このように環状に連結した収納容器4は、床下底盤5に予め設定した移動経路Kに沿って移動可能にされている。また、収納容器4はコマ42が付いて移動自在であるが、収納容器4自体は非自走式である。コマ42は、フリーキャスターにしておき、図6に示すように、収納容器4の内周側角部に2個設けられ、収納容器4の外周側中央部に1個設けられ、3点にて収納容器を支持している。
【0022】
移動経路Kは、図4に示すように、長辺と短辺とからなる略四角形の外周縁部に沿う通路になされている。移動経路K3は、建物の床下障害物を避けて設定している。上記移動経路Kには、図4に示すように、収納容器4を走行させる走行手段11と、この移動経路Kから外れないようにするガイド13とが設けられ、収納物の取り出し口となる床面の開口部2下方の床下部分3aと開口部以外の床下部分3bを移動可能になされている。また、収納容器4のいずれかを選択的に移動させて収納容器4から収納物が取り出し可能になされている。
【0023】
前記ガイド13は、図6に示すように、床下底盤5に設置されたU字状に上が開口したガイドレール14と、収納容器4に取り付けられ前記ガイドレール14に導かれて移動する回転自在のガイドローラ15とからなる。前記走行手段10は、環状に連結された収納容器4のそれぞれに取り付けられた環状の駆動チェーン12と、この駆動チェーン12を駆動し収納容器4を走行させるスプロケット16とから構成され、駆動チェーン12はガイドレール14と同一軌跡に張り巡らされており、駆動チェーン12と噛み合うようにしてスプロケット16は移動経路Kの四隅に設けられている。
【0024】
前記環状に連結された収納容器4の内周側には、図5、図6に示すように、水平なガイドプレート17が突出するように設けられている。このガイドプレート17の裏面側には、2つの前記ガイドローラ15が取り付けられ、いずれか一方のガイドローラ15と同軸上のガイドプレート17上面側には、前記駆動チェーン12が連結されている。駆動チェーン12は、下側にアタッチメント18とユニバーサルジョイント金具19とによって自由度を付けてガイドプレート17の上に取り付けられている。
【0025】
以上の構成により、図3のように、手Aが収納容器の移動方向にある開口部2以外の床下部分に侵入した場合に、まず移動体7が移動し、その移動に伴い収納容器4の移動が停止するので、収納容器4と床梁1a等の間に手Aを挟むことを防止することができる。
また、可視光線や赤外線を利用したエリアセンサ等を使用して手や物が進入したことを検出する場合と比べ、移動体の存在により手や物が挟まれる可能性のある部分が視覚的に判断でき、手や物が挟まれることへの抑制効果がある。
【0026】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれるのは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0027】
開口部の下方の床下部分と開口部以外の床下部分とを移動する収納容器を有する場合に、手や物を挟むことを防止することが可能な安全装置付き床下収納装置として有効である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の安全装置付き床下収納装置の模式図である。
【図2】本発明の安全装置付き床下収納装置の通常時のイ−イ断面図である。
【図3】本発明の安全装置付き床下収納装置の手が触れた際のイ−イ断面図である。
【図4】本発明の安全装置付き床下収納装置の収納容器の移動状態を示す床下部分の平面図である。(a)収納容器の停止状態(b)収納容器の移動状態。
【図5】本発明の安全装置付き床下収納装置の収納容器裏面図である。
【図6】本発明の安全装置付き床下収納装置の収納容器と走行手段の接合部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 床面
1a 床梁
1b 床根太
1c 床板
2 開口部
3a,3b 床下部分
4 収納容器
5 床下底盤
6 板材
7 移動体
8 ヒンジ
9 センサ
10 走行手段
11 制御装置
12 駆動チェーン
13 ガイド
14 ガイドレール
15 ガイドローラ
16 スプロケット
17 ガイドプレート
18 アタッチメント
19 ユニバーサルジョイント金具
A 手
K 移動経路




 

 


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