発明の名称 |
塔状構造物の変形抑制構造 |
|
発行国 |
日本国特許庁(JP) |
公報種別 |
公開特許公報(A) |
公開番号 |
特開2007−138438(P2007−138438A) |
公開日 |
平成19年6月7日(2007.6.7) |
出願番号 |
特願2005−330539(P2005−330539) |
出願日 |
平成17年11月15日(2005.11.15) |
代理人 |
【識別番号】100089118 【弁理士】 【氏名又は名称】酒井 宏明
|
発明者 |
磯田 和彦 |
要約 |
課題 構造物本体にとりつく支柱部材の下端部が水平方向に変位、あるいは傾いてしまう場合でも支柱部材を鉛直方向に保持し、支柱部材より下部にある塔状構造物自体の曲げ変形による影響を最小限度に抑制する塔状構造物の変形抑制構造を提供すること。
解決手段 アンテナを支持する支柱部材30と、承け部材40を介して支柱部材30を頂部で支持する長尺状の鉄骨架構部22とを有した通信タワー(塔状構造物)(10)の頂部の変形を抑制する変形抑制構造において、承け部材40は、常態では鉄骨架構部22及び支柱部材30のそれぞれの中心軸(22a,30a)を鉛直方向の同一直線上に位置させる一方、鉄骨架構部22が水平方向に変位、あるいは傾いた場合には、鉄骨架構部22と支柱部材30との間で生ずるそれぞれの中心軸の相対的な変位を吸収するものである。 |