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発明の名称 すだれ組み鉄筋ユニットの生産方法、及びそれに用いる連結冶具、芯材、組立設備
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−63938(P2007−63938A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−254613(P2005−254613)
出願日 平成17年9月2日(2005.9.2)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 瀧 諭 / 竹内 啓五 / 前田 純一郎 / 椚 隆 / 兼光 知巳 / 佐藤 等 / 深瀬 勇太郎
要約 課題
すだれ組み鉄筋ユニットを製作する作業を容易化し、作業効率を向上させることことを目的とする。

解決手段
一方向に延在する複数の鉄筋材2…をすだれ状に連結した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、複数の鉄筋材2…を寄せ集めた状態で並列させた後、各鉄筋材2…にそれぞれ嵌着される複数の連結冶具7…によって、隣り合う鉄筋材2,2同士を連結させる可撓性を有する連結条材6を、各鉄筋材2,2間の連結条材6長さが鉄筋配筋間隔に相当する長さになるように弛ませた状態で、各鉄筋材2…にそれぞれ固定する。
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に延在する複数の鉄筋材をすだれ状に連結した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、
複数の鉄筋材を寄せ集めた状態で並列させた後、
各鉄筋材にそれぞれ嵌着される複数の連結冶具によって、隣り合う鉄筋材同士を連結させる可撓性を有する連結条材を、各鉄筋材間の連結条材長さが鉄筋配筋間隔に相当する長さになるように弛ませた状態で、各鉄筋材にそれぞれ固定することを特徴とするすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法。
【請求項2】
請求項1記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、
各鉄筋材を連結条材によって連結させて組鉄筋を組み立てた後、組鉄筋の端に配筋された鉄筋材を、各鉄筋材間の連結条材が緊張されるまで、鉄筋材の直交方向に引っ張り、寄せ集められた状態で置かれた組鉄筋を拡げ、
その後、拡げられた組鉄筋の上に、鉄筋材の平行方向に延在する芯材を載置し、芯材の端部に備えられたハンドルを回転させて、芯材を作業台上で鉄筋材の直交方向に転がしながら組鉄筋を芯材に巻き付け、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを作成することを特徴とするすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法。
【請求項3】
請求項1又は2記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、
組鉄筋を芯材に巻き付けた後、引き続きハンドルを回転させて、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを作業台上で転がしながら、その先に配置された収容具のところまで移動させ、
該収容具にロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容させ、この収容具ごとロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを運搬することを特徴とするすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法に用いるすだれ組み鉄筋ユニット用の連結冶具において、
鉄筋材に直交する方向に延在する位置決め材が挿通される被挿通部が付設されているとともに、少なくとも一部が直方体形状になっていることを特徴とするすだれ組み鉄筋ユニット用の連結冶具。
【請求項5】
請求項2または3記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法に用いるすだれ組み鉄筋ユニット用の芯材において、
すだれ状に組み立てられた組鉄筋上に載置される芯材本体と、該芯材本体の端部に設けられて該芯材本体を軸回転させるためのハンドルとが備えられていることを特徴とするすだれ組み鉄筋ユニット用の芯材。
【請求項6】
請求項3記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法に用いるすだれ組み鉄筋ユニット用の組立設備において、
複数の鉄筋材を連結して組鉄筋を組み立てる作業及び該組鉄筋をロール状に巻く作業を行うための所定の高さを有する作業台と、作業台上に載置されたロール状のすだれ組み鉄筋ユニットに上から被せて該すだれ組み鉄筋ユニットを収容する収容具と、該収容具を収容位置と非収容位置との間で移動させる移動手段とが備えられており、
前記収容具には、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容具に締め付ける締付手段が付設されていることを特徴とするすだれ組み鉄筋ユニット用の組立設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の鉄筋材をすだれ状に連結してなるすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法、及びそれに用いる連結冶具、芯材、組立設備に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、施工現場における鉄筋配筋作業の手間を軽減させて施工能率を向上させるため、複数の鉄筋材をすだれ状に連結した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニットが提供されている。すだれ組み鉄筋ユニットは、一方向に延在する複数の鉄筋材を所定の配筋間隔になるように連結紐などの連結条材で連結したものであり、このすだれ組み鉄筋ユニットによれば、予め加工場や現場内の加工ヤード等ですだれ組み鉄筋ユニットを製作し、このすだれ組み鉄筋ユニットを施工箇所まで運搬して配置することで、鉄筋配筋作業の手間を軽減させて施工能率を向上させることができる(例えば、特許文献1,2参照。)。
【0003】
また、すだれ状に連結された組鉄筋を円筒形状の芯材に巻き付けてロール状に加工したすだれ組み鉄筋ユニットがある。このすだれ組み鉄筋ユニットは、ロール状に巻かれた状態で施工箇所まで運搬され、施工箇所で転がすように展開される(例えば、特許文献3,4参照。)。
【0004】
ところで、上記したすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法としては、まず始めに、加工ヤード等の地面や床の上で、複数の鉄筋材を配筋ピッチと同間隔で並列させる。次いで、隣り合う鉄筋材同士を連結条材で連結する。次いで、すだれ状に連結された組鉄筋の端部を円筒形状の芯材に巻き掛けた後、芯材を転がしてすだれ組鉄筋を芯材に巻き付けてロール状に加工する。次いで、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットに玉掛けして揚重し、施工箇所まで運搬する。そして、施工箇所まで運ばれたロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを施工箇所で転がすように展開させ、所定の配筋ピッチで並べられた複数の鉄筋材を施工箇所に配置する。
【特許文献1】特開平6−57882号公報
【特許文献2】特開2001−49868号公報
【特許文献3】特開平6−316986号公報
【特許文献4】特開2001−200613号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記したすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法では、複数の鉄筋材を配筋ピッチと同間隔で並列させるとき、事前に位置測定やそのマーキング作業が必要となり、作業が煩雑であり、作業効率が悪いという問題が存在する。また、すだれ状に連結された組鉄筋を芯材に巻き付けるとき、芯材が転がり難い場合があり、作業効率が低いという問題があり、特に、地面等の上で巻き付け作業を行う場合には、作業員が下向きで屈み込んだ状態で巻き付けていくことになり、作業効率が一層低下する。
【0006】
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、すだれ組み鉄筋ユニットを製作する作業を容易化し、作業効率を向上させることができるすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法、及びそれに用いる連結冶具、芯材、組立設備を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、一方向に延在する複数の鉄筋材をすだれ状に連結した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、複数の鉄筋材を寄せ集めた状態で並列させた後、各鉄筋材にそれぞれ嵌着される複数の連結冶具によって、隣り合う鉄筋材同士を連結させる可撓性を有する連結条材を、各鉄筋材間の連結条材長さが鉄筋配筋間隔に相当する長さになるように弛ませた状態で、各鉄筋材にそれぞれ固定することを特徴としている。
【0008】
このような特徴により、複数の鉄筋材を鉄筋配筋間隔に並べることなく、各鉄筋材間の長さが鉄筋配筋間隔に相当する連結条材によって、鉄筋材同士がすだれ状に連結される。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、各鉄筋材を連結条材によって連結させて組鉄筋を組み立てた後、組鉄筋の端に配筋された鉄筋材を、各鉄筋材間の連結条材が緊張されるまで、鉄筋材の直交方向に引っ張り、寄せ集められた状態で置かれた組鉄筋を拡げ、その後、拡げられた組鉄筋の上に、鉄筋材の平行方向に延在する芯材を載置し、芯材の端部に備えられたハンドルを回転させて、芯材を作業台上で鉄筋材の直交方向に転がしながら組鉄筋を芯材に巻き付け、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを作成することを特徴としている。
【0010】
このような特徴により、ハンドルを回転させることで芯材が回転するため、すだれ状の組鉄筋を芯材に巻き付ける作業が容易になる。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法において、組鉄筋を芯材に巻き付けた後、引き続きハンドルを回転させて、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを作業台上で転がしながら、その先に配置された収容具のところまで移動させ、該収容具にロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容させ、この収容具ごとロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを運搬することを特徴としている。
【0012】
このような特徴により、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットは作業台上を転がりながら移動してそのまま収容具に収容されるため、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容具内に入れる作業が容易になる。そして、収容具ごとロール状のすだれ組み鉄筋ユニットが運搬されるため、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを運搬する作業が容易となる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法に用いるすだれ組み鉄筋ユニット用の連結冶具において、鉄筋材に直交する方向に延在する位置決め材が挿通される被挿通部が付設されているとともに、少なくとも一部が直方体形状になっていることを特徴としている。
【0014】
このような特徴により、複数の被挿通部の向きが簡単に合わせられ、被挿通部に位置決め材を通す作業が容易となる。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項2または3記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法に用いるすだれ組み鉄筋ユニット用の芯材において、すだれ状に組み立てられた組鉄筋上に載置される芯材本体と、該芯材本体の端部に設けられて該芯材本体を軸回転させるためのハンドルとが備えられていることを特徴としている。
【0016】
このような特徴により、芯材本体の端部に設けられたハンドルを回転させると、芯材本体が軸回転して、この芯材本体にすだれ状の組鉄筋が容易に巻き付けられる。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項3記載のすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法に用いるすだれ組み鉄筋ユニット用の組立設備において、複数の鉄筋材を連結して組鉄筋を組み立てる作業及び該組鉄筋をロール状に巻く作業を行うための所定の高さを有する作業台と、作業台上に載置されたロール状のすだれ組み鉄筋ユニットに上から被せて該すだれ組み鉄筋ユニットを収容する収容具と、該収容具を収容位置と非収容位置との間で移動させる移動手段とが備えられており、前記収容具には、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容具に締め付ける締付手段が付設されていることを特徴としている。
【0018】
このような特徴により、作業台の上で複数の鉄筋材を連結して組鉄筋を組み立てる作業及び該組鉄筋をロール状に巻く作業を行うことになるので、作業は行い易くなる。また、収容具を非収容位置に配置させた状態で、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容具のところまで移動させ、その後、収容具を収容位置まで移動させることで、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを持ち上げる等して運ぶことなく、すだれ組み鉄筋ユニットが収容具内に収容される。さらに、締付手段ですだれ組み鉄筋ユニットを収容具に締め付けることで、収容具ごとすだれ組み鉄筋ユニットを運搬することが可能となる。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係るすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法によれば、複数の鉄筋材を鉄筋配筋間隔に並べることなく、各鉄筋材間の長さが鉄筋配筋間隔に相当する連結条材によって、鉄筋材同士が連結されるため、事前の位置測定やそのマーキング作業等が不要となり、すだれ状の組鉄筋を組み立てる作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、各鉄筋材を連結条材によって連結させて組鉄筋を組み立てた後、すだれ状の組鉄筋の端に配筋された鉄筋材を引っ張り、寄せ集められた状態で置かれた組鉄筋を作業台上で拡げ、その後、拡げられた組鉄筋の上に芯材を載置し、そして、ハンドルを回転させて芯材を転がしながら組鉄筋を芯材に巻き付けることにより、芯材に組鉄筋を巻き付ける作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
さらに、組鉄筋を芯材に巻き付けた後、引き続きハンドルを回転させて、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを、作業台上で転がしながら収容具のところまで移動させることにより、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットが容易に収容具内に入れられ、また、その収容具内にロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容させて収容具ごとロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを運搬することにより、容易に運搬が行われるため、すだれ組み鉄筋ユニットを運搬する作業の効率を向上させることができる。
【0020】
また、本発明に係るすだれ組み鉄筋ユニット用の連結冶具によれば、複数の被挿通部の向きが簡単に合わせられ、被挿通部に位置決め材を通す作業が容易となるため、複数の鉄筋材を連結してすだれ状の組鉄筋を組み立てる作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0021】
また、本発明に係るすだれ組み鉄筋ユニット用の芯材によれば、芯材本体の端部に設けられたハンドルを回転させると、芯材本体が軸回転して、この芯材本体に、連結された複数の鉄筋材が巻き付けられるため、すだれ組み鉄筋ユニットのロール加工作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0022】
また、本発明に係るすだれ組み鉄筋ユニット用の組立設備によれば、作業台の上で複数の鉄筋材を連結して組鉄筋を組み立てる作業及び該組鉄筋をロール状に巻く作業を行うことで、下向きで屈み込んで行うよりも作業は行い易くなるため、すだれ組み鉄筋ユニットを作成する作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。また、収容具を非収容位置に配置させた状態で、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容具のところまで移動させた後、収容具を収容位置まで移動させることで、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを持ち上げる等して運ぶことなく、すだれ組み鉄筋ユニットが収容具内に収容されるため、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニットを収容具に収容させる作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。さらに、締付手段ですだれ組み鉄筋ユニットを収容具に締め付けることで、収容具ごとすだれ組み鉄筋ユニットを運搬することが可能となるため、すだれ組み鉄筋ユニットを運搬する作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明に係るすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法、及びそれに用いる連結冶具、芯材、組立設備の実施の形態について、図面に基いて説明する。
【0024】
まず、すだれ組み鉄筋ユニット1の構成について説明する。
図1はすだれ組み鉄筋ユニット1の平面図であり、図2はすだれ組み鉄筋ユニット1の断面図である。図1,図2に示すように、すだれ組み鉄筋ユニット1は、一方向に延在する複数の鉄筋材2…を連結手段5,5によってすだれ状に連結してなる組鉄筋3を、円筒形状の芯材4にロール状に巻き付けた構成からなる。
【0025】
図3は連結手段5によって組み立てられた組鉄筋3の一部を表した平面図であり、図4は連結手段5によって組み立てられた組鉄筋3の一部を表した断面図である。図3,図4に示すように、組鉄筋3は、位置決め材8,8によって一列に並べられた複数の連結冶具7…を、隣り合う鉄筋材2…同士を連結する連結条材6を間に挟み込んだ状態で、各鉄筋材2…にそれぞれ嵌着させた構成からなる。連結手段5…は、少なくとも鉄筋材2…の両端部分に設けられており、必要に応じて鉄筋材2…の中間部分にも設けられている。
【0026】
連結条材6は、鉄筋材2…に直交する方向に延在する可撓性を有する帯状の連結紐であり、各鉄筋材2…間の長さが鉄筋配筋間隔Lに相当する長さになるにように、各鉄筋材2…と連結冶具7…との間に挟み込まれて各鉄筋材2…にそれぞれ固定されている。
【0027】
図5は連結冶具7を表す斜視図である。図3,図4,図5に示すように、連結冶具7は、鉄筋材2の軸線方向に沿って延在して鉄筋材2に嵌着される嵌着部9と、鉄筋材2に直交する方向に延在して位置決め材8が挿通される被挿通部10,10とから構成されている。嵌着部9は、鉄筋材2を嵌め込ませるように断面凹状になっており、具体的には、軸線方向に延在するとともに側面の一部が開かれた断面円形状の孔9aが形成されている。また、嵌着部9の外形は、中央部9bが円柱形状で、両端部9c,9cが直方体形状になっている。直方体形状の嵌着部9両端部には、樹脂などからなる被挿通部10,10がそれぞれ付設されている。被挿通部10は、鉄筋材2に直交する方向に延在する断面L字形状のツメ部10a,10aが向かい合わせに配設された構成からなり、対向するツメ部10a,10aで位置決め材8を両側から挟み込むようにして保持している。なお、ツメ部10a,10aは可撓性を有する樹脂製の部材であり、被挿通部10から位置決め材8は着脱自在になっている。
【0028】
位置決め材8は、図3,図4に示すように、鉄筋材2…に直交する方向に延在する可撓性を有する帯状の薄板金具からなり、複数の連結冶具7…を一列に揃えるための部材である。位置決め材8は複数の連結冶具7…の各被挿通部10にそれぞれ緩く挿通されており、位置決め材8,8に沿って連結冶具7が移動可能になっている。
【0029】
図6は組鉄筋3が巻き付けられる芯材4を表した破断図であり、図7は芯材本体11を表した図であり、図8はハンドル12を表した図である。図6,図7,図8に示すように、芯材4には、丸棒状の芯材本体11とハンドル12とが備えられており、芯材本体11の端面にハンドル12が設けられた構成になっている。芯材本体11は、丸鋼管13の中にギア受け14が挿装された構成からなり、その端面には軸線方向に延在するギア穴11aが形成されている。ハンドル12には、ギア穴11aに噛合されるギア12aが設けられており、ハンドル12を回転させることでギア12aに噛合された芯材本体11が軸回転する構成になっている。
【0030】
また、図1,図2に示すように、ロール状に巻かれたすだれ組み鉄筋ユニット1には、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を転がして展開させるための展開用ロープ13,13が巻き込まれている。展開用ロープ13は、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を転がすことができる程度の引張強度を有するロープであり、すだれ組み鉄筋ユニット1の展開方向(鉄筋材2…に直交する方向)の長さよりも長いものが使用される。展開用ロープ13は、一端が芯材4(芯材本体11)に取り付けられて、すだれ状の組鉄筋3とともに芯材4を中心にしてロール状に巻き付けられ、さらに他端がロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1の外に出されている。
【0031】
次に、すだれ組み鉄筋ユニット1の製作に用いる組立設備14について説明する。
図9は組立設備14を表した斜視図である。図9に示すように、組立設備14は、複数の鉄筋材2…を連結する作業及び組み立てられた組鉄筋3をロール状に巻く作業を行うための作業台15と、作業台15上に載置されたロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1に上から被せてすだれ組み鉄筋ユニット1を収容する収容具16と、収容具16を収容位置と非収容位置との間で移動させる移動手段17とが備えられた構成からなる。
【0032】
作業台15は、水平方向に延在する複数(図9では2本)の長尺部材18a…を複数の脚部18bで支持してなる二組の長台18,18を平行に並設させた構成からなり、作業員が作業するのに適した高さ(例えば、腰の高さ程度の高さ)を有する台である。
【0033】
図10は収容具16の断面図であり、図11は収容具16の平面図である。図9,図10,図11に示すように、収容具16は、作業台15の先端(ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を一方から他方に転がしながら移動させる際の移動方向の先方側の端部)の上面に間隔をあけて平行に配置された天板部19と、天板部19の両端にそれぞれ付設されて天板部19を支持する脚部20a,20bとから構成されている。天板部19は、二組の長台18,18の直上にそれぞれ配置された2つの梯子状(格子状)の吊り部19a,19aと、その吊り部19a,19aの前後端をそれぞれ連結する長尺の連結部19b,19bとから構成されており、吊り部19a,19aの中間部には、半リング状の引掛け部19cが付設されている。
【0034】
また、2つの吊り部19a,19aには、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を締め上げて収容具16に締め付ける複数の締付手段25…がそれぞれ付設されている。締付手段25は、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1に巻き掛けられる複数の締付けワイヤー26…と、締付けワイヤー26の一端に付設されたフック27が掛止される複数の被掛止部28…と、締付けワイヤー26の他端を巻き取るラチェット式回転パイプなどからなる複数のワイヤー巻取り冶具29…とから構成されている。締付けワイヤー26の一端に付設されたフック27が被掛止部28…に掛止された状態で、ワイヤー巻取り冶具29によって締付けワイヤー26を巻き上げることで、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1が吊り部19aに押し当てられて固定される。
【0035】
先端側の脚部20aは、作業台15上に立設されており、作業台15の長尺部材18a…に着脱自在に取り付けられている。また、先端側の脚部20aと天板部19の先端部との間には鉛直方向に回転する回転軸30が介装されており、天板部19(収容具16)は鉛直方向に回転可能になっている。後端(ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を一方から他方に転がしながら移動させる際の移動方向の後方側の端部)側の脚部20bは、作業台15上に載置された状態で立設されており、天板部19の後端側の端部に対して固定されている。
【0036】
移動手段17は、鉛直方向に回転可能な収容具16を回動させるものであり、二組の引張機構21,21からなっている。引張機構21は、作業台15の先端部に付設された複数の滑車22…と、複数の滑車22…にそれぞれ巻き掛けられているとともに一端が天板部19の引掛け部19cに掛止されているワイヤー23と、ワイヤー23の他端を巻き取るウインチ24とから構成されており、ウインチ24によってワイヤー23を巻き取ることで、天板部19は引っ張り上げられ、収容具16は上方に回動される。
【0037】
次に、すだれ組み鉄筋ユニット1の生産方法について説明する。
なお、図12(a),図13(a),図14(a),図15(a),図16(a),図17はすだれ組み鉄筋ユニット1の生産方法を表す側面図であり、図12(b),図13(b),図14(b),図15(b),図16(b)はすだれ組み鉄筋ユニット1の生産方法を表す平面図であり、図18は鉄筋材2…に連結冶具7…をそれぞれ取り付けた状態を表す拡大平面図であり、図19は鉄筋材2…に連結冶具7…をそれぞれ取り付けた状態を表す拡大断面図である。
【0038】
まず、図12(a),図12(b)に示すように、直線状の複数の鉄筋材2…を載せた台車Aを作業台15の後端部のところまで運び、所定の本数の鉄筋材2…を取り出して、それらの鉄筋材2…を2つの長台18,18間に架け渡すようにそれぞれ配置する工程を行う。このとき、隣り合う鉄筋材2…同士を近接させ、寄せ集めた状態で複数の鉄筋材2…を並列させる。
【0039】
次に、図13(a),図13(b),図18(a),図18(b)に示すように、連結冶具7…によって連結条材6を各鉄筋材2…にそれぞれ固定し、組鉄筋3を組み立てる工程を行う。具体的には、予め、複数の連結冶具7…に付設された各々の被挿通部10…に位置決め材8を挿通させて複数の連結冶具7…を一列に並列させておく。このとき、被挿通部10…は位置決め材8に対して緩く嵌合されており、連結冶具7…は位置決め材8に沿って移動可能に取り付けられている。また、予め、連結冶具7…の嵌着部9の中央部9bに形成された孔9a内に、連結条材6中間部を嵌合させておく。このとき、各鉄筋材2…間の連結条材6長さが鉄筋配筋間隔Lに相当する長さになるように、連結条材6は弛ませた状態で配置させておく。そして、各連結冶具7…の嵌着部9の孔9aを、間に連結条材6を挟み込んだ状態で、作業台15上に並べられた複数の鉄筋材2…に嵌着させていき、一列に並べられた複数の連結冶具7…を複数の鉄筋材2…にそれぞれ取り付けていく。
【0040】
次に、組鉄筋3の端に配筋された鉄筋材2を、各鉄筋材2,2間の連結条材6が緊張されるまで、鉄筋材2…の直交方向に引っ張り、寄せ集められた状態で置かれた組鉄筋3を拡げる工程を行う。具体的には、最も後端側に配置された鉄筋材2aを係止或いは押えておくとともに、最も先端側に配置された鉄筋材2bを、図13(a),図13(b)に示す矢印方向(先端方向)に引っ張る。このとき、連結冶具7…の被挿通部10…は、位置決め材8,8に対して摺動可能になっているため、連結冶具7…は、鉄筋材2…が引っ張られるとともに位置決め材8に沿って移動する。そして、組鉄筋3を完全に拡げた後、位置決め材8,8を各連結冶具7…の被挿通部10から取り外す。
【0041】
次に、図14(a),図14(b)に示すように、拡げられた組鉄筋3の上に、芯材4を鉄筋材2…の平行方向に延在させて載置し、芯材4の両端部にそれぞれ付設されたハンドル12,12を回転させて、芯材4を作業台15上で鉄筋材2…の直交方向に転がしながら組鉄筋3を芯材4に巻き付け、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を作成する工程を行う。具体的には、まず、拡げられた組鉄筋3の後端部上に芯材4を置き、最も後端側の鉄筋材2aを、芯材4に付設された図示せぬ2個以上のフックに掛止させる。そして、組鉄筋3の後端が芯材4に固定された状態で、芯材本体11の両端にそれぞれ付設されたハンドル12,12を同時に回し、先端側に向けて芯材4を転がして芯材4に組鉄筋3を巻き付けていく。なお、このとき、展開用ロープ13も一緒に巻き付けていく。
【0042】
次に、図15(a),図15(b)に示すように、組鉄筋3を芯材4に完全に巻き付け終えた後も、引き続きハンドル12,12を回転させて、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を作業台15上で転がしながら、その先に配置された収容具16のところ(作業台15の先端部)まで移動させる工程を行う。このとき、収容具16は、移動手段17によって上方に立ち上げられ、非収容位置に配置されており、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1が作業台15の先端部へ進入可能となっている。また、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1は、収容具16の先端側の脚部20aに当接して係止され、この脚部20aがストッパーとなっている。
【0043】
続いて、以上までの工程を繰り返し行い、複数のすだれ組み鉄筋ユニット1…を作成して作業台15の先端部に複数のすだれ組み鉄筋ユニット1…を並べる。その後、図10,図11,図16(a),図16(b)に示すように、収容具16を移動手段17によって非収容位置から収容位置に移動させ、収容具16にロール状の複数のすだれ組み鉄筋ユニット1…を収容させる工程を行う。具体的には、まず、予め、締付手段25の締付けワイヤー26の一端に付設されたフック27を被掛止部28から外し、締付けワイヤー26を邪魔にならないようにワイヤー巻取り冶具29に巻き取っておく。そして、立ち上げられていた収容具16を移動手段17によって降ろし、作業台15上に並べられた複数のすだれ組み鉄筋ユニット1…の上に被せる。次いで、締付けワイヤー26…を各ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1…にそれぞれ巻き掛け、各締付けワイヤー26…にそれぞれ付設されたフック27…を被掛止部28…にそれぞれ掛止させる。そして、ワイヤー巻取り冶具29…によって各締付けワイヤー26…をそれぞれ締め上げて、収容具16内に収容されたすだれ組み鉄筋ユニット1を吊り部19aにそれぞれ固定させる。
【0044】
次に、図17に示すように、複数のすだれ組み鉄筋ユニット1…が収容された収容具16を揚重し、収容具16ごと複数のすだれ組み鉄筋ユニット1…を運搬する工程を行う。具体的には、収容具16の先端側の脚部20aを作業台15から切り離すとともに、天板部19に付設された引掛け部19cから移動手段17のワイヤー23を外して、作業台15から収容具16を分離させる。そして、分離された収容具16に玉掛けを行い、図示せぬ揚重機等によってすだれ組み鉄筋ユニット1…が収容された収容具16を吊り上げて、図示せぬ保管場所や運搬車両の積荷台まで運搬する。
【0045】
上記した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニット1の生産方法によれば、複数の鉄筋材2…を寄せ集めた状態で並列させた後、複数の連結冶具7…によって、連結条材6を、各鉄筋材2,2間の連結条材6長さが鉄筋配筋間隔Lに相当する長さになるように弛ませた状態で、各鉄筋材2…にそれぞれ固定するため、複数の鉄筋材2…を鉄筋配筋間隔Lに並べることなく、各鉄筋材2,2間の長さが鉄筋配筋間隔Lに相当する連結条材6によって、鉄筋材2…同士がすだれ状に連結される。これによって、事前の位置測定やそのマーキング作業等が不要となり、すだれ状の組鉄筋3を組み立てる作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0046】
また、各鉄筋材2…を連結条材6によって連結させて組鉄筋3を組み立てた後、すだれ状の組鉄筋3の端に配筋された鉄筋材2bを引っ張り、寄せ集められた状態で置かれた組鉄筋3を作業台15上で拡げ、その後、拡げられた組鉄筋3の上に芯材4を載置し、そして、ハンドル12を回転させて芯材4を転がしながら組鉄筋3を芯材4に巻き付けることにより、芯材4に組鉄筋3を巻き付ける作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0047】
さらに、組鉄筋3を芯材4に巻き付けた後、引き続きハンドル12を回転させて、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を、作業台15上で転がしながら収容具16のところまで移動させることにより、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1が容易に収容具16内に入れられる。また、その収容具16内にロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を収容させて収容具16ごとロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を運搬することにより、容易に運搬が行われる。これによって、すだれ組み鉄筋ユニット1を運搬する作業の効率を向上させることができる。
【0048】
また、上記した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニット用の連結冶具7によれば、鉄筋材2…に直交する方向に延在する位置決め材8が挿通される被挿通部10が付設されているとともに、その両端部が直方体形状になっているため、複数の連結冶具7…にそれぞれ付設された各被挿通部10…の向きが簡単に合わせられ、被挿通部10に位置決め材8を通す作業が容易となる。これによって、複数の鉄筋材2…を連結してすだれ状の組鉄筋3を組み立てる作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0049】
また、上記した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニット用の芯材4によれば、端面にギア穴11aが形成された芯材本体11と、ギア穴11aに噛合されるギア12aが付設されたハンドル12とが備えられているため、ギア12aによって芯材本体11に固定されたハンドル12を回転させると、芯材本体11が回転して、この芯材本体11に、連結された複数の鉄筋材2…が巻き付けられる。これによって、すだれ組み鉄筋ユニット1のロール加工作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0050】
また、上記した構成からなるすだれ組み鉄筋ユニット用の組立設備14によれば、複数の鉄筋材2…を連結して組鉄筋3を組み立てる作業及びその組鉄筋3をロール状に巻く作業を行うための所定の高さを有する作業台15と、作業台15上に載置されたロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1に上から被せてすだれ組み鉄筋ユニット1を収容するとともに、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を収容具16に締め付ける締付手段25を備える収容具16と、収容具16を収容位置と非収容位置との間で移動させる移動手段17とが備えられているため、複数の鉄筋材2…を連結して組鉄筋3を組み立てる作業及びその組鉄筋3をロール状に巻く作業は、作業台15上でそれぞれ行われ、下向きで屈み込んで行うよりも作業は行い易くなる。これによって、すだれ組み鉄筋ユニット1を作成する作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
また、収容具16を非収容位置に配置させた状態で、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を収容具16のところまで移動させ、その後、収容具16を収容位置まで移動させることにより、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を持ち上げる等して運ぶことなく、すだれ組み鉄筋ユニット1が収容具16内に収容される。これによって、ロール状のすだれ組み鉄筋ユニット1を収容具16に収容させる作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
さらに、締付手段25ですだれ組み鉄筋ユニット1を収容具16に締め付けることで、収容具16ごとすだれ組み鉄筋ユニット1を運搬することが可能となる。これによって、すだれ組み鉄筋ユニット1を運搬する作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。
【0051】
以上、本発明に係るすだれ組み鉄筋ユニットの生産方法、及びそれに用いる連結冶具、芯材、組立設備の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、連結条材6が鉄筋材2と連結冶具7との間に挟み込まれた状態になっているが、本発明は、連結条材に複数の連結冶具が鉄筋配筋間隔Lに相当する間隔をあけて付設された構成であってもよい。
【0052】
また、上記した実施の形態では、位置決め材8は被挿通部10に対して緩く挿通されており、寄せ集めた状態の組鉄筋3を拡げるとき、連結冶具7…が位置決め材8に沿って移動し、また、組鉄筋3を完全に拡げた後、位置決め材8,8を各連結冶具7…の被挿通部10から取り外しているが、本発明は、位置決め材がツメ部に押えつけられて密着し、被挿通部と位置決め材とがずれることがない構成であってもよい。そして、この場合、鉄筋材に連結冶具を装着された後、位置決め材を被挿通部から取り外し、その後、寄せ集められた状態の組鉄筋を拡げる。
【0053】
また、上記した実施の形態では、最も後端側の鉄筋材2aを、芯材4に付設された図示せぬ2個以上のフックに掛止させた後、先端側に向けて芯材4を転がして芯材4に組鉄筋3を巻き付けているが、本発明は、作業員の手作業で、組鉄筋の後端部を芯材に巻き掛けてもよい。
【0054】
また、上記した実施の形態では、連結冶具7を構成する嵌着部9の両端部9c,9cが直方体形状になっているが、本発明は、連結冶具のいずれか一方の端部が直方体形状になっていてもよく、また、連結冶具の中間部が直方体形状になっていてもよく、また、連結冶具の全体が直方体形状になっていてもよい。
【0055】
また、上記した実施の形態では、芯材本体11の端面に形成されたギア穴11aに、ハンドル12に付設されたギア12aが噛合されることで、芯材本体11の端部にハンドル12が設けられているが、本発明は、芯材本体とハンドルとが初めから一体となっている芯材であってもよい。
【0056】
また、上記した実施の形態では、収容具16の天板部19の先端部と先端側の脚部20aとの間には鉛直方向に回転する回転軸30が介装されることで、収容具16を鉛直方向に回転可能になっており、移動手段17によって回転可能に取り付けられた収容具16を回転させることで、収容具16を収容位置と非収容位置との間で移動させる構成になっているが、本発明は、収容具と作業台との間に回転軸が介装されて、収容具全体が回転する構成であってもよく、また、移動手段によって収容具を直線的に移動させることで、収容具16を収容位置と非収容位置との間で移動させる構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットを表した平面図である。
【図2】本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットを表した断面図である。
【図3】本発明に係る実施の形態を説明するための組鉄筋の一部を表した平面図である。
【図4】本発明に係る実施の形態を説明するための組鉄筋の一部を表した断面図である。
【図5】本発明に係る実施の形態を説明するための連結冶具を表した斜視図である。
【図6】本発明に係る実施の形態を説明するための芯材を表した部分破断図である。
【図7】本発明に係る実施の形態を説明するための芯材本体を表した側面図である。
【図8】本発明に係る実施の形態を説明するためのハンドルを表した側面図である。
【図9】本発明に係る実施の形態を説明するための組立設備を表した斜視図である。
【図10】本発明に係る実施の形態を説明するための収容具を表した断面図である。
【図11】本発明に係る実施の形態を説明するための収容具を表した平面図である。
【図12】(a)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す側面図であり、(b)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す平面図である。
【図13】(a)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す側面図であり、(b)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す平面図である。
【図14】(a)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す側面図であり、(b)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す平面図である。
【図15】(a)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す側面図であり、(b)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す平面図である。
【図16】(a)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す側面図であり、(b)は本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す平面図である。
【図17】本発明に係る実施の形態を説明するためのすだれ組み鉄筋ユニットの生産工程を表す側面図である。
【図18】本発明に係る実施の形態を説明するための連結冶具の取り付け状況を表す平面図である。
【図19】本発明に係る実施の形態を説明するための連結冶具の取り付け状況を表す断面図である。
【符号の説明】
【0058】
1 すだれ組み鉄筋ユニット
2 鉄筋材
3 組鉄筋
4 芯材
6 連結条材
7 連結冶具
8 位置決め材
10 被挿通部
11 芯材本体
12 ハンドル
15 作業台
16 収容具
17 移動手段
25 締付手段
L 鉄筋配筋間隔




 

 


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