米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 清水建設株式会社

発明の名称 集合住宅
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−51421(P2007−51421A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−235207(P2005−235207)
出願日 平成17年8月15日(2005.8.15)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 井川 博英
要約 課題
集合住宅の全ての住戸について四面採光・換気を実現することにより、開放的で明るい住戸からなる集合住宅を創出することを目的とする。

解決手段
本集合住宅は、中央部が吹き抜け7となったラーメン構造の3階建て低層集合住宅であり、1階にフラットな住戸を2戸、2・3階にメゾネット形式の住戸を4戸配置している。1階から3階までの各フロアは、非居住スペース2を挟んで並設された二つの居住スペース1、1から構成されており、屋上階には屋上庭園8が設けられている。非居住スペース2と各居住スペース1は、それぞれ6m×18mの矩形状とされ、居住スペース1、1の長手方向が非居住スペース2を挟んで対向している。各フロアは18m×18mの正方形とされ、2階のフロアは1階のフロアに対して、3階のフロアは2階のフロアに対してそれぞれ平面視で90度回転した配置とされている。
特許請求の範囲
【請求項1】
一フロアが、非居住スペースを挟んで並設された二つの居住スペースからなり、前記非居住スペースと前記各居住スペースが同じ平面寸法とされていることを特徴とする集合住宅。
【請求項2】
前記フロアが平面視正方形状とされ、その直下階の前記フロアに対して平面視で90度回転した配置とされていることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅。
【請求項3】
一住戸が、特定階の前記居住スペースとその直下または直上階の前記居住スペースから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の集合住宅。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は集合住宅に関し、特に中低層の集合住宅に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の集合住宅は、建物の一方の側に共用廊下を設け、共用廊下に面して複数の住戸を隣接して配置する板状集合住宅とすることが多い。このため、両サイド以外の住戸は二面採光・換気となり、戸建住宅に比べて採光、通風、開放感等の点において、住まいとしての魅力に欠けるものとなっている。
【0003】
他方、集合住宅の採光性、通風性の向上に関する先行技術文献として特許文献1がある。特許文献1では、採光性、通風性の点で条件の悪い1階にも光や風が届くようにするため、外壁面の下階部分と上階部分に採光窓を設けるとともに、当該採光窓に面する領域を吹き抜けとしたメゾネット型の住戸を有する集合住宅が開示されている。しかし、特許文献1に記載されている集合住宅も、二面採光・換気である点において従来の集合住宅と変わるものではない。
【特許文献1】特開2005−97849号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、集合住宅の全ての住戸について四面採光・換気を実現することにより、開放的で明るい住戸からなる集合住宅を創出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る集合住宅は、一フロアが、非居住スペースを挟んで並設された二つの居住スペースからなり、前記非居住スペースと前記各居住スペースが同じ平面寸法とされていることを特徴とする。
ここで、非居住スペースとは、共用廊下、階段・エレベータなどの昇降設備、テラスなど閉鎖されていない空間の総称である。
本発明では、一フロアを、非居住スペースを挟んで並設された二つの居住スペースで構成することにより、全ての住戸について四面採光・換気を実現することができる。即ち、居住スペースと外界とを区画する四つの境界面それぞれに開口部を設けることができる。
対向する住戸間の見合いについては、非居住スペースの平面寸法を居住スペースの平面寸法と同じにして住戸間に広い空間を確保しているので、非居住スペースにスクリーンを設けることによりプライバシーを確保することができる。あるいは、ルーバーを設けるなどして開口部を工夫してもよい。
【0006】
また、本発明に係る集合住宅では、前記フロアが平面視正方形状とされ、その直下階の前記フロアに対して平面視で90度回転した配置とされていてもよい。
本発明では、一フロアごとに90度回転させた平面配置として、平行に配置された一対の居住スペースが井桁状に積層された構成とすることにより、変化に富んだ住戸構成が可能となる。
【0007】
また、本発明に係る集合住宅では、一住戸が、特定階の前記居住スペースとその直下または直上階の前記居住スペースから構成されていてもよい。即ちメゾネット形式の住戸としてもよい。
本発明では、集合住宅の住戸形式としてメゾネット形式を採り入れることにより、様々なバリエーションをもつ住戸を実現することが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、一フロアを、非居住スペースを挟んで並設された二つの居住スペースで構成するとともに、非居住スペースと各居住スペースを同じ平面寸法とすることにより、全ての住戸について四面採光・換気が可能となり、開放的で明るい住戸からなる集合住宅を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1および図2に、本発明に係る集合住宅の一例を示す。
本実施形態における集合住宅は、中央部が吹き抜け7となったラーメン構造の3階建て低層集合住宅である。1階は地面での生活を好むシニア世代、2・3階はアクティブな世代をそれぞれ対象とし、1階にフラットな住戸を2戸、2・3階にクロスメゾネット形式の住戸を4戸配置している。
また、屋上階には、樹木を配した屋上庭園8が設けられている。
【0010】
1階から3階までの各フロアは、非居住スペース2を挟んで並設された二つの居住スペース1、1から構成されており、非居住スペース2と各居住スペース1は、それぞれ6m×18mの矩形状とされている。二つの居住スペース1、1は非居住スペース2を挟んで長手方向が対向しており、各フロアは18m×18mの正方形の形をしている。
【0011】
そして、2階のフロアは1階のフロアに対して、3階のフロアは2階のフロアに対してそれぞれ平面視で90度回転した配置とされている。即ち、平行に配置された一対の居住スペース1、1が井桁状に積み重ねられた構成となっている。
【0012】
1階は、各居住スペース1がそれぞれ2LDKのフラットな住戸L1、L2とされている。非居住スペース2の中央部には上階への階段3が設けられ、階段3を挟んで一対の設備シャフト9、9が設置されている。
また、対向するLDK間には、目隠しのためのスクリーン6が非居住スペース2に設置されている。
【0013】
一方、2階および3階の居住スペース1については、一つの居住スペース1の2/3を一住戸が占め、残りの1/3を他の住戸が占めるようにしたクロスメゾネット形式の住戸とし、立断面視L字状の専有空間を有する4つの住戸L3〜L6が中央部の吹き抜け7を取り囲んでいる。具体的には、住戸L3、L5は2階にLDK、3階に2つのベッドルームを有し、住戸L4、L6は2階に1つのベッドルーム、3階にLDKを有する構成とされ、2階にLDKを有する住戸と3階にLDKを有する住戸が吹き抜け7の周りに交互に配置されている。
【0014】
2階の非居住スペース2は、中央部が共用スペースとされ、吹き抜け7内に階段3が設置され、吹き抜け7の周りにコ字状に共用廊下4が配置されている。非居住スペース2の両サイドは、それぞれテラス5とされ、共用廊下4からテラス5を通って各住戸L3〜L6にアクセスするようになっている。
また、各テラス5には、目隠しのためのスクリーン6が設置され、階段3に面する箇所には設備シャフト9が設置されている。
【0015】
3階の非居住スペース2は、中央部全体が吹き抜け7とされ、吹き抜け7内に階段3が設置されている。また、非居住スペース2の両サイドにはそれぞれテラス5が設けられ、テラス5、5間には渡り廊下10が架設されている。
【0016】
本実施形態による集合住宅では、一フロアを、非居住スペース2を挟んで並設された二つの居住スペース1、1で構成することにより、全ての住戸L1〜L6について四面採光・換気を実現することができる(図2参照)。その結果、建物の方向を自由に設定することが可能となる。
しかも、非居住スペース2の平面寸法を居住スペース1の平面寸法と同じにしているので、非居住スペース2にスクリーン6を設けてプライバシーを確保することができるうえ、充分な広さのテラス5を計画することもできる。
また、本実施形態による集合住宅では、一フロアごとに90度回転させた平面配置とし、2階と3階をクロスメゾネット形式の住戸L3〜L6としているので、変化に富んだ住戸構成が可能となっている。
さらに、本実施形態による集合住宅では、設備シャフト9を各住戸一箇所とし、非居住スペース2の中央部に配置しているので、メンテナンスおよび意匠性に優れた計画となっている。
【0017】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施形態では、非居住スペースに階段を配置しているが、併せてエレベータも配置すれば6階建て程度の集合住宅にも対応することができる。また、上記の実施形態では、3階のベッドルームについて、テラス側の壁を無開口壁としてスクリーンの無い構成としたが、2階と同様にテラスにスクリーンを設置し、テラス側の壁に窓を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係る集合住宅の一例を示し、(a)は配置図・1階平面図、(b)は2階平面図、(c)は3階平面図、(d)は屋上階平面図である。
【図2】同、分解斜視図である。
【符号の説明】
【0019】
1 居住スペース
2 非居住スペース
3 階段
4 共用廊下
5 テラス
6 スクリーン
7 吹き抜け
8 屋上庭園
9 設備シャフト
10 渡り廊下
L1、L2、L3、L4、L5、L6 住戸




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013