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建物の平面構造 - 清水建設株式会社
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発明の名称 建物の平面構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−32014(P2007−32014A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214316(P2005−214316)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 大山 尚男 / 中村 庄滋 / 山本 修士
要約 課題
大空間と子割り空間を同時に確保でき、将来的な使い勝手の変更に対しても適用可能な建物の平面構造を提供する。

解決手段
対象とする建物は3×3スパンの正方形平面を有する中高層建物であり、本社ビルとして利用される。正方形平面を有する各フロアは、平面視で井桁状に配設される大梁4と、外周部に配設される外周梁6と、大梁4、4間または大梁4と外周梁6間に配設される小梁7とで構成されている。特に、大梁4は、隅柱3を除く外柱2と中柱1で支持され、井桁架構を構成している。スパン長は均等とされ、中柱1は正方形平面の一方の対角線上にのみ配置されている。また、エレベータや階段室等が配置されるコア部5が、正方形平面の直交二方向X、Yについて、それぞれ一方のサイドS、Sの中央部に付設され、各コア部5には、建物の耐震性能を向上させるため、制震ダンパーが設置されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
正方形平面を有する建物の中柱が当該正方形平面の一方の対角線上にのみ配置されていることを特徴とする建物の平面構造。
【請求項2】
前記正方形平面に大梁が井桁状に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の建物の平面構造。
【請求項3】
前記正方形平面の隣接するサイドのそれぞれ中央部にコア部が付設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建物の平面構造。
【請求項4】
前記コア部に制震ダンパーが設置されていることを特徴とする請求項3に記載の建物の平面構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の平面構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、事務所ビルの構造計画では、センターに動線・設備系をまとめたセンターコア型もしくは両サイドにコアを配置した両サイドコア型とし、広い事務所空間を確保するため15m前後の均整スパンとすることが多い(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開7−317337号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本社ビルなどの計画では、テナントビルの計画と違い、1階および最上階などにスパンをとばした大空間が必要となる反面、役員室などは子割りの部屋が数多く必要となる。しかし、センターコア型の場合、ロングスパンのため、子割りの部屋を配置しにくいという問題があり、一方、両サイドコア型の場合には、大空間を確保するには有利だが、子割りの部屋を確保しようとすると、窓が無い部屋が多く発生するという問題がある。そのため、大空間と子割り空間を同時に確保でき、将来的な使い勝手の変更に対しても適用可能な平面構造が望まれている。
【0004】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、大空間と子割り空間を同時に確保でき、将来的な使い勝手の変更に対しても適用可能な建物の平面構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る建物の平面構造は、正方形平面を有する建物の中柱が当該正方形平面の一方の対角線上にのみ配置されていることを特徴とする。
本発明では、正方形平面の一方の対角線上にのみ中柱を配置することにより、モジュールの組み合わせにバリエーションをもたせることができ、大空間と子割り空間を同時に確保することが可能となる。また、各階ごとの使い勝手に対しフレキシブルな対応が可能となり、将来的な変更に対しても柔軟な対応が可能となる。
【0006】
また、本発明に係る建物の平面構造では、前記正方形平面に大梁が井桁状に配設されていることを好適とする。
本発明では、正方形平面に大梁を井桁状に配設して井桁架構を構成することにより、荷重の負担が少ない隅柱を可能な限り細くすることができる。その結果、景観が良い部屋を各コーナー部に確保することができる。
【0007】
また、本発明に係る建物の平面構造では、前記正方形平面の隣接するサイドのそれぞれ中央部にコア部が付設されていてもよい。
本発明では、正方形平面の隣接するサイドのそれぞれ中央部にコア部を設けるので、方位上、空調負荷が大きくなる方向にコア部を配置して空調負荷を軽減することが可能となる。
【0008】
また、本発明に係る建物の平面構造では、前記コア部に制震ダンパーが設置されていてもよい。
本発明では、コア部に制震ダンパーを設置することにより、制震ダンパーが大きなエネルギー吸収能力を発揮して優れた制震性能を期待できるほか、コア壁の壁厚を薄くすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る建物の平面構造では、正方形平面の一方の対角線上にのみ中柱を配置することにより、モジュールの組み合わせにバリエーションをもたせることができ、大空間と子割り空間を同時に確保することが可能となる。また、各階ごとの使い勝手に対しフレキシブルな対応が可能となり、将来的な変更に対しても柔軟な対応が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係る建物の平面構造の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る建物の平面構造の一実施形態を示しており、(a)は会議室階、(b)は基準階、(c)は1階のそれぞれ平面図である。なお、図1(b)のみ梁の配置を示しているが、図1(a)、(c)も同様な梁配置となっている。また、便宜的に柱を円柱で表わしているが、角柱でもよいことはいうまでもない。
【0011】
対象とする建物は3×3スパンの正方形平面を有する中高層建物である。本社ビルとして利用され、大空間からなるロビー10と子割り空間からなる打合せスペース11が1階に配置され、大空間からなる大会議室12と子割り空間からなる小会議室13が会議室階に配置されている。
【0012】
正方形平面を有する各フロアは、平面視で井桁状に配設される大梁4と、外周部に配設される外周梁6と、大梁4、4間または大梁4と外周梁6間に配設される小梁7とで構成されている。特に、大梁4は、隅柱3を除く外柱2と中柱1で支持され、井桁架構を構成している。これにより、荷重の負担が少ない隅柱3を可能な限り細くすることができ、景観が良い部屋を各コーナー部に確保することができる。
【0013】
スパン長は均等とされ、中柱1は正方形平面の一方の対角線上にのみ配置されている。そのため、モジュールの組み合わせにバリエーションをもたせることができ、1モジュールの単位から4モジュールまで組み合わせが可能となり、大空間の周囲に1モジュールを並べて配置することもできる。この建物では、4モジュールからなるロビー10を1階に配置するとともに、4モジュールからなる大会議室12を会議室階に配置し、通路14を挟んでロビー10の周囲に打合せスペース11を、大会議室12の周囲に小会議室13をそれぞれ配置する平面計画としている。
【0014】
また、エレベータや階段室等が配置されるコア部5が、正方形平面の直交二方向X、Yについて、それぞれ一方のサイドS、Sの中央部(中央のスパン)に付設されている。各コア部5は建物本体から側方に突出しており、耐震性能を向上させるため、コア壁には制震ダンパー(図示省略)が設置されている。制震ダンパーとしては、コア壁に組み込めるものであればよく、例えばブレースダンパーや粘性壁などを用いることができる。
【0015】
本実施形態による建物の平面構造では、正方形平面の一方の対角線上にのみ中柱1を配置することにより、モジュールの組み合わせにバリエーションをもたせることができ、大空間と子割り空間を同時に確保することが可能となる。また、各階ごとの使い勝手に対しフレキシブルな対応が可能となり、将来的な変更に対しても柔軟な対応が可能となる。
さらに、本実施形態による建物の平面構造では、正方形平面の直交二方向X、Yについて、それぞれ一方のサイドS、Sにコア部5を設けるので、方位上、空調負荷が大きくなる方向にコア部5を配置すれば、空調負荷を軽減することが可能となる。また、コア部5が居室空間のスパン割に影響を受けにくいため、コア部5のスペースを必要最小限とすることができるうえ、外観にも特徴をつけやすくなる。
【0016】
以上、本発明に係る建物の平面構造の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る建物の平面構造の一実施形態を示しており、(a)は会議室階、(b)は基準階、(c)は1階のそれぞれ平面図である。
【符号の説明】
【0018】
1 中柱
2 外柱
3 隅柱
4 大梁
5 コア部
6 外周梁
7 小梁
10 ロビー
11 打合せスペース
12 大会議室
13 小会議室
14 通路




 

 


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