Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
木質床材 - 松下電工株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 松下電工株式会社

発明の名称 木質床材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−107255(P2007−107255A)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
出願番号 特願2005−298747(P2005−298747)
出願日 平成17年10月13日(2005.10.13)
代理人
発明者 古市 直
要約 課題
合板からなる基材と化粧単板との間に介装される紙層の紙間剥離を防止し、耐久性に優れた木質床材を提供する。

解決手段
基材として用いた合板と紙層と化粧単板とを積層してなる木質床材であって、上記合板3と化粧単板2との間には複数の紙層1が介装され、該複数の紙層1は紙層どうしが接着されるとともに、下に位置する紙層と合板3とが接着され、上に位置する紙層と化粧単板2とが接着されてなる木質床材A。好ましくは、上記複数の紙層を2層とし、2枚の紙の目付け量が合わせて15〜45g/m2 の範囲とされる。
特許請求の範囲
【請求項1】
基材として用いた合板と紙層と化粧単板とを積層してなる木質床材であって、上記合板と化粧単板との間には複数の紙層が介装され、該複数の紙層は紙層どうしが接着されるとともに、下に位置する紙層と合板とが接着され、上に位置する紙層と化粧単板とが接着されてなる木質床材。
【請求項2】
上記複数の紙層を2層とし、2枚の紙の目付け量が合わせて15〜45g/m2 の範囲とされる請求項1に記載の木質床材。
【請求項3】
上記2層の紙層を繊維方向をクロスして接着、介装するとともに、上記化粧単板の繊維方向ともクロスするよう接着された請求項2に記載の木質床材。
【請求項4】
上記接着を熱硬化性樹脂を主成分とする接着剤により行う請求項1に記載の木質床材。
【請求項5】
上記紙層がクラフト紙である請求項1に記載の木質床材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基材としての合板と化粧単板とからなる木質床材に関する。さらに詳しくは、合板と化粧単板の間に紙層を介装、接着してなる木質床材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、合板を基材とし、この合板の表面に化粧単板を貼着してなる複合合板は建築材料の分野で広汎に使用され、とくに木質床材として用いられることが多い。しかしながら、寒暖の繰り返しによる伸縮や経年劣化、あるいは使用時にかかる外部からの力等により表面にクラックが発生するため、木質床材の基板である合板と化粧単板との間にクラフト紙等の紙層を介装し、クラックの発生を防止することが行われている。このとき、上記木質床材の合板と化粧単板との間に介装される紙層には、その表、裏面に接着剤を塗布して熱圧し、投錨効果を向上するようにされている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、上記クラフト紙等に、孔、好ましくは、孔径が0.1〜1mmの複数の孔を形成し、熱圧の際にクラフト紙の表裏に塗布した接着剤が上記孔から浸入して結合するとともに、孔を構成する壁面からも紙の内部に接着剤が含浸し、紙を構成する繊維と繊維とが分離して紙間が剥離することを抑制する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2001−279915号公報(第1〜3頁、第1図、第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術を用いても、紙間剥離を抑制することは困難であり、長期の使用によって木質床材の表面にクラックが発生するという問題が生じる。本発明はこのような問題を解決するために考え出されたものであり、合板からなる基材と化粧単板との間に介装される紙層の紙間剥離を防止し、耐久性に優れた木質床材を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、基材として用いた合板と紙層と化粧単板とを積層してなる木質床材であって、上記合板と化粧単板との間には複数の紙層が介装され、該複数の紙層は紙層どうしが接着されるとともに、下に位置する紙層と合板とが接着され、上に位置する紙層と化粧単板とが接着されてなる木質床材が提供される。
【0006】
請求項2に記載の木質床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記複数の紙層を2層とし、2枚の紙の目付け量が合わせて15〜45g/m2 の範囲とされる。さらに、2枚の紙の目付け量を略等しくすることが好ましい。
【0007】
請求項3に記載の木質床材は、請求項2に記載の発明に加えて、上記2層の紙層を繊維方向をクロスして接着、介装するとともに、上記化粧単板の繊維方向ともクロスするよう接着されることが好ましい。
【0008】
請求項4に記載の木質床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記接着を熱硬化性樹脂を主成分とする接着剤により行うことが好ましい。例えば、熱硬化性樹脂を主成分とし、熱可塑性成分を配合して用いてもよい。熱硬化性樹脂としてはメラミン樹脂等が用いられ、熱可塑性成分としてはSBR(スチレン・ブタジエンラバー)等が用いられる。
【0009】
請求項5に記載の木質床材は、請求項1に記載の発明に加えて、上記紙層がクラフト紙から構成されることが好ましい。また、クラフト紙に紙力増強剤、例えば、尿素水溶液を含浸させて用いてもよい。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明にかかる木質床材は上記のとおりであり、合板と化粧単板との間に複数の紙層が介装され、該複数の紙層は紙層どうしが接着されるとともに、下の紙層と合板とが、また、上の紙層と化粧単板とが接着されているため、紙を単層で用いる場合よりも、複層構造とすることにより強度が向上し、紙間剥離を抑制することができる。
【0011】
請求項2に記載の木質床材は上記のとおりであり、請求項1の木質床材の有する効果に加え、上記複数の紙層を2層とすることにより、接着剤の量、接着に要する手間を最小に抑えて十分な強度向上効果を得ることができる。また、2枚の紙の目付け量を合わせて15〜45g/m2 の範囲とするとともに、好ましくは、2枚の紙の目付け量を等しくすることにより、上記と同じ15〜45g/m2 の範囲の目付け量の1枚の紙を単層で用いる場合に比べて外力が分散されるため、効果的に紙間剥離を抑制することができる。
【0012】
請求項3に記載の木質床材は上記のとおりであり、請求項2の木質床材の有する効果に加え、上記2層の紙層を繊維方向をクロスして接着、介装するとともに、上記化粧単板の繊維方向ともクロスするよう接着されるため、紙間剥離を生じさせる外力を相殺、分散させることができる。その結果、基材として、クロス合板、レギュラー合板のいずれを用いても、紙間剥離を抑制して、床材の表面にクラックが発生することを防止できる。
【0013】
請求項4に記載の木質床材は上記のとおりであり、請求項1の木質床材の有する効果に加え、上記接着を熱硬化性樹脂を主成分とする接着剤により行われ、好ましくは、熱可塑性成分を配合することにより、形成された接着層に柔軟性を付与することができ、紙間剥離を生じさせる外力を減殺することができる。
【0014】
請求項5に記載の木質床材は上記のとおりであり、請求項1の木質床材の有する効果に加え、紙層がクラフト紙から構成され、長繊維のパルプから抄紙された上記クラフト紙の紙力は強力であるため、紙間剥離を効果的に防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明にかかる木質床材Aの構成を示す説明図である。図1に示されているように、基材として用いられた合板3と化粧単板2との間には第1紙層1aと第2紙層1bとからなる複数の紙層1が介装され、第1紙層1aと第2紙層1bとは接着剤4で接着されている。また、化粧単板2と第1紙層1aとが接着され、合板3と第2紙層1bとが接着され、このようにして合板3と複数の紙層1と化粧単板2とは積層して本発明にかかる木質床材Aが形成される。
【0016】
つぎに、上記木質床材Aを製造する実施例について図1を参照して説明する。本実施例においては、接着剤の主成分である熱硬化性樹脂としてメラミン樹脂を用い、このメラミン樹脂に熱可塑性を有するラテックスとしてSBR(スチレン・ブタジエンラバー)を配合したSBR−メラミン系の接着剤4を使用した。また、第1紙層1aと第2紙層1bとしては、1葉のクラフト紙を二分して目付け量を等しくし、2枚の紙の目付け量を合わせて15〜45g/m2 の間に調整して用いた。
【0017】
まず、合板3に上記SBR−メラミン系の接着剤4を目付け量5〜10g/尺2 で塗布し、第2紙層1bを合板3の上に仮置きする。さらに上記第2紙層1bの上に上記接着剤4を目付け量5〜10g/尺2 で塗布し、第1紙層1aの繊維方向が第2紙層1bの繊維方向とクロスするように重ね貼りする。ついで、上記第1紙層1aの上に上記接着剤4を目付け量5〜10g/尺2 で塗布し、化粧単板2の繊維方向と第1紙層1aの繊維方向とがクロスするように重ねる。このように、合板3と複数の紙層1と化粧単板2とを積層した後、圧力3〜15kg/cm2、温度100〜130℃の加圧、加熱下で30〜70秒間ホットプレスを行い、図1に示す構成を持つ本発明にかかる木質床材Aが得られた。
【0018】
上記はホットプレス法により木質床材Aを製造する方法について述べたが、コールドプレス法を用いてもよい。コールドプレス法においては、合板3に上記接着剤4を目付け量5〜10g/尺2 で塗布して第2紙層1bを仮置きし、さらに上記第2紙層1bの上に接着剤4を目付け量5〜10g/尺2 で塗布する。ついで、第1紙層1aをその繊維方向が第2紙層1bの繊維方向とクロスするように重ね貼りする。
【0019】
このように、上記合板3と、第1紙層1aと第2紙層1bとからなる複数の紙層1とを積層し、圧力0.5〜10kg/cm2、室温で5〜60秒間コールドプレスを行う。ついで、上記第1紙層1aに接着剤4を目付け量5〜10g/尺2 で塗布した後、化粧単板2の繊維方向が第1紙層1aの繊維方向とクロスするように重ねる。以後、ホットプレス法による場合と同じく、圧力3〜15kg/cm2、温度100〜130℃の加圧、加熱下で30〜70秒間ホットプレスを行い、図1に示す構成を持つ本発明にかかる木質床材Aが得られた。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明にかかる木質床材の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
【0021】
A 本発明にかかる木質床材
1 複数の紙層
1a 第1紙層
1b 第2紙層
2 化粧単板
3 合板
4 接着剤




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013