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発明の名称 便器の設置位置決め用型紙
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−92328(P2007−92328A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−280710(P2005−280710)
出願日 平成17年9月27日(2005.9.27)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 嵐 謙次郎
要約 課題
排水アジャスタと床フランジ接続部の位置決めが容易にできる便器の設置位置決め用型紙を提供する。

解決手段
便器の設置位置決め用型紙50は一対の型紙で、一方の型紙42は排水アジャスタ38と床フランジ接続部40を包含し、便器32の外郭線42bが描かれる。排水アジャスタ38の所定の据付位置に排水アジャスタ38の形状で切欠形状43を設け、外郭線42bに平行な切欠形状43aまで切欠く。床フランジ接続部40を挟む両側42aに排水アジャスタ38と床フランジ接続部40を結ぶ中心線44に平行なスリット45が形成される。他方の型紙46は床フランジ接続部40を包含し、床フランジ接続部40と同じ切欠形状47を設け、両側端部46bを折り曲げてスリット45にスライド自在に挿入。他方の型紙46の上には切欠形状47の中心線47aと、中心線47aから長さQの位置に横引管切断ライン47bが表記されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
ボウルから延びる排水部は床面上に設けられる排水アジャスタに固着され、さらに前記排水アジャスタは横引管を介して既設の外部排水管と繋がる床フランジ接続部に固着される便器の設置位置決め用型紙であって、
前記設置位置決め用型紙は一対の型紙からなり、一方の型紙は前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部を包含する領域を持ち、前記排水アジャスタの所定の据付位置に切欠形状を設けるとともに、前記床フランジ接続部を挟む両側に前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部を結ぶ中心線に平行なスリットを備え、
他方の型紙は前記床フランジ接続部を包含する矩形形状で、前記中心線上に円形の切欠形状を設け、両側端部を垂直に折り曲げて前記スリットに上方からスライド自在に挿入し、
前記横引管を所定長さに切断する際に、一方の型紙を床上に置くとともに長めの横引管が挿入された前記排水アジャスタを一方の型紙の前記切欠形状に合わせて据付位置に仮置きし、他方の型紙をスリットに沿ってスライドさせて前記円形の切欠形状を既設の前記床フランジ接続部に合致させると、
他方の型紙に描かれた床フランジ接続部の平面形状の中心位置から所定の長さ離れた位置に横引管の切断位置が予め表示されていることを特徴とする便器の設置位置決め用型紙。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は便器の設置位置決め用型紙に関し、詳しくは、排水アジャスタと外部排水管に繋がる既設の床フランジ接続部とを結ぶ横引管の切断位置の位置決めが容易にできる便器の設置位置決め用型紙の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
リフォームなどにおいて既設の便器を取り外して新しい便器と交換する場合がある。この場合、床より下方の外部排水管はそのまま残して利用することになるので、床上に開口している既設の外部排水管の上端部に床フランジ接続部を取付けて使用される。
【0003】
そして、リフォーム用の便器を床上に固着する際に、まず便器排水装置を排水アジャスタに接続し、排水アジャスタから床フランジ接続部までは横引管によって接続される。
【0004】
このような、リフォーム時の便器の床上への取付構造が特許文献1に開示されている。特許文献1には図9(a)、(b)に示すように、床フランジ接続部4の開口部5の周囲を下方に向けて垂設して第1の突部7を形成すると共に第1の突部7の径をVU75用の外部排水管6aとほぼ同じサイズとする。さらに、第1の突部7の外周に第2の突部8を垂設すると共に第2の突部8の径をVU100用の外部排水管6bとほぼ同じサイズとする。
【0005】
そして、第1の突部7と第2の突部8との間をVU75用のパッキンを取り付けるための第1のパッキン取り付け部10とし、第2の突部8の外側をVU100用のパッキンを取り付けるための第2パッキン取り付け部11とする。
【0006】
この構成により、1種類の床フランジ接続部4でVU75用の外部排水管6aとVU100用の外部排水管6bの2種類のサイズの外部排水管と接続することができる。
【特許文献1】特開2000−27271号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、上記のリフォーム時の便器の床上への取付構造であれば、1種類の床フランジ接続部4で2種類のサイズの既設の外部排水管に対応できるが、外部排水管の位置は現場によって異なるため、横引管の長さをその都度変える必要があった。このとき、横引管の長さが適切でない場合には、床フランジ接続部側のパッキンのシール性が悪くなり水漏れが発生するという問題があった。
【0008】
横引管を正確な長さに切るためには切断位置に目印を入れてから切断すればよいが、この場合、排水アジャスタと床フランジ接続部(外部排水管)との位置を計測してその切断位置をマーキングするための工程コストが増加するという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、便器排水装置の排水アジャスタと床フランジ接続部の位置決めが簡単にできて、マーキングを必要とせずに横引管を安定して確実な位置で切断できる便器の設置位置決め用型紙を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、ボウルから延びる排水部は床面上に設けられる排水アジャスタに固着され、さらに前記排水アジャスタは横引管を介して既設の外部排水管と繋がる床フランジ接続部に固着される便器の設置位置決め用型紙であって、前記設置位置決め用型紙は一対の型紙からなり、一方の型紙は前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部を包含する領域を持ち、前記排水アジャスタの所定の据付位置に切欠形状を設けるとともに、前記床フランジ接続部を挟む両側に前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部を結ぶ中心線に平行なスリットを備え、他方の型紙は前記床フランジ接続部を包含する矩形形状で、前記中心線上に円形の切欠形状を設け、両側端部を垂直に折り曲げて前記スリットに上方からスライド自在に挿入し、前記横引管を所定長さに切断する際に、一方の型紙を床上に置くとともに長めの横引管が挿入された前記排水アジャスタを一方の型紙の前記切欠形状に合わせて据付位置に仮置きし、他方の型紙をスリットに沿ってスライドさせて前記円形の切欠形状を既設の前記床フランジ接続部に合致させると、他方の型紙に描かれた床フランジ接続部の平面形状の中心位置から所定の長さ離れた位置に横引管の切断位置が予め表示されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、前記取付用型紙は一対の型紙からなり、一方の型紙は前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部を包含する領域を持ち、前記排水アジャスタの所定の据付位置に切欠形状を設けるとともに、前記床フランジ接続部を挟む両側に排水アジャスタと床フランジ接続部を結ぶ中心線に平行なスリットを備え、他方の型紙は前記床フランジ接続部を包含する矩形形状で、前記中心線上に円形の切欠形状を設け、両側端部を垂直に折り曲げて前記スリットに上方からスライド自在に挿入されるので、取付け現場において、二枚の型紙をスライドさせることにより前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部の位置関係を型紙上で容易に確認できる。
【0012】
さらに、前記横引管を所定長さに切断する際に、一方の型紙を床上に置くとともに長めの横引管が挿入された前記排水アジャスタを一方の型紙の前記切欠形状に合わせて据付位置に仮置きし、他方の型紙をスリットに沿ってスライドさせて前記床フランジ接続部の前記円形の切欠形状を既設の前記床フランジ接続部に合致させると、他方の型紙に描かれた床フランジ接続部の平面形状の中心位置から所定の長さ離れた位置が横引管の切断位置であることが予め表示されているので、二枚の型紙により前記排水アジャスタと前記床フランジ接続部の位置関係を型紙上で容易に確認できるとともに、床フランジ接続部の平面形状の中心位置から所定の長さ離れた位置に予め表示された横引管の切断位置を用いて、横引管を確実且つ容易に所定の位置で切断することができる。そして、横引管をマーキングを必要とせずに正確に切断できるので、工程コストを下げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0014】
<便器の設置位置決め用型紙の構成>
図1に示すように、便器の設置位置決め用型紙50は床34上に置き、さらにその上に便器32の便器排水装置31を合わせて用いられる。
【0015】
ここで、便器排水装置31には封水トラップ35が配設され、封水トラップ35は便器32のボウル33から延びる排水管部34に固定された固定端部35aと、図示しないモータ等の駆動源からの回転力が伝達されて矢印Qで示すように上下方向に回転可能とされた自由端部35bとを有する。封水トラップ35は下方に排水部36aを備えるケース本体部36に収納されており、ケース本体部36は床37上に設けられる排水アジャスタ38に固着される。
【0016】
排水アジャスタ38の一側面には挿入口38aが設けられ、この挿入口38aに横引管39が挿入されるので、排水はケース本体部36から90度方向転換して横引管39に流れる。
【0017】
さらに、横引管39は床フランジ接続部40の挿入口40aに挿入されて外部排水管41に連結する。ここで、リフォーム時には既設の外部排水管41をそのまま利用するので、床フランジ接続部40の位置は定位置である。
【0018】
このため、新設の排水アジャスタ38から既設の床フランジ接続部40を結ぶ横引管39の長さは便器32の据付現場毎に異なるので、横引管39の切断位置を確実且つ容易に確認するために便器の設置位置決め用型紙50が用いられる。
【0019】
図2に示すように、便器の設置位置決め用型紙50は一対の型紙からなり、一方の型紙42は排水アジャスタ38と床フランジ接続部40を包含する長方形領域で形成され、その上には便器32の外郭線42bが描かれている。さらに、排水アジャスタ38の所定の据付位置に排水アジャスタ38の形状と同じ形状の切欠形状43を設けるとともに、その切欠形状43はさらに床フランジ接続部40を含み外郭線42bに平行な切欠形状43aまで連続して切欠かれる。
【0020】
さらに、床フランジ接続部40を挟む両側42aに排水アジャスタ38と床フランジ接続部40を結ぶ中心線44に平行なスリット45が形成される。
【0021】
他方の型紙46は床フランジ接続部40を包含する矩形形状で、表面46aに円形の切欠形状47を設け、両側端部46bを垂直に折り曲げてスリット45に上方からスライド自在に挿入される。
【0022】
円形の切欠形状47の直径寸法は、好ましくは、一般的な外部排水管41の直径寸法に合わせておくと切欠形状47の中心点40を外部排水管41の中心(床フランジ接続部40の中心でもある)にさらに容易に合わせることができる。そして、他方の型紙46の上には中心線44と直角方向に切欠形状47の中心線47aと、この中心線47aから長さQの位置に横引管切断ライン47bが描かれている。
【0023】
<便器の設置位置決め用型紙の作用>
図3〜図8を用いて、便器の設置位置決め用型紙50の使用方法を説明する。図3に示すように、一方の型紙42の便器後部側が壁48に沿うようにして床37上に配置する。すなわち、一方の型紙42が壁48に沿う位置で便器の位置も定まるようになっている。次に、他方の型紙46を一方の型紙42のスリット45に挿入させて矢印Kのようにスライドして、切欠形状47が床フランジ接続部40(外部排水管41)の中心に合致する位置まで移動する。
【0024】
図4に示すように、排水アジャスタ38を一方の型紙42の切欠形状43にあわせて載せる。このとき、排水アジャスタ38には長めの横引管39を仮付けしておく
図5に示すように、他方の型紙46の上には中心線47aに「中心線」、横引管切断ライン47bに「横引管切断ライン」と、それぞれ表記されているので、横引管切断ライン47bに沿って横引管39を切断する。この時点で、他方の型紙46の役目が終了したので、他方の型紙46は取り外す。
【0025】
図6に示すように、所定の長さで切断された排水アジャスタ38の挿入口38aと床フランジ接続部40の挿入口40aにそれぞれ接着剤49を塗布して矢印Nのように挿入して固定される。なお、横引管39の材質は一般的に塩ビ管なので塩ビ用接着剤が用いられ、挿入代Eは35mmである。この作業は型紙が置かれた床上でなくてもよく、作業が容易にできる場所で実施すればよい。
【0026】
図7に示すように、横引管39で連結された排水アジャスタ38と床フランジ接続部40は、床フランジ接続部40が外部排水管41(の床上フランジ)に図示しないパッキンを介して固着具51(ボルト、ワッシャー、ナット)により連結される。同時に排水アジャスタ38はビス51aにより床37に固定される。
【0027】
図8に示すように、一方の型紙42に描かれた便器32の外郭線42b上の便器32の底面先端部52に対応する位置には、外郭線42b上にプラス「+」の印が表されている。このため、「+」の印に便器32の底面先端部52を合わせて、便器32の後部をロープ等で片持ちして矢印Mのように床37上に下ろすだけで容易に便器32を排水アジャスタ38に位置決めできる。最終的に一方の型紙46は引裂いて取り外すことができる。
【0028】
このように、便器の設置位置決め用型紙50を使用することにより、便器排水装置31の排水アジャスタ38と床フランジ接続部40を固着するための位置決めが確実且つ容易に実施できる。そして、排水アジャスタと床フランジ接続部(外部排水管)との位置を計測してその切断位置をマーキングするという別工程はまったく不要である。
【0029】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施形態における、便器の設置位置決め用型紙50が用いられる便器32の便器排水装置31の状態を示す側面透視図である。
【図2】本発明の実施形態における、(a)は排水アジャスタ38、横引管39、床フランジ接続部40の関係を示す側面図、(b)は一対の型紙からなる便器の設置位置決め用型紙50の状態を示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態における、一方の型紙を壁に沿わせて床上に置き、他方の型紙を一方の型紙のスリットに挿入してスライドし、切欠形状47が床フランジ接続部40(外部排水管41)の中心に合致する位置まで移動する状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態における、長めの横引管を取付けた排水アジャスタを一方の型紙の切欠形状にあわせる状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態における、横引管切断ラインに沿って横引管を切断する状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態における、切断された横引管を床フランジ接続部に挿入して接着剤で固定する状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態における、横引管で連結された排水アジャスタと床フランジ接続部が床フランジ接続部を介して外部排水管(床上フランジ)に連結される状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施形態における、便器の底面先端をプラス「+」の位置に合わせて位置決めする状態を示す透視側面図である。
【図9】従来の便器1の、横引管で連結された排水アジャスタと床フランジ接続部が床フランジ接続部を介して外部排水管(床上フランジ)に連結される状態を示す、(a)は側面断面図、(b)は図9(a)のA−A矢視図である。
【符号の説明】
【0031】
32 便器
38 排水アジャスタ
40 床フランジ接続部
42 一方の型紙
42a 両側
42b 外郭線
43 切欠形状
43a 切欠形状
45 スリット
44 中心線
46 他方の型紙
46b 両側端部
47 切欠形状
47a 中心線
47b 横引管切断ライン
50 便器の設置位置決め用型紙




 

 


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