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発明の名称 照明組込み軒樋
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−92276(P2007−92276A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−278850(P2005−278850)
出願日 平成17年9月26日(2005.9.26)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 深井 保孝
要約 課題
LED等の照明器具を組み込んで、軒先からの防犯対策、足元照明、イルミネーション等の効果的な夜間照明を実現することのできる、照明組込み軒樋を提供する。

解決手段
雨樋部1の長手方向に沿った照明組込部2が、雨樋部1を構成する前板11の上端にて、当該前板11よりも前方に突出し、且つ雨樋部1を構成する後板12の上端よりも高い位置に設けられており、複数の照明器具3が、照明組込部2にて、照明組込部2を構成する底板21から下方に照明光30を出射するように、照明組込部2の長手方向に連続して配設されており、且つ、照明器具3を駆動する電池41のための電池組込部4が、照明組込部2に設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
雨樋部の長手方向に沿った照明組込部が、雨樋部を構成する前板の上端にて、当該前板よりも前方に突出し、且つ雨樋部を構成する後板の上端よりも高い位置に設けられており、
複数の照明器具が、照明組込部にて、照明組込部を構成する底板から下方に照明光を出射するように、照明組込部の長手方向に連続して配設されており、且つ、
照明器具を駆動する電池のための電池組込部が、照明組込部に設けられている
ことを特徴とする照明組込み軒樋。
【請求項2】
長尺のケース体に複数の照明器具を長手方向に連続して内蔵した照明ユニットが、照明組込部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明組込み軒樋。
【請求項3】
照明ユニットに電池組込部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の照明組込み軒樋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、LED等の照明器具を組み込んだ軒樋に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、たとえば図8および図9に例示したように、住宅等の軒先には軒樋B(雨樋とも呼ぶ)がしばしば設けられている。
【0003】
一方で、昨今の防犯対策に対する関心の高まりから、夜間照明の重要性が見直されてきている。
【0004】
また、夜間照明は、足元を照らす役割や、イルミネーションとしての役割を担うようにすることも考慮できる。
【0005】
たとえば、軒先にて軒樋とともにLED等の照明器具を取り付けて、軒下を照明することが既に提案されている(特許文献1、2、3参照)。
【特許文献1】特開2004−143822号公報
【特許文献2】特開平8−326242号公報
【特許文献3】特開昭62−107028号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願発明は、以上のとおりの事情に鑑み、上記各従来例とは別に新たに、LED等の照明器具を組み込んで、軒先からの防犯対策、足元照明、イルミネーション等の効果的な夜間照明を実現することのできる照明組込み軒樋を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明の照明組込み軒樋は、上記の課題を解決するものとして、第1には、雨樋部の長手方向に沿った照明組込部が、雨樋部を構成する前板の上端にて、当該前板よりも前方に突出し、且つ雨樋部を構成する後板の上端よりも高い位置に設けられており、複数の照明器具が、照明組込部にて、照明組込部を構成する底板から下方に照明光を出射するように、照明組込部の長手方向に連続して配設されており、且つ、照明器具を駆動する電池のための電池組込部が、照明組込部に設けられていることを特徴とする。
【0008】
第2には、長尺のケース体に複数の照明器具を長手方向に連続して内蔵した照明ユニットが、照明組込部に設けられていることを特徴とする。
【0009】
第3には、照明ユニットに電池組込部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
上記第1〜第3の発明によれば、住宅等の軒先に設けられている雨樋を、LED等の照明器具を組み込んで、軒先からの防犯対策、足元照明、イルミネーション等の効果的な夜間照明を実現することのできる照明組込み軒樋とすることができる。また、照明器具は照明組込み軒樋として軒先に取り付けられるので、またさらには、照明器具を駆動する電池も照明組込み軒樋内に設けられることになるので、建物全体の外観性を損ねることもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1および図2は、本願発明の一実施形態を示したものである。
【0012】
これら図1および図2に例示したように、本願発明の照明組込み軒樋Aは、雨水10を流す雨樋部1、照明機能を付加するための照明組込部2、および照明光30を出射する照明器具3を備えている。
【0013】
雨樋部1は、雨水10を受けて縦樋(図示なし)等に流す形態を有し、少なくとも前板11、後板12および底板13により構成されている。後板12が軒先側に位置して、取付金具等を介して軒先に取り付けられる。
【0014】
照明組込部2は、照明器具3を組込可能な形態を有する、雨樋部1の長手方向に沿った長尺板状のものであり、雨樋部1を構成する前板11の上端にて、前板11よりも前方に突出し、且つ雨樋部1を構成する後板12の上端よりも高い位置に設けられている。また、組み込まれる照明器具3からの照明光30を下方に取り出すための出射口211が、照明組込部2を構成する底板21に設けられてもいる。
【0015】
照明器具3は、照明組込部2の長手方向に沿って連続して配設されて、照明組込部2の底板21から下方に向けて照明光30を出射する。
【0016】
この照明器具3としては、高輝度且つ高指向性のLED31を用いることができる。この場合、たとえば図3に例示したように、照明組込部2における組込箇所の形態に合わせた長尺角筒形状のケース体32に、複数のLED31をその長手方向に連続して内蔵一体化させた照明ユニット33として、照明組込部2に組み込むようにしてもよい。照明組込部2への固定は、水平な底板21への接着やネジ止め等により行う。
【0017】
照明ユニット33については、LED31とともに、その駆動に必要な電力源や回路基板等(図示なし)を内蔵させる。また、長手方向に連続配設した各LED31からの光が下方に出射されるように、ケース体32の底板321を図示したように透明板321’で構成したり、底板321に出射口(図示なし)を設けたりしてもよい。
【0018】
以上のとおりの照明組込み軒樋Aによれば、雨樋部1の前板11の上端にて前方に突出した照明組込部2に組み込まれた照明器具3から、照明光30が下方に向けて出射されることとなり、この照明光30が、図4および図5に例示したようなダウンライトとなって、軒先のイルミネーションや防犯対策になり、図6に例示したような軒先から玄関先に向けて光る足元ライトにもなり、優れた夜間照明を提供する。また、雨樋と夜間照明とを兼ねた照明組込み軒樋Aなので、建物全体の外観性を損ねることもない。
【0019】
ここで、照明組込部2を雨樋部1の前板11よりも前方に突出させたのは、照明光30を雨樋部1に邪魔されることなく、より下方に到達させるためである。
【0020】
この照明光30によるより効果的な夜間照明を実現すべく、たとえば図2に例示したように、雨樋部1の前板11を、照明光30を拡散させるR形状を有するものとしてもよい。このR形状を持つ前板11によって、ダウンライトとしての照明光30が拡散されて、降雨もかかり難くなり、より明るい照明を提供することができる。
【0021】
また、照明組込部2を雨樋部1の後板12の上端よりも高い位置に設けたのは、後板12の上端位置は雨樋部1にて雨水10が満水になるラインと同じであり、この満水ラインよりも高く位置させることで、降雨時に雨樋部1を流れる雨水10が照明組込部2や照明器具3にかかることを防ぐためである。
【0022】
降雨の影響をさらに考慮した形態として、たとえば図1に例示したように、照明組込部2を構成する前板22を後方に傾斜させたり、前板22の上端を雨樋部1側に折り曲げたりしてもよい。前者の傾斜形態によれば、降雨時の雨だれを最小限にとどめることができ、後者の折曲形態によれば、折曲部23が照明器具3上方を覆う傘のような役割を担うことができ、照明器具3の防水対策となる。
【0023】
さらには、図8および図9に例示したように、通常、軒先に雨樋を設ける場合においては雨水飛出曲線や雨水飛散曲線を考慮するが、本願発明においても、照明組込部2を、これら雨水飛出曲線や雨水飛散曲線にかからない位置に設けることも好ましい形態である。
【0024】
なお、照明器具3としては、LED31の他にも、白熱電球等を用いることができるが、上記ダウンライトのようなイルミネーション効果や防犯効果、足元照明効果を持つ夜間照明を可能ならしめる、高輝度且つ高指向性の照明器具3が好ましいといえる。
【0025】
ところで、本願発明では、さらに、上記のとおりの照明組込部2に配設される照明器具3を駆動する電池のための電池組込部4をも、照明組込部2に設けている。
【0026】
より具体的には、図1の実施形態では、上述した照明ユニット33に、LED31(図3参照)とともに電池41を内蔵させており、電池蓋42を開閉して交換自在となっている。
【0027】
この照明ユニット33を照明組込部2に取り付けることで、照明器具3とともに電池41をも、より安全に照明組込部2に固定することができる。また、メンテナンス時も、図7に例示したように、照明ユニット33が雨樋部1の前板11上方に位置しているので、照明組込み軒樋Aを軒先に取り付けた状態のまま、比較的容易に電池41の交換を行うことができる。
【0028】
電池41については、照明器具3を駆動できるものであれば特に限定されず、充電式のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本願発明の一実施形態を示した斜視図。
【図2】本願発明の一実施形態を示した断面図。
【図3】照明ユニットの組み込みについて説明するための断面図。
【図4】照明効果について説明するための模式図。
【図5】照明効果について説明するための別の模式図。
【図6】照明効果について説明するためのさらに別の模式図。
【図7】本願発明について説明するための模式図。
【図8】従来の軒樋の一例を示した断面図。
【図9】従来の軒樋の別の一例を示した断面図。
【符号の説明】
【0030】
1 雨樋部
10 雨水
11 前板
12 後板
13 底板
2 照明組込部
21 底板
211 出射口
22 前板
23 折曲部
3 照明器具
30 照明光
31 LED
32 ケース体
321 底板
321’透明板
33 照明ユニット
4 電池組込部
41 電池
42 電池蓋
A 照明組込み軒樋
B 軒樋




 

 


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