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発明の名称 コーナー部材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−56588(P2007−56588A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−244631(P2005−244631)
出願日 平成17年8月25日(2005.8.25)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 福田 諭
要約 課題
コーナー部の前面および内側面を覆う役割はそのままに、固定ネジが外観に現れないようにコーナー部に取り付け、且つ、長尺部材の端部の加工バラツキをも吸収できるコーナー部材の提供。

解決手段
コーナー部材1は、コーナー部に合わせた平面形状を持つコーナー前面板11およびコーナー背面板12と、コーナー前面板11およびコーナー背面板12をそれぞれの入隅端縁にて架橋するコーナー内側面板13とを備え、コーナー前面板11およびコーナー背面板12の間に形成されている差込口14a,14bに長尺部材2a,2bの端部が差込可能となっており、差し込まれた長尺部材2a,2bの端部前面をコーナー前面板11が覆い、端部内側面をコーナー内側面板13が覆い、また、コーナー前面板11の出隅端縁よりもコーナー背面板12の出隅端縁が外方に突出しており、このコーナー背面板12の突出板部12cにてネジ止め可能となっている。
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺部材の端部が落ち合うコーナー部に取り付けられて、該コーナー部の前面および内側面を覆うコーナー部材であって、
コーナー部に合わせた平面形状を持つコーナー前面板およびコーナー背面板と、
コーナー前面板およびコーナー背面板をそれぞれの入隅端縁にて架橋するコーナー内側面板とを備え、
コーナー前面板およびコーナー背面板の間に形成されている差込口に長尺部材の端部が差込可能となっており、差し込まれた長尺部材の端部前面をコーナー前面板が覆い、端部内側面をコーナー内側面板が覆い、また、
コーナー前面板の出隅端縁よりもコーナー背面板の出隅端縁が外方に突出しており、このコーナー背面板の突出板部にてネジ止め可能となっていることを特徴とするコーナー部材。
【請求項2】
差込口にて、コーナー前面板よりコーナー背面板が差込口内方に短くなって差込代が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコーナー部材。
【請求項3】
差込口にて、コーナー背面板に長尺部材用のストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のコーナー部材。
【請求項4】
差込口にて、コーナー背面板に長尺部材用の仮固定部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコーナー部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、長尺部材の端部が落ち合うコーナー部を覆うコーナー部材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、たとえば図8および図9に例示したように、長尺部材2a,2bの端部が落ち合うコーナー部には、コーナー部材1がしばしば取り付けられている。
【0003】
このコーナー部材1は、現場での複雑な作業あるいは加工精度の必要とされる作業なしに、コーナー部を簡単に美しい外観に仕上げることを、その主な役割として担っており、図8の例ではコーナー部の前面を覆い、図9の例では前面とともに入隅の内側面を覆い、それぞれ、長尺部材2a,2bの端部を隠してコーナー部の外観性を向上させている。
【0004】
コーナー部の前面のみを覆うコーナー部材は、たとえば下記特許文献1にも、外壁開口部に取り付けられた回り縁役物のカバー材が落ち合う隅角にて、水平垂直両方向のカバー材の端部表面を覆う「化粧部材」として開示されている。
【特許文献1】特開平10−102755号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のとおりの従来のコーナー部材1は、長尺部材2a,2bの端部を覆い隠すものの、それ自身のコーナー部への取り付けを前面からのネジ3(リベットなども含む。以下同じ)の留め付けによって行っているため、ネジ3が美観を損ねる一要因になっている。
【0006】
また、長尺部材2a,2b端部のカバーを主な役割としているため、端部の加工バラツキを吸収することまでは考慮されていない。
【0007】
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本願発明は、コーナー部の前面および内側面を覆う役割はそのままに、固定ネジが外観に現れないようにコーナー部に取り付けることができ、且つ、長尺部材の端部の加工バラツキをも吸収できるようにした、新しいコーナー部材を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、長尺部材の端部が落ち合うコーナー部に取り付けられて、該コーナー部の前面および内側面を覆うコーナー部材であって、コーナー部に合わせた平面形状を持つコーナー前面板およびコーナー背面板と、コーナー前面板およびコーナー背面板をそれぞれの入隅端縁にて架橋するコーナー内側面板とを備え、コーナー前面板およびコーナー背面板の間に形成されている差込口に長尺部材の端部が差込可能となっており、差し込まれた長尺部材の端部前面をコーナー前面板が覆い、端部内側面をコーナー内側面板が覆い、また、コーナー前面板の出隅端縁よりもコーナー背面板の出隅端縁が外方に突出しており、このコーナー背面板の突出板部にてネジ止め可能となっていることを特徴とする。
【0009】
第2には、前記コーナー部材において、差込口にて、コーナー前面板よりコーナー背面板が差込口内方に短くなって差込代が形成されていることを特徴とする。
【0010】
第3には、前記コーナー部材において、差込口にて、コーナー背面板に長尺部材用のストッパーが設けられていることを特徴とする。
【0011】
第4には、前記コーナー部材において、差込口にて、コーナー背面板に長尺部材用の仮固定部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
上記第1〜第3の発明によれば、上記のとおりのコーナー前面板およびコーナー背面板の間に形成された差込口に長尺部材の端部を差込可能としているので、長尺部材端部が差込口内に納まり、よって、端部の前面および内側面がそれぞれコーナー前面板およびコーナー内側面板によって覆い隠されるとともに、端部の加工バラツキが差込口にて吸収されるようになり、またさらに、上記のとおりのコーナー背面板の突出板部にて建物の躯体にネジ止め可能としているので、躯体の表面に化粧パネル等が施工される際に突出板部とともにネジも一緒に隠されることとなり、よって、施工後はネジが外観に全く現れず、従来のようにネジにより美観が損なわれることを防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1(a)(b)は、各々、本願発明の一実施形態を示したものである。
【0014】
本実施形態のコーナー部材1は、コーナー前面板11およびコーナー背面板12とコーナー内側面板13とにより構成されており、長尺部材2a,2bの端部が互いに落ち合うコーナー部に取り付けられて、コーナー部の前面および内側面を覆うものとなっている。
【0015】
コーナー前面板11は、一方の長尺部材2aの端部を隠す第一平板片11aと、他方の長尺部材2bの端部を隠す第二平板片11bとからなる、コーナー部に合わせた平面形状を有し、コーナー部材1の前面板を構成している。
【0016】
コーナー背面板12は、コーナー前面板11の第一平板片11aよりも内方に引っ込んで短くなっている第一平板片12aと、コーナー前面板11の第二平板片11bよりも内方に引っ込んで短くなっている第二平板片12bとからなる、コーナー部に合わせた平面形状を有し、コーナー部材1の背面板を構成している。
【0017】
コーナー内側面板13は、コーナー前面板11の第一平板片11aおよび第二平板片11bとコーナー背面板12の第一平板片12aおよび第二平板片12bとを互いに、それぞれの入隅端縁にて架橋し、コーナー部材1の入隅を形成する内側面板を構成している。
【0018】
そして、コーナー前面板11の第一平板片11aとコーナー背面板12の第一平板片12aとの間には、一方の長尺部材2aの端部を差込可能な差込口14aが形成され、コーナー前面板11の第二平板片11bとコーナー背面板12の第二平板片12bとの間には、他方の長尺部材2bの端部を差込可能な差込口14bが形成されている。
【0019】
これら差込口14a,14bでは、上記のとおりコーナー前面板11の第一平板片11aおよび第二平板片11bよりもコーナー背面板12の第一平板片12aおよび第二平板片12bの方が差込口14a,14b内方に短くなっているため、その分の差込代Aが形成されている(図1(a)参照)。
【0020】
これにより、図1(b)、図2、図4に例示したように、長尺部材2a,2bは、それぞれの端部が差込口14a,14bからコーナー前面板11およびコーナー背面板12間に差し込まれて、差込代Aの分だけコーナー部材1内に入り込んだ状態となる。
【0021】
この状態にて、各端部の前面は、コーナー前面板11の第一平板片11aおよび第二平板片11bによって覆い隠され、各端部の内側面は、コーナー内側面板13によって覆い隠される。
【0022】
そしてさらに、各端部の加工バラツキは、差込口14a,14bにて差込代Aの分だけ吸収されることになる。たとえば、現場加工時に長尺部材2aの端部が僅かに短く切断されたり斜めの切り口になったりしても、そのバラツキは差込代Aの範囲で調整できる。
【0023】
他方、本実施形態では、図1(a)および図2に例示したように、コーナー背面板12の第一平板片12aおよび第二平板片12bは、それぞれの出隅端縁(つまりコーナー内側面板13により架橋されていない側の端縁)がコーナー前面板11の第一平板片11aおよび第二平板片11bの出隅端縁よりも外方に突出して、その突出代Bの幅だけ突出板部12cが形成されている。
【0024】
これにより、図2に例示したように、コーナー部材1を長尺部材2a,2bのコーナー部に取り付けた後、コーナー背面板12の突出板部12cにて、長尺部材2a,2b周りの壁下地や骨組等の躯体4に対してネジ止めすることができ、よって、躯体4の表面に、たとえば図3に例示したように化粧パネル5が施工される際に、突出板部12cとともにネジ3も一緒に隠されることとなる。
【0025】
ところで、本実施形態では、図2、図5(a)〜(c)、図6に例示したように、長尺部材2a,2bの端部が差込口14a,14bに差し込まれた際に差込代Aよりもさらに奥に入り込むことを防ぐため、端部を止めるストッパー12dがコーナー背面板12に設けられている。
【0026】
このストッパー12dは、差込口14a,14bにおけるコーナー背面板12の端縁から突出した板片で構成されており(図5(a)〜(c)、図6参照)、差込口14a,14bに差し込まれた長尺部材2a,2bの端部が接触して、そこで止まるようになっている。
【0027】
またこのとき、長尺部材2a,2bの端部を止めるだけでなく、たとえば図7に例示したように仮固定部12eを設けて、仮固定する形態も可能である。
【0028】
この仮固定部12eは、上記ストッパー12dの先端部を外方に、つまり長尺部材2a,2bの端部が差し込まれる方向とは逆方向に屈折させて、挿入口12fを形成させた形状を有しており、差込口14a,14bから差し込まれた長尺部材2a,2b端部の下端縁を挿入口12f内にて保持して仮固定するようになっている。
【0029】
以上のとおりの本願発明のコーナー部材は、一例として、外壁等に設けられた開口部に窓6が嵌め込まれ(図2参照)、その窓6の金属枠となる長尺部材2a,2bのコーナー部に採用できる。もちろんこの他にも様々な長尺部材の端部が落ち合うコーナー部に採用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】(a)(b)は各々本願発明の一実施形態を示した斜視図。
【図2】本願発明の一実施形態を示した正面図。
【図3】本願発明の一実施形態を示した正面図。
【図4】本願発明の一実施形態を示した斜視図。
【図5】(a)〜(c)は各々本願発明の一実施形態を示した側面図、正面図、側面図。
【図6】本願発明におけるストッパーについて説明するための図。
【図7】本願発明における仮固定部について説明するための図。
【図8】従来のコーナー部材の一例を示した斜視図。
【図9】従来のコーナー部材の別の一例を示した斜視図。
【符号の説明】
【0031】
1 コーナー部材
11 コーナー前面板
11a 第一平板片
11b 第二平板片
12 コーナー背面板
12a 第一平板片
12b 第二平板片
12c 突出板部
12d ストッパー
12e 仮固定部
12f 挿入口
13 コーナー内側面板
14a,14b 差込口
A 差込代
B 突出代
2a,2b 長尺部材
3 ネジ
4 躯体
5 化粧パネル
6 窓




 

 


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