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発明の名称 手摺り取り付け構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−46276(P2007−46276A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−229888(P2005−229888)
出願日 平成17年8月8日(2005.8.8)
代理人
発明者 瀬戸 則和
要約 課題
施工が容易な手摺り取り付け構造を提供する。

解決手段
手摺り1と、手摺り1を固定するブラケット2とを備えた手摺り取り付け構造において、手摺り1に凹部4、ブラケット2に凸部3を設けて、凸部3と凹部4とを嵌合することで、手摺り1とブラケット2とを接合している。手摺り1の下側には、手摺り1の長手方向にわたって溝をつけることで凹部4を設けている。手摺り1に接合されたブラケット2は、手摺り1を支える支持部材5に取り付けられており、ブラケット2は支持部材5に対して回動できるように取り付けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
手摺りと、手摺りを固定するブラケットとを備えた手摺り取り付け構造において、手摺りとブラケットのどちらか一方に凸部を、他方に凹部を設け、凸部と凹部とを嵌合することで手摺とブラケットとを接合したことを特徴とする手摺り取り付け構造。
【請求項2】
手摺りに凹部、ブラケットに凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の手摺り取り付け構造。
【請求項3】
手摺りに、その長手方向にわたって溝をつけることで凹部とすることを特徴とする請求項2記載の手摺り取り付け構造。
【請求項4】
手摺りの下側に凹部を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の手摺り取り付け構造。
【請求項5】
手摺りに接合されたブラケットは、手摺りを支える支持部材に取り付けられており、ブラケットは支持部材に対して回動できるように取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の手摺り取り付け構造。
【請求項6】
ブラケットが、水平軸を中心に手摺り長手方向を含む垂直面内を回動できるように、ブラケットに支持部材が取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の手摺り取付け構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、階段等で手摺りを壁面や支持部材に取り付けるときに用いる手摺り取り付け構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から特開2001−32489号公報に示されるように、手摺りと、手摺りを固定するブラケットとを備えた手摺り取り付け構造は知られている。この手摺り取り付け構造は、図4に示されるように、ブラケット2の一端は壁に取り付けられ、他端には手摺り取り付け座11が設けられており、手摺り取り付け座11に手摺り取り付け穴12を複数個穿孔する。手摺り取り付け穴12より、手摺り1にねじ釘13を挿通することで、ブラケット2と手摺り1は接合されている。
【特許文献1】特開2001−32489号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来例である手摺り取り付け構造にあっては、ブラケット2と手摺り1がねじ釘13で接合されているため、ねじ釘13を挿し込む作業が必要であり、施工に手間がかかるという問題があった。
【0004】
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、施工が容易な手摺り取り付け構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、手摺りと、手摺りを固定するブラケットとを備えた手摺り取り付け構造において、手摺りとブラケットのどちらか一方に凸部を、他方に凹部を設け、凸部と凹部とを嵌合することで手摺りとブラケットとを接合したことを特徴としている。
【0006】
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の手摺り取り付け構造において、手摺りに凹部、ブラケットに凸部を設けたことを特徴としている。
【0007】
又、本願請求項3記載の発明では、上記請求項2記載の手摺り取り付け構造において、手摺りに、その長手方向にわたって溝をつけることで凹部とすることを特徴としている。
【0008】
又、本願請求項4記載の発明では、上記請求項2または請求項3記載の手摺り取り付け構造において、手摺りの下側に凹部を設けたことを特徴としている。
【0009】
又、本願請求項5記載の発明では、上記請求項1〜4のいずれか一項記載の手摺り取り付け構造において、手摺りに接合されたブラケットは支持部材に取り付けられており、ブラケットは支持部材に対して回動できるように取り付けられていることを特徴としている。
【0010】
又、本願請求項6記載の発明では、上記請求項5記載の手摺り取り付け構造において、ブラケットが、水平軸を中心に手摺り長手方向を含む垂直面内を回動できるように、ブラケットに支持部材が取り付けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本願請求項1記載の発明では、凸部と凹部とを嵌合することで、手摺りとブラケットとを接合できるので、ねじ釘で接合する場合と比べて、ねじ穴を穿孔したり、ねじ釘を挿し込む作業が不要なため、容易に施工できるものである。
【0012】
又、本願請求項2記載の発明では、請求項1において、手摺りに凹部、ブラケットに凸部を設けた手摺り取り付け構造であり、凹部と凸部を嵌合すると、ブラケットの凸部が手摺りの外面にはみ出ることなく、手摺りとブラケットを接合できるため、ブラケットに凹部を設けた場合に比べて、使用しやすく、外観の良い仕上がりとなる。
【0013】
又、本願請求項3記載の発明では、請求項2において、手摺りに、その長手方向にわたって溝をつけることで凹部とするものであり、手摺りの長手方向においては位置の制約なくブラケットを接合できるため、より容易に施工できるものである。
【0014】
又、本願請求項4記載の発明では、請求項2または請求項3において、手摺りの下側に凹部を設けており、手摺りの上側に凹部を設けている場合に比べて、ブラケットが目立たないため、さらに外観の良い仕上がりとなる。
【0015】
又、本願請求項5記載の発明では、請求項1〜4いずれかにおいて、ブラケットは支持部材に対して回動できるように取り付けられているため、施工現場に対応して、手摺りとブラケットの接合角度を調節できるものである。
【0016】
又、本願請求項6記載の発明では、請求項5において、ブラケットが、水平軸を中心に手摺り長手方向を含む垂直面内を回動できるように、取り付けられているため、階段などに手摺りを取り付ける場合にも、手摺りの傾きに応じてブラケットと支持部材を接合でき、より容易に施工できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1は、本願請求項1〜6全てに対応した第一の実施形態である手摺り取り付け構造を示している。この手摺り取り付け構造は、図1に示すように、手摺り1と、手摺り1を固定するブラケット2とを備えており、手摺り1に凹部4、ブラケット2に凸部3を設け、この凸部3と凹部4とを嵌合することで、手摺り1とブラケット2を接合する構造になっている。
【0018】
又、この手摺り取り付け構造では、手摺り1の下側に、手摺り1の長手方向にわたって溝をつけることで凹部4としている。
【0019】
更に、手摺り1に接合されたブラケット2は、手摺り1を支える支持部材5に取り付けられており、ブラケット2が水平軸を中心に手摺り1の長手方向を含む垂直面内を回動できるように、ブラケット2に支持部材5が取り付けられている。
【0020】
以下、この実施形態の手摺り取り付け構造を、より具体的詳細に説明する。図1に示すように、第一の実施形態である手摺り取り付け構造は、手摺り1とブラケット2と支持部材5からなる。手摺り1は樹脂、木材或いは金属等で形成されるもので、形状は丸棒に前記丸棒の断面よりも径の小さい円を断面にもつ溝が、手摺り1の長手方向にわたって形成されることでなる凹部4が設けられている。この手摺り1は、丸棒に円断面の溝がついた単純な形状であるため、押出し成型などで容易に製造することができる。ブラケット2は円柱状の凸部3と、この円柱の表面から円柱の長手方向にわたって突起した平板部6からなる。このブラケット2は、円柱と平板からなる単純な形状であるため、押出し成型などで容易に製造することができる。支持部材5は角材で形成され、その上端に、水平方向にわたって角型の溝を設けることで、支持部材凹部7と、支持部材凹部7を挟んで対になった2つの支持片8とを形成した形状となっている。
【0021】
手摺り1とブラケット2は、手摺り1を上に、ブラケット2を下に配置し、ブラケット2の凸部3を手摺り1の凹部4に圧入することで、接合されている。この時、凹部4の溝は凸部3を嵌合する部分においては、凸部3によって隙間なく埋め込まれるため、手摺り1とブラケット2とは強く固定される。ブラケット2と支持部材5は、ブラケット2の平板部6を支持部材凹部7に配置し、支持片8から平板部6に挿し込まれたビス9によって、取り付けられる。ブラケット2はビス9の挿し込み方向を軸として、回動して取り付けることができる。なお、平板部6の長手方向の幅は、支持片8の幅よりも長くなっており、ブラケット2を必要以上に回動させると、平板部6が支持部材凹部7に接触し、それ以上回動できない構造になっている。
【0022】
したがって、この実施形態の手摺り1は、手摺り1とブラケット2の接合においては、凸部3と凹部4とを嵌合することで接合できるので、ねじ釘で接合する場合と比べて、ねじ穴を穿孔したり、ねじ釘を挿し込む作業が不要になるため、容易に施工できるものである。更に、手摺り1には、手摺り1の長手方向にわたって凹部4が設けられているため、手摺り1の長手方向においては位置の制約なくブラケット2を接合することができ、さらに施工が容易になる。
【0023】
又、この実施形態では、手摺り1に凹部4、ブラケット2に凸部3を設けているが、請求項1では、この実施形態と、この実施形態とは逆に、手摺り1に凸部3、ブラケット2に凹部4を設けた構造も含まれている。この構造では、手摺り1とブラケット2とを接合すると、ブラケット2の凹部4が手摺り1の外側にはみ出るため、外観が悪く、ブラケット2がはみ出た位置では、手摺り1をつかみにくくなるので、使用しにくい仕上がりとなる。これに対して、この実施形態では、手摺り1とブラケット2とを接合すると、ブラケット2の凸部3が手摺り1の外面にはみ出ることなく嵌合されるため、外観が良く、使いやすい仕上がりになる。同様に、請求項1〜3では、凹部4が手摺り1の上側に設けられており、ブラケット2の凸部3を上から凹部4に圧入して、手摺り1とブラケット2を接合する構造も含まれており、この構造だと、ブラケット2が手摺り1の上面に露出し、外観が悪く、使用しにくい仕上がりになる。これに対して、この実施形態では、凹部4が手摺り1の下側にあり、ブラケット2の凸部3を下から凹部4に圧入して、手摺り1とブラケット2を接合する構造になっており、ブラケット2が手摺り1の下に接合されるため、より外観が良く、使いやすい仕上がりになる。
【0024】
又、ブラケット2と支持部材5において、ブラケット2がビス9の長手方向を軸として、回動して取り付けることができるため、階段などに手摺り1を取り付ける場合にも、手摺り1の傾きに応じてブラケット2と支持部材5との接合角度を調節できる構造になっており、さらに施工が容易になる。
【0025】
図2は、本願請求項1〜4に対応した第二の実施形態である手摺り取付け構造を示している。なお、ここでは、前記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、前記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。この手摺り取り付け構造は、図2に示すように、ブラケット2は凸部3とアーム10からなっており、アーム10の端を壁にねじ止めすることで、ブラケット2は壁に取り付けられている。
【0026】
したがって、この実施形態のブラケット2は、アーム10の端からねじ止めする構造になっているため、手摺り1を壁に固定することができる。さらに、支持部材5を必要としないため、すっきりした仕上りにすることができる。なお、この実施形態では、本願請求項5と請求項6記載の発明の効果については奏しない。
【0027】
図3は、本願請求項1、2、4〜6に対応した第三の実施形態である手摺り取付け構造を示している。なお、ここでは、前記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、前記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。この手摺り取り付け構造において、手摺り1は、図3に示すように、ブラケット2の凸部3を嵌合する位置にのみ、凹部4の溝が設けられている。この凹部4に凸部3を圧入すると、凹部4の溝は、凸部3によって完全に隙間なく埋め込まれる。
【0028】
第一の実施形態では、手摺り1の長手方向にわたって凹部4が設けられているため、凹部4が凸部3によって埋め込まれるのは部分的であり、嵌合された凸部3の両端は空洞となる。したがって、手摺り1は、手摺り1がブラケット2を挟み込む力のみで固定されており、手摺り1の長手方向に対しては、手摺り1を固定する力は作用していない。それに対して、第三の実施形態では、凹部4が凸部3によって完全に隙間なく埋め込まれる。したがって、この実施形態では、手摺り1がブラケット2を挟み込む力に加えて、手摺り1の長手方向に対しても、手摺り1を固定する力が作用するため、手摺り1をより強く固定することができる。なお、この実施形態では、本願請求項3の発明の効果については奏しない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本願発明の第一の実施形態である手摺り取り付け構造を示す分解斜視図。
【図2】本願発明の第二の実施形態である手摺り取り付け構造を示す分解斜視図。
【図3】本願発明の第三の実施形態である手摺り取り付け構造を示す分解斜視図。
【図4】従来例である手摺り取り付け構造を示す分解斜視図。
【符号の説明】
【0030】
1 手摺り
2 ブラケット
3 凸部
4 凹部
5 支持部材
6 平板部
7 支持部材凹部
8 支持片
9 ビス
10 アーム
11手摺り取り付け座
12手摺り取り付け穴
13ねじ釘




 

 


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