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家屋構造 - 松下電工株式会社
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発明の名称 家屋構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−32073(P2007−32073A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−216340(P2005−216340)
出願日 平成17年7月26日(2005.7.26)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 井上 聖也 / 岡本 清 / 鈴木 伸一 / 塚本 政介
要約 課題
屋外側面における蜘蛛の「巣」を張らせない家屋構造を提供することを目的とする。

解決手段
本発明の家屋構造11は、屋外側面12の入隅領域13に表面処理14が施される。前記入隅領域13は三側面(15,16,17)又は二側面(15,16)で形成され、前記三側面の少なくとも一側面又は前記二側面の少なくとも一側面が蜘蛛等忌避剤18を有している。入隅領域13の三側面は、一般的に側面(軒天)15と側面(側壁)16と側面(側壁)17であり、入隅領域13の上記一側面は側面(軒天)15である。蜘蛛等忌避剤18は忌避剤配合アクリル系樹脂を上塗りとして軒天15(屋根下の軒天井材)に塗布される。
特許請求の範囲
【請求項1】
屋外側面の入隅領域に表面処理が施される家屋構造であって、
前記入隅領域は三側面又は二側面で形成され、前記三側面の少なくとも一側面又は前記二側面の少なくとも一側面に蜘蛛等忌避剤を有することを特徴とする家屋構造。
【請求項2】
請求項1に記載の家屋構造であって、前記一側面が軒先下面であることを特徴とする家屋構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は木質の建築材に関し、詳しくは、屋外側面における蜘蛛の「巣」を妨げる家屋構造の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、植物精油はカビ等の微生物を殺菌する作用や、ダニやゴキブリ等の衛生害虫に対する忌避効果があることが知られている。
【0003】
このため、床板や壁板、天井板等に用いられる建築材に植物精油を塗布したり、塗料に植物精油を混合して塗布したり、あるいは植物精油を含浸することによって、上記のような効果を建築材に付与することが行われている。
【0004】
そして、植物精油の塗膜の剥離や接着不良などの問題をなくし、長期に亘って微生物の殺菌作用や衛生害虫に対する忌避効果を持続させる必要があった。
【0005】
このような従来技術として特許文献1に記載された内容が知られている。図4に示すように、植物精油を含有する繊維により不織布2を作成し、この不織布2を介して基材1の表面に単板3が積層される。
【0006】
この方法によれば、植物精油は不織布2の繊維内に保持されており急速に揮発することがないので効果を長期に亘って持続させることができる。
【0007】
また、不織布は単板の割れ防止や建築材を床板として使用する場合の騒音防止のための緩衝層としても寄与することができる。
【特許文献1】特開平5−295802号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、上記の植物精油を含有する繊維で不織布2を作成し、この不織布2を介して基材1の表面に単板3を積層する方法では、単版の厚さが厚い場合には植物精油の効果が単版表面に現れ難いという問題があった。
【0009】
さらに、建物の全域を覆う場合にはコストが高くつくという問題があった。
【0010】
そこで、本発明はかかる従来技術の問題に鑑みなされたものであって、屋外側面に蜘蛛が「巣」を張るのを妨げる家屋構造を安いコストで提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1の発明は、屋外側面の入隅領域に表面処理が施される家屋構造であって、前記入隅領域は三側面又は二側面で形成され、前記三側面の少なくとも一側面又は前記二側面の少なくとも一側面が蜘蛛等忌避剤を有することを特徴としている。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1に記載の家屋構造であって、前記一側面が軒先下面であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、前記入隅領域の少なくとも一側面が蜘蛛等忌避剤を有するので、蜘蛛が「巣」を張るのを妨げる効果が得られる。
【0014】
また、屋外側面の入隅領域の限られた側面のみに表面処理が施されるので、塗布面積が減少できてコストを下げることができる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、蜘蛛等忌避剤を有する前記一側面が軒先下面であるため、軒先下面は側壁面よりも表面積が狭いので、請求項1記載の発明の効果に加えて、塗布面積を最少化できるのでさらにコストを下げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
<本発明の実施形態>
以下に、本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0017】
<家屋構造の構成>
本発明の家屋構造11は、図1(a)、(b)、図2に示すように、屋外側面12の入隅領域13に表面処理14が施される。そして、前記入隅領域13は三側面(15,16,17)又は二側面(15,16)で形成され、前記三側面の少なくとも一側面又は前記二側面の少なくとも一側面が蜘蛛等忌避剤18による表面処理14を有している。
【0018】
入隅領域13の前記三側面は、一般的に側面(軒天)15と側面(側壁)16と側面(側壁)17であり、入隅領域13の前記二側面は側面(軒天)15と側面(側壁)16であり、上記の蜘蛛等忌避剤18を有する一側面は軒天15(屋根下の軒天井材)である。
【0019】
蜘蛛等忌避剤18はアクリル系樹脂60g/m2内に蜘蛛等忌避剤18として合成ピレスロイド系(ペルメトリン)が0、15g/m2の割合で配合されて上塗りとして用いられ、蜘蛛が蜘蛛等忌避剤18に接触したときに忌避効果を催す接触性忌避剤である。
【0020】
軒天15の材料は繊維補強無機材料板、木質系材料、プラスチック、無機繊維板、金属等、いずれの材料でも構わない。
【0021】
ところで、蜘蛛等忌避剤18は無色であるが、家屋表面に塗布した場合には塗布領域と塗布されない領域間では若干色ムラが生じるので、特に側壁に蜘蛛等忌避剤18を塗布すると外観上目立つため好ましくない。逆に、軒天に塗布する場合には軒天が上方領域のため直接人目に触れ難いので外観上あまり目立つことがない。
【0022】
このため、蜘蛛等忌避剤18は軒天15に塗布するのが好ましい。そして、軒天は張出しが短いので側壁に塗布するよりも塗布面積が少なくなるのでコストを下げる面においてもさらに効果が得られる。
【0023】
なお、蜘蛛等忌避剤18の軒天15への塗布は、軒天15に換気用の孔等が形成されている場合には蜘蛛等忌避剤18はその孔に沿っても塗布されるので、蜘蛛等忌避剤18の軒天15への塗布は軒天15に含有される状態も含まれる。
【0024】
ここで、入隅領域と出隅領域とを比較すると、出隅領域は側面間が張出した状態に構成されるので蜘蛛は側面を利用するのが困難となり、家屋から離れた樹木等も利用する必要があるので巣が張り難いと推察される。
【0025】
一方、入隅領域は囲われた状態であるため側面が利用しやすくなり、側面間距離も短いので蜘蛛の糸の使用量が少なくて済むとともに、風溜りでもあるので捕獲する虫等が自然に舞い込むので補虫効率が向上すると考えられる。
【0026】
このような状況から、ほとんどの場合蜘蛛の巣は出隅領域よりも入隅領域に張られているので、入隅領域13を対象に蜘蛛等忌避剤18を塗布するのが効率上好ましい。
【0027】
<蜘蛛等忌避剤の評価試験>
図3(a)、(b)に示すように、箱21の中に二種類の試験模型22、23を設置して、蜘蛛がどちらを選ぶかによって忌避効果を確認する評価実験を実施した。使用した蜘蛛はオオヒメグモ及びズグロオニグモである。
【0028】
試験模型22、23は軒天15と側壁16の二側面で形成される入隅領域であり、軒天15と側壁16を(入隅領域近傍に限定)補強材25も備えて左右対称に実材料で再現し、一方の軒天15aを「忌避剤なし」他方の軒天15bを「忌避剤あり」とし、試験模型22、23全体をガラス又はアクリル樹脂で箱21で囲い正面から内部を観察できるようにした。
【0029】
箱21の大きさは幅L=600mm、高さH=300mm、奥行B=300mmである。
【0030】
そして、合計25匹の蜘蛛を使い、一匹毎に試験模型の中立位置に入れて24時間後どちら側にいるかを確認した。その結果、蜘蛛の居場所は「忌避剤なし」が12匹、「忌避剤あり」が3匹であった。
【0031】
忌避率={12/(12+3)}x100=80%
このように、80%の蜘蛛が「忌避剤なし」を選び、有意差のある試験結果が得られた。
【0032】
<家屋構造の作用>
上記のように、蜘蛛の巣を張る場合の支えとなる側面が蜘蛛等忌避剤18によって少なくとも一側面減少するので、蜘蛛が巣を張り難くすることができる。
【0033】
また、軒天は張出しが短いので側壁に塗布するよりも塗布面積が少なくなるのでコストも下げることができる。
【0034】
そして、軒天に塗布する場合には軒天が上方領域のため直接人目に触れ難いので外観上あまり目立つことがないので家屋構造としての品質が向上する。
【0035】
なお、蜘蛛等忌避剤18の塗布は新築および補修時のどちらの段階でも実施することができる。
【0036】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということは言うまでもない。
【0037】
実施例では、蜘蛛等忌避剤18は軒天15に有しているが、側壁16に有しても構わない。
【0038】
さらに、前記三側面の少なくとも一側面又は前記二側面の少なくとも一側面に蜘蛛等忌避剤18を有する替わりに、蜘蛛等忌避剤18を前記三側面の二側面或いは屋外全側面に用いてもよい。
【0039】
蜘蛛等忌避剤18が持続性よりも即効性を求められている場合には揮発性のエアゾールタイプで噴霧塗布してもよい。
【0040】
蜘蛛等忌避剤18を家屋構造11の屋外側面12に塗布する替わりに、予め建材そのものに塗布しておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態における家屋構造11の入隅領域13の構成で、(a)は三側面で形成される状態を示す斜視図、(b)は二側面で形成される状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における、軒天15に蜘蛛等忌避剤18が塗布された状態を示す軒天15の断面図である。
【図3】本発明の実施形態における、(a)は蜘蛛等忌避剤の評価試験用の模型を示す正面図、(b)は図3(a)のA−A矢視図である。
【図4】従来例における、不織布2を介して基材1の表面に単板3を積層した状態を示す建物材の断面図である。
【符号の説明】
【0042】
11 家屋構造
12 屋外側面
13 入隅領域
14 表面処理
15 側面(軒天)
16 側面(側壁)
17 側面(側壁)
18 蜘蛛等忌避剤




 

 


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