米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 松下電工株式会社

発明の名称 サイディング端部用部材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−16428(P2007−16428A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−197201(P2005−197201)
出願日 平成17年7月6日(2005.7.6)
代理人
発明者 福田 諭
要約 課題
サイディングの上端や外壁の側端部に用いられる端部用部材の形状を改善することで、雨仕舞用のシーリングを一箇所で済ますことができ、施工を容易にするものであり、かつ雨仕舞を向上させることを課題とする。

解決手段
サイディングの裏面端部に配される下地ジョイナー1と、該下地ジョイナー1と着脱自在に雌雄弾性係合してサイディング4の端部を被覆する化粧ジョイナー2とからなるサイディングの端部用部材において、化粧ジョイナー2は大略F型の外形をなし上部水平平面部22の先端が外壁下地面3と接するように形成され、さらに下地ジョイナー1の平面取り付け部11が、該下地ジョイナー1の雌雄弾性係合部材より上方まであるサイディング端部用部材。
特許請求の範囲
【請求項1】
サイディングの裏面端部に配される下地ジョイナーと、該下地ジョイナーと着脱自在に雌雄弾性係合してサイディングの端部を被覆する化粧ジョイナーとからなるサイディングの端部用部材において、化粧ジョイナーは断面が大略F型の外形をなし上部水平平面部の先端が外壁下地面と接するように形成されているサイディング端部用部材。
【請求項2】
下地ジョイナーの平面取り付け部が、該下地ジョイナーの雌雄弾性係合部材より上方まである請求項1記載のサイディング端部用部材。
【請求項3】
下地ジョイナーおよび化粧ジョイナーがアルミ等の押し出し成型品である請求項1記載のサイディング端部用部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
近年乾式工法の普及に伴い住宅の外壁においても、外壁用に製造された板状のサイディングが使用されている。このサイディングは外壁下地面に取り付けられ、その上端および側端部には雨仕舞用の端部用部材が用いられる。この雨仕舞用の端部用部材は、外壁下地面に取り付けられる下地用ジョイナーおよび化粧ジョイナーから構成され、互いに雌雄弾性係合して形成される。
【背景技術】
【0002】
サイディングを施工する場合、サイディングの上端や外壁の側端部には雨仕舞用の端部用部材が用いられ、この端部用部材はサイディングの端部を被覆しサイディングの裏面に雨水の侵入を防止している。この雨水の侵入を防止するには部材だけでは不十分で一般にはシーリング施工が施されるが、十分な防水効果を得るためにはかなりの技術や経験を要するものである。
【特許文献1】特開平8−260685号公報(第6頁、図9)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献に記載されている建築用止縁セットはアルミニウムの板を折り曲げて形成したもので、主に出隅部のサイディングの側端部に使用されるものである。本発明の図4に示すものは上記特許文献に記載された図9と同様の従来用いられている端部用部材によるサイディングの上端での施工状態図である。
【0004】
これによると施工されたサイディング4の水密上の弱点は、下地ジョイナー1の上端縁と外壁下地面3との接触部にシーリング5を充填する必要があることである。更にもう一つの弱点は、下地ジョイナー1の雌雄弾性係合部の雌部を構成する上部平面部15および下部平面部16間に化粧ジョイナー2の雌雄弾性係合部の雄部25を挿入したとき、該化粧ジョイナー2の垂直平面部21と下地ジョイナー1の上部平面部15との当接部にシーリング5を充填する必要があることである。即ち、防止効果を高めるにはサイディングの施工においてサイディングの上部だけで二箇所のシーリング施工が必要になる。本発明はこのサイディング端部用部材の形状を改善することにより、シーリング施工部を一箇所にすることで施工を容易にする。同時に雨水のサイディング裏面への侵入防止をより一層向上させたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明に係るサイディング端部用部材の第一の特徴構成は請求項1に記載した如く、サイディングの裏面端部に配される下地ジョイナーと、該下地ジョイナーと着脱自在に雌雄弾性係合してサイディングの端部を被覆する化粧ジョイナーとからなるサイディングの端部用部材において、化粧ジョイナーは断面が大略F型の外形をなし上部水平平面部の先端が外壁下地面と接するように形成されている点にある。
【0006】
同第二の特徴構成は、請求項2に記載した如く、第一の特徴構成に加えて上記下地ジョイナーの平面取り付け部が、該下地ジョイナーの雌雄弾性係合部材より上方まである点にある。
【0007】
同第三の特徴構成は、請求項3に記載した如く、下地ジョイナーおよび化粧ジョイナーがアルミ等の押し出し成型品である点にある。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載のサイディング端部用部材は前記構成であり、化粧ジョイナーの上部水平平面部の先端が外壁下地面と接するように形成されている。そのため下地ジョイナーが化粧ジョイナーで被覆される。したがってシーリング施工が一箇所で済む。
【0009】
請求項2に記載されたサイディング端部用部材は前記構成であり、下地ジョイナーの平面取り付け部がジョイナーの雌雄弾性係合部より上方まであるのでこの部分を利用して下地ジョイナーを外壁下地面に釘打ちすることができる。そのために下地ジョイナーの上端部が外壁下地面と密着することができ、防水効果を向上させている。
【0010】
請求項3に記載のサイディング端部用部材は前記構成であり、押し出し成型品であるために部分的な厚みの変化に対応した部材を容易に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1ないし図3は本発明の実施例を示したものである。図1は本発明に係るサイディング端部用部材の一部切り欠き分解斜視図であり1は外壁下地面3に取り付けられる下地ジョイナーである。下地ジョイナー1は外壁下地面3に釘などで取り付けられる平面取り付け部11とこの平面取り付け部11の上部に設けられ前方に突出した雌雄弾性係合部材の雄部12とからなっている。
【0012】
この平面取り付け部11には、雌雄弾性係合部材より上方に一部突出する突出平面部13を有している。この突出平面部13を利用して釘打ちすることで下地ジョイナー1の上端が外壁下地面3に密着して取り付けられるものである。
【0013】
2は断面が大略F字型の化粧ジョイナーであり、垂直な部分である垂直平面部21はサイディング4の表面上部を被覆し、上部には上部水平平面部22とその下に設けられた平行な下部水平平面部23とを用いて、下地ジョイナー1の雌雄弾性係合部材の雄部12と係合する化粧ジョイナー2の雌雄弾性係合部材の溝状の雌部24が形成されている。この上部水平平面部22は、下地ジョイナー1と化粧ジョイナー2が係合した場合に、その上部水平平面部22の先端が外壁下地面3に接する幅を有している。
【0014】
図2は図1に示すサイディング端部用部材を用いた施工状態を示す断面図である。ここにおいて下地ジョイナー1は外壁下地面3に平面取り付け部11を介して取り付けられており、この下地ジョイナー1の平面取り付け部11の上にサイディング4が配される。このサイディング4の上端面に化粧ジョイナー2の雌雄弾性係合部材を形成する下方水平平面部23が接するように配され、化粧ジョイナー2の雌雄弾性係合部材と下地ジョイナー1の雌雄弾性係合部材とが係合した状態で施工される。化粧ジョイナー2の上部水平平面部22の先端は外壁下地面3と接している。
【0015】
図3はサイディング端部用部材の他の実施例を用いた施工断面図である。この場合には下地ジョイナー1に雌雄弾性係合部材の溝状をなす雌部14が形成されている。雌雄弾性係合部材は下地ジョイナー1の平面取り付け部11から水平に突出する二本の平行な上部平面部15と下部平面部16とで雌雄弾性係合部の雌部14が形成されている。サイディング4は下地ジョイナー1の下部平面部16と接するように配される。一方化粧ジョイナー2はサイディング4の上端を被覆するように配され、化粧ジョイナー2の雌雄弾性係合部として設けられた雄部25が下地ジョイナー1の雌雄弾性係合部の雌部14と係合されて取り付けられる。この場合も化粧ジョイナー2の上部水平平面部22の先端は外壁下地面3に接している。
【0016】
図2および図3に示すように下地ジョイナー1と化粧ジョイナー2の雌雄弾性係合部材の雄部、雌部の形状は逆になっているが着脱自在に係合できればよいのでその形状等は自由に形成してよいものである。しかし両実施例とも化粧ジョイナー2の上部水平平面部22はサイディング4を施工した状態で外壁下地面3に接しているものである。
【0017】
このように下地ジョイナー1は化粧ジョイナー2により外部に露出することなく被覆されるので化粧ジョイナー2の上部水平平面部22の先端と外壁下地面3との接する部分にシーリング5を処理することによりサイディング4の裏面に雨水が侵入するのを防止することができる。
【0018】
このように本発明ではサイディング施工をする場合においてシーリング処理を一箇所にしても十分な防水性が得られる。さらに本発明では下地ジョイナー1および化粧ジョイナー2はアルミ等の押し出し成型品である。したがって角部などの強度の要求される部分を厚く形成できるので、打撃等による凹みなどが生じ難いものである。
【0019】
なお、本発明ではサイディング4の上端部を被覆するために用いているが、サイディング4の壁面端部を被覆するために用いることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係るサイディング端部用部材の一部切り欠き分解斜視図である。
【図2】図1に示すサイディング端部用部材を用いたサイディングの施工断面図である。
【図3】他の実施例を用いたサイディングの施工断面図である。
【図4】従来例のサイディング端部用部材を用いたサイディングの施工断面図である。
【符号の説明】
【0021】
1 下地ジョイナー
11 下地ジョイナーの平面取り付け部
12 下地ジョイナーの雌雄弾性係合部の雄部
13 突出平面部
14 下地ジョイナーの雌雄弾性係合部材の雌部
15 下地ジョイナーの上部平面部
16 下地ジョイナーの下部平面部
2 化粧ジョイナー
21 化粧ジョイナーの垂直平面部
22 化粧ジョイナーの上部水平平面部
23 化粧ジョイナーの下部水平平面部
24 化粧ジョイナーの雌雄弾性係合部の雌部
25 化粧ジョイナーの雌雄弾性係合部の雄部
3 外壁下地面
4 サイディング
5 シーリング




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013