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発明の名称 軒樋切断補助具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−2627(P2007−2627A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−187231(P2005−187231)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 土田 嘉治
要約 課題
軒樋の切断時に鋸刃で軒樋が内方に押されて撓むことを防止できて、軒樋を正確且つ容易に切断できる軒樋切断補助具を提供する。

解決手段
軒樋2の外面に沿う底面部13bと両側面部13a、13cを有して軒樋2の外面に着脱自在に被嵌される外面被嵌部材13と、軒樋2の内面に沿う底面部14bと両側面部14a、14cを有して軒樋2の内面に着脱自在に嵌め込まれる内面嵌込部材14を備える。外面被嵌部材13の側面部13cの先端部に内面嵌込部材14の側面部14cの先端部を回動自在に連結する。外面被嵌部材13に鋸刃の移動をガイドするためのガイド部22を内面嵌込部材14と重複しない位置に設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
軒樋の外面に沿う底面部と両側面部を有して軒樋の外面に着脱自在に被嵌される外面被嵌部材と、軒樋の内面に沿う底面部と両側面部を有して軒樋の内面に着脱自在に嵌め込まれる内面嵌込部材とを備え、外面被嵌部材の側面部の先端部に内面嵌込部材の側面部の先端部を回動自在に連結し、外面被嵌部材に鋸刃の移動をガイドするためのガイド部を内面嵌込部材と重複しない位置に設けて成ることを特徴とする軒樋切断補助具。
【請求項2】
上記外面被嵌部材の両側面部の最先端よりも控えた位置の夫々に軒樋の各側壁部の先端を支持する支持部を形成し、外面被嵌部材の内面嵌込部材と重複しない位置に外面被嵌部材の周方向に伸びるスリット部を形成すると共に、該スリット部を外面被嵌部材の底面部から両側面部を介して両支持部を越える位置まで形成し、該スリット部を上記ガイド部とし、外面被嵌部材の一方の側面部の先端を脚部材の一端に回動自在に連結すると共に、他方の側面部の先端に脚部材の他端に形成した被係止部に着脱自在に係止可能な係止部を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の軒樋切断補助具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は軒樋の長手方向の一部に取付けられて軒樋の鋸刃による切断を補助する軒樋切断補助具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の軒樋切断補助具は例えば図4に示すように軒樋2の外面に沿う形状となった内面を有し、幅方向の両端にはガイド部として軒樋2の長手方向に直交する鍔状部41を設けている。この軒樋切断補助具40を用いて軒樋2を切断する場合は、図4に示すように下向き開口状態の軒樋2の外面に軒樋切断補助具40を被嵌し、該軒樋切断補助具40の周方向の両端を床等に載置し、動鋸等の鋸刃を軒樋切断補助具40の鍔状部41をガイドとして移動し、これにより軒樋2を底壁部2b側から切断して所定の寸法とする。
【0003】
しかし図4に示す軒樋切断補助具40は軒樋2の外面側のみを押さえて外面側からのみ軒樋2の形状を保っているため、軒樋2を底壁部側から切断する時に軒樋2が鋸刃によって内方に押されて撓みやすく、軒樋2を鍔状部41に沿って正確に切断することが難しかった。また鋸刃を軒樋切断補助具40の幅方向の両端に設けた鍔状部41に沿って移動する際に、軒樋2の鋸刃の片側のみが軒樋切断補助具40によって保持されているので、軒樋切断補助具40によって保持されていない鋸刃を挟んだ他側が自重で下がってしまい、この点も軒樋2の切断を難しくする要因となっている。
【0004】
また例えば特許文献1に開示される軒樋切断補助具は、軒樋の外面に沿う内面を有して軒樋の外面に着脱自在に被嵌される外面被嵌部材を備え、該外面被嵌部材に鋸刃のガイドとなるスリット部を周方向に設けてあり、このものは外面被嵌部材により軒樋における鋸刃の両側を保持しながら、スリット部に鋸刃を通過させて軒樋を切断できるようになっている。しかしこの特許文献1の軒樋切断補助具も外面被嵌部材で外面側からのみ軒樋の形状を保っているので、切断時に軒樋が鋸刃によって内方に押されて変形しやすく、軒樋を正確且つ容易に切断できなかった。
【特許文献1】特開2003−11092号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、軒樋の切断時に鋸刃で軒樋が内方に押されて撓むことを防止できて、軒樋を正確且つ容易に切断できる軒樋切断補助具を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明に係る軒樋切断補助具1は、軒樋2の外面に沿う底面部13bと両側面部13a、13cを有して軒樋2の外面に着脱自在に被嵌される外面被嵌部材13と、軒樋2の内面に沿う底面部14bと両側面部14a、14cを有して軒樋2の内面に着脱自在に嵌め込まれる内面嵌込部材14とを備え、外面被嵌部材13の側面部13cの先端部に内面嵌込部材14の側面部14cの先端部を回動自在に連結し、外面被嵌部材13に鋸刃の移動をガイドするためのガイド部22を内面嵌込部材14と重複しない位置に設けて成ることを特徴とするものである。この構成により、外面被嵌部材13を軒樋2の外面に被嵌すると共に内面嵌込部材14を軒樋2の内面に嵌め込み、軒樋2を外面被嵌部材13と内面嵌込部材14で内外から挟持することができ、これにより外面被嵌部材13で軒樋2を外面側から押さえて保形できるのは勿論、加えて内面嵌込部材14で軒樋2を内面側から押さえて保形でき、これにより鋸刃によって軒樋2が内方に押されて撓むことを防止できて、鋸刃により軒樋2を正確且つ容易に切断できる。
【0007】
また上記外面被嵌部材13の両側面部13a、13cの最先端よりも控えた位置の夫々に軒樋2の各側壁部2a、2cの先端を支持する支持部42、43を形成し、外面被嵌部材13の内面嵌込部材14と重複しない位置に外面被嵌部材13の周方向に伸びるスリット部20を形成すると共に、該スリット部20を外面被嵌部材13の底面部13bから両側面部13a、13cを介して両支持部42、43を越える位置まで形成し、該スリット部20を上記ガイド部22とし、外面被嵌部材13の一方の側面部13cの先端部を脚部材12の一端部に回動自在に連結すると共に、他方の側面部13aの先端部に脚部材12の他端部に形成した被係止部37に着脱自在に係止可能な係止部18を形成することも好ましい。この場合、外面被嵌部材13の幅方向の中央部に設けたスリット部20をガイド部22として鋸刃の移動をガイドできるので、外面被嵌部材13で軒樋2における鋸刃の両側の部位を保持して軒樋2を切断でき、切断時における軒樋2の形状をより一層保つことができる。またこのスリット部20は外面被嵌部材13の底面部13bから両側面部13a、13cを介して両支持部42、43を越える位置まで形成しているので、軒樋2を一度の切断作業で完全に切断できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、軒樋の切断時において鋸刃によって軒樋が内方に押されて撓むことを防止できて、鋸刃により軒樋を正確且つ容易に切断できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
【0010】
本例の軒樋切断補助具1(以下補助具1という)によって切断される軒樋2は図1及び図2に示すように長手方向の全長に亘って断面形状が同じである合成樹脂成形品等からなり、図2のように底壁部2bの両側端に側壁部2a、2cを立設している。側壁部2aは軒樋2の施工時に建物とは反対側に位置し、先端側程外側に位置するように傾斜している。また側壁部2cは軒樋2の施工時に建物側に位置するもので、底壁部2bから垂直に立設していて、側壁部2cよりも背が高くなっている。底壁部2bと側壁部2aとのコーナー部分は内方に向けて突曲してあり、これにより突端部を角状に形成した突曲部3を形成している。
【0011】
軒樋2の周方向の両端部、即ち側壁部2a、2cの各先端部には耳部4、5を設けている。側壁部2aに設けた耳部4は、側壁部2aの先端部から内方に向けて突片部6を突設すると共に該突片部6の先部の内面側に中空の耳部本体7を設けて形成してあり、耳部本体7と側壁部2aの間には底壁部2b側に向けて開口する溝からなる被嵌込部8を形成している。また突片部6の基端部には耳部4とは反対側の外側に突出する屋外側被支持部10を形成している。一方、側壁部2cに設けた耳部5は中空で側壁部2cの先端部の内面側に設けてあり、耳部5の底壁部2bとは反対側の面部を建物側被支持部11としている。
【0012】
次に上記軒樋2を切断する補助具1について説明する。
【0013】
補助具1は合成樹脂等で成形され、軒樋2の外面に着脱自在に被嵌される外面被嵌部材13と、軒樋2の内面に着脱自在に嵌め込まれる内面嵌込部材14と、補助具1全体としての脚となる脚部材12とを備えており、これら外面被嵌部材13、内面嵌込部材14、脚部材12の幅方向(軒樋2に補助具1を取付けた際の軒樋2の長手方向と平行な方向)の寸法の全ては略同じである。
【0014】
外面被嵌部材13は、軒樋2の側壁部2a、底壁部2b、側壁部2cの夫々に対応する側面部13a、底面部13b、側面部13cを備え、内面が軒樋2の外面に沿う形状に形成されている。側面部13aは先端側程外側に位置するように傾斜しており、側面部13cは底面部13bに対して垂直となっている。底面部13bと側面部13aとのコーナー部分には突端部を角状に形成した突出部15を内方に向けて突設している。外面被嵌部材13の周方向の両端、即ち側面部13a、13cの各先端部には内方に向けて屋外側支持片部16及び建物側支持片部17を突出してあり、屋外側支持片部16の内面を屋外側支持部42とし、建物側支持片部17の内面を建物側支持部43としている。屋外側支持片部16の先端部には内方に向けて突部38を突出している。また屋外側支持片部16の外面部は側面視で底面部13bとは反対側に凸となる三角形状に形成され、該屋外側支持片部16の外面部を係止部18としている。
【0015】
図1に示すように外面被嵌部材13の幅方向の両端の夫々には周方向の全長に亘って外方に向けて突出する鍔状部19を設けている。また外面被嵌部材13の幅方向の中央には外面被嵌部材13の周方向に伸びる外側スリット部20を形成している。各鍔状部19、19の幅方向外側の面及び外側スリット部20の幅方向両内側面は外面被嵌部材13の幅方向に直交するもので、本例ではこの各鍔状部19及び外側スリット部20を軒樋2を切断する時の鋸刃(図示せず)の移動をガイドするガイド部22としている。ここで外側スリット部20は外面被嵌部材13の底面部13bから両側面部13a、13cを介して両支持部42、43を越える位置まで形成している。特に本例の外側スリット部20は外面被嵌部材13の周方向の全長に亘って形成してあり、即ち図の外面被嵌部材13は外側スリット部20を介して分割された2つの独立した外側分割体21、21からなる。
【0016】
図2のように内面嵌込部材14は周方向における一端部(即ち後述の側面部14cの先端部)を外面被嵌部材13の建物側支持片部17の先端部に矢印イに示す方向に回動自在に連結している。この内面嵌込部材14は、軒樋2の側壁部2a、底壁部2b、側壁部2cの夫々に対応する側面部14a、底面部14b、側面部14cを備え、その外面が軒樋2の内面に沿う形状に形成されている。側面部14aは先端側程外側に位置するように傾斜しており、側面部14cは底面部14bに対して垂直となっている。また側面部14a、側面部14cの基先方向における中間部同士は連結片部14dで連結してあって補強されている。
【0017】
底面部14bと側面部14aとのコーナー部分は内方に向けて突曲してあり、これにより突端部を角状に形成した突曲片部23を形成している。側面部14aの先端には内方に向けて片状の屋外側係止部24を突設してあり、屋外側係止部24の基端部には底面部14bとは反対側に向けて屋外側嵌込部25を突出している。また側面部14cの先端よりも控えた位置では、これよりも先端側に位置する部位がこれよりも基部側の部位よりも内方に位置するように折曲している。
【0018】
内面嵌込部材14の外側スリット部20に対応する部位である幅方向の中央には周方向の全長に亘って内側スリット部26を形成してあり、即ち本例の内面嵌込部材14は内側スリット部26を介して分割した2つの独立した内側分割体27、27からなる。内側スリット部26は外面被嵌部材13を軒樋2の外面に被嵌すると共に内面嵌込部材14を軒樋2の内面に嵌め込んだ状態で外側から見て外側スリット部20と重複する部位に設けてあり、つまり外面被嵌部材13の外側スリット部20は内面嵌込部材14と重複しない部位に設けられている。ここで内面嵌込部材14を構成する各内側分割体27、27は外面被嵌部材13を構成する各外側分割体21、21に異なる枢軸部28を介して回動自在に連結されるもので、これにより内面嵌込部材14は外面被嵌部材13に対して回動自在となっている。なお内側分割体27と外側分割体21を連結する各枢軸部28は内側スリット部26に対応する部位には存在せず、これにより軒樋2の切断時において内面嵌込部材14の内側スリット部26を通過した鋸刃が各枢軸部28に当たらないようにしている。
【0019】
上記外面被嵌部材13における周方向の一端に位置する側面部13cの先端部は脚部材12の一端部に矢印ロに示す方向に回動自在に連結している。脚部材12の幅方向の両端の夫々には立片部29、29を立設している。各立片部29、29の幅方向の外側の面は外面被嵌部材13の鍔状部19、19の幅方向の外側の面と面一となっており、各立片部29、29も鋸刃の移動をガイドする部材として利用される。
【0020】
各立片部29、29の両側端部同士は連結片部30、31で連結されている。各立片部29、29の両側端部は中間部よりも外面被嵌部材13側に突出してあり、これにより脚部材12の両側端部の幅方向の両端に連出部32、33を形成している。脚部材12の一方の側端部に設けた連出部32、32間及び他方の側端部に設けた連出部33、33間の夫々に形成された空所34、35は脚部材12の幅方向において外側スリット部20及び内側スリット部26と重複する位置に設けている。これら空所34、35は鋸刃逃がし用の空所となるもので、これら空所により軒樋2の切断時において外側スリット部20及び内側スリット部26に通過した鋸刃が脚部材12に当たらないようにしている。
【0021】
連出部33、33の先端部には回動軸部36を介して上記各外側分割体21、21を回動自在に連結してあり、これにより外面被嵌部材13は脚部材12に対して回動自在となっている。各回動軸部36、36は連出部33、33の先端部間に位置し、この位置で各外側分割体21、21に連結しているが、各回動軸部36は補助具1の幅方向において外側スリット部20及び内側スリット部26に重複する位置には存在せず、これにより軒樋2の切断時において外側スリット部20を通過した鋸刃が各回動軸部36に当たらないようにしている。また連出部32、32の先端面は基部側に向けて凸となる三角形状に切り欠いて被係止部37を形成している。
【0022】
上記補助具1を用いて軒樋2を切断する場合は、まず軒樋2の長手方向の一部に補助具1を取付ける。補助具1の取付けは、外面被嵌部材13に対して脚部材12及び内面嵌込部材14を開いた状態とし、この外面被嵌部材13を耳部4、5を含む軒樋2の外面に外側から被嵌する。外面被嵌部材13を軒樋2に被嵌した状態にあっては、底面部13b、側面部13a、側面部13cの内面が軒樋2の底壁部2b、側壁部2a、側壁部2cの外面に夫々沿い、突出部15が軒樋2の突曲部3の外面に嵌め込まれる。また屋外側支持片部16は軒樋2の耳部4の屋外側被支持部10に係止され、この状態で屋外側支持部42は屋外側被支持部10に当たって軒樋2の側壁部2aの先端部を支持してあり、また建物側支持部43は建物側被支持部11に当たって軒樋2の側壁部2cの先端部を支持している。
【0023】
次に外面被嵌部材13に対して開いた状態にある内面嵌込部材14を外面被嵌部材13の内面に近づける方向に回動して閉じ、これにより内面嵌込部材14を外面被嵌部材13が被嵌された軒樋2の内面に内側から嵌め込む。内面嵌込部材14を軒樋2に嵌め込んだ状態にあっては、底面部14b、側面部14a、側面部14cの外面が軒樋2の底壁部2b、側壁部2a、側壁部2cに夫々沿い、突曲片部23が軒樋2の突曲部3の内面に嵌め込まれる。また屋外側嵌込部25を被嵌込部8に嵌め込むと共に屋外側係止部24の外面を耳部4に当てることで屋外側係止部24が耳部4に係止され、且つ側面部14cの基部よりも内方に位置する先端部と同部に対向する外面被嵌部材13の側面部13cの先端部とで耳部5が挟持される。
【0024】
次に上記外面被嵌部材13に対して開いた状態にある脚部材12を被係止部37側の先端が外面被嵌部材13の側面部13aの先端に近づく方向に回動して閉じ、これにより外面被嵌部材13の係止部18を脚部材12の先端に設けた各被係止部37、37に嵌め込み係止し、しかして補助具1の軒樋2への取付けが完了する。
【0025】
そしてこのように補助具1を取付けた軒樋2を施工時とは上下逆にした下向き開口状態とすると共に、該補助具1の脚部材12を下にして該脚部材12の下面を床面等に載置し、この補助具1によって保持された下向き開口状態にある軒樋2を底壁部2b側(上側)から鋸刃で切断する。
【0026】
軒樋2を鋸刃で切断する場合、補助具1の軒樋2の長手方向に対して直交する方向に伸びる外側スリット部20や各鍔状部19に沿って鋸刃を移動でき、これにより軒樋2を該軒樋2の長手方向と直交する方向に切断できる。
【0027】
本例の補助具1にあっては、軒樋2の外面に外面被嵌部材13を被嵌すると共に軒樋2の内面に内面嵌込部材14を嵌め込むことで、軒樋2を外面被嵌部材13と内面嵌込部材14で内外から挟持できるため、外面被嵌部材13で軒樋2を外面側から保形すると共に内面嵌込部材14で軒樋2を内面側から保形できる。従って上記のように軒樋2を底壁部2bから鋸刃で切断する際には鋸刃によって軒樋2が内方に押されて撓むことを防止でき、これにより軒樋2を鋸刃で正確且つ容易に切断できる。
【0028】
またこの場合、外側スリット部20又は鍔状部19のうちいずれかを選択して鋸刃のガイドとできるので、鍔状部19をガイドとする場合には、軒樋2の長手方向の最端部を容易に切断でき、また外側スリット部20をガイドとする場合には、外面被嵌部材13の両外側分割体21及び内面嵌込部材14の両内側分割体27で軒樋2における鋸刃の両側を保持しながら切断できる。また外側スリット部20は外面被嵌部材13の底面部13bから両側面部13a、13cを介して両支持部42、43を越える位置まで形成してあるので、外側スリット部20を鋸刃のガイドとする場合は、軒樋2から補助具1を取り外すことなく一度の切断作業で完全に切断できる。更にこの軒樋2の切断時には、外面被嵌部材13の前端に形成した係止部18を脚部材12の前端に設けた各被係止部37に係止できるので、外面被嵌部材13の互いに離れる方向に移動しやすくなった周方向の両端を脚部材12で保持でき、外面被嵌部材13によって軒樋2を一層保形できる。
【0029】
なお本例では外側スリット部20を外面被嵌部材13の周方向の全長に亘って設けたが、例えば図3に示すように外側スリット部20を外面被嵌部材13の周方向における両端部を残した範囲aに形成する等、周方向における一部にのみ設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、図は軒樋の切断時において軒樋に軒樋切断補助具を取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】他例の軒樋切断補助具を軒樋に取付けた状態を示す側面図である。
【図4】従来の軒樋切断補助具を軒樋に取付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0031】
1 軒樋切断補助具
2 軒樋
16 屋外側支持片部
17 建物側支持片部
13 外面被嵌部材
14 内面嵌込部材
20 外側スリット部
22 ガイド部




 

 


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