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発明の名称 折れ戸装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−2568(P2007−2568A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185452(P2005−185452)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
発明者 奥山 隆
要約 課題
一対の折れ戸の格納時の格納幅を小さくして格納スペース効率が向上する折れ戸装置を提供する。

解決手段
折れ戸装置21は、一対のパネル体1a、1bをヒンジ部2により回動自在に連結して折れ戸3を構成し、ヒンジ部2と反対側の両端部22の上端部23に一対の戸車ユニット4a、4bがパネル体1a、1bに固定された軸10に回動自在に取付けられる。戸車ユニット4a、4bは戸車本体41に車軸42を取付け、車軸端に円盤状の車輪43を回転自在に嵌合する。戸車ユニット4aには弾性体24を備え、弾性体24は一対のパネル体1を折畳む際に他方の戸車ユニット4bと当接する。折れ戸3を折畳んだ際に一対のパネル体1a、1bを着脱自在に係止する係止手段25を備え、係止手段25は戸車ユニット4bに設けられる係止部26と戸車ユニット4aに設けられる被係止部27とで構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のパネル体をヒンジ部により回動自在に連結して折れ戸を構成し、前記一対のパネル体の前記ヒンジ部と反対側の両端部の少なくとも上部側に一対の戸車ユニットが回動自在に突設される折れ戸装置であって、
少なくとも前記一方の戸車ユニットに弾性体を備え、この弾性体は前記一対のパネル体を折畳む際に前記他方の戸車ユニットと当接する弾性体であることを特徴とする折れ戸装置。
【請求項2】
請求項1に記載の折れ戸装置であって、前記折れ戸を折畳む際に前記一対のパネル体を着脱自在に係止する係止手段を前記一対の戸車ユニットに備え、この係止手段は前記どちらか一方の戸車ユニットに設けられる係止部と前記他方の戸車ユニットに設けられる被係止部とからなり、前記弾性体が圧縮する際の反力により係止することを特徴とする折れ戸装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一対のパネル体からなる折れ戸をレールを用いて自在走行させるための技術に関し、詳しくは、一対のパネル体の折り畳み格納時の格納幅を最小化する折れ戸装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に一対のパネル体からなる折れ戸装置が開示されている。
【0003】
図4、図5、図6に示すように、特許文献1の折れ戸3は一対のパネル体1がヒンジ部2で回動自在に連結されている。そして、一対のパネル体1のヒンジ部2とは反対側の端部の上下部にそれぞれ折れ戸装置12としての上ランナ4と下ピボット8とが突設されている。上ランナ4は上レール7に嵌込されて走行自在に吊り下げられるとともに下ピボット8が下レール9に走行自在に嵌込まれる。
【0004】
上ランナ4は軸10を介して回動自在にパネル体1の上部に突設され、この両上ランナ4の互いに対向する面の一方に係止部5を設け、他方に係止部5を着脱自在に係止する被係止部6が設けられている。
【0005】
そして、折れ戸3を折畳んで係止部5と被係止部6が嵌合した状態で走行することにより間仕切りが開放され、折れ戸3が格納された状態では係止部5及び被係止部6はそれぞれの対向面に形成される鋸歯状凹凸11a、11bと嵌合して係止する。逆に、格納された状態の折れ戸3を拡げることで部屋の間仕切りは形成される。
【特許文献1】実開平5−49991号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の上記折れ戸装置12は、折れ戸3を折畳んで格納する際に、当接する上ランナ4の軸10間の長さQに拘束されるので、折れ戸3の格納幅Q1は長さQが短くならない限り、さらにコンパクトに折畳むことはできなかった。
【0007】
このため、格納幅Q1が嵩張るので格納時の折れ戸近傍において通行スペースが狭くなるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記従来の問題点を解消し、折れ戸の格納幅をより小さくして格納スペース効率が向上する折れ戸装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、一対のパネル体をヒンジ部により回動自在に連結して折れ戸を構成し、前記一対のパネル体の前記ヒンジ部と反対側の両端部の少なくとも上部側に一対の戸車ユニットが回動自在に突設される折れ戸装置であって、少なくとも前記一方の戸車ユニットに弾性体を備え、この弾性体は前記一対のパネル体を折畳む際に前記他方の戸車ユニットと当接する弾性体であることを特徴としている。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の折れ戸装置であって、前記折れ戸を折畳む際に前記一対のパネル体を着脱自在に係止する係止手段を前記一対の戸車ユニットに備え、この係止手段は前記どちらか一方の戸車ユニットに設けられる係止部と前記他方の戸車ユニットに設けられる被係止部とからなり、前記弾性体が圧縮する際の反力により係止することを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によれば、少なくとも前記一方の戸車ユニットに前記他方の戸車ユニットと当接する弾性体が設けられる。
【0012】
このため、一対のパネル体は折畳まれた状態で弾性体に当接しながら安定してスライド移動することができるとともに、一対のパネル体は格納時に弾性体をさらに圧縮して折畳むことができるので格納幅がより小さくできるので格納スペース効率が向上する。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、係止手段が前記どちらか一方の戸車ユニットに設けられる係止部と前記他方の戸車ユニットに設けられる被係止部とからなり、前記弾性体が圧縮する際の反力により係止される。
【0014】
このため、一対のパネル体がヒンジ部を中心にして格納幅を最小にした状態で前記係止手段によって確実に係止されるので、確実に格納幅が最小化できて格納スペース効率が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に、本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。なお、図4〜図6に示した構成と同等部分には適宜に同一符号を付して説明する。
【0016】
<折れ戸装置の構成>
図1に示すように、一対のパネル体1a、1bをヒンジ部2により回動自在に連結して折れ戸3が構成される。そして、本発明の実施形態における折れ戸装置21は、この一対のパネル体1a、1bの前記ヒンジ部2と反対側の両端部22の上端部23に一対の戸車ユニット4a、4bがパネル体1a、1bに突設固定された軸10に回動自在に取付けられる。
【0017】
そして、戸車ユニット4a、4bは略直方体形状の戸車本体41に一対の車軸42を取付け、それぞれの車軸端に円盤状の車輪43を回転自在に嵌合され、図示しない建物側のレールに懸架されて折れ戸3を移動することができる。
【0018】
一方の戸車ユニット4aには弾性体24を備え、この弾性体24は前記一対のパネル体1を折畳む際に前記他方の戸車ユニット4bと当接するように設けられる。この弾性体24は加重が掛からない状態で長さLである。
【0019】
さらに、折れ戸3を折畳んだ際に前記一対のパネル体1a、1bを着脱自在に係止する係止手段25を備え、この係止手段25は他方の戸車ユニット4bに設けられる係止部26と一方の戸車ユニット4aに設けられる被係止部27とで構成される。
【0020】
係止部26は全長Mのアーム28の先端部に凸部29を備えヒンジ部30を中心に回転自在に形成され、被係止部27には凸部29が嵌入される凹溝31を備え、凸部29と凹溝31は前記弾性体24が圧縮する反力によって係止される。
【0021】
図2(a)に示すように、折れ戸3の折畳みパネル体1aを矢印S1の方向に押すと、パネル体1aの戸車ユニット4aに固着された弾性体24の自由端部24aがパネル体1bの戸車ユニット4bの戸車本体41に当接しながら一対のパネル体1a、1bは一体的に矢印S2の方向に開放移動する。
【0022】
ここで、折れ戸3全体が矢印S2方向に等速運動する状態では、等速運動に見合った負荷が弾性体24に掛かるので弾性体の長さはLからL1に圧縮された状態になるが、この時点では一対のパネル体1a、1bの対向する車輪43aと車輪43bはまだ当接していない。
【0023】
なお、折れ戸3を安定して走行移動させるために一対のパネル体1a、1b間にはある程度の挟角が必要であり、一対のパネル体1a、1bは挟角αで等速運動をする。
【0024】
いま、折れ戸3の総重量をW、図示しない上レールと戸車ユニット4a、4bとの動摩擦係数をμ、弾性体24の弾性バネ係数をGとすると、Wxμ=Gx(L−L1)の関係で表される。
【0025】
図2、(b)に示すように、折れ戸3をさらに格納位置まで押し込むと、一対の戸車ユニット4a、4bの対向する一対の車輪43a、車輪43bが当接する状態で停止する。この状態で、一対のパネル体1a、1bの挟角βは最小角度となり、このときの弾性体24の長さをL2とすると、弾性体にはP=Gx(L−L2)の力が蓄圧されていることになる。
【0026】
このように、一対のパネル体1a、1bの走行状態における挟角αが格納状態では挟角βなるので、この挟角差(α―β)だけ格納幅を小さくすることができる。このとき、等速運動時の折れ戸3の幅Q2が格納幅Q3まで小さくなる。
【0027】
図3(a)、(b)に示すように、全長Mの係止部26のアーム28の先端部28aに備える凸部29が戸車ユニット4aの戸車本体41を乗り越えて、被係止部27の凹溝31に嵌入される。このときアーム28はヒンジ部30を中心に自由回転するので凸部29に特段の負荷が掛かることなく容易に凹溝31まで到達することができる。
【0028】
凸部29の形状はアーム28の先端28aから距離S、高さS1の位置Rまで斜面29aが立ち上がる直角三角形形状である。そして凹溝31の形状は凸部29の形状と同じである。このため、凸部29が凹溝31に嵌入した状態では、凸部29の垂直面29bと凹溝31の垂直面31aが当接するので上記弾性体24に蓄圧された力Pによって両垂直面は容易に離れることはなく一対のパネル体1a、1bは最小角度の挟角βで安定して係止される。
【0029】
アーム28の凸部29を凹溝31から離脱するときは、一対のパネル体1a、1bを少し押付けるだけで挟角βが僅かに小さくなり凸部29と凹溝31間に隙間が生じるので容易に手で持ち上げて離脱することができる。
【0030】
ここで、使用材料はたとえば、戸車ユニット4a、4bの車輪43は樹脂製、係止手段25は金属製、弾性体24は一般のバネや発泡体等が用いられる。
【0031】
<折れ戸装置の作用>
上記のように、アーム28の凸部29が凹溝31に嵌入した格納状態では、凸部29の垂直面29bと凹溝31の垂直面31aが当接するので上記弾性体24に蓄圧された力Pによって両垂直面は容易に離れることはなく一対のパネル体1a、1bは最小角度の挟角βで安定して係止することができる。
【0032】
一対のパネル体1a、1bの走行状態における挟角αは格納状態では挟角βになるので、この挟角差(α―β)だけ格納幅をQ2からQ3に小さくすることができるので格納スペース効率が向上する。
【0033】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということはいうまでもない。
【0034】
たとえば、係止部26のアーム28の先端部に備える凸部29と被係止部27の凹溝31の形状を略円弧状にすると、アーム28の凸部29を凹溝31から離脱するときに、パネル体1a、1bを持って引張るだけで簡単に外すことができる。これにより、手が届きにくく高い位置にある係止部26のアーム28を操作して離脱する必要がなくなるので利便性がさらに高まる。
【0035】
弾性体24は両方の戸車ユニット4a、4bにそれぞれ設ける構成でも構わない。
【0036】
係止手段25は戸車ユニット4bに設けられる係止部25aと戸車ユニット4aに設けられる被係止部25bの代わりに、戸車ユニット4bに被係止部25b及び戸車ユニット4aに係止部25aを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施形態における、折れ戸装置の正面図である。
【図2】本発明の実施形態における図1のA−A矢視図で、(a)は折れ戸の開放移動時の状態を示す図、(b)は折れ戸の格納状態を示す図である。
【図3】本発明の実施形態における、(a)は図2(a)のB−B矢視図、(b)は図2(b)のC−C矢視図である。
【図4】従来例における、折れ戸と上下レールとの関係を示す斜視図である。
【図5】従来例における、一対の戸車ユニットを示す斜視図である。
【図6】従来例における、図4のD−D矢視図である。
【符号の説明】
【0038】
1a パネル体
1b パネル体
2 ヒンジ部
3 折れ戸
4a 戸車ユニット
4b 戸車ユニット
10 軸
21 折れ戸装置
22 端部
23 上端部
24 弾性体
25 係止手段
26 係止部
27 被係止部
41 戸車本体
42 車軸
43 車輪




 

 


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