米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 松下電工株式会社

発明の名称 間仕切り壁パネルの固定構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−2536(P2007−2536A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184129(P2005−184129)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
発明者 足立 喜世子 / 渡辺 英樹 / 有川 泰史 / 川上 享 / 荒金 仙英 / 加納 広志
要約 課題
厚さへの対応が容易であり、しかも厚さが異なっても同じ内容の作業で間仕切り壁パネルを固定する。

解決手段
間仕切り壁パネル3の上端部の両側に沿うように一対の保持レール1、2が配設され、保持レール間の間隔は調節可能とされ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部が保持される。
特許請求の範囲
【請求項1】
間仕切り壁パネルの上端部の両側に沿うように一対の保持レールが配設され、保持レール間の間隔は調節可能とされ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部が保持されることを特徴とする間仕切り壁パネルの固定構造。
【請求項2】
保持レール間に弾性体が介在し、弾性体は間仕切り壁パネルの上方に配置され、一方の保持レールの取付位置が決められ、他方の保持レールは取付位置を可変とされ、保持レールを弾性体に圧接させる程度を調節することにより保持レール間の間隔を調節し、間仕切り壁パネルの厚さに一致させ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部を挟持する請求項1記載の間仕切り壁パネルの固定構造。
【請求項3】
保持レール間にネジ孔を有する保持レール取付部材が介在し、保持レール取付部材は間仕切り壁パネルの上方に配置され、一方の保持レールは固定用とされ、ネジにより保持レール取付部材に固定され、他方の保持レールは間隔調節用とされ、間隔調節用の保持レールを保持レール取付部材に取り付ける位置をネジのねじ込み量によって調節し、保持レール間の間隔を調節して間仕切り壁パネルの厚さに一致させ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部を挟持する請求項1記載の間仕切り壁パネルの固定構造。
【請求項4】
間仕切り壁パネルの上端部に凹部が設けられ、凹部の内部に保持レールが配置され、一方の保持レールは間仕切り壁パネルの一方の面材の裏面に当接して固定されるとともに、ネジ保持部を有し、他方の保持レールは、厚さ方向に貫通するネジ穴を有し、ネジ穴に螺合し、ネジ保持部に保持されるネジを回すことによりネジに沿って移動可能とされ、間仕切り壁パネルの他方の面材の裏面に当接するまで移動させて、保持レールを凹部内で突っ張らせ、間仕切り壁パネルの上端部を保持する請求項1記載の間仕切り壁パネルの固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、間仕切り壁パネルの固定構造に関する。
【背景技術】
【0002】
間仕切り壁パネルの施工は、表裏両面からネジを天井下地および床下地に斜めにねじ込み固定するか、または、片面のみ面材が取り付けられている間仕切り壁パネルについては、枠の内部から天井下地および床下地に向けてネジをねじ込み、その後面材を枠に取り付けて仕上げるかのいずれかが一般的であった。
【0003】
だが、ネジのねじ込み作業は手間のかかる面倒なものであるため、より簡便に、また、機能的に間仕切り壁パネルを施工することのできる方策の検討が進められている。
【0004】
本出願人も、たとえば特許文献1に示したような間仕切り壁パネルの固定構造を提案している。特許文献1は、間仕切り壁パネルの上端部の固定構造に関するものであり、間仕切り壁パネルの上端部に上向きに付勢させた固定具を設け、固定具の頭部を天井下地に固定された固定レールの下向き開口部に嵌合固定するというものである。
【特許文献1】特開2003−27638号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された間仕切り壁パネル上端部固定構造は、荷重により床が撓むのに追従して間仕切り壁パネルが沈んでも、間仕切り壁パネルの沈み分だけ固定具が上方に伸びて沈みを吸収することができるという効果を有する。
【0006】
一方、間仕切り壁パネルには厚さの異なる数種のものが規格品として存在するため、厚さに容易に対応して間仕切り壁パネルを固定することのできる構造が要望される。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、厚さへの対応が容易であり、しかも厚さが異なっても同じ内容の作業で間仕切り壁パネルを固定することのできる間仕切り壁パネルの固定構造を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1には、間仕切り壁パネルの上端部の両側に沿うように一対の保持レールが配設され、保持レール間の間隔は調節可能とされ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部が保持されることを特徴としている。
【0009】
本願発明は、第2には、保持レール間に弾性体が介在し、弾性体は間仕切り壁パネルの上方に配置され、一方の保持レールの取付位置が決められ、他方の保持レールは取付位置を可変とされ、保持レールを弾性体に圧接させる程度を調節することにより保持レール間の間隔を調節し、間仕切り壁パネルの厚さに一致させ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部を挟持することを特徴としている。
【0010】
本願発明は、第3には、保持レール間にネジ孔を有する保持レール取付部材が介在し、保持レール取付部材は間仕切り壁パネルの上方に配置され、一方の保持レールは固定用とされ、ネジにより保持レール取付部材に固定され、他方の保持レールは間隔調節用とされ、間隔調節用の保持レールを保持レール取付部材に取り付ける位置をネジのねじ込み量によって調節し、保持レール間の間隔を調節して間仕切り壁パネルの厚さに一致させ、保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部を挟持することを特徴としている。
【0011】
本願発明は、第4には、間仕切り壁パネルの上端部に凹部が設けられ、凹部の内部に保持レールが配置され、一方の保持レールは間仕切り壁パネルの一方の面材の裏面に当接して固定されるとともに、ネジ保持部を有し、他方の保持レールは、厚さ方向に貫通するネジ穴を有し、ネジ穴に螺合し、ネジ保持部に保持されるネジを回すことによりネジに沿って移動可能とされ、間仕切り壁パネルの他方の面材の裏面に当接するまで移動させて、保持レールを凹部内で突っ張らせ、間仕切り壁パネルの上端部を保持することを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本願の第1の発明によれば、間隔の調整が可能な一対の保持レールによって間仕切り壁パネルの上端部が保持されるので、厚さの異なる間仕切り壁パネルに対して対応容易であり、同じ作業内容で間仕切り壁パネルの固定が可能となる。
【0013】
本願の第2の発明によれば、保持レール間の間隔は、保持レール間に介在する弾性体に保持レールを圧接する程度を調節することにより調節することができるため、一対の保持レール間の間隔は容易に調節可能となる。保持レールと間仕切り壁パネルとの間には段差が形成されるが、この段差には、たとえば、間仕切り壁パネルに取り付けられた面材と同じ面材を増し貼りすることができ、外観および遮音性の向上が図られる。また、段差を有効に利用し、保持レールを廻り縁として兼用させることができる。
【0014】
本願の第3の発明によれば、ネジのねじ込み量を調節することにより保持レール取付部材に取り付ける保持レールの位置が調節されるため、一対の保持レール間の間隔は容易に調節可能となる。保持レールと間仕切り壁パネルとの間には段差が形成されるが、この段差には、たとえば、間仕切り壁パネルに取り付けられた面材と同じ面材を増し貼りすることができ、外観および遮音性の向上が図られる。また、段差を有効に利用し、保持レールを廻り縁として兼用させることができる。
【0015】
本願の第4の発明によれば、ネジを回すことにより保持レール間の間隔を調節することができるため、一対の保持レール間の間隔は容易に調節可能となる。間仕切り壁パネルの上端部を保持する状態では、保持レールは離間して配置されるため、固体伝播を防ぐことができ、遮音性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は、本願発明の間仕切り壁パネルの固定構造の一実施形態を示した要部断面図である。
【0017】
一対の保持レール1、2が、間仕切り壁パネル3の上端部の両側に沿うように配設される。一方の保持レール1は、天井スラブ4から吊り具を介して配設された天井下地5に、たとえばネジ、ボルト等の固定具6により固定されている。他方の保持レール2は、保持レール1との間に配設される弾性体7に取付可能となっており、取付位置が可変とされている。弾性体7は圧縮変形可能であり、保持レール1、2のそれぞれに当接し、保持レール2の圧接の程度を調節することにより圧縮量が調節される。弾性体7の圧縮変形により保持レール1、2間の間隔が変化する。このような弾性体7は、間仕切り壁パネル3の上方に配置され、たとえば、天井下地5に釘、ネジ、接着剤、粘着剤等によって固定することができる。
【0018】
間仕切り壁パネル3を施工する際には、一方の面材を保持レール1に接触させて配置する。この時、間仕切り壁パネル3の上端は弾性体7に接触させることができる。間仕切り壁パネル3の高さによっては、上端が、弾性体7との間で隙間が形成されるように位置することもあるが、一方の面材が保持レール1に接触している限り、特に問題はない。
【0019】
保持レール2を保持レール1と対向させて弾性体7に当接させ、ネジ8を弾性体7に向かってねじ込む。ネジ8のねじ込みにしたがって弾性体7は保持レール1、2間で圧縮され、保持レール1、2に圧接する。ネジ8のねじ込みは、保持レール2が間仕切り壁パネル3の他方の面材に接触するまで行う。保持レール1、2間の間隔は間仕切り壁パネル3の厚さに一致し、間仕切り壁パネル3は保持レール1、2によって挟持される。
【0020】
本実施形態では、保持レール1、2間の間隔を、保持レール1、2の間に介在する弾性体7に圧接する程度により調節することができる。このため、保持レール1、2間の間隔の調節は容易であり、保持レール1、2間の間隔を間仕切り壁パネル3の厚さに応じて可変とすることができる。厚さの異なる間仕切り壁パネル3の上端部を同じ作業内容で挟持することができる。この場合、保持レール1、2と間仕切り壁パネル3との間には、段差が形成されることになるが、この段差には、たとえば、間仕切り壁パネル3に取り付けられた石膏ボード等の面材を増し貼りすることができ、外観および遮音性の向上を図ることができる。また、段差は、有効に利用することもできる。たとえば、保持レール1、2を廻り縁と兼用することにより段差の有効利用が図れ、外観が向上する。
【0021】
天井仕上げ材9は、間仕切り壁パネル3の施工後、天井下地5に取り付けることができる。
【0022】
なお、本実施形態では、保持レール1を天井下地5に固定具6により固定しているが、保持レール1は、天井下地5には固定せずに、弾性体7の一側に固定することもできる。この場合、弾性体7は、天井下地5に固定されていることを前提とする。
【0023】
図2は、本願発明の間仕切り壁パネルの固定構造の別の実施形態を示した要部断面図である。
【0024】
保持レール1、2間に保持レール取付部材10が介在している。保持レール取付部材10は、間仕切り壁パネル3の上方に配置されている。保持レール取付部材10は、たとえば、天井スラブ4から吊り具を介して配設された天井下地5に釘、ネジ、接着剤、粘着剤等によって固定することができる。保持レール取付部材10は、保持レール1、2に対応してネジ孔11、12を有している。ネジ孔11、12にネジ8をねじ込むことにより保持レール1、2は、間仕切り壁パネル3の上端部の両側に沿うように配設される。
【0025】
一方の保持レール1は固定用とされ、保持レール取付部材10にネジ8によって取り付けられる。他方の保持レール2は、間隔調節用とされ、ネジ8のねじ込み量によって保持レール1との間隔が調節されるようになっている。
【0026】
間仕切り壁パネル3を施工する際には、固定用の保持レール1を、ネジ8を用いて保持レール取付部材10に固定する。この後、間仕切り壁パネル3を、一方の面材を保持レール1に接触させて配置する。この時、間仕切り壁パネル3の上端は保持レール取付部材10に接触させることができる。間仕切り壁パネル3の高さによっては、上端が、保持レール取付部材10との間で隙間が形成されるように位置することもあるが、一方の面材が保持レール1に接触している限り、特に問題はない。
【0027】
次いで、他方の保持レール2を、ネジ8を用いて保持レール取付部材10に取り付ける。ネジ8のネジ孔12へのねじ込み量によって保持レール1、2間の間隔は調節される。ネジ8のねじ込みは、保持レール2が、間仕切り壁パネル3の他方の面材に接触するまで行う。保持レール1、2間の間隔は間仕切り壁パネル3の厚さに一致し、間仕切り壁パネル3は保持レール1、2によって挟持される。
【0028】
本実施形態では、間隔調整用の保持レール2の取付位置をネジ8のねじ込み量によって調節することができ、保持レール1、2の間隔が調節される。このため、保持レール1、2間の間隔の調節は容易であり、間仕切り壁パネル3の厚さに応じて可変とすることができる。厚さの異なる間仕切り壁パネル3の上端部を同じ作業内容で挟持することができる。この場合、保持レール1、2と間仕切り壁パネル3との間には、段差が形成されることになるが、この段差には、たとえば、間仕切り壁パネル3に取り付けられた石膏ボード等の面材を増し貼りすることができ、外観および遮音性の向上を図ることができる。また、段差は、有効に利用することもできる。たとえば、保持レール1、2を廻り縁と兼用することにより段差の有効利用が図れ、外観が向上する。
【0029】
天井仕上げ材9は、間仕切り壁パネル3の施工後、天井下地5に取り付けることができる。
【0030】
なお、本実施形態では、保持レール1を固定用とし、保持レール2を間隔調節用としたが、保持レール1を間隔調節用に、保持レール2を固定用にすることも可能である。
【0031】
図3は、本願発明の間仕切り壁パネルの固定構造の別の実施形態を示した要部断面図である。
【0032】
間仕切り壁パネル3の上端部に凹部13が設けられている。保持レール1、2は、凹部13の内部に配置される。一方の保持レール1は、天井スラブ4から吊り具を介して配設された天井下地5に、たとえばネジ、ボルト等の固定具6により固定されている。保持レール1は、他方の保持レール2の対向側にネジ保持部14を有している。保持レール2には、厚さ方向に貫通するネジ穴15が形成されている。ネジ8は、保持レール2に形成されたネジ穴15に螺合し、保持レール1のネジ保持部14に保持されている。したがって、ネジ8を回すと、保持レール2がネジ8に沿って移動する。
【0033】
間仕切り壁パネル3を施工する際には、保持レール1、2を近接させておき、凹部13の内部に保持レール1、2が配置されるように、間仕切り壁パネル3を配置する。この時、間仕切り壁パネル3の一方の面材の裏面に保持レール1を当接させる。この状態において、ネジ8を回し、保持レール2を保持レール1から離反するように移動させる。ネジ8を回すことにより保持レール1、2間の間隔が調節される。ネジ8を回す作業は、保持レール2が、間仕切り壁パネル3の他方の面材の裏面に当接するまで行う。この時、保持レール1、2は、凹部13内で突っ張るようになり、間仕切り壁パネル3の上端部は、保持レール1、2によって保持される。
【0034】
本実施形態では、ネジ8を回すことにより保持レール1、2間の間隔を調節することができる。このため、保持レール1、2間の間隔の調節は容易であり、間仕切り壁パネル3の厚さに応じて可変とすることができる。厚さの異なる間仕切り壁パネル3の上端部を同じ作業内容で挟持することができる。間仕切り壁パネル3の上端部を保持する状態では、保持レール1、2は離間して配置されるため、固体伝播を防ぐことができ、遮音性が向上する。
【0035】
天井仕上げ材9は、間仕切り壁パネル3の施工後、天井下地5に取り付けることができる。
【0036】
なお、本実施形態では、保持レール1を天井下地5に固定し、保持レール2を移動可能にしたが、保持レール2を天井下地5に固定し、保持レール1を移動可能にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本願発明の間仕切り壁パネルの固定構造の一実施形態を示した要部断面図である。
【図2】本願発明の間仕切り壁パネルの固定構造の別の実施形態を示した要部断面図である。
【図3】本願発明の間仕切り壁パネルの固定構造の別の実施形態を示した要部断面図である。
【符号の説明】
【0038】
1、2 保持レール
3 間仕切り壁パネル
4 天井スラブ
5 天井下地
6 固定具
7 弾性体
8 ネジ
9 天井仕上げ材
10 保持レール取付部材
11、12 ネジ孔
13 凹部
14 ネジ保持部
15 ネジ穴




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013