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発明の名称 ゴムスリーブ及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−237738(P2007−237738A)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
出願番号 特願2007−55725(P2007−55725)
出願日 平成19年3月6日(2007.3.6)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 アルファオンス・グリーザー / エドゥアルト・ホフマン / クリスティン・ザマイト / ゲオルク・シュミト
要約 課題
本発明は印刷機用のゴムスリーブに関する。本発明はさらに印刷機用のゴムスリーブの製造方法に関する。

解決手段
本発明は、基層11として形成された内層と、機能層12として形成され、印刷工程で使用される外層とを有する少なくとも2層構造を有する印刷機用ゴムスリーブであって、基層11と機能層12が、それぞれ別々の平坦なブランクを円筒状に形成することによって製造され、基層11の接合縁13と機能層12の接合縁14が合同ではなく互いにずらされているゴムスリーブに関する。
特許請求の範囲
【請求項1】
基層(11)として形成された内層と、機能層(12)として形成され、印刷工程で使用される外層とを有する少なくとも2層構造の印刷機用ゴムスリーブであって、前記基層(11)と前記機能層(12)が、それぞれ別々の平坦なブランクを円筒状に形成することによって製造され、前記基層(11)の接合縁(13)と前記機能層(12)の接合縁(14)が、合同ではなく互いにずらされることを特徴とするゴムスリーブ。
【請求項2】
前記基層(11)の前記接合縁(13)が互いに隙間なく当接することを特徴とする請求項1に記載のゴムスリーブ。
【請求項3】
前記基層の前記接合縁同士の間に空隙が形成されることを特徴とする請求項1に記載のゴムスリーブ。
【請求項4】
前記基層(11)の前記接合縁(13)が互いに連結されないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項5】
前記基層の前記接合縁によって画成される接合領域若しくは前記基層の空隙に、材料、特にシール材が充填されるが、前記基層の前記接合縁同士は互いに圧力ばめされないことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項6】
前記機能層(12)の前記接合縁(14)が互いに隙間なく当接することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項7】
前記機能層の前記接合縁同士の間に空隙が形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項8】
前記機能層(12)の前記接合縁(14)が互いに連結されないことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項9】
前記機能層の前記接合縁によって画成される接合領域若しくは前記機能層の空隙に、材料、特にシール材が充填されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項10】
前記シール材が圧縮性であることを特徴とする請求項5又は9に記載のゴムスリーブ。
【請求項11】
前記基層(11)の前記接合縁(13)と前記機能層(12)の前記接合縁(14)が10°〜350°の角度だけ互いにずらされることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項12】
前記基層(11)の前記接合縁(13)と前記機能層(12)の前記接合縁(14)が40°〜320°の角度だけ互いにずらされることを特徴とする請求項11に記載のゴムスリーブ。
【請求項13】
前記基層の前記接合縁(13)と前記機能層の前記接合縁(14)が90°〜270°の角度だけ互いにずらされることを特徴とする請求項11又は12に記載のゴムスリーブ。
【請求項14】
前記基層の前記接合縁(13)と前記機能層の前記接合縁(14)が約180°の角度だけ互いにずらされることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項15】
前記基層(11)と前記機能層(12)が互いに結合され、そのために前記基層の径方向外側に位置する表面と前記機能層の径方向内側に位置する表面との間に結合層が配置されることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項16】
前記基層(11)と前記機能層(12)が互いに接着され、又は互いに溶接され、又は互いに加硫されることを特徴とする請求項15に記載のゴムスリーブ。
【請求項17】
前記基層(11)及び前記機能層(12)の前記接合縁(13、14)がそれぞれ軸平行に延在することを特徴とする請求項1から16のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項18】
前記機能層(12)の前記接合縁(14)だけが長手方向の中心軸と軸平行に延在し、一方、前記基層(11)の前記接合縁(13)は長手方向の中心軸に対して所定角度を成して延在することを特徴とする請求項1から16のいずれか一項又は複数項に記載のゴムスリーブ。
【請求項19】
印刷機のゴムスリーブの製造方法であって、a)基層用の平坦なブランクを準備するステップと、b)前記基層の接合縁を互いに連結せずに、前記基層用の平坦なブランクを円筒状に形成するステップと、c)機能層用の平坦なブランクを準備するステップと、d)前記機能層の接合縁を互いに連結せずに、前記基層と前記機能層の前記接合縁が合同ではなく互いにずれるように、円筒状に形成された前記基層の周囲に前記機能層用の平坦なブランクを円筒状に形成するステップとを含むことを特徴とする方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は印刷機用のゴムスリーブに関する。本発明はさらに印刷機用のゴムスリーブの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
実際上、ゴムスリーブを製造するには基本的に2つの方法が知られている。実際上知られているゴムスリーブの第1の製造方法によれば、周方向で閉じた若しくは連続する高剛性の金属製又は合成材料製の支持シースが準備され、この支持シース上にゴムスリーブの更なる層が被覆される。好ましくは、これはいわゆるコーティング法で行われる。実際上知られているゴムスリーブの第2の製造方法によれば、この場合も周方向で閉じた若しくは連続する高剛性の金属製又は合成材料製の支持シースと、さらに半製品として少なくとも2層構造を有するゴム布とが準備され、ゴム布が、高剛性の支持シースに巻き付けられ、高剛性の支持シースと固く結合される。
【0003】
従って、先行技術から公知であるこのようなゴムスリーブは常に、周方向で閉じた若しくは周方向で連続する高剛性の金属製又は合成材料製の支持シースを使用している。そのためゴムスリーブの製造コストが高くなる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記に基づいて、本発明の課題は、新規のゴムスリーブ、並びにその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題は、請求項1に記載のゴムスリーブによって達成される。
【0006】
本発明によるゴムスリーブは、基層として形成された内層と、機能層として形成され、印刷工程に用いられる外層とを有する少なくとも2層構造を備え、基層と機能層はそれぞれ別々の平坦なブランクを円筒状に形成することによって製造され、基層と機能層の接合縁は一致せず、互いにずれている。
【0007】
本発明によるゴムスリーブは、周方向で閉じた若しくは周方向で連続する高剛性の支持シースを全く使用しなくて良い。本発明によるゴムスリーブはむしろ少なくとも2つの平坦なブランクを円筒形に形成することによって形成され、第1の平坦なブランクが本発明によるゴムスリーブの基層を、また第2の平坦なブランクが本発明によるゴムスリーブの機能層を形成する。基層ならびに機能層用の平坦なブランクは、連続工程で極めて経済的に製造可能なシート製品から得ることができる。本発明によるゴムスリーブは簡単な方法で、従って低コストで製造可能である。
【0008】
このようなゴムスリーブの製造方法は、請求項19に定義されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の好ましい変形形態は、従属請求項及び以下の説明によって明らかになる。本発明の例示的実施形態を、それだけに限定されるものではないが、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明による印刷機用ゴムスリーブ10の概略図を示しており、ゴムスリーブ10は内層若しくは基層11と、印刷工程に使用される外層若しくは機能層12とからなる少なくとも2層構造を備えている。機能層は印刷インキを印刷製品上に転写する役割を果たす。
【0011】
本発明によるゴムスリーブ10の基層11及び機能層12は、それぞれ別々の平坦なブランクを円筒状、中空円筒状又は筒状に形成することによって製造され、平坦なブランクの形成の際に、形成された基層11の接合縁13と機能層12の接合縁14は、一致せず互いにずれている。
【0012】
図示した図1の例示的実施形態では、基層11及び機能層12の接合縁13、14はそれぞれゴムスリーブ10の長手方向の中心軸と軸平行に延在し、両方の接合縁がゴムスリーブ10においてほぼ正反対に対向するように、機能層12の接合縁14は基層11の接合縁13に対して約180°ずれている。
【0013】
基層11の接合縁13と機能層12の接合縁14とは、180°以外の角度で互いにずれていても良いことは言うまでもない。この角度は、好ましくは10°から350°の間、特に40°と320°の間、好ましくは90°から270°の間であることに留意すべきである。図1に示す実施例が、基層11の接合縁13と機能層12の接合縁14とが互いに約180°ずれているので特に好ましい。
【0014】
上述のように、本発明によるゴムスリーブ10の基層11及び機能層12は、それぞれ別々の平坦なブランクを円筒状に形成することによって製造される。
【0015】
その際に平坦なブランクは、基層11の接合縁13及び機能層12の接合縁14が空隙なしに接合されるように形成されることが好ましい。その際に基層11の接合縁13及び機能層12の接合縁14は互いに結合されない。従って、ゴムスリーブ10の基層11及び機能層12は周方向で閉じていない、又は周方向で連続していない。
【0016】
上記実施形態とは異なり、基層の接合縁同士の間、及び/又は機能層の接合縁同士の間にそれぞれ空隙を形成することも可能であり、それぞれの空隙には好ましくは材料、例えばシール材が充填される。しかし、このシール材料によって基層11の接合縁13ならびに機能層12の接合縁14は圧力ばめされない。この場合もゴムスリーブ10の基層11及び機能層12は周方向で閉じておらず、又は周方向で連続していない。
【0017】
本発明によるゴムスリーブ10の基層11と機能層12とは、好ましくは接着又は溶接又は加硫によって互いに結合される。
【0018】
しかし、基層11及び機能層12は、他のどのような接合方法によって結合してもよい。機能層12が基層11と接着される場合には、基層の径方向外側に位置する表面と機能層の径方向内側に位置する表面の間に、結合層、すなわち接着剤からなる層が配置される。
【0019】
基層11用のブランクは、好ましくはプラスチック、繊維結合材料、又は金属から形成される。機能層12用のブランクは、好ましくはゴム布から形成される。
【0020】
ゴムスリーブ10の基層11用の平坦なブランクを準備し、本発明における方法の第2のステップで、基層11の接合縁13を互いに連結しないで、基層11用の平坦なブランクを円筒状に形成する手順によって、本発明におけるゴムスリーブ10が製造される。加工用円筒を利用して、基層11用の平坦なブランクが円筒状に形成される。円筒状に形成された基層用の平坦なブランクは、好ましくは負圧によって加工用円筒上に保持される。
【0021】
本発明による方法の第3のステップで、本発明におけるゴムスリーブ10の機能層12用の平坦なブランクが準備され、この場合も機能層12の接合縁14を互いに連結せずに、機能層用の平坦なブランクが円筒状に形成され、加工用円筒上に保持された基層11の周囲に円筒状に形成される。その際に、基層11の接合縁13と機能層12の接合縁14が一致せず互いにずれるように行われることによって、既に円筒状に形成された基層11用のブランクの周囲に機能層12用のブランクが円筒状に形成される。
【0022】
既に円筒状に形成された基層11の周囲に機能層12用の平坦なブランクを円筒状に形成する前に、機能層12の平坦なブランクを円筒状に形成する場合に、これを既に円筒状に形成された基層11と結合するために、基層11の径方向外側の表面に接着剤が塗布されていることが好ましい。
【0023】
基層11及び機能層12の接合縁が互いにずらされることを条件として、基層11と機能層12の接合縁を結合する必要なく、両方の層11,12が互いに安定する。
【0024】
続いて基層11の接合縁13同士の間、及び機能層12の接合縁14同士の間に形成された接合領域若しくは空隙に材料、例えばシール材を充填するが、接合縁同士の間での圧力ばめは行わない場合もある。このようなシール材は好ましくは圧縮性のものである。
【0025】
図2及び図3は、本発明によるゴムスリーブ15又は16の別の2つの例示的な実施形態を示しており、図2及び図3に示すゴムスリーブ15及び16の基本構造は、図1のゴムスリーブ10の構造と対応しているので、不要な繰り返しを避けるために同じ要素には同じ参照番号を用い、以下では図2及び図3の例示的な実施形態が図1の例示的な実施形態と異なる細部だけに言及する。
【0026】
上述のように、図1の例示的実施形態では、基層11及び機能層12の接合縁13、14がそれぞれゴムスリーブ10の長手方向の中心軸と軸平行に延在している。
【0027】
これに対して、図2の例示的な実施形態では、機能層12の接合縁14だけがゴムスリーブ10の長手方向の中心軸と軸平行に延在している。これに対して、基層11の接合縁13はゴムスリーブ10の長手方向の中心軸に対して所定角度を成して延在しており、この角度は比較的小さく、又は鋭角である。
【0028】
図3の例示的な実施形態でも、機能層12の接合縁14だけがゴムスリーブ10の長手方向の中心軸と軸平行に延在している。基層11の接合縁13は、この場合もゴムスリーブ10の長手方向の中心軸に対して所定角度を成して延在しており、この角度は比較的大きく、又は鈍角であり、従って基層11の領域では幅が狭い条片がねじ状に複数の巻き数で円筒状に形成される。
【0029】
従って、図2及び図3の例示的な実施形態でも、基層11及び機能層12は、それぞれ別々の平坦なブランクを円筒状に形成することにより製造され、基層11及び機能層12の接合縁13、14は一致せず互いにずれていれる。
【0030】
本発明におけるゴムスリーブは簡単な構造を特徴とし、簡単かつ低コストの方法で製造可能である。本発明におけるゴムスリーブは、オフセット印刷で印刷インキを印刷製品上に転写する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明における印刷機用ゴムスリーブの第1の例示的な実施形態の斜視図である。
【図2】本発明における印刷機用ゴムスリーブの第2の例示的な実施形態の斜視図である。
【図3】本発明における印刷機用ゴムスリーブの第3の例示的な実施形態の斜視図である。
【符号の説明】
【0032】
10 ゴムスリーブ
11 基層
12 機能層
13 接合縁
14 接合縁
15 ゴムスリーブ
16 ゴムスリーブ




 

 


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