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発明の名称 印刷機、特に枚葉紙印刷機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−160939(P2007−160939A)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
出願番号 特願2006−337340(P2006−337340)
出願日 平成18年12月14日(2006.12.14)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 ベルンハルト・グラツィール / マティアス・クロツ / ヴォルフガング・メクスナー / カールハインツ・モーン
要約 課題
印刷機、特に枚葉紙印刷機の乾燥装置から排出される空気から成る空気の流れを吸い出す装置、または粉末を吸い出すために好適な装置を提供する。

解決手段
被印刷材料、特に印刷枚葉紙から離れていくかまたは被印刷材料に近づいていく流れ経路(13)内に所定の空気の流れを提供するための送風装置(14)を備え、流れ経路(13)には粒子フィルタ(16)が組み込まれており、それにより、空気の流れから粒子、特にパウダー微粒子をろ過する。送風装置(14)には制御装置(17)が対応させて設けられており、該制御装置は、空気の流れからろ過された粒子に起因して粒子フィルタ(16)の汚れが増大している場合であっても流れ経路(13)内の体積流量がほぼ一定のままとなるように、送風装置(14)を制御する。
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷機、特に枚葉紙印刷機であって、
被印刷材料、特に印刷枚葉紙から離れていくかまたは被印刷材料に近づいていく流れ経路(13)内に所定の空気の流れを提供するための送風装置(14)を備え、
特に乾燥装置内の空気の流れは、印刷された被印刷材料、特に印刷された印刷枚葉紙を乾燥するために用いられる、印刷機、特に枚葉紙印刷機において、
前記流れ経路(13)には粒子フィルタ(16)が組み込まれており、それにより、空気の流れから粒子、特にパウダー微粒子をろ過し、
前記送風装置(14)には制御装置(17)が対応させて設けられており、該制御装置は、空気の流れからろ過された粒子に起因して前記粒子フィルタ(16)の汚れが増大している場合であっても前記流れ経路(13)内の体積流量がほぼ一定のままとなるように、前記送風装置(14)を制御する、印刷機、特に枚葉紙印刷機。
【請求項2】
印刷機、特に枚葉紙印刷機であって、
被印刷材料、特に印刷枚葉紙から離れていくかまたは被印刷材料に近づいていく流れ経路(13)内に所定の空気の流れを提供するための送風装置(14)を備え、
特に印刷された被印刷材料、特に印刷された印刷枚葉紙の搬送路の吸い出し装置内の空気の流れは、枚葉紙排紙機に向かう搬送路において印刷機の最後方の印刷装置の後の領域でパウダーを吸い取るために用いられる、印刷機、特に枚葉紙印刷機において、
前記流れ経路(13)に関連して粒子フィルタ(16)が設けられており、それにより、空気の流れからパウダー微粒子をろ過し、
前記送風装置(14)には制御装置(17)が対応させて設けられており、該制御装置は、空気の流れからろ過されたパウダー微粒子に起因して前記粒子フィルタ(16)の汚れが増大している場合であっても前記流れ経路(13)内の体積流量がほぼ一定のままとなるように、前記送風装置(14)を制御することを特徴とする、印刷機、特に枚葉紙印刷機。
【請求項3】
請求項1または2に記載の印刷機において、
前記流れ経路(13)にはセンサ(18)が対応させて設けられており、該センサは、前記粒子フィルタ(16)の下流側で前記流れ経路内を占める圧力または体積容量を計測し、その際に、前記制御装置が対応の計測値に基づいて前記送風装置(14)の回転数を制御することを特徴とする、印刷機。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の印刷機において、
前記制御装置(17)は、制御に基づいて規定された前記送風装置(14)のための回転数が許容可能な最大回転数を上回っているかどうかを点検し、上回っている場合には、前記制御装置(17)は、前記粒子フィルタ(16)の保守点検または交換のためのメッセージ(21)を自動的に生成することを特徴とする、印刷機。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷機において、
前記制御装置(17)は、制御に基づいて決定された体積容量が許容可能な最小体積容量を下回っているかどうかを点検し、下回っている場合には、前記制御装置(17)は、
警報(23)の自動作成および/または印刷機の自動停止を行うことを特徴とする、印刷機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は請求項1のおいて書き部分に記載の、印刷機、特に枚葉紙印刷機に関する。
【背景技術】
【0002】
枚葉紙印刷機は、枚葉紙状の被印刷材料の印刷に用いられ、このような被印刷材料は印刷枚葉紙とも呼ばれる。実際に知られている印刷機は、異なる位置に送風装置を備えており、これらの送風装置は、印刷枚葉紙から離れていくかまたは印刷枚葉紙に近づいていく流れ経路内に、特定の空気の流れを提供するために用いられる。したがって、たとえば、枚葉紙印刷機において印刷された印刷枚葉紙用の乾燥装置は、印刷された印刷枚葉紙から離れていく流れ経路に、印刷された印刷枚葉紙を乾燥するために用いられる温かい空気の流れを生じさせる送風装置を備えている。実務から知られている枚葉紙印刷機では、送風装置を介して作られたこのような空気の流れの体積流量はほぼ一定であり、この点は実際には、その時々の送風装置が一定の回転数で駆動されることによって実現される。
【0003】
さらに実務から、枚葉紙印刷機において印刷された印刷枚葉紙に、パウダー微粒子を吹き付けることが知られている。この場合、パウダー微粒子は印刷枚葉紙の乾燥を促進する。このようにパウダー微粒子を吹き付けられた印刷枚葉紙が乾燥装置を通過して移動するとき、乾燥装置は、印刷枚葉紙を乾燥させるために、送風装置を介して、印刷された印刷枚葉紙から離れていく流れ経路に空気の流れを生じさせるため、このような空気の流れによって、パウダー微粒子も流れに引き込まれて印刷枚葉紙から遠ざけられる。このようなパウダー微粒子は、妨げられることなく印刷工場中に散布される。印刷工場の作業従事者がこのようなパウダー微粒子を吸い込むと、健康上の被害をこうむる結果となるおそれがある。
【0004】
この問題は、枚葉紙印刷機において、送風装置を介して生成されるその他の空気の流れの場合にも見られる。さらに、ロール紙印刷機においても、同様の現象が確認できる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような事情に鑑み、本発明は、新規な印刷機、特に新規な枚葉紙印刷機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は、請求項1に記載の印刷機によって解決される。本発明では、流れ経路に粒子フィルタが組み込まれており、それにより、空気の流れから粒子、特にパウダー微粒子がろ過され、送風装置には制御装置が対応させて設けられており、制御装置は、空気の流れからろ過された粒子に起因して粒子フィルタの汚れが増大している場合であっても流れ経路における体積流量が一定に維持されるように、送風装置の回転数を制御する。
【0007】
本発明によると、送風装置を介して所定の空気の流れが作成される流れ経路に粒子フィルタが組み込まれており、それにより、空気の流れから粒子がろ過される。
【0008】
本発明の応用は、乾燥装置から排出される空気から成る空気の流れを吸い出す装置、または粉末を吸い出すための装置において行われ得る。
【0009】
本発明の応用によって、たとえばパウダー微粒子が印刷工場において、妨げられることなく散布されることが防止される。さらに、送風装置には制御装置が対応させて設けられており、制御装置は、空気の流れからろ過された粒子に起因して粒子フィルタの汚れが増大している場合であっても流れ経路における体積流量がほぼ一定に維持されるように、送風装置の回転数を制御する。このように、本発明は、以下のような認識に基づいてなされている。すなわち、空気の流れをガイドする流れ経路に粒子フィルタを組み込んだ場合、流れ経路における流れ抵抗は一定ではないので、体積流量をほぼ一定に維持するために、流れ経路に組み込まれた送風装置の回転数を制御しなければならない、という認識である。
【0010】
流れ経路にはセンサが対応させて設けられていることが好ましい。このセンサは、粒子フィルタの下流側で流れ経路内を占める圧力または流れ経路内を占める体積流量を計測し、制御装置は、対応の計測値に基づいて送風装置の回転数を制御する。
【0011】
本発明の好適な構成によれば、制御装置は、制御に基づいて設定された送風装置のための回転数が、許容可能な最大回転数を上回っているかどうか点検する。そして、制御に基づいて設定された送風装置のための回転数が許容可能な最大回転数を上回っている場合には、制御装置は、粒子フィルタの保守点検または交換のためのメッセージを自動的に生成する。
【0012】
さらに、制御装置は、制御に基づいて決定された体積流量が許容可能な最小体積流量を下回っているかどうか点検する。そして、制御に基づいて決定された体積流量が許容可能な最小体積流量を下回っている場合には、制御装置は、警報の自動作成および/または印刷機の自動停止を行う。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の好適なさらなる構成は、従属請求項および以下の説明に記載されている。本発明の一実施形態を図面に基づいて以下に詳細に説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
【0014】
以下に、図1を参照して本発明を詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明による枚葉紙印刷機の乾燥装置10の領域を非常に概略化して示した部分図である。この乾燥装置は、枚葉紙印刷機において印刷された印刷枚葉紙11を乾燥するために用いられる。印刷枚葉紙は、乾燥装置10を矢印12の方向に通過して移動する。
【0016】
乾燥装置10は、流れ経路13に組み込まれた送風装置14を有している。送風装置14は、乾燥装置10の流れ経路13内に、印刷された印刷枚葉紙11から離れていく空気の流れ、すなわち温かい空気の流れを生成する。流れ経路13内の流れ方向は、矢印15によって図示されている。
【0017】
流れ経路13には、粒子フィルタ16がさらに組み込まれている。粒子フィルタ16は、送風装置14を介して生成される空気の流れから粒子をろ過するために、特に、枚葉紙印刷機内で印刷枚葉紙11の乾燥を促進するために印刷枚葉紙11に吹き付けられるパウダー微粒子をろ過するために用いられる。
【0018】
空気の流れからろ過された粒子に起因して粒子フィルタ16の汚れが増大している際に流れ経路13内の流れ抵抗が増大している場合には、送風装置14の回転数が一定である状態では、流れ経路13内で一定の体積流量を維持することができない。
【0019】
この問題を鑑みて、本発明では、送風装置14には制御装置17が対応させて設けられている。この制御装置は、粒子フィルタ16の汚れが増大していたとしても流れ経路13内の体積流量がほぼ一定のままとなるように、送風装置14の回転数を制御する。
【0020】
図1では、流れ経路13にはセンサ18が対応させて設けられている。このセンサは、流れ方向(矢印15)で見て粒子フィルタ16の下流側で、流れ経路13内の圧力または流れ経路内の体積流量を計測して、当該圧力または体積流量に対応する計測信号19を実際の値として制御装置17に伝達する。流れ経路13内を占める圧力の計測は、体積流量の計測よりも好ましい。その理由は、圧力の計測の方がより容易かつコスト面でより有利に行われ得るからである。たとえば特性曲線によって、流れ経路13内を占める体積流量は、流れ経路13内を占める圧力に基づいて容易かつ迅速に導き出すことができる。
【0021】
センサ18によって提供された実際の値は、制御装置17内で目標値と比較される。その際に、実際の値と目標値との間に相違が発見された場合には、制御装置は送風装置14用の操作信号20として、送風装置のための変化した回転数を検出する。この回転数に合わせて、流れ経路13内の所定の体積流量が維持され、よってほぼ一定に保持され得る。たとえば粒子フィルタ16の汚れが増大することに起因して、流れ経路内の体積流量が低下すると、制御装置17は送風装置14の回転数を増大させるので、結果として体積流量は一定に維持され得る。
【0022】
送風装置の回転数を上述のように制御している間に、制御装置17によって、制御に基づいて設定された送風装置用の回転数が許容可能な最大回転数を上回っているかどうかが連続して点検される。制御に基づいて設定された送風装置用の回転数が許容可能な最大回転数を上回っている場合には、制御装置17はメッセージ21を自動的に作成し、このメッセージに基づいて粒子フィルタ16の保守点検または交換が行われる。このメッセージ21は、たとえば表示装置22にて視覚化され得る。
【0023】
さらに、制御中に制御装置17では、制御に基づいて決定された体積流量が許容可能な最小体積流量を下回っているかどうかが点検される。
【0024】
制御に基づいて決定された体積流量が許容可能な最小体積流量を下回っている場合には、制御装置は警報23を自動的に生成する。この警報も同様に表示装置24で視覚化され得る。さらにこの場合には、印刷機を自動的に停止することもできる。すなわち、実際の体積流量が許容可能な最小体積流量を下回ると、図示の実施形態では、必要な乾燥速度が乾燥装置10によってもはや保証されなくなるからである。
【0025】
上述したように、本発明は枚葉紙印刷機の乾燥装置での使用に限定されない。本発明は、送風装置を介して空気の流れが生成される流れ経路に粒子フィルタが組み込まれることになっている箇所であれば、印刷機上または印刷機内のどの箇所でも使用可能である。
【0026】
本発明の応用は、好ましくは、特に、印刷装置の枚葉紙搬送領域から印刷機の枚葉紙排紙機への空気流を用いて余分なパウダーを吸い出す目的で行うことも可能である。パウダーの吸い出しは、連続運転時には一定のままとする。その理由は、パウダーは確かに調量された状態で吹き付けられるが、しかし、枚葉紙搬送領域では強く旋回して部分的に比較的大きな印刷機領域に散布される。したがって、余分なパウダーを除去するためには、ここでも同様に一定の高い吸い出し率(Absaugleistung)が必要となる。本発明によると、この要件は、印刷機の枚葉紙排紙機のパウダー吸い出しのための装置の既に上述した手段によって、効率的に満たされ得る。
【0027】
本発明は、枚葉紙印刷機でもロール紙印刷機でも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明による印刷機の本発明の主要な構成要素を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0029】
10 乾燥装置
11 印刷枚葉紙
12 搬送方向
13 流れ経路
14 送風装置
15 流れ方向
16 粒子フィルタ
17 制御装置
18 センサ
19 計測信号
20 操作信号
21 メッセージ
22 表示装置
23 警報
24 表示装置




 

 


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